JP2015051732A - 水上浮遊型シェルター - Google Patents

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Abstract

【課題】水上浮遊型シェルターの外部が水上火災等で高温になっても、内部に搭乗している人員への影響が小さい水上浮遊型シェルターを提供する。【解決手段】その外殻構造材が、空気を内包した不沈材料にて形成された芯材と、当該芯材の外面の略全体を覆うようにポリウレア樹脂を積層したポリウレア樹脂層14,15,17と、を有している水上浮遊型シェルター。【選択図】図6

Description

本発明は、津波や洪水等の水害の際に水上に浮遊して乗員を水害から保護する水上浮遊型シェルターに関する。
東日本大震災の際に押し寄せた津波によって多くの尊い命が失われた。その死因には、津波による水死、船や浮遊物により溺死を免れた人が津波に流される間に建造物に衝突して亡くなった、水上に流出した油等の火災に巻き込まれて亡くなった、船や浮遊物により溺死を免れた人が沖合に流されて救助が間に合わなかった、等各種のものがあった。
このような津波や洪水等の各種の災害が発生した時に身を守るための各種のシェルターが提案されている(例えば、特許文献1〜4参照)。
特許文献1〜4には、略球形の水密な中空構造体の防災用シェルターが記載されており、特許文献1,4には、開閉自在のハッチや換気口等が設けられた防災用シェルターが記載されている。また、特許文献2には、棒状の連結部により球殻状に形成された外殻体であるフレーム構造体と、フレーム構造体の内部で自由に回動可能な球型のカプセルとを備えた二重構造の災害避難用装置が開示されている。
特開2004−322939号公報 特開2006−158874号公報 特開2006−226099号公報 特開2013−036180号公報
特許文献1に記載されているシェルターは、繊維強化樹脂やアルミニウム合金等の高剛性材によって形成された外殻と内殻の間に、発泡ウレタンや発泡スチロール等で形成された断熱層を有するサンドイッチ構造のシェルを採用している。
しかしながら、繊維強化樹脂には耐熱性や断熱性が無く、アルミニウム合金には断熱性が無い。このため、シェルターが水上火災等の高温環境下に置かれた場合、繊維強化樹脂やアルミニウム合金で外殻や内殻を構成していると、発泡スチロール等で形成された断熱層が熱で溶けてしまって浮力が失われたり、シェルターの内部にまで火災の影響が及んだりする可能性が懸念される。
特許文献2に記載されているシェルターは、フレーム構造体をチタン合金やステンレス鋼などの金属材料や硬質プラスチック等で形成し、カプセルをチタン合金等の金属製素材によって形成している。また、特許文献3に記載のシェルターも金属製である。金属で外殻を構築すると、シェルターが水上火災等の高温環境下に置かれた場合、シェルター内部が高温になってしまう可能性が懸念される。また、硬質プラスチックで外殻を構築すると、シェルターが水上火災等の高温環境下に置かれた場合、外殻が熱で溶けてしまう可能性が懸念される。
特許文献4に記載されているシェルターは、外殻を多数の合成樹脂を積層した積層部材にて構成しており、FRP(Fiber Reinforced Plastics)樹脂、ロービングクロス、FRP樹脂、コア層、FRP樹脂、ガラス繊維の順に積層された複合材である。特許文献4において、FRP樹脂は耐熱性及び難燃性に優れた素材との記載があるものの、プラスチック材料を含浸した材料であるため一般的に100℃も保たない。従って、シェルターが水上火災等の高温環境下に置かれた場合、シェルター内部が高温になってしまう可能性が懸念される。
本発明は、前記課題に鑑みてなされたものであり、水上火災に遭っても、従来に比して内部に搭乗した人員に影響が及びにくい水上浮遊型シェルターを提供する。
本発明の態様の1つは、水密構造の水上浮遊型シェルターであって、外殻構造材が、空気を内包した不沈材料にて形成された芯材と、当該芯材の外面の略全体を覆うようにポリウレア樹脂を積層したポリウレア樹脂層と、を有することを特徴とする水上浮遊型シェルターである。
