JP2015044461A - 車両の骨格構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】閉断面構造とされた車両の骨格部材内に、閉断面構造の補強部材を容易に配設できる車両の骨格構造を得る。
【解決手段】車両12の骨格の一部を構成する第1骨格部材30と、第1骨格部材30に接合されることで閉断面構造の骨格を構成する第2骨格部材40と、被嵌合部53、54Aを有して第1骨格部材30の内側に接合された繊維強化樹脂製の第1補強部材52と、嵌合部57、58Aを有して第2骨格部材40の内側に接合され、嵌合部57、58Aが被嵌合部53、54Aに嵌合されることにより、第1補強部材52とで閉断面構造の補強部材50を構成する繊維強化樹脂製の第2補強部材56と、を備えた車両12の骨格構造10とする。
【選択図】図3

Description

本発明は、車両の骨格構造に関する。
閉断面構造とされた車両骨格部材の湾曲部に、閉断面構造の内部骨格部材を配設し、荷重の入力によって湾曲部に発生する曲げ変形を抑制するようにした車両骨格部材構造は、従来から知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2008−126835号公報
しかしながら、閉断面構造とされた車両の骨格部材内に、閉断面構造の補強部材を容易に配設する構造には、未だ改善の余地がある。
そこで、本発明は、閉断面構造とされた車両の骨格部材内に、閉断面構造の補強部材を容易に配設できる車両の骨格構造を得ることを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明に係る請求項1に記載の車両の骨格構造は、車両の骨格の一部を構成する第1骨格部材と、前記第1骨格部材に接合されることで閉断面構造の前記骨格を構成する第2骨格部材と、被嵌合部を有して前記第1骨格部材の内側に接合された繊維強化樹脂製の第1補強部材と、嵌合部を有して前記第2骨格部材の内側に接合され、前記嵌合部が前記被嵌合部に嵌合されることにより、前記第1補強部材とで閉断面構造の補強部材を構成する繊維強化樹脂製の第2補強部材と、を備えたことを特徴としている。
請求項1に記載の発明によれば、第1骨格部材に接合された第1補強部材の被嵌合部と、第2骨格部材に接合された第2補強部材の嵌合部と、が嵌合されることにより、閉断面構造の補強部材が構成される。したがって、車両の骨格を構成する閉断面構造の骨格部材内に、閉断面構造の補強部材が容易に配設される。
また、請求項2に記載の車両の骨格構造は、請求項1に記載の車両の骨格構造であって、前記第1補強部材の被嵌合部は、被嵌合リブを含んで構成され、前記第2補強部材の嵌合部は、前記被嵌合リブを挟持嵌合する一対の嵌合リブを含んで構成されていることを特徴としている。
請求項2に記載の発明によれば、一対の嵌合リブにより被嵌合リブが挟持嵌合される。したがって、一対の嵌合リブにより被嵌合リブが挟持嵌合されない構成に比べて、被嵌合リブに対する嵌合リブの嵌合強度が向上される。
また、請求項3に記載の車両の骨格構造は、請求項2に記載の車両の骨格構造であって、前記第2補強部材は、前記一対の嵌合リブの間に隔壁部を有することを特徴としている。
請求項3に記載の発明によれば、第2補強部材が、一対の嵌合リブの間に隔壁部を有している。したがって、荷重の入力により第1骨格部材が変形して第1補強部材が第2補強部材側へ移動されると、被嵌合リブが隔壁部に圧接される。よって、第1骨格部材に入力された荷重が第2骨格部材へ効率よく伝達され、第1骨格部材に発生する曲げ変形が抑制される。
また、請求項4に記載の車両の骨格構造は、請求項2又は請求項3に記載の車両の骨格構造であって、前記被嵌合リブに対する前記一対の嵌合リブの挟持嵌合位置は、前記第1骨格部材に対する前記第2骨格部材の接合位置よりも前記第1骨格部材側に位置していることを特徴としている。
請求項4に記載の発明によれば、被嵌合リブに対する一対の嵌合リブの挟持嵌合位置が、第1骨格部材に対する第2骨格部材の接合位置よりも第1骨格部材側に位置している。したがって、被嵌合リブの強度(剛性)の低下が抑制される。
また、請求項5に記載の車両の骨格構造は、請求項1に記載の車両の骨格構造であって、前記嵌合部は、前記被嵌合部に接着剤によって接合されることを特徴としている。
請求項5に記載の発明によれば、嵌合部が、被嵌合部に接着剤によって接合される。したがって、第1補強部材と第2補強部材との接合強度が向上され、補強部材による骨格補強効果が高められる。
