JP2005125242A - 農産物選別施設における情報管理装置 - Google Patents

農産物選別施設における情報管理装置 Download PDF

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Abstract

【課題】
生産者別に持ち込まれる農産物を選別仕分けした後に所定の分類で箱詰めし、該箱詰めされた農産物について製品箱単位で生産者情報等の情報を管理することができて、消費者の声等を生産活動に的確に反映可能な農産物選別施設における情報管理装置を提供する。
【解決手段】
トレイ上に載せられて選別コンベア上を搬送される農産物を計測して仕分区分別に貯留コンベア上に仕分排出すると共に製品箱に箱詰めして送り出す農産物選別施設における情報管理装置であって、貯留コンベア上に仕分排出される農産物について、少なくとも個数と荷口情報及び仕分情報からなる情報を記憶する情報記憶手段と、当該貯留コンベア上の農産物を箱詰めする際に、該貯留コンベア上の農産物が箱詰めされる製品箱の箱番号と情報記憶手段に記憶された情報とを対応させて記憶管理する箱詰情報管理手段を備える。

【選択図】 図1

Description

本発明は、例えばトマト、桃、梨、リンゴ等の農産物を等級別階級別に選別仕分けして箱詰め包装出荷する農産物の選別施設において好ましく用いられるもので、箱内に収容される農産物の情報(荷口情報や仕分情報等)を製品箱単位で管理できる農産物選別施設における情報管理装置に関する。
従来、農産物の集・出荷場あるいは農産物を選別して包装(箱詰め)出荷する農産物の選果場での作業は、農産物の所定の仕分区分(等級別階級別)で分類分けして品質の揃った農産物を包装出荷するための選別仕分包装作業と、分類分けされた農産物の評価データ(等級・階級)を生産者毎に集計する作業(生産者に対する代価精算処理作業)とがあり、代価精算のための計数処理が終了した農産物は、所定の仕分区分(等級階級別)で分類されて自動箱詰めあるいは手詰めで段ボール箱に箱詰めされる。
そして、この農産物が箱詰めされた製品箱(段ボール箱)は、農産物の名称(品目)、品種、等級、階級、数量(重量)、選果場名等が、段ボール箱の側面や上面に直接印字あるいはラベルに印刷されて貼付されて、各地の市場や消費地に向けて出荷されるようになっている。なお、農産物の選果場において、荷口情報を記憶する荷口情報記憶手段と、検出した仕分情報とトレイの固有情報とをリンクさせて記憶する仕分情報記憶手段とを備え、各記憶手段に記憶されているトレイの固有情報に基づいて各荷口別に農産物の仕分情報を集計するようにした選別装置が例えば特許文献1に開示されている。
特開2000−527号公報
しかしながら、上記従来方式における選果場での作業によると、生産者の代価精算処理が終了した農産物は、同じ仕分区分毎に箱詰めされるため、箱詰めされた製品箱には、「名称(品目)、品種、等級、階級、数量(重量)、選果場名」等が表示されるが、例えば生産者についての情報は何等表示されることがない。この理由としては、従来の選果場において、通常荷口の管理は評価データを得るまでとしていたため、それ以降については特に管理することはしていない。したがって、選果場から出荷後の市場や消費地において、仮に製品箱内に不具合が生じていた場合に、選果場の等級・階級までは追跡可能だとしても、それ以上の追跡範囲を広げて生産者を特定すること等は不可能であると共に、逆に各生産者が消費者の声を直接聞くことが困難で、生産活動に消費者の意見を反映させることが不可能である。
ところで、近時、野菜や果実等の農産物あるいは食品等について、その生産履歴等を明らかにすることが求められつつあるが、農産物を生産者個々に選別包装して出荷する場合には、各生産者の情報を比較的容易に付与できるものの、各生産者から持ち込まれた農産物を一つの選果場で大量に処理する場合においては、当該選果場で各生産者の情報を製品箱毎に管理することが困難である。なお、これらの問題点は、製品箱についての管理がなされていない前記特許文献1に開示の選別装置を使用した選果場においても同様のことが言える。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、その目的は、生産者別に持ち込まれる農産物を選別仕分けした後に所定の分類で箱詰めし、該箱詰めされた農産物について製品箱単位で生産者情報等の情報を管理することができて、消費者の声等を生産活動に的確に反映可能な農産物選別施設における情報管理装置を提供することにある。
かかる目的を達成すべく、本発明のうち請求項1に記載の発明は、トレイ上に載せられて選別コンベア上を搬送される農産物を計測し、該計測した結果に基づいて前記農産物を選別コンベアの搬送路に沿って仕分区分別に配置された貯留コンベア上に仕分排出し、該仕分排出された貯留コンベア上の農産物を箱詰位置で仕分区分別に製品箱に箱詰めして送り出す農産物選別施設における情報管理装置であって、前記仕分区分別に製品箱に箱詰めされた農産物の少なくとも生産者情報を、当該農産物が箱詰めされた製品箱毎に記憶管理可能な箱詰情報管理手段を備えたことを特徴とする。
また、請求項2に記載の発明は、トレイ上に載せられて選別コンベア上を搬送される農産物を計測し、該計測した結果に基づいて前記農産物を選別コンベアの搬送路に沿って仕分区分別に配置された貯留コンベア上に仕分排出し、該仕分排出された貯留コンベア上の農産物を箱詰位置で仕分区分別に製品箱に箱詰めして送り出す農産物選別施設における情報管理装置であって、前記貯留コンベア上に仕分排出される農産物について、少なくとも個数と荷口情報及び仕分情報からなる情報を記憶する情報記憶手段と、当該貯留コンベア上の農産物を箱詰めする際に、該貯留コンベア上の農産物が箱詰めされる製品箱の箱情報と前記情報記憶手段に記憶された情報とを対応させて記憶管理する箱詰情報管理手段とを備えたことを特徴とする。
