JP2015053814A - 回転電機 - Google Patents

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Abstract

【課題】この発明は、簡単な取付け作業で温度センサの温度検知部をコイルに対して安定かつ高精度に取り付けることができる回転電機を提供するものである。
【解決手段】回転子と、内周側に複数のスロットとティース部とを設けた固定子コアおよび固定子コアの複数のスロットに配置された複数の固定子コイルとを含む固定子と、前記固定子コイルの軸方向端部において形成したコイルエンド上に設置され、複数のコイルエンドのコイル端末間で同電位部同士を電気的に接続し、給電部と電気的に接続する複数の結線部および複数の結線部間を電気的に絶縁する樹脂性部材からなるホルダとからなる結線板と、温度センサ素子部および温度検知部とからなる温度センサとを有する回転電機であって、温度センサは、ホルダに対して弾性的に取付けられ、温度センサの温度検知部は、固定子コイルのコイルエンド部においてコイル側面に当接しているものである。
【選択図】図8

Description

この発明は、例えば回転電機、特に温度センサによる固定子コイルの温度管理を必要とする回転電機に関するものである。
EV(電気自動車)用あるいはHEV(ハイブリッド自動車)用に使用される回転電機は、小型高出力が求められることから回転電機の発熱密度は向上し、発熱により回転電機が損傷する恐れがある。このため、回転電機の温度を高い感度と安定性で検知する構造を高い生産性で実現する必要がある。
従来の回転電機として、例えば特許文献1に記載された回転電機では、温度検出装置が、回転電機のコイルを構成する発熱体である線状導体に当接する位置に配置され、当該線状導体の温度を検出する温度センサと、線状導体及び温度センサの外周を囲むように配置される包囲部材とにより構成され、包囲部材を加熱により膨張硬化させて、線状導体と温度センサを当接させている。
また、他の従来の回転電機として、例えば特許文献2に記載された回転電機では、複数の発熱体が集合する基板上で、発熱体であるコイルを接続するターミナルの近傍に温度検知素子を配置している。
特開2012−57980号公報 特開平11−234964号公報
上述した従来の特許文献1に記載された回転電機は、サーミスタの取付け構造であり、回転電機のコイルを構成する発熱体である線状導体に包囲部材を通し、その後に温度センサをさらに通す必要があり、かつ、加熱により膨張硬化するまで温度センサと包囲部材を正しい位置に規制する必要がある。このため、サーミスタを正しく取り付けるための作業性が悪いという問題点があった。
また、特許文献2に記載された回転電機は、サーミスタの取付け構造であり、温度検知素子はコイルを接続するターミナルの近傍に配置され、発熱体であるコイルに直接当接していないために、発熱体であるコイルの温度変化に対する感度が鈍いという問題点があった。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、その目的は、回転電機、特に固定子コイルの温度を高い感度と安定性で検知する構造を高い生産性で実現することができる回転電機を提供するものである。
この発明に係わる回転電機は、回転軸に回転自在に取り付けられて固定された回転子と、前記回転子と前記回転軸の径方向に所定の間隔を設けて対向し、内周側に複数のスロットとティース部とを設けた固定子コアおよび前記固定子コアの複数の前記スロットに配置され、互いに径方向に重なりながら円環状に配列した複数の固定子コイルとを含む固定子
と、前記固定子コイルの前記固定子コアの前記回転軸の軸方向端部において形成したコイルエンド上に設置され、複数の前記コイルエンドのコイル端末間で同電位部同士を電気的に接続し、給電部と電気的に接続する複数の結線部および前記結線部を所定の位置に固定するとともに複数の前記結線部間を電気的に絶縁する樹脂性部材からなるホルダとからなる結線板と、温度センサ素子部および温度検知部とからなる温度センサと、を有する回転電機であって、前記温度センサは、前記ホルダに対して弾性的に取付けられ、前記温度センサの温度検知部は、前記固定子コイルの前記コイルエンド部においてコイル側面に当接しているものである。
