JP2007180308A - プリント配線基板 - Google Patents

プリント配線基板 Download PDF

Info

Publication number
JP2007180308A
JP2007180308A JP2005377816A JP2005377816A JP2007180308A JP 2007180308 A JP2007180308 A JP 2007180308A JP 2005377816 A JP2005377816 A JP 2005377816A JP 2005377816 A JP2005377816 A JP 2005377816A JP 2007180308 A JP2007180308 A JP 2007180308A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
electromagnetic wave
terminals
wiring board
printed wiring
openings
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2005377816A
Other languages
English (en)
Inventor
Shozo Tokunaga
正造 徳永
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hiroshima Opt Corp
Kyocera Display Corp
Original Assignee
Hiroshima Opt Corp
Kyocera Display Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hiroshima Opt Corp, Kyocera Display Corp filed Critical Hiroshima Opt Corp
Priority to JP2005377816A priority Critical patent/JP2007180308A/ja
Publication of JP2007180308A publication Critical patent/JP2007180308A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Structure Of Printed Boards (AREA)

Abstract

【課題】電磁波シールドパターンに接続された端子とそれ以外の端子との半田接合強度のばらつきを低減し、十分な半田接合強度を得ることができ、信頼性の高い半田接合を実現できるプリント配線基板を提供すること。
【解決手段】本発明にかかるプリント配線基板1は、板状の絶縁基材と、絶縁基材の表面に形成された複数の端子21、31、41と、絶縁基材の表面に形成され、接地電位に接続されるとともに電磁波をシールドする電磁波シールドパターン60と、複数の端子21、31、41のうち、接地電位に接続される端子21g、41gを電磁波シールドパターン60に接続する接続配線71、72a〜72cと、電磁波シールドパターン60内に形成された複数の開口部80とを備えており、複数の開口部80の総面積は、複数の開口部80を形成しない場合の電磁波シールドパターン60の面積の30%〜70%である。
【選択図】図1

