JP2013183507A - ハイブリッド励磁式回転電機 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、ハイブリッド励磁式回転電機に係り、サイズを大型化することなく励磁コイル通電時の磁気飽和を緩和させることにある。
【解決手段】ハイブリッド励磁式回転電機は、軸方向に隙間を空けて分割され、それぞれ周方向に永久磁石で励磁された第1磁極と永久磁石で励磁されていない第2磁極とが交互に配置され、それぞれの第1磁極の極性が互いに異なり、かつ一方の第1磁極と他方の第2磁極とが軸方向で隙間を介して互いに対向配置された第1及び第2ロータコアを有するロータと、ロータの外径側に配置された、ロータを回転させる回転磁界を発生させるステータと、隙間に配置された、第2磁極を励磁する励磁コイルと、を備え、ステータは、軸方向両側それぞれに設けられた第1ステータコアと、軸方向中央に設けられた、軸方向の磁気抵抗が第1ステータコアの軸方向の磁気抵抗に比べて小さい第2ステータコアと、を有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、ハイブリッド励磁式回転電機に係り、特に、励磁回路として永久磁石と電磁石との双方を用いたハイブリッド励磁式回転電機に関する。
従来、永久磁石と電磁石とを備えるハイブリッド励磁式回転電機が知られている(例えば、特許文献1参照)。この回転電機は、ロータと、ロータの外径側に配置され、ロータを回転させる回転磁界を発生させるステータと、を備えている。ステータは、ステータコアと、ステータコイルと、を有している。また、ロータは、軸方向に延びるシャフトと、軸方向に分割された第1及び第2コアと、を有している。第1及び第2コアはそれぞれ、径方向端部に周方向に交互に配置された、永久磁石で励磁された永久磁石励磁磁極と、永久磁石で励磁されていない非励磁の永久磁石非励磁磁極と、を有している。第1コアの永久磁石励磁磁極と第2コアの永久磁石励磁磁極とは、互いに反転した極性からなる。第1コアの永久磁石励磁磁極と第2コアの永久磁石非励磁磁極とは、軸方向で互いに対向配置されていると共に、第1コアの永久磁石非励磁磁極と第2コアの永久磁石励磁磁極とは、軸方向で互いに対向配置されている。
永久磁石による磁束量は略一定である。また、上記の回転電機は、永久磁石非励磁磁極を励磁する励磁コイルを備えている。励磁コイルが外部から通電されると、永久磁石非励磁磁極を励磁して永久磁石による磁束を弱め或いは強める磁束が発生する。従って、上記の回転電機によれば、永久磁石による磁束と電磁石による磁束との合成磁束によりロータを適切に回転させることが可能である。
特開平6−351206号公報
しかし、上記特許文献1記載の回転電機において、励磁コイルは、軸方向に隙間を空けて分割された2つのステータコアの間に配置されている。励磁コイルは、ステータコアの外周を覆うヨークに近接して配置されている。ステータコアは、軸方向に積層する複数の積層鋼板により形成されている。このため、かかる回転電機の構造では、ステータ側において励磁コイルの外径側での磁路が狭くかつその磁気抵抗が比較的大きいので、励磁コイルの通電時にその外径側で磁束が集中して磁気飽和が発生し、回転トルクの低下が招来してしまう。一方、上記の磁気飽和を緩和するうえでは、ステータコアの、励磁コイルの外径側の径方向厚さを大きくことが考えられるが、かかる構造では、ステータコア全体の径方向厚さが大きくなるので、回転電機自体のサイズが大型化してしまう。
本発明は、上述の点に鑑みてなされたものであり、サイズを大型化することなく励磁コイル通電時の磁気飽和を緩和させることが可能なハイブリッド励磁式回転電機を提供することを目的とする。
上記の目的は、軸方向に隙間を空けて分割され、それぞれ周方向に永久磁石で励磁された第1磁極と永久磁石で励磁されていない第2磁極とが交互に配置され、それぞれの前記第1磁極の極性が互いに異なり、かつ一方の前記第1磁極と他方の前記第2磁極とが軸方向で前記隙間を介して互いに対向配置された第1及び第2ロータコアを有するロータと、前記ロータの外径側に配置された、前記ロータを回転させる回転磁界を発生させるステータと、前記隙間に配置された、前記第2磁極を励磁する励磁コイルと、を備え、前記ステータは、軸方向両側それぞれに設けられた第1ステータコアと、軸方向中央に設けられた、軸方向の磁気抵抗が前記第1ステータコアの軸方向の磁気抵抗に比べて小さい第2ステータコアと、を有するハイブリッド励磁式回転電機により達成される。
