JP2015047051A - 回転子、および、これを用いた回転電機 - Google Patents

回転子、および、これを用いた回転電機 Download PDF

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Abstract

【課題】コア本体へのシャフトの圧入荷重を低減しつつ、回転バランスおよび磁気バランスを向上可能な回転子を提供する。【解決手段】中心穴部20は、コア本体10の中心軸Axに沿うよう形成されている。突出部30は、中心穴部20から中心軸Axに向かって突出するよう形成される。肉抜穴部40は、コア本体10の周方向に複数形成される。リブ部50は、隣り合う肉抜穴部40の間に形成されている。極部61、62は、コア本体10の外壁11に形成される。磁石80、90は、極部61、62に対応する位置に設けられる。突出部30は、中心軸Axから突出部30の中心C1を通りコア本体10の径方向外側へ延びる第1仮想直線L1が肉抜穴部40を通るよう形成される。リブ部50は、中心軸Axからリブ部50の中心C3を通りコア本体10の径方向外側へ延びる第2仮想直線L2が、極部62の中心C4を通るよう形成される。【選択図】図1

Description

本発明は、回転子、および、これを用いた回転電機に関する。
従来、コア本体の中心穴部に複数の突出部を形成した回転子が知られている。例えば特許文献1に記載された回転子では、中心穴部の内壁からコア本体の中心軸に向かって突出するよう突出部を形成している(特許文献1の図4、5参照)。これにより、回転電機のシャフトを中心穴部の内側に圧入するときのシャフトとコア本体とが当接する面積を小さくできるため、シャフトの圧入荷重の低減が可能である。
特開2006−254662号公報
また、特許文献1の回転子では、コア本体の突出部に対し径方向外側に、コア本体を板厚方向に貫く空洞部を形成している。これにより、シャフトを中心穴部の内側に圧入したとき、突出部が径方向外側へ変位し、コア本体の突出部と空洞部との間の部位が変形することで、シャフトの圧入荷重をさらに低減可能である。
ところで、特許文献1の回転子では、コア本体の周方向に隣り合う空洞部の間にリブ部が形成され、コア本体のリブ部に対し径方向外側に磁石が設けられている。ここで、複数のリブ部のうちの一部は、コア本体の中心軸からリブ部の中心を通りコア本体の径方向外側へ延びる仮想直線が、磁石すなわち極部の中心以外の場所を通るよう形成されている。そのため、シャフトを中心穴部の内側に圧入するときの突出部の径方向外側への変位、および、コア本体の変形がリブ部を経由して磁石の取り付け面に伝達し、取り付け面のうち磁石の中心に対応する位置以外の位置が変形するおそれがある。よって、コア本体に磁石を取り付けてからコア本体にシャフトを圧入するとき、あるいは、コア本体にシャフトを圧入してからコア本体に磁石を取り付けるとき、複数の磁石のうちの一部に関し、コア本体の中心軸に対向する面が中心軸に対し傾斜した状態になるおそれがある。この状態では、回転子の回転バランスおよび磁気バランスが悪化する。したがって、この回転子を用いた回転電機では、コギングおよびトルクリップルの精度が低下するおそれがある。
本発明は、上述の問題に鑑みてなされたものであり、その目的は、コア本体へのシャフトの圧入荷重を低減しつつ、回転バランスおよび磁気バランスを向上可能な回転子、および、これを用いた回転電機を提供することにある。
本発明は、回転電機の回転子であって、コア本体と中心穴部と突出部と肉抜穴部とリブ部と極部と第1環状部と第2環状部と磁石とを備えている。
中心穴部は、コア本体の中心軸に沿ってコア本体を貫くよう形成されている。
突出部は、中心穴部の周方向に等間隔で並び、中心穴部の内壁から中心軸に向かって突出するよう複数形成されている。
肉抜穴部は、コア本体の周方向に等間隔で並び、コア本体を中心軸に対し平行な方向に貫くよう複数形成されている。これにより、コア本体の軽量化および低慣性化を図ることができる。
リブ部は、コア本体の周方向に隣り合う肉抜穴部の間に形成されている。すなわち、リブ部は、肉抜穴部と同数、複数形成されている。
極部は、コア本体の周方向に等間隔で並ぶようコア本体の径方向外側の外壁に複数形成されている。
第1環状部は、コア本体の中心穴部と肉抜穴部との間に環状に形成されている。
