JP2015040073A - 小袋連続体処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】小袋が帯状に連なる小袋連続体の小袋を効率良く検査して分別することができる小袋連続体処理装置を実現する。【解決手段】小袋連続体処理装置1は、複数の小袋が帯状に連なる小袋連続体104の小袋を検査するX線検査装置2aと、X線検査装置2aにより、良品であると判定された小袋と、良品でないと判定された小袋とを分別する分別装置9とを備える。【選択図】図1

Description

本発明は、小袋が帯状に連なる小袋連続体を検査して分別する小袋連続体処理装置に関する。
小袋連続体処理装置に係る従来技術として、特許文献1には、液状物質を封入した連続帯状包装体を効率良く搬送して熱処理時間を短縮し、作業性をアップすることを課題とした連続帯状包装体用熱処理装置が開示されている。この連続帯状包装体用熱処理装置は、連続帯状包装体を、熱処理媒体中に通過搬送させ、その搬送途上において上下に配設した上側と下側のガイド部材の間に螺旋状に複数回掛渡すことにより、連続帯状包装体に部分的な屈曲作用を付与して、それにより封入した液状物質の流動攪拌を助成して熱処理の促進を図ることを特徴としている。
また、他の従来技術として、特許文献2には、連続的に巻き取られるような内容物が収容された連包ワークにおける個装袋毎の質量測定や空袋検査及び欠品検査をリアルタイムに且つ連続的に行うことを課題としたX線質量測定装置が開示されている。このX線質量測定装置は、連包ワークに照射されたX線の透過量を検出し、当該透過量に基づいて個装袋毎の内容物質量値を得ることを特徴としている。
特開平10−329818号公報(1998年12月15日公開) 特開2013−19688号公報(2013年1月31日公開)
しかしながら、特許文献1には、熱処理された連続帯状包装体を搬送することについて開示されているものの、連続帯状包装体を検査することや、当該検査を含めた処理の効率化については開示されていない。また、特許文献2には、連包ワークの検査について開示されているものの、検査された連包ワークの分別については具体的に開示されていない。したがって、特許文献1や、特許文献2に開示された装置は、小袋連続体の小袋を効率良く検査して分別できるわけではない。
本発明は、以上の点を課題としてなされたものであり、その目的は、小袋連続体の小袋を効率良く検査して分別することができる小袋連続体処理装置を実現することにある。
上記の課題を解決するために、本発明に係る小袋連続体処理装置は、複数の小袋が帯状に連なる小袋連続体の小袋を検査する検査装置と、上記検査装置により、良品であると判定された小袋と、良品でないと判定された小袋とを分別する分別装置とを備える。
上記構成によれば、検査装置は、帯状に連なった複数の小袋を連続して検査するので、個別に複数の小袋を検査する場合と比較して効率良く検査できる。そして、分別装置は、効率良く検査された小袋を良品と、良品でないもの(以下、不良品)とに分別する。
すなわち、小袋連続体の小袋を効率良く検査して分別することができる。
なお、検査装置は、例えば、X線を利用する検査装置である。また、検査装置が行う検査は、例えば、異物が小袋に混入しているか否かを判定する異物検査や、小袋の質量が所定の範囲にあるか否かを判定する質量検査である。
また、本発明に係る小袋連続体処理装置は、上記検査装置により、良品であると判定された小袋及び良品でないと判定された小袋のうち少なくとも一方に、上記検査装置による検査結果を示すマークであって、上記分別に利用可能なマークを付与するマーク付与装置をさらに備えてもよい。
上記構成によれば、分別装置は、マーク付与装置により付与されたマークに基づき、小袋を良品と不良品とに分別することができる。
なお、マークは、良品又は不良品に付与されるものであってもよく、良品及び不良品それぞれに付与される互いに異なる種類のものであってもよい。
また、本発明に係る小袋連続体処理装置では、上記検査装置は、上記マークが付与された小袋を再検査し、上記マーク付与装置は、当該再検査結果が以前の検査結果と一致する場合、上記マークを当該小袋にさらに付与してもよい。
ここで、小袋は、検査装置の誤作動などに起因して、正しい検査結果を示さないマークが付与されることがある。
上記構成によれば、当該マークを付与された小袋が再検査され、当該再検査結果が以前の検査結果と一致する場合、マークが小袋にさらに付与される。しかしながら、検査装置が再検査以前の検査において一時的に正しい検査結果を示さなかったために、マークが小袋に付与された場合、再検査においてマークが小袋にさらに付与されるわけではない。つまり、分別装置は、マーク付与装置により付与されたマークの個数が一つ以下ではないことに基づいて、小袋を良品と不良品とに確実に分別することができる。
なお、マークは、同じ小袋に複数個付与される場合、位置を変えて付与される。
