JP2019064672A - 商品管理システム - Google Patents

商品管理システム Download PDF

Info

Publication number
JP2019064672A
JP2019064672A JP2017191459A JP2017191459A JP2019064672A JP 2019064672 A JP2019064672 A JP 2019064672A JP 2017191459 A JP2017191459 A JP 2017191459A JP 2017191459 A JP2017191459 A JP 2017191459A JP 2019064672 A JP2019064672 A JP 2019064672A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
product
identification information
individual identification
unit
defective
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2017191459A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6950941B2 (ja
Inventor
透乃 津川
Yukino Tsugawa
透乃 津川
透 森平
Toru Morihira
透 森平
宏一 太田
Koichi Ota
宏一 太田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ishida Co Ltd
Original Assignee
Ishida Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ishida Co Ltd filed Critical Ishida Co Ltd
Priority to JP2017191459A priority Critical patent/JP6950941B2/ja
Priority to US16/650,388 priority patent/US20200226537A1/en
Priority to EP18861270.9A priority patent/EP3689762A4/en
Priority to PCT/JP2018/032981 priority patent/WO2019065137A1/ja
Publication of JP2019064672A publication Critical patent/JP2019064672A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6950941B2 publication Critical patent/JP6950941B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Abstract

【課題】不良品が良品に混入するリスクを低減する。【解決手段】商品管理システム90は、食品であり、印刷面を有する商品Pを管理する。商品管理システム90は、検査部30と、第1情報取得部41と、記憶部と、を備える。検査部30は、商品Pの検査を行い、商品Pが良品であるか不良品であるかについての検査結果を出力する。商品Pの印刷面には、複数の同じ個体識別情報が印刷されている。第1情報取得部41は商品Pから個体識別情報を読み取る。記憶部は、第1情報取得部41が読み取った個体識別情報と、検査結果とを関連づけて記憶する。【選択図】図4