本発明によれば、サイズを大型化することなく励磁コイル通電時の磁気飽和を緩和させることができる。
本発明の一実施例であるハイブリッド励磁式回転電機の構造を示す斜視図である。 本発明の一実施例であるハイブリッド励磁式回転電機を軸中心線を含む平面で切断した際の断面図である。 本発明の一実施例であるハイブリッド励磁式回転電機を、図2に示すIII−IIIで切断した際の断面図である。 本発明の一実施例であるハイブリッド励磁式回転電機を、図2に示すIV−IVで切断した際の断面図である。 本発明の一実施例であるハイブリッド励磁式回転電機のステータの全体斜視図及び分解斜視図である。 本発明の一実施例であるハイブリッド励磁式回転電機の効果を説明するための図である。
以下、図面を用いて、本発明に係るハイブリッド励磁式回転電機の具体的な実施の形態について説明する。
図1は、本発明の一実施例であるハイブリッド励磁式回転電機10の構造を示す斜視図を示す。尚、図1には、一部がカットされたハイブリッド励磁式回転電機10が示されている。図2は、本実施例のハイブリッド励磁式回転電機10を軸中心線を含む平面で切断した際の断面図を示す。図3は、本実施例のハイブリッド励磁式回転電機10を、図2に示すIII−IIIで切断した際の断面図を示す。図4は、本実施例のハイブリッド励磁式回転電機10を、図2に示すIV−IVで切断した際の断面図を示す。また、図5は、本実施例のハイブリッド励磁式回転電機10の全体斜視図及び分解斜視図を示す。
本実施例において、ハイブリッド励磁式回転電機10は、軸回りに回転可能なロータ12と、ロータ12を回転させる回転磁界を発生させるステータ14と、を備えている。ロータ12は、軸方向両端において軸受16,18を介してケース20に回転可能に支持されている。ステータ14は、ロータ12の外径側に配置されており、ケース20に固定されている。ロータ12とステータ14とは、互いに径方向に所定長のエアギャップ22を介して対向している。
ステータ14は、ステータコア24と、ステータコイル28と、を有している。ステータコア24は、中空円筒状に形成されている。ステータコア24には、内周面にステータティース26が形成されている。ステータティース26は、ステータコア24の径方向内方すなわち軸中心に向けて突出していると共に、ステータコア24の軸方向端部間で延在している。ステータティース26は、ステータコア24の内周面において周方向に複数(例えば、12個や18個)設けられており、周方向に沿って等間隔で設けられている。
各ステータティース26にはそれぞれ、ステータコイル28が巻き付けられている。ステータコイル28は、ステータコア24の内周面において周方向に複数(例えば、12個や18個)設けられており、周方向に沿って等間隔で設けられている。各ステータコイル28は、ハイブリッド励磁式回転電機10が例えば三相交流モータに適用される場合は、U相コイル、V相コイル、及びW相コイルの何れかを構成する。
ステータコア24は、軸方向に分割されており、第1ステータコア30と、第2ステータコア32と、第3ステータコア34と、を有している。第1〜第3ステータコア30〜34は、互いに軸方向に並んでいる。第1及び第3ステータコア30,34は、軸方向両端に配置されている。第2ステータコア32は、軸方向中央に配置されており、軸方向で第1ステータコア30と第3ステータコア34とに挟まれている。ステータコア24は、軸方向中央の第2ステータコア32と、その第2ステータコア32を軸方向両側で挟む第1及び第3ステータコア30,34と、に軸方向で分割される。
第1〜第3ステータコア30〜34は、それぞれ中空円筒状に形成されており、互いに略同じ内径及び互いに略同じ外径を有している。第1〜第3ステータコア30〜34はそれぞれ、円環状に形成されたバックヨーク部30a,32a,34aと、そのバックヨーク部30a,32a,34aの内周面から軸中心に向けて突出するステータティース部30b,32b,34bと、からなる。各第1〜第3ステータコア30〜34において、バックヨーク部30a,32a,34aとステータティース部30b,32b,34bとは互いに一体に形成されている。尚、各第1〜第3ステータコア30〜34において、バックヨーク部30a,32a,34aとステータティース部30b,32b,34bとは、それぞれ別体で設けられることとしてもよい。
