JP2015040150A - 略球状シリコン粉の製造方法および略球状シリコン粉 - Google Patents
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Abstract
Description
シーメンス法は、三塩化珪素を水素で還元する水素還元法であるため、水素に関連する設備を必要とするとともに、工程数が多く、反応速度も遅い。また、反応で副次的に生成する四塩化珪素の処理も必要なため、コストが高くなることは避けられない。
[1]亜鉛ガスと四塩化珪素ガスとを、酸素源ガスの存在下で反応させてシリコンを製造する工程を含み、前記酸素源ガスが、前記亜鉛ガス1モルに対して酸素原子換算で2×10-5〜2×10-3モルとなる量で供給されることを特徴とする略球状シリコン粉の製造方法。
[2]亜鉛ガスと、前記亜鉛ガス1モルに対して酸素原子換算で2×10-5〜2×10-3モルの酸素源ガスとを混合して混合ガスを得る工程(2)、および
前記工程(2)で得られた混合ガスと四塩化珪素ガスとを接触させ、前記混合ガス中の亜鉛ガスと前記四塩化珪素ガスとを反応させてシリコンを製造する工程(3)
を含むことを特徴とする、[1]に記載の略球状シリコン粉の製造方法。
[4]前記工程(4)で分離された排ガス中の塩化亜鉛から亜鉛と塩素ガスとを分離回収する工程(5)をさらに含み、
前記工程(5)で分離回収された亜鉛を、前記工程(3)で用いられる亜鉛の少なくとも一部として使用し、かつ前記工程(5)で分離回収された塩素ガスを、前記工程(3)で用いられる四塩化珪素ガスを製造するための塩化剤の少なくとも一部として使用することを特徴とする[3]に記載の略球状シリコン粉の製造方法。
[5]前記混合ガスが、ミスト状亜鉛含有ガスであることを特徴とする[2]〜[4]のいずれか1項に記載の略球状シリコン粉の製造方法。
前記工程(1)で得られた亜鉛ガスと、前記亜鉛ガス1モルに対して酸素原子換算で2×10-5〜2×10-3モルの酸素源ガスとを混合して混合ガスを得る工程(2)、
前記工程(2)で得られた混合ガスと四塩化珪素ガスとを接触させ、前記混合ガス中の亜鉛ガスと前記四塩化珪素ガスとを反応させてシリコンを製造する工程(3)、
前記工程(3)で製造されたシリコンと、前記工程(3)で副生された塩化亜鉛を含む排ガスとの混合物を反応系の外に排出した後、前記混合物から前記排ガスを分離して前記シリコンを回収する工程(4)、および
前記工程(4)で分離された排ガス中の塩化亜鉛から亜鉛と塩素ガスとを分離回収する工程(5)を含み、
前記工程(5)で分離回収された亜鉛を、前記工程(3)で用いられる亜鉛の少なくとも一部として使用し、かつ前記工程(5)で分離回収された塩素ガスを、前記工程(3)で用いられる四塩化珪素ガスを製造するための塩化剤の少なくとも一部として使用することを特徴とする略球状シリコン粉の製造方法。
[8]前記反応が縦型反応器を用いて行われることを特徴とする[1]〜[7]のいずれかに記載の略球状シリコン粉の製造方法。
[9]前記酸素源ガスが、酸素ガスおよび水蒸気からなる群より選ばれる少なくとも1種であることを特徴とする[1]〜[8]のいずれかに記載の略球状シリコン粉の製造方法。
[10]前記略球状シリコン粉の一次粒子の平均粒子径が1〜100μmであることを特徴とする[1]〜[9]のいずれかに記載の略球状シリコン粉の製造方法。
[11]前記略球状シリコン粉の一次粒子の中心部が空洞であることを特徴とする[1]〜[10]のいずれかに記載の略球状シリコン粉の製造方法。
[12]前記略球状シリコン粉の一次粒子が、その中心部から放射状に伸びた針状結晶の集合体であり、多孔性であることを特徴とする[1]〜[11]のいずれかに記載の略球状シリコン粉の製造方法。
[14]一次粒子が多孔性であることを特徴とする[13]に記載の略球状シリコン粉。
[15]一次粒子が、その中心部から放射状に伸びた針状結晶の集合体であることを特徴とする[13]または[14]に記載の略球状シリコン粉。
[16]一次粒子の平均粒子径が1〜100μmであることを特徴とする[13]〜[15]のいずれかに記載の略球状シリコン粉。
[17]前記空洞の最大直径が、一次粒子の最大直径の10〜40%であることを特徴とする[13]〜[16]のいずれかに記載の略球状シリコン粉。
