JP2015045816A - 撮像装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】VCM方式の光学式ブレ補正機構を有するレンズ鏡筒を備えた撮像装置において、可動レンズ保持枠の円滑な沈胴動作を行い得るようにする。【解決手段】沈胴可能なレンズ鏡筒10を有する撮像装置1において、磁石32とコイル33の電磁力により光軸と垂直な平面内においてレンズを保持する可動枠13Bを移動させるボイスコイルモータ(VCM)方式の光学式ブレ補正機構と、光学式ブレ補正機構が配置された第1の鏡筒13と、第1の鏡筒を内挿し光軸に平行なガイド溝17bを有する第2の鏡筒17とを具備し、光学式ブレ補正機構を構成する可動枠13Bにはガイド溝に係合する沈胴ガイド凸部13Bdが形成され電源がオフされ光学式ブレ補正機構の可動部がフリーの状態で沈胴が行われる際、ガイド溝に沈胴ガイド凸部が係合して第2の鏡筒と可動枠との位置決めがなされた状態で第2の鏡筒と可動枠が一体で本体の沈胴完了位置へ移動していく。【選択図】図5

Description

この発明は、ボイスコイルモータ(VCM)方式の光学式ブレ補正機構を有する沈胴可能なレンズ鏡筒を有する撮像装置に関するものである。
従来、撮影光学系によって結像された光学像を光電変換素子等によって順次画像信号に変換し、これによって得られた画像信号を所定の形態の画像データとして記録媒体に記録し得ると共に、この記録媒体に記録された画像データを画像として再生表示する液晶表示装置(LCD)等の画像表示装置を具備して構成された撮像装置、例えばデジタルカメラやビデオカメラ等(以下、これらを総称してカメラという)が一般に実用化され、広く普及している。
この種の従来のカメラにあっては小型化の要望が常にある。このことから、これら従来のカメラに適用されるレンズ鏡筒については、例えば複数の筒状部材を組み合わせて伸縮自在に構成し、携帯して持ち運ぶような場合、つまり撮影に使用しない時には通常使用時(撮影時)の状態に比べて縮長を短縮させてレンズ鏡筒の薄型化を図る一方、使用時(撮影時)には非使用時の状態から伸長させた形態とし得るように構成したいわゆる沈胴式のレンズ鏡筒が種々実用化されている。
また、近年における沈胴式レンズ鏡筒においては、沈胴状態とした時の形態のさらなる小型薄型化を実現するために、例えば撮影光学系の一部の光学系を保持するレンズ保持枠を沈胴時に光軸から外れた位置へと移動させ退避させるように構成したいわゆる退避レンズ機構を備えたレンズ鏡筒が種々提案され実用化されている。
一方、近年においては、カメラを用いて手持ち撮影等を行う際に、カメラの保持が不安定になることによって生じるカメラの微細な移動(いわゆる手ブレ等)を検知して、これを打ち消す方向に撮影光学系の一部の光学系を光軸に略直交する面上で移動させ得るように構成したいわゆる光学式ブレ補正機構を備えたレンズ鏡筒が種々提案され実用化されている。
このように、従来のカメラにおけるレンズ鏡筒においては、ボイスコイルモータ(VCM)方式の光学式ブレ補正機構,沈胴機構,退避レンズ機構等、撮影光学系を構成する複数群の光学系のうちの一部を、光軸に対して略直交する方向に移動し得るように構成した形態の撮像装置が、例えば特開2011−59331号公報,特開2009−42551号公報等によって種々提案され、また実用化されている。
特開2011−59331号公報 特開2009−42551号公報
ところが、上記特開2011−59331号公報,特開2009−42551号公報等によって開示されている構成の撮像装置は、例えば、ボイスコイルモータ(VCM)方式の光学式ブレ補正機構を用いて撮影光学系の光軸に略直交する面上で可動レンズ保持枠を移動させる構成となっているため、非通電時に当該可動レンズ保持枠がフリーの状態となってしまうのでが、各レンズ保持枠が光軸に沿う方向に移動する沈胴時において、上記可動レンズ保持枠の光軸に対する位置が定まらず、当該可動レンズ保持枠が他のレンズ鏡枠と干渉して沈胴動作を妨げてしまう可能性がある。また、当該可動レンズ保持枠が正規の位置に沈胴していないと、電源オン時に正規の撮影位置に移動する際に他のレンズ鏡枠と干渉したり、干渉せずに撮影準備位置へ移動したとしても光軸に対して当該可動レンズ保持枠の位置を合わせる必要がある。そのため、すぐに撮影できず、撮影タイミングを逃すこともある。
また、例えば退避レンズ機構における退避レンズが、光学式ブレ補正機構における可動レンズ保持枠に搭載された形態のものでは、同様に可動レンズ保持枠の光軸に対する位置が定まらず、退避レンズ側の退避作用部位と固定側の退避レバー(被退避作用部)との相対的な位置関係が所定の範囲内に定まらず、よって退避動作を妨げてしまう可能性がある。
このように、沈胴動作を開始する時点に、可動レンズ保持枠が規定の位置に配置されていないと、沈胴動作や退避動作がうまく動作しなかったり、不安定な動作になってしまう可能性がある。
本発明は、上述した点に鑑みてなされたものであって、その目的とするところは、ボイスコイルモータ(VCM)方式の光学式ブレ補正機構を有するレンズ鏡筒を有する撮像装置において、沈胴動作時における可動レンズ保持枠の円滑な沈胴動作を行い得るように構成した撮像装置を提供することである。
上記目的を達成するために、本発明の一態様の撮像装置は、沈胴可能なレンズ鏡筒を有する撮像装置において、磁石とコイルの電磁力により光軸と垂直な平面内においてレンズを保持する可動枠を移動させるボイスコイルモータ(VCM)方式の光学式ブレ補正機構と、上記光学式ブレ補正機構が配置された第1の鏡筒と、上記第1の鏡筒を内挿し光軸に平行なガイド溝を有する第2の鏡筒とを具備し、上記光学式ブレ補正機構を構成する可動枠には上記ガイド溝に係合する沈胴ガイド凸部が形成され、電源がオフされ上記光学式ブレ補正機構の可動部がフリーの状態で沈胴が行われる際、上記ガイド溝に上記沈胴ガイド凸部が係合して上記第2の鏡筒と上記可動枠との位置決めがなされた状態で当該第2の鏡筒と当該可動枠が一体で本体の沈胴完了位置へ移動していく。
本発明によれば、ボイスコイルモータ(VCM)方式の光学式ブレ補正機構を有するレンズ鏡筒を有する撮像装置において、沈胴動作時における可動レンズ保持枠の円滑な沈胴動作を行うことができる。また、上記光学式ブレ補正機構に加え沈胴動作時にレンズ保持枠が退避可能な場合であっても安定かつ確実で円滑な退避動作を行い得るように構成した撮像装置を提供することができる。
