JP2015052738A - 半導体装置の製造方法、パターン補正方法、及びフォトマスク - Google Patents

半導体装置の製造方法、パターン補正方法、及びフォトマスク Download PDF

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Abstract

【課題】 パターン又はピッチに依存してウェーハ面内で線幅変化の分布が異なる場合でも、ウェーハ上に形成されるパターンの線幅を均一に補正する。【解決手段】 半導体装置の製造方法は、同一の露光レイアウトに対してそれぞれ異なる補正処理が施された複数の露光領域を有するフォトマスクを用い、半導体ウェーハに形成されたレジスト膜上の露光ショット位置に応じて、前記フォトマスクの前記複数の露光領域の1つを選択して露光を行い、前記露光により前記レジスト膜に転写されたパターンに基づいて前記半導体ウェーハを加工して前記半導体ウェーハに回路パターンを形成する。【選択図】図2

Description

本発明は、半導体装置の製造方法、パターン補正方法、及びフォトマスクに関する。
半導体素子等の電子デバイスを製造する際に、フォトリソグラフィー技術が用いられている。フォトリソグラフィーでは、フォトマスクに描画された回路パターンを、露光装置を用いて、レジストが塗布されたウェーハ基板上に投影してウェーハに転写パターンを形成する。縮小投影光学系が用いられる場合は、フォトマスクは「レチクル」と呼ばれている。
近年、デバイスの微細化が進むにつれて、パターン線幅の均一化が求められている。特にゲート電極パターンを形成する工程では、線幅の均一化への要求が高い。線幅を均一にするために、これまで以下のような補正技術が採用されてきた。
(1)任意のピッチ・線幅のパターンを設計値どおりに形成するために、OPC(Optical Proximity Correction:光近接効果補正)が適用される。OPCは、光近接効果による転写パターンの変形(角部の丸まりやライン端部の後退)をあらかじめ見越して、設計どおりのパターンがウェーハ上に形成されるようにマスクパターンを形成する手法をいう。これにより、光学特性により生じる線幅の設計値からの乖離が補正される。
(2)ショット内の線幅分布の改善は、縮小投影露光装置が一括露光タイプからスキャン露光タイプになったことや、レンズの加工精度が向上したことにより、実現されている。また、ショット内のパターン偏在を制御するためにダミーパターンが配置される(パターン偏在補正技術)。ダミーパターンを配置することで、CMP(Chemical Mechanical Polishing:化学機械的研磨)プロセス、フォトリソグラフィプロセス、エッチングプロセスでの加工が安定し、高精度にパターンを形成することができる。
(3)ウェーハ内の線幅分布の改善では、露光ショット単位で露光量あるいは照明パラメータを補正する方法や(たとえば、特許文献1参照)、露光後・現像前に行うPEB(Post-Exposure Bake)の温度分布を補正することが提案されている。
特開2011−233744号公報
しかし、上述した補正技術は、それぞれのパターンの線幅のばらつきを独立して補正する技術であるため、ウェーハ全体で線幅が均一になるように補正するには限界がある。特に、ウェーハ上での線幅のばらつきがパターンの種類、配置密度、ピッチなどに依存して異なる分布を持つ場合、ウェーハから取得したデータの平均値としてしか補正することができない。
そこで、実施形態では、パターン依存によるピッチ・線幅の乖離を抑制して、ウェーハ全体で線幅を均一にすることのできる半導体装置の製造方法と、パターン補正方法、及びそこで用いられるフォトマスクを提供することを課題とする。
第1の態様では、半導体装置の製造方法は、
同一の露光レイアウトに対してそれぞれ異なる補正処理が施された複数の露光領域を有するフォトマスクを用い、
半導体ウェーハに形成されたレジスト膜上の露光ショット位置に応じて、前記フォトマスクの前記複数の露光領域の1つを選択して露光を行い、
前記露光により前記レジスト膜に転写されたパターンに基づいて前記半導体ウェーハを加工して、前記半導体ウェーハに回路パターンを形成することを特徴とする。
第2の態様では、パターン補正方法は、
ウェーハの同一レイヤに形成された複数種類のパターンの線幅を、前記ウェーハ上の基準位置を含む複数の位置で測定して前記複数種類のパターンの線幅分布データを取得し、
