JP2015040554A - 鞍乗り型車両の燃料供給装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】燃料噴射弁の一部を嵌合する取付け孔および燃料噴射弁締結ボスが形成される吸気管が、シリンダヘッドから車両前後方向に沿う一方側に延出するようにしてシリンダヘッドに接続され、燃料ホースの少なくとも一部が、燃料噴射弁の車両前後方向に沿う他方側を通るように配索されるとともに吸気管に取付けられる燃料ホース支持ステーで支持される鞍乗り型車両の燃料供給装置において、燃料ホース支持ステーの小型化および軽量化を図るとともに、燃料ホース支持ステーの剛性を確保する。【解決手段】燃料噴射弁締結ボス35cが、取付け孔54の車幅方向側方または車両前後方向に沿う他方側に位置するようにして吸気管35に形成され、燃料ホース支持ステー56を締結するステー締結ボス35dが、燃料噴射弁締結ボス35cから車両前後方向に沿う他方側に向けて突出するようにして吸気管35に形成される。【選択図】 図4

Description

本発明は、燃料噴射弁の一部を嵌合する取付け孔ならびに前記燃料噴射弁を締結するための燃料噴射弁締結ボスを有する吸気管が、車体フレームに支持されるエンジン本体のシリンダヘッドから車両前後方向に沿う一方側に延出するようにして前記シリンダヘッドに接続され、前記燃料噴射弁に接続される燃料ホースの少なくとも一部が、前記燃料噴射弁の前記車両前後方向に沿う他方側を通るように配索されるとともに、前記吸気管に取付けられる燃料ホース支持ステーで支持される鞍乗り型車両の燃料供給装置に関する。
シリンダヘッドに、該シリンダヘッドから後方に延出するようにして吸気管が接続され、該吸気管に設けられる取付け孔に燃料噴射弁の一端部が嵌合され、前記吸気管に設けられる燃料噴射弁締結ボスに、前記燃料噴射弁の他端部に装着される燃料ジョイントと、燃料ホース支持ステーの一端部とのボルトによる共締めで前記燃料噴射弁が固定され、前記燃料ホース支持ステーの他端部に、燃料ホースを支持するクランプが取付けられるようにした鞍乗り型車両の燃料供給装置が、特許文献1で知られている。
特許第3923420号公報
ところで、上記特許文献1で開示されるように、燃料噴射弁に接続される燃料ホースの少なくとも一部が車両前後方向に沿う前記燃料噴射弁の前方を通るように配索される必要がある場合には、燃料ホース支持ステーを吸気管から前方に向けて延出するようにに形成する必要がある。ところが、上記特許文献1で開示される構成では、燃料ホース支持ステーの吸気管への締結部位が、燃料噴射弁の一部を挿入させる取付け孔よりも後方に配置されているので、燃料噴射弁との干渉を回避しつつ燃料ホース支持ステーを前方に向けて延出させる必要があり、燃料ホース支持ステーの大型化および重量増加を招き易く、鞍乗り型車両のようにスペース確保が難しい車両にあっては不利となる。しかも燃料ホース支持ステーが長くなることによって、該燃料ホース支持ステーの吸気管への締結部位と、燃料ホース支持ステーへのクランプの取付け部位との間の距離が大きくなり、燃料ホース支持ステーの剛性が低下してしまう可能性もある。
本発明は、かかる事情に鑑みてなされたものであり、燃料ホース支持ステーの小型化および軽量化を図るとともに、燃料ホース支持ステーの剛性を確保し得るようにした鞍乗り型車両の燃料供給装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、燃料噴射弁の一部を嵌合する取付け孔ならびに前記燃料噴射弁を締結するための燃料噴射弁締結ボスを有する吸気管が、車体フレームに支持されるエンジン本体のシリンダヘッドから車両前後方向に沿う一方側に延出するようにして前記シリンダヘッドに接続され、前記燃料噴射弁に接続される燃料ホースの少なくとも一部が、前記燃料噴射弁の前記車両前後方向に沿う他方側を通るように配索されるとともに、前記吸気管に取付けられる燃料ホース支持ステーで支持される鞍乗り型車両の燃料供給装置において、前記燃料噴射弁締結ボスが、前記取付け孔の車幅方向側方または前記車両前後方向に沿う他方側に位置するようにして前記吸気管に形成され、前記燃料ホース支持ステーを締結するステー締結ボスが、前記燃料噴射弁締結ボスから前記車両前後方向に沿う他方側に向けて突出するようにして前記吸気管に形成されることを第1の特徴とする。
本発明は、第1の特徴の構成に加えて、前記燃料噴射弁締結ボスに設けられる燃料噴射弁締結孔と、前記ステー締結ボスに設けられるステー締結孔の軸線とが平行に設定されることを第2の特徴とする。
