JP2015054743A - 用紙積載装置、用紙後処理装置及び画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】剛性の弱い用紙でも用紙収容部上に整然と積載することができる。【解決手段】用紙Pを収容する用紙収容部としての排紙トレイ301に、排紙手段としての排紙ローラ対209によって排紙される用紙Pを排紙トレイ301に積載させる用紙積載装置300において、排紙ローラ対209によって排紙されている用紙Pの先端部が排紙トレイ301での搬送方向における終端部の直上位置に達する間、用紙Pの自重に抗して用紙Pの全体を持ち上げる用紙持上げ手段を備える。【選択図】図3
Description
本発明は、用紙を用紙収容部上に積載収容する用紙積載装置、並びに、その用紙積載装置を備えた用紙後処理装置及び画像形成装置に関するものである。
従来、この種の用紙積載装置では、画像を形成した用紙を排紙手段としての排紙ベルトによって用紙収容部としての排紙トレイ上に排紙し、排紙トレイ上に順次積載する。この用紙積載装置として、特許文献1に記載されたものが知られている。
この特許文献1の用紙積載装置では、搬送方向の排紙トレイからみて上流側の、搬送方向に対し直交する方向に互いに離間した場所に、空気吹き出し手段がそれぞれ設けられている。各空気吹き出し手段から吹き出された空気流は、搬送方向の上流側からみて用紙の両端部分に吹き付けられる。搬送されている用紙の両端部分が、各空気吹き出し手段による空気流の吹きあたる部分を通過することで上方向に持上げられる。この結果、搬送方向の上流側からみて用紙の中央部分が下方に凸状に形成され、搬送方向に対する見かけの剛性、いわゆる用紙の「こし」の強さを増大させている。これにより、排紙トレイ上に搬送中において折れ曲がることなく、先に排紙トレイ上に積載されている用紙の直上位置まで用紙を搬送でき、略水平な姿勢を保ったまま落下させて用紙を揃えて積載することができる。よって、排紙トレイ上に排出される用紙の積載整合性を向上させている。
しかしながら、上記特許文献1の用紙積載装置では、用紙が搬送されることで空気流の吹きあたる部分が用紙上で相対的に移動している。剛性の弱い用紙の場合、搬送している用紙の両端部分が空気流の吹きあたる部分を通過すると、用紙の自重により搬送方向の用紙の先端部が垂れてしまい、その用紙の先端部が排紙トレイ上の先に積載されている用紙の表面をこすりながら移動する。このため、用紙の連れ動きが生じて先の用紙が捲り上がったり、捲り上った用紙の上に用紙が載ったりして、用紙が排紙トレイ上に整然と積載されないという問題点があった。
本発明は以上の問題点に鑑みなされたものであり、その目的は、剛性の弱い用紙でも用紙収容部上に整然と積載することができる用紙積載装置、並びに、その用紙積載装置を備えた用紙後処理装置及び画像形成装置を提供することである。
上記目的を達成するために、請求項1の発明は、用紙を収容する用紙収容部に、排紙手段によって排紙される前記用紙を前記用紙収容部に積載させる用紙積載装置において、前記排紙手段によって排紙されている前記用紙の先端部が前記用紙収容部での搬送方向における終端部の直上位置に達する間、前記用紙の自重に抗して前記用紙を持ち上げる用紙持上げ手段を備えることを特徴とすることを特徴とするものである。
本発明によれば、剛性の弱い用紙でも用紙収容部上に整然と積載することができるという特有の効果が得られる。
以下、本発明を適用した用紙積載装置300と用紙後処理装置200と画像形成装置100とを備えた画像形成システム1の一実施形態について、図を用いて説明する。なお、本実施形態は一例にすぎず、本発明は、以下に説明する構成に限定されるものではない。例えば、用紙積載装置単体、用紙積載装置を備えた用紙後処理装置、用紙積載装置を備えた画像形成装置にも適用可能である。図1は、本実施形態に係る画像形成装置100と用紙後処理装置200と用紙積載装置300とを備える画像形成システム1の概略構成図である。
図1に示すように、画像形成システム1は、画像形成装置100と、用紙後処理装置200と用紙積載装置300とを備えている。画像形成装置100と用紙後処理装置200とは、相互に通信可能に接続されている。画像形成システム1では、画像形成装置100が用紙Pに画像を形成し、用紙後処理装置200が画像形成装置100から用紙Pを受け入れて、受け入れた用紙Pに各種の後処理を施す。受け入れた用紙Pに施す各種の後処理としては、例えば、綴じ処理、中折り処理等が挙げられる。
本実施形態では、綴じ処理及び中折り処理において、用紙後処理装置200は複数の用紙Pが積層されて形成された用紙束Pbを、針を用いて綴じる。また、上記のように各種の後処理を行う用紙後処理装置200は、動作モードとして、ノンステイプルモードと、ステイプルモードと、中折りモードとを有している。さらに、画像形成装置100としては、公知の構成のものを適用でき、本実施形態では電子写真方式のカラー複写機を備えている。この画像形成装置100は、例えば、制御部や作像部、光書き込み部、給紙部、給紙搬送路、画像読取部、中間転写部、定着部、排紙搬送路、両面搬送路等(いずれも不図示)を有し、用紙Pの両面または片面に画像を形成する。
図1に示す画像形成装置100は、転写ベルト109の走行方向に沿って配置された4個の画像形成ユニット102a、102b、102c、102dを有する。画像形成ユニット102aは、像担持体としての感光ドラム103a、ドラム帯電器104a、露光装置105a、現像器106a、転写器107a、クリーニング装置108a等から構成されている。画像形成ユニット102b〜102dも、102aと同様に構成されている。画像形成ユニット102a〜102dは、例えば、102aがイエロー、102bがマゼンダ、102cがシアン、102dがブラック、とそれぞれ異なる色の画像を形成する。
感光ドラム103aは、画像形成装置の制御部(不図示)から画像形成動作の開始指示信号を受けると、矢印Bの方向に回転を始め、画像形成動作が終了するまで回転を続ける。感光ドラム103aが回転を開始すると、ドラム帯電器104aに高電圧が印加され、感光ドラム103aの表面に負の電荷が均一に帯電される。ドットイメージに変換された文字データや図形データが、露光装置105aのオン/オフ信号として画像形成装置の制御部(不図示)から画像形成装置100に送られる。すると、感光ドラム103a表面に、露光装置105aよりレーザ光が照射される部分と照射されない部分が形成される。露光装置105aからのレーザ光の照射により、感光ドラム103a上の電荷の低下した部分が、現像器106aと対向する位置に到達すると、感光ドラム103a上の電荷の低下した部分に、負電荷に帯電したトナーが引き付けられ、トナー像が形成される。