また、請求項6に記載の車両の骨格構造は、請求項1〜請求項5の何れか1項に記載の車両の骨格構造であって、前記第1補強部材及び前記第2補強部材は、長手方向に間隔を空けて並ぶ複数の補強リブを有することを特徴としている。
請求項6に記載の発明によれば、第1補強部材及び第2補強部材が、長手方向に間隔を空けて並ぶ複数の補強リブを有している。したがって、第1補強部材及び第2補強部材が、複数の補強リブを有していない場合に比べて、第1補強部材及び第2補強部材の強度(剛性)が向上される。
また、請求項7に記載の車両の骨格構造は、請求項1〜請求項6の何れか1項に記載の車両の骨格構造であって、前記第1補強部材及び前記第2補強部材における繊維の配向は、長手方向に沿っていることを特徴としている。
請求項7に記載の発明によれば、第1補強部材及び第2補強部材の繊維の配向が、長手方向に沿っている。つまり、第1補強部材及び第2補強部材の繊維の配向が、荷重の入力方向に沿っている。したがって、第1補強部材及び第2補強部材の繊維の配向が、長手方向に沿っていない場合に比べて、入力された荷重に対する第1補強部材及び第2補強部材の強度(剛性)が向上される。
以上、説明したように、請求項1に係る発明によれば、閉断面構造とされた車両の骨格部材内に、閉断面構造の補強部材を容易に配設することができる。
請求項2に係る発明によれば、被嵌合リブに対する嵌合リブの嵌合強度を向上させることができる。
請求項3に係る発明によれば、第1骨格部材に入力された荷重を第2骨格部材へ効率よく伝達することができ、第1骨格部材に発生する曲げ変形を抑制することができる。
請求項4に係る発明によれば、被嵌合リブの強度(剛性)の低下を抑制することができる。
請求項5に係る発明によれば、第1補強部材と第2補強部材との接合強度を向上させることができ、補強部材による骨格補強効果を高めることができる。
請求項6に係る発明によれば、第1補強部材及び第2補強部材の強度(剛性)を向上させることができる。
請求項7に係る発明によれば、入力された荷重に対する第1補強部材及び第2補強部材の強度(剛性)を向上させることができる。
本実施形態に係る車両の骨格構造の概略構成を示す側面図である。 第1実施形態に係る補強部材を示す側面図である。 図2のX−X線矢視断面図である。 第1実施形態に係る補強部材を示す分解斜視図である。 第2実施形態に係る補強部材を示す図3に相当する断面図である。 第2実施形態に係る補強部材の一部を拡大して示す断面図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を基に詳細に説明する。なお、説明の便宜上、各図において適宜示す矢印UPを車体上方向、矢印FRを車体前方向、矢印OUTを車幅方向外側とする。また、以下の説明で、特記なく上下、前後、左右の方向を用いる場合は、車体上下方向の上下、車体前後方向の前後、車体左右方向(車幅方向)の左右を示すものとする。更に、図1では本実施形態に係る骨格構造10を備えた車両12の左側が示されているが、車両12の右側も左右対称で同様である。
図1に示されるように、車両12の前部における両側部には、車体前後方向を長手方向とする閉断面構造の骨格部材としての左右一対のフロントサイドメンバ14が配設されている。各フロントサイドメンバ14の長手方向中途部には、それぞれ傾斜部(キック部)14Aが形成されており、各フロントサイドメンバ14は、各傾斜部14Aよりも車体前方側が車体後方側よりも所定高さ高い位置(高位)で、車体前後方向に延在するようになっている。
また、車両12の後部における両側部には、車体前後方向を長手方向とする閉断面構造の骨格部材としての左右一対のリアフロアサイドメンバ16が配設されている。各リアフロアサイドメンバ16の長手方向中途部には、それぞれ傾斜部(キック部)16Aが形成されており、各リアフロアサイドメンバ16は、各傾斜部16Aよりも車体後方側が車体前方側よりも所定高さ高い位置(高位)で、車体前後方向に延在するようになっている。
そして、フロントサイドメンバ14とリアフロアサイドメンバ16は、車体前後方向に延在する閉断面構造の骨格部材としてのフロアメンバ15を介して連続して一体に形成されており、車両12の骨格を構成するようになっている。また、車両12には、エンジンコンパートメントルーム17と車室20とを区画する略平板状のダッシュパネル18が設けられている。
なお、リアフロアサイドメンバ16側における骨格構造10は、フロントサイドメンバ14側における骨格構造10と同様であるため、以下においては、フロントサイドメンバ14側における骨格構造10を例に採って説明する。まず、第1実施形態について説明する。
<第1実施形態>