また、請求項3に記載の発明は、前記情報記憶手段が、トレイ情報と荷口情報とを対応させて記憶する荷口情報記憶手段と、前記トレイ情報と仕分情報とを対応させて記憶する仕分情報記憶手段と、前記トレイ情報と製品箱の箱情報とを対応させて記憶する箱情報記憶手段とを備え、前記箱詰情報管理手段は、トレイ情報に基づいて荷口情報、仕分情報及び箱情報を対応させて、箱情報から箱内の農産物の仕分情報及び荷口情報を記憶管理することを特徴とする。
また、請求項4に記載の発明は、前記箱詰情報管理手段が、貯留コンベア上に仕分排出される農産物の少なくとも個数、荷口情報、仕分情報について、農産物が選別コンベア上から貯留コンベア上に仕分排出される順番に記憶し、前記製品箱の箱情報と製品箱内の区画位置情報及び農産物の仕分情報と荷口情報とを対応させて記憶管理することを特徴とする。
また、請求項5に記載の発明は、トレイ上に載せられて選別コンベア上を搬送される農産物を計測し、該計測した結果に基づいて前記農産物を選別コンベアの搬送路に沿って仕分区分別に配置された貯留コンベア上に仕分排出し、該仕分排出された貯留コンベア上の農産物を箱詰位置で仕分区分別に製品箱に箱詰めして送り出す農産物選別施設における情報管理装置であって、トレイ情報と荷口情報及び仕分情報を対応させて記憶する情報記憶手段と、農産物入りトレイを仕分区分別に貯留コンベアに仕分排出する仕分排出手段と、仕分区分別に排出された農産物入りトレイのトレイ情報を読み取り、このトレイ情報と対応して荷口情報と仕分情報とを前記情報記憶手段から読み出し、箱詰する際に、該読み出した荷口情報と仕分情報とを製品箱の箱情報と対応させて記憶管理する箱詰情報管理手段とを備えたことを特徴とする。
また、請求項6に記載の発明は、トレイ上に載せられて選別コンベア上を搬送される農産物を計測し、該計測した結果に基づいて前記農産物を選別コンベアの搬送路に沿って仕分区分別に配置された貯留コンベア上に仕分排出し、該仕分排出された貯留コンベア上の農産物を箱詰位置で仕分区分別に製品箱に箱詰めして送り出す農産物選別施設における情報管理装置であって、前記トレイは、その上に載せられる農産物の荷口情報及び仕分情報を記憶する情報記憶手段を有すると共に、前記貯留コンベア上に仕分排出された農産物を箱詰めする際に、当該貯留コンベア上の農産物が箱詰めされる製品箱の箱情報と前記情報記憶手段に記憶された情報とを対応させて記憶管理する箱詰情報管理手段を備えたことを特徴とする。
また、請求項7に記載の発明は、前記箱詰情報管理手段が、前記貯留コンベア上にプールされた農産物入りトレイについて箱詰め単位毎に箱詰め指示番号を付与し、前記貯留コンベアから箱詰位置に所定数の農産物入りトレイを送り出す際に、前記箱詰め指示番号と組み合わせて出力する箱詰指示信号に基づいて箱詰めの指示を行うことを特徴とする。
また、請求項8に記載の発明は、前記箱詰情報管理手段が、製品箱毎の箱情報と製品箱内の区画位置情報及び前記農産物の仕分情報と荷口情報とを対応させて記憶管理することを特徴とする。
また、請求項9に記載の発明は、前記箱詰情報管理手段が、製品箱の区画位置情報に基づいて、製品箱内の農産物の仕分情報及び生産者情報を整理票として作製する整理票作製手段を有することを特徴とする。
また、請求項10に記載の発明は、前記箱詰情報管理手段が、製品箱の外側に製品箱内の農産物の個々の仕分情報及び生産者情報をラベル貼付けもしくは直接印字により付設する情報付設手段を有することを特徴とする。
先ず、請求項1に記載の発明によれば、貯留コンベアの仕分区分別に箱詰めされた農産物の少なくとも生産者情報が、箱詰情報管理手段によって当該農産物が箱詰めされた製品箱毎に記憶管理されるため、例えば市場に出荷された製品箱に関する情報から、内部に収容されている農産物の生産者情報等を取得(把握)できる情報管理が可能となって、消費者の声等を農産物の生産活動に的確に反映することができる。
また、請求項2に記載の発明によれば、箱詰情報管理手段に、情報記憶手段に記憶されている少なくとも個数、荷口情報及び仕分情報と、貯留コンベア上の農産物が箱詰めされる製品箱の箱情報とが対応して記憶され、貯留コンベア上の農産物を箱詰めする際に、荷口情報や仕分情報が製品箱毎に記憶管理されるため、製品箱に関する情報から内部に収容されている農産物の生産者情報等を取得できる情報管理が可能となって、消費者の声等を農産物の生産活動に的確に反映することができる。
また、請求項3に記載の発明によれば、請求項2に記載の発明の効果に加え、箱詰情報管理手段が、荷口情報記憶手段、仕分情報記憶手段及び箱情報記憶手段を備え、トレイ情報に基づいて荷口情報、仕分情報及び箱情報が対応して記憶管理されるため、箱情報から箱内の農産物の仕分情報及び荷口情報を確実かつ容易に取得できて、製品箱に箱詰される農産物の効率的な情報管理を行うことができる。
また、請求項4に記載の発明によれば、請求項2または3に記載の発明の効果に加え、箱詰情報管理手段が、農産物を選別コンベア上から貯留コンベア上に仕分排出する順番に当該農産物の情報を記憶する情報記憶手段を有し、製品箱の箱情報と製品箱内の区画位置情報及び農産物の仕分情報と荷口情報とが対応して記憶管理されるため、製品箱の各区画位置に収容される各農産物の荷口情報等を管理することができて、例えば製品箱内の所定の区画位置に収容されている農産物の荷口情報等を容易に取得することができる。
また、請求項5に記載の発明によれば、箱詰情報管理手段が農産物を箱詰する際に、仕分区分別に排出された農産物入りトレイのトレイ情報を読み取り、この読み取ったトレイ情報と対応して荷口情報と仕分情報とを情報記憶手段から読み出し、該読み出した荷口情報と仕分情報とが製品箱の箱情報と対応して記憶管理されるため、荷口情報や仕分情報を製品箱毎に管理できて、製品箱に関する情報から内部に収容されている農産物の生産者情報等を取得できる情報管理が可能となって、消費者の声等を農産物の生産活動に的確に反映することができる。
また、請求項6に記載の発明によれば、箱詰情報管理手段により、貯留コンベア上の農産物が箱詰めされる製品箱の箱情報とトレイに付設された情報記憶手段の荷口情報や仕分情報とが対応して記憶管理されるため、貯留コンベア上に仕分排出された農産物を箱詰めする際に、荷口情報や仕分情報を製品箱毎に管理できて、製品箱に関する情報から内部に収容されている農産物の生産者情報等を取得できる情報管理が可能となって、消費者の声等を農産物の生産活動に的確に反映することができる。
