JP2015053306A - 配線部材およびプリント基板 - Google Patents

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Abstract

【課題】電気抵抗を低減し、放熱性を向上することで大電流を通電することができ、かつ加工性およびはんだ付け性を向上できる配線部材およびそれを備えたプリント基板を提供する。
【解決手段】配線部材1は3本以上の端子4と、導電性接続部2と、放熱部3とを備えている。3本以上の端子4は導電部11に接続するためのものである。導電性接続部2は3本以上の端子4のそれぞれを電気的につなぐものである。放熱部3は導電性接続部2の一辺2aと他辺2bとをつなぐ側辺2cに沿って設けられ、かつ導電性接続部2に対して3本の端子4とは反対側に延びる。3本以上の端子4は、一辺2aに設けられた第1および第2の端子41、42と、他辺に設けられた第3の端子43とを含んでいる。第1および第2の端子41、42と第3の端子43とは、放熱部3が設けられた側辺2cに沿う方向から見たときに互いにずれるように配置されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、配線部材およびプリント基板に関し、特に、プリント基板の表面に設けられた導電部に接続するための配線部材およびそれを備えたプリント基板に関するものである。
従来、プリント基板の表面に設けられる導電部として、めっき厚を含めて55μm程度の厚さのものが一般的に用いられている。このような厚さの導電部では、電流が通電する断面積が小さいため、大電流を通電することができない。そこで、大電流を通電するために配線部材が用いられている。この配線部材はプリント基板表面に設けられた導電部の通電可能電流を増大するように設けられている。板金の金属導体をプリント基板にはんだ付けした配線部材が、たとえば特開2010−62249号公報(特許文献1)に開示されている。
特開2010−62249号公報
上記の公報に開示された配線部材では、大電流を通電するためには、板金の金属導体の板厚を厚くすることで電流が流れる断面積を大きくして電気抵抗を低減しなければならない。しかし、板厚の厚い金属導体は加工性が悪く、またプリント基板へはんだ付けしにくいという問題がある。
本発明は、上記の課題を鑑みてなされたものであり、その目的は、電気抵抗を低減し、放熱性を向上することで大電流を通電することができ、かつ加工性およびはんだ付け性を向上できる配線部材およびそれを備えたプリント基板を提供することである。
本発明の配線部材はプリント基板の表面に設けられた導電部に接続するためのものである。配線部材は3本以上の端子と、導電性接続部と、放熱部とを備えている。3本以上の端子は導電部に接続するためのものである。導電性接続部は互いに対向する一辺と他辺とを有し、かつ3本以上の端子のそれぞれを電気的につなぐものである。放熱部は導電性接続部の一辺と他辺とをつなぐ側辺に沿って設けられ、かつ導電性接続部に対して3本の端子とは反対側に延びる。3本以上の端子は、一辺に設けられた第1および第2の端子と、他辺に設けられた第3の端子とを含んでいる。第1および第2の端子と第3の端子とは、放熱部が設けられた側辺に沿う方向から見たときに互いにずれるように配置されている。
本発明の配線部材によれば、導電性接続部によって電流が流れる断面積を大きくすることで電気抵抗を低減することができる。また、放熱部によって放熱することで放熱性を向上することができる。このため、大電流を通電することができる。さらに、3本以上の端子によって、端子毎の断面積を小さくして加工性およびはんだ付け性を向上することができる。また、第1および第2の端子と第3の端子とは、放熱部が設けられた側辺に沿う方向から見たときに互いにずれるように配置されているため、一方および他方の配線部材の第1および第2の端子同士または第3の端子同士が向き合うように配置された場合と、一方の配線部材の第1および第2の端子と他方の配線部材の第3の端子とが向き合うように配置された場合とで異なる長さに配置することができる。このため、異なる長さの導電部に対応させて一方および他方の配線部材を配置することができる。