本発明は、第1または第2の特徴の構成に加えて、前記取付け孔を形成して前記吸気管に設けられる燃料噴射弁取付けボスの側方に前記燃料噴射弁締結ボスが配置され、前記ステー締結ボスが、前記燃料噴射弁取付けボスおよび前記燃料噴射弁締結ボスの少なくとも一方に一体に連なって形成されることを第3の特徴とする。
本発明は、第1〜第3の特徴の構成のいずれかに加えて、シリンダ軸線を車両前後方向で前上がりに傾斜させた前記エンジン本体が、収納ボックスの下方に配置されつつ前記車体フレームに揺動可能に支持され、前記ステー締結ボスが、車両前後方向で前記燃料噴射弁締結ボスから前下がりに傾斜して突出するように形成されることを第4の特徴とする。
本発明は、第4の特徴の構成に加えて、前記吸気管が、前記シリンダヘッドから車両前後方向に沿う後方側に延出するようにして前記シリンダヘッドに接続され、前記燃料噴射弁締結ボスおよび前記ステー締結ボスが、前記吸気管を前記シリンダヘッドに締結するための吸気管締結部よりも平面視で車両前後方向に沿う前方に配置されることを第5の特徴とする。
本発明は、第4または第5の特徴の構成に加えて、前記燃料ホースが、車両前後方向に沿う前記燃料噴射弁の後部に接続されることを第6の特徴とする。
本発明は、第1〜第6の特徴の構成のいずれかに加えて、前記ステー締結ボスに、該ステー締結ボスに設けられるステー締結孔の軸線まわりの前記燃料ホース支持ステーの動きを規制するようにして該燃料ホース支持ステーの係合部を係合させる係止部が設けられることを第7の特徴とする。
さらに本発明は、第4〜第7の特徴の構成のいずれかに加えて、前記燃料噴射弁締結ボスが、前記取付け孔の車幅方向一方側で前記吸気管に形成され、前記燃料噴射弁との電気的接続を得るためのカプラが、前記取付け孔に一部が挿入される前記燃料噴射弁の前記車幅方向他方側に設けられ、前記カプラに接続されるハーネスが、前記ステー締結ボスの下方を通って前記燃料噴射弁の車幅方向一方側に配索されることを第8の特徴とする。
本発明の第1の特徴によれば、シリンダヘッドに接続されて車両前後方向の一方側に延出する吸気管に、燃料噴射弁の一部を嵌合する取付け孔が形成されるとともに、燃料噴射弁を締結するための燃料噴射弁締結ボスが、取付け孔の車幅方向側方または車両前後方向に沿う他方側に位置するようにして形成され、ステー締結ボスが燃料噴射弁締結ボスから車両前後方向に沿う他方側に向けて突出するので、燃料噴射弁に接続される燃料ホースの少なくとも一部が車両前後方向に沿う燃料噴射弁の他方側を通るように配索される場合において、燃料ホース支持ステーを、燃料噴射弁との干渉が生じないようにしつつ車両前後方向に沿う他方側に向けて燃料噴射弁締結ボスから延出して燃料ホースを支持することができ、燃料ホース支持ステーの簡素化および小型化が可能となるとともに軽量化を図ることができ、しかもステー締結ボスが燃料噴射弁締結ボスから車両前後方向に沿う他方側に向けて突出する分だけ燃料ホース支持ステーを短くすることができ、燃料ホース支持ステーの剛性を確保した上で燃料ホースを支持することができる。
また本発明の第2の特徴によれば、燃料噴射弁締結孔およびステー締結孔の軸線が平行であることにより、燃料噴射弁の燃料噴射弁締結ボスへの締結作業ならびに燃料ホース支持ステーのステー締結ボスへの締結作業が容易となるとともに、燃料噴射弁締結孔およびステー締結孔の加工が容易となり、生産性が向上する。
本発明の第3の特徴によれば、取付け孔を形成する燃料噴射弁取付けボスおよび燃料噴射弁締結ボスが並んで配置され、燃料噴射弁取付けボスおよび燃料噴射弁締結ボスの少なくとも一方に一体に連なってステー締結ボスが形成されるので、燃料噴射弁取付けボスおよび燃料噴射弁締結ボスの少なくとも一方を利用してステー締結ボスの剛性を高めることができ、ステー締結ボスの突出量設定の自由度を高めることができる。
本発明の第4の特徴によれば、シリンダ軸線を前上がりに傾斜させたエンジン本体の上方に収納ボックスが配置されるが、ステー締結ボスが燃料噴射弁締結ボスから前下がりに傾斜して突出するので、ステー締結ボスに締結される燃料ホース支持ステーで燃料ホースを支持する部分がエンジン本体から上方に突出するのを抑制し、車体フレームに揺動可能に支持されるエンジン本体が揺動しても収納ボックスとの干渉を効果的に防止することができ、収納ボックスの容量増大を図ることもできる。
本発明の第5の特徴によれば、吸気管がシリンダヘッドから後方側に延出し、燃料噴射弁締結ボスおよびステー締結ボスがシリンダヘッドに吸気管を締結するための吸気管締結部よりも平面視で前方に在るので、燃料噴射弁締結ボスおよびステー締結ボスの吸気管締結部への干渉を回避しつつ、燃料噴射弁締結ボスに対する燃料噴射弁の着脱作業性、ステー締結ボスに対する燃料ホース支持ステーの着脱作業性、ならびにシリンダヘッドへの吸気管の着脱作業を締結作業性を高めることができる。