また、本発明に係る小袋連続体処理装置では、上記検査装置は、複数の異なる指標に基づいて、上記小袋が良品であるか否かを検査し、上記マーク付与装置は、上記検査装置による検査の指標ごとに異なるマークを付与してもよい。
上記構成によれば、小袋連続体の小袋を複数の指標に基づいて検査して分別することができる。なお、複数の指標としては、例えば、小袋への異物の混入の有無、及び小袋の内容物の質量の適否である。また、「指標ごとに異なるマーク」を付与するためには、マークの形状を異ならせたり、マークの色を異ならせるようにすればよい。
また、本発明に係る小袋連続体処理装置では、上記分別装置は、上記小袋連続体から小袋を切断する切断部を備え、上記切断部により切断された小袋を分別
してもよい。
上記構成によれば、検査された小袋連続体の小袋を、個別に提供可能に分別することができる。なお、切断部は、小袋連続体を個別の小袋に切断する構成に限定されるわけではなく、2個の小袋が連なった小袋連続体に切断してもよいし、3個以上の小袋が連なった小袋連続体に切断してもよい。これにより、小袋連続体処理装置は、そのユーザが所望する個数の小袋が連なった小袋連続体を提供することができる。
また、本発明に係る小袋連続体処理装置は、上記検査装置により良品であると判定されて上記分別装置により分別された小袋を巻き取る巻取装置をさらに備え、上記切断部は、上記検査装置により良品でないと判定された小袋を上記小袋連続体から切り離してもよい。
上記構成によれば、良品であると検査されて分別された小袋連続体の小袋を、一括して提供可能なロール状に加工することができる。
また、本発明に係る小袋連続体処理装置は、上記検査装置により、良品であると判定された小袋及び良品でないと判定された小袋のうち少なくとも一方の上記小袋連続体における位置を特定する位置特定装置をさらに備え、上記分別装置は、上記位置特定装置が特定する位置に基づき上記小袋を分別してもよい。
上記構成によれば、分別装置は、小袋連続体における小袋の位置により小袋を分別することができる。
本発明は、複数の小袋が帯状に連なる小袋連続体の小袋を検査する検査装置と、上記検査装置により、良品であると判定された小袋と、良品でないと判定された小袋とを分別する分別装置とを備えるので、小袋連続体の小袋を効率良く検査して分別することができるという効果を奏する。
本発明の実施形態1に係る小袋連続体処理装置の構成を示す正面図である。 図1に示す小袋連続体処理装置の動作を示すフローチャートである。 図1に示す小袋連続体処理装置の他の動作を示すフローチャートである。 図1に示す小袋連続体処理装置の再検査処理を示すフローチャートである。 本発明の実施形態2に係る小袋連続体処理装置の構成を示す正面図である。 図1に示す小袋連続体処理装置の比較例の構成を示す正面図である。 図1に示す小袋連続体処理装置の他の比較例の構成を示す正面図である。 図7に示す比較例の構成を示す左側面図である。 図7に示す比較例の構成を示す平面図である。 図7に示す比較例の構成を示す右側面図である。 図7に示す比較例の一定速度供給部、画像検査装置、及びリザーブボックスの付近の構成を示す拡大正面図である。
〔実施形態1〕
以下、本発明の実施の形態について、詳細に説明する。本発明の第一実施形態について、図1〜図4に基づいて説明すれば、以下のとおりである。
<小袋連続体処理装置の構成>
図1は、本発明の実施形態1に係る小袋連続体処理装置1の構成を示す正面図である。図1に示されるように、小袋連続体処理装置1は、リザーブボックス5bと、一定速度供給部3と、X線検査装置(検査装置)2aと、インクジェットマーカ(マーク付与装置)7と、ガイドローラ25と、リザーブボックス5aと、分別装置9と、収納箱13及び収納箱(排出箱)13aとを備える。
また、小袋連続体処理装置1は、分別装置9に設けられた操作パネルと、X線検査装置2aに設けられた検査装置操作パネルとを有している。
(概要構成)
X線検査装置2aは、小袋連続体104をX線の透過画像により検査する。X線検査装置2aは、小袋連続体104のX線の透過画像を取り込むラインセンサ(図示せず)を有している。
一定速度供給部3は、X線検査装置2aに小袋連続体104を一定速度で供給する。
リザーブボックス5aは、分別装置9とX線検査装置2aとの間に設けられている。リザーブボックス5aは、X線検査装置2aにより検査された小袋連続体104を分別装置9に供給するために滞留させる。
小袋連続体処理装置1は、リザーブボックス5aの中の小袋連続体104の滞留の程度に基づいて、分別装置9が小袋連続体104を収納箱13・13a内に分別する速度を制御する。
リザーブボックス5aには、リザーブボックス5aの中の小袋連続体104の滞留の程度を検出する透過型の光センサ14e・14f・14gが設けられている。光センサ14gは、リザーブボックス5aの中の底面上を水平方向に沿って走査する。光センサ14fは、光センサ14gの上側に設けられ、リザーブボックス5aの中の底面の上方を水平方向に沿って走査する。光センサ14eは、光センサ14fの上側に設けられ、リザーブボックス5aの中の底面のさらに上方を水平方向に沿って走査する。