本発明の実施の形態1における配線部材を概略的に示す斜視図である。 本発明の実施の形態1における配線部材を概略的に示す平面図である。 本発明の実施の形態1における配線部材を概略的に示す正面図である。 本発明の実施の形態1における配線部材を概略的に示す側面図である。 本発明の実施の形態1における複数個の配線部材がプリント基板に互いに重ねられて実装された様子を概略的に示す斜視図である。 本発明の実施の形態1における複数個の配線部材が互いに重ねられた様子を概略的に示す平面図である。 本発明の実施の形態1における複数個の配線部材が互いに重ねられた状態でプリント基板に実装された様子を概略的に示す断面図である。 本発明の実施の形態1における複数個の配線部材が互いの幅方向の中心をずらして重ねられた様子を概略的に示す平面図である。 本発明の実施の形態1における複数個の配線部材がプリント基板に並んで実装された様子を概略的に示す斜視図である。 本発明の実施の形態1における複数個の配線部材が並び方を変えてプリント基板に実装された様子を概略的に示す平面図である。 本発明の実施の形態1におけるプリント基板を概略的に示す斜視図である。 本発明の実施の形態1におけるプリント基板の配線部材およびヒートシンクが接続された部分を概略的に示す拡大平面図である。 比較例1における配線部材が実装されたプリント基板が変形した状態を概略的に示す断面図である。 本発明の実施の形態1における配線部材が実装されたプリント基板が変形した状態を概略的に示す断面図である。 比較例2における配線部材がプリント基板に実装された状態を概略的に示す平面図である。 図15のXVI−XVI線に沿う断面図である。 図15のXVII−XVII線に沿う断面図である。 本発明の実施の形態1における配線部材がプリント基板に実装された状態を概略的に示す平面図である。 図18のXIX−XIX線に沿う断面図である。 図18のXX−XX線に沿う断面図である。 本発明の実施の形態1における複数の電子部品および複数の配線部材が実装されたプリント基板を概略的に示す斜視図である。 本発明の実施の形態1における複数の電子部品からのノイズを配線部材がシールドする様子を概略的に示す斜視図である。 本発明の実施の形態2における配線部材を概略的に示す平面図である。 本発明の実施の形態2における配線部材を概略的に示す正面図である。 本発明の実施の形態2における配線部材を概略的に示す側面図である。 本発明の実施の形態2における複数個の配線部材が互いに重ねられた様子を概略的に示す平面図である。 本発明の実施の形態3における複数個の配線部材が互いに重ねられた状態でプリント基板に実装された様子を概略的に示す断面図である。
以下、本発明の実施の形態について図に基づいて説明する。
(実施の形態1)
最初に図1〜図4を参照して、本発明の実施の形態1の配線部材の構成について説明する。主に図1に示すように、本実施の形態の配線部材1はプリント基板の表面に設けられた導電部に接続するためのものである。配線部材1は1枚の板状の金属を折り曲げて形成されていてもよい。配線部材の厚みはたとえば0.5mm以上1mm以下である。配線部材1の材料はたとえば純銅である。
配線部材1は、導電性接続部2と、放熱部3と、3本以上の端子4とを主に有している。3本以上の端子4は、導電部に接続するためのものであり、第1〜第3の端子41〜43を有している。第1〜第3の端子41〜43はそれぞれ下側に延びるように形成されている。
図1および図2に示すように、導電性接続部2は、互いに対向する一辺2aおよび他辺2bと、一辺2aと他辺2bとをつなぐ側辺2cとを有している。導電性接続部2は第1〜第3の端子41〜43のそれぞれを電気的につなぐものであり、それぞれを接続している。導電性接続部2はプリント基板の表面に対向するように配置されている。導電性接続部2は平面視において略長方形状に形成されている。導電性接続部2は板状に形成されている。導電性接続部2はプリント基板の表面に平行に配置されていてもよい。
図2および図3に示すように、放熱部3は導電性接続部2の側辺2cに沿って設けられている。放熱部3は導電性接続部2の側辺2c上に接続されている。放熱部3は第1〜第3の端子41〜43とは導電性接続部2に対して反対側に延びるように形成されている。つまり、放熱部3はプリント基板と反対側に向けて延びるように形成されている。図3および図4に示すように、放熱部3は板状に形成されている。放熱部3の高さはたとえば10mm〜30mmである。
第1〜第3の端子41〜43は導電性接続部2からプリント基板の表面に設けられた導電部に向けて伸びるように形成されている。第1および第2の端子41、42は導電性接続部2の一辺2aに設けられており、第3の端子43は導電性接続部2の他辺2bに設けられている。つまり、第1〜第3の端子41〜43は放熱部3が形成される側辺2cに隣り合う一辺2aおよび他辺2bにおいて向かい合うように配置されている。そして、図3に示すように、第1および第2の端子41、42と第3の端子43とは、放熱部3が設けられた側辺2cに沿う方向から見たときに互いにずれるように配置されている。
