JP2015049491A - 画像形成システム - Google Patents
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Abstract
Description
このような落丁した冊子形成を防止するために、上記のような場合には中間装置にて1枚目のみを中間装置に残し、JAMとしてユーザに取り出し処理を促している。本問題が発生するのは画像形成装置にJAMが発生する場合であり、画像形成装置と中間装置の両方をJAM処理することはユーザにとっては負担となる。
前記画像形成装置で画像形成された用紙を複数枚束ねて冊子形成する冊子後処理部と、
前記冊子後処理部で形成された冊子が排出される第1の積載部と、
用紙が排出され、前記第1の積載部とは異なる第2の積載部と、
前記第1の積載部への用紙の搬送と、前記第2の積載部への用紙の搬送とを切り替える搬送切替え部と、を有する後処理装置と、
用紙を複数枚重ねる重ね部を有し、前記画像形成装置と前記後処理装置の間に接続されて前記画像形成装置で画像形成された用紙を前記重ね部で複数枚重ねて前記後処理装置へ受け渡す中間装置と、
当該画像形成システムの動作を制御する制御部と、を有し
前記制御部は、前記重ね部で複数枚重ねる予定の最終枚、かつ、前記後処理装置で冊子形成するための冊子の最終枚である用紙が異常用紙となって前記重ね部に到達しない場合、前記異常用紙に先行して前記中間装置で前記重ね部に排紙された用紙を前記後処理装置に搬送し、前記搬送切り替え部の動作によって前記第2の積載部へ排出することを特徴とする。
前記制御部は、前記第2の積載部へ排出された用紙を再利用するか否かを設定可能にし、前記用紙の異常が発生し、前記第2の積載部へ排出動作完了によるシステム停止後のリカバリ動作において、前記設定を判定し、
前記第2の積載部へ排出された用紙を再利用する設定の場合には、前記画像形成装置において異常発生した頁から画像形成し、
前記第2の積載部へ排出された用紙を再利用しない設定の場合には、前記画像形成装置において前記第2の積載部へ排出された用紙から画像形成する、ことを特徴とする。
前記画像形成装置で画像形成された用紙に後処理を行う後処理部と、
前記画像形成装置で画像形成された用紙が排紙される第1の積載部と、
用紙が排紙され、前記第1の積載部とは異なる第2の積載部と、
前記第1の積載部への用紙の搬送と、前記第2の積載部への用紙の搬送とを切り替える搬送切替え部と、を有する後処理装置と、
用紙を複数枚重ねる重ね部を有し、前記画像形成装置と前記後処理装置の間に接続されて前記画像形成装置で画像形成された用紙を前記重ね部で複数枚重ねて前記後処理装置へ受け渡す中間装置と、
前記中間装置と前記後処理部との間に設けられ、インサート用紙を挿入するための挿入給紙装置と、
当該画像形成システムの動作を制御する制御部と、を有し
前記制御部は、前記重ね部で複数枚重ねる予定の最終枚、かつ、前記最終枚の次のページが前記挿入給紙装置からのインサート用紙である前記用紙が異常用紙となって前記重ね部に到達しない場合、前記異常用紙に先行して前記中間装置で前記重ね部に排紙された用紙を前記後処理装置に搬送し、前記搬送切り替え部の動作によって前記第2の積載部へ排出することを特徴とする。
前記第2の積載部へ排出された用紙を再利用する設定の場合には、前記画像形成装置において異常発生した頁から画像形成し、
前記第2の積載部へ排出された用紙を再利用しない設定の場合には、前記画像形成装置において前記第2の積載部へ排出された用紙から画像形成する、ことを特徴とする。
本実施形態の画像形成システム1は、用紙に画像形成を行う画像形成装置10と、中間装置20と、後処理装置30とが順に接続されている。なお、本実施形態の画像形成システムでは、これら装置が必須のものであるが、本発明としてはその他の装置を有するものであってもよく、例えば、大容量給紙トレイや、中間装置と後処理装置の間に挿入給紙装置を設けるものなどであってもよい。また、他の後処理装置が多段に接続されているものであってもよい。
