JP3838133B2 - 用紙後処理装置 - Google Patents

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    • B65H45/00Folding thin material
    • B65H45/12Folding articles or webs with application of pressure to define or form crease lines
    • B65H45/14Buckling folders

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  • Folding Of Thin Sheet-Like Materials, Special Discharging Devices, And Others (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は用紙後処理装置に関する。より詳しくは、この発明は、複写機、プリンタ等の出力側に設けられ、出力された用紙を一旦二つ折りにして折り目を形成した後、その用紙を再び開く処理を行う用紙後処理装置に関する。
【0002】
なお、このような用紙後処理装置によって折り目が付けられた用紙は、例えば折り目が重なるように順次積み重ねられ、折り目に沿って一括してステープルが施されて、週刊誌のように綴じられる。
【0003】
【従来の技術】
この種の用紙後処理装置(フィニッシャとも呼ばれる。)としては、例えば図4(a)に示すように、上下一対のガイド板901a,901b;901c,901d;901e,901f,901f′;901g,901hで定められた搬送路901と、この搬送路901のうち下側のガイド板901f,901f′の間の隙間(これを「処理領域」と呼ぶ。)Aに搬送路901に面して設けられた折りローラ対(折りローラ910a,910bからなる)910と、それぞれ折りローラ910a,910bの外周に沿って回動し得る一対の円弧状ガイド部材911,912とを備えたものが知られている。搬送路901に配置されている搬送ローラ対906,907,908が正転(回転の向きを図中に矢印で示す。以下同様。)されて用紙880が処理領域Aへ搬送される段階では、用紙880の先端部880tが折りローラ対910に引っかかるのを防止するために、円弧状ガイド部材911,912はそれぞれ折りローラ910a,910bと搬送路901との間に介在する角度位置に配置されている。用紙880の先端部880tが処理領域Aを通り過ぎて用紙880の中央部880mが折りローラ対910のニップ(挟み部)Nの直上まで達すると、図4(b)に示すように、円弧状ガイド部材911,912が折りローラ対910の両側に相当する角度位置に退避され、上流側の搬送ローラ対907がさらに正転され、下流側の搬送ローラ対908が逆転される。これにより、用紙880の中央部880mは、上方へ湾曲しようとしても上側のガイド板901eによって規制されているので、下方へ湾曲する。ここで折りローラ対910が正転されると、用紙880の中央部880mが折りローラ対910のニップNに引き込まれ、その結果、用紙880の中央部880mに折り目Fが付けられる(折り処理)。折りローラ対910が用紙880の中央部880mを一定量引き込んだ後、図4(c)に示すように、それぞれ上流側の搬送ローラ対907が逆転、下流側の搬送ローラ対908が正転、折りローラ対910が逆転される。これにより、用紙880の折り目Fの両側に相当する部分880a,880bが折りローラ対910のニップNを通過しながら開かれて、搬送路901に戻される(開き処理)。このとき、用紙880の中央部880mには折り目Fが残っている。そして、図4(d)に示すように、搬送ローラ対907,908,909が正転されて、用紙880が下流側へ搬送される。円弧状ガイド部材911,912は、その用紙880の次に続く用紙881を処理領域Aへ搬送する用意のために、それぞれ折りローラ910a,910bと搬送路901との間に介在する角度位置に復帰される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述の方式では、円弧状ガイド部材911,912とそれを駆動するための機構や制御系を設けなければならないため、装置が大掛かりになるという問題がある。また、折り処理で、円弧状ガイド部材911,912が折りローラ対910の両側に相当する角度位置に退避されるので、処理領域Aをなす空間が下方に拡大した状態になる。このため、用紙880が広範囲に湾曲してローラ対910のニップNに引き込まれるようになり、その結果、用紙880の実際の折り目Fが形成される箇所(これを「折り位置」と呼ぶ。)が安定しないという問題がある。
【0005】
そこで、この発明の課題は、用紙に折り目を付ける用紙後処理装置であって、簡素に構成され、かつ用紙の折り位置を安定させられるものを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、請求項1に記載の用紙後処理装置は、用紙を搬送するための搬送路と、この搬送路の所定の処理領域に面して設けられた折りローラ対を備えて、上記搬送路を搬送される用紙の折り目を付けるべき部位が上記折りローラ対のニップに対向する位置に達したとき、折りローラ対を正転させて、用紙のその部位を上記折りローラ対のニップに引き込んで折り目を形成する用紙後処理装置において、