また図1〜図3に示すように、導電性接続部2は一辺2aおよび他辺2bに設けられた複数の凹部5を有している。複数の凹部5はそれぞれ平面視において外周端から内方へ凹むように形成されている。複数の凹部5は、第1〜第3の凹部51〜53を有している。第1〜第3の凹部51〜53はそれぞれ第1〜第3の端子41〜43のそれぞれの幅Dの寸法よりも大きな寸法W1、W2、W3を有している。
第1の凹部51は、第1の端子41と第2の端子42との間に配置される。第2の凹部52は、第3の端子43と導電性接続部2の側辺2cに向かい合う辺との間に配置される。第3の凹部53は、第3の端子43と側辺2cとの間に配置される。
次に図5〜図7を参照して、配線部材1がプリント基板10に接続された様子について説明する。図5に示すように、複数個の配線部材1がプリント基板10に接続されている。複数個の配線部材1は、複数個の第1および第2の配線部材1A、1Bを有している。複数個の第1および第2の配線部材1A、1Bは、プリント基板10の表面に設けられた導電部11に実装されている。複数個の配線部材1A、1Bは同形状である。プリント基板10の導電部11に流れる電流は、電流方向(図中矢印方向)Aの上流側の導電部11から配線部材1Aと配線部材1Bとを並列に流れ、電流方向Aの下流側の導電部11に流れる。
図5および図6に示すように、第1の配線部材1Aと第2の配線部材1Bとは、プリント基板10の表面に沿って互いに180度反転した状態で重ねられている。具体的には第1の配線部材1Aの第1の凹部51Aに、第2の配線部材1Bの第3の端子43Bが上方から挿入されている。第1の配線部材1Aの第2の凹部52Aには、第2の配線部材1Bの第2の端子41Bが上方から挿入されている。また、第1の配線部材1Aの第1の凹部53Aには、第2の配線部材1Bの第2の端子42Bが上方から挿入されている。これにより、第1の配線部材1Aと第2の配線部材1Bとを重ねることができる。なお、第1〜第3の凹部51A〜53A、第1〜第3の端子41B〜43Bの幅Dよりも大きければよく、第1〜第3の凹部51A〜53Aのそれぞれの幅W1、W2、W3が同じ大きさでなくともよい。
図6および図7に示すように、第1の配線部材1Aおよび第2の配線部材1Bは、第1の配線部材1Aの導電性接続部2Aと第2の配線部材1Bの導電性接続部2Bとを挟んで第1の配線部材1Aの放熱部3Aと第2の配線部材1Bの放熱部3Bとが互いに向かい合うように配置されている。なお、第1の配線部材1Aの放熱部3Aおよび第2の配線部材1Bの放熱部3Bはそれぞれ第1の配線部材1Aの導電性接続部2Aおよび第2の配線部材1Bの導電性接続部2Bのそれぞれに対して垂直であるが、第1の配線部材1Aと第2の配線部材1Bとを重ねることができれば、放熱部3Aおよび放熱部3Bはそれぞれ導電性接続部2Aおよび導電性接続部2Bのそれぞれに対して垂直でなくともよい。
図7に示すように、第1の配線部材1Aの第1および第2の端子41A、42Aがプリント基板10に設けられたスルーホール12Aに上方から挿入された状態ではんだ付けされることによって、第1の配線部材1Aとプリント基板10の導電部11とが電気的に接続される。なお、図示しない第1の配線部材1Aの第3の端子43Aも同様にプリント基板10の導電部11にはんだ付けされる。また、第2の配線部材1Bの第3の端子43Bがプリント基板10に設けられたスルーホール12Bに上方から挿入された状態ではんだ付けされることによって、第2の配線部材1Bとプリント基板10の導電部11とが電気的に接続される。なお、図示しない第2の配線部材1Bの第1および第2の端子41B、42Bも同様にプリント基板10の導電部11にはんだ付けされる。
第1の配線部材1Aの第1〜第3の端子41A〜43Aはテーパ形状を有している。第1〜第3の端子41A〜43Aは、導電性接続部2A側から第1〜第3の端子41A〜43Aの先端に向かって幅が小さくなるように形成されたテーパ部4aを有している。これにより、第1〜第3の端子41A〜43Aのそれぞれがスルーホール12Aの内径に接触するまで挿入され得る。そして、第1〜第3の端子41A〜43Aの幅Dがスルーホール12Aの内径よりも大きければ、第1〜第3の端子41A〜43Aが上記テーパ状であるため、プリント基板10の表面に設けられた導電部11と導電性接続部2Aの裏面との間に隙間が生じる。この隙間に風が流れることで放熱性が上がる。上記隙間はスルーホール12Aの径SAによって高さを変えることができる。
また、第2の配線部材1Bの第1〜第3の端子41B〜43Bも上記の第1の配線部材1Bの第1〜第3の端子41A〜43Aと同様のテーパ形状を有している。また、第1の配線部材1Aが挿入されるスルーホール12Aの径SAと、第2の配線部材1Bが挿入されるスルーホール12Bの径SBの大きさは異なる。