第2環状部は、コア本体の肉抜穴部と極部との間に環状に形成されている。
磁石は、コア本体の極部に対応する位置に設けられている。磁石は、複数設けられている。
本発明では、中心穴部の内壁に複数の突出部が形成されているため、シャフトを中心穴部の内側に圧入して回転電機を製造するときのシャフトとコア本体とが当接する面積を小さくでき、圧入荷重を低減することができる。
また、本発明では、突出部は、コア本体の中心軸から突出部の中心を通りコア本体の径方向外側へ延びる第1仮想直線が肉抜穴部を通るよう形成されている。すなわち、肉抜穴部は、突出部の径方向外側に形成されている。そのため、シャフトを外壁が突出部の先端部に当接するよう中心穴部の内側に圧入したとき、突出部と肉抜穴部との間の第1環状部が変形する。これにより、シャフトの圧入荷重をさらに低減することができる。また、第1環状部の変形により、突出部の径方向外側への変位が、肉抜穴部の径方向外側の部位へ伝達するのを抑制可能である。
また、リブ部は、コア本体の中心軸からリブ部の中心を通りコア本体の径方向外側へ延びる第2仮想直線が、極部の中心、または、コア本体の周方向に隣り合う極部の中間位置を通るよう形成されている。そのため、シャフトを中心穴部の内側に圧入したときの突出部の径方向外側への変位、および、第1環状部の変形がリブ部を経由して磁石の取り付け面に伝達しても、取り付け面のうち磁石の中心に対応する位置以外の位置が偏って変形するのを抑制することができる。よって、コア本体に磁石を取り付けてからコア本体にシャフトを圧入するとき、あるいは、コア本体にシャフトを圧入してからコア本体に磁石を取り付けるとき、複数の磁石のうちの一部に関し、コア本体の中心軸に対向する面が中心軸に対し傾斜した状態になるのを抑制することができる。これにより、回転子の回転バランスおよび磁気バランスを向上することができる。したがって、本発明の回転子を用いた回転電機では、コギングおよびトルクリップルの精度を向上することができる。
(A)は本発明の第1実施形態による回転子を示す図、(B)は(A)のB−B線断面図。 本発明の第1実施形態による回転子を適用した回転電機を示す断面図。 本発明の第2実施形態による回転子を示す図。 本発明の第3実施形態による回転子を示す図。 本発明の第4実施形態による回転子を示す図。 本発明の第5実施形態による回転子を示す図。 本発明の第6実施形態による回転子を示す図。
以下、本発明の複数の実施形態による回転子、および、これを用いた回転電機を図面に基づき説明する。なお、複数の実施形態において実質的に同一の構成部位には同一の符号を付し、説明を省略する。また、図面の記載が煩雑になることを避けるため、1つの図において同一の部材または部位等には、複数のうち1つのみに符号を付す場合がある。
(第1実施形態)
本発明の第1実施形態による回転子を図1に、当該回転子を適用した回転電機を図2に示す。
回転電機1は、例えば車両のステアリング操作をアシストする電動パワーステアリング装置の駆動源(モータ)として用いられる。図2に示すように、回転電機1は、回転子2、シャフト3、固定子4およびモータケース8等を備えている。
図1に示すように、回転子2は、コア本体10、中心穴部20、突出部30、肉抜穴部40、リブ部50、極部61、62、第1環状部71、第2環状部72、および、磁石80、90等を備えている。
コア本体10は、例えば鉄等の薄板を複数積層することにより、略円柱状に形成されている。中心穴部20は、コア本体10の中心軸Axに沿ってコア本体10を貫くよう形成されている。
突出部30は、中心穴部20の周方向に等間隔で並び、中心穴部20の内壁から中心軸Axに向かって突出するよう複数形成されている。本実施形態では、突出部30は5つ形成されている。また、本実施形態では、突出部30は、中心軸Axに直交する仮想平面による断面の形状が略台形となるよう形成されている。
より具体的には、突出部30は、中心軸Axに対向する先端部31を有している。先端部31は、中心軸Axを中心とする円弧により形成される曲面状の壁面を有している。ここで、当該曲面状の壁面は、後述するシャフト3の外壁の形状に対応するよう形成されている。先端部31と中心穴部20との間には、平面状の壁面が形成されている。
