JP2014114115A - シート排出装置、シート処理装置、画像形成装置 - Google Patents

シート排出装置、シート処理装置、画像形成装置 Download PDF

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Yasuo Niikura
康夫 新倉
Shintaro Matsumoto
信太郎 松元
Satoru Takano
悟 高野
Kei Sasaki
圭 佐々木
Kazunori Konno
和法 紺野
Yuta Mori
雄太 森
Kojiro Haga
宏次郎 芳賀
Junya Suzuki
淳也 鈴木
Yasushi Tsuruoka
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恭昌 松本
亮 ▲高▼橋
Akira Takahashi
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Abstract

【課題】従来のシート排出装置は、薄手のコート紙や超薄紙等のシートの先端がバタついて安定したスタック性が確保できない虞や、シートの腰が弱すぎてシートの先端側が排出完了前に積載部に落下して座屈する虞がある、という課題がある。
【解決手段】シート排出装置は排出部と送風部を備える。送風部は第二の排出ローラ108により排出中のシートS2に送風ファン700による送風を行なう。排出部はシートS2の、排出方向の上流側の端部が第二の排出ローラ108のニップに位置に達したときシートS2の送りを所要の時間だけ一時停止させる。送風部はこのシートS2の送りが一時停止している間だけ少なくとも風量を増加させて、シートS2の先端を、既にストックされたシート束S2に張り付かないように浮かせる。送風部は一時停止が終了してシートの送りを再開する。このとき送風部は風量を下げて排紙する。
【選択図】図10

Description

本発明は、シートを挟み込んで送る一対の回転体で積載部にシートを排出するシート排出装置と、そのシート排出装置を備えたシート処理装置、そのシート排出装置を備えた画像形成装置に関する。
シートを挟み込んで送る一対の回転体で積載部にシートを排出するシート排出装置において、シートを排出する際にシートの裏面側に送風する送風機構を備えたものが既に知られている(例えば特許文献1参照)。なお、シートの裏面とは、一対の回転体によって排出中のシートの、積載部と対向する側の面のことである。
このシート排出装置によれば、既に積載部に積載されたシートに、排出直後のシートが貼り付くのを防止することができる、としている。
上述したシート排出装置を組み込む装置として、例えば、電子写真方式やインクジェット方式等の画像形成装置や、その画像形成装置の周辺機器が挙げられる。その周辺機器としては、例えば、画像形成装置から排出されたシートを受け入れ、複数枚に束ねたシートにステープル綴じや折り曲げ等の処理を行なうシート処理装置が挙げられる。
ところで、昨今の画像形成装置やシート処理装置は、様々な種類のシートに対応する性能が要求されてきている。例えば、薄手のコート紙や超薄紙等のシートが挙げられる。
上述した従来のシート排出装置は、このようなシートを排出すると、シートの先端側がバタついて安定したスタック性が確保できない虞や、シートの腰が弱すぎてシートの先端側が排出完了前に積載部に落下して座屈する虞がある、という課題がある。なお、シートの先端側とは、シートの、排出方向下流側の端側のことである。
上記課題を解決するために、本発明にかかるシート排出装置は、シートを挟み込んで送る一対の回転体を備え、該一対の回転体で前記シートを排出する排出部と、該排出部の下方に設けられ、前記排出部から排出された前記シートを積載する積載部と、前記一対の回転体によって排出中の前記シートの、前記積載部と対向する側の面に、前記シートの排出方向に向かう気体の流れを発生させる送風部とを備え、前記排出部は、排出中の前記シートの後端部が前記一対の回転体の位置に達したときに前記シートの送りを所要の時間だけ一時停止させ、その後、前記シートの送りを再開可能に構成され、前記送風部は、前記シートの送りが一時停止している時間内に、少なくとも風量を増加可能に構成されていることを特徴とする。
本発明によれば、シートの先端側がバタついて安定したスタック性が確保できない虞や、シートの腰が弱すぎてシートの先端側が排出完了前に積載部に落下して座屈する虞を払拭することが期待できる。
本実施の形態にかかるシート排出装置を備えたシート処理装置の構成の概略を示した模式的な説明図である。 排出部の斜視図である。 排出部の平面図である。 (1)シート処理装置の電気的な構成を示すブロック図である。 (2)シート排出装置の機能構成を示すブロック図である。 シート排出装置の構成と動作を示した模式的な説明図である。 図5に続く動作を示した模式的な説明図である。 図6に続く動作を示した模式的な説明図である。 図7に続く動作を示した模式的な説明図である。 図8に続く動作を示した模式的な説明図である。 図9に続く動作を示した模式的な説明図である。 図10に続く動作を示した模式的な説明図である。 図11に続く動作を示した模式的な説明図である。 図12に続く動作を示した模式的な説明図である。 本実施の形態にかかるシート排出装置を備えた画像形成装置の構成の概略を示した模式的な説明図である。