定着器は、搬送された用紙を加熱することにより用紙の表面側に転写されたトナー画像を出力画像として定着する。定着処理が施された用紙は、搬送経路12によって中間装置20に搬送されるか、反転搬送経路12Aを通して表裏が反転された後、画像形成部110の上流側で搬送経路12に返流される。
重ね合わせ部230でスタックされた用紙は、所定のタイミングで後処理装置30側に搬送することができ、また、重ね合わせ部230に用紙をスタックすることなく搬送経路22を通して後処理装置30側に用紙を搬送することもできる。
なお、本願発明としては冊子処理が平綴じに限定されるものではなく、中綴じ、中折り、製本処理などを挙げることができ、本願発明としては特定の処理に限定されるものではなく、後処理装置に2種類以上の冊子処理が可能となるものであってもよい。
搬送切り替え部33の構成は特に限定されるものではなく、経路切り替えを行えるものであればよく、可動ゲートなどにより構成することができる。搬送経路32では、搬送切り替え部33を介してメイン排紙トレイ36Aにストレートで至る搬送経路32Aと、サブ排紙トレイ36Bに至る搬送経路32Bと、スタッカ部330に至り、メイン排紙トレイ36Aに至る搬送経路32Cとに分岐している。
画像形成装置10は、画像処理部105、画像読取部130、画像形成部110、操作表示部140、CPU100、ROM101、RAM102、後処理機I/F150等から構成されている。
中間装置20内では、搬送経路22や図示しない搬送ローラなどを含む用紙搬送部220を有しており、搬送経路22の中途に2枚の用紙を重ね合わせる重ね合わせ部230が設けられている。重ね合わせ部230は、本願発明の重ね部に相当する。なお、この実施形態では、重ね合わせ部230の重ね枚数は最大で2枚に設定されているが、本願発明としては重ね部の重ね可能枚数が2枚に限定されるものではなく、3枚以上の重ね合わせが可能なものであってもよい。
ROM201には、各種のプログラム或いはデータが格納されており、CPU200はROM201からプログラム或いはデータを読み出して中間装置20を制御する。
後処理装置30には、搬送経路32を有する用紙搬送部320を有しており、後処理装置30内での用紙の搬送を行う。
搬送経路32の中途には、用紙をスタックするスタッカ部330を有しており、その下流側に平綴じ部331を有している。
平綴じ部331は、複数枚の用紙に対し平綴じを行うものであり、スタッカ部330でスタックされた用紙を受けて平綴じが行われる。スタッカ部330および平綴じ部331は、本願発明の冊子後処理部を構成するものである。
ROM301には、各種のプログラム或いはデータが格納されており、CPU300はROM301からプログラム或いはデータを読み出して後処理装置30を制御する。
なお、この実施形態では、第1の積載部と第2の積載部とが同一の後処理装置に備えられているものとして説明をしたが、後処理装置を複数有する場合、第1の積載部と第2の積載部とがそれぞれが異なる後処理装置に備えられているものであってもよい。
画像形成装置10では給紙時点で用紙が束最終枚であることを後処理装置30に通知する。これは、次の部に対して、後処理のための時間を確保する必要がある場合、後処理装置30からその時間を通知してもらう必要があるためである。このタイミングで後処理装置30から必要な時間をもらい、画像形成装置10のレジストなどでその時間を待機させる。
上記のような動作を行うことで、本実施形態では、先行の部の用紙に対して平綴じ処理が行われている間も、後続の部の用紙の給紙を中断させる必要がなくなるため、生産性を向上させることが可能となる。
中間装置20で2枚ずつ重ね合わされた用紙は、順次、2枚ずつ後処理装置30に送られる。後処理装置30では、搬送切り替え部33によって搬送方向が搬送経路32Cに切り替えられており、用紙は、後処理装置30のスタッカ部330にスタックされる。冊子最終枚に相当する100枚目の用紙が中間装置20に重ね合わされ、これが後処理装置30に送られてスタック部330にスタックされると、画像形成装置10から送信されている最終枚であるとの情報に基づいてスタック部330にスタックされた100枚の用紙が平綴じ部331に送られて平綴じが行われる。