Description

本発明は、商品管理システムに関する。
商品管理システムは、商品の製造等において商品を管理するものである。管理の内容は、計量、包装、異物検査、不良品の排出などを含む。例えば、包装の工程は、特許文献1(特開2003−191901号公報)に開示される製袋包装機によって実行される。異物検査の工程では、検査装置が用いられ、異物が混入した不良品の商品が特定される。発見された不良品は、検査装置の直後に配置された振分装置によって製造ラインから排出される。
振分装置では、商品が搬送経路の途中で何かに接触する等の原因で商品の振分装置への到達が遅れると、不良品の排出に失敗するおそれがある。
本発明の課題は、商品管理システムにおいて、不良品が良品に混入するリスクを低減することである。
本発明の第1観点に係る商品管理システムは、食品であり、印刷面を有する商品を管理する。商品管理システムは、検査部と、第1情報取得部と、記憶部と、を備える。
検査部は、商品の検査を行い、商品が良品であるか不良品であるかについての検査結果を出力する。商品の印刷面には、複数の同じ個体識別情報が印刷されている。第1情報取得部は商品から個体識別情報を読み取る。記憶部は、第1情報取得部が読み取った個体識別情報と、検査結果とを関連づけて記憶する。
この構成によれば、検査結果は各商品に印刷された個体識別情報と関連づけられる。したがって、個体識別情報を読み取ることにより、商品が良品であるか不良品であるかを把握できる。
本発明の第2観点に係る商品管理システムは、第1観点に係る商品管理システムにおいて、印刷面が、商品の外表面、商品の包装、又は商品のラベルである。
この構成によれば、個体識別情報は商品の外表面、包装、又はラベルに印刷される。したがって、商品と個体識別情報が対応する。
本発明の第3観点に係る商品管理システムは、第1観点又は第2観点に係る商品管理システムにおいて、印刷面が、第1面及び第1面とは反対側の第2面を少なくとも有する。第1面及び第2面のそれぞれに、複数の同じ前記個体識別情報が印刷されている。
この構成によれば、第1面と第2面のそれぞれに、複数の同じ個体識別情報が印刷される。したがって、第1情報取得部が、第1面及び第2面のいずれを読み取る場合においても、個体識別が可能である。
本発明の第4観点に係る商品管理システムは、第1観点から第3観点のいずれか1つに係る商品管理システムにおいて、印刷面の面積の20%以上に、複数の同じ前記個体識別情報が印刷されている。
この構成によれば、印刷面の面積の20%以上が個体識別情報である。したがって、第1情報取得部が個体識別情報を読み取りやすい。
本発明の第5観点に係る商品管理システムは、第4観点に係る商品管理システムにおいて、印刷面の面積の50%以上に、複数の同じ前記個体識別情報が印刷されている。
この構成によれば、印刷面の面積の50%以上が個体識別情報である。したがって、第1情報取得部が個体識別情報をさらに読み取りやすい。
本発明の第6観点に係る商品管理システムは、第1観点からは第5観点のいずれか1つに係る商品管理システムにおいて、振分部、をさらに備える。振分部は、第1情報取得部が読み取った個体識別情報に関連づけられている検査結果に基づいて、不良品である商品を排出する。
この構成によれば、個体識別情報に関連づけられた検査結果に基づいて、振分部が不良品を排出する。したがって、不良品が良品として扱われるリスクを抑制できる。
本発明の第7観点に係る商品管理システムは、第1観点から第6観点のいずれか1つに係る商品管理システムにおいて、不良品貯留部と、第2情報取得部と、不良品確認部と、をさらに備える。不良品貯留部は、不良品を貯留する。第2情報取得部は、不良品貯留部に搬送される商品から個体識別情報を読み取る。不良品確認部は、第2情報取得部が読み取った個体識別情報と関連づけられている検査結果を記憶部に問い合わせて、不良品貯留部に搬送される商品が不良品であることを確認する。
この構成によれば、不良品貯留部に不良品が搬送されたことが確認される。したがって、検査部によって発見された不良品の全数が不良品貯留部に格納されたか否かが確認できるので、不良品が良品として扱われるリスクをさらに抑制できる。
本発明の第8観点に係る商品管理システムは、第1観点から第7観点のいずれか1つに係る商品管理システムにおいて、箱詰部と、第3情報取得部と、良品確認部と、をさらに備える。箱詰部は、良品を梱包箱に詰める。第3情報取得部は、箱詰部に搬送される商品から個体識別情報を読み取る。良品確認部は、第3情報取得部が読み取った個体識別情報と関連づけられている検査結果を記憶部に問い合わせて、箱詰部に搬送される商品が良品であることを確認する。
この構成によれば、箱詰部に良品が搬送されたことが確認される。したがって、不良品が箱詰部に到達して出荷されることを抑制できる。