本発明にかかるシート排出装置を備えたシート処理装置の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本実施の形態にかかるシート排出装置を備えたシート処理装置の構成の概略を示した模式的な説明図である。図2は、排出部の斜視図である。図3は、排出部の平面図である。図4(1)は、シート処理装置の電気的な構成を示すブロック図である。図5〜図13は、シート排出装置の構成と動作を示した模式的な説明図である。
先ず、シート処理装置の構成と動作の概略を説明する。
図1に示すように、シート処理装置Aは、画像形成装置Bから排出された画像形成済みのシートを受け入れ可能に、画像形成装置Bに併設されている。
そのシート処理装置Aは、シート搬送部1と、スタック部2と、ステープル処理部3と、シート折り部4と、動作制御部5とを備える。なお、シート搬送部1、スタック部2、ステープル処理部3、シート折り部4、の各構成部の動作は、動作制御部5による制御によって実現される。また、シート排出装置Cの各構成、すなわち、排出部、シート検知部、送風部の各構成部の動作や機能は、動作制御部5による制御によって実現される。
シート搬送部1は、画像形成装置Bからの画像形成済みのシートを、シート受け入れ口101を介して受け入れ、そのシートを、当該シート処理装置Aの上部に設けられた上段トレイa1、その上段トレイa1より下方に先部側が上向くように設けられた中段トレイa2、シート処理装置Aの内部に設けられた支持板201の何れかに向けて搬送するものである。
具体的には、このシート搬送部1は、シート受け入れ口101から上段トレイa1に向けて設けられた第一の搬送部と、その第一の搬送部の途中から分岐して中段トレイa2に向けて設けられた第二の搬送部と、第二の搬送部の途中から分岐して支持板201に向けて設けられた第三の搬送部とを備える。
第一の搬送部は、シート受け入れ口101の近くに設けられた第一の搬送ローラ102と、その第一の搬送ローラ102から所要の距離をおいて設けられた第二の搬送ローラ103と、第二の搬送ローラ103の位置よりシート搬送方向の下流側に電磁ソレノイドなどで揺動可能に設けられ、上段トレイa1の方向か中段トレイa2方向かの何れかにシートを導く第一の分岐爪104と、シートを上段トレイa1に排出する第一の排出ローラ105と、これらの各搬送ローラ間に設けられた複数のガイド板とを備える。
第一の搬送ローラ102、第二の搬送ローラ103、第一の排出ローラ105は、夫々一対のローラで構成される。これらの一対のローラは、パルス電力で駆動するモータによって夫々回転可能になっている。
第二の搬送部は、第一の分岐爪104の位置よりシート搬送方向の下流側に電磁ソレノイドなどで揺動可能に設けられ、中段トレイa2方向か支持板201かの何れかにシートを導く第二の分岐爪106と、第六の搬送ローラ107と、シートを中段トレイa2に排出する第二の排出ローラ108と、これらの各ローラ間に設けられた複数のガイド板と、ジョガー116とを備える。
第六の搬送ローラ107、第二の排出ローラ108は、夫々、互いに押し当てられた一対のローラで構成される。これらの一対のローラは、パルス電力で駆動するモータによって夫々回転可能になっている。
ジョガー116は、シートの幅方向に動作可能に構成されており、シートが排出される度に、シートの幅方向に動作する事で、シートの幅方向の揃えを行っている。
第三の搬送部は、第二の分岐爪106の近くに設けられた第三の搬送ローラ109と、その第三の搬送ローラ109の位置よりシート搬送方向の下流側に設けられた第四の搬送ローラ110と、その第四の搬送ローラ110の位置よりシート搬送方向の下流側に設けられた第五の搬送ローラ111と、その第五の搬送ローラ111の位置よりシート搬送方向の下流側に、且つ、シートの搬送が上向くように設けられ、上方に位置する支持板201に向けてシートを排出する第三の排出ローラ112と、これらの各ローラ間に設けられた複数のガイド板とを備える。
第三の搬送ローラ109、第四の搬送ローラ110、第五の搬送ローラ111、第三の排出ローラ112は、夫々一対のローラで構成される。これらの一対のローラは、パルス電力で駆動するモータによって夫々回転可能になっている。
また、このシート搬送部1は、入口センサ113と、ステープル排紙センサ114とを備える。
入口センサ113は、画像形成装置Bから受け入れるシートを検出するためのもので、シート受け入れ口101と第一の搬送ローラ102との間に設けられている。
この入口センサ113によるシートの検出をトリガーにして、予め設定されたパルス数のパルス電力が各ローラに接続されたモータに供給されることで、夫々一対のローラが回転する。これにより、シートが搬送される。
また、第一の分岐爪104と第二の分岐爪106を駆動する電磁ソレノイドへの電力供給も、入口センサ113によるシートの検出をトリガーにしている。