そして、小袋連続体処理装置1は、リザーブボックス5aの中の小袋連続体104の滞留の程度が高いときは小袋連続体104を分別する速度を高め、小袋連続体104の滞留の程度が低いときは分別する速度を遅くするように分別装置9を制御する。
一定速度供給部3は、X線検査装置2aに小袋連続体104を供給するサイドフィード装置10と、サイドフィード装置10に小袋連続体104を供給するために設けられた補助フィード装置11と、補助フィード装置11から供給された小袋連続体104をサイドフィード装置10に供給するために滞留させる補助リザーブボックス12と、一対のローラ(図示せず)を連結して一定速度で動作する搬送ベルト(図示せず)とを含む。
リザーブボックス5bには、外部の前処理装置8から小袋連続体104が供給されて滞留する。なお、前処理装置8は、小袋連続体104を熱処理する熱処理装置や、小袋連続体104の小袋に内容物を充填する充填装置などである。リザーブボックス5b内の小袋連続体104は、ベルトにより連結された複数のローラを有する補助フィード装置11により、リザーブボックス5bから引っ張りあげられ、補助リザーブボックス12に滞留する。なお、補助フィード装置11の複数のローラは、ベルトで連結されていなくてもよい。
補助リザーブボックス12には、補助リザーブボックス12の中の小袋連続体104の滞留の程度を検出する透過型の光センサ(図示せず)が上下に2個設けられている。下側に設けられた光センサは、補助リザーブボックス12の中の底面上を水平方向に沿って走査する。上側に設けられた光センサは、補助リザーブボックス12の中の底面の上方を水平方向に沿って走査する。
補助リザーブボックス12内の小袋連続体104は、サイドフィード装置10により引っ張り上げられ、小袋の個数をカウントする個数検出器(位置特定装置)15を通って、X線検査装置2aの下側に設けられた搬送ベルト上を一定速度で通過し、X線検査装置2aにより検査される。
X線検査装置2aにより不良と判定された小袋は、X線検査装置2aの下流側に設けられたインクジェットマーカ7によりマーキングされる。
X線検査装置2aにより検査された小袋連続体104は、ガイドローラ25によりガイドされた後、リザーブボックス5aに滞留し、分別装置9を経て、収納箱13・13aの中に分別される。
ガイドローラ25により、小袋連続体104は、X線検査装置2a内の一定の位置へ搬送されるので、X線検査装置2aによる検査の再現性及び精度が向上するとともに、インクジェットマーカ7によって付与されるマーカの位置が安定する。
(インクジェットマーカ7)
インクジェットマーカ7は、X線検査装置2aにより、不良品と判定された小袋連続体104の小袋にマークを付ける装置である。なお、この構成に限定されるわけではなく、X線検査装置2aにより、良品であると判定された小袋及び良品でないと判定された小袋のうち少なくとも一方に、マークを付与する構成であればよい。
そして、上述のマークは、例えば、小袋連続体104の各小袋が有する縦シール部に付与される。ここで、縦シール部とは、小袋を閉じる部位であって、小袋連続体104の搬送方向と平行な一辺に設けられた部位である。なお、小袋連続体104の搬送は、例えば、縦シール部を把持して移動させることにより行う。
また、マークは、視認可能な塗料により小袋に付与される。しかしながら、この構成に限定されるわけではなく、マークは、例えば、紫外線を照射されることにより蛍光する蛍光体を含んだインクにより小袋に付与されてもよい。これにより、小袋にあらかじめ印刷された柄(例えば、通常の塗料からなるマークと同じ色を含む多色印刷された柄)が存在する場合であっても、紫外線をマークに照射してマークを識別可能とし、マークを分別に利用することができる。
上記構成によれば、分別装置9は、インクジェットマーカ7により付与されたマークに基づき、小袋を良品と不良品とに分別することができる。
なお、マークは、良品又は不良品に付与されるものであってもよく、良品及び不良品それぞれに付与される互いに異なる種類のものであってもよい。
また、小袋連続体処理装置1のユーザは、マークの目視などにより、分別された小袋が良品か不良品かを確認することができる。
(切断部91)
切断部91は、分別装置9に備えられており、マーク検出器92と、ピッチ検出器93と、切断器94とを備える。ここで、マーク検出器92は、小袋連続体104の小袋にマークが付与されているか否かを判定する。また、ピッチ検出器93は、例えば、光や超音波を利用して小袋と、小袋同士を接続するシール部との境界の位置を検知し、小袋連続体104のピッチを計算する。そして、切断器94は、ピッチ検出器93により計算されたピッチに基づいて小袋連続体104をシール部において切断し、個別の小袋に分断する。以上のように、切断部91は、リザーブボックス5aから供給された小袋連続体104を切断する。