本発明の選択的な態様の1つは、前記外殻構造材の最外面に防火塗料がコーティングされていることを特徴とする水上浮遊型シェルターである。
本発明の選択的な態様の1つは、前記ポリウレア樹脂層には、ポリウレア樹脂よりも塗料付着性の高い粒子が埋設されており、前記ポリウレア樹脂層の外表面には、前記粒子の一部が前記ポリウレア樹脂層の外表面から露出した粒子露出部が満遍なく形成されていることを特徴等する水上浮遊型シェルターである。
本発明の選択的な態様の1つは、前記外殻構造材の芯材が、その外面側を第1の網目サイズの耐衝撃性繊維にて補強されていることを特徴とする水上浮遊型シェルターである。
本発明の選択的な態様の1つは、前記外殻構造材の芯材が、複数の多角形平板部材を組み合わせて形成されていることを特徴とする水上浮遊型シェルターである。
本発明の選択的な態様の1つは、前記多角形平板部材の接合部が、その外面を前記第1の網目サイズよりも網目の小さい第2の網目サイズの耐衝撃性繊維にて補強されていることを特徴とする水上浮遊型シェルターである。
本発明の選択的な態様の1つは、前記ポリウレア樹脂層が、ポリウレアスプレーの塗布により形成されることを特徴とする水上浮遊型シェルターである。
本発明によれば、水上火災に遭っても、従来に比べて内部に搭乗した人員に影響が及びにくい水上浮遊型シェルターを提供することができる。
本実施形態に係る水上浮遊型シェルターの外観形状を示す図である。 本実施形態に係る水上浮遊型シェルターの外観形状を示す図である。 本実施形態に係る水上浮遊型シェルターの外観形状を示す図である。 本実施形態に係る水上浮遊型シェルターの外観形状を示す図である。 本実施形態に係る水上浮遊型シェルターの断面形状を示す図である。 本実施形態に係る水上浮遊型シェルターの外殻構造を断面的に示した図である。 本実施形態に係る水上浮遊型シェルターの製造方法の一例を示す図である。
以下、下記の順序に従って本技術を説明する。
(1)水上浮遊型シェルターの構成:
(2)水上浮遊型シェルターの製造方法:
(3)まとめ:
(1)水上浮遊型シェルターの構成:
図1〜図4は、本実施形態に係る水上浮遊型シェルターの外観形状を示す図であり、図5は、本実施形態に係る水上浮遊型シェルターの断面形状を示す図である。
これらの図に示す水上浮遊型シェルター100は水密構造となっており、概略、中空の本体10、本体10を補強する補強フレーム20、本体10の下部に取り付けられる基台30、本体10の内外を貫通する空気パイプ40、本体10に形成された開口H1に取り付けられるハッチ50、及び、本体10に形成された開口H2に取り付けられる窓60を有する。
本体10は、回転楕円体状の扁平した略球形としてある。扁平した略球形とすることにより、水上に浮かべた時の本体10の安定性が向上して転覆に強くなる。図1〜図5に示す例では、本体10は、半球殻形状の上半球部材10aと下半球部材10bとを有し、これら上半球部材10aと下半球部材10bの間にリング状の補強フレーム20を介装しつつリング状の端部を互いに接合することにより、略球形に形成してある。
また、本実施形態では、複数の多角形の辺を互いに接合させつつ組み合わせて全体として略球形とした形状を、本体10の外面形状としてある。図1〜図5では、例えば六角形A、半六角形A’及び五角形Bを組み合わせた略サッカーボール形状としてある。
このように複数の多角形を組み合わせた外面形状とすることにより、本体10のデザイン性が向上する。また、個別に作成した多角形部材を組み合わせて本体10を構築できるため、上半球部材10aや下半球部材10bの全体を金型等を用いた型抜き等のように一気に作成する場合に比べて大掛かりな装置を用いずに本体10を構築することができる。
補強フレーム20は、本体10の材料よりも衝撃に強い材料(剛性が高く、脆性が低い材料等)で形成されており、例えばスチール等の金属で形成される。この補強フレーム20を上半球部材10aと下半球部材10bの間に介装することにより、本体10は横方向からの衝撃に強くなる。