本発明の第6の特徴によれば、燃料ホースが燃料噴射弁の後部に接続されるので、燃料ホースの燃料噴射弁への接続部と、燃料噴射弁の前方での燃料ホース支持ステーへの燃料ホースの支持部との間の距離を比較的大きく設定することができ、燃料噴射弁の前方から後方にかけての燃料ホースの湾曲部の曲率半径を大きく設定することを可能とし、燃料ホースに折れや潰れが生じるのを効果的に防止することができる。
本発明の第7の特徴によれば、燃料ホース支持ステーの係合部をステー締結ボスの係止部に係合することによって、突出成形されたステー締結ボスに対して燃料ホース支持ステーを容易に位置決めして取付けることができる。
さらに本発明の第8の特徴によれば、取付け孔の車幅方向一方側に燃料噴射弁締結ボスが在り、取付け孔に一部が挿入される燃料噴射弁の燃料噴射弁取付けボスとは反対側にカプラが設けられ、カプラに接続されるハーネスがステー締結ボスの下方を通って燃料噴射弁締結ボス側に配索されるので、カプラおよびハーネスを、燃料噴射弁締結ボスおよびステー締結ボスの上部周囲から離れた位置に配置し、燃料噴射弁締結ボスおよびステー締結ボスに締結される締結部材の着脱作業時に工具によるハーネスの傷付きを効果的に防止することができる。
第1の実施の形態の自動二輪車の要部側面図である。 収納ボックスを省略した状態での図1の2矢視図である。 パワーユニットの要部側面図である。 図3の4矢視図である。 図3の5−5線断面図である。 吸気管の一部を図3の6矢視方向から見た図である。 第2の実施の形態の図6に対応した図である。 第3の実施の形態の図6に対応した図である。
以下、本発明の実施の形態について添付の図面を参照しながら説明する。
本発明の第1の実施の形態について図1〜図5を参照しながら説明すると、先ず図1において、この鞍乗り型車両は、乗車用シート11に座った乗員が足を載せるステップフロア12を有するスクータ型の自動二輪車であり、その車体フレームFの一部は、前記ステップフロア12を支持するロアフレーム部13aを有するメインフレーム13と、車幅方向に延びて前記ロアフレーム部13aの後端部に連結されるクロスパイプ14と、該クロスパイプ14に連結される左右一対のシートレール15とを備え、シートレール15は、前記クロスパイプ14から後上がりに延びる前半傾斜部15aと、該前半傾斜部15aよりも緩やかな角度で前半傾斜部の上端部から後上がりに延びる後半傾斜15b部とを一体に有し、左右一対のシートレール15の後端部間すなわち後半傾斜部15bの後端部間には第1のクロスメンバ16が設けられる。
図2および図3を併せて参照して、前記車体フレームFには、後輪WRを駆動する動力を発揮するパワーユニットPが支持されるものであり、このパワーユニットPは、空冷式のエンジンEと、該エンジンEからの回転動力を無段階に変速して前記後輪WRに伝達する変速機Mとを備える。
また空冷式である前記エンジンEのエンジン本体18は、そのシリンダ軸線Cを車両前後方向で前上がりに傾斜させつつ、左右一対のシートレール15の前部すなわち前半傾斜部15aの下部にそれぞれ設けられるブラケット23にリンク24を介して揺動可能に支持される。前記変速機Mを収容する変速機ケース25は前記エンジン本体18のクランクケース19に連設されて前記後輪WRの左側方まで延出され、この変速機ケース25の後端部に前記後輪WRの車軸26が回転可能に支持される。また右側の前記シートレール15の後部および前記変速機ケース25間にはリヤクッションユニット27が設けられる。
前記エンジン本体18が備えるシリンダボディ20およびシリンダヘッド21はシュラウド28で覆われる。前記シリンダヘッド21に接続される排気装置29は、前記シリンダヘッド21の下部側面に上流端が接続されるとともに前記パワーユニットPの下方を通って前記後輪WRの右側方に延出される排気管30と、前記後輪WRの右側で前記排気管30の下流端に接続される排気マフラー31とで構成される。