前記基準位置で測定された基準データに基づいて、前記線幅を補正するための基準補正量を求め、
前記基準データと前記基準位置以外の前記位置で測定された前記線幅との差分に基づいて、1以上の補正調整量を算出し、
前記基準補正量と、前記1以上の補正調整量とに基づいて、2種類以上の補正データを作成し、
前記2種類以上の補正データをひとつのフォトマスクに適用し、前記2種類以上の補正データで同一の露光レイアウトを補正した複数の露光領域を有するフォトマスクを作製する。
ウェーハ内でのパターン依存あるいはピッチ依存による線幅変化の分布を抑制して、ウェーハ全体で均一な線幅を実現できる。
パターン依存によるウェーハ内での線幅のばらつき分布と、一般的なOPCによる問題点を示す図である。 実施形態のパターン補正の基本概念を示す図である。 実施例1のパターン補正方法のフローチャートである。 OPCデータ作成のための線幅データの取得工程を説明する図である。 OPC用の基準補正テーブルの作成を説明する図である。 ウェーハ上のエリアに応じた補正調整テーブルの作成を説明する図である。 エリアごとの補正調整量を反映した各エリア用の補正テーブルの作成を説明する図である。 基準補正テーブルと各エリアの補正テーブルを用いたOPC処理フローを示す図である。 実施例2のパターン補正方法のフローチャートである。 基軸パターンのウェーハ面内線幅分布を補正するためのPEBプレートの温度補正を説明する図である。 実施例2のパターン補正の効果を示す図である。 実施形態のパターン補正を用いた半導体装置の製造方法のフローチャートである。
図1は、ウェーハ面内での線幅のばらつき分布が、パターン依存性あるいはピッチ依存性を有する場合の問題点を説明するための図である。図1(A)と図1(B)で、横軸はウェーハ中心からの径方向の距離、縦軸はエッチング後の最終線幅(FICD:Final Inspection Critical Dimension)を表わす。
図1(A)は、一例として55nmノードで、最密最小パターンであるパターン1aと、コンタクトピッチ最小パターンであるパターン2aと、孤立最小パターンであるパターン3aを形成した場合の線幅分布である。いずれのパターンも、ウェーハ上の位置に応じてその線幅のばらつきの傾向が変化する。これは、成膜処理やアニール処理を経ることで、ウェーハに反りや歪みが生じるからである。ウェーハが反っていると、ウェーハ面内での熱履歴に差が生じ、同じ露光ショットでパターンを転写しても、出来上がりの線幅が異なる。ウェーハの中心領域ではエッチング後のパターン間の線幅の差は、OPC処理を行なうことで1nm程度まで小さくすることが可能であるが、ウェーハの外周に向かうほどパターン間での線幅の差が広がり、ウェーハの外周付近ではパターン間の線幅差は1〜4nmにもなる。
このような線幅の変化をあらかじめ、現像処理前のPEB処理により、温度分布を補正しておくことで、図1(B)のように、あるひとつのパターン(基軸パターン)を基準として、ウェーハ面内での変化の傾向を補正することが考えられる。たとえば、細密最小パターン1aを基軸パターンとしてPEBの温度分布補正を施すことで、補正後の細密最小パターン1bは、ウェーハ面内でほぼ均一な線幅を有する。また、基軸パターン1aのウェーハ面内での線幅変化の傾向を補正することで、他のパターン2a,3aにおいても、ウェーハ面内での変化の分布幅は低減する。しかし、PEBの温度分布補正後においてもパターン1b、2b、3b間での線幅変化の差は依然として残り、ウェーハの外周部に向かうにつれて、パターン間での線幅の差は大きくなる。
基軸パターンを用いない場合は、すべてのパターン1a、2a、3aの平均値として補正を行うことになるが、各パターンの線幅自体が平均値から異なるずれ量でずれているので、高い均一性を実現することは困難である。
図2は、実施形態のパターン補正の基本概念を示す図である。実施形態では上記の問題点を解決するために、あらかじめ複数のパターンでウェーハ内の線幅変化の分布データを取得し、線幅変化の分布に応じて、同一レイヤの回路パターン(露光レイアウト)に対して複数種類のOPCデータを作成する。作成したOPCデータに基づいて、図2(B)のように、ひとつのフォトマスク10に、異なるOPC条件を組み込んだ複数の露光領域11−1〜11−4を設ける。フォトマスク10の露光領域11−1〜11−4(以下、適宜「露光領域11」と総称する)には、同じレイアウトの回路パターンが形成されているが、それぞれ異なるOPC条件(補正量)で回路パターンが補正されている。ウェーハ上のショット位置に応じて、フォトマスク10で使用する露光領域11を切り換えて回路パターンをウェーハに転写する。