本発明に係る商品管理システムによれば、不良品が良品に混入するリスクを低減できる。
図1は、フィルムFで包装された商品Pの第1面S1を示す図である。 図2は、フィルムFで包装された商品Pの第2面S2を示す図である。 図3は、フィルムFの反復的な図柄PTを示す概略図である。 図4は、本発明の第1実施形態に係る商品管理システム90の模式図である。 図5は、フィルムFがセットされる製袋包装機20の構成を示す図である。 図6は、フィルム筒FTを示す図である。 図7は、フィルム筒FTを示す図である。 図8は、商品管理システム90の一部を示すブロック図である。 図9Aは、カメラ201を示す図である。 図9Bは、バーコードリーダー202を示す図である。 図9Cは、ウェアラブル端末203を示す図である。 図9Dは、キーボード204を示す図である。 図10は、本発明の第1実施形態の変形例に係る商品管理システム90で用いられるフィルムF’の周期的な図柄PTを示す概略図である。 図11は、フィルム筒FT’を示す図である。 図12は、フィルム筒FT’を示す図である。 図13は、本発明の第2実施形態に係る商品管理システム90’が管理する商品P’を示す図である。 図14は、本発明の第2実施形態に係る商品管理システム90’の模式図である。 図15は、本発明の第3実施形態に係る商品管理システム90”が管理する商品P”を示す図である。 図16は、本発明の第2実施形態に係る商品管理システム90”の模式図である。
以下、本発明に係る商品管理システムの実施形態について、図面を用いて説明する。なお、本発明に係る商品管理システムの具体的な構成は、下記の実施形態に限られるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
<第1実施形態>
(1)商品P
図1及び図2は、包装用のフィルムFを含む商品Pの外観である。フィルムFに包装される物品は多岐にわたり、例えば食品である。ここでいう食品には、医薬品も含まれる。フィルムFは袋Bを形成している。図1は袋Bの第1面S1を示し、図2は袋Bの第2面S2を示す。第2面S2は、第1面S1の反対側に位置する。袋Bは、第2面S2の側に縦シール部XLを有する。袋Bは、対向する2辺に横シール部XTを有する。
商品Pの印刷面には、後述する個体識別情報Iが印刷される。本実施形態でいう印刷面は、包装用フィルムFを意味する。
(2)フィルムF
図3は、包装用のフィルムFを示す。フィルムFは、縦方向Lに長く延び、縦方向Lと垂直な横方向Tに広がる一定の幅を有している。フィルムFには、1つの袋Bに相当する図柄PTが、寸法Dごとに反復的に印刷されている。すなわち、区画Z1、区画Z2、区画Z3、区画Z4はそれぞれ図柄PTを有し、1つの袋Bを形成するために使用される。フィルムFが最終的に袋Bに加工されるとき、寸法Dは、袋Bのデザインによって、袋Bの上辺と下辺の距離、又は袋Bの左辺と右辺の距離となる。
各区画は第1エリアA1と第2エリアA2を有する。第1エリアA1は、袋Bの第1面S1に相当する部分である。第2エリアA2は、袋Bの第2面S2に相当する部分である。
図柄PTは、基準マークMを含む。基準マークMは、後述する製袋包装機20の光電センサ29によって読み取られるためのものである。基準マークMは、第1エリアA1及び第2エリアA2のいずれにあってもよい。
図柄PTは、固有の個体識別情報Iを含む。すなわち、それぞれの袋Bは異なる個体識別情報Iを持つ。1つの袋Bの第1エリアA1には、複数の同じ個体識別情報Iが印刷されている。1つの袋Bの第2エリアA2には、複数の同じ個体識別情報Iが印刷されている。1つの袋Bの第1エリアA1に印刷された複数の個体識別情報Iと、同じ袋Bの第2エリアA2に印刷された複数の個体識別情報Iとは、同じものである。
個体識別情報Iは、バーコード、2次元バーコード、ドットコードなどの、光学的に読取可能なコードの形態で印刷されている。隣接する個体識別情報Iは、実質的に隙間なく配置されている。図柄PTにおいて個体識別情報Iが占める面積の割合は20%以上であり、好ましくは50%以上である。
個体識別情報Iは、番号であってもよい。さらには、反復的な図柄PTに含まれる個体識別情報Iは、連続する番号であってもよい。例えば、区画Z1、区画Z2、区画Z3、区画Z4に印刷される図柄PTに含まれるそれぞれの個体識別情報Iは、この順に1ずつ増加する。
図柄PTは、コードの形態で印刷された個体識別情報Iに加え、個体識別情報Iの数字又は文字による表記を含んでいることが好ましい。
(3)商品管理システム90