Description

この発明は、プリント配線基板に関し、例えば、グランド端子を接地電位に接続するとともに、電磁波をシールドする電磁波シールドパターンが形成されたプリント配線基板に関する。
近年、オーディオ、コンピュータ、8ミリビデオ、携帯用電話等のエレクトロニクス製品は、高性能化が進んでおり、それとともに小型化、軽量化、薄型化に対するニーズが高まっている。
また、他の電子機器から発生する電磁波ノイズや当該電子機器内のプリント配線基板上の隣在する部品相互間の電磁波障害によって、回路が誤動作を起こすおそれがあるので、プリント配線基板の表面および裏面のうち、実装部品用の端子形成領域を除いた領域の略全面に、電磁波シールドパターンを設ける必要がある。
また、電磁波シールドパターンは、プリント配線基板上の広い範囲に形成されていることから、接地電位に接続するのに都合がよく、電磁波シールドパターンを接地電位に接続すると共に、電磁波シールドパターンに各実装部品のグランド端子を接続していた。
電磁波シールドパターンに関する技術の一例が、特許文献1に記載されている。
特開平7−38276号公報
しかしながら、電磁波シールドパターンは、プリント配線基板上の広い範囲に形成されていることから、実装部品の端子とプリント配線基板上の端子とを半田付けする際に、当該電磁波シールドパターンに電気的に接続されるグランド端子と、当該電磁波シールドパターンに電気的に接続されない端子(以下、グランド端子以外の端子とする)との間で、半田接合強度にばらつきが生じるという問題が生じた。
すなわち、グランド端子以外の端子と実装部品の電極との半田接合が最適になるように、半田付けを行うための温度条件を設定すると、半田付けの際のグランド端子に与えられる熱量の多くがグランド端子を介して広面積の電磁波シールドパターンに奪われてしまい、半田が十分に溶融せず、この結果、グランド端子と実装部品の電極との間で半田付け不良が生じ、十分な半田接合強度を得ることができなかった。
逆に、半田付けを行うための温度設定を、グランド端子と実装部品の電極との半田接合が最適になるように、半田付けを行うための温度条件を設定すると、半田付けの際の熱量によりグランド端子以外の端子と実装部品の電極の温度が高くなりすぎ、グランド端子以外の端子と実装部品の電極との間で半田付け不良が生じ、十分な半田接合強度を得ることができなかった。また、更には、実装部品の許容耐熱温度を超えてしまい、実装部品を破壊してしまうこともあった。
本発明はこのような問題に鑑みてなされたものであり、電磁波シールドパターンに接続された端子とそれ以外の端子との半田接合強度のばらつきを低減し、十分な半田接合強度を得ることができ、信頼性の高い半田接合を実現できるプリント配線基板を提供することを目的とする。
本発明にかかるプリント配線基板は、板状の絶縁基材と、絶縁基材の表面に形成された複数の端子と、絶縁基材の表面または/および裏面に形成され、電磁波をシールドする電磁波シールドパターンと、複数の端子のうち、少なくとも1の端子を電磁波シールドパターンに接続する接続配線と、電磁波シールドパターン内に形成された複数の開口部とを備え、複数の開口部の総面積は、上記複数の開口部を形成しない場合の上記電磁波シールドパターンの面積の30%〜70%であることを特徴とするものである。
このような構成にしたことにより、電磁波シールドパターンに接続された端子とそれ以外の端子との半田接合強度のばらつきを低減し、十分な半田接合強度を得ることができ、信頼性の高い半田接合を実現できる。
また、本発明にかかるプリント配線基板は、板状の絶縁基材と、絶縁基材の表面に形成された複数の端子と、絶縁基材の表面または/および裏面に形成され、接地電位に接続されるとともに、電磁波をシールドする電磁波シールドパターンと、複数の端子のうち、接地電位に接続される端子を電磁波シールドパターンに接続する接続配線と、電磁波シールドパターン内に形成された複数の開口部とを備え、複数の開口の総面積は、複数の開口部を形成しない場合の電磁波シールドパターンの面積の30%〜70%であることを特徴とするものである。 このような構成にしたことにより、電磁波シールドパターンに接続され、接地電位に接続された端子とそれ以外の端子との半田接合強度のばらつきを低減し、十分な半田接合強度を得ることができ、信頼性の高い半田接合を実現できる。
また、複数の開口部は、電磁波シールドパターン内に均一に配置して形成されているのが、好ましい。これにより、ばらつきの少ない電磁波シールド効果を得ることができる。
また、開口部は、円形状または楕円形状の開口部であってもよい。また、開口部は、多角形状の開口部であって、多角形状の開口部の内面のうち、多角形の各頂点部には曲面が形成されてもよい。これにより、開口部の一部に電位が集中するのを抑止することができる。
また、複数の開口部の中心間距離は、3mm以下であるのが、好ましい。これにより、電磁波シールド効果を効果的に得ることができる。
また、複数の開口部の間に形成される電磁波シールドパターンの最小幅は、0.2mm以上であるのが、好ましい。これにより、電磁波シールド効果を効果的に得ることができ、電位を均一にでき、更に、複数の開口部が形成された電磁波シールドパターンを簡単に形成することができる。
本発明により、電磁波シールドパターンに接続された端子とそれ以外の端子の半田接合強度のばらつきを低減し、十分な半田接合強度を得ることができ、信頼性の高い半田接合を実現できる。
本発明の実施の形態に係るプリント配線基板の構成について、図に基づいて説明する。
図1は、本発明の実施の形態に係るプリント配線基板の表面の構成を示す平面図である。図2は、本発明の実施の形態に係るプリント配線基板の裏面の構成を示す平面図である。図3は、本発明の実施の形態に係るプリント配線基板の表面に実装部品を実装した状態を示す概念図である。なお、便宜上、図3ではプリント配線基板の各パターンを表示していない。
図4は、プリント配線基板の表面および裏面に形成された端子間接続配線のそれぞれを接続する接続部の模式断面図である。図5は、バイヤホールを中心線に沿って切断したときの模式断面図である。
図3に示されるように、本発明の実施の形態に係るプリント配線基板1の表面には、2つの半導体装置IC1、IC2、2つの表面実装型コネクタCN1、CN2、1つのピンコネクタPN1が実装される。