たとえば、図2(A)のように、ウェーハの中心領域を、第1のOPC条件が適用されるエリア1とする。エリア1から外側に向かって、第2のOPC条件が適用されるエリア2、第3のOPC条件が適用されるエリア3、第4のOPC条件が適用されるエリア4とする。
ショット位置がエリア1にある場合は、フォトマスク10の露光領域11−1を用い、その他の露光領域11−2、11−3、11−4を遮光して露光する。ショット位置がエリア2にある場合はフォトマスク10の露光領域11-2を用い、ショット位置がエリア3にある場合はフォトマスク10の露光領域11−3を用い、ショット位置がエリア4にある場合はフォトマスク10の露光領域11−4を用いる。
フォトマスク10には複数の異なるOPC条件が組み込まれているため、便宜上「マルチOPCマスク10」と称する。ウェーハ面内でパターン(あるいはピッチ)に依存して線幅変化が異なる分布を示す場合でも、露光ショット位置に応じてマルチOPCマスク10の露光領域11を切り換えることで、ウェーハ全体でパターンの線幅を均一化することができる。
図3は、実施例1のパターン補正方法のフローチャートである。まず、補正対象となるウェーハと同じ工程で製造され同じ膜構造を有するウェーハを準備する(S101)。製品と同じ工程で製造されるウェーハを、線幅分布データ取得用のウェーハとして用いる。たとえば、STI形成、ウェル及びチャネルの注入、ゲート酸化膜形成、ポリシリコン成膜と工程が進むにつれ、それまでのプロセスの影響でウェーハに反りが生じる場合がある。そのため、実際の製造プロセスでのウェーハへの影響を考慮して、パターン依存(あるいはピッチ依存)によるウェーハ面内での線幅変化のばらつきを補正する。
次に、準備したウェーハから、OPCデータを作成するために複数種類のパターンの線幅データを取得する(S102)。線幅測定の対象となるパターンは、線幅の変動によりトランジスタ特性に大きな影響を与えるパターンとする。トランジスタ特性に影響を与えるパターンの種類はデバイスによって異なる。
線幅データの取得時には、図4に示すように、露光ショットサイズを小さく設定して、ウェーハ内で一様に線幅のデータを取得する。ショットサイズを小さくすることによってウェーハ内の線幅変化を詳細に把握することが可能となる。図4(A)の例では、ゲート電極パターンを含む回路パターンを3〜5mm平方のショットでウェーハ全体に露光し、ポリシリコン膜をエッチングして得られた所定パターンの線幅を測定する。
図4(B)は、線幅データ取得のための別のショット配置を示す。線幅の変化は一般にウェーハの径方向に大きいことから、ウェーハの中心から放射状に延びる複数のショット位置を露光して測定用のパターンを形成する。このようなショット配置でも、ウェーハ内でのパターン依存性の線幅変化の分布傾向を把握することができる。測定用のショット配置は図4の例に限定されず、ウェーハ全体から線幅変化の傾向を把握できるならば、どのようなショット配置でもよい。たとえば、図示はしないがチェッカーボード状の互い違いのショット位置や、格子状のショット位置で露光を行なってもよい。
次に、図3に戻って、ウェーハ上の特定のショット位置(基準位置)で取得した基準データを使用して、OPC用の基準補正テーブルTbaseを作成する(S103)。一般に、エッチングプロセスにより生じるウェーハ面内でのパターン依存性の線幅変化は、同心円状に分布する。そこで、ウェーハ中心部のショットで取得した所定パターンの線幅データを基準データとする。
図5は、基準補正テーブルTbaseの作成を示す図である。基準補正テーブルTbaseは、ルールベースOPCのためのテーブルである。このテーブルは、モデルベースOPC(図形補正スクリプト)の処理で補正しきれない線幅分を補正するために使用される。ライン幅Lnとスペース幅Snで特定される所定パターンのそれぞれに対して、測定データから決定される補正量で補正を与える。図5(A)では、たとえばライン幅L3とスペース幅S3で特定されるパターンに対して、片側を0.5nm(両側で1nm)太らせる補正が適用される。図5(B)のパターン15がライン幅L3とスペース幅S3で特定されるパターンであるとすると、片側16の線幅補正量が+0.5nmとなる。同じライン幅L3でも、たとえばより狭いスペース幅S1で特定されるパターンの場合は、ライン幅を片側1nm細くする補正(−1nm)が基準補正テーブルTbaseで規定される。