本発明の一実施形態のレンズ鏡筒が適用されたカメラを示す外観斜視図 本発明の一実施形態のレンズ鏡筒がワイド状態にあるときの光軸に沿う断面図 本発明の一実施形態のレンズ鏡筒がテレ状態にあるときの光軸に沿う断面図 本発明の一実施形態のレンズ鏡筒が沈胴状態にあるときの光軸に沿う断面図 本発明の一実施形態のレンズ鏡筒の構成部材のうち3群枠ユニットと直進筒とを取り出して示す背面側(撮像素子側)の平面図(第1状態) 図5の矢印[6]方向から見た側面図(第1状態) 図5の3群枠ユニットの一部(3群可動枠)と、その後方に配設される構成部材の組み合わせ状態を示す組立斜視図(第1状態) 本発明の一実施形態のレンズ鏡筒における3群枠ユニットの背面側(撮像素子側)から見た平面図 図8の3群枠ユニットからホール素子固定板を取り外した状態を示す平面図 図8の3群枠ユニットのうち3群可動枠及び退避レンズ保持枠を前面側(被写体側)から見た平面図 図8の3群枠ユニットのうち固定部を背面側(撮像素子側)から見た平面図 図8の3群枠ユニットのうち退避レンズ保持枠のみを取り出して、その背面側(撮像素子側)から見た拡大平面図 図12の退避レンズ保持枠を背面寄りの側(撮像素子側)から見た斜視図 本発明の一実施形態のレンズ鏡筒の構成部材のうち直進筒のみを取り出して、その背面寄りの側(撮像素子側)から見た斜視図 図14の直進筒を背面側(撮像素子側)から見た平面図 本発明の一実施形態のレンズ鏡筒の3群枠ユニットの3群可動枠における沈胴ガイド部の拡大平面図 図17は図16の[17]−[17]線に沿う断面図 図18は図16の[18]−[18]線に沿う断面図 図16の沈胴ガイド部において3群枠ユニットが直進筒に内挿された組み立て状態の沈胴ガイドキーとキー溝との配置関係を示す図 本発明の一実施形態のレンズ鏡筒が「第2状態」にあるときの3群枠ユニットと直進筒の背面側(撮像素子側)の平面図 図20の矢印[21]方向から見た側面図(第2状態) 図20の3群枠ユニットの一部(3群可動枠)と、その後方に配設される構成部材の組み合わせ状態を示す組立斜視図(第2状態) 本発明の一実施形態のレンズ鏡筒が「第3状態」にあるときの3群枠ユニットと直進筒の背面側(撮像素子側)の平面図 図23の矢印[24]方向から見た側面図(第3状態) 図23の3群枠ユニットの一部(3群可動枠)と、その後方に配設される構成部材の組み合わせ状態を示す組立斜視図(第3状態) 本発明の一実施形態のレンズ鏡筒が「第4状態」にあるときの3群枠ユニットと直進筒の背面側(撮像素子側)の平面図 図26の矢印[27]方向から見た側面図(第4状態) 図26の3群枠ユニットの一部(3群可動枠)と、その後方に配設される構成部材の組み合わせ状態を示す組立斜視図(第4状態) 本発明の一実施形態のレンズ鏡筒が「第5状態」にあるときの3群枠ユニットと直進筒の背面側(撮像素子側)の平面図 図29の矢印[30]方向から見た側面図(第5状態) 図29の3群枠ユニットの一部(3群可動枠)と、その後方に配設される構成部材の組み合わせ状態を示す組立斜視図(第5状態) 本発明の一実施形態のレンズ鏡筒が「第6状態」にあるときの3群枠ユニットと直進筒の背面側(撮像素子側)の平面図 図32の矢印[33]方向から見た側面図(第6状態) 図32の3群枠ユニットの一部(3群可動枠)と、その後方に配設される構成部材の組み合わせ状態を示す組立斜視図(第6状態)
以下、図示の実施の形態によって本発明を説明する。
本発明の一実施形態は、例えば複数の光学レンズ群からなる撮影光学系によって形成される光学像を固体撮像素子を用いて光電変換し、これによって得られる画像信号を静止画像又は動画像を表わすデジタル画像データに変換し、こうして生成されたデジタルデータを記録媒体に記録し、また記録媒体に記録されたデジタル画像データに基いて静止画像又は動画像を表示装置に再生表示し得るように構成されるカメラに適用されるレンズ鏡筒に適用した場合の例示である。
また、本実施形態においては、レンズ鏡筒における撮影光学系の光軸を符号Oで表す。そして、この光軸Oに沿う方向において、カメラの前面に対向する被写体のある側を前方というものとし、カメラの背面側に配置される撮像素子の受光面(結像面)のある側を後方というものとする。
そして、各図には、レンズ鏡筒の構成部材における方向を示すために、XYZ直交座標を示している。この場合において、レンズ鏡筒における撮影光学系の光軸Oに沿う軸をZ軸とし、被写体側に向かう方向をZ方向とする。また、被写体側からレンズ鏡筒に向かって右方向をX方向とし、このX方向に沿う軸をX軸とする。そして、被写体側からレンズ鏡筒に向かって上方向をY方向とし、このY方向に沿う軸をY軸とする。
なお、以下の説明に用いる各図面においては、各構成要素を図面上で認識可能な程度の大きさとするため、各構成要素毎に縮尺を異ならせて示している場合がある。したがって、本発明は、これらの図面に記載された構成要素の数量,構成要素の形状,構成要素の大きさの比率及び各構成要素の相対的な位置関係は、図示の形態のみに限定されるものではない。
本実施形態のレンズ鏡筒は、変倍動作が可能な撮影光学系を備え、多段繰り出し式(図示の例は三段)に構成されたズームレンズ鏡筒である。また、本実施形態のレンズ鏡筒は、使用時の伸長状態から非使用時には沈胴状態とし得る沈胴機構を有する構成ユニットを備え、さらに撮影光学系のうちの一部の光学系を保持するレンズ保持枠を沈胴時に光軸から退避移動させ得る退避レンズ機構を有する構成ユニットを備えた沈胴式のレンズ鏡筒である。さらに、本実施形態のレンズ鏡筒は、撮影光学系のうちの一部の光学系を保持するレンズ保持枠を撮影使用時に光軸に対して略直交する面上で移動させ得る光学式ブレ補正機構を有する構成ユニットを備えているものである。
まず、本発明の一実施形態のレンズ鏡筒が適用されたカメラの構成を、図1を用いて以下に簡単に説明する。図1は、本発明の一実施形態のレンズ鏡筒が適用されたカメラを示す外観斜視図である。
図1に示すように、カメラ1は、本体9とレンズ鏡筒10とを備えて構成されている。本体9の外面、例えば上面には、例えば電源ボタン9a,シャッタボタン9b,モードダイヤル9c,ズームレバー9d等、各種の操作を行うための複数の操作部材が配設されている。本体9の前面には、本実施形態のレンズ鏡筒10が一体に固設されている。