なお、本実施形態では、上半球部材10aと下半球部材10bの間に補強フレーム20を介装してあるため、本体10の上下方向略中央を側面形状に沿って一周するように、上半球部材10aと下半球部材10bの隙間から補強フレーム20の一部が外面に露出することになる。
基台30は、本体10の下半球部材10bの下部に取付固定されており、基台30の底面を水上浮遊型シェルター100の設置面に当接させたときに、設置面から一定距離だけ浮いた状態に本体10を支持する。これにより、本体10を陸上に設置する際に本体10が所定の姿勢に安定支持され、略球形の本体10が転動して破損したり、自重で設置面との接触部位が損傷したりすることを防止できる。
また、基台30は、本体10よりも比重の高い材料で作成されているため、本体10が水上に浮遊した際にバラストとして機能し、本体10を所定の姿勢に安定させる機能も有する。これにより、本体10が水上に浮かべたとき、水上浮遊型シェルター100の姿勢が安定し、内部空間の乗員の快適性が向上する。また、別途にバラスト等を搭載する必要が無いため、内部居住空間の利用自由度が向上する。
空気パイプ40は、本体10の内外を貫通して設けられる。図5に示す例では、本体10の上面略中央で本体10の内外を貫通している。空気パイプ40の外面は、本体10に水密に固定されている。この空気パイプ40を介して、ハッチ50を閉じて密閉された内部空間の空気が換気される。また、浮遊型シェルター100が水上に浮遊したときに最も水面から離れる位置に換気用の空気パイプ40を設けることにより、空気パイプ40の開口42からの浸水可能性が低減される。
また、空気パイプ40は、本体10の外部に露出している露出部41が途中位置で開口42が下方に向くように下方に屈曲されている。これにより、仮に開口42に水しぶきや雨等の飛来物が侵入したとしても、このような飛来物が本体10の内部空間へ侵入する可能性を低減できる。
更に、空気パイプ40には、開口42又は屈曲部位よりも開口42寄りの内部に、防水性と通気性を兼ね備えた遮蔽部材を配設してもよい。遮蔽部材は、例えば、開口42に展張した通気性と防水性とを兼ね備えた不織布により実現することができる。このような遮蔽部材を配設することにより、空気パイプ40において、より確実に防水と通気とを実現できる。また、水上浮遊型シェルター100が転覆したときの浸水防止効果もある。
図5に示す例では、本体10の内部に入った空気パイプ40は、本体10の略中央を本体10の内底面まで略鉛直に延びており、その下端を本体10の内底面に固定されている。本体10の内部において上下に延びる空気パイプ40はバルブ43と空気孔44を配設されている。バルブ43は、開口42と空気孔44の間に設けてある。すなわち、バルブ43を開くと開口42と空気孔44が連通し、バルブ43を閉じると開口42と空気孔44の間が遮断される。これにより、バルブ43を開くと内部空間の空気が換気され、バフ部43を閉じると空気パイプ40からの浸水を確実に防止できる。
ハッチ50は、扉枠部50aと、当該扉枠部50aに対して開閉自在の扉部50bとで構成されている。扉枠部50aは、本体10に形成された開口H1に水密に固設されている。扉部50bは、扉枠部50aの縁部に対して回動自在に枢支されている。ハッチ50は、扉部50bを閉じると開口H1を水密に閉塞し、扉部50bを開けると開口H1から乗員の乗降が可能になる。ハッチ50の略中央には覗き窓Wが設けてある。
開口H1は、本体10の上下方向略中央よりも上の側面に斜め上方向に向けて開口するように形成されており、本体10の規定喫水(規定重量の人員や荷物を搭載したときの喫水)よりも上の側面に形成されている。これにより、ハッチ50を開いた時に開口H1から内部空間へ浸水する可能性が極力低減される。
図1〜図5において、ハッチ50は、本体10の外面形状を構成する多角形の一つである六角形の位置に設けてあり、六角形としてある。そして、扉部50bは、六角型の6つの辺のうち最も高い位置の辺Sを枢軸として、扉枠部50aに対して回動可能に枢支されている。このように、ハッチ50を、本体10を構成する多角形の一つの位置に設けることにより、ハッチ50の取り付け容易性とデザイン性を向上することができる。