[18][13]〜[17]のいずれかに記載の略球状シリコン粉を用いたことを特徴とするリチウム電池の負極。
[19][13]〜[17]のいずれかに記載の略球状シリコン粉を用いたことを特徴とする太陽電池。
本発明は、亜鉛蒸発器4において、溶融亜鉛を蒸発させて亜鉛ガスを製造することが好ましい。亜鉛の蒸発は、不活性ガスの存在下、溶融亜鉛の液温を亜鉛の沸騰する温度付近である907〜1200℃に加熱することにより行う。上記温度範囲では、亜鉛の融点は907℃であることから、亜鉛蒸気が発生する。亜鉛の加熱手段として、容器外部に設置された高周波電源を用いると効率的である。このように亜鉛ガスを製造する工程を含むと、亜鉛還元法において、シリコン製造後、液体または固体として回収された亜鉛を再利用することができるため好ましい。
亜鉛蒸発器4と還元反応器1とをつなぐ配管の一部に、酸素源ガスの導入口が設けられている。この導入口から酸素源ガスを導入し、工程(1)で製造された亜鉛ガスに混合して混合ガスを得る。
このとき、酸素源ガスは、還元反応器に供給する亜鉛ガス1モルに対して、酸素原子換算で2×10-5〜2×10-3モル、好ましくは3×10-5〜2×10-3モル、より好ましくは3.5×10-5〜1×10-3モルとなる量で導入する。酸素源ガスの量が前記範囲あると、針状シリコンの生成に優先して略球状シリコン粉が生成され、またシリカが生成することもない。ここで、酸素原子換算の酸素源ガスの量とは、酸素源ガスを構成する酸素含有化合物1分子中に含まれる酸素原子の数を酸素源ガスのモル数に乗じた量である。たとえば酸素源として酸素を1モル導入した場合、酸素1分子には酸素原子が2個存在するから、酸素原子換算の量にすると、2モル導入したことになる。
還元反応器1の上部天板に備えられた亜鉛ガス供給ノズル2から、工程(2)で得られた混合ガスを還元反応器1内に導入する。還元反応器1に導入される際の、混合ガスの温度は、亜鉛供給配管内で亜鉛が液化することを防ぐという操業上の観点および配管に用いられる石英の失透を防ぐ等の装置上の観点から、950〜1100℃が好ましく、950〜1080℃がより好ましく、1000〜1070℃がさらに好ましい。還元反応器1への混合ガスの供給速度は特に限定されないが、四塩化珪素ガスの流れを乱さないようにする観点から、亜鉛ガス供給ノズル2出口の流速が15000mm/s以下であることが好ましく、5000〜12000mm/sであることがより好ましく、5000〜10000mm/sであることがさらに好ましい。
SiCl4 + 2Zn → Si + 2ZnCl2 ・・・・ (I)
以上のとおり、本発明によれば、針状または樹脂状のシリコン成長が抑制され、優先的に略球状シリコン粉が形成される。
本発明は、工程(3)で得られた、前記反応(I)の生成物であるシリコンと、前記反応(I)の副生成物である塩化亜鉛ならびに未反応の亜鉛および四塩化珪素を含む排ガスとの混合物が、前記還元反応器1の下部側面または底面に設けられた排ガス出口6から還元反応器1の外へ排出されることが好ましい。このようにシリコンが排ガスとともに還元反応器1から排出されるのは、シリコンが微細な粉体状であり、かつ従来のように反応器1の四塩化珪素ガス供給ノズル3に付着して集合体を形成しないからである。
本発明は、工程(4)において、前記混合物からシリコンを分離して除いた排ガスから再利用可能な成分を回収することが好ましい。
回収された成分は、亜鉛還元法の原料として再利用されることが好ましい。
具体的には、回収された亜鉛は、亜鉛還元法の還元剤の少なくとも一部として再利用される。また、回収された塩素ガスは、金属シリコンと反応させることにより四塩化珪素を製造するための塩化剤の少なくとも一部として再利用される。塩化剤を用いて製造された四塩化珪素は、蒸留精製して高純度化した後、亜鉛還元法の原料の少なくとも一部とする。
