JP2020037073A - 農産物選別施設 - Google Patents

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秀正 松村
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Abstract

【課題】作業を効率よく行うことができる農産物選別施設を提供する。【解決手段】農産物を等級別に仕分ける等級仕分け部と、前記等級仕分け部で仕分けられた農産物を前記等級別に包装する包装部と、前記等級仕分け部で仕分けられた農産物が前記等級別に収容される容器を前記包装部へ向けて搬送する搬送部と、を備える農産物選別施設において、前記搬送部で前記包装部へ向けて搬送される前記容器を一時的に貯留する一時貯留部を設けたことを特徴とする。特定の等級以外の等級に仕分けられた農産物が収容される前記容器を前記一時貯留部に貯留することが好ましい。また、仕分けられた農産物の割合が最大の等級以外の等級に仕分けられた農産物が収容される前記容器を前記一時貯留部に貯留することが好ましい。【選択図】図1

Description

本発明は、枝豆、すだち、ピーマン、なす等の農産物を等級別に仕分けして包装する農産物選別施設に関する。
従来、枝豆等の農産物等を形状、大きさ、色、実の状態や虫食いの有無などによって選別する選別装置が知られている(例えば特許文献1を参照)。
特許文献1に記載された選別装置は、一定の速度で回転する透明な無端ベルトと、前記無端ベルト上に選別対象物である枝豆を順次搬入する搬入装置と、前記無端ベルトの表面および裏面の前記枝豆が通過する範囲を撮影可能な位置に配置される2つの画像撮影装置と、前記画像撮影装置から得られた画像から不良品を選別する画像処理装置と、前記画像処理装置によって不良品と判定された枝豆を排除する排除装置とを備えたものである。
特許文献1に記載された選別装置によれば、反射光や透過光を用いて撮影した画像を画像処理することで、形状を始め、色や内部の実の状態によって枝豆の不良品を選別することができるので、選別の精度が向上する。
また、特許文献1に記載された選別装置によれば、透明のベルトを使用することで、選別対象物を回転させることなく上面の画像と下面の画像を取得できるので、両面の不良を確実に検出し、不良品を確実に検出することができる。
ところで、実際の枝豆等の選別施設は、選別部、等級仕分け部、包装部を備え、荷受けした枝豆を、前記選別部において特許文献1に記載されたような選別装置によって良品と不良品に選別し、前記良品に選別された枝豆を、前記等級仕分け部において例えば「さや」の大きさや厚み等により等級別に仕分けし、前記等級別に仕分けられた枝豆を、前記包装部において前記等級別に包装する。
ところが、枝豆の入荷量が多く、前記包装部の処理能力を超える場合には、等級別に仕分けられた枝豆が、前記等級仕分け部と前記包装部とを接続する搬送部に包装待ちの状態で滞留するため、前記等級仕分け部における仕分け作業を中断する必要があり、作業を効率よく行うことができない問題がある。
また、等級別に仕分けられた枝豆が、前記包装部にランダムに搬送される場合には、例えば等級毎に枝豆を包装する袋を変更する場合、前記袋を頻繁に変更する必要があり、また、枝豆が包装された包装袋の保管や出荷に際し、前記包装袋を等級別に整理し直す必要があり、作業を効率よく行うことができない問題がある。
特開2017−80661号公報
そこで、本発明は、作業を効率よく行うことができる農産物選別施設を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明は、
農産物を等級別に仕分ける等級仕分け部と、
前記等級仕分け部で仕分けられた農産物を前記等級別に包装する包装部と、
前記等級仕分け部で仕分けられた農産物が前記等級別に収容される容器を前記包装部へ向けて搬送する搬送部と、を備える農産物選別施設において、
前記搬送部で前記包装部へ向けて搬送される前記容器を一時的に貯留する一時貯留部を設けたことを特徴とする。
本発明は、
特定の等級以外の等級に仕分けられた農産物が収容される前記容器を前記一時貯留部に貯留することが好ましい。
本発明は、
仕分けられた農産物の割合が最大の等級以外の等級に仕分けられた農産物が収容される前記容器を前記一時貯留部に貯留することが好ましい。