この発明に係わる回転電機によれば、結線板に温度センサ取り付け部を設けることで、簡単な取付け作業で温度センサの温度検知部をコイルに対して安定かつ高精度に取り付けることができる回転電機を得ることができる。
この発明の実施の形態1に係わる回転電機を示す片側断面図である。 この発明の実施の形態1に係わる回転電機における固定子および結線板周りを示す斜視図である。 この発明の実施の形態1に係わる回転電機における固定子コアを示す斜視図である。 この発明の実施の形態1に係わる回転電機における固定子コアを示す要部拡大図である。 この発明の実施の形態1に係わる回転電機における固定子コイルを示す斜視図である。 この発明の実施の形態1に係わる回転電機における結線板周りを示す斜視図である。 この発明の実施の形態1に係わる回転電機における結線板周りを示す平面図である。 この発明の実施の形態1に係わる回転電機を示す図7の矢視Aから見た正面図である。 この発明の実施の形態1に係わる回転電機を示す図7のB−B線における断面図である。 この発明の実施の形態2に係わる回転電機を示す片側断面図である。 この発明の実施の形態2に係わる回転電機における固定子および結線板周りを示す正面図である。 この発明の実施の形態2に係わる回転電機を示す図11のC−C線における断面図である。 この発明の実施の形態2に係わる回転電機を示す図12のD−D線における断面図である。 この発明の実施の形態2に係わる回転電機を示す図12のE−E線における断面図である。 この発明の実施の形態3に係わる回転電機を示す図12に相当する断面図である。
実施の形態1.
以下、この発明の実施の形態1を図1〜図9に基づいて説明するが、各図において、同一、または相当部材、部位については同一符号を付して説明する。図1はこの発明の実施の形態1に係わる回転電機を示す片側断面図である。図2はこの発明の実施の形態1に係わる回転電機における固定子および結線板周りを示す斜視図である。図3はこの発明の実
施の形態1に係わる回転電機における固定子コアを示す斜視図である。図4はこの発明の実施の形態1に係わる回転電機における固定子コアを示す要部拡大図である。図5はこの発明の実施の形態1に係わる回転電機における固定子コイルを示す斜視図である。図6はこの発明の実施の形態1に係わる回転電機における結線板周りを示す斜視図である。図7はこの発明の実施の形態1に係わる回転電機における結線板周りを示す平面図である。図8はこの発明の実施の形態1に係わる回転電機を示す図7の矢視Aから見た正面図である。図9はこの発明の実施の形態1に係わる回転電機を示す図7のB−B線における断面図である。
これら各図において、回転子1は、回転軸2周りに回転自在に固定されている。固定子3は、回転子1に対して回転軸2周り径方向に所定の間隔を空けて設けられた固定子コア4と、固定子コア4に巻回された線条導体からなる複数の固定子コイル5とを有する。複数の固定子コイル5は、互いに径方向に重なりながら、周方向に円環状に配置されている。結線板6は、固定子コイル5の回転軸2の軸方向端に設けられており、複数の固定子コイル5と電気的に接続されている。
固定子コア4は、回転軸2の軸方向に積層された鋼板からなり、内周側に複数のスロット4aおよびティース部4bとを設けており、固定子コイル5は、複数のスロット4aを通ってティース部4bの周りを巻回されている。
固定子コイル5は、断面長方形の銅線からなり、回転電機の径方向が短手方向になる向きで成形されている。固定子コイル5は、固定子コア4の複数のスロット4aに整列して挿入されるスロット挿入部5aと、固定子コア4の回転軸2の軸方向端面より外側に突出したコイルエンド部5bと、コイルエンド部5bの中に含まれる内周側コイル線端5cおよび外周側コイル線端5dからなる。内周側コイル線端5cは、スロット4aの挿入部では最内周位置に配置され、外周側コイル線端5dは、スロット4aの挿入部では最外周位置に配置されている。固定子コイル5のコイルエンド部5bは、複数の屈曲部5eとそれ以外の直線部5fで構成される。