図2、図3に示されるように、フロントサイドメンバ14は、第1骨格部材としてのロアメンバ30と、第2骨格部材としてのアッパメンバ40と、を有している。ロアメンバ30は、深さの深い断面ハット型形状に鋼板等で成形されており、アッパメンバ40は、深さの浅い断面ハット型形状に鋼板等で成形されている。そして、ロアメンバ30のフランジ部32とアッパメンバ40のフランジ部42とがスポット溶接等によって接合されることで、フロントサイドメンバ14が閉断面構造に構成されている。
また、図1に示されるように、フロントサイドメンバ14の傾斜部14Aにおける前端部と後端部(フロアメンバ15との境界部)は、それぞれ前側屈曲部22と後側屈曲部24とされている。前側屈曲部22は、車体上方側へ凸となる屈曲部であり、後側屈曲部24は、車体下方側へ凸となる屈曲部である。
したがって、車両12の前面衝突時等、フロントサイドメンバ14の前端部に車体後方側へ向かう荷重が入力されたときには、前側屈曲部22が車体上方側へ折れ曲がり変形し(図3に示されるロアメンバ30の下壁34及び下壁34の車幅方向両端部である稜線部34Aが車体上方側へ座屈変形し)、後側屈曲部24が車体下方側へ折れ曲がり変形(座屈変形)する。
つまり、前側屈曲部22では、図2、図3に示されるロアメンバ30の下壁34が圧縮変形側(応力集中側)の壁部となり、アッパメンバ40の上壁44が引張変形側の壁部となる。そして、後側屈曲部24では、アッパメンバ40の上壁44が圧縮変形側(応力集中側)の壁部となり、ロアメンバ30の下壁34が引張変形側の壁部となる。
また、フロントサイドメンバ14の前側屈曲部22及び後側屈曲部24における閉断面構造内には、それぞれ繊維強化樹脂材(FRP)、例えばガラス繊維強化樹脂材(GFRP)や炭素繊維強化樹脂材(CFRP)で成形された閉断面構造の補強部材50が配設されるようになっている。
なお、前側屈曲部22と後側屈曲部24に設けられる補強部材50は同一であるため、ここでは、前側屈曲部22に設けられる補強部材50について説明する。また、前側屈曲部22内や後側屈曲部24内に設けられる補強部材50は、図2に示されるように、その屈曲形状に合わせて屈曲されるが、図4では屈曲されていない状態が示されている。
図2〜図4に示されるように、この補強部材50は、ロアメンバ30の下壁34、内壁36、外壁38に沿って配置される断面「E」字状の第1補強部材52と、アッパメンバ40の上壁44、内壁46、外壁48に沿って配置される断面略「E」字状の第2補強部材56と、を有している。
詳細には、第1補強部材52の下壁52Aの外面と、第1補強部材52の内壁52B及び外壁52Cの上端部を除く外面は、それぞれロアメンバ30の下壁34、内壁36、外壁38の内面に接着強度の高い構造用の接着剤Jによって強固に接合されている。そして、第2補強部材56の上壁56Aの外面と、第2補強部材56の内壁56B及び外壁56Cの下端部を除く外面は、それぞれアッパメンバ40の上壁44、内壁46、外壁48の内面に接着強度の高い構造用の接着剤Jによって強固に接合されている。
また、第1補強部材52の内壁52B及び外壁52Cの上端部における外面側には、それぞれ後述する凸部57が嵌合する外側被嵌合部としての凹部53が長手方向に沿って形成されている。そして、第2補強部材56の内壁56B及び外壁56Cの下端部における内面側には、それぞれ凹部53に嵌合する外側嵌合部としての凸部57が長手方向に沿って形成されている。なお、各凸部57の下端内側は、テーパー面57A(図4参照)とされている。
第1補強部材52の下壁52Aの内面側で、かつ短手方向中央部には、内壁52B及び外壁52Cの高さよりも僅かに低い高さとされた被嵌合リブ54が長手方向に沿って突設されている。そして、被嵌合リブ54の上端部における左右両側面には、後述する一対の爪部58Aが嵌合する内側被嵌合部としての凹溝部54Aが長手方向に沿って形成されており、各凹溝部54Aよりも上側には、左右方向に膨出する膨出部54Bが形成されている。
第2補強部材56の上壁56Aの内面側で、かつ短手方向中央部には、内壁56B及び外壁56Cの高さよりも僅かに高い高さとされた一対の嵌合リブ58が長手方向に沿って突設されている。そして、一対の嵌合リブ58の下端部には、それぞれ凹溝部54Aに嵌合する内側嵌合部としての爪部58Aが長手方向に沿って形成されている。
なお、各爪部58Aは、互いに対向する面側に、長手方向と直交する断面視で略三角形状に突出するように形成されている。そして、各凹溝部54Aは、長手方向と直交する断面視で略三角形状に抉れるように形成されており、一対の爪部58Aの間隔は、凹溝部54A間における被嵌合リブ54の板厚よりも僅かに狭くなるように形成されている。