上記構成によれば、検査された小袋連続体104の小袋を、個別に提供可能に分別することができる。なお、切断部91は、小袋連続体104を個別の小袋に切断する構成に限定されるわけではなく、2個の小袋が連なった小袋連続体に切断してもよいし、3個以上の小袋が連なった小袋連続体に切断してもよい。これにより、小袋連続体処理装置1は、そのユーザが所望する個数の小袋が連なった小袋連続体を提供することができる。
なお、切断部91により切断された小袋の個数が、プリセットカウンタなどによりあらかじめ設定された個数を越えた場合、切断部91による切断を停止してブザーを鳴らすことで、収納箱13・13aのうち少なくとも一方の交換を促してもよい。
(シュート95)
シュート95は、分別装置9に備えられており、マーク検出器92によりマークが付与されていると判定された小袋と、マークが付与されていると判定されなかった小袋とを分別する。具体的には、シュート95は、マーク検出器92によりマークが付与されていると判定された小袋(不良品)を収納箱13aへ送り、マークが付与されていないと検出された小袋(良品)を収納箱13へ送る。なお、不良品ではなく、良品にマークが付与されている場合、シュート95は、マーク検出器92によりマークが付与されていないと検出された小袋(不良品)を収納箱13aへ送り、マークが付与されていると検出された小袋(良品)を収納箱13へ送ってもよい。
また、シュート95は、図1において95aと示された位置へ動くことが可能であり、上述のように小袋を収納箱13と、収納箱13aとへ分けて送る。
<小袋連続体処理装置の動作>
小袋連続体処理装置1の上述した動作を実現するためには様々な具体的動作フローが考えられるが、以下ではその一具体例を図2〜図4に基づき説明することとする。
図2は、図1に示す小袋連続体処理装置の動作を示すフローチャートである。また、図3は、図1に示す小袋連続体処理装置の他の動作を示すフローチャートである。
図2及び図3に示すように、まず、操作パネルに設けられた送りスイッチを押す(ステップS1)。すると、小袋連続体104が初期送り分送られ、開始位置で停止する(ステップS2)。そして、分別装置9に分別されるように小袋連続体104をセットする(ステップS3)
次に、起動スイッチを押す(ステップS4)。その後、リザーブボックス5bが空か否かを判定する(ステップS5)。リザーブボックス5bが空であると判定したときは(ステップS5でYES)、リザーブ停止を実行し(ステップS42)、リザーブボックス5bを充填する充填機より供給される小袋連続体104をリザーブボックス5bに供給し(ステップS43)、ステップS5に戻る。
リザーブボックス5bが空でないと判定したときは(ステップS5でNO)、コンベアを一定時間逆に回転させるコンベア設定時間逆転処理を実施する(ステップS6)。
そして、補助リザーブボックス12の下側に設けられた光センサが照射する光が小袋連続体104により遮光されているか否かを判定する(ステップS8)。当該光センサが照射する光が小袋連続体104により遮光されていない(つまり、入光)と判定したときは(ステップS8でNO)、補助フィード装置11の起動を実施する(ステップS50)。
当該光センサが照射する光が小袋連続体104により遮光されていると判定したときは(ステップS8でYES)、補助フィード装置11の停止を実施する(ステップS49)。
補助フィード装置11の起動を実施したとき(ステップS50)、又は、補助フィード装置11の停止を実施したとき(ステップS49)は、補助リザーブボックス12の上側に設けられた光センサが照射する光が小袋連続体104により遮光されているか否かを判定する(ステップS9)。当該光センサが照射する光が小袋連続体104により遮光されていないと判定したときは(ステップS9でNO)、小袋連続体処理装置1はエラー停止する(ステップS15)。
当該光センサが照射する光が小袋連続体104により遮光されていると判定したときは(ステップS9でYES)、サイドフィード装置10及び搬送ベルトの送り装置を連続動作させる(ステップS10)。
なお、ステップS10では、X線検査装置2aにより小袋連続体104が検査され、後述のように分別装置9によってその検査結果が利用される。また、X線検査装置2aにより不良品と判定された小袋には、インクジェットマーカ7により、マークが付与される。その後、小袋連続体104は、ガイドローラ25を介して、リザーブボックス5aに送られる。
そして、所定時間待機する(ステップS11)。
次に、分別装置9は、小袋連続体104の切断および収納箱13・13aへの分別を開始する(ステップS12)。そして、リザーブボックス5aの光センサ14eが照射する光が小袋連続体104により遮光されているか否かを判定する(ステップS13)。光センサ14eが照射する光が小袋連続体104により遮光されていないと判定したときは(ステップS13でNO)、小袋連続体処理装置1はエラー停止する(ステップS15)。