また、請求項7に記載の発明によれば、請求項1ないし6に記載の発明の効果に加え、箱詰情報管理手段が、貯留コンベアから箱詰位置に所定数の農産物入りトレイを送り出す際に、箱詰包装単位毎に付与した箱詰め指示番号と組み合わせて出力される箱詰指示信号を用いるため、所定数の農産物入りトレイを箱詰位置に供給して確実に箱詰めできると共に、複数の農産物入りトレイを一括して処理できて、箱詰め動作の制御を簡略化することができる。
また、請求項8に記載の発明によれば、請求項1ないし7に記載の発明の効果に加え、箱詰情報管理手段が、製品箱毎の箱情報と製品箱内の区画位置情報と農産物の仕分情報と荷口情報とを対応して記憶管理するため、製品箱の箱情報から、箱内の所定の区画位置に収容されている農産物の荷口情報等を容易にかつ確実に取得することができる。
また、請求項9に記載の発明によれば、請求項1ないし8に記載の発明の効果に加え、箱詰情報管理手段が、製品箱の区画位置情報に基づいて、製品箱内の農産物の仕分情報及び生産者情報を整理票として作製する整理票作製手段を有するため、整理票作製手段で作製される整理票により、製品箱内の所定の区画位置に収容されている農産物の荷口情報等を一層容易にかつ確実に取得することができる。
また、請求項10に記載の発明によれば、請求項1ないし9に記載の発明の効果に加え、箱詰情報管理手段が、製品箱の外側に製品箱内の農産物の個々の仕分情報及び生産者情報をラベル貼付けもしくは直接印字により付設する情報付設手段を有するため、情報付設手段で付設される製品箱外部の情報により、製品箱の輸送・運搬中等に製品箱内の農産物の荷口情報等を容易に取得することができる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
図1〜図6は、本発明に係わる農産物選別施設における情報管理装置の第1の実施形態を示し、図1が該情報管理装置を使用した農産物選別施設の概略構成図、図2がその箱詰装置部分を拡大した構成図、図3及び図4がその動作を説明するためのフローチャート、図5及び図6がその説明図である。
図1において、選果場等の農産物選別施設1は、農産物W(図2参照)が載せられるトレイ2(農産物入りトレイ2という)を上流側から下流側に向けて矢印イの如く搬送する選別コンベア3を有し、この選別コンベア3の上流側に接続される例えば2条の供給コンベア3a、3bの計測位置には、トレイ2上の農産物Wを計測する計測装置4が配置されている。また、選別コンベア3の下流側の仕分位置には、仕分区分別にそれぞれ排出装置5を有する複数条の貯留コンベア6が複数列接続配置され、各列の貯留コンベア6の下流側の箱詰位置には、箱詰装置7が配置されるかあるいは手詰め部8が設けられている。
そして、前記計測装置4の直上流側と直下流側には、各供給コンベア3a、3bに対応してバーコードリーダ9、10がそれぞれ配置されると共に、選別コンベア3の仕分位置の上流側(最始端側)にもバーコードリーダ11が配置されている。前記バーコードリーダ9は、供給コンベア3a、3b上のトレイ2のトレイ情報としてのバーコード22(図7参照)を読み取りその情報を荷口情報入力装置13に出力し、また前記バーコードリーダ10は、計測装置4で計測された農産物入りトレイ2のバーコード22を読み取りその情報を演算処理装置14に出力するようになっている。また、前記バーコードリーダ11は、計測された農産物入りトレイ2のバーコード22を読み取りその情報を仕分制御装置15に出力するようになっている。
前記計測装置4は、トレイ2上の農産物Wに光を照射しその反射光や透過光等によって当該農産物Wの外観や内部品質等を撮像することで画像データを得るように構成され、この計測装置4の画像データが演算処理装置14に入力されて適宜に処理されることにより、当該農産物Wの等級や階級等の仕分情報が判定(計測)されるようになっている。なお、演算処理装置14は、CPU等の演算処理部(図示せず)を有して、例えばインターネットでアクセス可能な農産物選別施設1のホストコンピュータ等のデータベース16及び前記仕分制御装置15が接続されており、演算処理されたデータ(等級や階級)がこれらに送信(出力)されるようになっている。
また、前記供給コンベア3aの所定位置には、作業者によって選別コンベア3に供給される農産物Wの荷口名(生産者)等の荷口情報を入力するための操作盤17が配置されている。そして、この操作盤17で入力された荷口情報が、前記荷口情報入力装置13に入力されると共に、荷口情報入力装置13から荷口情報に関するデータが前記データベース16に送信されるようになっている。なお、この荷口情報入力装置13、演算処理装置14及び仕分制御装置15が接続される前記データベース16は、図示しないCPU等の制御部とハードディスク、RAM等の記憶部16a(図5参照)を有している。
そして、仕分制御装置15は、前記データベース16に接続されると共に、箱詰制御装置18(箱詰情報管理手段)に双方向通信可能に接続され、この箱詰制御装置18、データベース16、仕分制御装置15、前記荷口情報入力装置13、演算処理装置14等によって本発明の情報管理装置12が構築されている。
前記箱詰制御装置18は、図示しないCPU等からなる制御部と、RAM、ROM等からなる記憶部を有し、前記箱詰位置に設けられ段ボール箱等の製品箱20に予め付設されたラベル21の情報(箱番号という)を読み取るバーコードリーダ19が接続されると共に、その出力端子から出力される制御信号によって、箱詰装置7及びカタログ作製機23(整理票作製手段)の作動を制御するようになっている。