図4および図5を併せて参照して、前記シリンダヘッド21に接続される吸気装置33は、前記シリンダヘッド21の上部側面に設けられた吸気ポート32に通じるようにして前記シリンダヘッド21の上部側面にインシュレータ34を介して接続されて該シリンダヘッド21から車両前後方向に沿う一方側(この実施の形態では後方側)に延出する吸気管35と、該吸気管35の上流端に下流端が接続されるスロットルボディ36と、前記後側で前記変速機ケース25の上方に配置されるエアクリーナ37と、前記スロットルボディ36および前記エアクリーナ37間を結ぶコネクティングチューブ38とを備える。前記吸気ポート32に対応する位置で前記シュラウド28には前記吸気管35を貫通させる開口部39が設けられており、前記吸気管35には、前記インシュレータ34を介して前記シリンダヘッド21に接続された状態で前記開口部39の周縁全周に外方から接触する環状突部35aが一体に突設される。
前記吸気管35の前部には、外側方に張り出す吸気管締結部35bが一体に設けられており、この吸気管締結部35bに挿通される一対の第1のボルト40,40が前記インシュレータ34を貫通して前記シリンダヘッド21に螺合される。すなわち前記吸気管35はインシュレータ34との共締めで前記シリンダヘッド21に取付けられる。
左右一対の前記シートレール15における前半傾斜部15aの中間部間には、前記エンジン本体18がその前部に備えるヘッドカバー22を上方から跨ぐようにして上方に凸に湾曲した第2のクロスメンバ42が設けられており、前記エンジン本体18の上方には配置される収納ボックス43が第2のクロスメンバ42および左右一対の前記シートレール15に支持される。また左右一対のシートレール15の後部には、前記収納ボックス43の後方に配置される燃料タンク44が支持され、前記収納ボックス43および前記燃料タンク44を上方から覆う乗車用シート11が左右一対の前記シートレール15に支持される。
前記ヘッドカバー22には、前記エンジン本体18内からのブローバイガスを導くブローバイガス用還元管路45の一端が接続される。このブローバイガス用還元管路45は、平面視で前記吸気装置33の右側方を通って後方に配索され、さらに前記コネクティングチューブ38の中間部上方を跨ぐように配索された前記ブローバイガス用還元管路45の他端が前記エアクリーナ37に接続される。
また前記収納ボックス43の後側下部および前記燃料タンク44の前側下部間には、前記燃料タンク44で支持されるようにして車幅方向に延びるキャニスタ46が配置される。前記燃料タンク44内からの蒸発燃料を導くようにして前記燃料タンク44内に一端部を開放したチャージ管路47が前記燃料タンク44の後方から該燃料タンク44の下方を通って前記キャニスタ46の右端部に接続される。また前記キャニスタ46の右側方にはパージ制御弁48が固定配置されており、前記キャニスタ46の右端部に一端部が接続された第1のパージホース49の他端が前記パージ制御弁48の左端部に接続され、前記パージ制御弁48の右端部に接続された第2のパージホース50が、前記燃料タンク44の前方から前記吸気装置33の左側方を経て前記吸気管35に左側方から接続される。
前記吸気管35の前側上部には前記シリンダヘッド21の吸気ポート32に向けて燃料を噴出する燃料噴射弁51が取付けられており、この燃料噴射弁51に、前記燃料タンク44の天井壁44aに取付けられたポンプユニット52からの燃料を導く樹脂製の燃料ホース53が接続される。
しかも前記燃料ホース53の少なくとも一部は、前記燃料噴射弁51の車両前後方向に沿う他方側(この実施の形態では前方側)を通るように配索される。この実施の形態では、前記吸気管35に取付けられる前記燃料噴射弁51よりも後方側に配置される燃料タンク44の前記ポンプユニット52に接続される前記燃料ホース53は、平面視で前記吸気装置33の左側方を通って該吸気装置33の前方まで延び、さらに前記吸気装置33の前方から該吸気装置33の右側方まで回り込んで前記燃料噴射弁51に接続されており、燃料ホース53の一部が前記燃料噴射弁51の前方を通ることになる。
ところで前記燃料ホース53を前記吸気装置33の左側方から前方を通って右側方に回り込むように配索するのは、前記吸気装置33の上方を跨ぐように前記燃料ホース53を配索すると、スロットルボディ36やスロットルボディ36に取付けられる電装品と前記燃料ホース53との干渉が生じる可能性、ならびにスロットルボディ36の左側に配置される各種ハーネスおよび第2のパージホース50との干渉が生じる可能性があるからである。
図6を併せて参照して、前記吸気管35は、前記燃料噴射弁51の一部を嵌合する取付け孔54と、前記燃料噴射弁51を複数個たとえば2個の第2のボルト55,55で締結するための燃料噴射弁締結ボス35cとを有しており、前記燃料噴射弁締結ボス35cは、前記燃料噴射弁51が有する取付け部51aを重ねるようにしつつ、前記取付け孔54の車幅方向側方または前記車両前後方向に沿う他方側に位置するようにして前記吸気管35に形成されるものであり、この実施の形態では前記取付け孔54の車幅方向左側に位置するようにして前記吸気管35に形成される。