感光ドラム103a上に形成されたトナー像が1次転写手段としての転写器107aに到達すると、そのトナー像は転写器107aに印加された高電圧の作用によって矢印Aの方向に回転している転写ベルト109上に転写される。なお、転写位置(画像転写部位)を通過後も感光ドラム103a上に転写されずに残留しているトナーは、クリーニング装置108aで清掃され、次の画像形成動作に備えられる。
画像形成ユニット102aに続いて画像形成ユニット102bでも同様に画像形成動作が行われ、感光ドラム103b上に形成されたトナー像が、転写器107bに印加された高電圧の作用により転写ベルト109上に転写される。この時、画像形成ユニット102aにて形成され、転写ベルト109上に転写された画像が、転写器107bに到達するタイミングと、感光ドラム103b上に形成されたトナー像が、転写ベルト109に転写されるタイミングとを合わせる。これにより、画像形成ユニット102aと画像形成ユニット102bで形成されたトナー像が転写ベルト109上で重なる。同様に画像形成ユニット102c、102dで形成されたトナー像を転写ベルト109上に重ねることによってフルカラー画像が転写ベルト109上に形成されることになる。
フルカラー画像が2次転写手段としての用紙転写器110に到達すると同時に、画像形成装置の給紙部111から矢印C方向に搬送されてきた記録媒体としての用紙Pが用紙転写器110に到達する。用紙転写器110に印加された高電圧の作用によって転写ベルト109上のフルカラー画像は用紙Pの上側に転写される。フルカラー画像(未定着トナー像)が形成された用紙Pは、二次転写ニップを出た後、定着装置114に送られる。
定着装置114は、定着ローラ114aと、この定着ローラ114aに向けて押圧される加圧ローラ114bとを備えている。これら定着ローラ114aと加圧ローラ114bとは互いに当接して定着ニップを形成しており、用紙Pをここに挟み込む。定着ローラ114aは、内部に加熱手段たる熱源114cを有しており、これの発熱によって定着ローラ114aを加熱する。加熱された定着ローラ114aは、定着ニップに挟み込まれた用紙に熱量を付与して加熱する。この加熱やニップ圧の影響により、用紙上のフルカラー画像が定着せしめられる。
一方、フルカラー画像が用紙転写器110通過後、転写ベルト109上には転写されないトナーが付着しており、そのトナーはベルト清掃機構113によって清掃される。
定着装置114を過後した用紙Pは、排出モードによって搬送される経路が異なる。片面印刷の場合は、フルカラー画像が定着された面がおもて面となるように排出されるフェースアップ排出されるか、フルカラー画像が定着された面がおもて面となるように排出されるフェースダウン排出される。フェースアップ排出の場合は、定着装置114を通過した用紙Pはそのままの状態で図1の矢印Dが示すよう画像形成装置100から用紙後処理装置200に搬送される。一方、フェースダウン排出の場合は、定着装置114を通過後に矢印E1が示すようにスイッチバック部115に向けて送られる。そして、スイッチバック部115により用紙Pを反転して図1の矢印E2が示すよう画像形成装置100から用紙後処理装置200に搬送される。
両面印刷の場合は,定着装置114を通過後の用紙Pは矢印Fが示すようスイッチバック部115から両面搬送路116に搬送されて再び用紙転写器110に戻り、前述と同じように形成されたフルカラー画像が用紙Pに転写されて定着装置114を通過する。定着装置114を通過した用紙Pは、前述のようにフェースアップ排出と、スイッチバック部115により用紙Pを反転して排出するフェースダウン排出とが可能である。
図2は、用紙後処理装置及び用紙積載装置の構成を説明する概略断面図である。図2に示す用紙後処理装置200には、画像形成装置100から排出された用紙Pを受け入れて当該用紙Pを排紙トレイ301に排出するための第1搬送路Pt1が設けられている。また、第1搬送路Pt1から分岐して用紙束Pbに綴じ処理等を施すための第2搬送路Pt2が設けられている。そして、第1搬送路Pt1、第2搬送路Pt2は、例えば、複数の搬送ローラ対201〜207やガイド部材(不図示)等によって形成された搬送部を構成し、分岐爪208によって第1搬送路Pt1又は第2搬送路Pt2に用紙の搬送方向が切り替わる。
第1搬送路Pt1には、搬送ローラ対201、202、分岐爪208、搬送ローラ対203、排紙ローラ対209の順で、第1搬送路Pt1の用紙搬送方向上流側(以下、単に上流側という)から用紙搬送方向下流側(以下、単に下流側という)に向けて配置されている。搬送ローラ対201、202、搬送ローラ対203及び排紙ローラ対209の各ローラは、モータ(不図示)によって回転駆動されて用紙Pを搬送する。搬送ローラ対201の上流側には、搬送センサ(不図示)が配置されており、この搬送センサで用紙Pが用紙後処理装置200内へ搬入されたことを検知する。
また、搬送ローラ対202の下流側には、分岐爪208が配置されている。この分岐爪208は、回動してその姿勢を切り替えることで、上流側から搬送されてきた用紙Pを、第1搬送路Pt1における分岐爪208の下流側の部分と、第2搬送路Pt2とのいずれか一方へ選択的に案内する。この分岐爪208は、例えばモータやソレノイドなどで駆動される。
ノンステイプルモードにおいて、画像形成装置100から第1搬送路Pt1に搬入された用紙Pは、搬送ローラ対201、202、203および排紙ローラ対209によって搬送されて、排紙トレイ301に排出される。また、ステイプルモード及び中折りモードでは、第1搬送路Pt1に搬入された用紙Pは、分岐爪208で進行方向を変えられて、第2搬送路Pt2へ搬送される。第2搬送路Pt2には、搬送ローラ対204、205、206、207と、ステイプルトレイ210と、ステイプル装置211とが配置されている。搬送ローラ対204、205、206、207の各ローラは、モータ(不図示)によって駆動されて用紙Pを搬送する。
ステイプルモードでは、画像形成装置100から受け入れた用紙Pは順次、ステイプルトレイ210上に集積される。これにより、指定された枚数(複数)の用紙Pが積層され、用紙束Pbが形成される。この際、各用紙Pはその後端がステイプルトレイ210に設けられた第1可動基準フェンス(不図示)に当接し、用紙搬送方向位置が揃えられるとともに、第2可動基準フェンス(不図示)によって幅方向位置が揃えられる。なお、第1可動基準フェンスはモータによって駆動される。ここで、ステイプルトレイ210、第1可動基準フェンス及び第2可動基準フェンスは、複数の用紙Pを重ねて用紙束Pbとする束化部を構成している。束化部は、第1可動基準フェンスを駆動するモータや第2可動基準フェンスを駆動するモータを含み、束化された用紙束Pbは、第1可動基準フェンスによってステイプル装置211へ搬送される。ステイプル装置211では、ステイプル針に圧力をかけて用紙束Pbを綴じる。
綴じられた用紙束Pbは、第2可動基準フェンスによって第1搬送路Pt1に戻され、搬送ローラ対203及び排紙ローラ対209によって搬送されて排紙トレイ301に排出される。