上記折りローラ対を構成する各折りローラの外周に、用紙を案内するためのガイド部と、用紙を折るための折り部とがそれぞれ設けられ、
用紙を折らないときは上記搬送路の上記処理領域に上記ガイド部を対向させる一方、用紙を折るべきときは上記折りローラ対を正転させて上記折り部によって用紙に折り目を形成する制御を行う制御手段を備えたことを特徴とする。
【0007】
なお、用紙の「折り目を付けるべき部位」は中央部に限られず、中央部から外れた部分である場合も含まれる。
【0008】
また、折りローラ対の「正転」とは用紙を搬送路の処理領域から折りローラ対のニップへ引き込む向きの回転を意味する。
【0009】
この請求項1の用紙後処理装置では、用紙を折らないときは搬送路の処理領域に各折りローラのガイド部を対向させる。したがって、用紙(特にその先端部)が各折りローラのガイド部によって案内されて、用紙は上記処理領域を通して円滑に搬送される。一方、用紙を折るべきときは上記折りローラ対を正転させて各折りローラの折り部によって用紙に折り目を形成する。このとき、処理領域は従来例のように拡大するようなことはない。したがって、用紙の折り目を付けるべき部位に精度良く折り目が形成され、用紙の折り位置が安定する。また、この用紙後処理装置では、上記各折りローラに折り部だけでなく、ガイド部が設けられているので、従来例のように円弧状ガイド部材とそれを駆動するための機構や制御系を別途設けたりする必要はない。したがって、この用紙後処理装置は簡素に構成される。
【0010】
請求項2に記載の用紙後処理装置は、請求項1に記載の用紙後処理装置において、上記ガイド部は上記折りローラの外周のうち周方向の一部に形成された平坦面であることを特徴とする。
【0011】
この請求項2の用紙後処理装置では、上記ガイド部は上記折りローラの外周のうち周方向の一部に形成された平坦面であるから、簡単に低コストで形成される。
【0012】
請求項3に記載の用紙後処理装置は、請求項2に記載の用紙後処理装置において、上記制御手段は、用紙を折らないときは、上流側の折りローラのガイド部に対して下流側の折りローラのガイド部が上記処理領域から遠い態様の段差を形成するように、各折りローラの周方向の角度位置を設定することを特徴とする。
【0013】
この請求項3の用紙後処理装置では、用紙を折らないときは、上流側の折りローラのガイド部に対して下流側の折りローラのガイド部が上記処理領域から遠い態様の段差を形成するように、各折りローラの周方向の角度位置を設定する。したがって、用紙を折らないときは、用紙の先端部が折りローラ対のニップに引っかかることがなく、用紙は上記処理領域を通してさらに円滑に搬送される。
【0014】
請求項4に記載の用紙後処理装置は、請求項1に記載の用紙後処理装置において、上記各折りローラのガイド部は折り部に比して摩擦係数が低い材料からなることを特徴とする。
【0015】
この請求項4の用紙後処理装置では、上記各折りローラのガイド部は折り部に比して摩擦係数が低い材料からなるので、用紙を折らないときは、用紙は上記処理領域を通してさらに円滑に搬送される。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の用紙後処理装置を図示の実施の形態により詳細に説明する。
【0017】
図1は、複写機本体1(上部に原稿を自動送りするための自動原稿搬送装置2、下部に用紙を供給するための給紙装置3が設けられている。)の出力側に一実施形態の用紙後処理装置4を付設した状態を示している。
【0018】
この用紙後処理装置4は、複写機本体1の排出ローラ11から排出された画像形成済みの用紙(以下、単に「用紙」という。)に折り目を形成するための折り目形成部6と、ステープルを施すための図示しないステープル部と、この用紙後処理装置4全体の動作を制御する制御部9とを備えている。折り目形成部6は、用紙に折り目を形成することなく、搬送路41を通して積載トレイ51上へ用紙を収容する第1モードの処理と、用紙に折り目を形成した後、積載トレイ51上へ用紙を収容する第2モードの処理とを実行することができる。そのようにして折り目が付けられた用紙は、折り目が重なるように積載トレイ51上に順次積み重ねられ、ステープル部によって折り目に沿って一括してステープルが施されて、週刊誌のように綴じられる。制御部9は、複写機本体1内の図示しない制御部との間で通信を行って、折り目形成部6が第1モードの処理と第2モードの処理とのいずれかを実行するように、また、ステープル部が必要なステープル処理を実行するように制御を行う。
【0019】
図2は上述の折り目形成部6の構成を示している。この折り目形成部6は、上下一対のガイド板41a,41b;41c,41d;41e,41f,41f′;41g,41hで定められた実質的に水平な搬送路41と、この搬送路41のうち下側のガイド板41f,41f′の間の隙間(これを「処理領域」と呼ぶ。)Aに搬送路41に面して設けられた折りローラ対(折りローラ46a,46bからなる)46とを備えている。