図4は、商品管理システム90を示す。商品管理システム90は、商品Pの管理を行うためのものである。商品管理システム90は、計量機10、製袋包装機20、検査部30、第1情報取得部41、第2情報取得部42、第3情報取得部43、コンピュータ50、振分部60、不良品貯留部70、箱詰部80、その他、特段参照符号を付していないベルトコンベアを有する。
(3−1)計量機10
計量機10は、一定重量の物品を取り分けて製袋包装機20に送るためのものである。計量機10は、例えば、組合せ計量機である。
(3−2)製袋包装機20
製袋包装機20は、フィルムFを用いて商品Pを作る。フィルムFは、製袋包装機20にセットされる。図5は、製袋包装機20の構成を示す。製袋包装機20は、ロール保持部21、搬送機構22、印刷部23、印刷検査部24、フォーマ25、縦シール機構26、横シール機構27、切断機構28、光電センサ29を備える。
ロール保持部21は、フィルムロールFRを保持する。フィルムロールFRは、心材と、心材に巻かれたフィルムFを有する。
搬送機構22は、ロール保持部21から取り出したフィルムFを搬送する。搬送機構22は、参照符号を付していない複数のローラ、プルダウンベルト22a、排出コンベア22b等を有する。
印刷部23は、搬送中のフィルムFの適切な位置に製造年月日などの所定の情報を文字の形態で印刷する。印刷検査部24は、カメラからなる。印刷検査部24は、印刷部23が印刷した所定の情報が、正しい態様でフィルムFに印刷されているか否かを検査する。
フォーマ25は、平面の状態で搬送されてきたフィルムFを丸め、当該フィルムFの2つの縦辺を重ね合わせるためのものである。フォーマ25は、筒状部材を有する。この筒状部材の内部空間は、包装されるべき物品をフィルムFで形成される袋Bに充填するための充填経路として用いられる。
縦シール機構26は、フォーマ25によって重ね合わされたフィルムFの2つの縦辺を固着させるものである。縦シール機構26は、ヒータを有する。ヒータの発する熱がフィルムFの当該重なり部分を一時的に軟化させることにより、固着が行われる。これにより、図6に示すように、フィルムFに縦シール部XLが形成され、筒の形状を有するフィルム筒FTが作られる。
図5に戻り、横シール機構27は、フィルム筒FTにおいて対向する2つの部分を固着させるものである。横シール機構27は、搬送経路を介して対向する第1部材27aと第2部材27bとを有する。第1部材27aと第2部材27bは、図示しないモータによって互いに接近したり、互いから離間したりすることが可能である。第1部材27aと第2部材27bが接近する時、フィルム筒FTの対向部分が互いに接触する。第1部材27aと第2部材27bは、いずれも、ヒータを有する。ヒータの発する熱がフィルム筒FTの当該接触部分を一時的に軟化させることにより、固着が行われる。これにより、図7に示すように、フィルム筒FTに横シール部XTが形成される。横シール機構27の動作が終わるたびに、フィルム筒FTには、フォーマ25の内部空間を介して、1袋分の物品が充填される。
図5に戻り、切断機構28は、横シール機構27に設けられている。切断機構28は、刃28aと、受容部28bを有する。刃28aは、第1部材27aに設けられており、延出及び退避することができる。受容部28bは、第2部材27bに設けられており、延出した刃28aを受容することができる。切断機構28の切断動作においては、刃28aが受容部28bに向かって延出する。これにより、個別の商品Pが切り離される。図7に示すように、切断機構28が切断する切断位置CPは、横シール部XTにある。
図5に戻り、光電センサ29は、フィルムFに設けられた基準マークMを読み取るためのものである。光電センサ29の出力信号は、横シール機構27、及び切断機構28の動作タイミングの決定に用いられる。
(3−3)検査部30
図4に戻り、検査部30は、商品Pの品質検査を行い、商品Pが良品であるか不良品であるかについて検査結果を出力するためのものである。検査部30は、例えば金属検出器又はX線異物検出器である。検査部30は、検査結果をコンピュータ50へ送信する。
(3−4)第1情報取得部41
第1情報取得部41は、検査部30の近くに配置され、商品Pの印刷面から個体識別情報Iを読み取る。第1情報取得部41に用いられる読取機器は、カメラ及び個体識別情報Iを認識するための画像処理部を含む。画像処理部は、ソフトウェア又はハードウェアにより構成される。画像処理部は、カメラに内蔵されていてもよいし、カメラとは別の機器に実装されていてもよい。第1情報取得部41は、商品Pから読み取った個体識別情報Iをコンピュータ50へ送信する。
(3−5)コンピュータ50
図8に示すように、コンピュータ50は、検査部30、第1情報取得部41、第2情報取得部42、第3情報取得部43、振分部60等と接続されている。コンピュータ50は、記憶部51、不良品確認部52、良品確認部53を有する。