このようにライン幅Lnとスペース幅Snによって特定されるパターンの種類に応じて、基準となる補正量を設定することができる。
次に、図3に戻って、ウェーハを複数のエリアに分割し、エリアごとに、基準データからの線幅の乖離を調整する補正調整テーブルを作成する(S104)。たとえば、ウェーハ上のエリアを4つのエリアに分割し、S103で作成した基準補正テーブルTbaseを中心エリア1のOPC条件として用いる。パターンあるいはピッチに依存する線幅変化の傾向はウェーハ上の位置によって異なるので、中心以外のエリア2〜4の各々について、エリア1の線幅との乖離量を調整する補正調整テーブルを作成する。
具体的には、基準ショット位置で取得した各パターンの線幅と、それ以外のショット位置で取得した各パターンの線幅との差分を算出する。この差分は、たとえばウェーハ内で径方向に変化の分布を持つため、ウェーハを径方向に沿って4つのエリアに分割する。分割位置は、測定した複数種類のパターンの中からトランジスタ特性への感度の高いパターンを優先し、そのパターンに生じる線幅変化の傾向から決定する。たとえば、線幅変化の傾きが変わる位置をエリア境界とする。取得したデータが点在している場合には、内挿補間を行なってもよい。
図6は、補正調整テーブルの作成を示す図である。図6(A)は、中心エリア1の補正調整テーブルAである。実施形態では、ウェーハ中心の基準ショット位置で基準データを取得して基準補正テーブルTbaseを作成している。したがって、補正調整テーブルAの補正調整量はゼロである。
図6(B)は、エリア2の補正調整テーブルBである。たとえば、ライン幅L3、スペース幅S1で特定されるパターンは、エリア1に形成された同じパターンと比較して、線幅が片側で0.5nm細っている。そこで、補正調整テーブルB上で、片側を0.5nm太らせる補正調整量を規定する。同様に、ライン幅L3、スペース幅S3で特定されるパターンは、エリア1に形成された同じパターンの線幅と比較して片側で1nm細くなっている。この差を調整するために、片側で+1nmの補正調整量をテーブルBに規定する。
図6(C)はエリア2の外側に位置するエリア3の補正調整テーブルCである。ここでも、ライン幅Lnとスペース幅Snで特定されるパターンごとに、中心エリア1での同じパターンと異なる線幅で形成されたパターンの差分を調整するために、テーブルCにパターンごとの補正調整量が規定される。
図6(D)は、ウェーハの最も外側のエリア4の補正調整テーブルDである。図6(B)及び図6(C)と同様に、エリア4でも中心エリア1に形成された同じパターンの線幅とのずれを含むため、基準データとの差を補償する補正調整量が、テーブルDに規定される。
ウェーハから取得した特定パターンの線幅データの中で、最も大きい線幅変動のレンジが6nmだとすると、この例では2nm(片側1nm)のステップサイズで補正調整テーブルを作成する。これにより、誤差±2nmまでの補正が可能になる。補正調整テーブルBは、補正調整テーブルAに対して最大で片側1nm、両側で2nmの補正量を持つ。補正調整テーブルCは、補正調整テーブルBに対して最大で片側1nm、両側で2nmの補正量を持つ。補正調整テーブルDは、補正調整テーブルCに対して最大で片側で1nm、両側で2nmの補正量を持つ。
次に、図3に戻って、S103で作成した基準補正テーブルTbaseに、S104で作成した各エリア用の補正調整テーブルA〜Dを足し合わせて、エリアごとに適用されるターゲットの補正テーブルT1〜T4を作成する(S105)。
図7に補正テーブルT1〜T4の例を示す。図7(A)の補正テーブルT1は基準補正テーブルTbaseと同じであり、エリア1のOPC条件1に適用される。図7(B)の補正テーブルT2は、補正テーブルT1と異なる補正量を有し、エリア2のOPC条件2に適用される。同様に、図7(C)の補正テーブルT3はエリア3のOPC条件3に適用され、図7(D)の補正テーブルT4は、エリア4のOPC条件4に適用される。
次に、図3に戻って、エリアごとのターゲットの補正テーブルT1〜T4を用いて、4つのOPCデータを作成する(S106)。OPCデータは、S105で作成したエリアごとのルールベースのOPCデータ(補正テーブル)に、モデルベースOPC処理を施すことによって作成される。