光センサ14eが照射する光が小袋連続体104により遮光されていると判定したときは(ステップS13でYES)、リザーブボックス5aの光センサ14fが照射する光が小袋連続体104により遮光されているか否かを判定する(ステップS14)。
光センサ14fが照射する光が小袋連続体104により遮光されていると判定したときは(ステップS14でYES)、リザーブボックス5aの光センサ14gが照射する光が小袋連続体104により遮光されているか否かを判定する(ステップS14a)。
そして、光センサ14gが照射する光が小袋連続体104により遮光されていると判定したときは(ステップS14aでYES)、小袋連続体処理装置1は、分別装置9が小袋連続体104を速く分別するように分別装置9を制御する(ステップS17)。速く分別する場合の分別速度は、例えば、ベルト速度=20メートル/分の場合、分別速度=約22メートル〜23メートル/分であり、ベルト速度=10メートル/分の場合、分別速度=約12メートル〜13メートル/分である。
また、光センサ14gが照射する光が小袋連続体104により遮光されていないと判定したときは(ステップS14aでNO)、再度、光センサ14fが照射する光が小袋連続体104により遮光されているか否かを判定する(ステップS14)。
光センサ14fが照射する光が小袋連続体104により遮光されていないと判定したときは(ステップS14でNO)、小袋連続体処理装置1は、分別装置9が小袋連続体104を遅く分別するように分別装置9を制御する(ステップS16)。遅く分別する場合の分別速度は、例えば、ベルト速度=20メートル/分の場合、分別速度=約17メートル〜18メートル/分であり、ベルト速度=10メートル/分の場合、分別速度=約7メートル〜8メートル/分である。
分別装置9が小袋連続体104を遅く分別するように分別装置9を制御したとき(ステップS16)、又は、速く分別するように分別装置9を制御したとき(ステップS17)は、警報停止状態か否かを小袋連続体処理装置1が判断する(ステップS18)。警報停止状態であると判断したときは(ステップS18でYES)、警報表示ブザーを小袋連続体処理装置1が鳴動させる(ステップS19)。
そして、小袋連続体104を逆の方向に搬送する逆転処理が行われる(ステップS20)。次に、操作パネルに設けられたリセットキーが押されると(ステップS21)、警報解除後の処理が行われ(ステップS22)、ステップS4(図2)に戻る。
警報停止状態でないと判断したときは(ステップS18でNO)、X線検査装置2aによる検査の結果、警報停止状態であるか否かを小袋連続体処理装置1が判断する(ステップS31)。そして、小袋が不良品であるとの検査の結果、小袋連続体処理装置1により警報停止状態であると判断されたときは(ステップS31でYES)、再検査処理が行われる(ステップS51)。検査の結果、小袋連続体処理装置1により警報停止状態である、とは判断されなかったときは(ステップS31でNO)、収納箱13・13aに分別された小袋連続体104の小袋の数が収納予告数に到達したかが判断される(ステップS32)
図4は、再検査処理の動作を示すフローチャートである。まず、コンベア(搬送ベルト)を停止させる(ステップS42)。そして、コンベアを逆転させる(ステップS43)。次に、小袋連続体104の小袋を所定個数送ったかが判断される(ステップS44)。小袋を所定個数送っていないと判断された時は(ステップS44でNO)、ステップS44に戻る。
小袋を所定個数送ったと判断したときは(ステップS44でYES)、コンベアを停止する(ステップS45)。そして、コンベアを正転させる(ステップS46)。次に、X線検査装置2aにより、小袋連続体104の小袋のX線透過画像計測を開始する(ステップS47)。その後、X線検査装置2aによる検査結果を判断する(ステップS48)。
X線検査装置2aによる検査結果が合格であると判断されたときは(ステップS48でYES)、再検査処理を終了する。X線検査装置2aによる検査結果が不合格であると判断されたときは(ステップS48でNO)、ステップS19(図3)に進む。
再検査処理を終了したときは、収納箱13に分別した小袋連続体104の小袋の数が収納予告数に到達したかが判断される(ステップS32(図3))。収納予告数に到達していないと判定された時は(ステップS32でNO)、ステップS32に戻る。収納予告数に到達したと判定された時は(ステップS32でYES)、終了予告ブザーを鳴動させる(ステップS33)。
そして、収納箱13に分別した小袋連続体104の小袋の数が収納個数に到達したかが判断される(ステップS34)。収納個数に到達していないと判定されたときは(ステップS34でNO)、充填機が作動すると充填機より小袋連続体104がリザーブボックス5bに供給される(ステップS43(図2))。収納個数に到達していると判定されたときは(ステップS34でYES(図3))、収納完了表示ブザーを鳴動させる(ステップS35)。そして、分別装置9は切断および分別を停止する(ステップS36)。
