JP6686310B2 - モータ - Google Patents
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Description
図1に示すように、本実施形態のモータ10は、モータハウジング(図示略)に固定された環状のステータ11と、ステータ11の内側に回転可能に配置されたロータ12とを備えている。
ステータ11は、円筒状のステータコア13と、ステータコア13に巻装される巻線14とを備えている。ステータコア13は、前記モータハウジングに固定される外周円環部15と、外周円環部15から径方向内側に向かって延出される複数のティース16とを有している。複数のティース16は、周方向において等間隔に設けられている。
各ティース16は、径方向の先端部(径方向内側端部)が周方向に幅広をなすT型のティースであって、巻線14が巻回される被巻回部17と、被巻回部17の内周側に形成されたティース先端部18とを備えている。被巻回部17は、外周円環部15から径方向内側に延出されている。ティース先端部18は、周方向において被巻回部17よりも幅広に形成されている。また、ティース先端部18の内周面18a(径方向内側面)は、ロータ12の回転軸19の軸線Lを中心とする円弧を軸線方向に延出した円弧面となっている。また、ティース先端部18の軸方向両端面(第1軸端面18b及び第2軸端面18c)は、回転軸19の軸線Lと直交する平面状に形成されている。
図2に示すように、ロータ12は、回転軸19、第1メインコア21及び第1補助コア22からなる第1ロータコア20、第2メインコア31及び第2補助コア32からなる第2ロータコア30、界磁磁石41及び整流磁石43を備えている。
第1ロータコア20は、第1メインコア21と第1補助コア22とが軸線L方向に積層されて構成されている。なお、第1メインコア21及び第1補助コア22は、軟磁性材よりなる電磁鋼板からプレス加工により成形される。
図2に示すように、第2ロータコア30は、第1ロータコア20と同一の構成を有している。即ち、第2ロータコア30は、第1メインコア21と同一形状をなす第2メインコア31と、第1補助コア22と同一形状をなす第2補助コア32とを備える。詳しくは、第2メインコア31は、第1メインコア21のベース部23及び第1爪状部24(径方向延出部25及び軸方向延出部26)にそれぞれ対応するベース部33及び第2爪状部34(径方向延出部35及び軸方向延出部36)を有している。また、第2補助コア32は、第1補助コア22のベース部27及び延出部28にそれぞれ対応するベース部37及び延出部38を有している。また、第1ロータコア20と同様に、第2メインコア31と第2補助コア32の積層状態において、第2爪状部34と延出部38とが第2ロータコア30の第2爪状磁極P2を構成している。
図2及び図3に示すように、第1及び第2ロータコア20,30の組み付け状態において、それらの第1及び第2メインコア21,31の各ベース部23,33は互いに平行をなし、それらの間に界磁磁石41が配置されている。
また、ロータ12は、図2及び図3に示すように、界磁磁石41の外周側に円環状の整流磁石43を備えている。なお、界磁磁石41と整流磁石43とは、異なる材料で構成される。具体的には、界磁磁石41は、例えば異方性の焼結磁石であり、例えばフェライト磁石、サマリウムコバルト(SmCo)磁石、ネオジム磁石等で構成される。整流磁石43は、例えばボンド磁石(プラスチックマグネット、ゴムマグネット等)であり、例えばフェライト磁石、サマリウム鉄窒素(SmFeN)系磁石、サマリウムコバルト(SmCo)系磁石、ネオジム磁石等で構成される。
ステータ11の巻線14に3相の駆動電流が供給されてステータ11に回転磁界が形成されると、同ステータ11の内側に配置されたロータ12がその回転磁界に基づいて回転する。
(1)第1ロータコア20の第1爪状磁極P1は、ティース先端部18と径方向に対向する軸方向延出部26(第1爪状部24)と、ティース先端部18と軸方向に対向する軸方向対向部28a(第1補助コア22の延出部28)とを備える。また、第2ロータコア30の第2爪状磁極P2は、ティース先端部18と径方向に対向する軸方向延出部36(第2爪状部34)と、ティース先端部18と軸方向に対向する軸方向対向部38a(第2補助コア32の延出部38)とを備える。
・上記実施形態では、第1及び第2補助コア22,32をそれぞれ第1及び第2メインコア21,31(ベース部23,33)の軸方向外側(反界磁磁石側)に積層して構成したが、これ以外に例えば、図4、図5及び図6に示すように、第1及び第2メインコア21,31の軸方向内側(界磁磁石41側)に積層して構成してもよい。なお、図4〜図6では、上記実施形態と同様の構成については、同様の符号を付してその詳細な説明は省略する。
・上記実施形態では、ステータ11の内側にロータ12が配置されたインナーロータ型のモータに適用したが、アウターロータ型のモータに適用してもよい。
Claims (3)
- 周方向に複数の爪状磁極を有する第1及び第2ロータコアを各ロータコアの爪状磁極が周方向に交互となるように組み合わせ、各ロータコアの爪状磁極が交互に異なる磁極として機能するように前記第1及び第2ロータコアの間に軸方向に磁化された界磁磁石を配置してなるロータと、
ステータコアに巻回した巻線に生じる回転磁界を前記ロータに作用させるステータと
を備えたモータであって、
前記各ロータコアの各前記爪状磁極は、前記ステータコアと径方向に対向する径方向対向部と、前記ステータコアと軸方向に対向する軸方向対向部とを備え、
前記第1ロータコアの各爪状磁極が備える軸方向対向部はそれぞれ、前記ステータコアにおける軸方向の前記第1ロータコア側の端面に対向しているとともに、
前記第2ロータコアの各爪状磁極が備える軸方向対向部はそれぞれ、前記ステータコアにおける軸方向の前記第2ロータコア側の端面に対向しており、
前記第1ロータコアの各爪状磁極が備える軸方向対向部と、前記第2ロータコアの各爪状磁極が備える軸方向対向部とは、周方向に交互に配置されていることを特徴とするモータ。 - 請求項1に記載のモータにおいて、
前記第1及び第2ロータコアはそれぞれ、互いに別体よりなる、前記径方向対向部を形成したメインコアと、前記軸方向対向部を形成した補助コアとを組み合わせて構成されたことを特徴とするモータ。 - 請求項1に記載のモータにおいて、
前記第1及び第2ロータコアはそれぞれ1つの部材からなり、
前記爪状磁極の前記径方向対向部及び前記軸方向対向部が一体形成されていることを特徴とするモータ。
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