本発明は、
前記容器に識別情報が記録される媒体が取り付けられる一方で、前記等級仕分け部で仕分けられた農産物の等級情報が前記識別情報と関連付けて記憶される記憶装置が設けられ、
前記記憶装置に記憶される前記農産物の前記等級情報に基づいて前記容器を前記一時貯留部に貯留することが好ましい。
本発明は、
農産物を荷受けする荷受部をさらに備え、
前記荷受部には、荷受けした農産物の生産者名を含む荷受情報を登録し前記記憶装置に記憶させる登録装置が設けられ、
前記登録装置で登録された前記荷受情報と前記等級仕分け部で仕分けられた農産物の等級情報を前記記憶装置で紐付けすることが好ましい。
本発明は、
前記包装部に印字装置が設けられ、
包装される農産物の前記荷受情報及び前記等級情報に関連付けられる固有情報を包装容器又は前記包装容器に貼付されるラベルに印字することが好ましい。
本発明の農産物選別施設は、搬送部で包装部へ向けて搬送される容器を一時的に貯留する一時貯留部を設けたので、農産物の入荷量が多く、包装部の処理能力を超える場合でも、等級仕分け部で等級別に仕分けられた農産物が収容される容器を前記一時貯留部に一時的に貯留することができるため、等級仕分け部における仕分け作業を中断する必要がなく、作業を効率よく行うことができる。
また、農産物選別施設は、各部に配置される作業員により管理・運営が行われるが、本発明の農産物選別施設は、前記一時貯留部を設けたので、例えば午前は作業員を等級仕分け部に集中配置して仕分け作業を行い、午後は作業員を包装部に集中配置して包装作業を行うなど、作業員を臨機応変に配置することで作業を効率よく行うことができる。
本発明の農産物選別施設は、特定の等級以外の等級に仕分けられた農産物が収容される前記容器を前記一時貯留部に貯留することとすれば、前記包装部には、特定の等級に仕分けられた農産物が収容される容器が連続して搬送されてくることとなり、例えば等級毎に農産物を包装する包装容器を変更する場合でも、前記包装容器を頻繁に変更する必要がなく、また、包装後の前記包装容器の保管や出荷に際し、前記包装容器を等級別に整理し直す必要がないため、作業を効率よく行うことができる。
本発明の農産物選別施設は、仕分けられた農産物の割合が最大の等級以外の等級に仕分けられた農産物が収容される前記容器を前記一時貯留部に貯留することとすれば、前記包装部には、割合が最大の等級に仕分けられた農産物が収容される容器が連続して搬送されてくることとなり、大量の包装作業を一気に進めることができるため、作業を効率よく行うことができる。
本発明の農産物選別施設は、前記容器に識別情報が記録される媒体が取り付けられる一方で、前記等級仕分け部で仕分けられた農産物の等級情報が前記識別情報と関連付けて記憶される記憶装置が設けられ、前記記憶装置に記憶される前記農産物の前記等級情報に基づいて前記容器を前記一時貯留部に貯留することとすれば、前記媒体に記録される識別情報の読み取りにより前記記憶装置に記憶された農産物の等級情報を認識できるので、前記容器を前記一時貯留部に貯留する作業を自動化することが可能となる。
本発明の農産物選別施設は、農産物を荷受けする荷受部をさらに備え、前記荷受部には、荷受けした農産物の生産者名を含む荷受情報を登録し前記記憶装置に記憶させる登録装置が設けられ、前記登録装置で登録された前記荷受情報と前記等級仕分け部で仕分けられた農産物の等級情報を前記記憶装置で紐付けすることとすれば、前記農産物のトレーサビリティが可能となる。
本発明の農産物選別施設は、前記包装部に印字装置が設けられ、包装される農産物の前記荷受情報及び前記等級情報に関連付けられる固有情報を包装容器又は前記包装容器に貼付されるラベルに印字することとすれば、前記包装容器に包装された農産物のトレーサビリティが可能となる。
枝豆選別施設の概略平面図。
本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は本発明の実施の形態における枝豆選別施設の概略平面図を示す。
本発明の実施の形態における枝豆選別施設1は、生産者が収穫した枝豆を荷受けする荷受部2、前記荷受部2で荷受けした枝豆を洗浄し脱水する洗浄・脱水部3、前記洗浄・脱水部3で洗浄・脱水した枝豆を良品と不良品に選別する良否選別部4、前記良否選別部4で良品に選別された枝豆を等級別に仕分ける等級仕分け部5、前記等級仕分け部5で仕分けられた枝豆を等級別に包装する包装部6を備える。