肉抜穴部40は、コア本体10の周方向に等間隔で並び、コア本体10を中心軸Axに対し平行な方向に貫くよう複数形成されている。本実施形態では、肉抜穴部40は、コア本体10の中心軸Axとコア本体10の径方向外側の外壁11との間に5つ形成されている。
より具体的には、肉抜穴部40は、中心軸Axに直交する仮想平面による断面の形状が略扇形となるよう形成されている。肉抜穴部40は、コア本体10の径方向内側および径方向外側に、コア本体10の中心軸Axを中心とする円弧により形成される曲面状の壁面を有している。当該2つの曲面状の壁面の間には、平面状の壁面が形成されている。
リブ部50は、コア本体10の周方向に隣り合う肉抜穴部40の間に形成されている。すなわち、リブ部50は、肉抜穴部40と同数、5つ形成されている。
極部61は、コア本体10の周方向に等間隔で並ぶようコア本体10の径方向外側の外壁11に形成されている。極部62は、コア本体10の周方向に等間隔で並ぶようコア本体10の径方向外側の外壁11の極部61の間に形成されている。すなわち、極部61と極部62とは、コア本体10の周方向に等間隔で交互に並ぶようにして形成されている。本実施形態では、極部61、62は、それぞれ5つ形成されている。
第1環状部71は、コア本体10の中心穴部20と肉抜穴部40との間に環状に形成されている。第1環状部71は、略円環状に形成されている。
第2環状部72は、コア本体10の肉抜穴部40と極部61、62との間に環状に形成されている。第2環状部72は、略円環状に形成されている。
磁石80は、例えばネオジム磁石等の永久磁石により長い板状に形成されている。磁石80は、長手方向の長さがコア本体10の軸方向の長さと略同じであり、一方の面81が曲面状に形成され、他方の面82が平面状に形成されている。磁石80は、長手方向がコア本体10の中心軸Axに対し平行になるよう、かつ、一方の面81がコア本体10の径方向外側を向き他方の面82が中心軸Axに対向するよう、極部61に対応する位置に設けられている。すなわち、磁石80は、コア本体10の周方向に等間隔で並ぶよう5つ設けられている。
磁石90は、磁石80と同様、例えばネオジム磁石等の永久磁石により、磁石80と同形状に形成されている。磁石90は、長手方向がコア本体10の中心軸Axに対し平行になるよう、かつ、一方の面91がコア本体10の径方向外側を向き他方の面92が中心軸Axに対向するよう、極部62に対応する位置に設けられている。
ここで、磁石80、90は、磁石80、90の中心を通り他方の面82、92に直交する直線が中心軸Axに交わるよう、コア本体10の取り付け面に取り付けられている。
本実施形態では、磁石80は、一方の面81、すなわち、外壁の一部が、極部61において露出するよう設けられている。また、磁石90は、一方の面91、すなわち、外壁の一部が、極部62において露出するよう設けられている。つまり、磁石80、90は、一方の面81、91がコア本体10の外壁11から露出している。本実施形態では、磁石80、90は、例えば接着剤によりコア本体10の取り付け面に貼り付けられている。このように、本実施形態の回転子2は、SPM(Surface Permanent Magnet:表面磁石)型の回転電機1に用いられる回転子である。
本実施形態では、磁石80は、一方の面81がN極、他方の面82がS極となるよう着磁されている。磁石90は、一方の面91がS極、他方の面92がN極となるよう着磁されている。これにより、コア本体10の周方向に交互にN極(極部61)、S極(極部62)となるよう磁極が形成される。
本実施形態では、磁石80、90の合計の数(10)は、極部61、62の合計の数(10)と同数である。つまり、本実施形態の回転子2は、フルマグネット型の回転電機1に用いられる回転子である。
図1(A)に示すように、本実施形態では、突出部30は、コア本体10の中心軸Axから突出部30の中心C1を通りコア本体10の径方向外側へ延びる第1仮想直線L1が肉抜穴部40を通るよう形成されている。より詳細には、突出部30は、第1仮想直線L1が肉抜穴部40の中心C2を通るよう形成されている。
また、リブ部50は、コア本体10の中心軸Axからリブ部50の中心C3を通りコア本体10の径方向外側へ延びる第2仮想直線L2が、極部62の中心C4を通るよう形成されている。なお、本実施形態では、リブ部50は、コア本体10の中心軸Axから肉抜穴部40とリブ部50と第2環状部72とが接する点P2を通りコア本体10の径方向外側へ延びる第3仮想直線L3が、磁石90を通るよう形成されている。