なお、このシート処理装置Aは、上段トレイa1にシートが排出されるストレートモードと、中段トレイa2にシートが排出されるシフトモードと、支持板201にシートが排出されるステープルモードとがある。上述したローラの回転や分岐爪の駆動は、指定されたモードを実現する構成部分のみが動作するようになっている。
例えば、ストレートモードの場合、第一の搬送ローラ102と、第二の搬送ローラ103と、第一の分岐爪104と、第一の排出ローラ105のみが動作することで事足りるため、その他のローラは回転を休止している。
ステープル排紙センサ114は、第三の搬送部内を搬送してきたシートを検出するもので、第五の搬送ローラ111と第三の排出ローラ112との間に設けられている。
スタック部2は、支持板201と、後端フェンス202と、叩きコロ部203と、放出部205と、可動ガイド209と、ジョガーフェンス210とを備える。
支持板201は、第三の排出ローラ112で送り出されたシートを沿わせて傾斜状に支持可能に、第三の排出ローラ112の上方に設けられた左右一対の板状に形成されている。
後端フェンス202は、シートの搬送方向と逆方向の端(シートの後端)を突き当ててシートの縦揃えが可能に、且つ、後述する第一のステープラ31によるステープル処理が可能に、側面視略U字状に且つ平面視逆U字状に形成されており、支持板201の下方に設けられている。
叩きコロ部203は、揺動可能に設けられたリンク機構により支持板201の支持面に対して進退可能に、且つ、パルス電力で駆動するモータに接続されて正転及び逆転可能に設けられた叩きコロ204を備えてなる。この叩きコロ204は、支持板201の支持面に対して後退した位置をホームポジションとしている。そのホームポジションから前進することで支持板201の支持面上のシートを抑え、また、回転することで、シート揃えやシートの反りを無くす。
放出部205は、支持板201の上部にパルス電力で駆動するモータにより回転可能に設けられた複数の放出ローラ206と、左右一対の支持板201の間に架け渡された放出ベルト208と、支持板201の面より突出するように放出ベルト208に取り付けられ、後端フェンス202に支持されたシートの後端を支持する放出爪207とを備える。この放出ベルト208はパルス電力で駆動するモータにより、シートの搬送方向(図1において反時計回り)に回転可能になっている。
可動ガイド209は、放出ローラ206の回転中心と同じ回転中心でもって、パルス電力で駆動するモータの駆動により放出ローラ206の上方で揺動可能に設けられた円弧状の部材である。この可動ガイド209は、ステープル処理がされたシート束を、シート折り部4か中段トレイa2かの何れかの方向へガイドするようになっている。
ジョガーフェンス210は、支持板201の、シートの搬送方向と直交する方向の両側に対向するように設けられた一対からなり、パルス電力で駆動するモータの駆動により、支持板201上で、互いに前進したり後退したりすることが可能になっている。そして、このジョガーフェンス210は、互いが前進することで、支持板201のシート束を支持板201の中央に寄せて、そのシート束の横揃えをする。
ステープル処理部3は、スタック部2で整合されたシート束の後端にステープルを打ち込んでステープル綴じを行なう第一のステープラ31と、パルス電力で駆動するモータの駆動によりシートの搬送方向に進退動可能なステーに固定され、スタック部2で整合されたシート束の任意の位置にステープルを打ち込んでステープル綴じ(中綴じ)を行なう左右一対の第二のステープラ32とを備える。
この第一のステープラ31と第二のステープラ32は、夫々、ステープルを打ち出す本体部と、本体部と対向して設けられ、打ち出されたステープルを曲げる溝が形成された受け部とを備えて構成される。
シート折り部4は、上ガイド板401と、下ガイド板402と、上ローラ403と、下ローラ404と、折りローラ405と、折りガイド板406と、折り排出ローラ407と、折りプレート408と、可動後端フェンス409と、シート束到達センサ411と、可動後端フェンスHPセンサ412と、折り部通過センサ413とを備えて構成されている。
上ガイド板401は、放出ローラ206と可動ガイド209とで形成された搬送路と連続するように鉛直方向に延びるように設けられた一対のガイド板からなる。
下ガイド板402は、所要の間隔をおいて上ガイド板401と連続するように上ガイド板401の下方に設けられた一対のガイド板からなる。
上ローラ403は、パルス電力で駆動するモータにより回転可能に設けられた一対のローラであり、シート束を搬送可能に上ガイド板401の上部に設けられている。
下ローラ404は、パルス電力で駆動するモータにより回転可能に設けられた一対のローラであり、シート束を搬送可能に上ガイド板401の下部に設けられている。
折りローラ405は、パルス電力で駆動するモータにより回転可能に設けられた一対のローラであり、その一対のローラ同士間の中心(以下、ニップという)と上ガイド板401と下ガイド板402間に形成された隙間の位置とが水平方向で繋がるように、ステープル処理部3と反対側に設けられている。
折りガイド板406は、折り込まれたシート束が通過可能な所要の間隔おいて対向配置された一対のガイド板であり、折りローラ405のニップと水平方向で繋がるように、折りローラ405の隣に設けられている。