窓60は、本体10に形成された開口H2に対して水密に固設されている。開口H2は、本体10の上下方向略中央よりも上の側面に斜め上方向に向けて開口するように形成されており、本体10の規定喫水(規定重量の人員や荷物を搭載したときの喫水)よりも上方の側面に形成されている。これにより窓60へ水圧が掛かる可能性を極力低減し、水しぶき等によって窓60からの視認性が低下しないようにしている。
ハッチ50と窓60は、ハッチ50の覗き窓Wからの視界と窓60からの視界との重複が少なくなるようにそれぞれ設けられており、図1〜図5に示す例では、本体10の鉛直中心軸に対して軸対称の位置に設けてある。これにより、浸水や障害物から乗員を最大限に防護しつつも、内部空間からの外部視認性も確保している。
なお、以上説明した水上浮遊型シェルター100にはアンカーを搭載しておくことが望ましい。アンカーを搭載しておくことにより、水上浮遊型シェルター100が津波等で流されても、津波が収まった時点で各自の判断でアンカーを打って沖合遠くへの過度の漂流を抑制することが可能であり、救助隊による発見容易な位置で救助を待つことが出来る。また、陸地に相当する場所でアンカーを打って津波が引くのを待てば、津波が引いた時点で救助隊を待たずに自力で避難することもできる。
次に、水上浮遊型シェルター100の本体10の外殻構造について説明する。本実施形態に係る水上浮遊型シェルター100は、その外殻構造に工夫を凝らすことにより、不沈構造を実現しつつ高い耐衝撃性と防火性とを実現している。
図6は、本実施形態に係る水上浮遊型シェルター100の外殻構造を断面的に示した図である。同図に示す水上浮遊型シェルター100の外殻は、構造材11、第1の耐衝撃性繊維12、第2の耐衝撃性繊維13、第1のポリウレア樹脂層14、第2のポリウレア樹脂層15、防火塗料16、第3のポリウレア樹脂層17、塗料層18、により構成されている。
構造材11は、本体10の概略形状を形成する芯材であり、それ自体が浮力を持った不沈材料であれば各種の材料を使用可能である。例えば、合成樹脂発泡材(発泡スチロール等)のような発泡材や中空の箱体(空気を内部に密閉した木製箱体や鉄製箱体)等のように空気を内包した材料を使用可能である。これにより構造材11自体による不沈構造を実現することができる。また、空気を内包した材料を用いることにより、外部から内部空間への熱伝導性が低下し、水上火災等から乗員を守ることができる。
なお、構造材11を、上述した多角形のパーツを組み合わせて形成する場合は、多角形のパーツ間の接合部をウレタン等のコーキング剤でシーリングして隙間を塞ぐ。これにより構造材11の一体性が向上し、更には防水性も向上する。
第1の耐衝撃性繊維12は、構造材11の外面の略全体に貼着されている。第1の耐衝撃性繊維12は、構造材11の外面に耐衝撃性を付与する。第1の耐衝撃性繊維12としては、パラ系アラミド繊維、超高分子量ポリエチレン繊維、ポリアリレート繊維、PBQ(ポリパラフェニレンベンゾビスオキサゾール)繊維、炭素繊維等が例示される。第1の耐衝撃性繊維12は5t以上の強度とし、より好ましくは30t〜50tの強度とする。
第2の耐衝撃性繊維13は、構造材11の外面の角部に貼着されている。第2の耐衝撃性繊維13は、構造材11の角部に更なる耐衝撃性を付与する。第2の耐衝撃性繊維13としては、パラ系アラミド繊維、超高分子量ポリエチレン繊維、ポリアリレート繊維、PBQ(ポリパラフェニレンベンゾビスオキサゾール)繊維、炭素繊維等が例示される。第2の耐衝撃性繊維13を設けることにより、漂流物や構造物と衝突する可能性の高い本体10の角部に対して、その他の面部よりも高い耐衝撃性を付与することができる。第2の耐衝撃性繊維13は、5t以上の強度とし、より好ましくは30t〜50tの強度とする。