これにより、一対の爪部58A(嵌合リブ58)が、凹溝部54Aにおける被嵌合リブ54を挟持できるようになっており、各凹溝部54Aに対して強固に嵌合できるようになっている。つまり、各凹溝部54Aに嵌合した一対の爪部58Aが、各凹溝部54Aから外れ難くなるようになっている。
以上のような構成とされた第1補強部材52及び第2補強部材56は、ロアメンバ30のフランジ部32とアッパメンバ40のフランジ部42とが互いに重ね合わされる(接合される)動作に伴い、第1補強部材52の各凹部53に第2補強部材56の各凸部57が嵌合され、第1補強部材52の各凹溝部54Aに第2補強部材56の一対の爪部58Aが嵌合される。
詳細には、第1補強部材52と第2補強部材56とが接近する動作に伴い、内壁52B及び外壁52Cの上端部が、凸部57によって外面側から押圧される。すると、内壁52B及び外壁52Cの上端部が互いに接近する方向へ弾性変形して、その凸部57の接近を許容し、その後、復元することで、その凸部57が凹部53に係止(嵌合)される。
また、第1補強部材52と第2補強部材56とが接近する動作に伴い、被嵌合リブ54の上端部に形成された膨出部54Bが、一対の爪部58A(嵌合リブ58)間に挿入される。すると、嵌合リブ58が一対の爪部58Aの間隔を広げるように弾性変形して、膨出部54Bの挿入を許容し、その後、復元することで、一対の爪部58Aが各凹溝部54Aに係止(嵌合)される。
以上により、第1補強部材52と第2補強部材56とが一体化され、閉断面構造とされた補強部材50が、フロントサイドメンバ14における前側屈曲部22の閉断面構造内に配置される。つまり、フロントサイドメンバ14における前側屈曲部22に、2重の閉断面構造が構成される。
なお、凸部57の下端内側は、テーパー面57Aとされているので、第1補強部材52と第2補強部材56との間に成形上のばらつきがあっても、第1補強部材52と第2補強部材56とが接近する動作に伴い、凸部57は、内壁52B及び外壁52Cの上端部の外面側に確実に配置される。
同様に、一対の爪部58Aの下端内側もテーパー面とされているので、第1補強部材52と第2補強部材56との間に成形上のばらつきがあっても、第1補強部材52と第2補強部材56とが接近する動作に伴い、膨出部54Bは、一対の爪部58A(嵌合リブ58)間に確実に挿入される。
つまり、ロアメンバ30とアッパメンバ40との接合に伴い、第1補強部材52に対して第2補強部材56が確実に挟持嵌合できる構成になっている。なお、図3に示されるように、凹部53に対する凸部57の嵌合位置、特に凹溝部54Aに対する爪部58Aの挟持嵌合位置は、フランジ部32、42よりもロアメンバ30側となっている。このように、被嵌合リブ54の高さが低めに形成されていると、被嵌合リブ54の強度(剛性)の低下が抑制される。
また、図2〜図4に示されるように、第1補強部材52の下壁52Aの内面側には、長手方向に並ぶ複数の補強リブ62が突設されている。各補強リブ62は、矩形平板状に形成されており、内壁52Bと被嵌合リブ54、及び外壁52Cと被嵌合リブ54とを一体に連結するようになっている。
なお、被嵌合リブ54を挟んで隣り合う補強リブ62は、長手方向で同一位置に形成されることが望ましいが、若干ずれていても構わない。また、図2に示されるように、補強リブ62は、少なくとも最大屈曲部P(正確な最大屈曲部Pから多少ずれた位置も含む)に突設されることが望ましい。更に、補強リブ62の板厚は、例えば被嵌合リブ54の板厚と同一か、それより若干薄く形成されていてもよい。
また、補強リブ62は、内壁52Bと被嵌合リブ54、及び外壁52Cと被嵌合リブ54とを互いに連結していればよく、下壁52Aに突設される構成に限定されるものではない。例えば補強リブ62の下端面と下壁52Aの内面との間に隙間が形成される構成とされていてもよい。
また、図2〜図4に示されるように、第2補強部材56の上壁56Aの内面側には、長手方向に並ぶ複数の補強リブ64が突設されている。各補強リブ64は、略矩形平板状に形成されており、内壁56Bと内側の嵌合リブ58、及び外壁56Cと外側の嵌合リブ58とを一体に連結するようになっている。
更に、一対の嵌合リブ58間における上壁56Aの内面側には、長手方向に並ぶ複数の隔壁リブ66が突設されている。隔壁部としての各隔壁リブ66は、矩形平板状に形成されており、内側の嵌合リブ58と外側の嵌合リブ58とを一体に連結するようになっている。そして、隔壁リブ66は、一対の爪部58Aが凹溝部54Aに係止(嵌合)されたときに、膨出部54Bに接触しない(非接触となる)高さに形成されている。