次に、これに遅れて、サイドフィード装置10とX線検査装置2aとが停止する(ステップS37)。そして、小袋連続体104を逆の方向に搬送させる逆転処理が行われる(ステップS38)。その後、収納箱13・13aを他の収納箱に切り替える(ステップS39)。次に、停止スイッチが押され(ステップS40)、ブザー停止状態となり(ステップS41)、ステップS2(図2)に戻る。
(小袋連続体処理装置の動作のまとめ)
小袋連続体104は、前処理装置8からリザーブボックス5bに供給され、一定速度供給部3を経て、X線検査装置2aに供給される(ステップS1〜S9、S43など)。
次に、X線検査装置2aは、連続動作により送付されてきた帯状に小袋連続体104を連続して検査し、インクジェットマーカ7は、X線検査装置2aの検査結果を示すマークを小袋に付与する(ステップS10など)。
そして、分別装置9は、検査された小袋を切断後に良品と、不良品とに分別する(ステップS12など)。
以上のように、X線検査装置2aは、小袋連続体104を連続して検査するので、個別に複数の小袋を検査する場合と比較して効率良く検査できる。そして、分別装置9は、効率良く検査された小袋を良品と、不良品とに分別する。
(小袋連続体処理装置のその他の動作)
以上の他に、X線検査装置2aは、例えば、通常の検査処理や再検査処理(ステップS10、S51など)において、異物検査及び質量検査を併せて行う。このとき、X線検査装置2aは、異物検査と質量検査とに係る複数の異なる指標に基づいて、小袋が良品であるか否かを検査し、インクジェットマーカ7は、X線検査装置2aによる検査の指標ごとに異なるマークを付与する。
ここで、異物検査と質量検査とに係る複数の異なる指標としては、例えば、小袋への異物の混入の有無、及び小袋の内容物の質量の適否である。また、「指標ごとに異なるマーク」を付与するためには、マークの形状を異ならせたり、マークの色を異ならせるようにすればよい。
以上のように、小袋連続体処理装置1は、小袋連続体104の小袋を複数の指標に基づいて検査して分別することができる。また、小袋連続体処理装置1のユーザは、異なるマークの目視などにより、小袋を複数の指標に基づいて分別することができる。
<本実施形態の効果>
小袋連続体処理装置1は、小袋連続体104の小袋を効率良く検査して分別することができる。
なお、図1に示される前処理装置8のような前工程(例えば、小袋への内容物の充填、原料の調整、熱処理など)がある場合、帯状に連なった複数の小袋を連続して検査するので、不良品の状態(不良品の発生位置など)に基づいて、当該前工程の調整が行い易くなる。
また、本実施形態では、一定速度供給部3を設け、X線検査装置2aに対応する搬送ベルトへの小袋連続体104の供給速度を一定に維持し、リザーブボックス5a内に滞留している小袋の量を、光センサ14e・14f・14gにより検知し、分別装置9の分別速度を制御することにより、コンベアの速度を一定にした。
このため、小袋連続体104を分別する速度をリザーブボックス5aの下流側で制御することができ、リザーブボックス5aの上流側の小袋連続体104の搬送速度を一定速度供給部3により一定速度に維持することができる。従って、小袋連続体104の小袋をX線の透過画像により検査するX線検査装置2aを小袋連続体処理装置1に搭載することができる。
また、内容量の多い小袋を供給する場合に、補助フィード装置11と補助リザーブボックス12とを設けて、リザーブボックス5bの重量負荷の影響をなくした(負荷が一定になる)ので、小袋連続体104をX線検査装置2aに安定した速度で供給することができる。
また、シール部(小袋連続体104の小袋と他の小袋との接続部分)と小袋連続体104の小袋とを検知することができる個数検出器15をX線検査装置2aの上流側に設けたので、当該小袋を1個ごとに識別することができる。個数検出器15は、例えば、超音波センサ、光電センサ等を取り付けて、シール部と小袋との間の境界を検知する信号を1個ずつの識別信号に使用してもよい。
<再検査処理の補足>
図4に示されるX線検査装置2aの再検査処理(ステップS42〜S48)について補足する。ここで、X線検査装置2aは、マークが付与された小袋を再検査し、インクジェットマーカ7は、当該再検査結果が以前の検査結果と一致する場合、マークを当該小袋にさらに付与する。
なお、小袋は、X線検査装置2aの誤作動などに起因して、正しい検査結果を示さないマークが付与されることがある。