また前記吸気管35の前方で前記燃料ホース53は、前記吸気管35に形成されるステー締結ボス35dに取付けられる第1の燃料ホース支持ステー56で支持される。ところで吸気管35が前記シリンダヘッド21から車両前後方向に沿う一方側(この実施の形態では後方側)に延出するのに対して、前記ステー締結ボス35dは、前記燃料噴射弁締結ボス35cから前記車両前後方向に沿う他方側に向けて突出しており、この実施の形態では、ステー締結ボス35dは前記燃料噴射弁締結ボス35cから車両前後方向で前下がりに傾斜しつつ前方に向けて突出する。
前記取付け孔54は、前記吸気管35に一体に設けられる燃料噴射弁取付けボス35eに形成されており、この燃料噴射弁取付けボス35の側方、この実施の形態では車幅方向で燃料噴射弁取付けボス35の左側方に前記燃料噴射弁締結ボス35cが配置され、前記ステー締結ボス35dが、前記燃料噴射弁取付けボス35eおよび前記燃料噴射弁締結ボス35cの少なくとも一方、この実施の形態では両方に一体に連なって形成される。
しかも前記燃料噴射弁締結ボス35cおよび前記ステー締結ボス35dは、前記吸気管35を前記シリンダヘッド21に締結するための前記吸気管締結部35bよりも平面視で車両前後方向に沿う前方に配置される。
また前記燃料噴射弁締結ボス35cには、前記燃料噴射弁51の取付け部51aに挿通される2個の第2のボルト55,55をそれぞれ挿通するための2つの燃料噴射弁締結孔58,58が設けられており、それらの燃料噴射弁締結孔58,58の軸線と、第1の燃料ホース支持ステー56を取付けるための第3のボルト59を挿通するようにして前記ステー締結ボス35dに設けられるステー締結孔60の軸線とは平行に設定される。
第3のボルト59で前記ステー締結ボス35dに締結される第1の燃料ホース支持ステー56の先端部には、前記燃料ホース53のうち平面視で前記吸気管35の前方にある部分を挿通、保持するホルダ61が取付けられる。しかも前記ステー締結ボス35dには、該ステー締結ボス35dに設けられるステー締結孔60の軸線すなわち第3のボルト59の軸線まわりの前記燃料ホース支持ステー56の動きを規制するために、前記燃料ホース支持ステー56に設けられる係合部62を係合させる溝状の係止部63が設けられる。
前記燃料ホース53は、車両前後方向に沿う前記燃料噴射弁51の後部に接続コネクタ64を介して後方から接続される。また前記吸気管35および前記インシュレータ34を前記シリンダヘッド21に締結する2つの第1のボルト40,40のうち車幅方向右側に配置される第1のボルト40によって、第2の燃料ホース支持ステー66が前記吸気管35および前記インシュレータ34とともに前記シリンダヘッド21に締結されており、第2の燃料ホース支持ステー66の先端部に、前記燃料噴射弁51の右側方で前記燃料ホース53を嵌合、保持するホルダ67が取付けられる。
このように、第2の燃料ホース支持ステー66によって前記燃料ホース53のうち前記燃料噴射弁51の近傍の一部を保持することにより、前記燃料ホース53を前記燃料噴射弁51に接続する前記接続コネクタ64が不所望に回転することを防止することができ、また燃料ホース53の前記ブローバイガス用還元管路45との干渉を防止することができる。
ところで前記燃料噴射弁締結ボス35cが、前記取付け孔54の車幅方向左側に位置するようにして前記吸気管35に形成されるのに対して、前記燃料噴射弁51との電気的接続を得るためのカプラ68が、前記取付け孔54に一部が挿入される前記燃料噴射弁51の前記車幅方向右側に設けられ、前記カプラ68に接続されるハーネス69が前記ステー締結ボス35dの下方を通って前記燃料噴射弁51の車幅方向左側に配索される。
しかも前記ステー締結ボス35dの下方でエンジン本体18側、この実施の形態ではエンジン本体18を囲むシュラウド28に、前記ハーネス69の前方に向けて上方に突出する規制突部28aが突設されており、この形成突部28aおよび前記ステー締結ボス35dによって前記ハーネス69の位置が規制される。なおこの実施の形態ではエンジンEが空冷式のものであるので、前記規制突部28aが前記シュラウド28に突設されたが、エンジン本体18のシリンダヘッド21やヘッドカバー22に規制突部が設けられるようにしてもよい。