ここで、図1および図3に示されるように、IC1とIC2とは部品形状が同一であり、IC1およびIC2実装用に設けられた複数の端子21の形状、配置および複数の端子21の周辺のパターン形状も同一である。また、CN1とCN2とは部品形状が同一であり、CN1実装用およびCN2実装用に設けられた複数の端子31の形状、配置および複数の端子の周辺のパターン形状も同一である。このため、IC2実装用およびCN2実装用の複数の端子およびその周辺の構成についての詳細な説明は省略する。
また、図1、図2、図4および図5に示されるように、本発明の実施の形態に係るプリント配線基板1は、例えばガラスエポキシ材により矩形状に形成された絶縁基材10と、絶縁基材10の表面に形成された複数の端子21、31と、絶縁基材10の表面および裏面に形成された複数の端子41と、絶縁基材10の表面および裏面の広範囲に形成された電磁波シールドパターン60とを備えている。
複数の端子21はIC1、IC2をプリント配線基板1の表面上に実装するために用いられ、半田付けによりIC1、IC2の複数の電極22と接続される。複数の端子31はCN1、CN2をプリント配線基板1の表面上に実装するために用いられ、半田付けによりCN1、CN2の複数の電極32と接続される。複数の端子41はPN1をプリント配線基板1の表面上に実装するために用いられ、半田付けによりPN1の複数の電極(不図示)と接続される。複数の端子21、31、41の材料には、例えば、銅箔が用いられる。
図1に示されるように、複数の端子31の形成領域の両端側には、固定用パッド33が形成されている。この固定用パッド33にはCN1およびCN2の両端側に設けられた固定用端子34が半田付けにより接続される。図2に示されるように、複数の端子41はプリント配線基板1の裏面上にも形成されており、複数の端子41の中心には、PN1の複数の電極(不図示)を貫通させるための貫通穴41Aがそれぞれ形成されている。また、プリント配線基板1の表面上および裏面上にそれぞれ形成された複数の端子41は、貫通穴41Aを介して電気的に接続されている。
また、図1に示されるように、複数の端子21のうち、接地電位に接続されるグランド端子21gが、プリント配線基板1の表面上、すなわち、絶縁基材10の表面上に形成されている。図1では、1つのグランド端子21gが絶縁基材10の表面上に形成されるとしたが、複数のグランド端子21gを設けてもよい。また、図1および図2に示されるように、複数の端子41のうち、接地電位に接続されるグランド端子41gが、プリント配線基板1の表面上および裏面上、すなわち、絶縁基材10の表面上および裏面上に形成されている。図1および図2では複数の端子41の両端の端子の2つをグランド端子41gとしたが、1または3以上のグランド端子41gを設けてもよい。
図1に示されるように、グランド端子21は、グランド接続配線71により、電磁波シールドパターン60に電気的に接続されている。また、図1および図2に示されるように、グランド端子41gは、絶縁基材10の両面において、グランド接続配線72a〜72fにより、電磁波シールドパターン60に接続されている。
また、図1および図2に示されるように、複数の端子間接続配線50がプリント配線基板1の表面上および裏面上、すなわち絶縁基材10の表面上および裏面上に形成されている。この端子間接続配線50により、各半導体素子IC1、IC2、各コネクタCN1、CN2、PN1実装用の端子21、31、41の間が電気的に接続されている。端子間接続配線50の材料には、例えば、銅箔が用いられる。また、図4に示されるように、絶縁基材10の表面上および裏面上にそれぞれ形成された端子間接続配線50は、接続部51により、電気的に接続されている。
電磁波シールドパターン60は、絶縁基材10の表面上および裏面上にそれぞれ形成されており、複数の端子21、31、41や端子間接続配線50を除いた領域の略全面に形成されている。この電磁波シールドパターン60は、他の電子機器から発生する電磁波ノイズや当該プリント配線基板1上の隣在する実装部品IC1、IC2、CN1、CN2、PN1相互間の電磁波障害を抑止するために形成されている。また、電磁波シールドパターン60は接地電位に接続される。電磁波シールドパターン60の材料には、例えば、銅箔が用いられる。図1および図2に示されるように、電磁波シールドパターン60の形成領域内には、複数のバイヤホール61が形成されている。なお、複数のバイヤホール61は、電磁波シールドパターン60の形成領域内に均一に形成されている。
また、図5に示されるように、絶縁基材10の表面上および裏面上にそれぞれ形成された電磁波シールドパターン60が、バイヤホール61を介して電気的に接続されている。このようにしたことにより、プリント配線基板1の両面で、他の電子機器から発生する電磁波ノイズや当該プリント配線基板1上の隣在する実装部品IC1、IC2、CN1、CN2、PN1相互間の電磁波障害を抑止でき、より高い電磁波シールド効果を発揮できる。また、このようにしたことにより、電磁波シールドパターン60をより広く確保でき、各グランド端子21g、41gを安定的に接地電位に接続することができる。
ここで、図1に示されるように、複数の開口部80が、絶縁基材10の表面上および裏面上にそれぞれ形成された電磁波シールドパターン60内に形成されている。また、複数の開口部80の総面積は、複数の開口部80を形成しない場合の電磁波シールドパターン80の面積の30%〜70%である。
このような構成にしたことにより、電磁波シールドパターン60の熱容量を小さくでき、この結果、電磁波シールドパターン60に接続された端子21g、41gとそれ以外の端子での半田付け温度の差を縮小することができ、電磁波シールドパターン60に接続された端子21g、41gとそれ以外の端子との半田接合強度のばらつきを低減し、十分な半田接合強度を得ることができ、信頼性の高い半田接合を実現できる。
ここで、複数の開口部80は、電磁波シールドパターン60内に均一に配置して形成されるのが好ましい。これにより、ばらつきの少ない電磁波シールド効果を得ることができる。
図6および図7は、電磁波シールドパターンの開口部の構成を示す概念図である。図6に示されるように、開口部81を円形状または楕円形状に形成するのが好ましい。また、図7に示されるように、開口部80を多角形状に形成してもよい。この際、多角形状の開口部82の内面のうち、多角形の各頂点部には曲面82aが形成されてもよい。これにより、開口部82の一部に電位が集中するのを抑止することができる。