ここで、第1および第2の配線部材1A、1Bの板厚t、第1の端子41Aおよび第3の端子43Bのテーパ部4aの斜面の角度θ、第1の配線部材1Aの第1の端子41Aの中心線と斜面に沿う線とが交わる点からプリント基板10の導電部11の上面までの距離HA、第2の配線部材1Bの端子43Bの中心線と斜面に沿う線とが交わる点からプリント基板10の導電部11の上面までの距離HBとすると、tanθ=SA/2/HAとなり、tanθ=SB/2/HBとなる。
第1の配線部材1Aと第2の配線部材1Bとの間に高さ方向の間隔を設けるにはHA−HB>tとする必要がある。したがって、tanθ<(SA−SB)/(2×t)となるようにスルーホール12A、12Bの径SA、SBが設定される。これにより、第1の配線部材1Aの導電性接続部2Aと第2の配線部材1Bの導電性接続部2Bとの間に隙間を設けることができる。このため、この隙間を通って第1の配線部材1Aと第2の配線部材1Bとの間に空気が流れる。これにより、放熱効果を高めることができる。
図7および図8を参照して、第1の配線部材1Aの第1〜第3の凹部51A〜53Aは、第2の配線部材1Bの第1〜第3の端子41B〜43Bの幅Dよりも大きな幅寸法W1〜W3を有しているため、図8に示すように第1の配線部材1Aと第2の配線部材1Bとを幅方向にずらして重ねて配置できる。これにより、プリント基板10の表面に設けられた導電部11の幅が狭い場合にも広い場合にも同形状の第1および第2の配線部材1A、1Bで対応することができるため、設計自由度を増すことができる。
上記では、複数個の配線部材1が重ねられている場合について説明したが、複数個の配線部材1は重ねられずに使用されてもよい。図9を参照して、第1の配線部材1Aと第2の配線部材1Bとは互いに重ねられずに、電流方向Aに沿って並んで配置されている。第1の配線部材1Aと第2の配線部材1Bとは同じ向きに配置されている。
続いて、図10を参照して、第1〜第3の配線部材1A〜1Cがそれぞれ5個ずつ直線的に並べて実装されている場合を例に説明する。5個の第1の配線部材1Aは全て同じ向きに配置されている。5個の配線部材1Bは中央の3つの配線部材1Cが同じ向きに配置されており、両端の2つの配線部材1Cが互いに180度回転させて配置されている。5個の配線部材1Cは隣り合う配線部材1C同士を互いに180度回転させて配置されている。
第1〜第3の配線部材1A、1B、1Cの実装長さLA、LB、LCでは、第1の配線部材1Aの実装長さLAが最も短くなり、第3の配線部材1Cの実装長さLCが最も長くなる。このように、本実施の形態の配線部材1によれば、実装長さが長い場合にも短い場合にも対応できるため設計の自由度を増すことができる。
なお、第1の配線部材1Aの第3の端子43から隣接する第1の配線部材1Aの第2の端子42までの導電部長さXAは、第3の配線部材1Cの第3の端子43から隣接する第3の配線部材1Cの第3の端子43までの導電部長さXCよりも長くなる。導電部長さが長いと、導電部の抵抗値が大きくなるため、発熱量が大きくなる。しかし、第1の配線部材1Aから隣接する第1の配線部材1Aに流れる電流は、隣接する第1の配線部材1Aの第1の端子41と第2の端子42とに分流し、発熱量は大きくならないため問題ない。なお、第1〜第3の配線部材1A〜1Cの向き、配置は一例であり、実装形態に合わせて随時選択できる。
次に、図11を参照して、本実施の形態の配線部材1が実装されたプリント基板10の構成について説明する。プリント基板10の表面に設けられた導電部11に複数個の配線部材1A、1Bが接続されている。また、プリント基板10の表面にはヒートシンク61および電子部品63が接続されている。ヒートシンク61は複数の放熱フィン62を有している。電子部品63は、パワーモジュールなどであり、使用により発熱する。
続いて、図11および図12を参照して、複数個の配線部材1A、1Bとヒートシンク61との位置関係について説明する。パワーモジュールなどの電子部品63は発熱するため、ヒートシンク61によって放熱される場合がある。本実施の形態では電子部品63にヒートシンク61が取り付けられている。そして、ヒートシンク61の放熱フィン62に送風することで電子部品63を冷却するようにプリント基板10上には冷却風が流れていることがある。
複数個の配線部材1A、配線部材1Bは、各々の放熱部3A、3Bがヒートシンク61の放熱フィン62と平面視において平行に配置されている。放熱フィン62には放熱フィン62と平行に直線的な風が流れる。放熱部3A、3Bが放熱フィン62と平行に配置されているため、放熱フィン62に流れる風速の高い風が複数個の配線部材1A、配線部材1Bの各々の放熱部3A、3Bに流れる。このため、放熱効果を高くすることができる。