本実施形態のレンズ鏡筒10は、多段繰り出し式(図示の例は三段)で沈胴式のズームレンズ鏡筒である。次に、本実施形態のレンズ鏡筒10の構成を、図2〜図4を用いて以下に説明する。
図2〜図4は、本発明の一実施形態のレンズ鏡筒の概略構成を示し、光軸に沿う面で切断した断面図である。このうち図2は撮影使用可能状態のうち最も短焦点端に設定している状態(ワイド位置に設定されているワイド状態というものとする)を示す図である。図3は撮影使用可能状態のうち最も長焦点端に設定している状態(テレ位置に設定されているテレ状態というものとする)を示す図である。図4は不使用状態である沈胴状態を示す図である。
本実施形態のレンズ鏡筒10は、撮影光学系を構成する複数の光学レンズ群(51,52,53,54,55)と、これら複数の光学レンズ群のそれぞれを保持する複数のレンズ保持枠(11,12,13,14,15)と、これら複数のレンズ保持枠をそれぞれ所定のタイミングで駆動して光軸Oに沿う方向へと進退移動させたり、所定のレンズ保持枠の回転規制や直進ガイドを行う筒状部材(直進筒17)や駆動機構等と、撮像素子20等の撮像部を搭載する撮像素子保持枠21と、当該レンズ鏡筒10をカメラ1の本体9の固定部位に固設する固定枠23等を含んで構成されている。
ここで、本レンズ鏡筒10における撮影光学系を構成する複数の光学レンズ群は、前方から、1群レンズ51,2群レンズ52,3群レンズ53,4群レンズ54,5群レンズ55がある。このうち、本実施形態のレンズ鏡筒10においては、3群レンズ53が光軸Oに略直交する面内で移動してブレ補正を行うブレ補正光学系となっている。これと同時に3群レンズ53は、当該レンズ鏡筒10の沈胴時に光軸O上の位置から同光軸Oに対して略直交する方向に退避する退避レンズ光学系となっている(詳細構成は後述する)。
上記複数の光学レンズ群(51,52,53,54,55)のそれぞれを保持する複数のレンズ保持枠は、前方から、1群レンズ51を保持する1群枠11,2群レンズ52を保持する2群枠12,3群レンズ53を含む3群枠ユニット13(13A,13B,16;詳細は後述する),4群レンズ54を保持する4群枠14,5群レンズ55を保持する5群枠15がある。
これら複数のレンズ保持枠(11,12,13,14,15)のそれぞれは、不図示の駆動機構等によって所定のタイミングで駆動され、各レンズ保持枠同士が連動する等によって、所定のタイミングで光軸O周りに回転したり、所定の移動量だけ光軸Oに沿う方向へと進退移動するように構成されている。なお、各レンズ保持枠を進退移動させるための具体的な構成については、本発明には直接関連しない部分である。したがって、それらの構成の説明は省略し、従来一般的な構成のレンズ鏡筒であって、光学式ブレ補正機構(ユニット),沈胴機構(ユニット),退避レンズ機構(ユニット)を備えた従来のものと、基本的な構成は同様のものが適用されているものとする。
撮像素子保持枠21は、上述したように、撮像素子20等を含む撮像部を搭載した構成ユニットである。ここで、撮像素子20は、例えばCCD(Charge Coupled Device;電荷結合素子)等の半導体素子を用いたCCDイメージセンサーや、CMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor;相補性金属酸化膜半導体)を用いた固体撮像素子であるMOS型イメージセンサー等が適用される。
この撮像素子20等を搭載する撮像素子保持枠21は、略円盤形状の部材からなり、その略中央部近傍に撮像素子20が固定配置されている。撮像素子20は、その受光面が前方に向けて配置され、撮像素子20の受光面の略中心が撮影光学系の光軸Oと略一致するように、撮像素子保持枠21上において固設されている。撮像素子保持枠21は、筒状に形成された固定枠23の後端面に固設され、かつ本レンズ鏡筒10を適用するカメラ1の本体9の内部の固定部位に対してネジ留め等の接続手段を用いて固定配置されている(不図示)。
なお、撮像素子保持枠21には、光軸Oと平行に前方に向けて延出するように形成され、先端には延出方向に対して傾斜カム22aを有し、後述する退避レンズ保持枠16の退避レバー部16bに作用して、当該退避レンズ保持枠16の退避動作を行わしめる退避カム22が一体に形成されている。ここで、退避カム22と退避レバー部16bとは、退避レンズ保持枠16の3群レンズ53を光軸O上の位置から同光軸Oから外れた位置へと退避移動させる退避レンズ機構(ユニット)の一部を構成している。
直進筒17は、上記複数のレンズ保持枠のうち第1の鏡筒である3群枠ユニット13を内挿し、当該3群枠ユニット13の光軸O周りの回転規制を行うと共に、同3群枠ユニット13の光軸Oに沿う方向への直進ガイドを行う筒状の構成部材であり、第2の鏡筒である。
本実施形態のレンズ鏡筒10においては、電源状態がオフ状態にあるときには、図4に示す不使用状態(沈胴状態)となっている。この状態において、例えば上記電源ボタン9a(図1参照)が使用者(ユーザ)によって操作されることにより、電源状態がオン状態に切り換えられると、レンズ鏡筒10の駆動機構が作用して、各レンズ保持枠は光軸Oに沿う方向であって前方に向けて繰り出される。そして、撮影動作が可能でかつ変倍設定の最も単焦点寄りの位置(図2のワイド位置)に変位する。
レンズ鏡筒10が図2に示すワイド位置にあるとき、使用者(ユーザ)が例えば上記ズームレバー9d(図1参照)の一方(望遠側(テレ側))へのズーム操作を行うと、レンズ鏡筒10の駆動機構が作用して、各レンズ保持枠は所定のタイミングで所定の移動量にて駆動され光軸Oに沿う方向であって前方に向けて繰り出される。このようにして、上記図2のワイド位置から繰り出し動作がなされたあとは、ズームレバー9dの他方(広角側(ワイド側))へのズーム操作に応じて、本レンズ鏡筒10は、図2のワイド位置と図3のテレ位置との間を変位する。このように、レンズ鏡筒10が図2のワイド位置と図3のテレ位置との間を変位可能な状態にあるとき、使用(撮影)可能状態というものとする。なお、図2のワイド位置と図4の沈胴位置との間の領域を沈胴領域というものとし、この沈胴領域にあってレンズ鏡筒10が進退変位可能な状態を沈胴動作状態というものとする。