図8は、S106のOPCデータ作成の処理フローを示す。まず、補正対象のレイヤのデザイン図形(原図)を取得する(S201)。基準ショット位置で測定された特定のパターンの線幅に基づいて、ターゲットとする図形を変更する(S202)。これとは別に、基準補正テーブルTbaseに対して補正調整テーブルBを足し合わせて(S203a)、ターゲット図形を補正テーブルT2で変更する(S205a)。同様に、基準補正テーブルTbaseに補正調整テーブルCを足し合わせて(S203b)、ターゲット図形を補正テーブルT3で変更し(S205b)、基準補正テーブルTbaseに補正調整テーブルDを足し合わせて(S203c)、ターゲット図形を補正テーブルT4で変更する(S205c)。
4種類の変更された図形に対して、モデルベースのOPC処理を行なう(S207)。モデルベースのOPC処理は、4つの変更図形に対して共通に行われる。これにより、4種類のOPC補正が完了する(S208)。その後、各OPCデータを検証して(S209)OPC処理を終了する。
次に、図3に戻って、4つのOPCデータを一枚のマスクに取り込んで、図2(B)のマルチOPCマスク10を作製する(S107)。マルチOPCマスク10は、それぞれ異なる補正量で調整された回路パターンが描画された4つの露光領域11−1〜11−4を有する。
次に、マルチOPCマスク10の各露光領域11−1〜11−4を、ウェーハのどのショットで使用するかを決定する(S108)。実施形態では、補正対象となる線幅変化はウェーハの径方向に分布の傾向を有するため、S104で分割したウェーハのエリアに応じて露光領域11−1〜11−4を使い分ける。
実際の製品の製造で用いられる露光ショットには一定の大きさがあり、エリアの境界にかかるショットが発生する。この場合は、エリア境界で分割される露光ショットのうち、面積の広い方のエリアに対応するマスク10の露光領域11を用いる。
図3のフローに、電気特性評価が可能なウェーハでOPC補正の効果を確認する工程を追加してもよい。ウェーハ上のエリアに応じてマルチOPCマスク10の露光領域11−1〜11−4を使い分けて露光、現像、エッチングを行ったあとに、トランジスタ特性を確認する。所望の特性から乖離しているショットがあれば、ショット単位で補正量を見直してもよい。
上述した方法により、ウェーハ内のパターン依存(ピッチ依存)による線幅のばらつきを低減することができる。
実施例1の方法で補正精度を高めるためには、ウェーハ上の分割エリアの数を増やし、これに対応してフォトマスク10の露光領域11の数も増やすことが考えられる。しかしフォトマスク10の露光領域11の分割数が多くなるとチップサイズが制限されるため、分割数は4つまでが望ましい。
実施例2では、フォトマスク10の露光領域の分割数を4以下とした場合にも、補正精度を高める方法を提供する。具体的には、基軸パターンの線幅分布をウェーハ面内で低減した後に、実施例1のショット位置に応じたOPCの切り換えを適用する。基軸パターンの線幅分布をあらかじめ低減させておくことで、ベーク装置に起因する線幅のばらつきを排除することができる。
図9は、実施例2のパターン補正方法のフローチャートである。実施例2では、実施例1のS101とS102の間に、基軸パターンの線幅データの取得と、基軸パターンのウェーハ面内での線幅分布の補正を行う。
まず、実施例1と同様に、線幅の最適化を行なうために、製品と同じ工程で作製され同じ構成を有するウェーハを準備する(S101)。
次に、基軸パターンを決め、ウェーハ面内での基軸パターンの線幅分布データを取得する(S301)。基軸パターンとして、製品製造時に適正露光量を決めるためのパターンを選択するのが望ましい。ここでは、細密最小パターンを基軸パターンとする。ポリシリコンエッチング後に、ウェーハ内での基軸パターンの線幅分布データを取得する。基軸パターンの線幅分布データを取得する際には、ショット内の線幅ばらつきを排除するために、3〜5nm平方の比較的小さなショットサイズを用いるのが望ましい。
次に、S301で取得した基軸パターンの線幅データから、ウェーハ面内での基軸パターンの線幅分布の補正パラメータを算出する(S302)。補正パラメータとして、たとえば、露光後、現像前に行うPEB用のベーク装置のプレート温度分布を調整するための補正量を算出する。ベーク装置のプレート温度分布を、ウェーハ面内での基軸パターンの線幅分布が低減する方向に補正する。