記憶部51は、第1情報取得部41が読み取った個体識別情報Iと、検査部30の検査結果とを関連づけて記憶する。
不良品確認部52は、後述するように、不良品貯留部70に到達した商品Pが不良品であることを確認する。
良品確認部53は、後述するように、箱詰部80に到達した商品Pが良品であることを確認する。
記憶部51、不良品確認部52、良品確認部53は、例えばコンピュータ50のCPU、メモリ、及びソフトウェアによって実現される。
(3−6)振分部60
図4に戻り、振分部60は、検査部30から受け取った検査結果に応じて、商品Pの不良品を不良品貯留部70へ振り分けるとともに、商品Pの良品を箱詰部80へ振り分ける。
(3−7)不良品貯留部70
不良品貯留部70は、検査部30によって不良品と判定された商品Pを貯留し、廃棄の準備をするためのものである。不良品貯留部70には、音又は光で警報を発する警報部71が設けられている。
(3−8)第2情報取得部42
第2情報取得部42は、不良品貯留部70へ搬送された商品Pから個体識別情報Iを読み取るものである。第2情報取得部42の物理的構成は、第1情報取得部41と同様である。第2情報取得部42に読み取られた個体識別情報Iは、コンピュータ50の不良品確認部52へ送信される。不良品確認部52は、受信した個体識別情報Iを記憶部51に格納されている情報と照合し、その個体識別情報Iが商品Pの不良品に関するものであることを確認する。これにより、検査部30によって発見された不良品の全数が不良品貯留部70に格納されたか否かが確認できる。不良品の全数が不良品貯留部70に到達していない場合、警報部71が警報を発してもよい。さらに、第2情報取得部42に読み取られた個体識別情報Iが商品Pの良品に関するものであった場合、警報部71が警報を発してもよい。
(3−9)箱詰部80
箱詰部80は、複数の商品Pを取りまとめて、梱包箱に詰め込むためのものである。箱詰部80には、音又は光で警報を発する警報部81が設けられている。
(3−10)第3情報取得部43
第3情報取得部43は、箱詰部80へ搬送された商品Pから個体識別情報Iを読み取るものである。第3情報取得部43の物理的構成は、第1情報取得部41と同様である。第3情報取得部43に読み取られた個体識別情報Iは、コンピュータ50の良品確認部53へ送信される。良品確認部53は、受信した個体識別情報Iを記憶部51に格納されている情報と照合し、その個体識別情報Iが商品Pの良品に関するものであることを確認する。第3情報取得部43に読み取られた個体識別情報Iが商品Pの不良品に関するものであった場合、警報部71が警報を発してもよい。
(4)特徴
(4−1)
検査結果は各商品Pに印刷された個体識別情報Iと関連づけられる。したがって、個体識別情報Iを読み取ることにより、商品Pが良品であるか不良品であるかを把握できる。
(4−2)
第1面S1と第2面S2のそれぞれに、複数の同じ個体識別情報Iが印刷される。したがって、第1情報取得部41が、第1面S1及び第2面S2のいずれを読み取る場合においても、個体識別が可能である。
(4−3)
印刷面の面積の20%以上、又は50%以上が個体識別情報Iである。したがって、第1情報取得部41が個体識別情報Iを読み取りやすい。
(4−4)
個体識別情報Iに関連づけられた検査結果に基づいて、振分部60が不良品を排出する。したがって、不良品が良品として扱われるリスクを抑制できる。
(4−5)
不良品貯留部70に不良品が搬送されたことが確認される。したがって、検査部30によって発見された不良品の全数が不良品貯留部70に格納されたか否かが確認できるので、不良品が良品として扱われるリスクをさらに抑制できる。
(4−6)
箱詰部80に良品が搬送されたことが確認される。したがって、不良品が箱詰部80に到達して出荷されることを抑制できる。
(5)変形例
以下に上述の実施形態の変形例を記す。複数の変形例を組み合わせてもよい。
(5−1)読取機器
第1情報取得部41、第2情報取得部42、第3情報取得部43に用いられる読取機器としてはカメラ以外の様々なものが考えられる。読取機器は、前述の通り図9Aに示すようなカメラ201であってもよい。あるいは、読取機器は、図9Bに示すバーコードリーダー202であってもよい。あるいは、読取機器は、図9Cに示すスマートグラスのようなウェアラブル端末203であってもよい。
さらに、読取機器による読み取りが失敗した場合に備えて、読取機器は、図9Dに示すように数字又は文字で表記された個体識別情報Iを入力するためのキーボード204を併せ持っていてもよい。
これらの読取機器は、コンピュータ50と有線接続または無線接続される。
(5−2)個体識別情報Iの印刷態様