同様に、補強リブ64は、凸部57が凹部53に係止(嵌合)されたときに、内壁52B及び外壁52Cの上端部に接触しない(非接触となる)高さに形成されている。つまり、補強リブ64の内壁56B側及び外壁56C側には、内壁52B及び外壁52Cの上端部を許容するための切欠部64Aが形成されている。
なお、嵌合リブ58を挟んで隣り合う補強リブ64と隔壁リブ66とは、長手方向で同一位置に形成されることが望ましいが、若干ずれていても構わない。また、補強リブ64及び隔壁リブ66は、少なくとも最大屈曲部P(正確な最大屈曲部Pから多少ずれた位置も含む)に突設されることが望ましい。つまり、補強リブ64及び隔壁リブ66は、補強リブ62と長手方向で同一位置に形成されることが望ましいが、若干ずれていても構わない。
更に、補強リブ64及び隔壁リブ66の板厚は、例えば嵌合リブ58の板厚と同一か、それより若干薄く形成されていてもよい。また、補強リブ64は、内壁56Bと内側の嵌合リブ58、及び外壁56Cと外側の嵌合リブ58とを互いに連結していればよく、上壁56Aに突設される構成に限定されるものではない。例えば補強リブ64の上端面と上壁56Aの内面との間に隙間が形成される構成とされていてもよい。
また、補強リブ62、64及び隔壁リブ66は、最大屈曲部Pに1枚だけ突設される構成とされてもよく、補強リブ62、64は、1枚も突設されない構成とされてもよい。但し、補強リブ62の突設枚数に比例して第1補強部材52の強度(剛性)が向上され、補強リブ64の突設枚数に比例して第2補強部材56の強度(剛性)が向上されるので、補強リブ62、64は、長手方向に所定の間隔を空けて(例えば等間隔に)複数枚突設されることが望ましい。
また、第1補強部材52及び第2補強部材56は、例えば射出成形によって製造されるようになっており、繊維強化樹脂材の注入口であったゲート跡(図示省略)は、長手方向一端部側の中央部分に形成されている。つまり、この部位に相当する、金型(図示省略)のゲートから繊維強化樹脂材が流入されて第1補強部材52及び第2補強部材56が成形されることにより、下壁52A、内壁52B、外壁52C、及び上壁56A、内壁56B、外壁56Cにおける繊維の配向が、長手方向に沿うようになっている。
なお、上記した金型のゲートから繊維強化樹脂材が流入されることにより、被嵌合リブ54及び嵌合リブ58も一体に成形されるため、被嵌合リブ54及び嵌合リブ58における繊維の配向も、長手方向に沿うようになっている。つまり、第1補強部材52(被嵌合リブ54)及び第2補強部材56(嵌合リブ58)は、フロントサイドメンバ14に対して入力される荷重の入力方向に沿う長手方向に延在され、その長手方向に繊維が配向されている。
以上のような構成とされた第1実施形態に係る車両12の骨格構造10において、次にその作用について説明する。
フロントサイドメンバ14の前側屈曲部22よりも車体前方側の直状部分には、図示しないサスペンションメンバを吊り下げた状態に支持する支持部や、図示しないエンジン及びトランスミッション(パワーユニット)を吊り下げた状態に支持するエンジンマウントが設けられている。そのため、車両12の走行中には、車両12に生じる振動により、支持部やエンジンマウントを介して、フロントサイドメンバ14の直状部分に車体下方側へ向かう荷重が入力される。
ここで、前側屈曲部22は、予め屈曲形成されている部位であり、変形起点となる部位である。したがって、上記荷重の入力により、前側屈曲部22が折れ曲がるように弾性変形されることがあり、その弾性変形量が増大すると、車体の剛性が低下し、車両12に振動や騒音が発生したり、車両12の操縦安定性能が低下したりする。
しかしながら、上述の通り、前側屈曲部22には補強部材50が設けられている(図2参照)。したがって、前側屈曲部22が折れ曲がるように弾性変形すると、引張変形側であるアッパメンバ40の上壁44側に配置された第2補強部材56の上壁56Aが、その長手方向に沿って引っ張られるので、上壁56Aには、その引張力に対する反力が生じる。特に、その長手方向は繊維の配向方向でもあるので、長手方向が繊維の配向方向となっていない場合に比べて、強度(剛性)が向上され、強い反力を発生させることができる。
更に、この補強部材50の少なくとも最大屈曲部Pには、補強リブ62、64が形成されているので(図2〜図4参照)、補強部材50の強度(剛性)を向上させることができ、補強部材50の特に車幅方向における断面変形を抑制又は防止することができる。つまり、補強部材50が設けられる前側屈曲部22の車幅方向における断面変形を、その補強部材50によって抑制又は防止することができる。