折り排出ローラ407は、パルス電力で駆動するモータにより回転可能に設けられた一対のローラであり、折りガイド板406でガイドされたシート束を搬送可能に折りガイド板406の隣に設けられている。
折りプレート408は、折りローラ405のニップに対して、上ガイド板401及び下ガイド板402を挟んで折りローラ405に対向した位置から水平な方向に進退動可能に設けられており、折りローラ405のニップにシート束を押し込んで折り込み可能に構成されている。
可動後端フェンス409は、シートの後端を支持するもので、下ガイド板402と沿うように設けられパルス電力で駆動するモータにより回転可能な無端ベルト410に取り付けられている。この可動後端フェンス409は、折りプレート408の移動上に、ステープル処理されたシート束の折り込み位置がくるように、シート束の位置調整を行なうようになっている。
シート束到達センサ411は、搬送されてくるシート束を検出するためのもので、下ローラ404と折りプレート408との間に設けられている。このシート束到達センサ411によるシート束の検出をトリガーにして、予め設定されたパルス数のパルス電力が上ローラ403と下ローラ404に接続された夫々のモータに供給されて、シート束の搬送を所定の位置で停止させる。
可動後端フェンスHPセンサ412は、可動後端フェンス409のホームポジションを検出するためのもので、可動後端フェンス409のホームポジションに対応した位置に設けられている。
シート折りの動作をしない場合は、可動後端フェンスHPセンサ412が可動後端フェンス409を検出する位置、すなわちホームポジションに位置させておく。シート折りを実行する場合、予め設定されたパルス数のパルス電力が可動後端フェンス409を駆動するモータに供給されてフェンス本体を所定の位置に移動させる。
折り部通過センサ413は、折りガイド板406を移動してきたシート束を検出するもので、折りローラ405と排出ローラ407との間に設けられている。この折り部通過センサ413によるシート束の検出をトリガーにして、予め設定されたパルス数のパルス電力が排出ローラに接続されたモータに供給されて、シート束の排出を行なう。
動作制御部5は、上述したように、シート処理装置の各構成部とシート排出装置Cの各構成部の動作を制御するもので、図4(1)に示すように、CPU51と、ROM52と、RAM53と、シリアルI/F54と、入力表示部55とを備えて構成される。
本発明の要部であるシート排出装置Cの動作制御と、シート処理装置の一連の動作制御のためのプログラムコードは、ROM52に格納されている。
CPU51は、そのプログラムコードをRAM53に展開し、各種センサから得られた情報等、制御に必要なデータをRAM53に記憶し、そのRAM53をワークエリアとして使用しながらプログラムコードに従って、各種直流負荷であるモータ等の制御を実行する。
シリアルI/F54は、画像形成装置Bと電気的に接続可能に構成され、ストレートモード、シフトモード、ステープルモード等のシート後処理情報や、シート後処理を行なう際の印刷枚数情報、シートの種類にかかる情報などの各種情報を画像形成装置Bから受信したり、シート処理装置Aから画像形成装置Bへ必要な情報を送信したりするインターフェースである。
入力表示部55は、ストレートモード、シフトモード、ステープルモード等のシート後処理情報や、シート後処理を行なう際の印刷枚数情報などの各種情報を入力したり、その各種情報を表示したりする。
本実施の形態にかかるシート処理装置Aは、画像形成装置Bと電気的に接続しなくても、入力表示部55を介して単独で動作設定が可能になっている。
このように構成されたシート処理装置Aは、先ず、シリアルI/F54を介して画像形成装置Bからのシート後処理情報を取得、または、入力表示部55を介してユーザからのシート後処理情報を取得する。そして、入口センサ113が、画像形成装置Bからのシートを検出すると各機構部の動作を開始する。
シート後処理情報が、ストレートモードを指示している場合は、シートが上段トレイa1に向かうように第一の分岐爪104が動作する。この動作と共に、第一の搬送ローラ102、第二の搬送ローラ103、第一の排出ローラ105が回転して、上段トレイa1にシートを排出する。
シート後処理情報が、シフトモードを指示している場合は、シートが中段トレイa2に向かうように第一の分岐爪104と第二の分岐爪106が動作する。この動作と共に、第一の搬送ローラ102、第二の搬送ローラ103、第六の搬送ローラ107、第二の排出ローラ108が回転して中段トレイa2にシートを排出する。
シート後処理情報が、ステープルモードを指示している場合は、シートが支持板201に向かうように第一の分岐爪104と第二の分岐爪106が動作する。この動作と共に、第一の搬送ローラ102、第二の搬送ローラ103、第三の搬送ローラ109、第四の搬送ローラ110、第五の搬送ローラ111、第三の排出ローラ112が回転して、支持板201にシートを排出する。叩きコロ204は、支持板201にシートが排出される度に、支持板201にシートを押し付けるように動作して、支持板201上のシートを抑え、また、回転することで、シート揃えやシートの反りを無くす。