カメラ1が使用(撮影)可能状態にあるときに、例えば電源状態がオフ状態にされると、レンズ鏡筒10は、伸長していた各レンズ保持枠を繰り込む繰り込み動作を実行する。この繰り込み動作の実行が開始すると、レンズ鏡筒10は、図2のワイド位置と図3のテレ位置との間の使用(撮影)可能状態における任意の位置から繰り込み動作が開始され、図2のワイド位置へと変位する。その後、繰り込み動作が継続することによって、沈胴動作が行われ、最終的に図4の沈胴位置まで変位する。
次に、本実施形態のレンズ鏡筒10における特徴的な主要構成部分であって、光学式ブレ補正機構(ユニット),退避レンズ機構(ユニット),沈胴機構(ユニット)の一部を構成する部分の詳細を、図5〜図15を用いて以下に詳述する。
図5,図6は、本発明の一実施形態のレンズ鏡筒の構成部材のうち3群枠ユニットと直進筒とを取り出して示す図である。図5は、上記3群枠ユニットと直進筒とが組み合わされた状態を背面側(撮像素子側)から見た平面図である。図6は、図5の矢印[6]方向から見た側面図である。図7は、本発明の一実施形態のレンズ鏡筒の構成部材のうち3群枠ユニットの一部(3群可動枠)と、その後方(撮像素子寄り)に配設される構成部材の組み合わせ状態を示す組立斜視図である。図8,図9は、本発明の一実施形態のレンズ鏡筒における3群枠ユニットを示す図である。このうち図8は、3群枠ユニットの背面側(撮像素子側)から見た平面図である。図9は、図8の状態の3群枠ユニットからホール素子固定板を取り外した状態を示す平面図である。図10は、図8の3群枠ユニットのうち3群可動枠及び退避レンズ保持枠を前面側(被写体側)から見た平面図である。図11は、図8の3群枠ユニットのうち固定部を背面側(撮像素子側)から見た平面図である。図12,図13は、図8の3群枠ユニットのうち退避レンズ保持枠のみを取り出して拡大して示す図である。このうち図12は退避レンズ保持枠を背面側(撮像素子側)から見た平面図である。図13は退避レンズ保持枠を背面寄りの側(撮像素子側)から見た斜視図である。図14,図15は、本発明の一実施形態のレンズ鏡筒の構成部材のうち直進筒のみを取り出して示す図である。このうち図14は直進筒を背面寄りの側(撮像素子側)から見た斜視図である。図15は直進筒を背面側(撮像素子側)から見た平面図である。
本実施形態のレンズ鏡筒10における3群レンズ53を含み可動レンズ保持枠であり第1の鏡筒である3群枠ユニット13は、光軸Oに略直交する平面に沿う方向に固定された3群固定枠13Aと、光軸Oに略直交する平面に沿って移動し得るよう構成される3群可動枠13Bと、3群可動枠13Bに搭載され沈胴時に光軸Oから退避する退避レンズ光学系(3群レンズ53)を保持する退避レンズ保持枠16と、によって主に構成されている。
図12,図13に示すように、退避レンズ保持枠16は、3群レンズ53を固定保持する保持枠部16dと、この保持枠部16dの外周の一部から外方に向けて延出するように形成される腕部16eとによって主に形成されている。腕部16eの先端部位には、支軸16aが挿通配置される貫通孔16fが穿設され外周にトーションバネ16cが巻回される略円筒形状の回動軸部16gが形成されている。この回動軸部16gの外周面上の一部には、上記腕部16eの延出方向に対し略反対方向に向けて外方に向けて突出するように退避レバー部16bが形成されている。この退避レバー部16bは、本レンズ鏡筒10の沈胴動作時に上記撮像素子保持枠21の上記退避カム22が作用して当該退避レンズ保持枠16の退避動作を行わせる退避レンズ機構(ユニット)の一部を構成している。
退避レンズ保持枠16は、3群可動枠13Bと一体となるように、当該3群可動枠13Bの所定の部位に配設されている。即ち、退避レンズ保持枠16は、図10等に示すように、3群可動枠13Bに対して支軸16aを回転中心として所定の範囲内で回動自在に軸支されている。この構成を詳述すると、支軸16aは、3群可動枠13Bの外周寄りの所定部位に形成された退避レンズ枠支持部13Bbにおいて光軸Oと平行となるように配置されている。この支軸16aは、退避レンズ保持枠16の腕部16eの回動軸部16gに形成された貫通孔16fに挿通されている。この構成によって、退避レンズ保持枠16は3群可動枠13Bに対して支軸16aを回転中心として所定の範囲内で回動自在に軸支されている。この場合において、退避レンズ保持枠16は、後述する構成によって、枠部16dに保持した3群レンズ53を、撮影光学系の光軸O上に配置され光束が透過し得る撮影使用位置(図2,図3,図5,図7〜図9等参照)と、同光軸Oから退避して外れた退避位置(図8の点線で示す[S]位置,図34参照)との間で移動させ得るように構成されている。
なお、退避レンズ保持枠16は、腕部16eの回動軸部16gに巻回されたトーションバネ16cの弾性付勢力によって、支軸16aを回転中心として図7において時計方向に、図10において反時計方向に回動するように常に付勢されている。そのために、図7,図10等に示すように、トーションバネ16cの一腕は3群可動枠13Bの退避レンズ枠支持部13Bbの固定部に係止されており、他腕は退避レンズ保持枠16の腕部16eの固定部に係止されている。そして、退避レンズ保持枠16の枠部16dの一部である当接部16hが、3群可動枠13Bの被当接部13Bhに当接することによって、退避レンズ保持枠16の位置が規制されており、よって3群レンズ53が光軸O上の撮影使用位置に常に配置されるように構成されている。
3群可動枠13Bは、上述したように、退避レンズ保持枠16を回動自在に軸支している。そのために、3群可動枠13Bは、外周寄りの所定部位に支軸16aを配置する退避レンズ枠支持部13Bbが形成されている。また、3群可動枠13Bの略中央部分の所定部位には貫通開口13Baが形成されている。この貫通開口13Baは、本レンズ鏡筒10における撮影光学系の光軸Oが通過する部位に形成され、かつ少なくとも3群レンズ53を透過する光束を通過させ得ると共に、4群レンズ54を保持する4群枠14の枠部(4群レンズ54)が内挿され得るだけの面積を有して形成されている。また、当該貫通開口13Baに対向する後方位置であって、本レンズ鏡筒10における撮影光学系の光軸O上の位置には、上記撮像素子保持枠21に搭載された撮像素子20の受光面が配置されている。そして、本レンズ鏡筒10が撮影使用可能状態にされたときには、当該貫通開口13Baに対向する位置に退避レンズ保持枠16の3群レンズ53が配置される。また、本レンズ鏡筒10が不使用状態にされたときには、当該貫通開口13Baには4群枠14の枠部(4群レンズ54)が内挿した形態で配置される(後述の図34等参照)。この構成により、本レンズ鏡筒10が撮影使用可能状態にあるときには、貫通開口13Baは、被写体側から入射して撮影光学系を透過し3群レンズ53を通過した光束を後方へと導き上記撮像素子20の受光面に照射させ得るように形成されている。また、本レンズ鏡筒10が不使用状態(沈胴状態)にあるときには、4群枠14の枠部(4群レンズ54)を内挿させて、レンズ鏡筒10の沈胴時の光軸O方向における縮長を短縮させ得るように構成されている。