したがって、前側屈曲部22の弾性変形領域の強度(剛性)はもちろん、塑性変形領域の強度(剛性)を向上させることができ、前側屈曲部22の折れ曲がるような弾性変形を抑制することができる。よって、車両12の走行時において、車両12に生じる振動や騒音、更には車両12の操縦安定性能の低下を抑制又は防止することができる。
また、図示しない障壁に車両12が前面衝突(フルラップ衝突やオフセット衝突)した場合には、図示しないフロントバンパリインフォースメントやクラッシュボックスを介して、その衝撃による荷重がフロントサイドメンバ14の前端部に入力され、前側屈曲部22が折れ曲がり変形されようとする。
ここで、フロントサイドメンバ14の前側屈曲部22には、上記したように、補強部材50が設けられて、塑性変形領域の強度(剛性)が向上されている。すなわち、第1補強部材52の被嵌合リブ54及び第2補強部材56の嵌合リブ58が荷重の入力方向に沿った長手方向に延在され、第2補強部材56の上壁56A及び嵌合リブ58の繊維の配向方向が、荷重の入力方向(長手方向)に沿っている。
したがって、第2補強部材56の上壁56A及び嵌合リブ58には、繊維の配向方向(長手方向)に沿った引張力に対する強い反力(抵抗力)を発生させることができる。そして、補強リブ64により、第2補強部材56の断面変形が抑制又は防止され、補強リブ62により、第1補強部材52の断面変形が抑制又は防止されている。
よって、フロントサイドメンバ14の前端部に衝突荷重が入力され、前側屈曲部22が折れ曲がり変形(特に下壁34及び下壁34の車幅方向両端部である稜線部34Aが車体上方側へ座屈変形)されようとしても、その折れ曲がり変形(座屈変形)が効果的に抑制される。
また、前側屈曲部22が折れ曲がり変形されようとすると、ロアメンバ30が圧縮変形され、第1補強部材52が第2補強部材56側へ移動するように変形される。これにより、被嵌合リブ54の膨出部54Bが隔壁リブ66に圧接(底突き)し、更に内壁52B及び外壁52Cの上端部が補強リブ64に圧接(底突き)するので、第1補強部材52(ロアメンバ30)から第2補強部材56(アッパメンバ40)へ効率よく荷重が伝達される。
したがって、車両12の前面衝突時において、前側屈曲部22の圧縮変形側(下壁34)における最大屈曲部Pに加えられる圧縮力が、隔壁リブ66に対する被嵌合リブ54(膨出部54B)の圧接(底突き)等によって低減され、その最大屈曲部Pにおける圧縮変形(曲げ変形)が緩和される。つまり、前側屈曲部22の折れ曲がり変形に対する耐力が大幅に向上される。
よって、車両12の前面衝突時において、前側屈曲部22よりも車体前方側のフロントサイドメンバ14の直状部分を、その軸方向(車体前後方向)に効率よく圧縮変形させる(潰れさせる)ことができ、入力された衝突荷重をフロントサイドメンバ14の直状部分で効率よく吸収することができる。
このように、第1実施形態に係る補強部材50によれば、フロントサイドメンバ14に入力された荷重によって折れ曲がり変形されようとする前側屈曲部22(折れ曲がり変形の発生が予測される部位)を局所的に効率よく補強することができるので、フロントサイドメンバ14の軸方向の圧縮変形不良及び前側屈曲部22の折れ曲がり変形量の増大に伴う衝突安全性能の低下を抑制又は防止することができる。
つまり、車両12の前面衝突時において、車室20の変形を抑制又は防止することができ、車室20の前後方向の空間を広く確保することができる。しかも、この補強部材50は、繊維強化樹脂製とされて軽量化されているため、板金等で補強されている構造に比べて、燃費を向上させることができるとともに、排気ガスを低減することができる。
また、この補強部材50は、ロアメンバ30とアッパメンバ40とが接合される動作に伴って、第1補強部材52と第2補強部材56とが嵌合されることにより、閉断面構造とされて、フロントサイドメンバ14の閉断面構造内に配設される。したがって、この補強部材50は、予め閉断面構造とされてフロントサイドメンバ14の閉断面構造内に設けられる構成に比べて、容易に配設することができ(容易に2重の閉断面構造を構成することができ)、その生産性を向上させることができる。
また、第1補強部材52に対して第2補強部材56が挟持嵌合することで閉断面構造の補強部材50が形成されるため、両者の嵌合(結合)強度を向上させることができる。そして、特に凹溝部54Aに対する爪部58Aの挟持嵌合位置がフランジ部32、42よりもロアメンバ30側となっているため、被嵌合リブ54の強度(剛性)の低下を抑制することができる。なお、後側屈曲部24やリアフロアサイドメンバ16における前側屈曲部及び後側屈曲部に補強部材50を設ける場合も同様である。