図2に示すように、固定子4は、コア本体5および巻線6等を有している。
コア本体5は、例えば鉄等の薄板を複数積層することにより、略円環状に形成されている。コア本体5は、径方向内側へ延びるようにして形成されるティース7を有している。本実施形態では、ティース7は、コア本体5の周方向に等間隔で60個形成されている。
巻線6は、例えば銅等の金属により形成され、ティース7の間に巻回されるようにしてコア本体5に設けられている。巻線6は、回転電機1において複数の相を構成している。
シャフト3は、例えば金属等により棒状(略円柱状)に形成され、外壁が突出部30の先端部31に当接するよう、回転子2のコア本体10の中心穴部20の内側に圧入されている。これにより、シャフト3は、回転子2とともに回転可能である。
モータケース8は、例えば金属等により略円筒状に形成されている。モータケース8の両端は、図示しないエンドフレームにより塞がれている。モータケース8は、内側に回転子2および固定子4を収容している。固定子4は、コア本体5の径方向外側の外壁がモータケース8の内壁に当接するようにしてモータケース8内に固定されている。
シャフト3の両端は、モータケース8の両端を塞ぐエンドフレームにより軸受けされている。これにより、回転子2は、モータケース8内部の固定子4の内側で回転可能に設けられている。
固定子4の巻線6に電力が供給される(通電する)と、固定子4に回転磁界が生じる。これにより、回転子2がシャフト3とともに回転する。その結果、回転電機1の回転がシャフト3から出力される。
以上説明したように、本実施形態では、中心穴部20は、コア本体10の中心軸Axに沿ってコア本体10を貫くよう形成されている。
突出部30は、中心穴部20の周方向に等間隔で並び、中心穴部20の内壁から中心軸Axに向かって突出するよう複数形成されている。
肉抜穴部40は、コア本体10の周方向に等間隔で並び、コア本体10を中心軸Axに対し平行な方向に貫くよう複数形成されている。これにより、コア本体10の軽量化および低慣性化を図ることができる。
リブ部50は、コア本体10の周方向に隣り合う肉抜穴部40の間に形成されている。すなわち、リブ部50は、肉抜穴部40と同数、5つ形成されている。
極部61、62は、コア本体10の周方向に等間隔で並ぶようコア本体10の径方向外側の外壁11に、交互に5つずつ形成されている。
第1環状部71は、コア本体10の中心穴部20と肉抜穴部40との間に環状に形成されている。
第2環状部72は、コア本体10の肉抜穴部40と極部61、62との間に環状に形成されている。
磁石80は、コア本体10の極部61に対応する位置に設けられている。磁石80は、5つ設けられている。磁石90は、コア本体10の極部62に対応する位置に設けられている。磁石90は、5つ設けられている。
本実施形態では、中心穴部20の内壁に複数(5つ)の突出部30が形成されているため、シャフト3を中心穴部20の内側に圧入して回転電機1を製造するときのシャフト3とコア本体10とが当接する面積を小さくでき、シャフト3の圧入荷重を低減することができる。
また、本実施形態では、突出部30は、コア本体10の中心軸Axから突出部30の中心C1を通りコア本体10の径方向外側へ延びる第1仮想直線L1が肉抜穴部40を通るよう形成されている。すなわち、肉抜穴部40は、突出部30の径方向外側に形成されている。そのため、シャフト3を外壁が突出部30の先端部31に当接するよう中心穴部20の内側に圧入したとき、突出部30と肉抜穴部40との間の第1環状部71が変形する。これにより、シャフト3の圧入荷重をさらに低減することができる。また、第1環状部71の変形により、突出部30の径方向外側への変位が、肉抜穴部40の径方向外側の部位へ伝達するのを抑制可能である。本実施形態では、肉抜穴部40の径方向外側に磁石80が設けられているため、突出部30の径方向外側への変位が磁石80の取り付け面に伝達するのを抑制可能である。