一方、中折りモードでは、第2搬送路Pt2に搬送された用紙Pはステイプルトレイ210に搬送される。中折り位置に搬送された用紙束Pbの用紙搬送方向中央部と対向する中折りブレード212が、図1図中の右から左へ移動して、用紙束Pbの用紙搬送方向中央部を折り曲げながら押圧ローラ対213の間に押し込む。この時、中折りブレード212は、モータ(不図示)によって駆動される。
そして、折り曲げられた用紙束Pbは、押圧ローラ対213によって上下から押圧される。ここで、押圧ローラ対213のローラは、モータ(不図示)によって駆動される。このようにして折り曲げられた用紙束Pbは、押圧ローラ対213によって、排紙トレイ301上に排紙される。
また、用紙後処理装置200には、各部の動作を制御する図示しない制御部を備えている。この制御部は、CPU、記憶部、通信インターフェース等を有するコンピュータである。この制御部には、搬送センサ等が接続されている。そして、制御部(CPU)は、記憶部に記憶されているプログラムに従って、用紙後処理装置200の各部を駆動制御する。また、制御部は、上述したように画像形成装置100の制御部(不図示)とデータ通信可能に接続されている。さらに、用紙積載装置300は、用紙収容部としての排紙トレイ301、用紙持上げ手段に含まれるカバー部302、用紙突き当て部303及び用紙持上げ手段に含まれる送風装置304を備えている。図2に示すように、カバー部302は排紙トレイ301の上部に配置され、送風装置304は排紙ローラ対209の設置位置より上部に設置されている。用紙突き当て部303は、カバー部302の搬送方向の後端部に取り付けられている。この用紙突き当て部303は、送風装置304によって送られる風が通り抜けられるよう、板材に孔等が設けられ、あるいはスリット状構造になっている。送風装置304では、モータ(不図示)によってファンを回転させて図2中の矢印Bの方向に送風する。なお、カバー部302は、排紙トレイ301上に積載された用紙を容易に取り出すことができるように、装置への取り付け部分に軸回動部材を設けて図2中の矢印Aに開閉自在にしてもよい。送風装置304には、低コスト化を図るために、用紙後処理装置200に設けられている排気用のファンを用いて適用してもよい。
(実施例1)
次に、上記実施形態における用紙積載装置の一実施例(以下、本実施例を「実施例1」という。)について説明する。図3は実施例1の用紙積載装置300のカバー部302の構成を示す図である。図3(a)は斜視図であり、図3(b)及び図3(c)は搬送方向からみた断面図である。
図3(a)及び図3(b)に示すように、用紙持上げ手段としてのカバー部302では、用紙の搬送方向からみて、第1風洞部302aと第2風洞部302bとが互いに隣接し、かつ互いに連通して形成されている。ここで、用紙の搬送方向に対して直交する方向の、第1風洞部302aの断面積をS1[m2]、第2風洞部302bの断面積をS2[m2]とする。また、カバー部302内に形成されている流路に一定の流速の風を送ったときの第1風洞部302aの流速をV1[m3/s]、第2風洞部302bの流速をV2[m3/s]、大気圧をPatm[Pa]、第1風洞部302aの内圧をP1[Pa]、第2風洞部302bの内圧をP2[Pa]とする。第1風洞部302aの断面積S1は、第2風洞部302bの断面積S2より小さい。つまり、S1<S2となっている。この断面積の差により、第1風洞部302aと第2風洞部302bとの流速の関係は、V1>V2になる。この結果、ベルヌーイの定理と、連続の式とにより、圧力の関係は、Patm>P2>P1となる。ベルヌーイの定理とは、流体の単位質量あたりのエネルギーの保存則を表した定理である。連続の式とは、流体における質量保存の法則を表した式である。ベルヌーイの定理と連続の式とを組み合わせると、断面積が減少するような流路では、流れは加速されて圧力が減少し、逆に断面積が拡大するような流路では、流れは減速して圧力が上昇することがわかる。
次に、上記実施形態における用紙積載装置の一実施例(以下、本実施例を「実施例1」という。)について説明する。図3は実施例1の用紙積載装置300のカバー部302の構成を示す図である。図3(a)は斜視図であり、図3(b)及び図3(c)は搬送方向からみた断面図である。
図3(a)及び図3(b)に示すように、用紙持上げ手段としてのカバー部302では、用紙の搬送方向からみて、第1風洞部302aと第2風洞部302bとが互いに隣接し、かつ互いに連通して形成されている。ここで、用紙の搬送方向に対して直交する方向の、第1風洞部302aの断面積をS1[m2]、第2風洞部302bの断面積をS2[m2]とする。また、カバー部302内に形成されている流路に一定の流速の風を送ったときの第1風洞部302aの流速をV1[m3/s]、第2風洞部302bの流速をV2[m3/s]、大気圧をPatm[Pa]、第1風洞部302aの内圧をP1[Pa]、第2風洞部302bの内圧をP2[Pa]とする。第1風洞部302aの断面積S1は、第2風洞部302bの断面積S2より小さい。つまり、S1<S2となっている。この断面積の差により、第1風洞部302aと第2風洞部302bとの流速の関係は、V1>V2になる。この結果、ベルヌーイの定理と、連続の式とにより、圧力の関係は、Patm>P2>P1となる。ベルヌーイの定理とは、流体の単位質量あたりのエネルギーの保存則を表した定理である。連続の式とは、流体における質量保存の法則を表した式である。ベルヌーイの定理と連続の式とを組み合わせると、断面積が減少するような流路では、流れは加速されて圧力が減少し、逆に断面積が拡大するような流路では、流れは減速して圧力が上昇することがわかる。
このような圧力差が形成されているために、ノンステイプルモード、ステイプルモードで処理された用紙Pが進入してくると、図3(c)に示すように、用紙の搬送方向からみて、カバー部302の中央部分の第2風洞部302bに対して左右両側部分の第1風洞部302aの方が負圧減となる。このため、用紙Pは各第1風洞部302aで持ち上げられる。これにより、用紙P全体が用紙の搬送方向からみて中央部分が下方に凸形状になり、搬送方向に対する見かけの剛性である、こしの強さを増大させることができる。剛性の弱い用紙であっても、折れ曲がることなく、その用紙を用紙収容部上に先に積載されている用紙の直上位置まで移動でき、略水平な姿勢を保ったまま落下させることができる。よって、剛性の弱い用紙でも用紙収容部上に整然と積載することができる。
