JP2020083149A - 車両の荷重支持構造体 - Google Patents

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Abstract

【課題】車両と外部の物体との近接方向の相対移動が進んだときに、相対移動の後期に大きなエネルギー吸収効果を得ることができる車両の荷重支持構造体を提供する。【解決手段】荷重支持構造体は、荷重受け部材2と、荷重支持部材4と、を備える。荷重受け部材は、中空構造で、車両の一方向に延びる。荷重支持部材は、荷重受け部材と交差する方向に延び、荷重受け部材の延び方向に離間した複数個所に結合される。荷重受け部材には、当該荷重受け部材の車外側の壁の曲げ強度を高める曲げ補強部材12が設けられる。曲げ補強部材を含む車外側の壁部分から各荷重支持部材への荷重伝達経路にはエネルギー吸収部材13が設けられる。隣り合うエネルギー吸収部材の総耐荷重は、曲げ補強部材を含む車外側の壁部分2Aの曲げに対する耐荷重よりも小さく設定される。【選択図】図3

Description

本発明は、車両のサイドシル等の荷重支持構造体に関するものである。
車両の側部下方に配置されるサイドシルは、車幅方向に沿って配置される複数のクロスメンバの端部に結合されている。このような構造を持つ車両では、車外の物体からサイドシルに荷重が入力されると、入力荷重がサイドシルから複数のクロスメンバに伝達されるとともに、サイドシルの変形によって入力荷重のエネルギーが吸収される。
上記の荷重支持構造体は、中空構造の荷重受け部材(サイドシル)が、複数の荷重支持部材(クロスメンバ)に結合された構造である。この種の荷重支持構造体では、外部の物体から荷重受け部材に荷重が入力されたときに、荷重受け部材が早期に過大変形しないことが望まれる。この対策として、中空構造の荷重受け部材の壁を繊維強化樹脂等の補強部材に補強したものがある(例えば、特許文献1参照)。
欧州特許第2427362号明細書
しかし、補強部材で荷重受け部材の壁を補強した荷重支持構造体は、荷重受け部材の最大耐荷重が増大するものの、車外の物体からの入力荷重が早い段階で最大耐荷重を超えると、その後に急激にエネルギー吸収効果が低下することが懸念される。
そこで本発明は、車両と外部の物体との近接方向の相対移動が進んだときに、相対移動の後期に大きなエネルギー吸収効果を得ることができる車両の荷重支持構造体を提供しようとするものである。
本発明に係る車両の荷重支持構造体は、上記課題を解決するために、以下の構成を採用した。
即ち、本発明に係る車両の荷重支持構造体は、車両の一方向に延びる中空構造の荷重受け部材(例えば、実施形態のサイドシル2)と、前記荷重受け部材の延び方向と交差する方向に延び、前記荷重受け部材の延び方向に離間した複数個所に結合される荷重支持部材(例えば、実施形態のクロスメンバ4)と、を備え、前記荷重受け部材の車外側から入力された荷重を複数の前記荷重支持部材で支持する車両の荷重支持構造体において、前記荷重受け部材には、当該荷重受け部材の車外側の壁(例えば、実施形態のサイドシルアウタ2A)の曲げ強度を高める曲げ補強部材(例えば、実施形態の曲げ補強部材12)が設けられ、前記曲げ補強部材を含む前記車外側の壁部分から各前記荷重支持部材への荷重伝達経路にはエネルギー吸収部材(例えば、実施形態の板状構造体13)が設けられ、隣り合う前記エネルギー吸収部材の総耐荷重は、前記曲げ補強部材を含む前記車外側の壁部分の曲げに対する耐荷重よりも小さく設定されていることを特徴とする。