上記構成によれば、当該マークを付与された小袋が再検査され、当該再検査結果が以前の検査結果と一致する場合、マークが小袋にさらに付与される。しかしながら、X線検査装置2aが再検査以前の検査において一時的に正しい検査結果を示さなかったために、マークが小袋に付与された場合、再検査においてマークが小袋にさらに付与されるわけではない。つまり、分別装置9は、インクジェットマーカ7により付与されたマークの個数が一つ以下ではないことに基づいて、小袋を良品と不良品とに確実に分別することができる。
なお、マークは、同じ小袋に複数個付与される場合、位置を変えて付与される。
〔実施形態2〕
本発明の第二実施形態について、図5に基づいて説明すれば、以下のとおりである。なお、説明の便宜上、上述の実施形態において説明した部材と同等の機能を有する部材については、同じ符号を付記し、その説明を省略する。
<巻取装置の利用>
図5は、本実施形態に係る小袋連続体処理装置1aの構成を示す正面図である。
図5に示されるように、分別装置9を備える小袋連続体処理装置1とは異なり、小袋連続体処理装置1aは、分別装置9aと、巻取装置96とを備える。
分別装置9aでは、分別装置9とは異なり、切断部91は、マーク検出器92によりマークが付与されていると判定された不良品の小袋を小袋連続体104から切り離す。ここで、切り離された小袋104aは、分別装置9aから収納箱13aへ送られる。また、良品の小袋104bは、シュート95を介して分別装置9aから収納箱13へ送られる。そして、巻取装置96は、収納箱13内に滞留する小袋104bを巻き取る。
なお、分別装置9aは、切断部91がマーク検出器92によりマークを付与されていると判定された不良品の小袋を小袋連続体104から切り離した場合、例えば、警報を鳴らす。これにより、小袋連続体処理装置1aのユーザーは、警報を聞いて小袋連続体104の不良品の小袋が切り離された部位の前後を連結することができる。そして、巻取装置96は、連結された良品の小袋104bを巻き取ることができる。また、この連結処理は、装置により自動化されてもよい。
また、巻取装置96による小袋の巻取速度は、40メートル/分程度であってもよい。また、巻取装置96は、巻き取る小袋の種類に応じて、ソフトウェアにより巻き取り速度を変更することができる。
以上のように、検査されて分別された小袋連続体104の小袋を、一括して提供可能なロール状に加工することができる。
〔実施形態3〕
本発明の第三実施形態について説明すれば、以下のとおりである。なお、説明の便宜上、上述の実施形態において説明した部材と同等の機能を有する部材については、同じ符号を付記し、その説明を省略する。
<小袋連続体における小袋の位置の利用>
小袋連続体処理装置1は、X線検査装置2aにより、良品であると判定された小袋及び良品でないと判定された小袋のうち少なくとも一方の小袋連続体104における位置を、個数検出器15により特定し、分別装置9は、個数検出器15が特定する位置に基づき小袋を分別してもよい。
上記構成によれば、分別装置9は、小袋連続体104における小袋の位置により小袋を分別することができる。以下では、この分別の具体例を示す。
まず、X線検査装置2aが、N個(Nは自然数)の小袋が連なった小袋連続体104のうち小袋連続体104の一端からn番目(nはN以下の自然数)の位置の小袋を良品でないと検査する。ここで、個数検出器15は、小袋連続体104における当該小袋の位置を個数により特定して分別装置9へ通知する。
次に、分別装置9は、小袋連続体104の一端から小袋の分別を開始して分別した小袋の個数を計数し、分別した小袋の個数がn−1個になった後、次に分別する小袋を不良品として分別する。
なお、上記例において、個数検出器15が個数により小袋の位置を特定し、かつ、分別装置9が小袋の個数を計数しているがこの構成に限定されず、個数検出器15は、長さにより小袋の位置を特定し、かつ、分別装置9は、小袋の長さを計数して分別する小袋を決定してもよい。
また、小袋の長さが小袋ごとに異なる場合には、個数検出器15が個数により小袋の位置を特定し、かつ、分別装置9が小袋の個数を計数する構成を利用することが好ましい。
〔比較例〕
本発明の比較例について、図6〜図11に基づいて説明すれば、以下のとおりである。なお、説明の便宜上、前述の実施形態において説明した部材と同等の機能を有する部材については、同じ符号を付記し、その説明を省略する。
<検査装置及び分別装置を備えない構成との比較>
図6は、図1に示す小袋連続体処理装置1の比較例である小袋連続体切断装置101の構成を示す正面図である。図6に示されるように、小袋連続体切断装置101は、熱処理装置108と、リザーブボックス105と、フィード装置115と、切断器191と、ピッチ検出器193と、シュート194と、収納箱113とを備える。
しかしながら、小袋連続体切断装置101は、小袋連続体処理装置1とは異なり、X線検査装置(検査装置)や、分別装置を備えていない。したがって、小袋連続体切断装置101は、小袋連続体104の小袋を効率良く検査して分別することができるわけではない。