画像形成装置10で、1枚目、2枚目の用紙に順次、画像形成が行われると(図4(1))、1枚目の用紙が中間装置20の重ね合わせ部230にスタックされ、さらに3枚目の用紙が画像形成装置10内で給紙される(図4(2))。
用紙の搬送が進むと、重ね合わせ部230に2枚目の用紙が到達し、1枚目と2枚目の用紙とが重ね合わされた状態で後処理装置30に搬送され、画像形成装置10内では4枚目の用紙が給紙されている(図4(3))。
3枚目の用紙は、重ね合わせ部230で1枚目の用紙としてスタックし、画像形成装置10では次の用紙(5枚目)を給紙する(図4(4))。
中間装置20では、99枚目と100枚目の用紙が重ね合わされて後処理装置30に送られ(図5(6))、後処理装置30では、100枚の用紙がスタッカ部330にスタックされる。後処理装置30では、画像形成装置10から束最終枚であると通知されたID99の用紙がスタックされたため、平綴じ部331に送って冊子処理を行うことで適正な冊子が形成される(図5(7))。形成された冊子は、搬送経路32、32Aによって予め定めたメイン排紙トレイ36Aに排紙される(図5(8))。
中間装置20には、先行の用紙である99枚目の用紙がスタックされており、画像形成装置10内で100枚目の用紙が異常紙になっている(図6(1))。
画像形成装置10では、上記異常紙の発生に伴って、中間装置20内に残っている用紙を後処理装置30に排出する(図6(2))。
なお、後処理装置30では、画像形成装置10によってID99の用紙が束最終枚の用紙であるとの通知を受けている。このため後処理装置30では、ID99の用紙が1枚で搬送されても、スタッカ部330では束最終枚の用紙がスタックされたものとして、平綴じ部331に送って平綴じがされる(図6(3))。
形成された冊子は、予め定められたようにメイン排紙トレイ36Aに排紙される(図6(4))。しかし、実際には100枚目の用紙が含まれずに平綴じされており、落丁となるものである。
上記異常紙の発生に際し、中間装置20には、先行の用紙である99枚目の用紙がスタックされており、画像形成装置10内で100枚目の用紙が異常紙になっている(図7(1))。
画像形成装置10のCPU100では、異常紙の発生に伴って中間装置20内に残っている99枚目の用紙は排出せず、中間装置20内にとどめてJAM紙として処理する(図7(2))。
用紙はユーザによって取り除く必要がある。ユーザにとっては、画像形成装置10内で発生したJAM紙の取り除きに加えて紙詰まりの原因でない余計なJAM紙取り除きの作業が発生し、負担増になる。
例えば、100枚の冊子処理に際し、97枚目が中間装置20にスタックされ、束最終枚の用紙でない98枚目の用紙が画像形成装置10内で紙詰まりし、JAMになって異常紙となる(図8(1))。
この場合、画像形成装置10のCPU100では、97枚目の用紙のみで中間装置20から後処理装置30に送り、スタッカ部330にスタックさせる(図8(2))。
スタッカ部では、束最終枚の用紙が送られていないので、用紙はスタックしたままにする。
画像形成装置10では、JAM紙を取り除き、異常紙となった用紙と同ページ、すなわち98ページから再印刷する(図8(3))。この例では、束最終枚の用紙が異常紙になったものではないので、画像形成装置10からJAM紙取り除いた後、問題なく処理を継続することができる。
中間装置20では、用紙を2枚ずつ重ねながら後処理装置30に搬送し、2枚になった用紙は、後処理装置30に送られてメイン排紙トレイ36Aに排紙される。99枚目の用紙が中間装置20にスタックされ、最終枚の用紙である100枚目の用紙が画像形成装置10内で紙詰まりし、JAMになって異常紙となる(図9(1))。
画像形成装置10のCPU100では、異常紙の発生に伴って、中間装置20にスタックされた99枚目の用紙を1枚で後処理装置30に排出する(図9(2))。
ID99の用紙はストレートモードであるので、スタッカ部330にはスタックすることなくメイン排紙トレイ36Aに排紙する(図9(3))。
この例では、JAM紙を取り除いて画像形成装置10で100枚目を再印刷することで問題なく処理を継続することができる。