ステータティース26は、第1〜第3ステータコア30〜34それぞれに設けられており、ステータティース部30b,32b,34bに対応する。第1〜第3ステータコア30〜34のステータティース30b,32b,34bは、互いに軸方向に並ぶように設けられている。また、各ステータコイル28は、周方向に並んだステータティース26間のスロットにおいて第1〜第3ステータコア30〜34を軸方向に貫くように形成されている。
第1及び第3ステータコア30,34はそれぞれ、絶縁コーティングされた複数の電磁鋼板を軸方向に積層して形成された電磁鋼板コアである。また、第2ステータコア32は、鉄などの軟磁性材料、具体的には絶縁コーティングされた軟磁性体粉末を圧縮成型した材料で形成された圧粉コアである。第2ステータコア32の軸方向における磁気抵抗は、第1及び第3ステータコア30,34の軸方向における磁気抵抗に比べて小さい。
ステータコア24の外径側には、薄肉円筒状のヨーク36が設けられている。ヨーク36は、第1〜第3ステータコア30〜34の外周全周を覆うように形成されており、第1〜第3ステータコア30〜34を支持している。ヨーク36は、第2ステータコア32と同様に、絶縁コーティングされた軟磁性体粉末を圧縮成型した材料で形成された圧粉コアである。ヨーク36の軸方向における磁気抵抗は、第1及び第3ステータコア30,34の軸方向における磁気抵抗よりも小さい。尚、ヨーク36と第2ステータコア32とは、互いに一体に形成されていてもよい。ヨーク36は、第1ステータコア30及び第3ステータコア34の外径面に接着固定される。第1ステータコア30と第3ステータコア34とは、ヨーク36及び第2ステータコア32を介して互いに磁気的に結合される。
また、ステータコア24は、ステータ14をケース20に取り付け固定するための外径側に突出する取付部38を有している。取付部38は、軸方向に積層する複数の電磁鋼板により形成されている。取付部38は、第1ステータコア30と一体に形成された取付部38aと、第3ステータコア34と一体に形成された取付部38bと、両取付部38a,38bで挟まれる取付部38cと、を有している。取付部38cは、第2ステータコア32の外径側に配置されている。尚、取付部38cは、軸方向に積層する複数の電磁鋼板により形成されることに代えて、第2ステータコア32と一体に形成されることとしてもよい。取付部38は、周方向に複数(例えば3個)設けられている。取付部38には、軸方向に貫通する貫通穴40が設けられている。ステータ14は、取付部38の貫通穴40を貫通するボルト42がケース20に締結されることによりケース20に固定される。
ロータ12は、ステータ14の内径側に配置されている。ロータ12は、シャフト50と、ロータコア52と、を有している。シャフト50は、軸方向に延びており、軸方向両端側でステータ14の軸方向端部から延出している。尚、シャフト50は、少なくとも軸方向一方側でステータ14の軸方向端部から延出していればよい。シャフト50は、所定の鉄損を有する材料、具体的にはS45Cなどの炭素鋼で形成されている。ロータコア52は、シャフト50の外径側に配置されてそのシャフト50に支持される外径側ロータコア54を有している。外径側ロータコア54は、中空円筒状に形成されており、シャフト50の外径面に固定されている。
外径側ロータコア54は、軸方向に分割されており、第1外径側ロータコア56と、第2外径側ロータコア58と、を有している。第1及び第2外径側ロータコア56,58はそれぞれ、中空円筒状に形成されており、シャフト50の外径側に配置されてシャフト50に支持されている。第1及び第2外径側ロータコア56,58はそれぞれ、軸方向に積層する複数の電磁鋼板により形成されている。第1外径側ロータコア56と第2外径側ロータコア58とは、互いに軸方向に環状の隙間60を空けて離間している。
第1外径側ロータコア56の外径面は、第1ステータコア30の内径面と径方向で対向している。すなわち、第1外径側ロータコア56の外径面と第1ステータコア30の内径面とは互いに径方向で対向している。また、第2外径側ロータコア58の外径面は、第3ステータコア34の内径面と径方向で対向している。すなわち、第2外径側ロータコア58の外径面と第3ステータコア34の内径面とは互いに径方向で対向している。隙間60は、第2ステータコア32の内径面に面しており、第2ステータコア32の内径側に設けられている。