箱詰装置7や手詰め部8の下流側には、製品箱搬送コンベア24が接続され、この製品箱搬送コンベア24の下流側の所定位置には直前にバーコードリーダ25が配置されたカタログ作製機23が配置されている。カタログ作製機23は、バーコードリーダ25で読み取った製品箱20のラベル21の箱番号からこれと対応して記憶している農産物Wの情報を読み出して、この農産物Wの情報を印字したカタログ(整理票)を作製するためのもので、このカタログ作製機23で作製されたカタログが、製品箱20内に収容された後に製品箱20の蓋が閉じられるようになっている。このカタログ作製機23は、カタログの収容が不要な農産物Wの場合にはその配置を省略することができる。
なお、図示しないラベル貼付機により、内部に箱詰めされている農産物Wの荷口情報や仕分情報をラベル21に印字して製品箱20の例えば側面に貼付することができ、この貼付されたラベル21によって、製品箱搬送コンベア24上から市場等の間において、製品箱20の外部から内部に収容されている農産物Wの所定の情報が取得(把握)できることになる。このラベル貼付機としては、印字したラベル21を貼付する機構に限らず、製品箱20にラベル内容を直接印字する構成であっても良い。
前記箱詰装置7は、図2に示すように、貯留コンベア6の搬送方向ロと直交する方向に配置されたレール27に沿って移動可能に配置されると共に、幅方向(レール27方向)及び幅方向と直交する方向に移動可能で上下動可能な例えばパンタグラフ式の一列複数の吸着盤(図示せず)を有している。そして、この各吸着盤は、レール27に沿って移動しつつ、搬送コンベア33の下流側に設けられた箱詰待機コンベア28のトレイ2上の農産物Wを一括吸着して取り上げると共に、箱詰位置にセットされている製品箱20方向に移動することにより、吸着した農産物Wを製品箱20のトレイパック29の各凹部内に収容(箱詰め)するようになっている。
また、この箱詰装置7と貯留コンベア6との間、すなわち前記箱詰位置と貯留コンベア6の下流側に設けられた複数台(図では4台)のトレイパック載置台30との間には、トレイパック供給装置31が配置されている。このトレイパック供給装置31は、一対のアームの先端部下面に上下動可能に配置された吸着盤34等を有し、この吸着盤34がレール32に沿って移動可能で図2の矢印ハの如くレール32の一側から他側に向けて平面内で回動可能に配置されることにより、各トレイパック載置台30上の所定のトレイパック29を吸着して取り上げると共に、このトレイパック29を箱詰位置にセットされている製品箱20に嵌装するようになっている。
なお、前記箱詰位置は1列複数条(図では6条)の貯留コンベア6に対して、2箇所設けられると共に、農産物入りトレイ2が待機される箱詰待機コンベア28等も2条並設されており、これにより、箱詰作業の能率向上が図られると共に、複数のトレイパック載置台30を配置することで、各種の農産物Wに適用できるようになっている。この箱詰装置7やトレイパック供給装置31としては、この例に限定されず、他の適宜構成の装置を使用できる。
次に、この農産物選別施設1における動作及び各種情報の管理方法の一例を図3のフローチャートに基づいて説明する。なお、図3及び図4において、S1はデータベース16の動作を、S2は荷口情報入力装置13の動作を、S3は演算処理装置14の動作を、S4は仕分制御装置15の動作を、S5は箱詰制御装置18の動作を示しており、以下、S2〜S5の動作をS1の動作に絡めて順番に説明する。
<荷口情報入力装置13の動作S2>
農産物選別施設1に所定の生産者から所定数の農産物Wが搬入されると、前記操作盤17によって、生産者名、収穫日、選果日(搬入日)、ほ場、品種あるいは品目、個数等の荷口に関する情報(荷口情報)が入力操作され、この荷口情報が荷口情報入力装置13に入力される(S211)と共に、選別コンベア3の供給コンベア3a、3bに投入されるトレイ2のバーコードがバーコードリーダ9で読みとられて(S212)てトレイ番号が取得される。そして。トレイ番号が取得されると、このトレイ番号と荷口情報とをデータベース16に送信(S213)し、トレイ番号と荷口情報をデータベース16の記憶部16aに登録(S111)する。
この登録(記憶)は、例えば図5に示すように、データベース16の記憶部16aの書き込みデータの荷口情報欄16a−2とアドレス欄(トレイ番号欄)16a−1に、トレイ番号と荷口情報とを対応させて、例えばトレイ番号が「0001」の場合、該トレイ2に載せられた農産物Wの生産者が生産者Aであるとして記憶する。なお、図5の例では、説明の便宜上、荷口情報として生産者名のみを記載しているが、各トレイ2のトレイ番号に対応して前述した各種の荷口情報が記憶されることは言うまでもない。
<演算処理装置14の動作S3>
選別コンベア3の供給コンベア3a、3b上の農産物W入りトレイ2が、各供給コンベア3a、3bによって下流側に搬送されて計測位置まで搬送されると、バーコードリーダ10でトレイ3のバーコードが読み取られ(S311)、このバーコードリーダ10で読み取られたトレイ2の農産物Wが計測装置4で計測(S312)される。そして、この計測データがバーコードリーダ10で読み取ったトレイ番号と対応して演算処理装置14に入力され、該演算処理装置14で計測データが演算処理されて農産物Wの等級・階級が判定(S313)される。この計測装置4で判定された等級・階級(仕分情報)は、データベース16に送信されて該データベース16の記憶部16aに登録(S112)されると共に、仕分制御装置15に送信される。
このデータベース16の記憶部16aへの登録は、例えば図5に示すように、前記トレイ番号が「0001」の場合、仕分情報欄16a−3に該トレイ2上に載せられた農産物Wの階級が「L」で等級が「秀」であると記憶される。これにより、前記演算処理装置14で判定された仕分情報が、当該農産物入りトレイ2のトレイ番号に一対一で対応した状態で記憶部16aに書き込まれて登録(記憶)されることになる。なお、図5には図示しないが記憶部16aの仕分情報欄もしくは他の適宜の欄に、階級や等級以外に計測装置4で得られた例えば農産物Wの糖度等の各種計測情報を記憶するようにしても良い。
<仕分制御装置15の動作S4>