また、前記枝豆選別施設1は、前記等級仕分け部5で仕分けられた枝豆が等級別に収容される容器を前記包装部6へ搬送する搬送部7、前記搬送部7で前記包装部6へ向けて搬送される容器を一時的に貯留する一時貯留部8を備える。
図1の例は、前記荷受部2、前記洗浄・脱水部3、前記良否選別部4、前記等級仕分け部5、前記包装部6をそれぞれ二系列備え、前記搬送部7及び前記一時貯留部8を各系列で共通して使用する。
以下、荷受から包装までの各工程を一系列に基づいて説明する。
前記荷受部2には、枝豆の荷受日時、生産者名、品種名、荷受量等の荷受情報を登録するためのパーソナルコンピュータ等の登録端末21が設置される。
生産者等により枝豆選別施設1へ搬入された枝豆は、当該荷受部2において施設のコンテナに移し替えられた後、前記登録端末21により荷受日時、生産者名、品種名、コンテナ数(荷受量)等の荷受情報が登録され、ホストコンピュータやサーバ内の記憶装置11に記憶され蓄積されて荷受処理が完了する。
なお、前記枝豆選別施設1は、枝豆以外の他の農産物を扱うこともできる。その場合、農産物名を荷受情報として登録することができる。
前記洗浄・脱水部3には複数の作業員が配置され、前記荷受部2で前記コンテナに移し替えられた枝豆が、前記作業員により洗浄され脱水されて洗浄・脱水処理が完了する。
前記洗浄・脱水部3には、洗浄・脱水装置を配設して機械洗浄する構成とすることもできる。
前記良否選別部4には、特許文献1に記載されたように枝豆からの反射光や透過光を利用して前記枝豆を良品と不良品に選別する光学式選別機が配設される。
前記洗浄・脱水部3で洗浄・脱水処理が完了した枝豆は、前記コンテナから排出され、1個(1さや)ごとに前記光学式選別機に供給され良品と不良品に選別されて良否選別処理が完了する。前記コンテナは、前記荷受部2に戻されて再利用される。
前記等級仕分け部5には複数の作業員Hが配置され、前記良否選別部4で良品に選別された枝豆が、前記作業員Hの目視により秀品(L)、優品(AL)、良品(M)の3種の等級別に仕分けられる。
前記等級別に仕分けられた後の枝豆は、識別可能なバーコード(識別情報)が取り付けられたコンテナ(バーコード付コンテナ)に収容されて等級仕分け処理が完了する。
なお、前記コンテナにはバーコードに代えて、識別情報が記録される他の媒体が取り付けられていてもよい。
ここで、前記等級仕分け部5には、秀品(L)、優品(AL)、良品(M)に対応して3カ所の排出部が設けられ、各排出部に計量器及びバーコードリーダ51が備えられる(図1では、1つのバーコードリーダ51のみを示している。)。
枝豆が収容された前記バーコード付コンテナは、前記計量器により重量が検査され、前記バーコードリーダ51によりどの等級の排出部を通過したかチェックされて、前記バーコード付コンテナに収容される枝豆の等級情報が前記バーコードと関連付けて前記記憶装置11に記憶され、前記荷受部2で登録される荷受情報と紐付けされる。
なお、前記等級仕分け部5には、等級仕分け装置を配設して機械仕分けする構成とすることもできる。
前記包装部6には、前記等級仕分け部5で仕分けられた枝豆を、前記等級別に包装する包装機が配設される。ここでは、前記包装機は、枝豆を計量して袋に充填し密封する計量包装機とする。
前記等級仕分け部5において前記バーコード付コンテナに等級別に収容された枝豆は、前記包装機により包装され、包装袋が機外へ搬出されて包装処理が完了する。
ここで、前記包装部6には、包装日時、生産者名、等級等、前記記憶装置11に記憶される前記荷受情報及び前記等級情報と関連付けられる製品情報を印字する印字装置を設けることができる。
前記印字装置により包装袋又は前記包装袋に貼付されるラベルに前記製品情報を印字することで、前記包装袋に包装された枝豆のトレーサビリティが可能となる。
なお、前記製品情報以外にも、前記荷受情報及び前記等級情報と関連付けられる他の固有情報を印字して、前記包装袋に包装された枝豆のトレーサビリティを可能とすることもできる。
なお、前記包装後の後工程として、包装袋を段ボール箱に充填する工程を設けることもできる。
前記搬送部7には、前記等級仕分け部5でバーコード付コンテナに収容された枝豆を、前記包装部6に搬送する搬送コンベア71、及び前記包装部6で枝豆を排出して空になった前記バーコード付コンベアを前記等級仕分け部5に戻す戻しコンベア72が配設される。