また、リブ部50は、コア本体10の中心軸Axからリブ部50の中心C3を通りコア本体10の径方向外側へ延びる第2仮想直線L2が、極部62の中心C4、すなわち、磁石90の中心を通るよう形成されている。そのため、シャフト3を中心穴部20の内側に圧入したときの突出部30の径方向外側への変位、および、第1環状部71の変形が、リブ部50を経由して磁石90の取り付け面に伝達しても、取り付け面のうち磁石90の中心に対応する位置以外の位置が偏って変形するのを抑制することができる。よって、コア本体10に磁石90を取り付けてからコア本体10にシャフト3を圧入するとき、あるいは、コア本体10にシャフト3を圧入してからコア本体10に磁石90を取り付けるとき、複数の磁石90のうちの一部に関し、コア本体10の中心軸Axに対向する面(他方の面92)が中心軸Axに対し傾斜した状態になるのを抑制することができる。これにより、回転子2の回転バランスおよび磁気バランスを向上することができる。したがって、本実施形態の回転子2を用いた回転電機1では、コギングおよびトルクリップルの精度を向上することができる。
また、本実施形態では、突出部30は、第1仮想直線L1が肉抜穴部40の中心C2を通るよう形成されている。そのため、シャフト3を中心穴部20の内側に圧入したとき、シャフト3の圧入荷重をより効果的に低減することができ、かつ、突出部30の径方向外側への変位が、肉抜穴部40の径方向外側の部位へ伝達するのをより効果的に抑制可能である。
また、本実施形態では、リブ部50は、第2仮想直線L2が、磁石90の中心を通るよう形成されている。そのため、シャフト3を中心穴部20の内側に圧入したときの突出部30の径方向外側への変位、および、第1環状部71の変形が、リブ部50を経由して磁石80の取り付け面に伝達するのをより効果的に抑制することができる。
また、本実施形態では、磁石(80、90)は、極部61、62の合計(10)と同数(10)設けられている。
また、本実施形態では、磁石80、90は、外壁の一部が極部61、62において露出するよう設けられている。つまり、本実施形態の回転子2は、上述のように、SPM型の回転電機1に用いられる回転子である。
(第2実施形態)
本発明の第2実施形態による回転子を図3に示す。第2実施形態は、磁石の数が第1実施形態と異なる。
第2実施形態では、第1実施形態で示した磁石90を備えず、磁石80のみ備えている。そのため、極部61には磁極が形成され、極部62には磁石80からの磁束が通過することにより疑似極が形成される。このように、本実施形態では、磁石80の数(5)は、極部61、62の合計の数(10)の半分である。つまり、本実施形態の回転子は、ハーフマグネット型の回転電機に用いられる回転子である。よって、部材点数(磁石の数)を削減することができる。
また、本実施形態では、リブ部50は、第2仮想直線L2が、極部62の中心C4、および、コア本体10の周方向に隣り合う磁石80の中間位置を通るよう形成されている。そのため、シャフト3を中心穴部20の内側に圧入したときの突出部30の径方向外側への変位、および、第1環状部71の変形が、リブ部50を経由して磁石80の取り付け面に伝達するのをより効果的に抑制することができる。
また、本実施形態では、リブ部50は、コア本体10の中心軸Axから肉抜穴部40とリブ部50と第2環状部72とが接する点P2を通りコア本体10の径方向外側へ延びる第3仮想直線L3が、コア本体10の周方向に隣り合う磁石80の間を通るよう形成されている。すなわち、磁石80は、コア本体10の周方向においてリブ部50に対し径方向外側以外の位置に設けられている。そのため、シャフト3を中心穴部20の内側に圧入したときの第1環状部71の変形が、リブ部50を経由して磁石80の取り付け面に伝達するのをより一層効果的に抑制することができる。
また、本実施形態では、磁石80は、突出部30および肉抜穴部40と同数(5つ)設けられている。そのため、回転子の回転バランスおよび磁気バランスを向上することができる。
また、本実施形態では、磁石80に対しコア本体10の径方向内側に肉抜穴部40が形成されている。これにより、疑似極としての極部62と磁石80の他方の面82との間において磁束を流れ易くすることができる。
(第3実施形態)
本発明の第3実施形態による回転子を図4に示す。第3実施形態は、突出部、肉抜穴部およびリブ部の数等が第1実施形態と異なる。
第3実施形態では、突出部30は、中心穴部20の周方向に等間隔で並び、中心穴部20の内壁から中心軸Axに向かって突出するよう10個形成されている。