なお、放熱部3A、3Bが冷却風の流れる方向に長い場合には、放熱部3A、3Bの風下側で風速が低下して放熱効果が低下するおそれがある。すなわち、一般的に板の間を流れる風は、板の風上側と板の風下側とでは板の近傍と離れた位置との風速分布が異なる。板の風上側では板の近傍と離れた位置とで均一な風速分布であるのに対し、板の風下側では板の近傍の風速が遅く、板と離れた位置の風速が速くなる。板が長いほど板の近傍と離れた位置との風速の差が大きくなり、風速の遅い板の近傍の放熱効果が低下する。このため、放熱部3A、3Bが長い場合には、放熱部3A、3Bの風下側で放熱効果が低下するおそれがある。
しかし、本実施の形態の複数個の配線部材1A、1Bでは、風上側の配線部材1A、1Bと風下側の配線部材1A、1Bとの間には間隔があるため、この間隔で風速が均一化される。したがって、風下側の配線部材1A、1Bの放熱部3A、3B近傍の風速の低下が抑制される。そのため、風下側の配線部材1A、1Bでも放熱効果が低下しない。
次に、本実施の形態の作用効果について説明する。
本実施の形態の配線部材1によれば、導電性接続部2によって電流が流れる断面積を大きくすることで電気抵抗を低減することができる。このため、大電流を流すことができる。また、放熱部3によって放熱することで放熱性を向上することができる。導電性接続部2、端子4、導電部11に電流が流れると発熱が生じる。この発熱は、それぞれの表面から周囲空気へ放熱されるのに加えて放熱部3へ伝わり、放熱部3から周囲空気へ放熱される。放熱部3によって、放熱効果が高くなり、配線部材1と導電部11の温度上昇が抑制される。このため、より大電流を流すことができる。以上より、導電性接続部2によって電気抵抗を低減し、放熱部3によって放熱性を向上することでたとえば50Aの大電流を通電することができる。
さらに、配線部材1の電気抵抗は配線部材1の断面積が大きいほど小さくなり、より大電流を流す事が可能となるが、断面積が大きいほど配線部材1の加工が難しくなり、また導電部11へはんだ付けしにくくなる。そこで、3本以上の端子4によって、端子毎の断面積を小さくして加工性およびはんだ付け性を向上することができる。
また、第1および第2の端子41、42と第3の端子43とは、放熱部3が設けられた側辺2cに沿う方向から見たときに互いにずれるように配置されているため、隣り合う第1の配線部材1Aの第1および第2の端子41、42同士または第3の端子43同士が向き合うように配置された場合と、第3の配線部材1Cの第1および第2の端子41、42と隣り合う第3の配線部材1Cの第3の端子43とが向き合うように配置された場合とで異なる長さに配置することができる。このため、異なる長さの導電部11に対応させて複数個の配線部材1を配置することができる。
続いて、比較例と対比して本実施の形態の作用効果を説明する。
図13を参照して、比較例1では配線部材1はリード形状を有していないため面実装されている。この比較例1ではプリント基板10が振動した際に、プリント基板10が変形した場合、プリント基板10が変形することではんだ13に応力が集中する。このため、はんだ13にクラックが生じるなどによってはんだ部の信頼性を下げることがある。
これに対して、図14を参照して、本実施の形態の配線部材1によれば、第1〜第3の端子41〜43はリード形状を有する。なお、図14では第2の端子42は見やすくするため図示されていない。第1〜第3の端子41〜43をリード形状とすることによって、第1〜第3の端子41〜43の剛性が低くなるため変形しやすくなる。このため、プリント基板10の変形によるはんだ13への応力を第1〜第3の端子41〜43の根元が吸収する。これにより、はんだ13のクラックが生じにくくなるため、信頼性を向上することができる。
また、図15〜図17を参照して、比較例2の配線部材1は板状に形成されている。図15に示すように比較例2の配線部材1の複数の支持点15(プリント基板10に支持された箇所)は、第1〜第3の端子41〜43と同座標にあり、複数の支持点15が直線状に並んでいる。このため、図16および図17に示すように、第1〜第3の端子41〜43がスルーホール12に挿入される際、z軸からx軸方向に傾くことがある。これにより、スルーホール12内において、第1〜第3の端子41〜43とスルーホール12との隙間にばらつきが生じることがある。上記ばらつきが生じるとはんだ付け性にばらつきが生じることがあるため、信頼性が低下する。