前記搬送コンベア71は例えばローラコンベアであって、前記ローラコンベアの途中には、ローラの間隙から浮上して前記バーコード付コンベアの搬送を一時的に停止させるストッパ板が設けられ、前記バーコード付コンベアが一時的に停止する位置に固定式バーコードリーダ73が備えられる。
前記搬送コンベア71上を前記包装部6へ向けて搬送される前記バーコード付コンテナは、前記ストッパ板により停止させられた状態で前記固定式バーコードリーダ73によりバーコードを読み取られ、前記バーコードと関連付けて前記記憶装置11に記憶される枝豆の等級情報に基づいて、前記包装部6へ向けて搬送されるか、前記一時貯留部8に一時的に貯留されるかが決定される。
ここでは、前記等級仕分け部5で仕分けられた枝豆の割合が、秀品(L)8割、優品(AL)1割、良品(M)1割とした場合、等級の割合が最大である秀品(L)を優先的に包装処理することとし、前記枝豆の等級情報が秀品(L)の場合、前記ストッパ板を下降させて前記バーコード付コンテナを前記包装部6へ向けて搬送する。そして、前記等級の割合が最大以外の等級である優品(AL)及び良品(M)は、前記秀品(L)の包装処理が終了した後に一括して処理することとし、前記一時貯留部8に一時的に貯留する。
なお、優先的に包装処理する等級の枝豆は、任意に決定することができ、前記等級の割合に代えて、例えば需要の割合が最大である等級の枝豆を優先的に包装処理することもできる。
前記一時貯留部8には、前記搬送部7の前記搬送コンベア71上を前記包装部6へ向けて搬送されるバーコード付コンテナを一時的に貯留する搬送プール81と、前記搬送プール81に貯留されるバーコード付コンテナを前記搬送コンベア71へ搬出する搬出コンベア82が配設される。
前記搬送プール81は、前記搬送コンベア71の搬送方向と直交する位置関係で配置される複数のプール列を有する。
前記搬送部7において、前記バーコード付コンテナに収容される枝豆の前記等級情報が優品(AL)又は良品(M)の場合、前記ストッパ板が下降するとともに、所定のプール列に対応する他のストッパ板が前記ローラコンベアのローラ間から上昇して前記バーコード付コンテナを再度停止させ、公知の方向移送コンベア等によって前記バーコード付コンテナを前記所定のプール列へ移送し一時的に貯留する。
前記包装部6で前記秀品(L)の包装処理が終了した後、前記優品(AL)及び良品(M)が収容される前記バーコード付コンテナは、前記プール列から順次排出され、前記搬出コンベア82により前記搬送コンベア71へ搬出されて、前記包装部6へ搬送され包装処理が行われる。
ここで、前記バーコード付きコンテナを前記一時貯留部8に一時的に貯留する作業は、制御装置により自動化することできる。また、作業員により手動で行うこともできる。
本発明の実施の形態における枝豆選別施設は、前記搬送部7で前記包装部6へ向けて搬送される前記バーコード付コンテナを一時的に貯留する一時貯留部8を設けたので、枝豆の入荷量が多く、前記包装部6の処理能力を超える場合でも、前記等級仕分け部5で等級別に仕分けられた枝豆が収容される前記バーコード付コンテナを前記一時貯留部8に一時的に貯留することができるため、前記等級仕分け部5における仕分け作業を中断する必要がなく、作業を効率よく行うことができる。
また、枝豆選別施設は、各部に配置される作業員により管理・運営が行われるが、本発明の実施の形態では、前記一時貯留部8を設けたので、例えば午前は作業員を前記等級仕分け部5に集中配置して仕分け作業を行い、午後は作業員を前記包装部6に集中配置して包装作業を行うなど、作業員を臨機応変に配置することで作業を効率よく行うことができる。
本発明の実施の形態における枝豆選別施設は、前記等級仕分け部5で仕分けられた枝豆の等級情報に基づいて、前記枝豆が収容されるバーコード付きコンテナが前記包装部6へ向けて搬送されるか、前記一時貯留部8に一時的に貯留されるかが決定され、特定の等級以外の等級に仕分けられた枝豆が収容される前記バーコード付きコンテナを前記一時貯留部8に貯留することができるので、前記包装部6には、特定の等級に仕分けられた枝豆が収容されるバーコード付きコンテナが連続して搬送されてくることとなり、例えば等級毎に枝豆を包装する袋を変更する場合でも、前記袋を頻繁に変更する必要がなく、また、包装後には、前記枝豆が包装された包装袋の保管や出荷に際し、前記包装袋を等級別に整理し直す必要がないため、作業を効率よく行うことができる。