第1外径側ロータコア56の外周部には、ロータティース62が形成されている。ロータティース62は、第1外径側ロータコア56の径方向外方に向けて突出している。ロータティース62は、第1外径側ロータコア56の外周面において周方向に複数(例えば、6個)設けられており、周方向に沿って等間隔で設けられている。
周方向において互いに隣接するロータティース62の間にはそれぞれ、永久磁石64がロータティース62と隣り合うように取り付けられている。永久磁石64は、第1外径側ロータコア56の外径側に配置されている。永久磁石64は、例えばフェライト磁石である。永久磁石64は、周方向に複数(例えば、6個)設けられており、周方向に沿って等間隔で設けられている。各永久磁石64は、周方向に所定の幅(角度)を有し、かつ、径方向に所定の厚さを有している。各永久磁石64は、所定の極性(例えば、外径側をN極としかつ内径側をS極とする。)に着磁されている。
永久磁石64の外径側端面とロータティース62の外径側端面とは、軸中心から略同じ距離に形成されている。第1外径側ロータコア56は、永久磁石64で励磁された永久磁石励磁磁極と、永久磁石64で励磁されていない非励磁の永久磁石非励磁磁極と、を有している。この永久磁石非励磁磁極は、ロータティース62に形成される。これらの永久磁石励磁磁極と永久磁石非励磁磁極とは、周方向に交互に配置されている。第1外径側ロータコア56は、所定角度ごとに極性の異なる磁極を有しており、永久磁石励磁磁極及び永久磁石非励磁磁極により周方向に所定数(例えば12個)の極数を有している。
また、第2外径側ロータコア58の外周部には、ロータティース66が形成されている。ロータティース66は、第2外径側ロータコア58の径方向外方に向けて突出している。ロータティース66は、第2外径側ロータコア58の外周面において周方向に複数(例えば、6個)設けられており、周方向に沿って等間隔で設けられている。
周方向において互いに隣接するロータティース66の間にはそれぞれ、永久磁石68がロータティース66と隣り合うように取り付けられている。永久磁石64は、第2外径側ロータコア58の外径側に配置されている。永久磁石68は、例えばフェライト磁石である。永久磁石68は、周方向に複数(例えば、6個)設けられており、周方向に沿って等間隔で設けられている。各永久磁石68は、周方向に所定の幅(角度)を有し、かつ、径方向に所定の厚さを有している。各永久磁石68は、上記の永久磁石64の極性とは異なる所定の極性(例えば、外径側をS極としかつ内径側をN極とする。)に着磁されている。すなわち、永久磁石68と永久磁石64とは、互いに反転した極性を有している。
永久磁石68の外径側端面とロータティース66の外径側端面とは、軸中心から互いに略同じ距離になる位置に形成されている。第2外径側ロータコア58は、永久磁石68で励磁された永久磁石励磁磁極と、永久磁石68で励磁されていない非励磁の永久磁石非励磁磁極と、を有している。この永久磁石非励磁磁極は、ロータティース66に形成される。これらの永久磁石励磁磁極と永久磁石非励磁磁極とは、周方向に交互に配置されている。第2外径側ロータコア58は、所定角度ごとに極性の異なる磁極を有しており、永久磁石励磁磁極及び永久磁石非励磁磁極により周方向に第1外径側ロータコア56の極数と同じ所定数(例えば12個)の極数を有している。
第1外径側ロータコア56の永久磁石励磁磁極と、第2外径側ロータコア58の永久磁石非励磁磁極とは、軸方向で上記の隙間60を介して互いに対向配置されている。すなわち、第1外径側ロータコア56の永久磁石64と第2外径側ロータコア58のロータティース66とは、軸方向で上記の隙間60を介して互いに対向配置されている。また、第1外径側ロータコア56の永久磁石非励磁磁極と、第2外径側ロータコア58の永久磁石励磁磁極とは、軸方向で上記の隙間60を介して互いに対向配置されている。すなわち、第1外径側ロータコア56のロータティース62と第2外径側ロータコア58の永久磁石68とは、軸方向で上記の隙間60を介して互いに対向配置されている。
上記の隙間60には、すなわち、第1外径側ロータコア56と第2外径側ロータコア58との軸方向間には、ロータティース62,66の永久磁石非励磁磁極を励磁する励磁コイル70が配置されている。励磁コイル70は、隙間60の略全域を埋めている。励磁コイル70は、シャフト50の回りに環状に形成されており、トロイダル巻きされている。励磁コイル70は、シャフト50の外径側に配置されていると共に、第2ステータコア32の内径側に配置されており、第2ステータコア32と径方向で対向している。励磁コイル70は、ステータ14或いはステータコア24に取り付け固定されている。励磁コイル70には、直流電流が供給される。励磁コイル70に直流電流が供給されると、その励磁コイル70の内径側(軸中心側)を軸方向に貫く磁束が発生する。この磁束量は、励磁コイル70に供給される直流電流に応じた大きさである。