図10(A)に示すように、ウェーハ21が反っていると、PEBプレート22の温度分布が均一であっても、ウェーハ21に伝わるPEB温度は均一にならない。一般に、PEB温度が高くなると、ポジタイプの化学増幅型レジストでは、酸の拡散スピードが上がり、レジストパターンの線幅は細くなる。
そこで、図10(B)のように、取得した基軸パターンの線幅分布に応じて、あらかじめPEBプレート22の温度分布を補正する。PEB温度の補正は、エッチングプロセスの傾向を含めて補正するのが望ましく、ベーク装置ごとに補正を行うのが望ましい。
PEBプレート22の温度分布の補正後に、設定した温度条件で基軸パターンの線幅がウェーハ面内で均一になっているかどうかを確認する。PEBプレート22の温度分布を調整することで、レジストパターンの形状が変化し、その影響でエッチングシフトが変化する可能性があるからである。想定された均一分布となるまで、確認作業を繰り返す。
基軸パターンのウェーハ面内での線幅分布の補正を完了したら、実施例1と同様に、ウェーハ面内で所定パターンの線幅データを取得する(S102)。その後の手順は実施例1と同様である。すなわち、基準ショット位置で取得した基準データに基づいて基準補正テーブルTbaseを作成し(S103)、基準データからの乖離量に基づいてエリアごとの補正調整テーブルA〜Dを作成し(S104)、基準補正テーブルTbaseと補正調整テーブルA〜Dに基づいてターゲットの補正テーブルT1〜T4を作成する(S105)。各補正テーブルT1〜T4にモデルベースOPCを適用して4種類のOPCデータを作成し(S106)、OPCデータを用いてマルチOPCマスク10を作製する(S107)。各ショットで使用するマルチOPCマスク10の露光領域11−1〜11−4を決定する(S108)。実施例1と同様に、電気特性評価が可能なウェーハでの補正の効果確認や、トランジスタ特性テストによるショット単位での補正の見直しを行ってもよい。
図11は、実施例2の効果を示す図である。図11(A)において、PEBプレートの温度分布を補正することによって、基軸パターン31の線幅分布をウェーハ面内で均一にする。基軸パターン31の線幅を均一に補正することで、他のパターン32、33のウェーハ面内での線幅変化の分布をある程度抑制することができる。
この状態で、ウェーハ上のエリア分割境界R1、R2、R3、R4の位置で、それぞれの補正テーブルを作成する。たとえば、R1でOPC条件1を設定し、R2でOPC条件2を設定し、R3でOPC条件3を設定し、R4でOPC条件4を設定する。実施例1と同様に、OPC条件1は基準補正テーブルTbaseで規定される。OPC条件2〜4は、位置R2、R3、R4で変化する線幅ばらつきのピッチ依存(パターン依存)を補正するために、基準補正テーブルTbaseに対してエリアごと、パターンごとの補正調整量を加えたものである。
この補正の結果、図11(B)に示すように、基軸パターン31以外のパターン32、33も、基軸パターン31と同様に、その線幅がウェーハ面内全体で均一になる。
図12は、実施例のパターン補正を適用した半導体装置の製造フローを示す図である。半導体ウェーハ上にレジストを塗布し(S401)、プリベークによりレジスト液を固化する(S402)。次に、実施形態の手法で作製したマルチOPCマスク10を用い、ウェーハ上のショット位置に応じて露光領域11−1〜11−4を切り換えて露光処理を行なう(S403)。その後、PEB処理(S404)、現像処理(S405),ポストベーク処理(S406)を行なって、レジスト膜を所定の形状に加工する。加工されたレジスト膜をマスクとしてエッチング処理を行ない、ウェーハ上に所望の回路パターンを形成する(S407)。
実施例2の場合は、S404のPEB処理に用いるPEBプレートの温度分布が、基軸パターンの線幅がウェーハ全体で均一になるようにあらかじめ補正されている。この場合は、S403でのマルチOPCマスク10の切り替え露光と相まって、パターンあるいはピッチに依存する線幅変化の分布を均一に補正することができる。
以上、特定の実施例に基づいて説明したが、本発明はこれらの実施例に限定されない。たとえばフォトマスク10上で異なるOPC条件が適用される露光領域の分割数は、4に限定されず、2、3、6等の領域に分割してもよい。また、基軸パターンの線幅を面内で均一にする補正パラメータは、PEBプレートの温度分布の補正値に限定されず、露光光源の強度補正値であってもよい。