なお、図3の用紙積載装置300では、用紙の搬送方向からみて、カバー部302の左右両側部分に第1風洞部302aをそれぞれ設け、かつ中央部分に第2風洞部302bを設けているが、これに限定する必要はない。例えば、カバー部302の断面形状の一例を示す図4(a)に示すように、用紙の搬送方向からみて、カバー部302の中央部分に第1風洞部302aを設け、左右両側部分に第2風洞部302bをそれぞれ設け、用紙Pの中央部分が上方に凸形状になるようにする。また、図4(b)に示すように、用紙の搬送方向からみて、カバー部302の図中左側から第1風洞部302a、第2風洞部302b、第1風洞部302a、第2風洞部302b、第1風洞部302aを順に設け、用紙Pの左右両側部分及び中央部分が上方に凸形状になるようにする。これにより、用紙のこしの強さをより一層増大させることができる。
(実施例2)
次に、上記実施形態における用紙積載装置の一実施例(以下、本実施例を「実施例2」という。)について説明する。図5は実施例2の用紙積載装置の構成を示す搬送方向に対し直交する方向からみた断面図である。上記実施例1では送風装置304によって用紙Pとカバー部302との間の空間に送風して用紙Pに浮力を生じさせている。図5(a)に示すような実施例2としてカバー部302と用紙Pとの間に形成される空洞部の空気を、カバー部302に設けた吸引口306を介して吸引ポンプ305によって吸引する用紙持上げ手段としての吸引手段を設けることでも実施例1と同様な作用効果が得られる。つまり、図5(b)、(c)に示すように、カバー部302の吸引口306から空洞部の空気を吸引ポンプ305で吸引して空洞部内を負圧状態にして、カバー部302で覆っている用紙Pの全体をカバー部302側に持ち上げる。これにより、用紙Pの全体を落下しないように保持する。そして、用紙P全体の持ち上げている状態から排紙トレイ301に落下させることにより、剛性の弱い用紙でも用紙収容部上に整然と積載することができる。
次に、上記実施形態における用紙積載装置の一実施例(以下、本実施例を「実施例2」という。)について説明する。図5は実施例2の用紙積載装置の構成を示す搬送方向に対し直交する方向からみた断面図である。上記実施例1では送風装置304によって用紙Pとカバー部302との間の空間に送風して用紙Pに浮力を生じさせている。図5(a)に示すような実施例2としてカバー部302と用紙Pとの間に形成される空洞部の空気を、カバー部302に設けた吸引口306を介して吸引ポンプ305によって吸引する用紙持上げ手段としての吸引手段を設けることでも実施例1と同様な作用効果が得られる。つまり、図5(b)、(c)に示すように、カバー部302の吸引口306から空洞部の空気を吸引ポンプ305で吸引して空洞部内を負圧状態にして、カバー部302で覆っている用紙Pの全体をカバー部302側に持ち上げる。これにより、用紙Pの全体を落下しないように保持する。そして、用紙P全体の持ち上げている状態から排紙トレイ301に落下させることにより、剛性の弱い用紙でも用紙収容部上に整然と積載することができる。
(実施例3)
次に、上記実施形態における用紙積載装置の一実施例(以下、本実施例を「実施例3」という。)について説明する。図6(a)は実施例3の用紙積載装置の構成を示す搬送方向からみた断面図、(b)は平面図である。実施例3の用紙積載装置300は、排紙トレイ301において搬送方向と略同じ方向に沿って、かつ排紙トレイ301の搬送方向からみた両側に、変形手段としての空気吹き出し手段を設けている。図6(a)、(b)に示すように、空気吹き出し手段の吹出口307を用紙Pの搬送方向からみて両端部分に対向する全長にわたる場所に上方に向けて複数並べる。あるいは、図示していないが1つ又は複数の吹出口の開口断面形状を上記全長にわたる長尺形状にしてもよい。ポンプ308を用いて吹出口307の上方に搬送している用紙の両端部分の略全域にわたって下方向から空気を吹き当てることで、吹き当てられた用紙の両端部分が上方向に曲げられる。これにより、排紙トレイの上方で用紙Pを落下しないように保持しながら、用紙のこしをつけ続けることができる。よって、剛性の弱い用紙でも用紙収容部上に整然と積載することができる。
次に、上記実施形態における用紙積載装置の一実施例(以下、本実施例を「実施例3」という。)について説明する。図6(a)は実施例3の用紙積載装置の構成を示す搬送方向からみた断面図、(b)は平面図である。実施例3の用紙積載装置300は、排紙トレイ301において搬送方向と略同じ方向に沿って、かつ排紙トレイ301の搬送方向からみた両側に、変形手段としての空気吹き出し手段を設けている。図6(a)、(b)に示すように、空気吹き出し手段の吹出口307を用紙Pの搬送方向からみて両端部分に対向する全長にわたる場所に上方に向けて複数並べる。あるいは、図示していないが1つ又は複数の吹出口の開口断面形状を上記全長にわたる長尺形状にしてもよい。ポンプ308を用いて吹出口307の上方に搬送している用紙の両端部分の略全域にわたって下方向から空気を吹き当てることで、吹き当てられた用紙の両端部分が上方向に曲げられる。これにより、排紙トレイの上方で用紙Pを落下しないように保持しながら、用紙のこしをつけ続けることができる。よって、剛性の弱い用紙でも用紙収容部上に整然と積載することができる。
(変形例1)
次に、上記実施形態における用紙積載装置の一変形例(以下、本変形例を「変形例1」という。)について説明する。
図7は、用紙積載装置の変形例1の構成を示す断面図である。図7に示すように、第1搬送経路Pt1において排紙ローラ対209の直前に配置された搬送センサ214により、排出中の用紙Pの位置を検知する。この検知信号に基づいて送風装置304のオン/オフを制御したり、風量を可変したりすることにより、用紙Pの良好な積載状態を確保することができる。具体的には、図7(a)に示すように、搬送センサ214による検知信号がない用紙と用紙との間では、送風装置304をオフにして送風を止める。図7(b)に示すように、搬送センサ214によって排出されてくる用紙の先端を検知したら送風装置304をオンにして送風を開始する。不安定な用紙先端部分の排出時には風量を低減させる。用紙の自重により用紙が垂れ下がるような、搬送方向の用紙の先端部から下流側の部分(中腹部分や後端部分)がカバー部302を排紙しているときの風量を増大させる。図7(c)に示すように、用紙Pの後端が搬送センサ214により検知されたときは、用紙の自重により排紙トレイ301上に落下させるために送風を止める。また、用紙サイズが大きい場合は、搬送方向の用紙の先端部分まで風が届くようにするため風量を増大する。これにより、用紙が大きなサイズであっても用紙全体を持ち上げることができとともに用紙のこしの強さを増大させることができる。
次に、上記実施形態における用紙積載装置の一変形例(以下、本変形例を「変形例1」という。)について説明する。