また一対のシートレール15,15のうち左側のシートレール15における前半傾斜部15aの長手方向中間部にはステー70が固着されており、このステー70に第4のボルト71で締結される第3の燃料ホース支持ステー72の先端部には、前記燃料ホース53のうち平面視で前記吸気装置33の左側方を通る部分を挿通、保持するホルダ73が取付けられる。
ところで前記燃料ホース53を前記燃料噴射弁51に後方から接続するのは、エンジン本体18の揺動に伴う燃料ホース53の揺動量を確保するために、燃料ホース53の車体フレームF側固定部すなわち第3の燃料ホース支持ステー72による支持部と、エンジンE側固定部すなわち第1の燃料ホース支持ステー56による支持部との間の長さを大きく確保する必要があるためであり、燃料ホース53を前方側から燃料噴射弁51に接続すると、燃料ホース53の揺動量を充分に確保することができなくなる。
次にこの第1の実施の形態の作用について説明すると、燃料噴射弁51の一部を嵌合する取付け孔54ならびに燃料噴射弁51を締結するための燃料噴射弁締結ボス35cを有する吸気管35が、エンジン本体18のシリンダヘッド21から車両前後方向に沿う後方側に延出するようにしてシリンダヘッド21に接続され、燃料噴射弁51に接続される燃料ホース53の少なくとも一部(この実施の形態では一部)が、前記燃料噴射弁51の前記車両前後方向に沿う前方側を通るように配索されるとともに、吸気管35に取付けられる第1の燃料ホース支持ステー56で支持されるのであるが、燃料噴射弁締結ボス35cが、前記取付け孔54の車幅方向左側方に位置するようにして前記吸気管35に形成され、第1の燃料ホース支持ステー56を締結するステー締結ボス35dが、前記燃料噴射弁締結ボス35cから前記車両前後方向に沿う前方側に向けて突出するようにして前記吸気管35に形成されるので、燃料噴射弁51に接続される燃料ホース53の少なくとも一部が車両前後方向に沿う燃料噴射弁51の前方側を通るように配索される場合において、第1の燃料ホース支持ステー56を、燃料噴射弁51との干渉が生じないようにしつつ車両前後方向に沿う前方側に向けて燃料噴射弁締結ボス35cから延出して燃料ホース53を支持することができ、第1の燃料ホース支持ステー56の簡素化および小型化が可能となるとともに軽量化を図ることができる。しかもステー締結ボス35dが燃料噴射弁締結ボス35cから車両前後方向に沿う前方側に向けて突出する分だけ第1の燃料ホース支持ステー56を短くすることができ、第1の燃料ホース支持ステー56の剛性を確保した上で燃料ホース53を支持することができる。
また燃料噴射弁締結ボス35cに設けられる一対の燃料噴射弁締結孔58,58と、前記ステー締結ボス35dに設けられるステー締結孔60の軸線とが平行に設定されるので、燃料噴射弁51の燃料噴射弁締結ボス35cへの締結作業ならびに第1の燃料ホース支持ステー56のステー締結ボス35dへの締結作業が容易となるとともに、燃料噴射弁締結孔58,58およびステー締結孔60の加工が容易となり、生産性が向上する。
また前記取付け孔54を形成して前記吸気管35に設けられる燃料噴射弁取付けボス35eの車幅方向左側に前記燃料噴射弁締結ボス35cが配置され、前記ステー締結ボス35dが、前記燃料噴射弁取付けボス35eおよび前記燃料噴射弁締結ボス35cに一体に連なって形成されるので、燃料噴射弁取付けボス35eおよび燃料噴射弁締結ボス35cを利用してステー締結ボス35dの剛性を高めることができ、ステー締結ボス35dの突出量設定の自由度を高めることができる。
またシリンダ軸線Cを車両前後方向で前上がりに傾斜させた前記エンジン本体18が、収納ボックス43の下方に配置されつつ車体フレームFに揺動可能に支持され、前記ステー締結ボス35dが、車両前後方向で前記燃料噴射弁締結ボス35cから前下がりに傾斜して突出するように形成されるので、ステー締結ボス35dに締結される第1の燃料ホース支持ステー56で燃料ホース53を支持する部分がエンジン本体18から上方に突出するのを抑制し、車体フレームFに揺動可能に支持されるエンジン本体18が揺動しても収納ボックス43との干渉を効果的に防止することができ、収納ボックス43の容量増大を図ることもできる。
また前記吸気管35が、前記シリンダヘッド21から車両前後方向に沿う後方側に延出するようにして前記シリンダヘッド21に接続され、前記燃料噴射弁締結ボス35cおよび前記ステー締結ボス35dが、前記吸気管35を前記シリンダヘッド21に締結するための吸気管締結部35bよりも平面視で車両前後方向に沿う前方に配置されるので、燃料噴射弁締結ボス35cおよびステー締結ボス35dの吸気管締結部35bへの干渉を回避しつつ、燃料噴射弁締結ボス35cに対する燃料噴射弁51の着脱作業性、ステー締結ボス35dに対する第1の燃料ホース支持ステー56の着脱作業性、ならびにシリンダヘッド21への吸気管35の着脱作業を締結作業性を高めることができる。