尚、励磁コイル70のステータ14への固定は、互いの直接接着により実現されてもよい。また、環状の励磁コイル70を内径側から保持するU字状の保持部材(クリップ)71を周方向に複数設けると共に、ステータコア24の第1ステータコア30及び第3ステータコア34の互いに面する軸方向端面又は第2ステータコア32の内径面の周方向に複数の穴73を空ける。そして、その保持部材71の両側つめ部をその穴73を通して引っ掛けることにより、励磁コイル70のステータ14への固定を実現することとしてもよい。尚、図5には、周方向に複数設けられた保持部材71により励磁コイル70がステータ14に固定された状態が示されている。
シャフト50は、中空形状に形成されている。シャフト50は、径が比較的大きな大径円筒部72と、径が比較的小さな小径円筒部74,76と、を有している。小径円筒部74,76は、軸方向両端に設けられている。シャフト50は、小径円筒部74,76において軸受16,18を介してケース20に支持される。大径円筒部72は、軸方向中央に設けられており、軸方向両端の小径円筒部74,76に挟まれている。第1及び第2外径側ロータコア56,58は、大径円筒部72の外径側に配置されてその大径円筒部72に支持されており、その大径円筒部72の外径面に固定されている。
また、ロータコア52は、シャフト50の内径側に配置されてそのシャフト50に支持される内径側ロータコア80を有している。内径側ロータコア80は、ロータコア52の第1外径側ロータコア56及び第2外径側ロータコア58並びに励磁コイル70の内径側に配置されている。シャフト50の大径円筒部72内には、中空空間82が形成されている。内径側ロータコア80は、大径円筒部72の中空空間82内に収容されており、大径円筒部72の内径面に接着固定されている。内径側ロータコア80は、軟磁性材料具体的には絶縁コーティングされた軟磁性体粉末を圧縮成型した材料で形成されている。内径側ロータコア80は、鉄損がシャフト50の鉄損に比べて小さい材料で形成されている。
内径側ロータコア80は、周方向に分割されており、軸方向から見て扇状に形成された複数(例えば6個)のロータコア片84からなる。内径側ロータコア80の周方向における分割は、周方向において等間隔(等角度)で行われ、各ロータコア片84は、互いに同じ形状を有している。内径側ロータコア80の周方向における分割数すなわちロータコア片84の数は、外径側ロータコア54における第1及び第2外径側ロータコア56,58の極数又はその極数の約数である。例えば、極数が“12”である場合は、分割数は“2”、“3”、“4”、“6”、又は“12”である(図3及び図4において分割数は“6”である)。
内径側ロータコア80の周方向における分割は、また、ロータ12やシャフト50の軸中心と、ロータ12の第1及び第2外径側ロータコア56,58において周方向に交互に配置された永久磁石64,68及びロータティース62,66(すなわち、永久磁石励磁磁極及び永久磁石非励磁磁極)のうちの二以上のものの各周方向中心と、を通る線上で行われる。すなわち、内径側ロータコア80の周方向における分割面を含む各平面はそれぞれ、ロータ12やシャフト50の軸中心を通ると共に、何れかの永久磁石64,68及びロータティース62,66(すなわち、永久磁石励磁磁極及び永久磁石非励磁磁極)の周方向中心を通る。
また、内径側ロータコア80は、軸方向端部に軸方向に空いた切欠穴86,88を有している。切欠穴86,88は、軸方向両端に設けられている。切欠穴86,88は、径が軸方向端面から軸方向中央にかけて小さくなるようにテーパ状又は階段状に形成されている。切欠穴86,88の軸方向端部(最浅部)の径は、シャフト50の大径円筒部72の内径と略一致し、かつ、切欠穴86,88の軸方向中央部(最深部)の径は、所定の径である。内径側ロータコア80は、軸方向中央部で径方向に所定の厚みを有する一方、軸方向両端部それぞれで軸方向中央部の厚みよりも小さい厚みを有する。シャフト50の大径円筒部72の径方向の厚みは、モータトルクを伝達するのに必要な強度を維持するような厚さに設定され、内径側ロータコア80の軸方向中央部における径方向の厚みは、励磁コイル70によって発生する磁束が飽和しない所定の厚さに設定されるため、内径側ロータコア80の軸方向中央部における径方向の厚みは、シャフト50の大径円筒部72の径方向の厚みよりも大きい。