また、3群可動枠13Bには、上記貫通開口13Baと連接して、光軸Oに対して略直交する平面内において上記退避レンズ保持枠16が所定の範囲内で回動するのを許容するための退避レンズ収納部13Bcが形成されている。退避レンズ収納部13Bcは、上記貫通開口13Baが形成されている部位(退避レンズ保持枠16が撮影使用位置にある場合の周辺領域)から3群可動枠13Bの外周部近傍の所定部位(退避レンズ保持枠16が退避位置にある場合の周辺領域)までの間の所定の領域範囲であって、退避レンズ保持枠16が回動するのに伴って当該退避レンズ保持枠16の枠部16dと腕部16eとが移動する経路上を連結するように形成されている部位である。この退避レンズ収納部13Bcの中央寄りの一端側には、壁状の被当接部13Bhが形成されている一方、外周縁寄りの他端側には、後述する複数(本実施形態においては二つ)の沈胴ガイド凸部である沈胴ガイドキー13Bdが形成されている。詳細は後述するが、この沈胴ガイドキー13Bdは、本レンズ鏡筒10が沈胴状態とされたときに、直進筒17の複数(沈胴ガイドキー13Bdと同数。本実施形態においては二つ)のキー溝17b(図5,図14等参照)が嵌合して、可動レンズ保持枠である3群枠ユニット13を所定の沈胴位置に固定保持する役目をする。
一方、3群可動枠13Bの前面側(被写体側)には、図10等に示すように、外周寄りの所定の部位であって、光軸Oを中心として角度略90を置いて互いに離れた二箇所に、光学式ブレ補正機構(ユニット)における駆動源(VCM:ボイスコイルモータ)の一部を構成する構成部材である二つの駆動用磁石32が各所定の部位のそれぞれに固設されている。
これに対応させて、3群固定枠13Aの背面側(撮像素子側;上記3群可動枠13Bの前面に対向する面)には、図11等に示すように、上記二つの駆動用磁石32に対向する各部位のそれぞれに、二つの駆動用コイル33が固設されている。この場合において、3群固定枠13A及び3群可動枠13Bのそれぞれの一面(背面,前面)は、3群固定枠13Aと3群可動枠13Bとを組み合わせた状態としたときに互いに対向する各面である。ここで、本レンズ鏡筒10が組み立てられた状態における3群固定枠13Aと3群可動枠13Bとの位置関係は、被写体側から3群固定枠13A,3群可動枠13Bの順に配置される。
なお、本実施形態においては、駆動用磁石32を3群可動枠13B側に設け、駆動用コイル33を3群固定枠13A側に設けた例を示している。しかしながら、この構成例に限られることはなく、駆動用磁石を固定枠側に、駆動用コイルを可動枠側に設けた形態であってもよい。また、本実施形態を説明する図において、図6,図22,図25,図28,図31,図34では、3群可動枠13Bを図示する一方、3群固定枠13Aを図示していないのに関わらず、3群固定枠13Aに固設される駆動用コイル33が図示されている。このことは、3群可動枠13Bの駆動用磁石32に対する駆動用コイル33の位置を明示するためになされた措置である。
他方、3群可動枠13Bの前面側(被写体側)には、図10等に示すように、周方向に略等間隔の距離を置いた複数部位(本実施形態では三箇所)に、当該3群可動枠13Bの前面から光軸O方向に若干突出する突状平面を有する部位であって、所定の面積を有し所定形状(本実施形態では略矩形状)の平面からなる玉受部13Beが形成されている。この玉受部13Beの平面は、光軸Oに略直交する面と平行に設定されている。
これに対応させて、3群固定枠13Aの背面側(撮像素子側)には、図11等に示すように、上記複数(三箇所)の玉受部13Beに対向する各部位に、同数(三箇所)のボール収納部13Aeが形成されている。このボール収納部13Aeは、3群固定枠13Aの平面を底面とし、上記玉受部13Beの突状平面の矩形状の周囲を囲み得るように断面が凹状に形成される壁部を有し、その内部に転動体であるボール35が収納配置されている。なお、ボール35は、例えばスチール製若しくはセラミック製等の材質からなる球状部材である。
この場合において、3群固定枠13A及び3群可動枠13Bのそれぞれの一面(背面,前面)は、3群固定枠13Aと3群可動枠13Bとを組み合わせた状態としたときに、互いに対向する各面である。即ち、3群固定枠13Aと3群可動枠13Bとを組み合わせた状態としたとき、3群可動枠13Bの玉受部13Beが、3群固定枠13Aのボール収納部13Aeの凹状壁に内挿される状態となり、玉受部13Beの平面がボール収納部13Aeの凹状壁の開口を閉塞する蓋となる形態となる。そして、その内部空間にボール35が収納配置される状態となる。この場合において、玉受部13Beの平面とボール収納部13Aeの底面との間隔は、内部に収納配置されたボール35が挟持された状態で転動可能な状態となるように設定されている。
そして、このように3群固定枠13Aと3群可動枠13Bとを組み合わせた状態としたとき、両者(13A,13B)間には、複数(本実施形態では三本)の緊縮性のコイルバネ31が張架されて一体化している。そのために、3群可動枠13Bの外周周縁部の所定の部位には、図10に示すように、複数(本実施形態においては三箇所)のバネフック13Bfが形成されている。これに対応させて、3群固定枠13Aの外周縁部近傍の上記バネフック13Bfがに対向する部位には、同数(三箇所)のバネフック13Afが形成されている。
このような構成によって、3群固定枠13Aと3群可動枠13Bとを組み合わせた状態としたときには、両者間にボール35が転動自在に挟持された形態となっており、このボール35が転動することによって、3群固定枠13Aに対して3群可動枠13Bは、撮像素子保持枠21の前方において、抵抗なく円滑に対向する平面に沿う方向(組み立て状態において光軸Oに略直交する平面に平行方向)に移動自在となるように構成されている。