仕分制御装置15は、演算処理装置14によりそれぞれ対応したトレイ番号と仕分情報等が送信されると、これをその仕分情報記憶部(図示せず)に記憶(S411)し、仕分位置に搬送されてくる農産物入りトレイ2のバーコードをバーコードリーダ11で読み取り(S412)、この読み取ったトレイ番号に対応した仕分情報を仕分情報記憶部から読み出す(S413)。そして、この仕分情報に応じた仕分排出信号を所定の排出装置5に出力して当該排出装置5を作動させ、農産物入りトレイ2を所定の貯留コンベア6上に排出(S414)する。
貯留コンベア6上に農産物入りトレイ2が排出されると、仕分制御装置15の集積状態記憶部(図示せず)に各貯留コンベア6毎に排出されたトレイ番号を記憶(S415)し、農産物入りトレイ2が所定数排出されたか否か、すなわち貯留コンベア6の下流側に所定数の農産物入りトレイ2が集積されたか否かが判断(S416)される。この判断S416が「YES」となった時点で、箱詰指示信号(箱詰指示番号)と該指示信号に対応した所定集積数のトレイ番号とを、仕分制御装置15の集積状態記憶部(図示せず)に記憶(S417)し、この箱詰指示信号(箱詰指示番号)を箱詰制御装置18に送信(S418)する。この時、箱詰指示信号(箱詰指示番号)としては、図6に示すように、前記箱詰装置7により箱詰めする際の一箱詰め単位個数のトレイ番号を組とし、かつ順番に固有番号を付けた信号(図では001、002・・)等が使用され、箱詰指示信号と箱詰指示番号を組み合わせることで、貯留コンベア6上でプールされる農産物トレイ2の数が、1箱詰単位数となる階級か2箱詰単位数となる階級かを区別できるようにしている。
この箱詰指示信号により、当該箱詰指示信号に含まれるトレイ番号の農産物入りトレイ2が、貯留コンベア6の終端部に連結された搬送コンベア33上に送り出され、当該搬送コンベア33を下流側に搬送されてその箱詰待機コンベア28上で待機され、この待機されているトレイ2上の農産物Wが箱詰装置7で箱詰めされることになる。なお、各箱詰指示信号のトレイ番号は、貯留コンベア6上に排出されるトレイ2の順番に応じて設定されており、所定のトレイ2上の農産物Wが製品箱20のどの区画位置に箱詰めされたか(区画位置情報)検索できるようになっている。
そして、仕分制御装置15は、箱詰指示信号の送信後に、その集積状態記憶部から箱詰指示信号(箱詰指示番号)に対応したトレイ番号を読み出すと共に、このトレイ番号と後述する箱詰制御装置18から送信される製品箱20の箱番号とを対応させてデータベース16に送信(S419)して、データベース16の記憶部16aにトレイ番号と箱番号を登録(S113)する。この時の登録は、例えば図5に示すように、トレイ番号0001に載せられた農産物Wが箱番号001の箱に箱詰めさたれ場合は、アドレス欄16a−1が「0001」の箱番号欄16a−4に「001」として登録されることになる。
<箱詰制御装置18の動作S5>
箱詰制御装置18は、仕分制御装置15から箱詰指示信号が入力されると、当該箱詰指示信号に基づいて箱詰装置7を作動させて箱詰めを行い(S511)、箱詰位置に配置されているバーコードリーダ25で箱番号を読み取る(S512)と共に、この箱番号と箱詰指示番号を箱詰完了信号と共に仕分制御装置15に送信(S513)する。そして、前記ステップS419で箱番号をトレイ番号と対応(リンク)させる。そして、所定の箱詰指示信号による箱詰装置7の作動で、所定の箱詰め作業が例えば繰り返し行われて箱詰め作業が完了する。
なお、データベース16は、S111で荷口情報入力装置13からのトレイ番号と荷口情報の受信により、トレイ番号と荷口情報を対応させて登録すると共に、S112で演算処理装置14からの仕分情報とトレイ番号の受信により、トレイ番号と仕分情報とを対応させて登録し、さらに、S113で仕分制御装置15からのトレイ番号と箱番号の受信により、トレイ番号と箱番号とを対応させて登録する。これにより、トレイ番号と荷口情報と仕分情報及び箱番号がデータベース16の記憶部16aに登録(S114)されることになり、その形態としては、例えば図5に示す形態となる。
そして、このようにしてトレイ番号毎に各種情報が記憶部16aに記憶された農産物Wが箱詰めされた製品箱20は、箱詰装置7(もしくは手詰め部8)から製品箱搬送コンベア24上に供給される。この製品箱20は、製品箱搬送コンベア24を下流側に搬送されて製品箱20のラベル21のバーコード(箱番号)がバーコードリーダ25で読み取られ、その情報に基づいて、カタログ作製機23によってカタログが作製される。また、製品搬送コンベア24上で、図示しないラベル貼付機により製品箱20内に収容されている農産物Wの荷口情報や仕分情報が製品箱20の側面に直接あるいはラベルにして貼り付ける場合もある。
この時、カタログ作製機23は、バーコードリーダ25でラベルを読み取った箱番号に対応した各種情報をデータベース16から読み込み、この各種情報に基づいて製品箱20内に収容されている農産物Wに関する各種情報を印刷したカタログを作製する。このカタログに印刷される情報としては、農産物選別施設1の名称や産地名、予め生産者毎に記憶してある生産者の一言等の生産者の紹介、農産物Wの等級・階級等が使用される。なお、製品箱20内に複数の生産者の農産物Wが混在している場合は、農産物Wの収容位置(区画位置)と生産者等の各種情報とが一対一に対応できるようなカタログが作製され、このカタログにより、製品箱20を開封した際に開封作業者が各収容位置に収容されている農産物Wの各種情報(区画位置情報等)を明確に把握できることになる。
そして、農産物選別施設1内において、荷口情報や仕分情報及び箱情報が対応して所定の記憶部に記憶されて情報管理され(すなわち各種情報が記憶管理され)、その側面にラベル21が貼付されたり内部にカタログ等が収容された製品箱20は、農産物選別施設1からトラック等に積載されて市場等に運搬・輸送され、市場において製品箱20が開封される。この農産物選別施設1から市場への輸送・運搬時に、ラベル21によって内部の農産物Wの情報が取得され、また、市場で製品箱20が開封された際には、カタログによって農産物Wの情報が取得され、この時、製品箱20内の農産物Wに何らかの不具合が発生した場合には、ラベル21の情報やカタログの情報(これらに印刷されているURL等)を元に、インターネットでデータベース16にアクセスすること等により、詳しい荷口情報や仕分情報が得られ、特に、製品箱20内の収容区画位置毎に情報管理されていることから、個々の農産物Wの情報が確実に所得されることになる。