この例では、51枚目と52枚目の用紙の後に、53枚目のインサート用紙が挿入されるため、挿入トレイ37には、53枚目のインサート用紙がセットされている。画像形成装置10のCPU100では、インサート用紙が挿入される先行の用紙が給紙されたことを後処理装置30に通知する。通知では、インサート前の先行用紙としてID51を通知する。
52枚目の用紙が画像形成装置10内で紙詰まりし、JAMになって異常紙となる(図10(1))。
画像形成装置10のCPU100では、中間装置20にスタックされた51枚目の用紙1枚を後処理装置20に送る(図10(2))。
後処理装置30では、インサート用紙が挿入される先行する用紙が送られたものとして挿入給紙部370によって53枚目の用紙を挿入する。後処理装置30では、52枚目がない出力物が得られ、落丁となる(図10(3))。
なお、この例は、冊子後処理部を有する後処理装置30について説明を行っているが、後処理部が冊子処理を行うものに限定されるものではない。
中間装置20で2枚づつ用紙を重ね合わせながら100枚の冊子を形成する場合、重ね合わせ部230に重ねられる予定の最終枚であって、最終枚の用紙が画像形成装置10内で紙詰まりし、JAMになって異常紙となる(図11(1))。
中間装置20では、99枚目の用紙1枚でパージ排出指示に基づいて後処理装置30に送る(図11(2))。
ID99枚目の用紙はパージ排出紙であり、画像形成装置10のCPU100では、後処理装置30に対し、パージ排出指示を行う。後処理装置30では、パージ排出指示に基づいて搬送切り替え部33を切り替えて排紙先をサブ排紙トレイ36Bに変更する。これに伴って、99枚目の用紙はスタッカ部330に送られることなくサブ排紙トレイ36Bに排紙される(図11(3))。
画像形成装置10でのJAM処理後の再スタート(リカバリ動作)は、図12で説明する。
サブ排紙トレイ36Bに排紙した用紙を再利用しない設定の場合、CPU100では、画像形成装置10において、サブ排紙トレイ36Bに排紙したページと、異常紙となったページとを再印刷することで処理を継続することができる(図12(4)−A)。
サブ排紙トレイ36Bに排紙した用紙を再利用する設定の場合、サブ排紙トレイ36Bに排紙された99枚目の用紙を挿入給紙部370にセットし(図12(4)−B)、CPU100は画像形成装置10で異常紙となった100枚目のページから再印刷を行い、挿入給紙部370にセットされた用紙を搬送し、その後続として100枚目の用紙を搬送する。なお、リカバリ動作においては、挿入給紙部370に用紙がセットされたかを判定して動作を開始するようにしてもよい。
挿入トレイ37には、53枚目のインサート用紙がセットされており、51枚目の用紙は中間装置20にスタックされ、52枚目の用紙が画像形成装置10内で紙詰まりし、JAMになって異常紙となっている(図13(1))。
画像形成装置10のCPU100では、中間装置20にスタックされた51枚目の用紙1枚を「パージ排出指示」によって後処理装置20に送る(図13(2))。
後処理装置30では、画像形成装置10のCPU100のパージ排出指示に従って搬送切り替え部33を切り替えて排紙先をサブ排紙トレイ36Bに変更し、51枚目の用紙はスタッカ部330に送られることなくサブ排紙トレイ36Bに排紙される(図13(3))。
リカバリ動作では、サブ排紙トレイ36Bに排紙された用紙を再利用するか否かの設定に従って、図12と同様に処理を行うことができる。
なお、この例は、冊子後処理部を有する後処理装置30について説明を行っているが、後処理部が冊子処理を行うものに限定されるものではなく、冊子処理の有無に拘わらず本願発明の効果を得ることができる。
画像形成システムの動作が開始されると、後処理装置30で2枚重ね条件かの判定がなされる(ステップs1)。2枚重ねであれば(ステップs1、YES)、2枚重ねの1枚目かの判定がなされる(ステップs2)。2枚重ね条件でなければ(ステップs1、NO)、一枚のみで排出し(ステップs9)、JOB最終紙かの判定を行う(ステップs10)。JOB最終紙であれば(ステップs10、YES)処理を終了し、JOB最終紙でなければ(ステップs10、NO)、ステップs1に戻って処理を継続する。