結線板6は、複数の固定子コイル5のコイルエンド部5b同士で互いに同電位である内周側コイル線端5cあるいは外周側コイル線端5dを電気的に接続する結線部6aと、外部から電気を供給する給電部6bと、結線部6aおよび給電部6bを所定の位置に固定し、互いにもしくは外部と電気的に絶縁するためのホルダ6cとから構成されている。
ホルダ6cは、絶縁性を有する樹脂部材によって構成され、コイルエンド部5bの外周側コイル先端5dと結線部6aとをつなぐ接続部の外周側に、温度センサ7を取り付けるセンサホルダ6c1が形成されている。
センサホルダ6c1は、軸方向に貫通した穴であり、温度センサ7と嵌合する形状をしているとともに、センサホルダ6c1の内側には温度センサ7と当接する弾性部6c2が設けられている。
温度センサ7は、温度検知部7cを内包する温度センサ素子部7aと、検知した信号を外部に伝達する信号線7bからなる。温度センサ素子部7aは、センサホルダ6c1に軸方向から挿入され、コイルエンド部5bの外周側コイル線端5dの直線部5fに外周側から当接している。
温度センサ7は、センサホルダ6c1に軸方向から挿入することで、弾性部6c2を弾性的に変形させ、径方向に発生した応力によって温度センサ素子部7aの特に温度検知部7c近傍をコイルエンド部5bの外周側コイル線端5dに対して押し付けながら当接して
おり、温度センサ素子部7aとコイルエンド部5bの外周側コイル線端5dとの隙間は絶縁性の樹脂部材8によって接着固定されている。なお、101はベアリングであり、102はハウジングである。
このような構成によれば、温度センサ7は、弾性部6c2を弾性的に変形させ、径方向に発生した応力によって温度センサ素子部7aの特に温度検知部7c近傍をコイルエンド部5bの外周側コイル線端5dに対して押し付けられて当接するので、隙間なく安定的に当接することができる。
また、温度センサ7は、固定子コイル5の長方形断面の長手方向側面上に当接しており、かつコイル線は略直線状部位であることからコイル断面形状の歪みは小さく当接面形状は高い平面度を有しているため、温度センサ7と固定子コイル5のコイルエンド部5bは良好な当接状態を得ることができる。
また、温度センサ素子部7aはホルダ6cに対して取り付けられる一方で、コイルエンド部5bの外周側コイル線端5dは温度センサ素子部7aとの近傍で結線部6aと接続されるため、コイルエンド部5bの外周側コイル線端5dは、結線部6aを介してホルダ6cに対して位置決めされる。そのため、温度センサ7とコイルエンド部5bは精度良く互いに位置決めをすることができる。
また、温度センサ素子部7aと固定子コイル5のコイルエンド部5bとの間は、樹脂部材8によって微小な形状差異による空隙を埋めて連通しているため、温度センサ素子部7aとコイルエンド部5bの外周側コイル線端5dとの間の接触熱抵抗を下げることができ、かつ、接着によって安定的に温度センサ素子部7aを固定子コイル5のコイルエンド部5bに対して固定することができる。
これにより、温度センサ7は、固定子コイル5のコイルエンド部5bに対して安定的に精度良く高い感度で取り付けることが可能となるとともに、当接荷重と接着によって、回転電機に加わる外力に対しても安定した当接を維持することができる。
また、軸方向からの挿入によって温度センサ7を固定子コイル5のコイルエンド部5bに押しあてながら当接させることができるので、ホルダを固定子コイルのコイルエンド部に巻きつける構造を取り付けたり、温度センサを固定子コイルのコイルエンド部間に挟み込む必要がなくなり、温度センサ7を安定かつ高精度に取り付けることができ、作業性を向上させることができるとともに生産性を向上させることができる。