図7は、用紙積載装置の変形例1の構成を示す断面図である。図7に示すように、第1搬送経路Pt1において排紙ローラ対209の直前に配置された搬送センサ214により、排出中の用紙Pの位置を検知する。この検知信号に基づいて送風装置304のオン/オフを制御したり、風量を可変したりすることにより、用紙Pの良好な積載状態を確保することができる。具体的には、図7(a)に示すように、搬送センサ214による検知信号がない用紙と用紙との間では、送風装置304をオフにして送風を止める。図7(b)に示すように、搬送センサ214によって排出されてくる用紙の先端を検知したら送風装置304をオンにして送風を開始する。不安定な用紙先端部分の排出時には風量を低減させる。用紙の自重により用紙が垂れ下がるような、搬送方向の用紙の先端部から下流側の部分(中腹部分や後端部分)がカバー部302を排紙しているときの風量を増大させる。図7(c)に示すように、用紙Pの後端が搬送センサ214により検知されたときは、用紙の自重により排紙トレイ301上に落下させるために送風を止める。また、用紙サイズが大きい場合は、搬送方向の用紙の先端部分まで風が届くようにするため風量を増大する。これにより、用紙が大きなサイズであっても用紙全体を持ち上げることができとともに用紙のこしの強さを増大させることができる。
以上に説明したものは一例であり、本発明は、次の態様毎に特有の効果を奏する。
(態様1)
用紙Pを収容する用紙収容部としての排紙トレイ301に、排紙手段としての排紙ローラ対209によって排紙される用紙Pを排紙トレイ301に積載させる用紙積載装置300において、排紙ローラ対209によって排紙されている用紙Pの先端部が排紙トレイ301での搬送方向における終端部の直上位置に達する間、用紙Pの自重に抗して用紙Pを持ち上げる用紙持上げ手段を備える。
これによれば、上記実施形態について説明したように、排紙ローラ対209によって排紙されてくる用紙Pは、落下しないように保持される。例えば、用紙Pを覆うカバー部302を設け、用紙Pとカバー部302との間に形成される空間に送風装置304によって送風して用紙Pに浮力を生じさせることで用紙Pを持ち上げる。あるいは、カバー部と用紙との間に形成される空洞部の内部を吸引することで用紙Pを持ち上げる。空洞部内を負圧状態にして排紙されている用紙Pの先端部が排紙トレイ301での搬送方向における終端部の直上位置に達する間用紙Pを持ち上げ、用紙Pの全体を落下しないように保持する。そして、用紙Pの持ち上げている状態から排紙トレイ301に落下させることにより、剛性の弱い用紙でも用紙収容部上に整然と積載することができる。
(態様2)
(態様1)において、用紙持上げ手段は、用紙Pの表面を覆うカバー部302と、このカバー部302と用紙Pのとの間に搬送方向と略平行な方向で送風する送風手段としての送風装置304とを備える。これによれば、上記実施形態の実施例1について説明したように、用紙Pとカバー部302との間に形成される空間に搬送方向と略平行な方向で送風装置304によって送風して用紙Pに浮力を生じさせることで用紙Pを持ち上げる。よって、搬送方向の用紙の先端部が自重により垂れ下がることを回避でき、排紙トレイ上の先に積載されている用紙の表面をこすりながら積載されることを抑制できる。
(態様3)
(態様1)又は(態様2)のいずれかにおいて、搬送方向の上流側からみて用紙Pの一部を上下いずれかに凸状に変形させる変形手段を有する。
これによれば、上記実施形態について説明したように、用紙Pの搬送方向の上流側からみて用紙Pの一部、例えば両端部分を、上下いずれかに凸状に変形させる。具体的には、カバー部302に、用紙Pの搬送方向に対し直交する方向の断面積の互いに異なる複数の空間である第1風洞部302a及び第2風洞部302bを形成する。これらの風洞部は互いに隣接して設けられ、互いに連通している。用紙Pの搬送方向に対し直交する方向の断面積において、第1風洞部302aが第2風洞部302bより小さい場合、これらの風洞部に用紙Pの搬送方向と略平行な方向で送風すると、第1風洞部302aの流速は第2風洞部302bより速くなる。この結果、大気圧に対して第1風洞部302aは負圧になり、第1風洞部302aは第2風洞部302aよりもさらに負圧になる。第1風洞部302aにおける用紙Pに対する浮力は、第2風洞部302bにおける用紙Pに対する浮力より大きくなる。この結果、第1風洞部302aにおける用紙Pの部分を、第2風洞部302bにおける用紙Pの部分よりも大きく変形させることで、搬送方向に対する用紙Pのこしの強さを増大させることができる。第1風洞部302aを搬送方向の上流側からみてカバー部302の両端部分に少なくとも設ける。これにより、用紙Pは、搬送方向の上流側からみて両端部分が上方に凸状に変形する。排紙ローラ対209によって排紙されている用紙Pの先端部が排紙トレイ301での搬送方向における終端部の直上位置に達する間、搬送方向に対する見かけの剛性である用紙のこしの強さを増大させる。よって、剛性の弱い用紙であっても、折れ曲がることなく、その用紙を用紙収容部上に先に積載されている用紙の直上位置まで移動でき、略水平な姿勢を保ったまま落下させることができる。よって、剛性の弱い用紙でも用紙収容部上に整然と積載することができる。
(態様4)
(態様3)において、変形手段は、カバー部302に用紙Pの搬送方向に対し直交する方向の断面積の互いに異なる空間である第1風洞部302aと第2風洞部302bとを備える。これによれば、上記実施形態の実施例1について説明したように、用紙Pのこしの強さを増大させ、用紙Pが座屈することなく、排紙トレイ301上に整然に積載することができる。
(態様5)
(態様4)において、第1風洞部302aと第2風洞部302bとは互いに隣接して設けられている。これによれば、上記実施形態の実施例1について説明したように、用紙全体の表面を覆うカバー部302と用紙全体のとの間に送風装置304によって送風する。すると、第1風洞部302aと第2風洞部302bとで負圧の大きさが互いに異なり用紙Pの変形の大きさが異なるので、互いに隣接する第1風洞部302aと第2風洞部302bとの間で用紙Pの搬送方向からみた断面形状が変形する。これにより、用紙Pのこしの強さを増大でき、用紙Pを座屈することなく、排紙トレイ301上に整然に積載することができる。
(態様6)
(態様4)又は(態様5)において、用紙Pの搬送方向に対し直交する方向の断面積が、第2風洞部302bより第1風洞部302aが小さいとき、第1風洞部302aを用紙Pの搬送方向の上流側からみて両端部分に形成し、第2風洞部302bを用紙Pの搬送方向の上流側からみて中央部分に形成し、用紙Pを搬送方向の上流側からみて中央部分を下方に凸状に変形させる。これによれば、上記実施形態の実施例1について説明したように、用紙Pのこしの強さを増大でき、用紙Pを座屈することなく、排紙トレイ301上に整然に積載することができる。
(態様7)
(態様2)〜(態様6)のいずれかにおいて、送風手段としての送風装置304では、排出される用紙と用紙との間及び用紙を落下させる間で送風を止め、搬送方向に対し直交する方向からみた搬送方向の用紙の先端部から下流側の部分が搬送されている間、及びサイズが大きい用紙が排出されている間の風量を増大させる。これによれば、上記実施形態の変形例1について説明したように、最適な風量での送風が可能になり、排紙トレイ上への積載を効率よく行うことができる。