処理の開始に伴って、2枚重ねの1枚目かの判定がなされる(ステップs20)。2枚目であれば(ステップs20、NO:2枚目)、一枚目と同じ紙条件かの判定がなされる(ステップ21)。1枚目と同じ紙条件でなければ(ステップs21、NO)、NO判定として処理を終了する。1枚目と同じ紙条件であれば(ステップs21、YES)、YES判定として処理を終了する。
ステップs20で1枚目であれば(ステップs20、YES:1枚目)、最終紙かの判定を行う(ステップs22)。最終紙であれば(ステップs22、YES)、2枚目と同じ紙条件かを判定する(ステップs23)。最終紙でなければ(ステップs22、NO)、NO判定として処理を終了する。
ステップs23で、2枚目と同じ紙条件の場合(ステップs23、YES)、YES判定として処理を終了し、2枚目と同じ紙条件でなければ(ステップ23、NO)、NO判定として処理を終了する。
処理の開始に伴って、後処理モードかの判定が行われる(ステップs30)。後処理モードであれば(ステップs30、平綴じ)、束最終紙かを判定する(ステップs31)。束最終紙であれば(ステップs31、YES)、パージ排出にして処理を終了する。
ステップs30でストレートモードの場合(ステップs30、ストレートモード)、またはステップ31で束最終紙でない場合(ステップs31、NO)、通常排紙にして処理を終了する。
処理の開始に伴って、次紙がカバー挿入紙かを判定する(ステップs40)。次紙がカバー挿入紙であれば(ステップs40、YES)、パージ排出にして処理を終了する。次紙がカバー挿入紙でなければ(ステップs40、NO)、通常排出にして処理を終了する。
処理開始に伴って、後処理モードが判定される(ステップs50)。ストレートモードの場合(ステップs50、ストレートモード)、パージ処理かを判定し(ステップs51)、パージ処理でなければストレート排紙を行い(ステップs53)、パージ処理であければサブトレイ排紙を行う(ステップs54)。
サブトレイモードの場合(ステップs50、サブトレイモード)、サブトレイ排出を行う。平綴じモードの場合(ステップs50、平綴じモード)、パージ処理かを判定し(ステップs52)、パージ処理であれば(ステップs52、YES)、サブトレイ排紙を行い(ステップs54)、パージ処理でなければ(ステップs52、NO)、スタッカ部への排出を行う(ステップs55)。
部最終紙でなければ(ステップs59、NO)、JOB最終紙かの判定を行う(ステップs61)。部最終紙であれば(ステップs59、YES)、平綴じ処理を行い、メイン排紙トレイ36Aに冊子排出を行い(ステップs60)、部最終紙かの判定を行う(ステップs61)。
10 画像形成装置
12 搬送経路
20 中間装置
22 搬送経路
30 後処理装置
32 搬送経路
33 搬送切り換え部
36A メイン排紙トレイ
36B サブ排紙トレイ
37 挿入トレイ
100 CPU
110 画像形成部
150 後処理機I/F
200 CPU
210 前段I/F
230 重ね合わせ部
260 後段I/F
310 前段I/F
330 スタッカ部
331 平綴じ部
370 挿入給紙部
Claims (9)
- 用紙に画像形成を行う画像形成装置と、
前記画像形成装置で画像形成された用紙を複数枚束ねて冊子形成する冊子後処理部と、
前記冊子後処理部で形成された冊子が排出される第1の積載部と、
用紙が排出され、前記第1の積載部とは異なる第2の積載部と、
前記第1の積載部への用紙の搬送と、前記第2の積載部への用紙の搬送とを切り替える搬送切替え部と、を有する後処理装置と、
用紙を複数枚重ねる重ね部を有し、前記画像形成装置と前記後処理装置の間に接続されて前記画像形成装置で画像形成された用紙を前記重ね部で複数枚重ねて前記後処理装置へ受け渡す中間装置と、
当該画像形成システムの動作を制御する制御部と、を有し