本発明の実施の形態における枝豆選別施設は、仕分けられた枝豆の割合が最大の等級以外の等級に仕分けられた枝豆が収容される前記バーコード付きコンテナを前記一時貯留部8に貯留することとすれば、前記包装部6には、割合が最大の等級に仕分けられた枝豆が収容されるバーコード付きコンテナが連続して搬送されてくることとなり、大量の包装作業を一気に進めることができるため、作業を効率よく行うことができる。
本発明の実施の形態における枝豆選別施設は、バーコードの読み取りにより記憶装置11に記憶される枝豆の等級情報を認識できるので、バーコード付コンテナを一時貯留部8に貯留する作業を自動化することができる。
本発明の実施の形態における枝豆選別施設は、荷受部2で登録された荷受情報と等級仕分け部5で仕分けられた枝豆の等級情報が記憶装置11で紐付けされるので、枝豆のトレーサビリティが可能となる。
本発明の実施の形態における枝豆選別施設は、包装部6に印字装置を設け、包装される枝豆の荷受情報及び等級情報に関連付けられる製品情報やその他の固有情報を、包装袋又は前記包装袋に貼付されるラベルに印字することとすれば、前記包装袋に包装された枝豆のトレーサビリティが可能となる。
上記本発明の実施の形態では、前記等級仕分け部5で仕分けられた枝豆をバーコード付コンテナに収容することとしたが、2次元コードが表示されたラベルやICチップなど、識別情報が記録される他の媒体が取り付けられたコンテナに収容することとすることもできる。
本発明の実施の形態では、枝豆選別施設を例としたが、すだち、ピーマン、なす等、他の農産物を等級別に仕分けして包装する農産物選別施設とすることもできる。その場合、包装部6において農産物を箱に充填して包装することもできる。
本発明は、上記実施の形態に限るものでなく、発明の範囲を逸脱しない限りにおいてその構成を適宜変更できることはいうまでもない。
本発明の農産物選別施設は、一時貯留部を設けたことで、容器が搬送部に滞留するのを防ぎ、臨機応変に人員を配置することができるため、作業を効率よく行うことができる。
1 枝豆選別施設
11 記憶装置
2 荷受部
21 登録端末(登録装置)
3 洗浄・脱水部
4 良否選別部
5 等級仕分け部
51 バーコードリーダ
6 包装部
7 搬送部
71 搬送コンベア
72 戻しコンベア
73 固定式バーコードリーダ
8 一時貯留部
81 搬送プール
82 搬出コンベア
H 作業員

Claims (6)

  1. 農産物を等級別に仕分ける等級仕分け部と、
    前記等級仕分け部で仕分けられた農産物を前記等級別に包装する包装部と、
    前記等級仕分け部で仕分けられた農産物が前記等級別に収容される容器を前記包装部へ向けて搬送する搬送部と、を備える農産物選別施設において、
    前記搬送部で前記包装部へ向けて搬送される前記容器を一時的に貯留する一時貯留部を設けたことを特徴とする農産物選別施設。
  2. 特定の等級以外の等級に仕分けられた農産物が収容される前記容器を前記一時貯留部に貯留する請求項1記載の農産物選別施設。
  3. 仕分けられた農産物の割合が最大の等級以外の等級に仕分けられた農産物が収容される前記容器を前記一時貯留部に貯留する請求項2記載の農産物選別施設。
  4. 前記容器には識別情報が記録される媒体が取り付けられる一方で、前記等級仕分け部で仕分けられた農産物の等級情報が前記識別情報と関連付けて記憶される記憶装置が設けられ、
    前記記憶装置に記憶される前記農産物の前記等級情報に基づいて前記容器を前記一時貯留部に貯留する請求項2又は3記載の農産物選別施設。
  5. 農産物を荷受けする荷受部をさらに備え、
    前記荷受部には、荷受けした農産物の生産者名を含む荷受情報を登録し前記記憶装置に記憶させる登録装置が設けられ、
    前記登録装置で登録された前記荷受情報と前記等級仕分け部で仕分けられた農産物の等級情報を前記記憶装置で紐付けする請求項4記載の農産物選別施設。
  6. 前記包装部には印字装置が設けられ、
    包装される農産物の前記荷受情報及び前記等級情報に関連付けられる固有情報を包装容器又は前記包装容器に貼付されるラベルに印字する請求項5記載の農産物選別施設。
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