個体識別情報Iの印刷態様は、バーコード、2次元バーコード、ドットコードなどに代えて、人間の視覚で認識できない電子透かしであってもよい。
図10は、変形例に係る包装用のフィルムF’を示す。フィルムF’は、フィルムFと同様に、製袋包装機20にセットされるものである。図柄PTは、人間の視覚によって認識できる絵、写真、文字、図形等からなる。個体識別情報Iは、画素の階調、又はその他の何らかの形態で図柄PTの中に含まれている。個体識別情報Iは、人間の視覚によって認識できなくともよい。個体識別情報Iの1つの表記は、例えば1cmの辺を有する正方形である。以上説明したものに限られず、電子透かしの仕様としてはあらゆるものが採用可能である。
隣接する個体識別情報Iは、実質的に隙間なく配置されている。印刷面における個体識別情報Iが占める面積の割合は20%以上であり、好ましくは50%以上である。
図11及び図12は、フィルムF’から形成されたフィルム筒FT’である。
この構成によれば、個体識別情報Iを必要としない消費者等を煩わせるおそれが少ない。
(5−3)検査機器
検査部30に含まれる検査機器は、1つに限られない。例えば、検査部30は、金属検出器及びX線異物検出器の両方を含んでいてもよい。金属検出器は、交流磁界を用いて、金属の異物が商品Pの包装内に混入しているか否かを判定するものである。X線異物検出器は、X線を用いて、金属又は樹脂などの多様な異物を検出するものである。さらに、検査部30は、金属検出器及びX線異物検出器以外の検査機を含んでいてもよい。
この構成によれば、記憶部51によって不良品の情報を一括管理できるので、検査機器ごとに振分部60を設ける必要がない。
(5−4)包装
上記実施形態では、商品PはフィルムFから形成された袋Bによって包装される。これに代えて、商品Pの包装は紙、樹脂、その他の材料からなる箱であってもよい。当該箱の外表面が商品Pの印刷面である。印刷面には、上述の個体識別情報Iが印刷される。
<第2実施形態>
(1)構成
第2実施形態に係る商品管理システム90’は、第1実施形態に係る商品管理システム90とは異なる対象を管理する。
図13は、商品管理システム90’が管理する商品P’の外観である。商品P’は、トレイTRに載置されてラップWで包装された物品である。物品は多岐にわたり、例えば食品である。ここでいう食品には、医薬品も含まれる。商品P’の印刷面には、個体識別情報Iが印刷される。本実施形態でいう印刷面は、ラップフィルムの上に貼り付けられたラベルLBを意味する。
図14は、商品管理システム90’の構成を示す。商品管理システム90’は、計量機10および製袋包装機20に代えて、包装部20’を有する点において、第1実施形態に係る商品管理システム90とは異なる。包装部20’は、物品を載置したトレイTRをラップWで包装し、その後、個体識別情報Iを印刷したラベルLBをラップWに貼り付ける。
(2)特徴
個体識別情報Iは商品P’のラベルに印刷される。したがって、商品P’と個体識別情報Iが対応する。
(3)変形例
第1実施形態の変形例を、本実施形態に適用してもよい。例えば、個体識別情報Iは、電子透かしの形態で商品P’の印刷面に印刷されてもよい。
<第3実施形態>
(1)構成
第3実施形態に係る商品管理システム90”は、第1実施形態に係る商品管理システム90とは異なる対象を管理する。
図15は、商品管理システム90”のが管理する商品P”の外観である。商品P”は包装されていない物品である。物品は多岐にわたり、例えば食品である。ここでいう食品には、医薬品も含まれる。商品P”は、例えば果物である。商品P”の印刷面には、個体識別情報Iが印刷される。本実施形態でいう印刷面は、商品P”の外表面を意味する。
図16は、商品管理システム90”の構成を示す。商品管理システム90”は、計量機10および製袋包装機20に代えて、印刷部20”を有する点において、第1実施形態に係る商品管理システム90とは異なる。印刷部20”は、商品P”に個体識別情報Iを印刷する。印刷に用いるインクは、食用のものであることが好ましい。
(2)特徴
個体識別情報Iは商品P”の外表面に印刷される。したがって、商品P”と個体識別情報Iが対応する。
(3)変形例
第1実施形態の変形例を、本実施形態に適用してもよい。例えば、個体識別情報Iは、電子透かしの形態で商品P’の印刷面に印刷されてもよい。
10 :計量機
20 :製袋包装機
30 :検査部
41 :第1情報取得部
42 :第2情報取得部
43 :第3情報取得部
50 :コンピュータ
51 :記憶部
52 :不良品確認部
53 :良品確認部
60 :振分部
70 :不良品貯留部
80 :箱詰部
90、90’、90” :商品管理システム
I :個体識別情報
P、P’、P” :商品
特開2003−191901号公報