また、実施例では、ライン幅とスペース幅によってパターンが特定されるマトリックス状のテーブルを基準補正テーブルTbase、補正調整テーブルA〜D、及びターゲットの補正テーブルT1〜T4として用いたが、この例に限定されない。基準位置での複数種類のパターンの各々に対応して補正基準量が算出され、これに基づいてエリアごとの補正調整量や、ターゲットとする補正量が算出される限り、任意のテンプレートデータやその他のデータフォーマットを用いることができる。
また、実施例2で、基軸パターンと、OPCデータ作成用の特定パターンとを分けて説明したが、基軸パターンは、複数種類のパターンの中から選択されるパターンであってもよい。
上述した方法により、パターンあるいはピッチに依存してウェーハ面内での線幅の変化の傾向が異なる場合でも、加工後のパターンがウェーハ全体で均一な線幅になるように、設計値からのずれを補正することができる。その結果、デバイス性能が向上し、一枚のウェーハからのチップ収率を向上することができる。
以下の説明に対し、以下の付記を提示する。
(付記1)
同一の露光レイアウトに対してそれぞれ異なる補正処理が施された複数の露光領域を有するフォトマスクを用い、
半導体ウェーハに形成されたレジスト膜上の露光ショット位置に応じて、前記フォトマスクの前記複数の露光領域の1つを選択して露光を行い、
前記露光により前記レジスト膜に転写されたパターンに基づいて前記半導体ウェーハを加工して、前記半導体ウェーハに回路パターンを形成することを特徴とする半導体装置の製造方法。
(付記2)
前記半導体ウェーハの中心から外周に向かって前記半導体ウェーハ上の露光エリアを複数のエリアに分割し、
前記複数のエリアの各々に対応して、前記フォトマスクの前記複数の露光領域のいずれかを選択して使用する、
ことを特徴とする付記1に記載の半導体装置の製造方法。
(付記3)
前記露光後、かつ前記レジスト膜の現像前に、前記半導体ウェーハのベーク処理を行ない、
前記ベーク処理は、前記半導体ウェーハに含まれる基軸パターンの線幅が前記半導体ウェーハの面内で均一になるように、温度分布が補正されていることを特徴とする付記1又2に記載の半導体装置の製造方法。
(付記4)
前記複数の露光領域のいずれか1つを用いた露光ショットが、前記半導体ウェーハ上の前記複数のエリア間の境界にかかる場合に、前記境界で分割される前記露光ショットのうち面積が広い方の前記エリアに対応する前記フォトマスクの前記露光領域を選択することを特徴とする付記2に記載の半導体装置の製造方法。
(付記5)
ウェーハの同一レイヤに形成された複数種類のパターンの線幅を、前記ウェーハ上の基準位置を含む複数の位置で測定して前記複数種類のパターンの線幅分布データを取得し、
前記基準位置で測定された基準データに基づいて、前記線幅を補正するための基準補正量を求め、
前記基準データと前記基準位置以外の前記位置で測定された前記線幅との差分に基づいて、1以上の補正調整量を算出し、
前記基準補正量と、前記1以上の補正調整量とに基づいて、2種類以上の補正データを作成し、
前記2種類以上の補正データをひとつのフォトマスクに適用し、前記2種類以上の補正データで同一の露光レイアウトを補正した複数の露光領域を有するフォトマスクを作製する、
ことを特徴とするパターン補正方法。
(付記6)
前記フォトマスクを用いて製品を製造する際に、基板上の露光位置に応じて、前記複数の露光領域の中のひとつを選択して使用する、
ことを特徴とする付記5に記載のパターン補正方法。
(付記7)
前記複数種類のパターンの中から基軸パターンを選択し、
前記基軸パターンの線幅を前記ウェーハ上の複数の位置で測定して、前記基軸パターンの線幅分布を取得し、
前記基軸パターンの線幅を前記ウェーハ上で均一にする補正パラメータを決定し、
前記補正パラメータによる補正の下で、前記フォトマスクを用いた露光を行う、
ことを特徴とする付記5又は6に記載のパターン補正方法。
(付記8)
前記2種類以上の補正データは、前記基準補正量と前記1以上の補正調整量とから算出される2以上の補正量に、モデルベースの光近接効果補正を施して作成されることを特徴とする付記5〜7のいずれかに記載のパターン補正方法。
(付記9)
前記複数種類のパターンは、ライン幅とスペース幅で特定されるパターンであり、
前記ライン幅と前記スペース幅で特定されるパターンごとに前記基準補正量が規定される基準補正テーブルが作成されることを特徴とする付記5に記載のパターン補正方法。