支持板201上のシートがシート後処理情報に基づいた所定の枚数になったら、シート後処理情報に基づいて、第一のステープラ31または、中綴じ用の第二のステープラ32によるステープル処理を行なう。そして、放出ベルト208が回転することで放出爪207がステープル処理したシート束を上方へ掬い上げる。
シート後処理情報が、ステープル処理したシート束を折らない指示の場合は、可動ガイド209が、ステープル処理したシートを第二の排出ローラ108に導く。
シート後処理情報が、ステープル処理したシート束を折る指示の場合は、可動ガイド209がシート折り部4に導く。上ローラ403と、下ローラ404が回転して、可動後端フェンス409と上ガイド板401と下ガイド板402とで形成された領域にシート束を位置させる。そして、折りプレート408が前進して、折りローラ405のニップにシート束を押し込んで折り込む。
このとき折り排出ローラ407は回転して、折り込まれたシート束を下段トレイa3に排出する。
次にシート排出装置Cを詳述する。なお、本実施の形態にかかるシート排出装置Cは、上述した中段トレイa2を積載部とし、第二の排出ローラ108を一対の回転体とした場合を例示している。
本実施の形態にかかるシート排出装置Cは、排出部、積載部、シート検知部と、送風部とを備えて構成される。なお、排出部、シート検知部、送風部の各構成部の動作や機能は、動作制御部5による制御によって実現される。図4(2)に、本実施の形態にかかるシート排出装置の機能構成を示すブロック図を示す。
排出部F1は、シートを挟み込んで送る一対の回転体としての第二の排出ローラ108を備える。この第二の排出ローラ108は、上述したように、互いに押し当てられた一対のローラである。また、この第二の排出ローラ108は、動作制御部5から出力されたパルス電力で駆動するモータに接続されて、回転が制御されるようになっている。
排出部F1は、排出中のシートの後端部(排出中のシートの、排出方向の上流側の端部)に達したときに、第二の排出ローラ108の回転を停止させてシートの送りを所要の時間だけ一時停止する。その後、第二の排出ローラ108を回転させて、シートの送りを再開可能になっている。第二の排出ローラ108の回転制御の詳細は後述する。
積載部は、第二の排出ローラ108の下方に先部側が上向くように設けられた中段トレイa2であり、第二の排出ローラ108から排出されたシートを積載する。また、この中段トレイa2は、その基部側(装置側)に揺動可能に設けられた押えレバー115を備える。この押えレバー115は、シートが排出される度に反時計回りに回転してシートの後端を押えるようになっており、シートが中段トレイa2に乱雑に積載される事を防止している。
シート検知部F2は、第二の排出ローラ108の近くで、且つ、シートの搬送方向の上流側に設けられたシート排出センサSN1を備え、第二の排出ローラ108で排出させるシートの先端(シートの、排出方向下流側の端)を検知するようになっている。
送風部F3は、第二の排出ローラ108の下側のローラの下方に設けられた送風ファン700を備え、第二の排出ローラ108で排出中のシートの、中段トレイa2と対向する側の面(シート裏面)に、シートの排出方向に向かう気体の流れを発生させるものである。
送風ファン700は、気体を噴出する送風口701が設けられている。その送風口701は、第二の排出ローラ108によるシート排出角度と同一または略同一の角度でもって、その第二の排出ローラ108の下側のローラの下部の近くからシート排出方向に向けて気体が噴出するように配置される。
また、その送風口701は、送風ファン700の本体から上方に延びた送風管が途中で二股に分岐して、図2、図3に示すように、中段トレイa2の幅方向の両端側から気体が噴出するように一対で構成される。
この送風部F3は、送風ファン700の回転を制御して、風量調整(風速調整)が可能になっている。この風量調整は、送風停止も含まれる。
本実施の形態では、シートの送りが一時停止している間だけ風量(風速)を増加させたり、シートの送りが一時停止した後(所要の時間経過後)、風量を一旦停止させたり、風量を下げたりする。詳細は後述する。
また、この送風部F3は、シリアルI/F54を介して画像形成装置Bからシートの種類にかかる情報を取得し、その情報に応じて、第二の排出ローラ108によるシートの送りの停止時間調整と、送風部による風量調整が行なわれるようになっている。
すなわち、シートの種類に対応づけた停止時間、シートの種類に対応づけた風量等、後述する一連の動作を実現するためのデータが予めROM52またはRAM53に記憶されており、CPU51が、そのデータを参照して時間制御や風量制御を実行する。
上述した停止時間調整は、一時停止の有無を含んでいる。すなわち、停止時間の長短の調整のみならず、一時停止をするか否かを含んだものである。
また、上述した風量調整は、風量の増加の有無を含んでいる。すなわち、シートの種類によっては、風量を増加しなくても、積載にかかる問題が生じない場合も有り得るからである。