(態様8)
(態様1)において、用紙持上げ手段は、用紙Pの表面を覆うカバー部302と、該カバー部の一部に設けられた吸引口からカバー部302と用紙Pとの間に形成される空間の内部を吸引する吸引手段とを備える。これによれば、上記実施形態の実施例2について説明したように、用紙Pとカバー部302との間に形成される空間の内部を吸引することによって空間内を負圧状態にする。用紙Pをカバー部側に引き付けることで、用紙Pは持ち上げられる。よって、搬送方向の用紙Pの先端部が自重により垂れ下がることを回避でき、排紙トレイ上の先に積載されている用紙の表面をこすりながら積載されることを抑制できる。
(態様9)
用紙Pを収容する用紙収容部としての排紙トレイ301に、排紙手段としての排紙ローラ対209によって排紙される用紙Pを排紙トレイ301に積載させる用紙積載装置300において、用紙Pの表面を覆うカバー部302と、該カバー部302と用紙Pのとの間に搬送方向と略平行な方向で送風する送風手段としての送風装置304とを備える。これによれば、上記実施形態の実施例1について説明したように、搬送方向に対する見かけの剛性である、用紙のこしの強さを増大させている。剛性の弱い用紙であっても、折れ曲がることなく、その用紙を用紙収容部上に先に積載されている用紙の直上位置まで移動でき、略水平な姿勢を保ったまま落下させることができる。よって、剛性の弱い用紙でも用紙収容部上に整然と積載することができる。
(態様10)
(態様9)において、カバー部302に用紙Pの搬送方向に対し直交する方向の断面積の互いに異なる空間である第1風洞部302aと第2風洞部302bとを備える。これによれば、上記実施形態の実施例1について説明したように、用紙Pのこしの強さを増大させ、用紙Pが座屈することなく、排紙トレイ301上に整然に積載することができる。
(態様11)
(態様10)において、第1風洞部302aと第2風洞部302bとは互いに隣接して設けられている。これによれば、上記実施形態の実施例1について説明したように、用紙全体の表面を覆うカバー部302と用紙全体のとの間に送風装置304によって送風すると、第1風洞部302aと第2風洞部302bとで負圧の大きさが互いに異なり用紙Pの変形の大きさが異なるので、第1風洞部302aと第2風洞部302bとを互いに隣接するように設けることで、第1風洞部302aと第2風洞部302bとの間で用紙Pの搬送方向からみた断面形状が変形する。これにより、用紙Pのこしの強さを増大でき、用紙Pを座屈することなく、排紙トレイ301上に整然に積載することができる。
(態様12)
(態様10)又は(態様11)において、用紙Pの搬送方向に対し直交する方向の断面積が、第2風洞部302bより第1風洞部302aが小さいとき、第1風洞部302aを用紙の搬送方向の上流側からみて両端部分に形成するとともに第2風洞部302bを用紙の搬送方向の上流側からみて中央部分に形成し、あるいは第1風洞部302bを用紙の搬送方向の上流側からみて中央部分に形成するとともに第2風洞部302bを用紙の搬送方向の上流側からみて両端部分に形成する。これによれば、上記実施形態の実施例1について説明したように、搬送方向からみて用紙の中央部分を上方又は下方に凸形状にして用紙のこしの強さを増大させている。
(態様13)
画像形成装置100から搬送された用紙に対して後処理を行う後処理手段と、後処理手段により後処理が施された用紙Pを積載収容する用紙積載手段とを備えた用紙後処理装置において、用紙積載手段として(態様1)〜(態様12)のいずれかの用紙積載装置300を用いた。これによれば、上記実施形態について説明したように、用紙積載手段として本発明の用紙積載装置を用いることで、コスト削減や省スペース化を図りつつ、後処理が施された用紙Pを排紙トレイ301上に適切に排紙することができる。
(態様14)
用紙に画像を形成する画像形成装置本体と、画像形成装置本体により画像が形成された用紙に後処理を行う用紙後処理手段とを備えた画像形成装置において、用紙後処理手段として、(態様13)の用紙後処理装置を用いた。これによれば、上記実施形態について説明したように、コスト削減や省スペース化を図りつつ、画像が形成された用紙Pに後処理を施して排紙トレイ301上に適切に排紙することができる。
(態様1)
用紙Pを収容する用紙収容部としての排紙トレイ301に、排紙手段としての排紙ローラ対209によって排紙される用紙Pを排紙トレイ301に積載させる用紙積載装置300において、排紙ローラ対209によって排紙されている用紙Pの先端部が排紙トレイ301での搬送方向における終端部の直上位置に達する間、用紙Pの自重に抗して用紙Pを持ち上げる用紙持上げ手段を備える。
これによれば、上記実施形態について説明したように、排紙ローラ対209によって排紙されてくる用紙Pは、落下しないように保持される。例えば、用紙Pを覆うカバー部302を設け、用紙Pとカバー部302との間に形成される空間に送風装置304によって送風して用紙Pに浮力を生じさせることで用紙Pを持ち上げる。あるいは、カバー部と用紙との間に形成される空洞部の内部を吸引することで用紙Pを持ち上げる。空洞部内を負圧状態にして排紙されている用紙Pの先端部が排紙トレイ301での搬送方向における終端部の直上位置に達する間用紙Pを持ち上げ、用紙Pの全体を落下しないように保持する。そして、用紙Pの持ち上げている状態から排紙トレイ301に落下させることにより、剛性の弱い用紙でも用紙収容部上に整然と積載することができる。
(態様2)
(態様1)において、用紙持上げ手段は、用紙Pの表面を覆うカバー部302と、このカバー部302と用紙Pのとの間に搬送方向と略平行な方向で送風する送風手段としての送風装置304とを備える。これによれば、上記実施形態の実施例1について説明したように、用紙Pとカバー部302との間に形成される空間に搬送方向と略平行な方向で送風装置304によって送風して用紙Pに浮力を生じさせることで用紙Pを持ち上げる。よって、搬送方向の用紙の先端部が自重により垂れ下がることを回避でき、排紙トレイ上の先に積載されている用紙の表面をこすりながら積載されることを抑制できる。
(態様3)
(態様1)又は(態様2)のいずれかにおいて、搬送方向の上流側からみて用紙Pの一部を上下いずれかに凸状に変形させる変形手段を有する。