上記の構成において、車両と外部の物体との近接方向の相対移動に伴って、外部の物体から荷重受け部材に荷重が入力されると、エネルギー吸収部材が先に変形を開始し、エネルギー吸収部材の変形がある程度進んだ時点で荷重受け部材の車外側の壁部分(曲げ補強部材を含む。)の曲げ変形が開始する。これにより、前記相対移動の前期には、エネルギー吸収部材が入力荷重のエネルギーを吸収し、前記相対移動の後期には、曲げ補強部材を含む車外側の壁が入力荷重のエネルギーを主に吸収することになる。
前記曲げ補強部材は、繊維補強樹脂によって構成されることが望ましい。
この場合、軽量で、かつ成形性の良い構造でありながら、荷重受け部材の曲げ強度を効率良く高めることができる。
前記荷重受け部材は、当該荷重受け部材の延び方向と略直交する断面内に配置された隔壁(例えば、実施形態のスチフナ2C)によって車外側の空間部(例えば、実施形態の空間部10)と車内側の空間部(例えば、実施形態の空間部11)とに仕切られ、前記曲げ補強部材は、前記車外側の空間部の内部において前記車外側の壁に接合され、前記エネルギー吸収部材は、前記車内側の空間部に配置されるようにしても良い。
この場合、曲げ補強部材による車外側の壁の補強機能部と、エネルギー吸収部材によるエネルギー吸収機能部とが荷重受け部材の内部に集約して配置されることになる。したがって、本構成を採用することにより、荷重支持構造体のコンパクト化と外観の向上を図ることができる。
前記エネルギー吸収部材は、前記隔壁と前記荷重受け部材の車内側の壁の内面とに当接し、前記荷重支持部材は、荷重受け部材の車内側の壁の外面に結合されるようにしても良い。
この場合、エネルギー吸収部材が、荷重受け部材内の隔壁と荷重支持部材の間に直列に配置されるため、車体外部からの荷重の入力時にエネルギー吸収部材を効率良く変形させることができる。したがって、本構成を採用することにより、エネルギー吸収部材による第1段階のエネルギー吸収と、荷重受け部材の車外側の壁部分による第2段階のエネルギー吸収を確実に実行させることができる。
前記車外側の壁、または、前記曲げ補強部材には、前記隔壁の中央領域に向かって突出する突部(例えば、実施形態の突部12b)が設けられるようにしても良い。
この場合、外部からの荷重入力時に突部によってエネルギー吸収部材の中央領域に荷重を効率良く伝達することができる。
本発明によれば、外部から荷重受け部材に荷重が入力されたときに、第1段階としてエネルギー吸収部材が変形し、その後に曲げ補強部材を含む荷重受け部材の外側の壁が第2段階として変形するため、車両と外部の物体との近接方向の相対移動が進んだときに、相対移動の前期に車外側の壁部分が過大に曲げ変形するのを防止することができる。したがって、本発明によれば、前記相対移動の後期に大きなエネルギー吸収効果を得ることができる。
実施形態の車両の骨格部を示す斜視図である。 実施形態の荷重支持構造体を示す斜視図である。 実施形態の荷重支持構造体の図2のIII−III線に沿う断面図である。 実施形態の荷重支持構造体の変形挙動を模式的に示す説明図である。 実施形態の荷重支持構造体と比較例の荷重−変位特性図である。
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。図面において、矢印FRは車両の前方を指し、矢印UPは車両の上方を指し、矢印LHは車両の左側方を指すものとする。
図1は、本実施形態の車両1の骨格部を後部左斜め上方から見た図である。
本実施形態の車両1は、車体の左右の側部の下方に、車体前後方向に略沿って延びる一対のサイドシル2が配置されている。左右のサイドシル2にはフロアパネル3が架設されている。また、フロアパネル3の上面側と下面側には、車幅方向に略沿って延出して両端部が左右のサイドシル2に連結される複数のクロスメンバ4が配置されている。クロスメンバ4は、サイドシル2と交差する方向に延び、サイドシル2の延び方向に離間した複数個所に結合されている。なお、図1中の符号5は、車室内に配置された運転席側と助手席側のシートである。