【0020】
上流側から下流側へ(図において左側から右側へ)用紙を搬送するために、搬送路41には、処理領域Aの上流側に受け入れローラ対42,搬送ローラ対43がこの順に設けられ、処理領域Aの下流側に搬送ローラ対44,排出ローラ対45がこの順に設けられている。
【0021】
上述の各ローラ対42,43,44,45,46は、そのローラ対を構成する一方のローラがそれぞれ制御部9の制御によって図示しないモータによって駆動され、他方のローラが従動回転する。図2中に矢印で示すように、受け入れローラ対42と排出ローラ対45は上流側から下流側へ用紙を搬送する向きに正転される。また、搬送ローラ対43,44と折りローラ対46は、正転だけでなく逆転も可能とされている。なお、折りローラ対46の「正転」とは用紙を搬送路41の処理領域Aから折りローラ対46のニップNへ引き込む向きの回転、折りローラ対46の「逆転」とは用紙を折りローラ対46のニップNから搬送路41の処理領域Aへ戻す向きの回転をそれぞれ意味する。
【0022】
折りローラ対46を構成する上流側の折りローラ46a,下流側の折りローラ46bの外周に、用紙80を案内するためのガイド部46a1,46b1と、用紙80を折るための折り部46a2,46b2とがそれぞれ設けられている。ガイド部46a1,46b1は、それぞれ折りローラ46a,46bの外周のうち周方向の一部に形成された平坦面であり、用紙80を処理領域Aを通して円滑に搬送できるように、折り部46a2,46b2に比して摩擦係数が低い剛性材料(そのような材料からなる範囲を図2中に斜線を付して示す。)からなっている。一方、折り部46a2,46b2は、一定の径をもつ周面であり、用紙80を滑らせずに挟んで搬送できるように、ガイド部46a1、46b1に比して摩擦係数が高い弾性材料からなっている。
【0023】
制御部9は、用紙80を折らないとき、つまり第1モードの処理を実行する期間や、第2モードであっても実際に折り処理(後述する)を実行する時以外の期間は、各折りローラ46a,46bの周方向の角度位置を図2中に示すように設定する。すなわち、この角度位置では、搬送路41の処理領域Aに各折りローラ46a,46bのガイド部46a1,46b1が対向している。しかも、上流側のガイド板41fの左端41f1に対して折りローラ46aのガイド部46a1の右端46a1fが下方に位置し、折りローラ46aのガイド部46a1の左端46a1eに対して折りローラ46bのガイド部46b1の右端46b1fが下方に位置し、折りローラの46bのガイド部46b1の左端46b1eに対して下流側のガイド板41f′の右端41f′1eが下方に位置している。なお、下流側のガイド板41f′の右端41f′1eは、上流側に向かって開くように傾斜した傾斜部41f′1の右端である。このように、用紙80を折らないときは、制御部9による角度位置設定によって、処理領域Aに面して互いに隣接する要素同士の間には、それぞれ上流側の要素に対して下流側の要素が処理領域Aから遠い態様の段差が形成される。したがって、用紙80の先端部80tが折りローラ対46のニップNなどの要素間の隙間に引っかかることがなく、用紙80は処理領域Aを通して円滑に搬送される。
【0024】
次に、図3(a)〜(d)を参照して、この折り目形成部6の第2モードの処理について詳細に説明する。この第2モードでは、制御部9が制御手段として働いて、搬送路41を搬送される用紙を折りローラ対46によって一旦二つ折りにして折り目を形成する処理(折り処理)と、搬送路41へ戻しながらその用紙を再び開く処理(開き処理)との制御を実行する。
【0025】
i) 図3(a)に示すように、最初は、制御部9による角度位置設定によって、各折りローラ46a,46bは周方向に関して図2中に示したのと同じ角度位置にある。ここで、搬送路41に配置されている受け入れローラ対42,搬送ローラ対43,44が制御部9の制御によって正転(回転の向きを図中に矢印で示す。以下同様。)されて、用紙80が処理領域Aへ搬送される。このとき、搬送路41の処理領域Aに対して各折りローラ46a,46bの摩擦係数が低い剛性材料からなるガイド部46a1,46b1が対向している。しかも、既述のように、処理領域Aに面して互いに隣接する要素同士の間には、それぞれ上流側の要素に対して下流側の要素が処理領域Aから遠い態様の段差が形成されている。したがって、用紙80の先端部80tが折りローラ対46のニップNなどの要素間の隙間に引っかかることがなく、用紙80は処理領域Aを通して円滑に搬送される。
【0026】
なお、受け入れローラ対42は、その受け入れローラ対42のところを用紙80の後端部80r(図3(b))が通過した時点で停止される。用紙80の先端部80tが処理領域Aを通り過ぎて、用紙80の折り目を付けるべき部位、この例では中央部80mが折りローラ対46のニップNの直上まで達すると、搬送ローラ対43,44は一旦停止され、用紙80も停止する。
【0027】