Claims (8)

  1. 食品であり、印刷面を有する商品を管理する商品管理システムであって、
    前記商品の検査を行い、前記商品が良品であるか不良品であるかについての検査結果を出力する検査部と、
    複数の同じ個体識別情報が前記印刷面に印刷された前記商品から前記個体識別情報を読み取る第1情報取得部と、
    前記第1情報取得部が読み取った前記個体識別情報と、前記検査結果とを関連づけて記憶する記憶部と、
    を備える、商品管理システム。
  2. 前記印刷面は、前記商品の外表面、前記商品の包装、又は前記商品のラベルである、
    請求項1に記載の商品管理システム。
  3. 前記印刷面は、第1面及び前記第1面とは反対側の第2面を少なくとも有し、
    前記第1面及び前記第2面のそれぞれに、複数の同じ前記個体識別情報が印刷されている、
    請求項1又は請求項2に記載の商品管理システム。
  4. 前記印刷面の面積の20%以上に、複数の同じ前記個体識別情報が印刷されている、
    請求項1から3のいずれか1つに記載の商品管理システム。
  5. 前記印刷面の面積の50%以上に、複数の同じ前記個体識別情報が印刷されている、
    請求項4に記載の商品管理システム。
  6. 前記第1情報取得部が読み取った前記個体識別情報に関連づけられている前記検査結果に基づいて、前記不良品である前記商品を排出する振分部、
    をさらに備える、
    請求項1から5のいずれか1つに記載の商品管理システム。
  7. 前記不良品を貯留する不良品貯留部と、
    前記不良品貯留部に搬送される前記商品から前記個体識別情報を読み取る第2情報取得部と、
    前記第2情報取得部が読み取った前記個体識別情報と関連づけられている前記検査結果を前記記憶部に問い合わせて、前記不良品貯留部に搬送される前記商品が前記不良品であることを確認する不良品確認部と、
    をさらに備える、
    請求項1から6のいずれか1つに記載の商品管理システム。
  8. 前記良品を梱包箱に詰める箱詰部と、
    前記箱詰部に搬送される前記商品から前記個体識別情報を読み取る第3情報取得部と、
    前記第3情報取得部が読み取った前記個体識別情報と関連づけられている前記検査結果を前記記憶部に問い合わせて、前記箱詰部に搬送される前記商品が前記良品であることを確認する良品確認部と、
    をさらに備える、
    請求項1から7のいずれか1つに記載の商品管理システム。
JP2017191459A 2017-09-29 2017-09-29 商品管理システム Active JP6950941B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017191459A JP6950941B2 (ja) 2017-09-29 2017-09-29 商品管理システム
US16/650,388 US20200226537A1 (en) 2017-09-29 2018-09-06 Product management system, product processing device, and bag-making and packaging film
EP18861270.9A EP3689762A4 (en) 2017-09-29 2018-09-06 PRODUCT MANAGEMENT SYSTEM, PRODUCT PROCESSING DEVICE AND FILM FOR BAG / PACKAGING MANUFACTURING
PCT/JP2018/032981 WO2019065137A1 (ja) 2017-09-29 2018-09-06 商品管理システム、商品処理装置、及び製袋包装用フィルム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017191459A JP6950941B2 (ja) 2017-09-29 2017-09-29 商品管理システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2019064672A true JP2019064672A (ja) 2019-04-25
JP6950941B2 JP6950941B2 (ja) 2021-10-13