また、図6および図7において、複数の開口部81、82の中心間距離X1、X2、Y1、Y2は、3mm以下であるのが好ましい。これにより、高い電磁波シールド効果を効果的に得ることができる。
また、図6および図7において、複数の開口部81、82の間に形成される電磁波シールドパターン60の最小幅V1、V2、W1、W2は、0.2mm以上であるのが好ましい。これにより、電磁波シールド効果を効果的に得ることができ、電位を均一にでき、更に、複数の開口部が形成された電磁波シールドパターンをエッチィングなどにより簡単に形成することができる。
以下に、本発明の実施例と従来例について、説明する。
図8は、図1のA部の模式的拡大図である。なお、図8では、便宜上、接続部51などの構成を省略し、図面構成を簡略化している。図9は本発明の実施例における半田付け時の温度プロファイルを示す概念図である。図10は従来例における半田付け時の温度プロファイルを示す概念図である。
実施例.
図8に示されるように、電源端子21Aと信号端子21Bが、グランド端子21gに並んで形成されている。グランド端子21gは、グランド接続配線71により、電磁波シールドパターン60に電気的に接続されている。これに対し、電源端子21Aおよび信号端子21Bは、端子間接続配線50A、50Bにそれぞれ電気的に接続されているが、電磁波シールドパターン60には電気的に接続されていない。電磁波シールドパターン60には、複数の開口部80が形成されており、複数の開口部80の総面積は、複数の開口部80を形成しない場合の電磁波シールドパターン80の面積の30%〜70%である。
また、電源端子21Aに接続されている端子間接続配線50Aは、信号端子21Bに接続されている端子間接続配線50Bよりも、太い配線で形成されている。これは、信号端子21Bと比較して、電源端子21Aには大きな電流を流す必要があるからである。
従来例.
上記説明の実施例の構成において、電磁波シールドパターン60に複数の開口部80を形成しないで、プリント配線基板を形成した。
実施例におけるプリント配線基板1の表面上にIC1を実装する際のグランド端子21g、電源端子21A、信号端子21Bの半田付け時の温度プロファイルは、図9に示されるようになった。また、従来例におけるプリント配線基板の表面上にIC1を実装する際のグランド端子21g、電源端子21A、信号端子21Bの半田付け時の温度プロファイルは、図10に示されるようになった。
ここで、実施例および従来例ともに、IC1の耐熱温度をTmax、最適半田付け温度範囲をTa〜Tb、プリント配線基板の加熱時間tb、半田溶融時間ta〜tbに設定した。
また、最も細い端子間接続配線51Bに接続されている信号端子21Bの半田付け温度が、半田溶融時間ta〜tb内で、最適半田付け温度範囲Ta〜Tb内になるように設定した。
この結果、実施例では、図9に示されるように、グランド端子21g、電源端子21Aおよび信号端子21Bの全ての端子の半田付け温度を、半田溶融時間ta〜tb内で、最適半田付け温度範囲Ta〜Tbの範囲内に収めることができた。これにより、電磁波シールドパターン60に接続された端子21g、41gとそれ以外の端子の半田接合強度のばらつきを低減し、十分な半田接合強度を得ることができ、信頼性の高い半田接合を実現できる。
実施例に対して、従来例では、図10に示されるように、グランド端子21gの半田付け温度を、半田溶融時間ta〜tb内で、最適半田付け温度範囲Ta〜Tbの範囲内に収めることができなかった。一方、電源端子21Aおよび信号端子21Bの半田付け温度については、半田溶融時間ta〜tb内で、最適半田付け温度範囲Ta〜Tbの範囲内に収めることができた。
すなわち、従来例では、グランド端子21gが接続された電磁波シールドパターン60には、複数の開口部80が形成されていない。このため、グランド端子21gの半田付けの際の熱量の多くがグランド接続配線71を介して広面積の電磁波シールドパターン60に奪われてしまい、最適温度範囲Ta〜Tbの温度まで上昇する前に、半田溶融時間ta〜tbが終了してしまっている。
このため、グランド端子の半田付けの際の半田が十分に溶融せず、グランド端子と実装部品の端子との間で半田付け不良が生じ、十分な半田接合強度を得ることができない。
以上の説明は、本発明を実施の形態を説明するものであり、本発明が以上の実施の形態に限定されるものではない。また、当業者であれば、以上の実施の形態の各要素を、本発明の範囲において、容易に変更、追加、変換することが可能である。
上記実施の態様では、電磁波シールドパターン60および複数の開口部80を絶縁基板10の表面および裏面の両面にそれぞれ形成すると説明したが、電磁波シールドパターン60および複数の開口部80を絶縁基板10の表面または裏面の一方に形成してもよい。
また、上記実施の態様では、接地電位に接続されるグランド端子21g、41gをグランド接続配線71、72a〜72fにより電磁波シールドパターン60に電気的に接続すると説明したが、グランド端子21g、41g以外の端子を電磁波シールドパターン60に電気的に接続してもよい。
本発明の実施の形態に係るプリント配線基板の表面の構成を示す平面図である。 本発明の実施の形態に係るプリント配線基板の裏面の構成を示す平面図である。 本発明の実施の形態に係るプリント配線基板の表面に実装部品を実装した状態を示す概念図である。 プリント配線基板の表面および裏面に形成された端子間接続配線のそれぞれを接続する接続部の模式断面図である。 バイヤホールを中心線に沿って切断したときの模式断面図である。 電磁波シールドパターンの開口部の構成を示す概念図である。 電磁波シールドパターンの開口部の構成を示す概念図である。 図1のA部の模式的拡大図である。 本発明の実施例における半田付け時の温度プロファイルを示す概念図である。 従来例における半田付け時の温度プロファイルを示す概念図である。
符号の説明
1 プリント配線基板
10 絶縁基材
21 IC1実装用の端子
21g IC1実装用のグランド端子
31 CN1実装用の端子
41 PN1実装用の端子
41g PN1実装用のグランド端子
41A 貫通穴
50 端子間接続配線
60 電磁波シールドパターン
71、72a〜72f グランド接続配線
80、81、82 開口部
82a 曲面