(付記10)
前記ライン幅と前記スペース幅で特定されるパターンごとに前記補正調整量が規定される1以上の補正調整テーブルが作成されることを特徴とする付記9に記載のパターン補正方法。
(付記11)
前記基準補正テーブルと、前記補正調整テーブルとに基づいて、前記ライン幅と前記スペース幅で特定されるパターンごとにターゲットの補正量が規定される2以上の補正テーブルが作成されることを特徴とする付記10に記載のパターン補正方法。
(付記12)
同一の露光レイアウトを有する複数の露光領域を有し、
前記複数の露光領域の各々で、前記同一の露光レイアウトに対して異なる補正条件で補正が施され、
半導体ウェーハ上のショット位置に応じて、前記複数の露光領域のいずれか1つが用いられる、
ことを特徴とすることを特徴とするフォトマスク。
10 フォトマスク(マルチOPCマスク)
11−1〜11−4 露光領域
21 ウェーハ
22 PEBプレート
base 基準補正テーブル
A〜D 補正調整テーブル
T1〜T4 ターゲットの補正テーブル

Claims (8)

  1. 同一の露光レイアウトに対してそれぞれ異なる補正処理が施された複数の露光領域を有するフォトマスクを用い、
    半導体ウェーハに形成されたレジスト膜上の露光ショット位置に応じて、前記フォトマスクの前記複数の露光領域の1つを選択して露光を行い、
    前記露光により前記レジスト膜に転写されたパターンに基づいて前記半導体ウェーハを加工して、前記半導体ウェーハに回路パターンを形成することを特徴とする半導体装置の製造方法。
  2. 前記半導体ウェーハの中心から外周に向かって前記半導体ウェーハ上のエリアを複数のエリアに分割し、
    前記複数のエリアの各々に対応して、前記フォトマスクの前記複数の露光領域のいずれかを選択して使用する、
    ことを特徴とする請求項2に記載の半導体装置の製造方法。
  3. 前記露光後、かつ前記レジスト膜の現像前に、前記半導体ウェーハのベーク処理を行ない、
    前記ベーク処理は、前記半導体ウェーハに含まれる基軸パターンの線幅が前記半導体ウェーハの面内で均一になるように、温度分布が補正されていることを特徴とする請求項1又2に記載の半導体装置の製造方法。
  4. ウェーハの同一レイヤに形成された複数種類のパターンの線幅を、前記ウェーハ上の基準位置を含む複数の位置で測定して前記複数種類のパターンの線幅分布データを取得し、
    前記基準位置で測定された基準データに基づいて、前記線幅を補正するための基準補正量を求め、
    前記基準データと前記基準位置以外の前記位置で測定された前記線幅との差分に基づいて、1以上の補正調整量を算出し、
    前記基準補正量と、前記1以上の補正調整量とに基づいて、2種類以上の補正データを作成し、
    前記2種類以上の補正データをひとつのフォトマスクに適用し、前記2種類以上の補正データで同一の露光レイアウトを補正した複数の露光領域を有するフォトマスクを作製する、
    ことを特徴とするパターン補正方法。
  5. 前記フォトマスクを用いて製品を製造する際に、基板上の露光位置に応じて、前記複数の露光領域の中のひとつを選択して使用する、
    ことを特徴とする請求項4に記載のパターン補正方法。
  6. 前記複数種類のパターンの中から基軸パターンを選択し、
    前記基軸パターンの線幅を前記ウェーハ上の複数の位置で測定して、前記基軸パターンの線幅分布を取得し、
    前記基軸パターンの線幅を前記ウェーハ上で均一にする補正パラメータを決定し、
    前記補正パラメータによる補正の下で、前記フォトマスクを用いた露光を行う、
    ことを特徴とする請求項4又は5に記載のパターン補正方法。
  7. 前記2種類以上の補正データは、前記基準補正量と前記1以上の補正調整量とから算出される2以上の補正量に、モデルベースの光近接効果補正を施して作成されることを特徴とする請求項4〜6のいずれか1項に記載のパターン補正方法。
  8. 同一の露光レイアウトを有する複数の露光領域を有し、
    前記複数の露光領域の各々で、前記同一の露光レイアウトに対して異なる補正条件で補正が施され、
    半導体ウェーハ上のショット位置に応じて、前記複数の露光領域のいずれか1つが用いられる、
    ことを特徴とすることを特徴とするフォトマスク。
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