ii) 続いて、図3(b)に示すように、制御部9の制御によって、上流側の搬送ローラ対43がさらに正転され、下流側の搬送ローラ対44が逆転され、また、折りローラ対46が正転される。これにより、用紙80の中央部80mは、下方へ湾曲して折りローラ対46の折り部46a2,46b2が作るニップNに引き込まれて、そのニップNを通過する。その結果、用紙80の中央部80mに折り目Fが付けられる(折り処理)。このとき、処理領域Aは従来例のように拡大するようなことはない。したがって、用紙80の折り目を付けるべき部位に精度良く折り目が形成され、用紙80の折り位置が安定する。
【0028】
なお、折りローラ対46が用紙80の中央部80mを一定量引き込んだとき、、折りローラ対46と搬送ローラ対43,44は一旦停止される。
【0029】
iii) 次に、図3(c)に示すように、制御部9の制御によって、それぞれ折りローラ対46が逆転、上流側の搬送ローラ対43が逆転、下流側の搬送ローラ対44が正転される。これにより、用紙80の折り目Fの両側に相当する部分を折りローラ対46の折り部46a2,46b2が作るニップNを逆向きに通過させながら開いて、搬送路41に戻す(開き処理)。用紙80はその中央部80mに折り目Fが残った状態で搬送路41に戻される。
【0030】
なお、二つ折りにされた用紙80の中央部80mが折りローラ対46のニップから解放されて搬送路41に戻されたとき、制御部9による角度位置設定によって、各折りローラ46a,46bは周方向に関して図2中に示したのと同じ角度位置に戻される。また、搬送ローラ対43,44は一旦停止される。
【0031】
iv) この後、図3(d)に示すように、搬送ローラ対43,44、排出ローラ対45が正転されて、用紙80が下流側へ搬送される。このとき、搬送路41の処理領域Aに対して各折りローラ46a,46bの摩擦係数が低い剛性材料からなるガイド部46a1,46b1が対向しているので、用紙80は処理領域Aを通して円滑に搬送される。
【0032】
このように、この折り目形成部6によれば、用紙80の折り目を付けるべき部位に精度良く折り目を形成でき、用紙80の折り位置を安定させられる。しかも、各折りローラ46a,46bに折り部46a2,46b2だけでなく、ガイド部46a1,46b1が設けられているので、従来例のように円弧状ガイド部材とそれを駆動するための機構や制御系を別途設けたりする必要はない。したがって、この折り目形成部6は簡素に構成される。
【0033】
なお、この実施形態では、「折り目を付けるべき部位」を、搬送方向に関して用紙80の中央部80mとしたが、これに限られるものではなく、用紙80の中央部80mから外れた部位であっても良い。
【0034】
【発明の効果】
以上より明らかなように、この発明の用紙後処理装置は、簡素に構成され、かつ用紙の折り位置を安定させられる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 複写機本体の出力側に本発明の一実施形態の用紙後処理装置を付設した状態を示す図である。
【図2】 上記用紙後処理装置の折り目形成部の構成を示す図である。
【図3】 上記折り目形成部によって用紙に折り目を形成する処理を説明する図である。
【図4】 従来の用紙後処理装置によって用紙に折り目を形成する処理を説明する図である。
【符号の説明】
4 用紙後処理装置
41 搬送路、
42 受け入れローラ対
43,44 搬送ローラ対
45 排出ローラ対
46 折りローラ対
46a1,46b1 ガイド部
46a2,46b2 折り部
80 用紙

Claims (4)

  1. 用紙を搬送するための搬送路と、この搬送路の所定の処理領域に面して設けられた折りローラ対を備えて、上記搬送路を搬送される用紙の折り目を付けるべき部位が上記折りローラ対のニップに対向する位置に達したとき、折りローラ対を正転させて、用紙のその部位を上記折りローラ対のニップに引き込んで折り目を形成する用紙後処理装置において、
    上記折りローラ対を構成する各折りローラの外周に、用紙を案内するためのガイド部と、用紙を折るための折り部とがそれぞれ設けられ、
    用紙を折らないときは上記搬送路の上記処理領域に上記ガイド部を対向させる一方、用紙を折るべきときは上記折りローラ対を正転させて上記折り部によって用紙に折り目を形成する制御を行う制御手段を備えたことを特徴とする用紙後処理装置。
  2. 請求項1に記載の用紙後処理装置において、
    上記ガイド部は上記折りローラの外周のうち周方向の一部に形成された平坦面であることを特徴とする用紙後処理装置。
  3. 請求項2に記載の用紙後処理装置において、
    上記制御手段は、用紙を折らないときは、上流側の折りローラのガイド部が下流側の折りローラのガイド部よりも上記処理領域へ接近した態様の段差を形成するように、各折りローラの周方向の角度位置を設定することを特徴とする用紙後処理装置。
  4. 請求項1に記載の用紙後処理装置において、
    上記各折りローラのガイド部は折り部に比して摩擦係数が低い材料からなることを特徴とする用紙後処理装置。
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