入力部としての入力表示部55を介して、上述したシートの種類にかかる情報をユーザ入力可能に構成しても良い。換言すれば、排出部F1によるシートの送りの一時停止の有無を含んだ停止時間調整と、送風部による風量の増加の有無を含んだ風量調整を、ユーザによる調整が可能な入力部を備えて構成しても良い。
次に、シート排出装置Cの一連の動作を、図5〜図13を参照しながら説明する。
先ず、送風部F3は、シリアルI/F54を介して画像形成装置からシートの種類にかかる情報を取得し、その情報に応じて、第二の排出ローラ108によるシートの送りの停止時間調整と風量調整を設定する。
また、シートの種類にかかる情報を、入力部としての入力表示部55を介して、ユーザが入力した場合も同様に、送風部は、その情報に応じて、第二の排出ローラ108によるシートの送りの停止時間調整と風量調整を設定する。
なお、以下に示す動作説明の前提として、シートの種類にかかる情報が、表面平滑度が高い、シート間密着力が高い、クラーク鋼度が低い紙種(超薄紙や薄紙のコート紙等)であるものとする。
また、図6〜図10、図12、図13において、送風口701から延びる矢印線の数は、風量の大きさを示している(図5、図11は送風停止状態であるため、矢印線は無)。
シートS2がシート処理装置A内を移動して、その先端がシート排出センサSN1の位置に達すると、シート検知部F2は、シート排出センサSN1を介してシートS2の先端を検知する。
シートS2の先端の検知後、シートS2が第二の排出ローラ108に到達し、第二の排出ローラ108の回転により、シートS2の、中段トレイa2への排紙が開始される(図5)。
送風部F3は、シート検知部F2がシートS2の先端を検知してから同時またはT1秒後に、送風ファン700による送風を開始する。これにより、気体が中段トレイa2に積載されたシート束S1と第二の排出ローラ108により排紙されているシートS2の間を搬送方向下流に向かい流れ始め気体の層を形成する(図6)。
シートS2は、腰がないため、排紙途中でシートS2の先端側が中段トレイa2に積載されているシート束S1に接触し始める(図7)。
その後も第二の排出ローラ108によりシートS2の排紙を続けると、シートS2が図8に示すようなS字のような形状となる。
排出部F1は、シート検知部F2がシートS2の先端を検知してからT2秒経過後(T2はT1より時間的に進んでいる)、排出中のシートS2の後端部(排出中のシートの、排出方向の上流側の端部)が第二の排出ローラ108のニップに位置したと判断し、第二の排出ローラ108の回転を一時停止させる。これにより、シートS2は第二の排出ローラ108に挟まれて支持される(図8)。なお、このとき排出中のシートS2の後端(シートS2の、排出方向の上流側の端)は第二の排出ローラ108のニップより搬送方向上流側に位置している。
送風部F3は、第二の排出ローラ108の一時停止と同時、または略同時に風量を上げる。これにより、中段トレイa2に積載されたシート束S1に着地、もしくは張り付いるシートS2のシート先端側が浮き上がる(図9)。
更にシート排出センサSN1がシートS2の先端を検知してT3秒経過後(T3はT2より時間的に進んでいる)に風量を落とし(図10)、送風を停止する。なお、紙種によっては、風量を落とすのみで送風を停止しない場合も有り得る。
排出部F1は、シート検知部F2がシートS2の先端を検知してからT4秒経過後(T4はT3より時間的に進んでいる)に第二の排出ローラ108の回転を再開して、シートS2のシート後端を中段トレイa2に送り出す。これと同時、または略同時に、排出部F1は、押えレバー115を時計回りに回転させて、中段トレイa2に積載されているシート束S1の後端部を開放する(図11)。
シートS2の後端が中段トレイa2に着地するタイミング(図12)で押えレバー115を中段トレイa2に積載されたシート束S2の後端側(反時計回り)に回転させてシート後端を押える。これにより、次のシートが排紙された際に次のシートによるシートS2の押し出しを防止する(図13)。この一連の動作は、シートS2が排出される度に行なわれる。
なお、上述した一連の動作が不要のシート(腰のあるシート)の場合は、シートの送りの一時停止、風量増加の動作(図8に示す動作、図9に示す動作)を行なわずに、予め設定された風量(風速)で、図10〜図13の動作を行なう。
このように本実施の形態にかかるシート排出装置Cは、腰のないシートの後端を第二の排出ローラ108で挟んで支持した状態で、中段トレイa2に積載されたシートと排出されるシートの間に送風する。これにより、排出するシートと積載済みのシートの張り付きや、排出するシートの座屈を解消する。その後に、第二の排出ローラ108によりシートを排紙することで、良好な揃え精度を得ることができる。
換言すれば、本実施の形態にかかるシート排出装置Cは、シートの先端がバタついて安定したスタック性が確保できない虞や、シートの腰が弱すぎてシートの先端側が排出完了前に積載部に落下して座屈する虞を払拭することが期待できる。
本実施の形態にかかるシート排出装置Cは、上述したシート処理装置のみに組み込み可能なものではなく、シート排出する機構部を備えた機器であれば何れも組み込み可能である。例えば、図14に示したように、本実施の形態にかかるシート排出装置Cを電子写真方式の画像形成装置に組み込むことが可能である。