また、補強部材50は、繊維強化樹脂製とされて軽量化されているので、車両12の骨格を構成する閉断面構造の骨格部材のうち、予め屈曲成形されている部位ではなく、車両12の衝突時に折れ曲がり変形の発生が予測される全ての部位に設けることが可能である。例えば図1に示されるように、車体上下方向へ略直状に延在するセンターピラー26等の閉断面構造内に設けることが可能である。
予め屈曲成形されていない部位の一例であるセンターピラー26の閉断面構造内に補強部材50を設ける場合には、図4に示されるように、補強部材50を、その長手方向がセンターピラー26の長手方向(車体上下方向)に沿うように、略直状に形成すればよい。そして、車両12の側面衝突時に折れ曲がり変形が発生すると予測されるセンターピラー26の所定部位におけるアウタパネル(図示省略)の内面に第1補強部材52を接合し、インナパネル(図示省略)の内面に第2補強部材56を接合すればよい。
このような構成によれば、インナパネルとアウタパネルとの接合に伴い、第1補強部材52における凹部53、凹溝部54Aと、第2補強部材56における凸部57、爪部58Aとがそれぞれ嵌合するので、閉断面構造とされたセンターピラー26内に、閉断面構造とされた補強部材50が容易に配設される(容易に2重の閉断面構造が構成される)。
そして、車両12が側面衝突し、センターピラー26の所定部位が車幅方向内側へ折れ曲がり変形(座屈変形)すると、アウタパネル側が圧縮変形側となり、インナパネル側が引張変形側となるため、第2補強部材56が、その長手方向、即ち繊維の配向方向に沿って引っ張られる。これにより、第2補強部材56には、その引張力に対する強い反力(抵抗力)が生じるので、センターピラー26の車幅方向内側への折れ曲がり変形が抑制される。
更に、補強部材50は、補強リブ62、64によって車体前後方向における断面変形が抑制又は防止されているので、センターピラー26の車体前後方向における断面変形が抑制又は防止されている。つまり、補強リブ62、64を備えた補強部材50により、センターピラー26の車幅方向内側への折れ曲がり変形がより効果的に抑制されている。したがって、車両12の側面衝突時における車室20の変形をより効果的に抑制することができる。
<第2実施形態>
次に、第2実施形態について説明する。この第2実施形態では、補強部材50の形状が、第1実施形態における補強部材50とは異なっている。なお、第2実施形態において、上記第1実施形態と同等の部位には、同じ符号を付して詳細な説明(共通する作用も含む)は適宜省略する。また、この第2実施形態では、フロントサイドメンバ14の前側屈曲部22に設けられた補強部材50を例に採って説明する。
図5、図6に示されるように、第2実施形態に係る補強部材50は、第1補強部材52の内壁52B及び外壁52Cの上端面中央部に、所定深さの凹溝部60が長手方向に沿って形成されている。そして、第2補強部材56の内壁56B及び外壁56Cの下端面中央部には、その凹溝部60内に挿入(嵌合)される突出部70が長手方向に沿って形成されている。
また、凹溝部60の内面には、接着剤Jが塗布されており、突出部70の外面が凹溝部60の内面に接着剤Jによって接合されることにより、第2補強部材56の内壁56B及び外壁56Cの下端部が、第1補強部材52の内壁52B及び外壁52Cの上端部に強固に接合されるようになっている。
つまり、第2補強部材56の内壁56B及び外壁56Cの下端部と、第1補強部材52の内壁52B及び外壁52Cの上端部との接合強度が接着剤Jによって向上されるようになっており、補強部材50による骨格補強効果が高められるようになっている。
なお、凹溝部60の内面と突出部70の外面との間に隙間が形成されるように構成し、凹溝部60に対して突出部70を組み付けるときのばらつきを吸収するようにしてもよい。更に、その隙間を接着剤Jの貯留部として活用し、接着剤Jでの接合強度を安定化かつ高強度化するようにしてもよい。
また、第1補強部材52の下壁52Aにおける短手方向中央部には、上端部に凹溝部54Aや膨出部54Bが形成されない被嵌合リブ54が一体に突設されている。詳細には、この被嵌合リブ54は、図5に示される断面視で、上端部に行くに従って先細り形状となるように形成されている。
また、第2補強部材56の上壁56Aにおける短手方向中央部には、第1実施形態における嵌合リブ58よりも板厚の厚い嵌合リブ68が1枚だけ一体に突設されている。そして、嵌合リブ68の下端面中央部には、凹溝部68Aが長手方向に沿って形成されており、被嵌合リブ54の先細り形状とされた上端部が挿入(嵌合)可能になっている。