更に好ましくは、第2の耐衝撃性繊維13は、第1の耐衝撃性繊維12に比べて耐衝撃性の高い耐衝撃性繊維を用いる。例えば、繊維材料自体の耐衝撃性が第1の耐衝撃性繊維12よりも高い耐衝撃性繊維を第2の耐衝撃性繊維13として用いて実現してもよいし、同一強度の繊維材料であっても、第1の耐衝撃性繊維12を第1の網目サイズとし、第2の耐衝撃性繊維13を第1の網目サイズよりも網目が密な第2の網目サイズの耐衝撃性繊維を用いて実現してもよい。これにより、本体10の角部に対して、その他の面部に比べて更に高い耐衝撃性を付与することができる。
第1のポリウレア樹脂層14は、構造材11の外面全体、並びに、補強フレーム20、基台30、ハッチ50の覗き窓W以外、及び、窓60の枠部の外部に露出している部位、を覆うように形成されており、構造材11の外面においては第1の耐衝撃性繊維12や第2の耐衝撃性繊維13の外側に形成されている。第1のポリウレア樹脂層14は、本体10の外面に耐薬品性、耐熱性、ひび割れ追従性、耐磨耗性、防水性を付与する。また、ポリウレア樹脂は鉛フリーなので水や土壌汚染の虞がない。
第1のポリウレア樹脂層14は、例えば、ポリウレアスプレーの吹きつけにより形成される。ポリウレアスプレーの吹きつけにより第1のポリウレア樹脂層14を形成する場合、本実施形態に係る構造材11は息をしていない素材とすることが好ましい。ポリウレアスプレーは加熱して吹き付けるため、下地が息をしているとピンホールや膨れの原因となり、耐薬品性、耐熱性、ひび割れ追従性、耐磨耗性、防水性等の特性が低下するからである。
第2のポリウレア樹脂層15は、ハッチ50及び窓60を除いた第1のポリウレア樹脂層14の外面全体を覆うように第1のポリウレア樹脂層14の外側に形成されている。第2のポリウレア樹脂層15には、ポリウレア樹脂よりも塗料付着性の高い粒子が多数埋設されており、この粒子の一部が第2のポリウレア樹脂層15の表面から露出した表面露出部が第2のポリウレア樹脂層15の全体にわたって満遍なく形成されている。この粒子は、例えば、砂等のセラミック粒子とする。
このため、第2のポリウレア樹脂層15は、第1のポリウレア樹脂層14と同様に、本体10に、更なる耐薬品性、耐熱性、ひび割れ追従性、耐磨耗性、防水性を付与することはもちろん、第1のポリウレア樹脂層14に比べて塗料付着性が良好になっている。第2のポリウレア樹脂層15は、例えば、ポリウレアスプレーと上述した粒子との同時吹きつけにより形成される。
防火塗料16は、ハッチ50及び窓60を除いた第2のポリウレア樹脂層15の外面全体を覆うように第2のポリウレア樹脂層15の外面に塗布され、本体10の最外面に防火性を付与する。なお、ポリウレア樹脂は塗料等の付着性が低いが、上述したように、防火塗料16の下地となる第2のポリウレア樹脂層15の表面は塗料付着性が改善されているため、防火塗料16は第2のポリウレア樹脂層15の表面に良好に付着する。
第3のポリウレア樹脂層17は、構造材11の内面全体、並びに、補強フレーム20、基台30、ハッチ50の覗き窓W以外、及び、窓60の枠部の内部に露出している部位、を覆うように構造材11の内側に形成されており、本体10の内面に耐薬品性、耐熱性、ひび割れ追従性、耐磨耗性、防水性を付与する。また、ポリウレア樹脂は鉛フリーなので内部空間における鉛汚染の虞が無い。
塗料層18は、構造材11の内側の最表面に塗布されており、第3のポリウレア樹脂層17の内面にデザイン性を付与する。これにより、水上浮遊型シェルター100の内部空間の居住性が向上する。
以上説明した外殻構造を有する水上浮遊型シェルター100の外面側から1300℃のバーナーで2分間加熱したところ、特に目立った変化は現れなかった。同様に水上浮遊型シェルター100の外面側から1300℃のバーナーで5分間加熱したところ、内部の発泡スチロールは溶けたがポリウレア樹脂は少し溶けた程度であった。むろん、内部空間での温度上昇も殆ど見られなかった。ただし、海上火災では1300℃もの高温になることは無く、実際の海上火災では最大でも500℃程度と考えられる。従って、本実施形態に係る水上浮遊型シェルター100は、内部空間の乗員に対する海上火災の影響を最小限に抑えることができる。
すなわち、以上説明した外殻構造を有する水上浮遊型シェルター100によれば、耐衝撃性、防火性、防水性、不沈性、対薬品性、耐熱性、耐摩耗性、等、各種の特性が実現され、津波等の水害時に発生しうる各種の災害から内部乗員を保護するために必要な各種特性を備えたシェルターが実現される。