Claims (7)

  1. 板状の絶縁基材と、
    上記絶縁基材の表面に形成された複数の端子と、
    上記絶縁基材の表面または/および裏面に形成され、電磁波をシールドする電磁波シールドパターンと、
    上記複数の端子のうち、少なくとも1の端子を上記電磁波シールドパターンに接続する接続配線と、
    上記電磁波シールドパターン内に形成された複数の開口部とを備え、
    上記複数の開口部の総面積は、上記複数の開口部を形成しない場合の上記電磁波シールドパターンの面積の30%〜70%であることを特徴とするプリント配線基板。
  2. 板状の絶縁基材と、
    上記絶縁基材の表面に形成された複数の端子と、
    上記絶縁基材の表面または/および裏面に形成され、接地電位に接続されるとともに、電磁波をシールドする電磁波シールドパターンと、
    上記複数の端子のうち、接地電位に接続される端子を上記電磁波シールドパターンに接続する接続配線と、
    上記電磁波シールドパターン内に形成された複数の開口部とを備え、
    上記複数の開口部の総面積は、上記複数の開口部を形成しない場合の上記電磁波シールドパターンの面積の30%〜70%であることを特徴とするプリント配線基板。
  3. 上記複数の開口部は、上記電磁波シールドパターン内に均一に配置して形成されていることを特徴とする請求項1または2に記載のプリント配線基板。
  4. 上記開口部は、円形状または楕円形状の開口部であることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のプリント配線基板。
  5. 上記開口部は、多角形状の開口部であって、上記多角形状の開口部の内面のうち、上記多角形の各頂点部には曲面が形成されたことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のプリント配線基板。
  6. 上記複数の開口部の中心間距離は、3mm以下であることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載のプリント配線基板。
  7. 上記複数の開口部の間に形成される上記電磁波シールドパターンの最小幅は、0.2mm以上であることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載のプリント配線基板。
JP2005377816A 2005-12-28 2005-12-28 プリント配線基板 Pending JP2007180308A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005377816A JP2007180308A (ja) 2005-12-28 2005-12-28 プリント配線基板