このように、上記実施形態の情報管理装置12にあっては、データベース16の記憶部16aに、各バーコードリーダ9〜11で読みとったトレイ番号と、荷口情報入力装置13で入力された荷口情報、及び計測装置4で計測された仕分情報、箱詰制御装置18のバーコードリーダ19で読み取った製品箱20の箱番号とが対応した状態で記憶されつつ箱詰装置7等で箱詰めされるため、生産者別に農産物選別施設1に持ち込まれた農産物Wを選別仕分した後に所定の分類で箱詰めし、該箱詰めされた農産物Wについて製品箱20単位で収容情報を管理することができて、選別施設1から市場等に出荷された後に、製品箱20に関する情報から内部に収容されている農産物Wの荷口情報等を簡単に取得でき、農産物Wの選別・出荷から消費までの間で効率的な情報管理が可能となる。
その結果、例えば消費者の声等を農産物Wの生産活動に的確に反映することができると共に、製品箱20内の農産物Wの生産履歴を追跡することにより、生産者と消費者との信頼関係が増すことから、消費者が安心して農産物Wを購入できて、農産物Wに新たな付加価値を与えることが可能となり、かつ、製品箱20単位で農産物Wの情報を管理することで、情報管理を簡素な構成で行うことができる。
また、箱詰情報管理装置18の記憶部に、製品箱20毎の箱番号と製品箱20内の区画位置情報と農産物Wの仕分情報とを対応させて記憶することができるため、製品箱20の箱番号から、製品箱20内の所定の区画位置に収容されている農産物Wの荷口情報等を容易かつ確実に取得することができて、製品箱20内の農産物Wの情報をより一層正確に所得することが可能となる。
さらに、情報管理装置12の仕分制御装置15から、箱詰指示信号が箱詰情報管理装置18に送信されることにより、箱詰装置7によって箱詰め作業が行われるため、製品箱20の各区画位置に収容される各農産物Wの荷口情報等を一対一で管理することができて、例えば製品箱20内の所定の区画位置に収容されている農産物Wの荷口情報等を容易に取得することができると共に、一括して同時に箱詰される複数個のトレイ2のトレイ番号を一括処理できて、箱詰め作業の制御の簡略化を図ることが可能となる。
また、製品箱20の区画位置情報に基づいて、製品箱20内の農産物Wの仕分情報及び荷口情報等をカタログとして作製するカタログ作製機23を配置するようにすれば、このカタログ作製機23で作製されるカタログにより、製品箱20内の所定の区画位置に収容されている農産物Wの荷口情報等を一層容易にかつ確実に取得することができて、一層効率的な農産物Wの情報管理が可能となる。
図7及び図8と図9〜図11は、本発明に係わる情報管理装置の第2の実施形態と第3の実施形態を示す構成図及びフローチャートである。以下、上記第1の実施形態と同一部位には同一符号を付して説明する。先ず、図7に示す第2の実施形態の情報管理装置12の特徴は、各貯留コンベア6の終端部に連結された搬送コンベア33の所定位置にバーコードリーダ35をそれぞれ配置し、仕分制御装置15からの箱詰指示信号に基づき、バーコードリーダ35で箱詰待機コンベア28上に待機される複数の農産物入りトレイ2のトレイ番号を検出(計数)すると共に、これら複数のトレイ2上の農産物Wが箱詰めされる製品箱20の箱番号をバーコードリーダ19で読み取り、この箱番号とトレイ番号とを対応させて記憶するようにしたものである。
この情報管理装置12の動作は、図8に示すように動作する。なお、データベース16、荷口情報入力装置13及び演算処理装置14の動作(S1〜S3)は、図3と同一であるためその図示を省略する。
<仕分制御装置15の動作S4>
バーコードリーダ11がトレイ番号を読み取る(S421)と、このトレイ番号に対応した仕分情報をデータべース16から読み出し(S422)、仕分制御部15に接続された排出位置設定部15aで設定されている所定の貯留コンベア6の排出装置5に仕分排出信号を出力(S423)する。この仕分排出信号により、農産物入りトレイ2が貯留コンベア6上に排出(S424)され、集積個数が所定数が否かが判断(S425)される。そして、この判断S425で「YES」になると、箱詰指示信号が箱詰制御装置18に送信(S426)され、この箱詰制御装置18の制御信号により箱詰装置7が所定の動作を行う(S521)。
また、箱詰指示信号を出力すると、バーコードリーダ35によりトレイ番号が読み取られ(S427)、この読み取ったトレイ番号とバーコードリーダ19で読み取った箱番号とをデータベース16に送信(S428)する。なお、箱詰制御装置18は、箱詰指示信号を受信した際に、該指示信号に基づいて箱詰め作業を行い(S521)、バーコードリーダ19で箱詰めした製品箱20の箱番号を読み取って(S522)仕分制御装置15に送信し、箱詰装置7を所定に動作させて箱詰め作業を完了(S523)する。
つまり、この実施形態の場合は、貯留コンベア6に仕分排出されて貯留されているトレイ2のうち、箱詰指示信号に対応した所定数の農産物入りトレイ2が搬送コンベア33を介して箱詰待機コンベア28上に供給されるが、この時のトレイ2のトレイ番号をバーコードリーダ35で読み取り、バーコードリーダ19で読み取った箱番号と対応して記憶されることになる。
この第2の実施形態においても、データベースの記憶部16aのアドレス欄16a−1、荷口情報欄16a−2、仕分情報欄16a−3及び箱番号欄16a−4に、トレイ番号と荷口情報、仕分情報及び箱番号が対応して記憶されるため、上記第1の実施形態と同様の作用効果が得られる他に、貯留コンベア6上に仕分排出された農産物入りトレイ2のトレイ番号がバーコードリーダ35で読み取られて箱詰指示信号に使用されることから、箱詰されるトレイ番号と箱番号の対応を一層確実に行うことができるという作用効果が得られる。