これによれば、上記実施形態について説明したように、用紙Pの搬送方向の上流側からみて用紙Pの一部、例えば両端部分を、上下いずれかに凸状に変形させる。具体的には、カバー部302に、用紙Pの搬送方向に対し直交する方向の断面積の互いに異なる複数の空間である第1風洞部302a及び第2風洞部302bを形成する。これらの風洞部は互いに隣接して設けられ、互いに連通している。用紙Pの搬送方向に対し直交する方向の断面積において、第1風洞部302aが第2風洞部302bより小さい場合、これらの風洞部に用紙Pの搬送方向と略平行な方向で送風すると、第1風洞部302aの流速は第2風洞部302bより速くなる。この結果、大気圧に対して第1風洞部302aは負圧になり、第1風洞部302aは第2風洞部302aよりもさらに負圧になる。第1風洞部302aにおける用紙Pに対する浮力は、第2風洞部302bにおける用紙Pに対する浮力より大きくなる。この結果、第1風洞部302aにおける用紙Pの部分を、第2風洞部302bにおける用紙Pの部分よりも大きく変形させることで、搬送方向に対する用紙Pのこしの強さを増大させることができる。第1風洞部302aを搬送方向の上流側からみてカバー部302の両端部分に少なくとも設ける。これにより、用紙Pは、搬送方向の上流側からみて両端部分が上方に凸状に変形する。排紙ローラ対209によって排紙されている用紙Pの先端部が排紙トレイ301での搬送方向における終端部の直上位置に達する間、搬送方向に対する見かけの剛性である用紙のこしの強さを増大させる。よって、剛性の弱い用紙であっても、折れ曲がることなく、その用紙を用紙収容部上に先に積載されている用紙の直上位置まで移動でき、略水平な姿勢を保ったまま落下させることができる。よって、剛性の弱い用紙でも用紙収容部上に整然と積載することができる。
(態様4)
(態様3)において、変形手段は、カバー部302に用紙Pの搬送方向に対し直交する方向の断面積の互いに異なる空間である第1風洞部302aと第2風洞部302bとを備える。これによれば、上記実施形態の実施例1について説明したように、用紙Pのこしの強さを増大させ、用紙Pが座屈することなく、排紙トレイ301上に整然に積載することができる。
(態様5)
(態様4)において、第1風洞部302aと第2風洞部302bとは互いに隣接して設けられている。これによれば、上記実施形態の実施例1について説明したように、用紙全体の表面を覆うカバー部302と用紙全体のとの間に送風装置304によって送風する。すると、第1風洞部302aと第2風洞部302bとで負圧の大きさが互いに異なり用紙Pの変形の大きさが異なるので、互いに隣接する第1風洞部302aと第2風洞部302bとの間で用紙Pの搬送方向からみた断面形状が変形する。これにより、用紙Pのこしの強さを増大でき、用紙Pを座屈することなく、排紙トレイ301上に整然に積載することができる。
(態様6)
(態様4)又は(態様5)において、用紙Pの搬送方向に対し直交する方向の断面積が、第2風洞部302bより第1風洞部302aが小さいとき、第1風洞部302aを用紙Pの搬送方向の上流側からみて両端部分に形成し、第2風洞部302bを用紙Pの搬送方向の上流側からみて中央部分に形成し、用紙Pを搬送方向の上流側からみて中央部分を下方に凸状に変形させる。これによれば、上記実施形態の実施例1について説明したように、用紙Pのこしの強さを増大でき、用紙Pを座屈することなく、排紙トレイ301上に整然に積載することができる。
(態様7)
(態様2)〜(態様6)のいずれかにおいて、送風手段としての送風装置304では、排出される用紙と用紙との間及び用紙を落下させる間で送風を止め、搬送方向に対し直交する方向からみた搬送方向の用紙の先端部から下流側の部分が搬送されている間、及びサイズが大きい用紙が排出されている間の風量を増大させる。これによれば、上記実施形態の変形例1について説明したように、最適な風量での送風が可能になり、排紙トレイ上への積載を効率よく行うことができる。
(態様8)
(態様1)において、用紙持上げ手段は、用紙Pの表面を覆うカバー部302と、該カバー部の一部に設けられた吸引口からカバー部302と用紙Pとの間に形成される空間の内部を吸引する吸引手段とを備える。これによれば、上記実施形態の実施例2について説明したように、用紙Pとカバー部302との間に形成される空間の内部を吸引することによって空間内を負圧状態にする。用紙Pをカバー部側に引き付けることで、用紙Pは持ち上げられる。よって、搬送方向の用紙Pの先端部が自重により垂れ下がることを回避でき、排紙トレイ上の先に積載されている用紙の表面をこすりながら積載されることを抑制できる。
(態様9)
用紙Pを収容する用紙収容部としての排紙トレイ301に、排紙手段としての排紙ローラ対209によって排紙される用紙Pを排紙トレイ301に積載させる用紙積載装置300において、用紙Pの表面を覆うカバー部302と、該カバー部302と用紙Pのとの間に搬送方向と略平行な方向で送風する送風手段としての送風装置304とを備える。これによれば、上記実施形態の実施例1について説明したように、搬送方向に対する見かけの剛性である、用紙のこしの強さを増大させている。剛性の弱い用紙であっても、折れ曲がることなく、その用紙を用紙収容部上に先に積載されている用紙の直上位置まで移動でき、略水平な姿勢を保ったまま落下させることができる。よって、剛性の弱い用紙でも用紙収容部上に整然と積載することができる。
(態様10)
(態様9)において、カバー部302に用紙Pの搬送方向に対し直交する方向の断面積の互いに異なる空間である第1風洞部302aと第2風洞部302bとを備える。これによれば、上記実施形態の実施例1について説明したように、用紙Pのこしの強さを増大させ、用紙Pが座屈することなく、排紙トレイ301上に整然に積載することができる。
(態様11)
(態様10)において、第1風洞部302aと第2風洞部302bとは互いに隣接して設けられている。これによれば、上記実施形態の実施例1について説明したように、用紙全体の表面を覆うカバー部302と用紙全体のとの間に送風装置304によって送風すると、第1風洞部302aと第2風洞部302bとで負圧の大きさが互いに異なり用紙Pの変形の大きさが異なるので、第1風洞部302aと第2風洞部302bとを互いに隣接するように設けることで、第1風洞部302aと第2風洞部302bとの間で用紙Pの搬送方向からみた断面形状が変形する。これにより、用紙Pのこしの強さを増大でき、用紙Pを座屈することなく、排紙トレイ301上に整然に積載することができる。
(態様12)
(態様10)又は(態様11)において、用紙Pの搬送方向に対し直交する方向の断面積が、第2風洞部302bより第1風洞部302aが小さいとき、第1風洞部302aを用紙の搬送方向の上流側からみて両端部分に形成するとともに第2風洞部302bを用紙の搬送方向の上流側からみて中央部分に形成し、あるいは第1風洞部302bを用紙の搬送方向の上流側からみて中央部分に形成するとともに第2風洞部302bを用紙の搬送方向の上流側からみて両端部分に形成する。これによれば、上記実施形態の実施例1について説明したように、搬送方向からみて用紙の中央部分を上方又は下方に凸形状にして用紙のこしの強さを増大させている。
(態様13)