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005377816A JP2007180308A (ja) 2005-12-28 2005-12-28 プリント配線基板

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2007180308A true JP2007180308A (ja) 2007-07-12

Family

ID=38305196

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005377816A Pending JP2007180308A (ja) 2005-12-28 2005-12-28 プリント配線基板

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2007180308A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101089979B1 (ko) 2009-11-04 2011-12-05 삼성전기주식회사 플라즈마 디스플레이 장치용 회로기판 및 이를 포함한 플라즈마 디스플레이 장치
JP2013030514A (ja) * 2011-07-26 2013-02-07 Kyocer Slc Technologies Corp 配線基板およびその製造方法
JP2016039160A (ja) * 2014-08-05 2016-03-22 信越化学工業株式会社 電磁波シールドシート及び半導体装置
JP2016109941A (ja) * 2014-12-08 2016-06-20 富士通オプティカルコンポーネンツ株式会社 光モジュール

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101089979B1 (ko) 2009-11-04 2011-12-05 삼성전기주식회사 플라즈마 디스플레이 장치용 회로기판 및 이를 포함한 플라즈마 디스플레이 장치
JP2013030514A (ja) * 2011-07-26 2013-02-07 Kyocer Slc Technologies Corp 配線基板およびその製造方法
JP2016039160A (ja) * 2014-08-05 2016-03-22 信越化学工業株式会社 電磁波シールドシート及び半導体装置
JP2016109941A (ja) * 2014-12-08 2016-06-20 富士通オプティカルコンポーネンツ株式会社 光モジュール

Similar Documents

Publication Publication Date Title
WO2007125849A1 (ja) 基板接合部材ならびにそれを用いた三次元接続構造体
JP2011108924A (ja) 熱伝導基板及びその電子部品実装方法
JP2016213308A (ja) プリント回路板及びプリント配線板
JP2021101475A (ja) 半導体素子実装用基板および半導体装置
JP2007103431A (ja) 配線基板、及び半導体装置
JP2013219170A (ja) 基板装置
JP2007180308A (ja) プリント配線基板
JP2005142189A (ja) 半導体装置
JP5748547B2 (ja) 半導体装置
JP2008218833A (ja) メタルコア基板の外部接続端子
JP4496619B2 (ja) 回路基板の接続構造
TWI578862B (zh) 側邊具有表面黏著型接腳的電路模組以及其對應的系統
JP2007259412A (ja) アンテナ一体型モジュール
JP4952365B2 (ja) 両面実装回路基板に対する電子部品の実装構造、半導体装置、及び両面実装半導体装置の製造方法
JP4950581B2 (ja) 回路モジュール
JP2007116039A (ja) 回路基板
JP6157287B2 (ja) 配線部材およびプリント基板
JP2006114646A (ja) 回路基板装置
JP2006303086A (ja) 半導体装置
JP2021190193A (ja) バスバーの接続構造
JP3012948U (ja) Bga電子部品
KR100673682B1 (ko) 리드구조가 개선된 ptc 소자 및 그 pcb 실장구조
JP2007123718A (ja) 電子回路装置
JP4545537B2 (ja) 半導体装置及び半導体装置ユニット
US20150124410A1 (en) Power doubler amplifier module with improved solder coverage between a heat sink and a thermal pad of a circuit package