また、図9に示す第3の実施形態の情報管理装置12の特徴は、第1及び第2の実施形態においては、トレイ2に読み取り専用のバーコード(トレイ情報)を付与し、このバーコードに荷口情報や仕分情報及び箱情報を対応させてデータベース16の記憶部16aに記憶させるようにしたが、トレイ2に書き込み可能な記憶媒体36(例えばICカードICタグ)を付設し、この記憶媒体36を利用して製品箱20等を記憶管理するようにした点にある。
すなわち、各トレイ2にバーコードに代えて記憶媒体36を付設すると共に、前記バーコードリーダ9に代えて書き込み装置37を配置し、荷口情報は書き込み装置37を介して各トレイ2の記憶媒体36に記憶させ、計測装置4から得られる仕分情報は書き込み装置38を介して各トレイ2の記憶媒体36に記憶させる。これにより、選別コンベア3の仕分位置に供給される各トレイ2の記憶媒体36には、当該記憶媒体36を識別するトレイ番号と荷口情報及び仕分情報が対応して記憶され、これが仕分用の読取装置11で読み取られてデータベース16の記憶部16aに記憶されたり、所定の貯留コンベア6上に仕分排出されて、例えば第2の実施形態と同様に、読取装置35で箱詰めされる農産物入りトレイ2のトレイ番号が読み取られ、このトレイ番号と箱番号が対応してデータベース16に記憶されることになる。図10及び図11はこの情報管理装置12の動作を示しており、各部の動作は次のようになる。
<荷口情報入力装置13の動作S2>
荷口情報入力装置13は、操作盤17で荷口情報が入力操作(S231)されると、この情報を書き込み装置37を介して各トレイ2の記憶媒体36に書き込んで(S232)記憶させる。
<演算処理装置14の動作S3>
演算処理装置14は、計測装置4によりトレイ2上の農産物Wが計測(S331)されると、その計測結果から当該農産物Wの等級・階級(仕分情報)を判定(S332)し、この判定結果に基づく仕分情報を書き込み装置38を介して当該トレイ2の記憶媒体36に書き込んで(S333)記憶させる。
<仕分制御装置15の動作S4>
仕分制御装置15は、読取装置11で農産物入りトレイ2の記憶媒体36のトレイ番号を読み取ると、記憶媒体36からそのトレイ番号に対応した仕分情報を読み出し(S431)、所定の排出装置に仕分排出信号を出力(S432)する。この排出信号により所定の排出装置5が作動してその貯留コンベア6上に農産物入りトレイ2が排出(S433)され、集積個数が所定数か否かが判断(S434)される。
そして、この判断S434で「YES」となった場合に、箱詰指示信号を箱詰制御装置18に送信(S435)すると共に、所定数集積された各トレイ2の記憶媒体36から荷口情報と仕分情報を読み取る(S436)。そして、この読み取ったトレイ番号と対応する荷口情報及び仕分情報に、箱詰制御装置18から送信される箱番号を対応させてデータベース16に送信(S437)する。この送信されたデータがデータベース16の記憶部16aに登録(S131)されることになる。
<箱詰制御装置18の動作S5>
箱詰制御装置18は、箱詰指示信号を受信した際に、該指示信号に基づいて箱詰め作業を行い(S531)、バーコードリーダ19で箱詰めした製品箱20の箱番号を読み取って(S532)仕分制御装置15に送信し、箱詰装置7を所定に動作させて箱詰め作業を完了(S533)する。
つまり、この第3の実施形態は、選別コンベア3上で使用されるトレイ2に記憶媒体36をそれぞれ付設し、この記憶媒体36に各種情報を書き込んだり読み出すことで、各トレイ番号に荷口情報や仕分情報及び箱番号を対応させることができることになる。この第3の実施形態においても、トレイ番号に各種情報を対応させつつデータベース16等に記憶させることができて、上記第1の実施形態と同様の作用効果を得られる他に、選別コンベア3上の各処理をそのトレイ2の記憶媒体36に記憶させて最後にデータベース16に送信記憶させるだけで良いことから、各種情報の記憶のための制御が簡略化できるという作用効果が得られる。また、各トレイ2に設けた記憶媒体36に記憶されている情報を、読み取り装置により農産物選別施設1のライン上で読み取りできるようにすれば、該施設1内における情報管理が一層効率的に行えるという作用効果も得られる。
なお、上記各実施形態においては、荷口情報と仕分情報及び箱番号をデータベース16の記憶部16aにトレイ番号(トレイ情報)に対応させて記憶させたが、これらの情報にさらにトレイ2上の農産物Wに貼付される個体ラベルの情報を対応させて記憶させることもでき、このようにすれば、製品箱20内に収容されている個々の農産物Wにも個体ラベルが貼付されていることから、この個体ラベルに基づく各種情報の追跡が容易かつ正確に行えることになる。また、上記実施形態における各種情報を記憶(登録)するデータベース16の記憶部16aの形態としては、図示した例に限定されず、他の適宜の記憶形態の記憶部をデータベース16上や各装置上に構築することもできる。
本発明は、図示したレイアウトや構成の農産物選別施設への適用に限らず、各種農産物を選別して箱詰め出荷する他の適宜のレイアウトや構成の農産物選別施設に適用することができる。
本発明に係わる情報管理装置を使用した農産物選別施設の概略構成図 同箱詰装置部分を拡大して示す構成図 同動作を示すフローチャート 同動作を示す他のフローチャート 同記憶部の記憶状態を示す説明図 同箱詰指示番号の説明図 本発明に係わる他の情報管理装置を使用した農産物選別施設の概略構成図 同その動作を示すフローチャート 本発明に係わるさらに他の情報管理装置を使用した農産物選別施設の概略構成図 同その動作を示すフローチャート 同その動作を示す他のフローチャート
符号の説明
1・・・・・・・・・・農産物選別施設
2・・・・・・・・・・トレイ
3・・・・・・・・・・選別コンベア
4・・・・・・・・・・計測装置
5・・・・・・・・・・排出装置
6・・・・・・・・・・貯留コンベア
7・・・・・・・・・・箱詰装置
9〜11・・・・・・・バーコードリーダ
12・・・・・・・・・情報管理装置