また、3群固定枠13Aの背面側(撮像素子側)には、図8に示すように、略半円形状の板部材からなるホール素子固定板13Cが例えばビス36等によって固設されている。このホール素子固定板13Cには、上記3群可動枠13Bの上記二つの駆動用磁石32の配設されている部位に対向する各部位のそれぞれに複数(本実施形態では二つ)のホール素子34が配設されている。この二つのホール素子34は、ホール効果を利用して磁界を検出することによって、上記3群可動枠13Bの位置を検出する素子である。
3群固定枠13Aの外周縁部には、複数(本実施形態においては三つ)の直進ピン13Agが径方向の外方に向けて突設されている。三つの直進ピン13Agは、3群固定枠13Aの周方向において略等間隔に設けられている。
これに対応して、直進筒17には、三つの直進ピン13Agに各対応する位置に、図5,図14等に示すように、光軸Oに平行方向に形成された複数(本実施形態では三本)の直進溝17aが形成されている。このような構成により、本レンズ鏡筒10が組み立て状態とされたとき、三つの直進ピン13Agは、各対応する三本の直進溝17aのそれぞれに係合する。これにより、3群枠ユニット13は、図5等に示すように、直進筒17に内挿された状態で、直進筒17に対して光軸O方向に進退自在に配設される。
また、直進筒17には、3群枠ユニット13が内挿された組み立てられた状態において、本レンズ鏡筒10の沈胴時に、3群枠ユニット13の3群可動枠13Bに設けられた沈胴ガイドキー13Bdが光軸O方向に係合する複数(本実施形態では二つ)の貫通溝部であるキー溝17bが形成されている。そのために、この二つのキー溝17bは、直進溝17aの周方向においては、上記二つの沈胴ガイドキー13Bdに対応する位置に形成され、かつ直進筒17の基端側(撮像素子側端部)から光軸Oに平行方向に所定の長さを有する溝形状に形成されている。なお、キー溝17bの光軸O方向の長さは、沈胴時における3群枠ユニット13の沈胴量に従って設定される。この構成により、本レンズ鏡筒10が沈胴状態になったとき、上記複数のキー溝17bには、3群枠ユニット13の3群可動枠13Bの沈胴ガイドキー13Bdが係合状態になる。これによって、3群枠ユニット13の3群可動枠13Bは所定の沈胴位置に固定保持される。
ここで、本実施形態のレンズ鏡筒10においては、上記直進筒17のキー溝17b(貫通溝部)と、上記3群可動枠13Bの沈胴ガイドキー13Bd(沈胴ガイド凸部)とは、沈胴動作時に互いに作用して嵌合状態になることによって、3群可動枠13Bの沈胴動作時をガイドして該枠13Bの沈胴位置を規定する沈胴ガイド部として機能している。この沈胴ガイド部における上記沈胴ガイドキー13Bdの構成を、図14〜図19を参照しながら、さらに詳述する。
図16〜図19は、本発明の一実施形態のレンズ鏡筒の3群枠ユニットにおける3群可動枠の沈胴ガイドキーの詳細構成を説明する図である。このうち図16は沈胴ガイドキーの拡大平面図である。図17は図16の[17]−[17]線に沿う断面図である。図18は図16の[18]−[18]線に沿う断面図である。図19は、3群枠ユニットが直進筒に内挿された組み立て状態において沈胴ガイドキーとキー溝との配置関係を示す図である。なお、図19は、図16の[19]−[19]線に沿う断面に相当する部位を示しているものとする。
沈胴ガイドキー13Bdは、図6,図7,図10等に示すように、3群可動枠13Bの外周縁部であって上記退避レンズ収納部13Bcの外周縁寄りの端部に形成されている。沈胴ガイドキー13Bdは、光軸O方向(Z方向)に向けた突起形状に形成されていて、その先端形状は、図17,図18に示すように、テーパ状に形成され、その断面形状は略台形状に形成されている。以下、この部位を先端テーパ部という。
この場合において、沈胴ガイドキー13Bdの各部位の寸法を、次のように規定する。なお、以下の説明において、光軸O方向とZ方向は同じ方向であるものとしている。また、「幅」方向とは3群可動枠13Bが光軸O周りに回動する際の部材の移動方向と同方向をいうものとする。
即ち、
沈胴ガイドキー13Bdの先端テーパ部の斜面幅:A(図17参照)
沈胴ガイドキー13Bdの先端テーパ部の先端幅:B(図17参照)
沈胴ガイドキー13Bdの基端幅:B+2xA
キー溝17bの幅:C(図15参照)
3群可動枠13Bの可動範囲:D(図5参照)
3群可動枠13Bが重力方向に最も移動した状態において、沈胴ガイドキー13Bdの先端部位とキー溝17bとの重力方向G(光軸に直交方向)の差:E(図19参照)
沈胴ガイドキー13Bdの先端テーパ部の先端側斜面幅:F(図18参照)
である。
ここで、3群可動枠13Bは、上述したように、光軸O方向に対して略直交方向の平面に平行な面内を移動するように構成されている。したがって、図5に示す座標軸において「−(マイナス)Y」方向、図19の矢印Gで示し方向に、3群可動枠13Bが、その移動可能な範囲内で最も移動したものとする。この状態を、上記の「最も下に移動している状態」というものとし、そのときの3群固定枠13Aと3群可動枠13Bとの離間距離を、図5の符号D及び図19の符号Eで示している。
この場合において、以下の関係を満たすように設定されている。即ち、
C>B+2xA
A>D/2
E>0
D>F
である。
なお、沈胴ガイドキー13Bdの形状は、上述したように、その先端側、即ちキー溝17bに係合する際に、同キー溝17bの開口部に対向する部位に先端テーパ部を形成している。この沈胴ガイドキー13Bdの先端テーパ部のテーパ形状に対応させて、当該沈胴ガイドキー13Bdが係合される側のキー溝17bの側には、図19に示すように、その開口部近傍をテーパ状に形成した開口テーパ部17dとしている。したがって、このような構成とすることで、3群可動枠13Bが所定の可動範囲内にあれば、沈胴動作時には、沈胴ガイドキー13Bdがスムースにキー溝17bに収まるようになる。
さらに、直進筒17には、内挿された3群枠ユニット13の退避レンズ保持枠16が、沈胴位置に配置されたときに、当該退避レンズ保持枠16の枠部16dの外周縁部との干渉を避けるために、上記二つのキー溝17bに挟まれる部位の内周面を凹状に切り欠いた形態の凹状逃げ部17cが形成されている。直進筒17に上記凹状逃げ部17cを設けることによって退避レンズ保持枠16の退避位置が確保されている。