これに対して、図18〜図20を参照して、本実施の形態によれば、図18に示すように、配線部材1の複数の支持点15は、第1〜第3の端子41〜43と同座標にあり、複数の支持点15を結ぶ線が三角形16を成している。これにより、スルーホール挿入時に第1〜第3の端子41〜43の軸がスルーホール12の中心軸に対して傾くことを抑制できる。したがって、第1〜第3の端子41〜43とスルーホール12との隙間にばらつきが生じにくくすることができる。よって、はんだ付け性にばらつきが生じにくくすることができるため、信頼性を維持することができる。
さらに、本実施の形態の作用効果について説明する。図21および図22を参照して、プリント基板10に実装される電子部品10Aはノイズを発生することがある。電子部品10Aから発せられるノイズには高周波の電磁波が含まれていることが多く、このような高周波の電磁波が受けて他の電子部品10Bが誤動作することがある。一般的に、ノイズによる誤動作を防ぐために、電子部品10Bをシールドする手法や、ノイズを発生する電子部品10Aと誤動作する電子部品10Bをプリント基板10において離して配置する手法をとることがある。しかし、これらの手法をとることで部品点数の増加や、設計自由度が制限される。
図22に示すように、電子部品10Aが発するノイズに含まれる高周波の電磁波M1を配線部材1がシールドすることができる。つまり、電子部品10Aと電子部品10Bとの間に配線部材1を配置することで、電子部品10Aが発生するノイズを配線部材1がシールドし、電子部品10Bの誤動作を防ぐことができる。シールドの効果は、シールドする部材の抵抗率が小さいほど大きいため、配線部材1の材質として銅などの抵抗率の小さい金属を用いることで、効果的に上記電磁波M1をシールドすることができる。これにより、電子部品Bの誤動作を防ぐことができる。また、電子部品10Aと電子部品10Bを離れて配置しなくともよいので、設計自由度を増すことができる。
また、本実施の形態の配線部材1によれば、端子4は、先端に向かって幅が小さくなるように形成されたテーパ部4aを有している。このため、第1および第2の配線部材1A、1Bが挿入されるスルーホール12A、12Bの大きさを異ならせることで、スルーホール12A、12Bに挿入された状態で第1および第2の配線部材1A、1B間に高さ方向の隙間を設けることができる。これにより、第1および第2の配線部材1A、1Bの放熱効果を高めることができる。
また、本実施の形態の配線部材1によれば、導電性接続部2は、第1〜第3の端子41〜43のそれぞれの幅Dの寸法よりも大きな寸法W1〜W3を有する第1〜第3の凹部51〜53を含んでいるため、第1の配線部材1Aの導電性接続部2Aに含まれる第1〜第3の凹部51〜3に、第2の配線部材1Bの第1〜第3の端子41〜43を配置することで、第1および第2の配線部材1A、1Bを互いに重ねて配置するができる。第1および第2の配線部材1A、1Bを重ねて配置することで、導電性接続部2の合計の断面積を大きくすることができる。これにより、電気抵抗を低減し大電流を流すことができる。また、第1および第2の配線部材1A、1Bを重ねて配置することで第1および第2の配線部材1A、1Bの端子4毎の断面積をさらに小さくして加工性およびはんだ付け性を向上することができる。また、放熱部3を2つ設けることで放熱性を向上することができる。
また、第1および第2の配線部材1A、1Bを互いに重ねて配置することで、第1および第2の配線部材1A、1Bの各々の端子4に流れる電流が分散される。つまり、第1および第2の配線部材1A、1Bのそれぞれに流れる電流は、配線部材1が1つの場合の電流の半分である。端子4の抵抗Rjと、流れる電流Iと、端子4発熱Pとの関係は、P=I2×Rjであらわされ、電流Iが半分になるとP=(1/4)×I2×Rjとなり、発熱Pを1/4にすることができる。これにより、端子4の局所発熱を抑制できる。
また、1つの配線部材1で大電流を実現しようとすると、配線部材1が大型化、高コスト化することがある。すなわち、プリント基板10には100A以上の電流が流れる箇所もあれば、50A程度の電流しか流れない箇所もある。このため、配線部材1の許容電流以下の箇所では、必要以上に配線部材1が大型化、高コスト化する。仮に、電流値に合わせて配線部材1を多種類製作すると、配線部材1の標準化ができず、配線部材の1製造のイニシャルコストが高くなる。
そこで、第1および第2の配線部材1A、1Bを互いに重ね合わせて配置できる形状にすることで設計の自由度を向上することができる。つまり、電流値が小さい箇所には1つの配線部材1を用い、電流値が大きい箇所には2つの配線部材1を重ねて用いることで、電流値に合わせた無駄の無い使用形態を実現することができる。また、配線部材1は同一の形状にすることができるため、配線部材1の標準化ができ、製造のイニシャルコストを下げることができる。