前記制御部は、前記重ね部で複数枚重ねる予定の最終枚、かつ、前記後処理装置で冊子形成するための冊子の最終枚である用紙が異常用紙となって前記重ね部に到達しない場合、前記異常用紙に先行して前記中間装置で前記重ね部に排紙された用紙を前記後処理装置に搬送し、前記搬送切り替え部の動作によって前記第2の積載部へ排出することを特徴とする画像形成システム。 - 前記制御部は、前記中間装置にて複数枚重ねる予定、かつ、前記後処理装置で冊子形成するための束の最終枚でない用紙の場合には、前記異常用紙に先行して前記中間装置で前記重ね部に送られた用紙を前記後処理装置に搬送し、前記第1の積載部へ排出することを特徴とする請求項1記載の画像形成システム。
- 前記制御部は、前記画像形成装置で画像形成された用紙を、前記冊子後処理部で冊子形成せずに前記第1の積載部へ排出する場合、前記重ね部で複数枚重ねる予定の最終枚である用紙が、異常用紙となって前記重ね部に到達しない際には、前記異常用紙に先行して前記中間装置で前記重ね部に排紙された用紙を前記後処理装置に搬送し、前記第1の積載部へ排出することを特徴とする請求項1記載の画像形成システム。
- 前記中間装置と、前記冊子後処理部との間に設けられ、インサート用紙を挿入するための挿入給紙装置を有し、
前記制御部は、前記第2の積載部へ排出された用紙を再利用するか否かを設定可能にし、前記用紙の異常が発生し、前記第2の積載部へ排出動作完了によるシステム停止後のリカバリ動作において、前記設定を判定し、
前記第2の積載部へ排出された用紙を再利用する設定の場合には、前記画像形成装置において異常発生した頁から画像形成し、
前記第2の積載部へ排出された用紙を再利用しない設定の場合には、前記画像形成装置において前記第2の積載部へ排出された用紙から画像形成する、ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成システム。 - 用紙に画像形成を行う画像形成装置と、
前記画像形成装置で画像形成された用紙に後処理を行う後処理部と、
前記画像形成装置で画像形成された用紙が排紙される第1の積載部と、
用紙が排紙され、前記第1の積載部とは異なる第2の積載部と、
前記第1の積載部への用紙の搬送と、前記第2の積載部への用紙の搬送とを切り替える搬送切替え部と、を有する後処理装置と、
用紙を複数枚重ねる重ね部を有し、前記画像形成装置と前記後処理装置の間に接続されて前記画像形成装置で画像形成された用紙を前記重ね部で複数枚重ねて前記後処理装置へ受け渡す中間装置と、
前記中間装置と前記後処理部との間に設けられ、インサート用紙を挿入するための挿入給紙装置と、
当該画像形成システムの動作を制御する制御部と、を有し
前記制御部は、前記重ね部で複数枚重ねる予定の最終枚、かつ、前記最終枚の次のページが前記挿入給紙装置からのインサート用紙である前記用紙が異常用紙となって前記重ね部に到達しない場合、前記異常用紙に先行して前記中間装置で前記重ね部に排紙された用紙を前記後処理装置に搬送し、前記搬送切り替え部の動作によって前記第2の積載部へ排出することを特徴とする画像形成システム。 - 前記制御部は、前記第2の積載部へ排出された用紙を再利用するか否かを設定可能にし、前記用紙の異常が発生し、前記第2の積載部へ排出動作完了によるシステム停止後のリカバリ動作において、前記設定を判定し、
前記第2の積載部へ排出された用紙を再利用する設定の場合には、前記画像形成装置において異常発生した頁から画像形成し、
前記第2の積載部へ排出された用紙を再利用しない設定の場合には、前記画像形成装置において前記第2の積載部へ排出された用紙から画像形成する、ことを特徴とする請求項5に記載の画像形成システム。 - 前記異常発生は、用紙を搬送する搬送路での用紙の紙詰まりであることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の画像形成システム。
- 前記制御部は、前記用紙の紙詰まりを検出することを特徴とする請求項7記載の画像形成システム。
- 前記異常発生は、前記画像形成装置または前記中間装置で発生したものであることを特徴とする請求項1〜8のいずれか1項に記載の画像形成システム。
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