その他の構成は、光学式ブレ補正機構(ユニット)及び沈胴機構(ユニット)を備え、かつ沈胴時には一部のレンズ保持枠を光軸上から退避移動させる退避レンズ機構(ユニット)を備えた従来形態のレンズ鏡筒の構成に準じるものとする。
以上のように構成された本実施形態のレンズ鏡筒10における退避及び沈胴動作時の作用を、図5〜図7及び図20〜図34を用いて以下に説明する。なお、以下の説明に用いる図面は、退避及び沈胴動作時の作用を説明するのに必要な構成部材のみを示し、その他の部材を省略している。例えば、図5,図6においては、3群枠ユニットと直進筒のみを主に図示する。また、図7においては、直進筒を省略し、3群枠ユニットとの一部(3群可動枠)と、その後方(撮像素子寄り)の構成部材のみを図示する。
上述したように、図5は、3群枠ユニットと直進筒とを組み合わせた状態の背面側(撮像素子側)からの平面図である。図6は、図5の矢印[6]方向の側面図である。図7は、3群枠ユニットの一部(3群可動枠)と、その後方(撮像素子寄り)の構成部材の組み合わせ状態を示す組立斜視図である。
図20〜図34は、図5〜図7の状態以後の経時変化を図示するものである。なお、図20,図23,図26,図29,図32は、図5に相当する平面図である。また、図21,図24,図27,図30,図33は、図6に相当する側面図である。そして、図22,図25,図28,図31,図34は、図7に相当する組立斜視図である。
各図面の状態を簡単に説明すると、まず、図5〜図7は、レンズ鏡筒が撮影使用可能状態にあって沈胴動作が開始される以前の状態を示す。この状態を便宜的に「第1状態」というものとする。この第1状態においては、例えば使用者によるズーム操作等に応じて3群枠ユニット13は不図示の駆動モータ,駆動機構等を介する駆動制御を受ける得る状態にある。この状態において、例えば電源オフ信号等が発生すると、レンズ鏡筒10は、通常のレンズ繰り込み動作を開始して、まず図2のワイド位置へと変位する。引き続き、レンズ繰り込み動作が行われて、沈胴動作が実行される。
図20〜図22は、上記第1状態の後、沈胴動作が開始された状態を示す。この状態を「第2状態」というものとする。この第2状態においては、3群枠ユニット13が光軸O方向に沿って後方の撮像素子保持枠21の側に向けて移動する。すると、3群枠ユニット13の3群可動枠13Bの沈胴ガイドキー13Bdが、斜面13Bnによって直進筒17のキー溝17bにガイドされつつ導入される。図21は、沈胴ガイドキー13Bdの先端部分がキー溝17bに導入された様子を示している。沈胴ガイドキー13Bdの根元部分がキー溝17bに嵌まり込む。これにより、3群可動枠13Bは、光軸Oに直交する平面内におけるX軸方向の移動が規制される。斜面13Bmにより3群可動枠13Bが直進筒17のキー溝17bに乗り上げることにより、3群可動枠13Bの可動範囲Dは徐々に小さくなる。
なお、この時点においては、撮像素子保持枠21側の退避カム22と3群枠ユニット13側の退避レンズ保持枠16の退避レバー部16bとは、未だ離れた状態にある(図22参照)。
図23〜図25は、上記第2状態の後、沈胴動作がさらに進んだ状態を示す。この状態を「第3状態」というものとする。
また、ここで退避カム22と退避レバー部16bとが接触し(図25参照)、その後、退避カム22は、3群枠ユニット13と共に矢印Z1方向に後退してくる退避レバー部16bを押圧する。これによって、3群可動枠13Bは全体的に光軸Oに直交する平面内で移動を開始する。そして、3群可動枠13Bは、図23に示すように、3群固定枠13Aの固定部13Aa,13Ab,13Bgの三点に当接する。このようにして、3群可動枠13Bは、光軸Oに直交する平面内における所定の位置にガタ無く位置決めされる。
図26〜図28は、上記第3状態の後、沈胴動作がさらに進み、退避動作が開始した状態を示す。この状態を「第4状態」というものとする。この第4状態においては、3群枠ユニット13と撮像素子保持枠21との相対的な距離がさらに近付く。退避カム22による退避レバー部16bの押圧は継続しており、退避レバー部16bは退避カム22の傾斜カム22aに沿って移動する。これによって、退避レンズ保持枠16は、支軸16aを回転中心として図28の矢印R1方向への回転を始める。このとき、退避レバー部16b自体は、同図28の矢印R2方向へ回転する。
図29〜図31は、上記第4状態の後、退避動作が完了した状態を示す。この状態を「第5状態」というものとする。この第5状態においては、図31に示すように、退避レンズ保持枠16が所定の退避位置、即ち退避レンズ収納部13Bcの外周縁寄りの他端において、二つの沈胴ガイドキー13Bdに挟まれる位置へと移動する。
図32〜図34は、上記第5状態の後、沈胴動作が完了した状態を示す。この状態を「第6状態」というものとする。この第6状態においては、3群枠ユニット13よりも後方に配置されている4群枠14が、3群可動枠13Bの貫通開口13Baに入り込む(図34)。この状態になったとき本実施形態のレンズ鏡筒10による沈胴動作は完了する。
以上説明したように上記一実施形態においては、撮影光学系を構成する複数の光学レンズ群のそれぞれを保持する複数のレンズ保持枠のうち例えばズーム動作等のために光軸O方向に可動すると共に、光学式ブレ補正機構(ユニット)の一部を構成し光軸Oに略直交する平面に沿って可動する可動レンズ保持枠(3群枠ユニット13)を有し、さらに、可動レンズ保持枠(3群枠ユニット13)は、非使用時の沈胴状態としたときに光軸Oから退避する退避レンズ保持枠16が一体に具備されたレンズ鏡筒において、沈胴動作時に光軸O方向へと移動する可動レンズ保持枠(3群枠ユニット13)の一部(沈胴ガイドキー13Bd)を固定部材(直進筒17のキー溝17b(位置規制手段))と嵌合させることによって、当該可動レンズ保持枠(3群枠ユニット13)の沈胴時における沈胴位置を決める位置決めを行うように構成されている。この場合において、3群枠ユニット13の光軸Oに略直交する平面内における移動量は、沈胴ガイドキー13Bdとキー溝17b(位置規制手段)との嵌合によって規制することができる。したがって、固定部に設けられた退避カム22と可動レンズ保持枠(3群枠ユニット13側の退避レンズ保持枠16)に設けられた退避レバー部16bとの相対的な位置関係の安定化を実現できる。これにより、可動レンズ保持枠を具備したレンズ鏡筒10においても、常に確実で円滑な退避レンズ保持枠16の退避動作を確保することができると同時に、可動レンズ保持枠の円滑な沈胴動作を行わしめることができる。