切欠穴86と切欠穴88とは、互いに軸方向中央側で連通しており、最深部同士で互いに軸方向に貫通する貫通穴89を通じて接続している。すなわち、内径側ロータコア80は、貫通穴89が形成されるように中空形状に形成されている。内径側ロータコア80の切欠穴86,88及び貫通穴89はすべて、シャフト50の軸中心線上に設けられている。内径側ロータコア80の貫通穴89は、切欠穴86,88の最深部の径と略同じ径を有している。
ロータ12は、軸方向に2分割されている。シャフト50は、軸方向に2分割されており、互いに嵌合する2つのカップ状部材90,92からなる。シャフト50の軸方向分割位置は、軸方向の略中央である。カップ状部材90は、小径円筒部74と、大径円筒部72の一部(具体的には、小径円筒部74に接続する側の半分)と、を有している。カップ状部材92は、小径円筒部76と、大径円筒部72の一部(具体的には、小径円筒部76に接続する側の半分)と、を有している。シャフト50は、カップ状部材90とカップ状部材92とが互いに嵌合することにより形成される。カップ状部材90には第1外径側ロータコア56が、また、カップ状部材92には第2外径側ロータコア58が、それぞれ支持される。第1外径側ロータコア56はカップ状部材90の外径面に、また、第2外径側ロータコア58はカップ状部材92の外径面に、それぞれ固定される。
カップ状部材90,92にはそれぞれ、軸中心上で軸方向に空いたボルト穴94,96が形成されている。ボルト穴94,96は、内径側ロータコア80の貫通穴89の径と略同じ径を有している。カップ状部材90,92のボルト穴94,96及び内径側ロータコア80の貫通穴89には、ボルト98が挿入される。カップ状部材90とカップ状部材92とは、互いに嵌合しつつ、ボルト98により締結される。
尚、内径側ロータコア80は、軸方向に2分割されていてもよい。この場合、内径側ロータコア80の軸方向分割位置は、シャフト50の軸方向分割位置に対応していてもよく、軸方向の略中央であってもよい。また、内径側ロータコア80の分割された一方はシャフト50のカップ状部材90の内径面に、また、内径側ロータコア80の分割された他方はカップ状部材92の内径面に、それぞれ接着固定されることとすればよい。
上記のハイブリッド励磁式回転電機10の構造において、環状の励磁コイル70に直流電流が供給されると、その励磁コイル70の内径側(軸中心側)を軸方向に貫く磁束が発生する。この励磁コイル70を用いた電磁石による磁束は、第1又は第2外径側ロータコア56,58の永久磁石非励磁磁極→内径側ロータコア80→第2又は第1外径側ロータコア58,56の永久磁石非励磁磁極→エアギャップ22→ステータコア24→エアギャップ22→第1又は第2外径側ロータコア56,58の永久磁石非励磁磁極からなる経路で流通する。かかる磁束が発生すると、第1及び第2外径側ロータコア56,58の永久磁石非励磁磁極が励磁される。この電磁石による磁束は、永久磁石64,68による磁束を弱め或いは強める。また、この電磁石による磁束量は、励磁コイル70に流す直流電流の大きさに応じて調整される。
従って、本実施例によれば、永久磁石64,68による磁束と励磁コイル70を用いた電磁石による磁束との合成磁束によりロータ12をステータ14回りに回転させるトルクを調整することができ、そのロータ12を適切に回転させることができる。
図6は、本実施例のハイブリッド励磁式回転電機10の効果を説明するための図を示す。尚、図6(A)には本実施例における磁路を表した図を、また、図6(B)には本実施例と対比される対比例における磁路を表した図を、それぞれ示す。
本実施例のハイブリッド励磁式回転電機10において、励磁コイル70は、ロータ12の第1外径側ロータコア56と第2外径側ロータコア58との軸方向に空いた隙間60に配置されている。具体的には、励磁コイル70は、径方向位置について第1外径側ロータコア56及び第2外径側ロータコア58と重なる一方で軸方向位置について第1外径側ロータコア56及び第2外径側ロータコア58と重ならない位置に配置されている。すなわち、励磁コイル70は、軸方向両端部それぞれの軸方向位置が共に第1外径側ロータコア56と第2外径側ロータコア58との隙間60内にありかつ径方向内側端部の径方向位置が第1外径側ロータコア56及び第2外径側ロータコア58の径方向外側端部の径方向位置よりも軸中心寄りにあるように配置されている。