なお、凹溝部68Aの内面にも接着剤Jが塗布されており、被嵌合リブ54の上端部における外面が凹溝部68Aの内面に接着剤Jによって接合されることにより、被嵌合リブ54と嵌合リブ68とが強固に接合されるようになっている。つまり、被嵌合リブ54と嵌合リブ68との接合強度が向上されるようになっている。
以上のような構成とされた第2実施形態に係る補強部材50でも、上記第1実施形態と同等の作用効果が得られる。特に、フロントサイドメンバ14の前端部に衝突荷重が入力され、前側屈曲部22が折れ曲がり変形されようとすると、被嵌合リブ54が嵌合リブ68に圧接(底突き)するので、第1補強部材52(ロアメンバ30)から第2補強部材56(アッパメンバ40)へ効率よく荷重が伝達される。また、第2実施形態に係る補強部材50をセンターピラー26の閉断面構造内に設けるようにしてもよい。
以上、本実施形態に係る車両12の骨格構造10について、図面を基に説明したが、本実施形態に係る車両12の骨格構造10は、図示のものに限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において、適宜設計変更可能なものである。例えば、第1補強部材52側に一対の嵌合リブ58を設け、第2補強部材56側に被嵌合リブ54を設ける構成にしてもよい。
但し、深さの浅い(高さの低い)第2補強部材56側に、一対の嵌合リブ58を設ける方が、補強部材50を製造する歩留まり上有利となる。すなわち、第2補強部材56側に一対の嵌合リブ58を設ける方が、第1補強部材52及び第2補強部材56を成形する上で必要な繊維強化樹脂材料の量が少なくて済むので、コスト的に有利となる。
また、第1補強部材52及び第2補強部材56は、フロントサイドメンバ14やセンターピラー26等の骨格部材に接着剤Jによって接合される構成に限定されるものではなく、例えばボルト・ナットやリベット等の図示しない接合手段によって接合される構成とされてもよい。
更に、第1補強部材52及び第2補強部材56は、フロントピラー28(図1参照)のインナパネル及びアウタパネルに設けられてもよく、フロントサイドメンバ14やセンターピラー26、フロントピラー28等の骨格部材に、それぞれインサート成形やプリプレグ成形によって設けられる構成とされてもよい。
10 骨格構造
12 車両
14 フロントサイドメンバ(骨格)
30 ロアメンバ(第1骨格部材)
40 アッパメンバ(第2骨格部材)
50 補強部材
52 第1補強部材
53 凹部(被嵌合部)
54 被嵌合リブ
54A 凹溝部(被嵌合部)
56 第2補強部材
57 凸部(嵌合部)
58 嵌合リブ
58A 爪部(嵌合部)
62 補強リブ
64 補強リブ
66 隔壁リブ(隔壁部)

Claims (7)

  1. 車両の骨格の一部を構成する第1骨格部材と、
    前記第1骨格部材に接合されることで閉断面構造の前記骨格を構成する第2骨格部材と、
    被嵌合部を有して前記第1骨格部材の内側に接合された繊維強化樹脂製の第1補強部材と、
    嵌合部を有して前記第2骨格部材の内側に接合され、前記嵌合部が前記被嵌合部に嵌合されることにより、前記第1補強部材とで閉断面構造の補強部材を構成する繊維強化樹脂製の第2補強部材と、
    を備えた車両の骨格構造。
  2. 前記第1補強部材の被嵌合部は、被嵌合リブを含んで構成され、
    前記第2補強部材の嵌合部は、前記被嵌合リブを挟持嵌合する一対の嵌合リブを含んで構成されていることを特徴とする請求項1に記載の車両の骨格構造。
  3. 前記第2補強部材は、前記一対の嵌合リブの間に隔壁部を有することを特徴とする請求項2に記載の車両の骨格構造。
  4. 前記被嵌合リブに対する前記一対の嵌合リブの挟持嵌合位置は、前記第1骨格部材に対する前記第2骨格部材の接合位置よりも前記第1骨格部材側に位置していることを特徴とする請求項2又は請求項3に記載の車両の骨格構造。
  5. 前記嵌合部は、前記被嵌合部に接着剤によって接合されることを特徴とする請求項1に記載の車両の骨格構造。
  6. 前記第1補強部材及び前記第2補強部材は、長手方向に間隔を空けて並ぶ複数の補強リブを有することを特徴とする請求項1〜請求項5の何れか1項に記載の車両の骨格構造。
  7. 前記第1補強部材及び前記第2補強部材における繊維の配向は、長手方向に沿っていることを特徴とする請求項1〜請求項6の何れか1項に記載の車両の骨格構造。
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