肉抜穴部40は、コア本体10の周方向に等間隔で並び、コア本体10を中心軸Axに対し平行な方向に貫くよう10個形成されている。
リブ部50は、コア本体10の周方向に隣り合う肉抜穴部40の間に形成されている。すなわち、リブ部50は、肉抜穴部40と同数、10個形成されている。
図4に示すように、本実施形態では、突出部30は、コア本体10の中心軸Axから突出部30の中心C1を通りコア本体10の径方向外側へ延びる第1仮想直線L1が肉抜穴部40を通るよう形成されている。より詳細には、突出部30は、第1仮想直線L1が肉抜穴部40の中心C2を通るよう形成されている。
また、リブ部50は、コア本体10の中心軸Axからリブ部50の中心C3を通りコア本体10の径方向外側へ延びる第2仮想直線L2が、コア本体10の周方向に隣り合う極部61と極部62との中間位置P1、および、磁石80と磁石90との中間位置を通るよう形成されている。
なお、本実施形態では、リブ部50は、コア本体10の中心軸Axから肉抜穴部40とリブ部50と第2環状部72とが接する点P2を通りコア本体10の径方向外側へ延びる第3仮想直線L3が、磁石80を通るよう形成されている。
以上説明したように、本実施形態では、突出部30は、第1仮想直線L1が肉抜穴部40を通るよう形成されている。そのため、第1実施形態と同様、シャフト3の圧入荷重を低減することができ、かつ、突出部30の径方向外側への変位が、肉抜穴部40の径方向外側の部位へ伝達するのを抑制可能である。
また、リブ部50は、第2仮想直線L2が、コア本体10の周方向に隣り合う極部61と極部62との中間位置P1を通るよう形成されている。そのため、シャフト3を中心穴部20の内側に圧入したときの突出部30の径方向外側への変位、および、第1環状部71の変形が、リブ部50を経由して磁石80、90の取り付け面に伝達しても、取り付け面のうち磁石80、90の中心に対応する位置以外の位置が偏って変形するのを抑制することができる。よって、コア本体10に磁石80、90を取り付けてからコア本体10にシャフト3を圧入するとき、あるいは、コア本体10にシャフト3を圧入してからコア本体10に磁石80、90を取り付けるとき、複数の磁石80、90のうちの一部に関し、コア本体10の中心軸Axに対向する面(他方の面82、92)が中心軸Axに対し傾斜した状態になるのを抑制することができる。したがって、本実施形態の回転子を用いた回転電機では、コギングおよびトルクリップルの精度を向上することができる。
また、本実施形態では、突出部30は、第1仮想直線L1が肉抜穴部40の中心C2を通るよう形成されている。そのため、シャフト3を中心穴部20の内側に圧入したとき、シャフト3の圧入荷重をより効果的に低減することができ、かつ、突出部30の径方向外側への変位が、肉抜穴部40の径方向外側の部位へ伝達するのをより効果的に抑制可能である。
また、本実施形態では、リブ部50は、第2仮想直線L2が、コア本体10の周方向に隣り合う磁石80と磁石90との中間位置を通るよう形成されている。そのため、シャフト3を中心穴部20の内側に圧入したときの突出部30の径方向外側への変位、および、第1環状部71の変形が、リブ部50を経由して磁石80、90の取り付け面に伝達するのをより効果的に抑制することができる。
(第4実施形態)
本発明の第4実施形態による回転子を図5に示す。第4実施形態は、磁石の形状および配置等が第1実施形態と異なる。
第4実施形態では、磁石80は、一方の面81および他方の面82が平面状に形成されている。また、磁石80は、第1実施形態で示したものと比べ、体積が小さく設定されている。磁石80は、極部61の内側に位置するよう設けられている。磁石90は、一方の面91および他方の面92が平面状に形成されている。また、磁石90は、第1実施形態で示したものと比べ、体積が小さく設定されている。磁石90は、極部62の内側に位置するよう設けられている。すなわち、磁石80、90は、コア本体10の径方向外側の外壁11の内側に設けられている。つまり、磁石80、90は、コア本体10の内部に埋め込まれるようにして設けられている。このように、本実施形態の回転子は、IPM(Interior Permanent Magnet:埋込磁石)型の回転電機に用いられる回転子である。