本実施形態の荷重支持構造体は、サイドシル2とクロスメンバ4を主な要素して構成されている。本実施形態では、サイドシル2が荷重受け部材を構成し、クロスメンバ4が荷重支持部材を構成している。
図2は、サイドシル2とクロスメンバ4の結合部を示す斜視図であり、図3は、図2のIII−III線に沿う断面図である。
図2,図3に示すように、サイドシル2は、略ハット状断面のサイドシルアウタ2Aと、サイドシルインナ2Bとが、平板状のスチフナ2Cを挟んで相互に接合されている。サイドシル2は、車体前後方向に略沿うように内部が中空構造とされている。また、サイドシル2の内部は、鉛直方向に垂立するスチフナ2Cによって車外側の空間部10と車内側の空間部11とに隔成されている。
本実施形態では、サイドシルアウタ2Aが、荷重受け部材の車外側の壁を構成し、サイドシルインナ2Bが、荷重受け部材の車内側の壁を構成している。また、スチフナ2Cは、隔壁を構成している。
サイドシルアウタ2Aは、スチフナ2Cとサイドシルインナ2Bに接合される上下の接合フランジ2Afと、最も車両外側位置にて垂立して配置される外壁2Aoと、外壁2Aoと上下の各接合フランジ2Afを接続する上壁2Au、及び、下壁2Alと、を有している。
また、サイドシルインナ2Bは、スチフナ2Cとサイドシルアウタ2Aに接合される上下の接合フランジ2Bfと、最も車両内側位置にて垂立して配置される内壁2Biと、内壁2Biと上下の各接合フランジ2Bfを接続する上壁2Bu、及び、下壁2Blと、を有している。
サイドシルアウタ2Aの車外側の空間部10に臨む内面には、サイドシルアウタ2Aの壁の曲げ強度を高める曲げ補強部材12が接合されている。曲げ補強部材12は、鋼材等から成るサイドシルアウタ2Aよりも曲げ強度の高い材料によって形成されている。本実施形態では、曲げ補強部材12として、CFRP(Carbon Fiber Reinforced Plastics)等の繊維強化樹脂が用いられている。
曲げ補強部材12は、サイドシルアウタ2Aの上壁2Auと外壁2Aoの上部領域に亘る範囲と、サイドシルアウタ2Aの下壁2Alと外壁2Aoの下部領域に亘る範囲とに接着等によって接合されている。曲げ補強部材12は、サイドシルアウタ2Aに接合されるベース部12aと、ベース部12aからスチフナ2Cの上下方向の略中央領域に向かって突出する突部12bと、を有している。本実施形態の場合、曲げ補強部材12は、図3に示すように、断面略M字状に形成されている。曲げ補強部材12の突部12bの端面は、スチフナ2Cの車外側の面の中央領域に当接している。
サイドシルインナ2Bの上壁2Buと下壁2Blと内壁2Biの各外側面にはクロスメンバ4の端部が溶接等によって結合されている。また、サイドシルインナ2Bの内部のうちの、クロスメンバ4の延び方向の延長位置には、断面略コ字状、若しくは、ボックス状の板状構造体13が接合されている。板状構造体13は、鋼材等の金属材料から成り、車外側の端面がスチフナ2Cの車内側の面に当接している。板状構造体13は、スチフナ2Cの車内側の面に溶接しても良い。
本実施形態では、板状構造体13がエネルギー吸収部材を構成している。
ここで、サイドシルインナ2Bの内部には、結合されるクロスメンバ4と同数の板状構造体13がクロスメンバ4と対応する位置に取り付けられている。サイドシルインナ2Bの内部で隣り合う二つの板状構造体13の総耐荷重(二つの板状構造体13の耐荷重を合算した耐荷重)は、曲げ補強部材12を含むサイドシルアウタ2Aの曲げ(略水平方向の曲げ)に対する耐荷重よりも小さく設定されている。つまり、サイドシル2のうちの、一の板状構造体13の配置される位置と、それに隣接する板状構造体13の配置される位置との間の領域に外部から大荷重が入力されたときに、サイドシルアウタ2Aの曲げ変形の開始よりも先に、二つの板状構造体13が変形を開始するように設定されている。