また、小袋連続体切断装置101のような小袋連続体処理装置では、小袋連続体104が切断された個別の小袋を、計量器及びその排出装置と、金属検出装置及びその排出装置とに通すことで検査するので、検査のための工程(ライン)が空間的に長くなる傾向にあった。しかしながら、小袋連続体処理装置1では、異物・質量検査を小袋連続体104に対して一括して行えるため、検査のための工程を短くすることができる。
<分別装置を備えない構成との比較>
図7は、図1に示す小袋連続体処理装置1の他の比較例である小袋連続体折りたたみ装置201の構成を示す正面図である。図8は、図7に示す小袋連続体折りたたみ装置201の構成を示す左側面図である。図9は、図7に示す小袋連続体折りたたみ装置201の構成を示す平面図である。図10は、図7に示す小袋連続体折りたたみ装置201の構成を示す右側面図である。図11は、図7に示す小袋連続体折りたたみ装置201の一定速度供給部3、画像検査装置2、及びリザーブボックス5a・5bの付近の構成を示す拡大正面図である。
図7〜図11に示されるように、小袋連続体折りたたみ装置201は、リザーブボックス5bと、一定速度供給部3と、画像検査装置2と、インクジェットマーカ7と、リザーブボックス5aと、制御部6と、折りたたみ部4と、収納箱13とを備える。
ここで、一定速度供給部3が備える補助リザーブボックス12には、光センサー14c及び14dが設けられている。また、画像検査装置2の下方には、一対のローラ23と、搬送ベルト24とが設けられている。また、画像検査装置2のさらに下方には、画像検査装置操作パネル17が接続されている。また、リザーブボックス5aには、光センサー14a及び14bが設けられている。また、折りたたみ部4は、ガイドローラ19及び20と、検出器21と、駆動ダクト18と、操作パネル16とを備えている。また、収納箱13は、箱移動部14上に設けられており移動できる。
しかしながら、小袋連続体折りたたみ装置201は、小袋連続体処理装置1とは異なり、小袋の検査結果に基づいて小袋連続体104の小袋を分別する分別装置を備えていない。したがって、小袋連続体折りたたみ装置201は、小袋連続体104の小袋を効率良く検査して分別することができるわけではない。
〔付記事項〕
本発明は上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。
本発明は、小袋が帯状に連なる小袋連続体を収納箱内に分別する小袋連続体処理装置に利用することができる。
1 小袋連続体処理装置
1a 小袋連続体処理装置
2a X線検査装置(検査装置)
7 インクジェットマーカ(マーク付与装置)
9 分別装置
9a 分別装置
15 個数検出器(位置特定装置)
91 切断部
96 巻取装置
104 小袋連続体

Claims (7)

  1. 複数の小袋が帯状に連なる小袋連続体の小袋を検査する検査装置と、
    上記検査装置により、良品であると判定された小袋と、良品でないと判定された小袋とを分別する分別装置とを備えることを特徴とする小袋連続体処理装置。
  2. 上記検査装置により、良品であると判定された小袋及び良品でないと判定された小袋のうち少なくとも一方に、上記検査装置による検査結果を示すマークであって、上記分別に利用可能なマークを付与するマーク付与装置をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の小袋連続体処理装置。
  3. 上記検査装置は、上記マークが付与された小袋を再検査し、
    上記マーク付与装置は、当該再検査結果が以前の検査結果と一致する場合、上記マークを当該小袋にさらに付与することを特徴とする請求項2に記載の小袋連続体処理装置。
  4. 上記検査装置は、複数の異なる指標に基づいて、上記小袋が良品であるか否かを検査し、
    上記マーク付与装置は、上記検査装置による検査の指標ごとに異なるマークを付与することを特徴とする請求項2又は3に記載の小袋連続体処理装置。
  5. 上記分別装置は、
    上記小袋連続体から小袋を切断する切断部を備え、
    上記切断部により切断された小袋を分別することを特徴とする請求項1から4までのいずれか1項に記載の小袋連続体処理装置。
  6. 上記検査装置により良品であると判定されて上記分別装置により分別された小袋を巻き取る巻取装置をさらに備え、
    上記切断部は、上記検査装置により良品でないと判定された小袋を上記小袋連続体から切り離すことを特徴とする請求項5に記載の小袋連続体処理装置。
  7. 上記検査装置により、良品であると判定された小袋及び良品でないと判定された小袋のうち少なくとも一方の上記小袋連続体における位置を特定する位置特定装置をさらに備え、
    上記分別装置は、上記位置特定装置が特定する位置に基づき上記小袋を分別することを特徴とする請求項1から6までのいずれか1項に記載の小袋連続体処理装置。
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