本実施形態は、上述した構成以外の構成は、第1実施形態と同様である。よって、本実施形態では、第1実施形態と同様、シャフト3を中心穴部20の内側に圧入したときの突出部30の径方向外側への変位、および、第1環状部71の変形が、リブ部50を経由して磁石90の取り付け面に伝達しても、取り付け面のうち磁石90の中心に対応する位置以外の位置が偏って変形するのを抑制することができる。そのため、コア本体10に磁石90を取り付けてからコア本体10にシャフト3を圧入するとき、あるいは、コア本体10にシャフト3を圧入してからコア本体10に磁石90を取り付けるとき、複数の磁石90のうちの一部に関し、コア本体10の中心軸Axに対向する面(他方の面92)が中心軸Axに対し傾斜した状態になるのを抑制することができる。
また、本実施形態の回転子は、磁石80、90がコア本体10の内部に埋め込まれているため、機械強度が高く、コア本体10からの磁石80、90の脱落が抑制され、高速回転に向いている。また、第1実施形態で示したSPM型のものと比べ、磁石量(磁石の体積)を低減でき、コストを削減することができる。
(第5実施形態)
本発明の第5実施形態による回転子を図6に示す。第5実施形態は、磁石の形状および配置等が第2実施形態と異なる。
第5実施形態では、磁石80は、一方の面81および他方の面82が平面状に形成されている。また、磁石80は、第2実施形態で示したものと比べ、体積が小さく設定されている。磁石80は、極部61の内側に位置するよう設けられている。すなわち、磁石80は、コア本体10の径方向外側の外壁11の内側に設けられている。つまり、磁石80は、コア本体10の内部に埋め込まれるようにして設けられている。このように、本実施形態の回転子は、IPM型の回転電機に用いられる回転子である。
本実施形態は、上述した構成以外の構成は、第2実施形態と同様である。よって、本実施形態では、第2実施形態と同様の効果を奏することができる。
また、本実施形態の回転子は、磁石80がコア本体10の内部に埋め込まれているため、機械強度が高く、コア本体10からの磁石80の脱落が抑制され、高速回転に向いている。また、第2実施形態で示したSPM型のものと比べ、磁石量(磁石の体積)を低減でき、コストを削減することができる。
(第6実施形態)
本発明の第6実施形態による回転子を図7に示す。第6実施形態は、磁石の形状および配置等が第3実施形態と異なる。
第6実施形態では、磁石80は、一方の面81および他方の面82が平面状に形成されている。また、磁石90は、一方の面91および他方の面92が平面状に形成されている。また、磁石80、90は、第3実施形態で示したものと比べ、体積が小さく設定されている。
磁石80は、極部61の内側に位置するよう設けられている。磁石90は、極部62の内側に位置するよう設けられている。すなわち、磁石80、90は、コア本体10の径方向外側の外壁11の内側に設けられている。つまり、磁石80、90は、コア本体10の内部に埋め込まれるようにして設けられている。このように、本実施形態の回転子は、IPM型の回転電機に用いられる回転子である。
本実施形態は、上述した構成以外の構成は、第3実施形態と同様である。よって、本実施形態では、第3実施形態と同様の効果を奏することができる。
また、本実施形態の回転子は、磁石80、90がコア本体10の内部に埋め込まれているため、機械強度が高く、コア本体10からの磁石80、90の脱落が抑制され、高速回転に向いている。また、第3実施形態で示したSPM型のものと比べ、磁石量(磁石の体積)を低減でき、コストを削減することができる。
(他の実施形態)
本発明の他の実施形態では、突出部は、第1仮想直線が肉抜穴部を通るのであれば、第1仮想直線が肉抜穴部の中心以外を通るよう形成されていてもよい。
また、上述の第3、6実施形態では、リブ部が、第3仮想直線が磁石を通るよう形成される例を示した。これに対し、本発明の他の実施形態では、リブ部は、第3仮想直線が、コア本体の周方向に隣り合う磁石の間を通るよう形成されていてもよい。つまり、例えば、第3、6実施形態において、第3仮想直線が磁石を通らないよう、磁石またはリブ部の幅を小さく設定する等してもよい。
また、本発明の他の実施形態では、磁石は、突出部および肉抜穴部と異なる数設けられていてもよい。
また、本発明の他の実施形態では、突出部、肉抜穴部およびリブ部は、それぞれ、5つ、または、10個に限らず、いくつ形成されていてもよい。また、極部は、10個に限らず、いくつ形成されていてもよい。