図4は、サイドシル2が外部から荷重を受けたときのサイドシル2の変形挙動を(A),(B),(C)で順に示した模式的な説明図である。なお、図4中の符号50は、サイドシル2に向かって移動してくる外部の物体である。また、図5は、サイドシル2が外部から荷重を受けたときにおけるサイドシル2の車内側への変位と、サイドシル2で受け止める荷重の関係を示す特性図である。なお、図5中のAは、本実施形態の特性を示し、Bは、板状構造体13(エネルギー吸収部材)を持たない比較例の荷重支持構造体の特性を示す。
図4(A)に示すように、物体50がサイドシル2に近づいてくると、最初に物体50がサイドシルアウタ2Aの車外側面に当接する。このとき、サイドシルアウタ2Aには、長手方向に関して圧縮方向の荷重が作用し、サイドシルインナ2Bには、長手方向に関して伸長方向の荷重が作用する。
こうして、物体50からの荷重入力が進むと、図中5のP1の変位位置に達するまで板状構造体13の弾性的な変形が進行し、図5中のP1の変位位置に達すると、図4(B)に示すように、板状構造体13が塑性変形(潰れ変形)を開始する。板状構造体13の塑性変形は、図5中のP2の変位位置に達するまで続く。
そして、この状態から物体50からの荷重入力がさらに進行すると、曲げ補強部材12によって補強されたサイドシルアウタ2Aが、図4(C)に示すように曲げ変形を開始する。サイドシルアウタ2Aの曲げ変形が開始されると、変位の進行とともにサイドシルアウタ2Aの反力(荷重)が増大する。サイドシルアウタ2Aの反力(荷重)の増大は、入力荷重がサイドシルアウタ2Aの最大耐荷重(図5中のピーク点)に達するまで継続する。
図5中から明らかなように、特性Bの比較例では、位置P1とP2の間の変位範囲でサイドシルアウタ2Aに作用する荷重が最大耐荷重(ピーク点)となるが、本実施形態の構造では、位置P2を超えた変位範囲でサイドシルアウタ2Aに作用する荷重が最大耐荷重(ピーク点)となる。したがって、本実施形態の構造を採用した場合には、位置P2を超える変位範囲において、大きなエネルギー吸収効果を得ることができる。
以上のように、本実施形態の荷重支持構造体では、サイドシル2(荷重受け部材)に外部から荷重が入力されると、エネルギー吸収部材である板状構造体13が第1段階として変形し、その後に曲げ補強部材12によって補強されたサイドシルアウタ2Aが第2段階として変形する。このため、車両と外部の物体との近接方向の相対移動が進んだときに、相対移動の前期にサイドシルアウタ2Aが過大に曲げ変形するのを防止することができる。したがって、本実施形態の荷重支持構造体を採用した場合には、車両と外部の物体との近接方向の相対移動の後期に大きなエネルギー吸収効果を得ることができる。
特に、本実施形態の荷重支持構造体においては、曲げ補強部材12として繊維補強樹脂を採用しているため、曲げ補強部材12を軽量で、成形性の良い構造としつつも、サイドシルアウタ2Aの曲げ強度を効率良く高めることができる。
また、本実施形態の荷重支持構造体は、サイドシル2の内部がスチフナ2C(隔壁)によって車外側の空間部10と車内側の空間部11とに仕切られ、曲げ補強部材12が車外側の空間部10内でサイドシルアウタ2Aに接合され、板状構造体13が車内側の空間部11内に配置されている。このため、曲げ補強部材12によるサイドシルアウタ2Aの補強機能部と、板状構造体13によるエネルギー吸収機能部とがサイドシル2の内部に集約して配置される。したがって、本実施形態の構成を採用した場合には、荷重支持構造体をコンパクト化でき、外観の低下を防ぐことができる。