以下の実施例および比較例では、図1に模式的に示すような縦型亜鉛還元反応器を用いた。還元反応器は、内径900mm、高さ4000mmの石英製円筒容器であり、その外側に加熱器(図示せず)を配して反応器を加熱する構造となっている。反応器の上部天板には内径128mmの亜鉛ガス供給ノズル1本が設置されるとともに、その周囲に内径36mmの四塩化珪素ガス供給ノズル30本が均等間隔になるように設置されている。還元反応器は、反応器外部にある亜鉛蒸発器と配管により結合されており、該配管には酸素源ガス導入口が設けられている。還元反応器の側面の下部には、内径400mmの排ガス出口が設置されている。還元反応器の外には、排ガス出口と配管により結合されているサイクロンが備えられている。
ミスト状亜鉛の確認は、SEM(日立ハイテク社製走査型電子顕微鏡(S3400))を使用した。
950℃の縦型亜鉛還元反応器において、四塩化珪素ガス供給ノズルには1100℃に過熱した四塩化珪素ガスを170kg/hの量および1000mm/sの速度で供給した。また、亜鉛蒸発器から1050℃に過熱されて110kg/hの量および1200mm/sの速度で亜鉛蒸発器と還元反応器をつなぐ配管に供給された亜鉛ガスに、酸素源ガス導入口から、還元反応器に供給する亜鉛ガス1モルに対して酸素原子換算で4×10-5モルの量であって、窒素ガスで100倍に希釈した酸素ガス(希釈後の温度1000℃)を、500mm/sの速度で導入して、亜鉛ガスと酸素ガスとの混合ガス(1050℃)にした。前記混合ガスを亜鉛ガス供給ノズルから、8000mm/sの速度で、また110kg/hの量で還元反応器内に供給した。還元反応器内の圧力は、0.05kPaGであった。サイクロンは稼働させていた。
回収されたシリコン粉のほとんどが、図2および図3に示すように一次粒子が略球状のシリコンであった。得られたシリコン粉の90%以上は、一次粒子の平均粒子径が3〜30μmの範囲にあり、80%以上は、一次粒子の平均粒子径が5〜20μmの範囲にある微細粉体であった。シリコン粉の90%以上は、図4に示すように中心部から放射状に針状結晶が成長して集合しており、多孔性で、中心部に一次粒子の最大直径の10〜30%である最大直径を有する略球状の空洞が存在していた。
サイクロンでシリコンを分離した排ガスを500℃に冷却して回収した塩化亜鉛は、溶融塩電解にかけて亜鉛および塩素ガスを回収した。回収された亜鉛は亜鉛ガスの原料として、回収された塩素ガスは四塩化珪素ガス製造のための塩化剤として再利用した。
酸素ガスの代わりに、酸素源ガス導入口から還元反応器に供給する亜鉛ガス1モルに対して酸素原子換算で5×10-5モルの量であって、アルゴンガスで50倍に希釈した水蒸気(希釈後の温度1000℃)を、1000mm/sの速度で導入して、亜鉛ガスと水蒸気との混合ガス(1050℃)として反応器内に導入したこと以外は実施例1と同様の操作を行った。そして、還元反応器にガスの供給を開始して7時間経過後、上記反応操作を止めることなく、サイクロンの底部から、堆積しているシリコン粉の一部50gを回収した。
また、亜鉛蒸発器と還元反応器をつなぐ配管中には、最大直径が1〜10μmの範囲にある略球形のミスト状の亜鉛が、SEMにより観察された。
酸素源ガス導入口から還元反応器に供給する亜鉛ガス1モルに対して酸素原子換算で4×10-6モルの量であって、窒素ガスで100倍希釈した酸素ガス(希釈後の温度1000℃)を導入して、亜鉛ガスとともに還元反応器内に供給したこと以外は実施例1と同様の操作を行った。
また、本発明のシリコン粉の一次粒子は、略球状で、好ましくは中心部からサブミクロンの針状シリコンが放射状に形成されて集合した、多孔性で、中心部には空洞が存在する特徴的な形状を有することから、工業的にさまざまな用途が期待される。
2:亜鉛ガス供給ノズル
3:四塩化珪素ガス供給ノズル
4:亜鉛蒸発器
5:四塩化珪素蒸発器
6:排ガス出口
7:ガス分離機
A:亜鉛
B: 酸素源ガス
C:四塩化珪素
D:排ガス
E:略球状シリコン粉
Claims (19)
- 亜鉛ガスと四塩化珪素ガスとを、酸素源ガスの存在下で反応させてシリコンを製造する工程を含み、前記酸素源ガスが、前記亜鉛ガス1モルに対して酸素原子換算で2×10-5〜2×10-3モルとなる量で供給されることを特徴とする略球状シリコン粉の製造方法。
- 亜鉛ガスと、前記亜鉛ガス1モルに対して酸素原子換算で2×10-5〜2×10-3モルの酸素源ガスとを混合して混合ガスを得る工程(2)、および
前記工程(2)で得られた混合ガスと四塩化珪素ガスとを接触させ、前記混合ガス中の亜鉛ガスと前記四塩化珪素ガスとを反応させてシリコンを製造する工程(3)