また、温度センサ7は、固定子コイル5のコイルエンド部5bにおいてコイル側面であって、回転軸2の軸方向に略直線状に延伸している部位で当接しているのため、組立工程において、回転軸2の軸方向からの挿入で容易に温度センサ7を当接面に沿わせることができる。略直線状部は線の屈曲による変形が小さくコイル側面の面精度が良いため、温度センサ7の当接が良好である。
また、温度センサ7は、結線板6と電気的に接続する固定子コイル5のコイルエンド部5bの外周側コイル線端5d近傍部に当接しているので、ホルダ6cは結線部6aを位置決めし、外周側コイル線端5dは結線部6aに位置を合わせて接続する。そのため、ホルダ6cに取り付けた温度センサ7は、この部位に対して高い位置決め精度が得られる。
また、固定子コイル5は、断面概楕円もしくは概長方形形状であり、温度センサ7は長手側側面に当接しているので、回転電機構造に最適化した断面形状の固定子コイルにおいて最大限熱を通す方向から当てることで、温度センサ7のセンサ感度を高く維持すること
ができる。
また、固定子コイル5は、温度センサ7との当接部において略平面を形成しているので、当接面が平らなため、温度センサ7と固定子コイル5のコイルエンド部5b間は低い熱抵抗で安定的に当接される。
また、温度センサ7は、温度検知部7cにおいて、固定子コイル5のコイルエンド部5bに対して樹脂系材料によって連通しているので、接触熱抵抗が下がり温度センサ7のセンサ感度が上がると共に、取り付け状態が安定し、検知温度のばらつきが低減する。
また、温度センサ7は、回転軸2の軸方向からの挿入によって取り付けられ、かつ回転軸2の径方向の最外周に配置された固定子コイル5のコイルエンド部5bの外周側側面に当接しているので、作業性の良い軸方向からの温度センサ7の取り付けと、弾性的に温度センサ7を固定子コイル5のコイルエンド部5bに押し付ける構造によって、安定的に温度センサ7を固定子コイル5のコイルエンド部5bに当接させることができる。
実施の形態2.
この発明の実施の形態2を図10〜図14に基づいて説明するが、各図において、同一、または相当部材、部位については同一符号を付して説明する。図10はこの発明の実施の形態2に係わる回転電機を示す片側断面図である。図11はこの発明の実施の形態2に係わる回転電機における固定子および結線板周りを示す正面図である。図12はこの発明の実施の形態2に係わる回転電機を示す図11のC−C線における断面図である。図13はこの発明の実施の形態2に係わる回転電機を示す図12のD−D線における断面図である。図14はこの発明の実施の形態2に係わる回転電機を示す図12のE−E線における断面図である。
この実施の形態2においては、回転電機の冷却のために、ハウジング102内に冷媒103を入れて、回転子1の回転によって冷媒103をハウジング102内で循環させて冷却する構造をとっている。この場合の冷媒103としてはエンジンオイルや空気などがある。これによって、ハウジング102内で局部的に高温になっている部位に冷媒103が当たって冷却され、効果的に冷却することができる構造となっている。しかしながら、温度センサ7は最外周に配置された固定子コイル5のコイルエンド部5bの外周側側面に当接しているため、冷媒103による冷却効果の影響を受ける。
温度センサ7の温度センサ素子部7aは、弾性部として例えばばね10によってセンサホルダ6c1内で保持され、かつ固定子コイル5のコイルエンド部5bに対してある荷重で押し付けられながら当接している。センサホルダ6c1は、温度センサ素子部7aとの間に空隙Gを設けながら覆うように形成している。温度センサ7はコイルエンド部5bの外周側コイル線端5dの近傍で軸方向に延伸する直線部5fに当接されており、コイルエンド部5bの外周側コイル線端5dはそのまま屈曲することなく溶接部11にて結線部6aと溶接されている。
固定子コイル5は例えば丸線で形成され、コイルエンド部5bは回転軸2の径方向に平面をもつ断面扁平形状に成形されている。温度センサ7の温度センサ素子部7aは、扁平に成形されたコイルエンド部5b面に対して、外周側から当接している。