なお、上述した本実施形態では、水上浮遊型シェルター100の形状を略球形として説明を行ったが、形状はこれに限るものではなく、例えば、キューブ型やピラミッド型等様々な形状とすることができる。また、水上浮遊型シェルター100は、水害の非発生時は使用されないため、その間、他の用途に転用することもできる。例えば、水上浮遊型シェルター100は、防音室(カラオケルーム、楽器練習室等)や蓄熱槽に転用することが
できる。
(2)水上浮遊型シェルターの製造方法:
次に図7を参照しつつ、本実施形態に係る水上浮遊型シェルター100の製造方法の一例について説明する。
まず、構造材11のパーツとなる六角形A、半六角形A’、五角形Bの多角形平板部材を作成する。例えば、六角型、半六角型、五角形の型枠に発泡スチロールを充填固化して構造材11のパーツとなる六角型、半六角型、五角形の平板部材を作成する。構造材11を構成する各多角形平板部材の厚みは30mm以上とすることが好ましい。
次に、図7(a)に示すように、作成した多角形平板部材の接合部分を面テープ等で仮止めしつつ組み合わせることにより、上半球部材10a及び下半球部材10bの概略形状を構築する。六角形A、半六角形A’、五角形Bの各平板部材の隙間はコーキング剤(ウレタン等)でシーリングする。なお、図7には、図示の都合上、上半球部材10aと下半球部材10bを接合した状態を示してある。
なお、本体10の構造材11は、全体的に型枠を用いて形成しても良く、この場合、外面側の第1のポリウレア樹脂層14や第2のポリウレア樹脂層15、外面側の第3のポリウレア樹脂層17を同時に形成することができる。例えば、型枠の内面又は外面に対して離型剤を塗布し、その上にポリウレアスプレーを所定厚みに吹き付け、その上に発泡体を所定厚みに吹き付けて固化させ、更にその上にポリウレアスプレーを所定厚みに吹きつける。このように型枠を用いて構造材11を作成する場合、本体10の外面形状は、複数の多角形を組み合わせた形状としてもよいし、球面状としてもよい。構造材11と第1のポリウレア樹脂層14の間に設けられる第1の耐衝撃性繊維12及び第2の耐衝撃性繊維13は、所定部位に適宜に貼着しつつポリウレアスプレーや発泡体の吹きつけを行ってもよいし省略しても良い。
次に、作成した上半球部材10a及び下半球部材10bのリング状の端面に、それぞれ金属製の補強フレーム20a,20bを固定する。これら補強フレーム20a,20bを対面させてネジ止め等により互いに固定することにより、上述した補強フレーム20が構成される。また、下半球部材10bについては、その円頂部に基台30を固設する。
次に、図7(b)に示すように、上半球部材10a及び下半球部材10bの外面に、第1の耐衝撃性繊維12を貼着する。また、図7(c)に示すように、六角形A、半六角形A’、五角形Bの平板部材の接合部に相当する角に沿って、第2の耐衝撃性繊維13を貼着する。
次に、図7には示していないが、上半球部材10a及び下半球部材10bの内面に、ポリウレアスプレーを吹き付けて第3のポリウレア樹脂層17を形成し、更に、その第3のポリウレア樹脂層17の上に塗料を塗布して塗料層18を形成する。このとき、第3のポリウレア樹脂層17の層厚は1mm以上、塗料層18の厚みは0.5mm以上とすることが好ましい。
上半球部材10a及び下半球部材10bの内面へのコーティングが完了すると、補強フレーム20a,20bを対面させてネジ止め等により互いに固定して補強フレーム20を構成することにより、上半球部材10aと下半球部材10bとを一体化して上下に扁平した略球形に形成する。
次に、図7(d)に示すように、本体10の外面において覗き窓W及び窓60を除く部位にポリウレアスプレーを吹き付けて第1のポリウレア樹脂層14を形成する。更に、その第1のポリウレア樹脂層14の上に、粒子を撒きつつポリウレアスプレーを吹き付けて第2のポリウレア樹脂層15を形成する。第1のポリウレア樹脂層14の層厚は3.0mm以上、第2のポリウレア樹脂層15の層厚は1mm以上とすることが好ましい。