第1外径側ロータコア56の径方向外側端部における第2外径側ロータコア58側の軸方向端部の軸方向位置は、励磁コイル70の第1外径側ロータコア56側の軸方向端部の軸方向位置に対して、軸方向で第2外径側ロータコア58側とは反対側とされる。また、第2外径側ロータコア58の径方向外側端部における第1外径側ロータコア56側の軸方向端部の軸方向位置は、励磁コイル70の第2外径側ロータコア58側の軸方向端部の軸方向位置に対して、軸方向で第1外径側ロータコア56側とは反対側とされる。
励磁コイル70は、ステータ14に固定されている。ステータ14の軸方向両側それぞれに設けられた第1ステータコア30及び第3ステータコア34は、径方向にエアギャップ22を介して第1外径側ロータコア56及び第2外径側ロータコア58と対向している。また、ステータ14の軸方向中央に設けられた第2ステータコア32は、径方向に励磁コイル70に対向している。この点、励磁コイル70は、ステータ14のステータコア24の本体から径方向内側(すなわち軸中心)に向けて突出し、シャフト50の外径側にある第1外径側ロータコア56と第2外径側ロータコア58との隙間60内に挿入されるように設けられている。
かかる構造においては、ステータ14に固定された励磁コイル70がステータコア24の本体に対して軸中心寄りに配置されるので、その励磁コイル70の外径側にステータコア24を構成する第2ステータコア32を配置するためのスペースを割くことが可能である。そして、本実施例の構造では、その励磁コイル70の外径側のスペースに、磁束の磁路となり得る第2ステータコア32が配置される(図6(A)参照)。
このため、本実施例の構造によれば、励磁コイル70の外径側のスペースに第2ステータコア32が配置されない図6(B)に示す如き対比構造に比べて、励磁コイル70の外径側で磁路となり得るステータコア24の径方向幅を大きくすることができるので、励磁コイル70の外径側でのステータコア24を軸方向に流れる磁束の集中を抑制することができ、ステータコイル28への通電による回転磁界発生時や励磁コイル70への通電による磁束発生時に磁路を効果的に形成することができる。
また更に、本実施例においては、励磁コイル70の外径側に配置された第2ステータコア32が、圧縮された軟磁性材料に形成された圧粉コアであって、その第2ステータコア32を軸方向で挟む第1及び第3ステータコア30,34が、軸方向に積層する複数の電磁鋼板により形成された電磁鋼板コアであることで、第2ステータコア32の軸方向における磁気抵抗が第1及び第3ステータコア30,34の軸方向における磁気抵抗に比して小さい。このため、励磁コイル70の外径側のステータコア24を流れる磁束が軸方向に流れ易くなり、励磁コイル70の通電時におけるその励磁コイル70の外径側での磁気飽和を緩和させることができる。
仮に、第2ステータコア32が軸方向に積層する複数の電磁鋼板により形成されるものとした構造では、所望の磁気飽和特性を得るために、その第2ステータコア32ひいてはステータコア24の径方向厚さを大きくすることが考えられる。これに対して、本実施例においては、第2ステータコア32が磁気抵抗の比較的小さい圧粉コアであるので、所望の磁気飽和特性を得るために、その径方向厚さを大きくすることは不要である。従って、本実施例のハイブリッド励磁式回転電機10によれば、全体のサイズを大型化することなく、励磁コイル70の通電磁における磁気飽和を緩和させることが可能である。
このため、本実施例によれば、ロータ12を回転させるトルクを効率的に発生させることができ、ロータ12を回転させる際のトルクアップを図ることができ、これにより、大きなトルクを発生させるうえで装置自体の大型化を抑制することができる。この点、永久磁石64,68として磁力の比較的小さなフェライト磁石を用いても、所望のトルク性能を発揮させることが可能であるので、所望のトルク性能を発揮させつつ、磁力の比較的大きな例えばネオジム磁石を用いるのを不要とすることが可能である。
尚、上記の実施例においては、第1及び第2外径側ロータコア56,58が特許請求の範囲に記載した「第1ロータコア」及び「第2ロータコア」に、第1及び第3ステータコア30,34が特許請求の範囲に記載した「第1ステータコア」に、第2ステータコア32が特許請求の範囲に記載した「第2ステータコア」に、バックヨーク部32aが特許請求の範囲に記載した「バックヨーク部」に、ステータティース部32bが特許請求の範囲に記載した「ステータティース部」に、それぞれ相当している。