また、放熱部3が端子4に近い位置に配置された場合には、はんだ付け時に放熱部3に加わった熱が放熱部3に広がり、端子4の温度上昇が抑制され、端子4のはんだ付け不良が生じる可能性がある。しかしながら、凹部5によって、はんだ付け時に端子4に加わった熱が放熱部3に広がることを抑制することができる。なお、はんだ付け時の瞬間的な加熱時には放熱部3へ熱が広がることは抑制されるが、電流通電時の定常的な発熱の場合は、放熱部3へ十分熱が広がるため、放熱効果が低減することはない。
本実施の形態のプリント基板10によれば、上記の配線部材1を複数個備えている。よって、電気抵抗を低減し、放熱性を向上することで大電流を通電することができ、かつ加工性およびはんだ付け性を向上できる配線部材1を備えたプリント基板10を実現することができる。
また、複数個の配線部材1のうちの第1および第2の配線部材1A、1Bは、互いの導電性接続部2を挟んで互いの放熱部3が互いに向かい合うように配置されている。そして、第1の配線部材1Aの複数の凹部5のいずれかに、第2の配線部材1Bの3本以上の端子4のいずれかが配置されている。これにより、第1および第2の配線部材1A、1Bを互いに重ねて配置したプリント基板10を実現することができる。
このため、導電性接続部2の合計の断面積を大きくして、電気抵抗を低減することができる。一方、第1および第2の配線部材1A、1Bの端子毎の断面積をさらに小さくして加工性およびはんだ付け性を向上することができる。また、2つの放熱部3によって放熱性を向上することができる。また、端子4に流れる電流を分散して端子4の局所発熱を抑制できる。さらに、第1および第2の配線部材1A、1Bを互いに重ね合わせて配置できる形状にすることで設計の自由度を向上することができる。
(実施の形態2)
実施の形態1では、端子の数が3本の場合について説明したが、端子の数は3本以上であればよく、たとえば5本であってもよい。図23〜図25を参照して、本発明の実施の形態2における配線部材1は5本の第1〜第5の端子41〜45を有している。
第1〜第3の端子41〜43は導電性接続部2の一辺2aに設けられており、第4および第5の端子44、45は導電性接続部2の他辺2bに設けられている。そして、図24に示すように、第1〜第3の端子41〜43と第4および第5の端子44、45とは、放熱部3が設けられた側辺2cに沿う方向から見たときに互いにずれるように配置されている。
また導電性接続部2は一辺2aおよび他辺2bに設けられた第1〜第5の凹部51〜55を有している。第1〜第5の凹部51〜55はそれぞれ第1〜第5の端子41〜45のそれぞれの幅Dの寸法よりも大きな寸法W1、W2、W3、W4、W5を有している。第1の凹部51は、第1の端子41と第2の端子42との間に配置される。第2の凹部52は、第2端子42と第3の端子43との間に形成される。第3の凹部53は第4の端子44と導電性接続部2の側辺2cに向かい合う辺との間に配置される。第4の凹部54は第4の端子44と第5の端子45との間に形成される。第5の凹部55は第5の端子45と側辺2cとの間に配置される。
図26を参照して、第1の配線部材1Aの上方から第2の配線部材1Bが重ねられて配置された様子について説明する。第1の配線部材1Aと第2の配線部材1Bは同一形状である。第1の配線部材1Aと第2の配線部材1Bとは、プリント基板の表面に沿って互いに180度反転させて重ねられている。
第1の配線部材1Aは、第2の配線部材1Bの第1〜第5端子41B〜45Bの幅Dの寸法よりも大きい寸法W1〜W5を有する第1〜第5の凹部51A〜55Aを有している。第1の配線部材1Aの第1の凹部51Aに、第2の配線部材1Bの第4の端子44Bが上方から挿入される。第1の配線部材1Aの第2の凹部52Aに、第2の配線部材1Bの第5の端子45Bが上方から挿入される。第1の配線部材1Aの第3の凹部53Aに、第2の配線部材1Bの第1の端子41Bが上方から挿入される。第1の配線部材1Aの第4の凹部54Aに、第2の配線部材1Bの第2の端子42Bが上方から挿入される。第1の配線部材1Aの第5の凹部55Aには、第2の配線部材1Bの第3の端子43Bが上方から挿入される。これにより、第1の配線部材1Aと第2の配線部材1Bを重ねることができる。なお、第1〜第5の凹部51A〜55Aの寸法W1〜W5は、第1〜第5の端子41A〜45Aの幅Dの寸法よりも大きければよく、第1〜第5の凹部の寸法W1〜W5が同じでなくともよい。
本実施の形態によっても、実施の形態1の配線部材1およびプリント基板10と同様の効果を得ることができる。
(実施の形態3)