また、上述の第1、2実施形態では、磁石を接着剤でコア本体に張り付ける例を示した。これに対し、本発明の他の実施形態では、例えば、コア本体との間に磁石を挟んで保持するよう、コア本体の径方向外側に筒状の部材等を設けてもよい。この場合、接着剤を省略することができる。
また、本発明の他の実施形態では、コア本体は、積層した薄板に限らず、例えば鋳造、切削等の別の方法で形成されていてもよい。
また、本発明の回転子を適用した回転電機は、電動パワーステアリング装置に限らず、その他の装置、機器類の駆動源として用いることができる。
このように、本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々の形態で実施可能である。
2 ・・・・回転子
10 ・・・コア本体
11 ・・・外壁
20 ・・・中心穴部
30 ・・・突出部
40 ・・・肉抜穴部
50 ・・・リブ部
61、62 ・・・極部
71 ・・・第1環状部
72 ・・・第2環状部
80、90 ・・・磁石

Claims (8)

  1. 回転電機(1)の回転子(2)であって、
    コア本体(10)と、
    前記コア本体の中心軸(Ax)に沿って前記コア本体を貫くよう形成される中心穴部(20)と、
    前記中心穴部の周方向に等間隔で並び、前記中心穴部の内壁から前記中心軸に向かって突出するよう形成される複数の突出部(30)と、
    前記コア本体の周方向に等間隔で並び、前記コア本体を前記中心軸に対し平行な方向に貫くよう形成される複数の肉抜穴部(40)と、
    前記コア本体の周方向に隣り合う前記肉抜穴部の間に形成される複数のリブ部(50)と、
    前記コア本体の周方向に等間隔で並ぶよう前記コア本体の径方向外側の外壁(11)に形成される複数の極部(61、62)と、
    前記コア本体の前記中心穴部と前記肉抜穴部との間に環状に形成される第1環状部(71)と、
    前記コア本体の前記肉抜穴部と前記極部との間に環状に形成される第2環状部(72)と、
    前記コア本体の前記極部に対応する位置に設けられる複数の磁石(80、90)と、を備え、
    前記突出部は、前記中心軸から前記突出部の中心(C1)を通り前記コア本体の径方向外側へ延びる第1仮想直線(L1)が前記肉抜穴部を通るよう形成され、
    前記リブ部は、前記中心軸から前記リブ部の中心(C3)を通り前記コア本体の径方向外側へ延びる第2仮想直線(L2)が、前記極部の中心(C4)、または、コア本体の周方向に隣り合う前記極部の中間位置(P1)を通るよう形成されていることを特徴とする回転子。
  2. 前記突出部は、前記第1仮想直線が前記肉抜穴部の中心(C2)を通るよう形成されていることを特徴とする請求項1に記載の回転子。
  3. 前記磁石は、前記突出部および前記肉抜穴部と同数設けられていることを特徴とする請求項1または2に記載の回転子。
  4. 前記磁石は、前記極部の半分の数設けられていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の回転子。
  5. 前記磁石は、前記極部と同数設けられていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の回転子。
  6. 前記磁石は、外壁の一部が前記極部において露出するよう設けられていることを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載の回転子。
  7. 前記磁石は、前記極部の内側に位置するよう設けられていることを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載の回転子。
  8. 請求項1〜7のいずれか一項に記載の回転子と、
    外壁が前記突出部の先端部(31)に当接するよう前記中心穴部の内側に圧入され、前記回転子と一体に回転可能に設けられるシャフト(3)と、
    前記回転子の径方向外側に設けられ、通電により回転磁界を発生させることが可能な固定子(4)と、
    を備える回転電機。
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