レンズ鏡筒10が沈胴状態にあるときには、可動レンズ保持枠(3群枠ユニット13)は、所定の位置に略位置決め固定された形態でガタなく配置されるので、持ち運び時等に内部構成部材が必要も無く移動してしまうようなことがない。したがってこれにより、内部における部材移動による異音等の発生を抑止し、不要な部材移動による部材の損傷等を抑止することができる。
なお、上記一実施形態においては、光学式ブレ補正機構(ユニット)及び沈胴機構(ユニット)を備え、かつ沈胴時に一部のレンズ保持枠を光軸上から退避移動させる退避レンズ機構(ユニット)を備えたレンズ鏡筒についての一例を示したが、本発明を適用し得るレンズ鏡筒の形態としては、この形態に限られることはない。例えば、上記一実施形態のレンズ鏡筒から退避レンズ機構(ユニット)を省いた形態で構成されていてもよい。この場合においては、可動レンズ保持枠である3群枠ユニットは、上記一実施形態の退避レンズ保持枠16を省略した形態とし、3群固定枠と3群可動枠とによって構成される。そして、上記一実施形態において退避レンズ保持枠16が保持していた3群レンズ53は、3群可動枠が固定保持するように構成すればよい。このような構成としたレンズ鏡筒であっても、可動レンズ保持枠(3群枠ユニット)の円滑な沈胴動作を行わしめることができるという略同様の効果を得ることができる。
本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、発明の主旨を逸脱しない範囲内において種々の変形や応用を実施し得ることが可能であることは勿論である。さらに、上記実施形態には、種々の段階の発明が含まれており、開示される複数の構成要件における適宜な組み合わせによって、種々の発明が抽出され得る。例えば、上記一実施形態に示される全構成要件から幾つかの構成要件が削除されても、発明が解決しようとする課題が解決でき、発明の効果が得られる場合には、この構成要件が削除された構成が発明として抽出され得る。
1……カメラ,
9……本体,9a……電源ボタン,9b……シャッタボタン,9c……モードダイヤル,9d……ズームレバー,
10……レンズ鏡筒,11……1群枠,12……2群枠,13…3群枠ユニット,
13A……3群固定枠,13Aa,13Ab……固定部,13Ae……ボール収納部,13Af……バネフック,13Ag……直進ピン,
13B……3群可動枠,13Ba……貫通開口,13Bb……退避レンズ枠支持部,13Bc……退避レンズ収納部,13Bd……沈胴ガイドキー,13Be……玉受部,13Bf……バネフック,13Bh……被当接部,
13C……ホール素子固定板,
14……4群枠,15……5群枠,
16……退避レンズ保持枠,16a……支軸,16b……退避レバー部,16c……トーションバネ,16d……保持枠部,16e……腕部,16f……貫通孔,16g……回動軸部,16h……当接部,
17……直進筒,17a……直進溝,17b……キー溝17b,17c……凹状逃げ部17c,17d……開口テーパ部,
20……撮像素子,21……撮像素子保持枠,22……退避カム,22a……傾斜カム,23……固定枠,
31……コイルバネ,32……駆動用磁石,33……駆動用コイル,34……ホール素子,35……ボール,
51……1群レンズ,52……2群レンズ,53……3群レンズ,54……4群レンズ,55……5群レンズ,

Claims (5)

  1. 沈胴可能なレンズ鏡筒を有する撮像装置において、
    磁石とコイルの電磁力により光軸と垂直な平面内においてレンズを保持する可動枠を移動させるボイスコイルモータ(VCM)方式の光学式ブレ補正機構と、
    上記光学式ブレ補正機構が配置された第1の鏡筒と、
    上記第1の鏡筒を内挿し、光軸に平行なガイド溝を有する第2の鏡筒と、
    を具備し、
    上記光学式ブレ補正機構を構成する可動枠には上記ガイド溝に係合する沈胴ガイド凸部が形成され、電源がオフされ上記光学式ブレ補正機構の可動部がフリーの状態で沈胴が行われる際、上記ガイド溝に上記沈胴ガイド凸部が係合して上記第2の鏡筒と上記可動枠との位置決めがなされた状態で当該第2の鏡筒と当該可動枠が一体で本体の沈胴完了位置へ移動していくことを特徴とする撮像装置。
  2. 上記可動枠は、上記レンズを保持し光軸上の位置と光軸から退避した位置との間を移動自在な退避レンズ保持枠を有し、
    上記退避レンズ保持枠は、電源がオフされ上記光学式ブレ補正機構の可動部がフリーの状態で沈胴が行われる際、上記ガイド溝に上記沈胴ガイド凸部が係合した後に、光軸上の位置から光軸から退避した位置へ移動することを特徴とする請求項1記載の撮像装置。
  3. 上記退避レンズ保持枠には退避レバー部が設けられ、
    上記本体には、上記ガイド溝に上記沈胴ガイド凸部が係合して上記第2の鏡筒と上記可動枠との位置決めがなされた後、上記退避レバー部を駆動して上記退避レンズ保持枠を光軸上の位置から退避させる退避カムが配置されていることを特徴とする請求項2記載の撮像装置。
  4. 上記沈胴ガイド凸部の先端部は、上記貫通溝部の開口部に対応させたテーパ状の先端テーパ部が形成され、
    上記ガイド溝の開口部は、上記沈胴ガイド凸部の上記先端テーパ部を受け入れ得るテーパ状の開口テーパ部が形成されていることを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  5. 上記沈胴ガイド凸部の先端テーパ部の斜面幅をAとし、
    上記沈胴ガイド凸部の先端テーパ部の先端幅をBとし、
    上記ガイド溝の幅をCとし、
    上記可動枠の可動範囲をDとし、
    上記可動枠が重力方向に最も移動した状態において、上記沈胴ガイド凸部の先端と上記ガイド溝との差をEとし、
    上記沈胴ガイド凸部の先端テーパ部の先端側斜面幅をFとしたとき、
    上記ガイド溝と上記沈胴ガイド凸部とは、以下の関係式を満たすように構成されていることを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
    C>B+2xA
    A>D/2
    E>0
    D>F
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