この構成によれば、弾性部としてばね10を用いて弾性的に温度センサ7の温度センサ素子部7aを固定子コイル5のコイルエンド部5bに当接させることで、より強固に当接し、温度検知を安定化させることができる。
また、軸方向に延伸する直線状部位であること、また、扁平に成形された平面部に当接させることから、温度センサ素子部7aの取り付け位置ずれ特に軸方向に対して安定して温度検知ができるようになる。
また、温度センサ7の温度センサ素子部7aはホルダ6cに対して取り付けられ、温度センサ素子部7aが当接する固定子コイル5のコイルエンド部5bは近傍で結線部6aに接続されることで位置決めされるが、結線部6aはホルダ6cによって位置決めされている。さらには固定子コイル5のコイルエンド部5bは、温度センサ7との当接部から溶接部11までの間で屈曲などの変形が存在しない。そのため、温度センサ7と固定子コイル5のコイルエンド部5bは、上述した実施の形態1よりもさらに精度良く互いに位置決めをすることができる。
また、センサホルダ6c1は空隙Gを介して温度センサ7の温度検知部7c周辺の温度センサ素子部7aを覆う構造となっており、温度センサ7の温度検知部7cは、固定子コイル5以外の外部環境に対して断熱した形状となっている。
これにより、ホルダ6cは温度センサ7の温度センサ素子部7aの温度検知部7c周辺を覆った断熱構造を有しているので、冷媒103による対流の影響を抑制し、検知温度の外乱を小さく抑え検知温度を安定させることができる。
また、ホルダ6cの断熱構造は、温度センサ7の温度センサ素子部7aを空隙Gを介して覆っているので、温度センサ7とホルダ6c間を空気層で断熱することで、温度センサ7の検知温度の低下を防ぐことができる。
実施の形態3.
この発明の実施の形態3を図15に基づいて説明する。図15はこの発明の実施の形態3に係わる回転電機を示す図12に相当する断面図である。
この実施の形態3においては、センサホルダ6c1と温度センサ7の温度センサ素子部7aとの間に設けた空隙Gに、熱抵抗の大きな物質の充填材12を充填した場合を示している。
この構成によれば、温度センサ7の温度センサ素子部7aと周辺との断熱を確保しつつ、温度センサ7の温度センサ素子部7aの固定を強固かつ安定にすることができる。そして、温度センサ7の温度センサ素子部7aとホルダ6cとの間に設けた空隙Gに、熱抵抗の大きな物質の充填材12を充填して断熱することで、温度センサ7の検知温度の低下を防ぐことができる。
なお、この発明は、その発明の範囲内において、各実施の形態を自由に組み合わせたり、各実施の形態を適宜、変形、省略することが可能である。
この発明は、結線板に温度センサ取り付け部を設けることで、簡単な取付け作業で温度センサの温度検知部をコイルに対して安定かつ高精度に取り付けることができる回転電機の実現に好適である。
1 回転子、2 回転軸、3 固定子、4 固定子コア、4a スロット部、4b ティース部、5 固定子コイル、5a スロット挿入部、5b コイルエンド部、5c 内周側コイル線端、5d 外周側コイル線端、5e 屈曲部、5f 直線部、6 結線板、6a 結線部、6b 給電部、6c ホルダ、6c1 センサホルダ、6c2 弾性部、7 温度センサ、7a 温度センサ素子部、7c 温度検出部、8 樹脂部材、12 充填材、101 ベアリング、102 ハウジング、103 冷媒。