実施の形態1では端子がテーパ部を有する場合について説明したが、端子は段差を有していてもよい。図27を参照して、本発明の実施の形態3における端子は、第1の凸部21と、第2の凸部22と、先端部23とを有している。
第1の凸部21は導電性接続部2に接続されている。第2の凸部22は第1の凸部21と先端部23とに挟まれている。第2の凸部22は先端部23に接続されている。第2の凸部22は先端部23よりも外方に張り出している。第1の凸部21は第2の凸部22に接続されている。第1の凸部21は第2の凸部22よりも外方に張り出している。
本実施の形態では第1の凸部21は第2の凸部22よりも大きな断面積を有しており、第2の凸部22は先端部23よりも大きな断面積を有している。ここで、断面積は電流方向Aに沿う方向の断面積である。端子4は先端側が2段階に細くなる階段形状を有している。第2の凸部22の高さD2は配線部材1の板厚tよりも大きい。
また、第1の配線部材1Aの端子4が挿入されるスルーホール12の径と第2の配線部材1Bの端子4が挿入されるスルーホール12の径とは互いに大きさが異なっている。つまり、第1の配線部材1Aが挿入されるスルーホール12の径は、第2の凸部22は挿入できず先端部23を挿入できる大きさを有している。一方、第2の配線部材1Bが挿入されるスルーホール12の径は、第2の凸部22が挿入できる大きさを有している。これにより、第1の配線部材1Aの導電性接続部2と第2の配線部材1Bの導電性接続部2との間に隙間を設けることができる。このため、この隙間を通って第1の配線部材1Aと第2の配線部材1Bとの間に空気が流れる。これにより、放熱効果を高めることができる。
本実施の形態の配線部材1によれば、端子4は、上記の第1の凸部21と、第2の凸部22と、先端部23とを有している。このため、第1および第2の配線部材1A、1Bが挿入されるスルーホール12の大きさを異ならせることで、スルーホール12に挿入された状態で第1および第2の配線部材1A、1B間に高さ方向の隙間を設けることができる。これにより、第1および第2の配線部材1A、1Bの放熱効果を高めることができる。
1 配線部材、1A 第1の配線部材、1B 第2の配線部材、1C 第3の配線部材、2 導電性接続部、2a 一辺、2b 他辺、2c 側辺、3 放熱部、4 端子、4a テーパ部、5 凹部、10 プリント基板、11 導電部、12 スルーホール、13 はんだ、21 第1の凸部、22 第2の凸部、23 先端部、61 ヒートシンク、62 放熱フィン、63 電子部品。

Claims (5)

  1. プリント基板の表面に設けられた導電部に接続するための配線部材であって、
    前記導電部に接続するための3本以上の端子と、
    互いに対向する一辺と他辺とを有し、かつ前記3本以上の端子のそれぞれを電気的につなぐ導電性接続部と、
    前記導電性接続部の前記一辺と前記他辺とをつなぐ側辺に沿って設けられ、かつ前記導電性接続部に対して前記3本の端子とは反対側に延びる放熱部とを備え、
    前記3本以上の端子は、
    前記一辺に設けられた第1および第2の端子と、
    前記他辺に設けられた第3の端子とを含み、
    前記第1および第2の端子と前記第3の端子とは、前記放熱部が設けられた前記側辺に沿う方向から見たときに互いにずれるように配置されている、配線部材。
  2. 前記端子は、前記導電性接続部側から先端に向かって幅が小さくなるように形成されたテーパ部を含む、請求項1に記載の配線部材。
  3. 前記端子は、
    先端部と、
    前記先端部に接続され、かつ前記先端部よりも外方に張り出した第2の凸部と、
    前記第2の凸部に接続され、かつ前記第2の凸部よりも外方に張り出した第1の凸部とを含む、請求項1に記載の配線部材。
  4. 前記導電性接続部は、前記3本以上の端子のそれぞれの幅の寸法よりも大きな寸法を有し、かつ前記一辺および前記他辺に設けられた複数の凹部を含む、請求項1〜3のいずれか1項に記載の配線部材。
  5. 請求項4に記載の配線部材を複数個備え、かつ
    前記複数個の配線部材が接続された前記導電部を備え、
    前記複数個の配線部材のうちの第1および第2の配線部材は、前記第1の配線部材の前記導電性接続部と前記第2の配線部材の前記導電性接続部とを挟んで前記第1の配線部材の前記放熱部と前記第2の配線部材の前記放熱部とが互いに向かい合うように配置され、
    前記第1の配線部材の前記複数の凹部のいずれかに、前記第2の配線部材の前記3本以上の端子のいずれかが配置されている、プリント基板。
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