次に、図7(e)に示すように、第2のポリウレア樹脂層15の外面においてハッチ50や窓60、基台30等の金属部位を除く部位に対して、防火塗料16を塗布する。この防火塗料16の厚みは、0.5mm以上とすることが好ましい。
これにより、耐衝撃性、防火性、防水性、不沈性、対薬品性、耐熱性、耐摩耗性、等、各種の特性が実現され、津波等の水害時に発生しうる各種の災害から内部乗員を保護するために必要な各種特性を備えたシェルターを製造することができる。
なお、本体10の内面へのコーティングは、上半球部材10aと下半球部材10bとを合体させて半球殻状にした後で行っても構わないし、本外10の外面へのコーティングは、上半球部材10aと下半球部材10bとを合体させる前に行っても構わない。
(3)まとめ:
以上説明した実施形態に係る水上浮遊型シェルターは、その外殻構造材が、空気を内包する不沈材料にて形成された芯材と、当該芯材の外面の略全体を覆うようにポリウレア樹脂を積層したポリウレア樹脂層と、を有している。ポリウレア樹脂は、上述したように耐熱性が非常に高く、しかもその内側にある芯材が空気を内包する不沈材料で形成されているため、水上浮遊型シェルターの外部が水上火災等で高温になっても内部に搭乗している人員への影響を極めて小さくすることができる。
なお、本発明は上述した実施形態に限られず、上述した実施形態の中で開示した各構成を相互に置換したり組み合わせを変更したりした構成、公知技術並びに上述した実施形態の中で開示した各構成を相互に置換したり組み合わせを変更したりした構成、等も含まれる。また,本発明の技術的範囲は上述した実施形態に限定されず,特許請求の範囲に記載された事項とその均等物まで及ぶものである。
10…本体、10a…上半球部材、10b…下半球部材、11…構造材、12…第1の耐衝撃性繊維、13…第2の耐衝撃性繊維、14…第1のポリウレア樹脂層、15…第2のポリウレア樹脂層、16…防火塗料、17…第3のポリウレア樹脂層、18…塗料層、20…補強フレーム、20a…補強フレーム、20b…補強フレーム、30…基台、40…空気パイプ、41…露出部、42…開口、43…バルブ、44…空気孔、50…ハッチ、50a…扉枠部、50b…扉部、60…窓、100…水上浮遊型シェルター、H1…開口、H2…開口、S…辺、W…窓

Claims (7)

  1. 水密構造の水上浮遊型シェルターであって、
    外殻構造材が、空気を内包した不沈材料にて形成された芯材と、当該芯材の外面の略全体を覆うようにポリウレア樹脂を積層したポリウレア樹脂層と、を有することを特徴とする水上浮遊型シェルター。
  2. 前記外殻構造材の最外面に防火塗料が塗布されていることを特徴とする請求項1に記載の水上浮遊型シェルター。
  3. 前記ポリウレア樹脂層には、ポリウレア樹脂よりも塗料付着性の高い粒子が複数埋設されており、
    前記ポリウレア樹脂層の外表面には、前記粒子の一部が前記ポリウレア樹脂層の外表面から露出した粒子露出部が満遍なく形成されていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の水上浮遊型シェルター。
  4. 前記外殻構造材の芯材は、その外面側を第1の網目サイズの耐衝撃性繊維にて補強されていることを特徴とする請求項1〜請求項3の何れか1項に記載の水上浮遊型シェルター。
  5. 前記外殻構造材の芯材は、複数の多角形平板部材を組み合わせて形成されていることを特徴とする請求項1〜請求項4の何れか1項に記載の水上浮遊型シェルター。
  6. 前記多角形平板部材の接合部は、その外面を前記第1の網目サイズよりも網目の小さい第2の網目サイズの耐衝撃性繊維にて補強されていることを特徴とする請求項5に記載の水上浮遊型シェルター。
  7. 前記ポリウレア樹脂層は、ポリウレアスプレーの塗布により形成されることを特徴とする請求項1〜請求項6の何れか1項に記載の水上浮遊型シェルター。
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