画像形成装置100から搬送された用紙に対して後処理を行う後処理手段と、後処理手段により後処理が施された用紙Pを積載収容する用紙積載手段とを備えた用紙後処理装置において、用紙積載手段として(態様1)〜(態様12)のいずれかの用紙積載装置300を用いた。これによれば、上記実施形態について説明したように、用紙積載手段として本発明の用紙積載装置を用いることで、コスト削減や省スペース化を図りつつ、後処理が施された用紙Pを排紙トレイ301上に適切に排紙することができる。
(態様14)
用紙に画像を形成する画像形成装置本体と、画像形成装置本体により画像が形成された用紙に後処理を行う用紙後処理手段とを備えた画像形成装置において、用紙後処理手段として、(態様13)の用紙後処理装置を用いた。これによれば、上記実施形態について説明したように、コスト削減や省スペース化を図りつつ、画像が形成された用紙Pに後処理を施して排紙トレイ301上に適切に排紙することができる。
100 画像形成装置
200 用紙後処理装置
209 排紙ローラ対
214 搬送センサ
300 用紙積載装置
301 排紙トレイ
302 カバー部
302a 第1風洞部
302b 第2風洞部
303 用紙突き当て部
304 送風装置
200 用紙後処理装置
209 排紙ローラ対
214 搬送センサ
300 用紙積載装置
301 排紙トレイ
302 カバー部
302a 第1風洞部
302b 第2風洞部
303 用紙突き当て部
304 送風装置
Claims (14)
- 用紙を収容する用紙収容部に、排紙手段によって排紙される前記用紙を前記用紙収容部に積載させる用紙積載装置において、
前記排紙手段によって排紙されている前記用紙の先端部が前記用紙収容部での搬送方向における終端部の直上位置に達する間、前記用紙の自重に抗して前記用紙を持ち上げる用紙持上げ手段を備えることを特徴とする用紙積載装置。 - 請求項1記載の用紙積載装置において、
前記用紙持上げ手段は、前記用紙の表面を覆うカバー部と、該カバー部と前記用紙のとの間に搬送方向と略平行な方向で送風する送風手段とを備えることを特徴とする用紙積載装置。 - 請求項1又は2に記載の用紙積載装置において、
搬送方向の上流側からみて前記用紙の一部を上下いずれかに凸状に変形させる変形手段を有することを特徴とする用紙積載装置。 - 請求項3記載の用紙積載装置において、
前記変形手段は、前記カバー部に用紙の搬送方向に対し直交する方向の断面積の互いに異なる空間である第1風洞部と第2風洞部とを備えることを特徴とする用紙積載装置。 - 請求項4載の用紙積載装置において、
前記第1風洞部と前記第2風洞部とは互いに隣接して設けられていることを特徴とする用紙積載装置。 - 請求項3〜5いずれかに記載の用紙積載装置において、
用紙の搬送方向に対し直交する方向の断面積が、前記第2風洞部より前記第1風洞部が小さいとき、前記第1風洞部を用紙の搬送方向の上流側からみて両端部分に形成するとともに前記第2風洞部を用紙の搬送方向の上流側からみて中央部分に形成し、あるいは前記第1風洞部を用紙の搬送方向の上流側からみて中央部分に形成するとともに前記第2風洞部を用紙の搬送方向の上流側からみて両端部分に形成することを特徴とする用紙積載装置。 - 請求項2〜6のいずれかに記載の用紙積載装置において、
前記送風手段では、排出される用紙と用紙との間及び用紙を落下させる間で送風を止め、搬送方向に対し直交する方向からみた搬送方向の用紙の先端部から下流側の部分が搬送されている間、及びサイズが大きい用紙が排出されている間の風量を増大させることを特徴とする用紙積載装置。 - 請求項1記載の用紙積載装置において、
前記用紙持上げ手段は、前記用紙の表面を覆うカバー部と、該カバー部の一部に設けられた吸引口から前記カバー部と前記用紙との間に形成される空間の内部を吸引する吸引手段を備えることを特徴とする用紙積載装置。 - 用紙を収容する用紙収容部に、排紙手段によって排紙される前記用紙を前記用紙収容部に積載させる用紙積載装置において、
前記用紙の表面を覆うカバー部と、
該カバー部と前記用紙のとの間に搬送方向と略平行な方向で送風する送風手段とを備えることを特徴とする用紙積載装置。 - 請求項9記載の用紙積載装置において、
前記カバー部に前記用紙の搬送方向に対し直交する方向の断面積の互いに異なる空間である第1風洞部と第2風洞部とを備えることを特徴とする用紙積載装置。 - 請求項10記載の用紙積載装置において、
前記第1風洞部と前記第2風洞部とは互いに隣接して設けられていることを特徴とする用紙積載装置。 - 請求項10又は11に記載の用紙積載装置において、
前記用紙の搬送方向に対し直交する方向の断面積が、前記第2風洞部より前記第1風洞部が小さいとき、前記第1風洞部を用紙の搬送方向の上流側からみて両端部分に形成するとともに前記第2風洞部を用紙の搬送方向の上流側からみて中央部分に形成し、あるいは前記第1風洞部を用紙の搬送方向の上流側からみて中央部分に形成するとともに前記第2風洞部を用紙の搬送方向の上流側からみて両端部分に形成することを特徴とする用紙積載装置。 - 画像形成装置から搬送された用紙に対して後処理を行う後処理手段と、前記後処理手段により後処理が施された用紙を積載収容する用紙積載手段とを備えた用紙後処理装置において、
前記用紙積載手段として請求項1〜12のいずれかの用紙積載装置を用いたことを特徴とする用紙後処理装置。 - 用紙に画像を形成する画像形成装置本体と、前記画像形成装置本体により画像が形成された用紙に後処理を行う用紙後処理手段とを備えた画像形成装置において、
前記用紙後処理手段として、請求項13の用紙後処理装置を用いたことを特徴とする画像形成装置。
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JP2013187966A JP2015054743A (ja) | 2013-09-11 | 2013-09-11 | 用紙積載装置、用紙後処理装置及び画像形成装置 |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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US20180141774A1 (en) * | 2016-11-18 | 2018-05-24 | Kyocera Document Solutions Inc. | Sheet stacking device and image forming apparatus including the same |
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2013
- 2013-09-11 JP JP2013187966A patent/JP2015054743A/ja active Pending
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