この発明に係わる回転電機は、回転軸に回転自在に取り付けられて固定された回転子と、前記回転子と前記回転軸の径方向に所定の間隔を設けて対向し、内周側に複数のスロットとティース部とを設けた固定子コアおよび前記固定子コアの複数の前記スロットに配置され、互いに径方向に重なりながら円環状に配列した複数の固定子コイルとを含む固定子と、前記固定子コイルの前記固定子コアの前記回転軸の軸方向端部において形成したコイルエンド上に設置され、複数の前記コイルエンドのコイル線端間で同電位部同士を電気的に接続し、給電部と電気的に接続する複数の結線部および前記結線部を所定の位置に固定するとともに複数の前記結線部間を電気的に絶縁する樹脂性部材からなるホルダとからなる結線板と、温度センサ素子部および温度検知部とからなる温度センサと、を有する回転電機であって、前記結線板の前記ホルダに前記コイルエンドの前記コイル線端の半径方向外方に延在して設けられ、前記温度センサが取り付けられる軸方向に貫通する貫通部を有し、内側に前記温度センサを前記コイルエンドの前記コイル線端側面に当接させる弾性部を有するセンサホルダを備え、前記温度センサは、前記センサホルダの前記貫通部に挿入され、前記温度センサの温度検知部は、前記センサホルダの弾性部を弾性的に変形させることにより前記固定子コイルの前記コイルエンド部において前記コイル線端側面に当接しているものである。

Claims (10)

  1. 回転軸に回転自在に取り付けられて固定された回転子と、
    前記回転子と前記回転軸の径方向に所定の間隔を設けて対向し、内周側に複数のスロットとティース部とを設けた固定子コアおよび前記固定子コアの複数の前記スロットに配置され、互いに径方向に重なりながら円環状に配列した複数の固定子コイルとを含む固定子と、
    前記固定子コイルの前記固定子コアの前記回転軸の軸方向端部において形成したコイルエンド上に設置され、複数の前記コイルエンドのコイル端末間で同電位部同士を電気的に接続し、給電部と電気的に接続する複数の結線部および前記結線部を所定の位置に固定するとともに複数の前記結線部間を電気的に絶縁する樹脂性部材からなるホルダとからなる結線板と、
    温度センサ素子部および温度検知部とからなる温度センサと、
    を有する回転電機であって、
    前記温度センサは、前記ホルダに対して弾性的に取付けられ、前記温度センサの温度検知部は、前記固定子コイルの前記コイルエンド部においてコイル側面に当接していることを特徴とする回転電機。
  2. 前記温度センサは、前記固定子コイルの前記コイルエンド部において前記コイル側面であって、前記回転軸の軸方向に略直線状に延伸している部位で当接していることを特徴とする請求項1に記載の回転電機。
  3. 前記温度センサは、前記結線板と電気的に接続する前記固定子コイルの前記コイルエンド部のコイル線端近傍部に当接していることを特徴とする請求項2に記載の回転電機。
  4. 前記固定子コイルは、断面概楕円もしくは概長方形形状であり、前記温度センサは長手側側面に当接していることを特徴とする請求項2または請求項3に記載の回転電機。
  5. 前記固定子コイルは、前記温度センサとの当接部において略平面を形成していることを特徴とする請求項4に記載の回転電機。
  6. 前記温度センサは、前記温度検知部において、前記固定子コイルに対して樹脂系材料によって連通していることを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載の回転電機。
  7. 前記温度センサは、前記回転軸の軸方向からの挿入によって取り付けられ、かつ前記回転軸の径方向の最外周に配置された前記固定子コイルの前記コイルエンドの外周側側面に当接していることを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれか1項に記載の回転電機。
  8. 前記固定子コイルの前記コイルエンドの外周側に冷媒が流通され、前記ホルダは前記温度センサ素子部の前記温度検知部周辺を覆った断熱構造を有していることを特徴とする請求項7に記載の回転電機。
  9. 前記ホルダの断熱構造は、前記温度センサ素子部を空隙を介して覆っていることを特徴とする請求項8に記載の回転電機。
  10. 前記空隙には熱抵抗の大きな物質の充填材を充填していることを特徴とする請求項9に記載の回転電機。
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