Family

ID=66337683

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017191459A Active JP6950941B2 (ja) 2017-09-29 2017-09-29 商品管理システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6950941B2 (ja)

Citations (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002104338A (ja) * 2000-10-02 2002-04-10 Nippon Seiki Co Ltd 包装袋の検査方法
JP2003170918A (ja) * 2001-12-06 2003-06-17 Tokyo Autom Mach Works Ltd 上包み機
JP2004262489A (ja) * 2003-02-28 2004-09-24 Inter Pack:Kk 外装品の自動印字及び検査装置
JP2006105716A (ja) * 2004-10-04 2006-04-20 Ishida Co Ltd 品質検査システム
JP2006290374A (ja) * 2005-04-07 2006-10-26 Ishida Co Ltd 集積梱包システム
JP2009183818A (ja) * 2008-02-04 2009-08-20 Anritsu Sanki System Co Ltd 物品検査装置
WO2011102098A1 (ja) * 2010-02-16 2011-08-25 株式会社ヤクルト本社 印字機構を具えた連続ロータリ式充填包装機械
JP3180313U (ja) * 2012-10-01 2012-12-13 株式会社イシダ 検査システム
JP2014080214A (ja) * 2012-10-17 2014-05-08 Panasonic Healthcare Co Ltd 梱包装置、梱包物製造システム、及び梱包物製造方法
JP2015040073A (ja) * 2013-08-23 2015-03-02 株式会社旭金属 小袋連続体処理装置
CN105800007A (zh) * 2016-04-29 2016-07-27 上海透云物联网科技有限公司 产品装箱系统及其装箱方法

Patent Citations (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002104338A (ja) * 2000-10-02 2002-04-10 Nippon Seiki Co Ltd 包装袋の検査方法
JP2003170918A (ja) * 2001-12-06 2003-06-17 Tokyo Autom Mach Works Ltd 上包み機
JP2004262489A (ja) * 2003-02-28 2004-09-24 Inter Pack:Kk 外装品の自動印字及び検査装置
JP2006105716A (ja) * 2004-10-04 2006-04-20 Ishida Co Ltd 品質検査システム
JP2006290374A (ja) * 2005-04-07 2006-10-26 Ishida Co Ltd 集積梱包システム
JP2009183818A (ja) * 2008-02-04 2009-08-20 Anritsu Sanki System Co Ltd 物品検査装置
WO2011102098A1 (ja) * 2010-02-16 2011-08-25 株式会社ヤクルト本社 印字機構を具えた連続ロータリ式充填包装機械
JP3180313U (ja) * 2012-10-01 2012-12-13 株式会社イシダ 検査システム
JP2014080214A (ja) * 2012-10-17 2014-05-08 Panasonic Healthcare Co Ltd 梱包装置、梱包物製造システム、及び梱包物製造方法
JP2015040073A (ja) * 2013-08-23 2015-03-02 株式会社旭金属 小袋連続体処理装置
CN105800007A (zh) * 2016-04-29 2016-07-27 上海透云物联网科技有限公司 产品装箱系统及其装箱方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP6950941B2 (ja) 2021-10-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6742241B2 (ja) 選別項目としての包装材
RU2279379C2 (ru) Способ и установка для нанесения маркировки на элементы упаковки
US9415425B2 (en) Order sorting system with selective document insertion
US7221997B2 (en) Method for process control and documentation in a boxing machine
US20180312287A1 (en) Weight marking monitoring for packages
JP2023138949A (ja) 缶管理システム
US7661246B2 (en) Packaging machine for producing packaging comprising a transponder
JP6916520B2 (ja) 製袋包装用フィルム
JP2020095647A (ja) 製品の真贋判定システム
JP6950941B2 (ja) 商品管理システム
JP7052991B2 (ja) 商品処理装置
WO2019065137A1 (ja) 商品管理システム、商品処理装置、及び製袋包装用フィルム
US20030145560A1 (en) Bagging device for cuts of meat
US8302370B1 (en) Pharmacy packaging and validation system
JP5265801B1 (ja) 流通管理システム及び流通管理方法
CN113168746A (zh) 用于进一步处理有价文件的方法和设备
JP7061254B2 (ja) 梱包システム
US20230142537A1 (en) Cartoning machine system and method for cartoning a product
JP2022125038A (ja) トレーサビリティシステム及び箱詰装置
JP7482503B2 (ja) 包装システム
CN109063796B (zh) 一种罐装商品的生产方法及系统
JP2005125242A (ja) 農産物選別施設における情報管理装置
JP7147122B2 (ja) 検品装置
CN114662518A (zh) 标签发放装置以及标签读取装置
US10997681B2 (en) Method and apparatus for cushioning at least one object in a container

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20200827

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20210608

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20210727

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20210907

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20210915

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6950941

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150