以下、図14を参照しながら画像形成装置全体の構成・動作について説明する。図14は、画像形成装置の構成を模式的に示した説明図である。
図14に示すように、画像形成装置は、タンデム型カラープリンタである。画像形成装置の上方にあるボトル収容部には、各色(イエロー、マゼンタ、シアン、ブラック)に対応した4つのトナーボトルBY、BM、BC、BKが着脱自在に設置されている。このため、これらの4つのトナーボトルBY、BM、BC、BKは、ユーザなどによって交換自在になっている。
ボトル収容部の下方には中間転写ユニット800が配設されている。その中間転写ユニット800の中間転写ベルト801に対向するように、各色(イエロー、マゼンタ、シアン、ブラック)に対応した作像部4Y、4M、4C、4Kが並設されている。
各作像部4Y、4M、4C、4Kには、それぞれ、感光ドラム5Y、5M、5C、5Kが配設されている。また、各感光ドラム5Y、5M、5C、5Kの周囲には、それぞれ、帯電部、現像部、クリーニング部、除電部などが配置されている。そして、各感光ドラム5Y、5M、5C、5K上で、作像プロセス(帯電工程、露光工程、現像工程、転写工程、クリーニング工程)が行われて、各感光ドラム5Y、5M、5C、5K上に各色の画像が形成されることになる。
感光ドラム5Y、5M、5C、5Kは、不図示の駆動モータによって図14中の時計方向に回転駆動される。そして、帯電部の位置で感光ドラム5Y、5M、5C、5Kの表面が一様に帯電される(帯電工程である)。その後、感光ドラム5Y、5M、5C、5Kの表面は、露光部815から発せられたレーザ光の照射位置に達して、この位置での露光走査によって各色に対応した静電潜像が形成される(露光工程である)。
その後、感光ドラム5Y、5M、5C、5Kの表面は、現像部との対向位置に達して、この位置で静電潜像が現像されて、各色のトナー像が形成される(現像工程である)。その後、感光ドラム5Y、5M、5C、5Kの表面は、中間転写ベルト801および1次転写バイアスローラ79Y、79M、79C、79Kとの対向位置に達して、この位置で感光ドラム5Y、5M、5C、5K上のトナー像が中間転写ベルト801上に転写される(第1転写工程である)。このとき、感光ドラム5Y、5M、5C、5K上には、僅かながら未転写トナーが残存する。
その後、感光ドラム5Y、5M、5C、5Kの表面は、クリーニング部との対向位置に達して、この位置で感光ドラム5Y、5M、5C、5K上に残存した未転写トナーがクリーニング部のクリーニングブレードによって機械的に回収される(クリーニング工程である)。
最後に、感光ドラム5Y、5M、5C、5Kの表面は、不図示の除電部との対向位置に達して、この位置で感光ドラム5Y、5M、5C、5K上の残留電位が除去される。こうして、感光ドラム5Y、5M、5C、5K上で行われる一連の作像プロセスが終了する。
その後、現像工程を経て各感光ドラム上に形成した各色のトナー像を、中間転写ベルト801上に重ねて転写する。こうして、中間転写ベルト801上にカラー画像が形成される。ここで、中間転写ユニット800は、中間転写ベルト801、4つの1次転写バイアスローラ79Y、79M、79C、79K、2次転写バックアップローラ812、クリーニングバックアップローラ810、テンションローラ811、中間転写クリーニング部813、などで構成される。中間転写ベルト801は、3つのローラ810〜812によって張るように架け渡されているとともに、2次転写バックアップローラ812の回転駆動によって図14中の矢印方向に移動される。
4つの1次転写バイアスローラ79Y、79M、79C、79Kは、それぞれ、中間転写ベルト801を感光ドラム5Y、5M、5C、5Kとの間に挟み込んで1次転写ニップを形成している。そして、1次転写バイアスローラ79Y、79M、79C、79Kに、トナーの極性とは逆の転写バイアスが印加される。そして、中間転写ベルト801は、矢印方向に走行して、各1次転写バイアスローラ79Y、79M、79C、79Kの1次転写ニップを順次通過する。こうして、感光ドラム5Y、5M、5C、5K上の各色のトナー像が、中間転写ベルト801上に重ねて1次転写される。
その後、各色のトナー像が重ねて転写された中間転写ベルト801は、2次転写ローラ802との対向位置に達する。この位置では、2次転写バックアップローラ812が、2次転写ローラ802との間に中間転写ベルト801を挟み込んで2次転写ニップを形成している。そして、中間転写ベルト801上に形成された4色のトナー像は、この2次転写ニップの位置に搬送されたシート上に転写される。このとき、中間転写ベルト801には、シートに転写されなかった未転写トナーが残存する。その後、中間転写ベルト801は、中間転写クリーニング部813の位置に達する。そして、この位置で、中間転写ベルト801上の未転写トナーが回収される。こうして、中間転写ベルト801上で行われる一連の転写プロセスが終了する。
ここで、2次転写ニップの位置に搬送されたシートは、画像形成装置の下方に配設された給紙部803から、給紙ローラ804やレジストローラ対805(互いに押し当てられた一対のローラ)などを経由して搬送されたものである。詳しくは、給紙部803には、転写紙などのシートが複数枚重ねて収納されている。そして、給紙ローラ804が図14中の反時計回りに回転駆動されると、一番上のシートがレジストローラ対805のローラ間に向けて給送される。