さらに、本実施形態の荷重支持構造体では、板状構造体13がスチフナ2Cとサイドシルインナ2Bの内面とに当接し、クロスメンバ4がサイドシルインナ2Bの外側面に結合されている。このため、エネルギー吸収部材である板状構造体13がスチフナ2Cとクロスメンバ4の間に直列に配置され、その結果、荷重入力時に板状構造体13を効率良く変形させることが可能になる。したがって、本実施形態の構成を採用した場合には、板状構造体13による第1段階のエネルギー吸収と、補強されたサイドシルアウタ2Aによる第2段階のエネルギー吸収を確実に実行させることができる。
また、本実施形態の荷重支持構造体では、スチフナ2Cの中央領域に向かって突出する突部12bが曲げ補強部材12に設けられているため、荷重入力時に突部12bによって板状構造体13の中央領域に荷重を効率良く伝達することができる。突部は、サイドシルアウタ2Aに形成することも可能である。しかし、本実施形態のように曲げ補強部材12に設けた場合には、突部12bの成形が容易になるとともに、高い剛性をもって板状構造体13の中央領域に荷重を伝達することができる。
なお、本発明は上記の実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々の設計変更が可能である。例えば、上記の実施形態では、本発明の荷重支持構造体をサイドシルとクロスメンバの連結部分に採用したが、本発明の荷重支持構造体は、フロントやリヤのサイドメンバとバンパビームとの連結部分等、車両上の他の部位にも適用可能である。
1…車両
2…サイドシル(荷重受け部材)
2A…サイドシルアウタ(車外側の壁)
2B…サイドシルインナ(車内側の壁)
2C…スチフナ(隔壁)
4…クロスメンバ(荷重支持部材)
12…曲げ補強部材
12b…突部
13…板状構造体(エネルギー吸収部材)

Claims (5)

  1. 車両の一方向に延びる中空構造の荷重受け部材と、
    前記荷重受け部材の延び方向と交差する方向に延び、前記荷重受け部材の延び方向に離間した複数個所に結合される荷重支持部材と、を備え、
    前記荷重受け部材の車外側から入力された荷重を複数の前記荷重支持部材で支持する車両の荷重支持構造体において、
    前記荷重受け部材には、当該荷重受け部材の車外側の壁の曲げ強度を高める曲げ補強部材が設けられ、
    前記曲げ補強部材を含む前記車外側の壁部分から各前記荷重支持部材への荷重伝達経路にはエネルギー吸収部材が設けられ、
    隣り合う前記エネルギー吸収部材の総耐荷重は、前記曲げ補強部材を含む前記車外側の壁部分の曲げに対する耐荷重よりも小さく設定されていることを特徴とする車両の荷重支持構造体。
  2. 前記曲げ補強部材は、繊維補強樹脂によって構成されていることを特徴とする車両の荷重支持構造体。
  3. 前記荷重受け部材は、当該荷重受け部材の延び方向と略直交する断面内に配置された隔壁によって車外側の空間部と車内側の空間部とに仕切られ、
    前記曲げ補強部材は、前記車外側の空間部の内部において前記車外側の壁に接合され、
    前記エネルギー吸収部材は、前記車内側の空間部に配置されていることを特徴とする請求項1または2に記載の車両の荷重支持構造体。
  4. 前記エネルギー吸収部材は、前記隔壁と前記荷重受け部材の車内側の壁の内面とに当接し、
    前記荷重支持部材は、荷重受け部材の車内側の壁の外面に結合されていることを特徴とする請求項3に記載の車両の荷重支持構造体。
  5. 前記車外側の壁、または、前記曲げ補強部材には、前記隔壁の中央領域に向かって突出する突部が設けられていることを特徴とする請求項3または4に記載の車両の荷重支持構造体。
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