13・・・・・・・・・荷口情報入力装置
14・・・・・・・・・演算処理装置
15・・・・・・・・・仕分制御装置
16・・・・・・・・・データベース
16a・・・・・・・・記憶部
17・・・・・・・・・操作盤
18・・・・・・・・・箱詰制御装置
19・・・・・・・・・バーコードリーダ
20・・・・・・・・・製品箱
21・・・・・・・・・ラベル
23・・・・・・・・・カタログ作製機
24・・・・・・・・・製品搬送コンベア
25・・・・・・・・・バーコードリーダ
31・・・・・・・・・トレイパック供給装置
35・・・・・・・・・バーコードリーダ
36・・・・・・・・・記憶媒体
37、38・・・・・・書き込み装置

Claims (10)

  1. トレイ上に載せられて選別コンベア上を搬送される農産物を計測し、該計測した結果に基づいて前記農産物を選別コンベアの搬送路に沿って仕分区分別に配置された貯留コンベア上に仕分排出し、該仕分排出された貯留コンベア上の農産物を箱詰位置で仕分区分別に製品箱に箱詰めして送り出す農産物選別施設における情報管理装置であって、
    前記仕分区分別に製品箱に箱詰めされた農産物の少なくとも生産者情報を、当該農産物が箱詰めされた製品箱毎に記憶管理可能な箱詰情報管理手段を備えたことを特徴とする農産物選別施設における情報管理装置。
  2. トレイ上に載せられて選別コンベア上を搬送される農産物を計測し、該計測した結果に基づいて前記農産物を選別コンベアの搬送路に沿って仕分区分別に配置された貯留コンベア上に仕分排出し、該仕分排出された貯留コンベア上の農産物を箱詰位置で仕分区分別に製品箱に箱詰めして送り出す農産物選別施設における情報管理装置であって、
    前記貯留コンベア上に仕分排出される農産物について、少なくとも個数と荷口情報及び仕分情報からなる情報を記憶する情報記憶手段と、当該貯留コンベア上の農産物を箱詰めする際に、該貯留コンベア上の農産物が箱詰めされる製品箱の箱情報と前記情報記憶手段に記憶された情報とを対応させて記憶管理する箱詰情報管理手段とを備えたことを特徴とする農産物選別施設における情報管理装置。
  3. 前記情報記憶手段は、トレイ情報と荷口情報とを対応させて記憶する荷口情報記憶手段と、前記トレイ情報と仕分情報とを対応させて記憶する仕分情報記憶手段と、前記トレイ情報と製品箱の箱情報とを対応させて記憶する箱情報記憶手段とを備え、前記箱詰情報管理手段は、トレイ情報に基づいて荷口情報、仕分情報及び箱情報を対応させて、箱情報から箱内の農産物の仕分情報及び荷口情報を記憶管理することを特徴とする請求項2に記載の農産物選別施設における情報管理装置。
  4. 前記箱詰情報管理手段は、貯留コンベア上に仕分排出される農産物の少なくとも個数、荷口情報、仕分情報について、農産物が選別コンベア上から貯留コンベア上に仕分排出される順番に記憶し、前記製品箱の箱情報と製品箱内の区画位置情報及び農産物の仕分情報と荷口情報とを対応させて記憶管理することを特徴とする請求項2または3に記載の農産物選別施設における情報管理装置。
  5. トレイ上に載せられて選別コンベア上を搬送される農産物を計測し、該計測した結果に基づいて前記農産物を選別コンベアの搬送路に沿って仕分区分別に配置された貯留コンベア上に仕分排出し、該仕分排出された貯留コンベア上の農産物を箱詰位置で仕分区分別に製品箱に箱詰めして送り出す農産物選別施設における情報管理装置であって、
    トレイ情報と荷口情報及び仕分情報を対応させて記憶する情報記憶手段と、農産物入りトレイを仕分区分別に貯留コンベアに仕分排出する仕分排出手段と、仕分区分別に排出された農産物入りトレイのトレイ情報を読み取り、このトレイ情報と対応して荷口情報と仕分情報とを前記情報記憶手段から読み出し、箱詰する際に、該読み出した荷口情報と仕分情報とを製品箱の箱情報と対応させて記憶管理する箱詰情報管理手段とを備えたことを特徴とする農産物選別施設における情報管理装置。
  6. トレイ上に載せられて選別コンベア上を搬送される農産物を計測し、該計測した結果に基づいて前記農産物を選別コンベアの搬送路に沿って仕分区分別に配置された貯留コンベア上に仕分排出し、該仕分排出された貯留コンベア上の農産物を箱詰位置で仕分区分別に製品箱に箱詰めして送り出す農産物選別施設における情報管理装置であって、
    前記トレイは、その上に載せられる農産物の荷口情報及び仕分情報を記憶する情報記憶手段を有すると共に、前記貯留コンベア上に仕分排出された農産物を箱詰めする際に、当該貯留コンベア上の農産物が箱詰めされる製品箱の箱情報と前記情報記憶手段に記憶された情報とを対応させて記憶管理する箱詰情報管理手段を備えたことを特徴とする農産物選別施設における情報管理装置。
  7. 前記箱詰情報管理手段は、前記貯留コンベア上にプールされた農産物入りトレイについて箱詰め単位毎に箱詰め指示番号を付与し、前記貯留コンベアから箱詰位置に所定数の農産物入りトレイを送り出す際に、前記箱詰め指示番号と組み合わせて出力する箱詰指示信号に基づいて箱詰めの指示を行うことを特徴とする請求項1ないし6のいずれかに記載の農産物選別施設における情報管理装置。
  8. 前記箱詰情報管理手段は、製品箱毎の箱情報と製品箱内の区画位置情報及び前記農産物の仕分情報と荷口情報とを対応させて記憶管理することを特徴とする請求項1ないし7のいずれかに記載の農産物選別施設における情報管理装置。
  9. 前記箱詰情報管理手段は、製品箱の区画位置情報に基づいて、製品箱内の農産物の仕分情報及び生産者情報を整理票として作製する整理票作製手段を有することを特徴とする請求項1ないし8のいずれかに記載の農産物選別施設における情報管理装置。
  10. 前記箱詰情報管理手段は、製品箱の外側に製品箱内の農産物の個々の仕分情報及び生産者情報をラベル貼付けもしくは直接印字により付設する情報付設手段を有することを特徴とする請求項1ないし9のいずれかに記載の農産物選別施設における情報管理装置。
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