また前記燃料ホース53が、車両前後方向に沿う前記燃料噴射弁51の後部に接続コネクタ64を介して接続されるので、燃料ホース53の燃料噴射弁51への接続部と、燃料噴射弁51の前方での第1の燃料ホース支持ステー56への燃料ホース56の支持部との間の距離を比較的大きく設定することができ、燃料噴射弁51の前方から後方にかけての燃料ホース53の湾曲部の曲率半径を大きく設定することを可能とし、燃料ホース53に折れや潰れが生じるのを効果的に防止することができる。特に、この実施の形態で燃料ホース53は樹脂製のものであるため上記効果が一層顕著である。
また前記ステー締結ボス35dに、該ステー締結ボス35dに設けられるステー締結孔60の軸線まわりの第1の燃料ホース支持ステー56の動きを規制するようにして第1の燃料ホース支持ステー56の係合部62を係合させる係止部63が設けられるので、突出成形されたステー締結ボス35dに対して第1の燃料ホース支持ステー56を容易に位置決めして取付けることができる。
さらに前記燃料噴射弁締結ボス35cが、前記取付け孔54の車幅方向左側で前記吸気管35に形成され、前記燃料噴射弁51との電気的接続を得るためのカプラ68が、前記取付け孔54に一部が挿入される前記燃料噴射弁51の前記車幅方向右側に設けられ、前記カプラ68に接続されるハーネス69が、前記ステー締結ボス35dの下方を通って前記燃料噴射弁51の車幅方向左側に配索されるので、カプラ68およびハーネス69を、燃料噴射弁締結ボス35cおよびステー締結ボス35dの上部周囲から離れた位置に配置し、燃料噴射弁締結ボス35cおよびステー締結ボス35dに締結される第2および第3のボルト57,57;59の着脱作業時に工具によるハーネス69の傷付きを効果的に防止することができる。
本発明の第2の実施の形態として、図7で示すように、吸気管75に、取付け孔54が形成される燃料噴射弁締結ボス75eと、2つの燃料噴射弁締結孔58,58を有するとともに前記取付け孔54の左前方に位置するようにして燃料噴射弁取付けボス75eから左前方に延びる燃料噴射弁締結ボス75cと、前記燃料噴射弁取付けボス75eおよび前記燃料噴射弁締結ボス75cに一体に連なって前記燃料噴射弁締結ボス75cから前方に突出するように形成されるステー締結ボス75dとが設けられ、前記燃料噴射弁締結ボス75cおよび前記ステー締結ボス75dが、前記吸気管75をシリンダヘッド21(第1の実施の形態参照)に締結するための吸気管締結部75bよりも平面視で車両前後方向に沿う前方に配置されるようにしてもよい。
さらに本発明の第3の実施の形態として、図8で示すように、吸気管76に、取付け孔54が形成される燃料噴射弁締結ボス76eと、2つの燃料噴射弁締結孔58,58を有するとともに前記取付け孔54の前方に位置するようにして車幅方向に延びて燃料噴射弁取付けボス76eに連設される燃料噴射弁締結ボス76cと、前記燃料噴射弁締結ボス76cに一体に連なって形成されるステー締結ボス76dとが設けられ、前記燃料噴射弁締結ボス76cおよび前記ステー締結ボス76dが、前記吸気管76をシリンダヘッド21(第1の実施の形態参照)に締結するための吸気管締結部76bよりも平面視で車両前後方向に沿う前方に配置されるようにしてもよい。
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明は上記実施の形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明を逸脱することなく種々の設計変更を行うことが可能である。
たとえば上述の実施の形態では、吸気管35,75,76がシリンダヘッド21から車両前後方向後方に延びるようにしたが、車両前後方向前方に延びるようにしたものにも本発明を適用可能である。また上述の実施の形態では燃料ホース53を樹脂製としたが、ゴム製の燃料ホース53であってもよい。
18・・・エンジン本体
21・・・シリンダヘッド
35,75,76・・・吸気管
35b,75b,76b・・・吸気管締結部
35c,75c,76c・・・燃料噴射弁締結ボス
35d,75d,76d・・・ステー締結ボス
35e,75e,76e・・・燃料噴射弁取付けボス
43・・・収納ボックス
51・・・燃料噴射弁
53・・・燃料ホース
54・・・取付け孔
56・・・燃料ホース支持ステー
58・・・燃料噴射弁締結孔
60・・・ステー締結孔
62・・・係合部
63・・・係止部
68・・・カプラ