レジストローラ対805に搬送されたシートは、回転を停止したレジストローラ対805により所定の位置で一旦停止する。そして、中間転写ベルト801上のカラー画像にタイミングを合わせて、レジストローラ対805が回転駆動されて、シートが2次転写ニップに向けて搬送される。こうして、シート上に、所望のカラー画像が転写される。
その後、2次転写ニップの位置でカラー画像が転写されたシートは、定着装置806の位置に搬送される。そして、この位置で、定着ベルト807および加圧ローラ808による熱と圧力とにより、表面に転写されたカラー画像がシート上に定着される。その後、シートは、排紙ローラ対809(互いに押し当てられた一対のローラ)のローラ間を経て、装置外へと排出される。排紙ローラ対809によって装置外に排出されたシートは、出力画像として、スタック部814上に順次スタックされる。こうして、画像形成装置における一連の画像形成プロセスが完了する。
このような画像形成装置の場合、上述したスタック部814を積載部とし、排紙ローラ対809を一対の回転体とする。そして、排紙ローラ対809の下側のローラの下方に送風口701が位置するように送風ファン700を設け、排紙ローラ対809の近くで、且つ、シートの搬送方向の上流側にシート排出センサSN1を設ける。すなわち、上述したシート排出装置を、そのまま、このような画像形成装置の組み込むことができる。
なお、本実施の形態では、一対の回転体として回転ローラを例示したが、複数のローラに架け渡された回転ベルトでも良い。
C シート排出装置
108 第二の排出ローラ(一対の回転体)
F1 排出部
F2 シート検知部
F3 送風部
700 送風ファン
55 入力表示部(入力部)
特開2011−57313号公報

Claims (8)

  1. シートを挟み込んで送る一対の回転体を備え、該一対の回転体で前記シートを排出する排出部と、
    該排出部の下方に設けられ、前記排出部から排出された前記シートを積載する積載部と、
    前記一対の回転体によって排出中の前記シートの、前記積載部と対向する側の面に、前記シートの排出方向に向かう気体の流れを発生させる送風部とを備え、
    前記排出部は、排出中の前記シートの後端部が前記一対の回転体の位置に達したときに前記シートの送りを所要の時間だけ一時停止させ、その後、前記シートの送りを再開可能に構成され、
    前記送風部は、前記シートの送りが一時停止している時間内に、少なくとも風量を増加可能に構成されていること
    を特徴とするシート排出装置。
  2. 前記排出部で排出させる前記シートの先端を、前記一対の回転体の近くで検知可能に構成したシート検知部を有し、
    前記送風部は、前記シート検知部が、前記シートの先端を検知してから所要の時間の経過時に前記シートの後端部に達したと判断すること
    を特徴とする請求項1に記載のシート排出装置。
  3. 前記送風部は、前記シート検知部が、前記シートの先端を検知してから送風を開始すること
    を特徴とする請求項1または2に記載のシート排出装置。
  4. 前記送風部は、前記シートの送りが一時停止したと同時、または略同時に、風量を増加すると共に、風量を増加した後に送風を停止し、
    前記排出部は、送風の停止後に前記シートの送りを再開すること
    を特徴とする請求項1または2に記載のシート排出装置。
  5. 前記送風部は、前記シートの種類にかかる情報を取得して、該情報に応じて、前記排出部による前記シートの送りの一時停止の有無を含んだ停止時間調整と、風量の増加の有無を含んだ風量調整が可能に構成されていること
    を特徴とする請求項1乃至4の何れか1項に記載のシート排出装置。
  6. 前記送風部は、前記排出部による前記シートの送りの一時停止の有無を含んだ停止時間調整と、風量の増加の有無を含んだ風量調整が可能に構成され、
    前記停止時間調整と前記風量調整を、ユーザによる調整が可能な入力部を備えたこと
    を特徴とする請求項1乃至5の何れか1項に記載のシート排出装置。
  7. 請求項1乃至6の何れか1項に記載のシート排出装置を備え、前記シートに対して所定の処理を実行可能に構成したこと
    を特徴とするシート処理装置。
  8. 請求項1乃至6の何れか1項に記載のシート排出装置を備え、前記シートに対して画像を形成可能に構成したこと
    を特徴とする画像形成装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2018080043A (ja) * 2016-11-18 2018-05-24 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 シート積載装置およびこれを備えた画像形成装置
CN110588173A (zh) * 2018-06-13 2019-12-20 精工爱普生株式会社 记录装置

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