を含むことを特徴とする、請求項1に記載の略球状シリコン粉の製造方法。 - 前記工程(3)で製造されたシリコンと、前記工程(3)で副生された塩化亜鉛を含む排ガスとの混合物を反応系の外に排出した後、前記混合物から前記排ガスを分離して前記シリコンを回収する工程(4)をさらに含むことを特徴とする、請求項1または2に記載の略球状シリコン粉の製造方法。
- 前記工程(4)で分離された排ガス中の塩化亜鉛から亜鉛と塩素ガスとを分離回収する工程(5)をさらに含み、
前記工程(5)で分離回収された亜鉛を、前記工程(3)で用いられる亜鉛の少なくとも一部として使用し、かつ前記工程(5)で分離回収された塩素ガスを、前記工程(3)で用いられる四塩化珪素ガスを製造するための塩化剤の少なくとも一部として使用することを特徴とする請求項3に記載の略球状シリコン粉の製造方法。 - 前記混合ガスが、ミスト状亜鉛含有ガスであることを特徴とする請求項2〜4のいずれか1項に記載の略球状シリコン粉の製造方法。
- 亜鉛を蒸発させて亜鉛ガスを製造する工程(1)、
前記工程(1)で得られた亜鉛ガスと、前記亜鉛ガス1モルに対して酸素原子換算で2×10-5〜2×10-3モルの酸素源ガスとを混合して混合ガスを得る工程(2)、
前記工程(2)で得られた混合ガスと四塩化珪素ガスとを接触させ、前記混合ガス中の亜鉛ガスと前記四塩化珪素ガスとを反応させてシリコンを製造する工程(3)、
前記工程(3)で製造されたシリコンと、前記工程(3)で副生された塩化亜鉛を含む排ガスとの混合物を反応系の外に排出した後、前記混合物から前記排ガスを分離して前記シリコンを回収する工程(4)、および
前記工程(4)で分離された排ガス中の塩化亜鉛から亜鉛と塩素ガスとを分離回収する工程(5)を含み、
前記工程(5)で分離回収された亜鉛を、前記工程(3)で用いられる亜鉛の少なくとも一部として使用し、かつ前記工程(5)で分離回収された塩素ガスを、前記工程(3)で用いられる四塩化珪素ガスを製造するための塩化剤の少なくとも一部として使用することを特徴とする略球状シリコン粉の製造方法。 - 連続式で行うことを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の略球状シリコン粉の製造方法。
- 前記反応が縦型反応器を用いて行われることを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載の略球状シリコン粉の製造方法。
- 前記酸素源ガスが、酸素ガスおよび水蒸気からなる群より選ばれる少なくとも1種であることを特徴とする請求項1〜8のいずれか1項に記載の略球状シリコン粉の製造方法。
- 前記略球状シリコン粉の一次粒子の平均粒子径が1〜100μmであることを特徴とする請求項1〜9のいずれか1項に記載の略球状シリコン粉の製造方法。
- 前記略球状シリコン粉の一次粒子の中心部が空洞であることを特徴とする請求項1〜10のいずれか1項に記載の略球状シリコン粉の製造方法。
- 前記略球状シリコン粉の一次粒子が、その中心部から放射状に伸びた針状結晶の集合体であり、多孔性であることを特徴とする請求項1〜11のいずれか1項に記載の略球状シリコン粉の製造方法。
- 一次粒子の中心部が空洞であることを特徴とする、請求項1〜12のいずれか1項に記載の製造方法により製造される略球状シリコン粉。
- 一次粒子が多孔性であることを特徴とする請求項13に記載の略球状シリコン粉。
- 一次粒子が、その中心部から放射状に伸びた針状結晶の集合体であることを特徴とする請求項13または14に記載の略球状シリコン粉。
- 一次粒子の平均粒子径が1〜100μmであることを特徴とする請求項13〜15のいずれか1項に記載の略球状シリコン粉。
- 前記空洞の最大直径が、一次粒子の最大直径の10〜40%であることを特徴とする請求項13〜16のいずれか1項に記載の略球状シリコン粉。
- 請求項13〜17のいずれか1項に記載の略球状シリコン粉を用いたことを特徴とするリチウム電池の負極。
- 請求項13〜17のいずれか1項に記載の略球状シリコン粉を用いたことを特徴とする太陽電池。
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