69・・・ハーネス
C・・・シリンダ軸線
F・・・車体フレーム

Claims (8)

  1. 燃料噴射弁(51)の一部を嵌合する取付け孔(54)ならびに前記燃料噴射弁(51)を締結するための燃料噴射弁締結ボス(35c,75c,76c)を有する吸気管(35,75,76)が、車体フレーム(F)に支持されるエンジン本体(18)のシリンダヘッド(21)から車両前後方向に沿う一方側に延出するようにして前記シリンダヘッド(21)に接続され、前記燃料噴射弁(51)に接続される燃料ホース(53)の少なくとも一部が、前記燃料噴射弁(51)の前記車両前後方向に沿う他方側を通るように配索されるとともに、前記吸気管(35)に取付けられる燃料ホース支持ステー(56)で支持される鞍乗り型車両の燃料供給装置において、前記燃料噴射弁締結ボス(35c,75c,76c)が、前記取付け孔(54)の車幅方向側方または前記車両前後方向に沿う他方側に位置するようにして前記吸気管(35,75,76)に形成され、前記燃料ホース支持ステー(56)を締結するステー締結ボス(35d,75d,76d)が、前記燃料噴射弁締結ボス(35c,75c,76c)から前記車両前後方向に沿う他方側に向けて突出するようにして前記吸気管(35,75,76)に形成されることを特徴とする鞍乗り型車両の燃料供給装置。
  2. 前記燃料噴射弁締結ボス(35c,75c,76c)に設けられる燃料噴射弁締結孔(58)と、前記ステー締結ボス(35d,75d,76d)に設けられるステー締結孔(60)の軸線とが平行に設定されることを特徴とする請求項1に記載の鞍乗り型車両の燃料供給装置。
  3. 前記取付け孔(54)を形成して前記吸気管(35)に設けられる燃料噴射弁取付けボス(35e,75e,76e)の側方に前記燃料噴射弁締結ボス(35c,75c,76c)が配置され、前記ステー締結ボス(35d,75d,76d)が、前記燃料噴射弁取付けボス(35e,75e,76e)および前記燃料噴射弁締結ボス(35c,75c,76c)の少なくとも一方に一体に連なって形成されることを特徴とする請求項1または2に記載の鞍乗り型車両の燃料供給装置。
  4. シリンダ軸線(C)を車両前後方向で前上がりに傾斜させた前記エンジン本体(18)が、収納ボックス(43)の下方に配置されつつ前記車体フレーム(F)に揺動可能に支持され、前記ステー締結ボス(35d,75d,76d)が、車両前後方向で前記燃料噴射弁締結ボス(35c,75c,76c)から前下がりに傾斜して突出するように形成されることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の鞍乗り型車両の燃料供給装置。
  5. 前記吸気管(35,75,76)が、前記シリンダヘッド(21)から車両前後方向に沿う後方側に延出するようにして前記シリンダヘッド(21)に接続され、前記燃料噴射弁締結ボス(35c,75c,76c)および前記ステー締結ボス(35d,75d,76d)が、前記吸気管(35,75,76)を前記シリンダヘッド(21)に締結するための吸気管締結部(35b,75b,76b)よりも平面視で車両前後方向に沿う前方に配置されることを特徴とする請求項4に記載の鞍乗り型車両の燃料供給装置。
  6. 前記燃料ホース(53)が、車両前後方向に沿う前記燃料噴射弁(51)の後部に接続されることを特徴とする請求項4または5記載の鞍乗り型車両の燃料供給装置。
  7. 前記ステー締結ボス(35d,75d,76d)に、該ステー締結ボス(35d,75d,76d)に設けられるステー締結孔(60)の軸線まわりの前記燃料ホース支持ステー(56)の動きを規制するようにして該燃料ホース支持ステー(56)の係合部(62)を係合させる係止部(63)が設けられることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の鞍乗り型車両の燃料供給装置。
  8. 前記燃料噴射弁締結ボス(35c)が、前記取付け孔(54)の車幅方向一方側で前記吸気管(35)に形成され、前記燃料噴射弁(51)との電気的接続を得るためのカプラ(68)が、前記取付け孔(54)に一部が挿入される前記燃料噴射弁(51)の前記車幅方向他方側に設けられ、前記カプラ(68)に接続されるハーネス(69)が、前記ステー締結ボス(35d)の下方を通って前記燃料噴射弁(51)の車幅方向一方側に配索されることを特徴とする請求項4〜7のいずれか1項に記載の鞍乗り型車両の燃料供給装置。
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