ところで、上記の実施例においては、ステータコア24の第1〜第3ステータコア30〜34が互いに略同じ内径を有し、励磁コイル70が軸方向中央の第2ステータコア32の内径側に配置されるので、ステータコア24全体が励磁コイル70の径方向位置よりも軸中心とは反対の外径側に存在し、励磁コイル70の内径側にステータコア24の第1〜第3ステータコア30〜34が一部でも存在することはないが、第1及び第3ステータコア30,34の一部が励磁コイル70の内径側に存在することとしてもよい。
また、上記の実施例においては、第2ステータコア32が、円環状のバックヨーク部32aと、そのバックヨーク部32aの内周面から軸中心に向けて突出するステータティース部32bと、の双方からなるものとしたが、本発明はこれに限定されるものではなく、円環状のバックヨーク部32aのみ、或いは、周方向に複数設けられたステータティース部32bのみからなるものとしてもよい。
10 ハイブリッド励磁式回転電機
12 ロータ
14 ステータ
22 エアギャップ
24 ステータコア
28 ステータコイル
30 第1ステータコア
32 第2ステータコア
32a バックヨーク部
32b ステータティース部
34 第3ステータコア
36 ヨーク
52 ロータコア
54 外径側ロータコア
56 第1外径側ロータコア
58 第2外径側ロータコア
60 隙間
62,66 ロータティース
64,68 永久磁石
70 励磁コイル

Claims (7)

  1. 軸方向に隙間を空けて分割され、それぞれ周方向に永久磁石で励磁された第1磁極と永久磁石で励磁されていない第2磁極とが交互に配置され、それぞれの前記第1磁極の極性が互いに異なり、かつ一方の前記第1磁極と他方の前記第2磁極とが軸方向で前記隙間を介して互いに対向配置された第1及び第2ロータコアを有するロータと、
    前記ロータの外径側に配置された、前記ロータを回転させる回転磁界を発生させるステータと、
    前記隙間に配置された、前記第2磁極を励磁する励磁コイルと、を備え、
    前記ステータは、軸方向両側それぞれに設けられた第1ステータコアと、軸方向中央に設けられた、軸方向の磁気抵抗が前記第1ステータコアの軸方向の磁気抵抗に比べて小さい第2ステータコアと、を有することを特徴とするハイブリッド励磁式回転電機。
  2. 前記第2ステータコアは、絶縁コーディングされた軟磁性体粉末を圧縮成型して形成された圧粉コアであることを特徴とする請求項1記載のハイブリッド励磁式回転電機。
  3. 前記第1ステータコアは、絶縁コーティングされた複数の電磁鋼板を軸方向に積層して形成された電磁鋼板コアであると共に、
    前記ステータのステータコアは、前記第2ステータコアと、該第2ステータコアを軸方向両側で挟む2つの前記第1ステータコアと、に軸方向で分割されていることを特徴とする請求項2記載のハイブリッド励磁式回転電機。
  4. 前記励磁コイルは、軸方向両端部それぞれの軸方向位置が共に前記第1ロータコアと前記第2ロータコアとの前記隙間内にありかつ径方向内側端部の径方向位置が前記第1ロータコア及び前記第2ロータコアの径方向外側端部の径方向位置よりも軸中心寄りにあるように配置されると共に、
    前記第1ステータコアは、径方向にエアギャップを介して前記第1ロータコア及び前記第2ロータコアに対向し、かつ、
    前記第2ステータコアは、径方向に前記励磁コイルに対向することを特徴とする請求項1乃至3の何れか一項記載のハイブリッド励磁式回転電機。
  5. 前記第2ステータコアは、円環状に形成されたバックヨーク部と、該バックヨーク部の内周面から軸中心に向けて突出するステータティース部と、からなることを特徴とする請求項1乃至4の何れか一項記載のハイブリッド励磁式回転電機。
  6. 前記バックヨーク部と前記ステータティース部とは、それぞれ別体で設けられていることを特徴とする請求項5記載のハイブリッド励磁式回転電機。
  7. 前記第2ステータコアは、前記ステータの外径側に設けられた全周を覆うヨークと一体に形成されていることを特徴とする請求項1乃至6の何れか一項記載のハイブリッド励磁式回転電機。
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