JP2015039721A - 離型剤供給装置 - Google Patents

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庸介 森元
Yasusuke Morimoto
庸介 森元
明浩 伊神
Akihiro Igami
明浩 伊神
章吾 工藤
Shogo Kudo
章吾 工藤
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Abstract

【課題】常に安定した供給圧力で離型剤をスプレー用ノズルに供給することができる離型剤供給装置を提供する。
【解決手段】離型剤を吐出するポンプシリンダ3と、ポンプシリンダ3のピストン4を駆動するサーボモータ5と、ポンプシリンダ3の二次側圧力を検出する圧力センサ14と、検出された二次側圧力が一定となるようにサーボモータ5を制御する制御器15とを備えた離型剤供給装置である。スプレーノズル2に常に一定圧力で、離型剤を圧送することができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、鍛造用金型やダイカスト用金型などに離型剤をスプレーするスプレーシステムに用いられる離型剤供給装置に関するものである。
上記のようなスプレーシステムにおいては、離型剤タンクから供給される離型剤を離型剤供給装置によって加圧してスプレー用ノズルまで圧送し、スプレー用ノズルにおいて圧縮空気に載せてスプレーしている。
スプレー用ノズルからのスプレー量は均等であることが好ましく、そのためには常に一定圧で離型剤がスプレー用ノズルまで圧送されてくることが望ましい。もしこの供給圧力に変動があるとスプレー量にばらつきを生じるからである。
そこで例えば特許文献1に示すように、離型剤が収納されたタンクにピストンを設け、このピストンを一定圧で下降させることにより、常に一定の圧力で離型剤を供給するようにした離型剤供給装置が用いられている。特許文献1ではウエイトによってピストンに一定荷重を加えているが、一定圧力に制御された圧縮空気によりピストンに一定荷重を加えることも一般的である。
ところが、本発明者等がスプレー中の離型剤の供給圧力を測定したところ、上記のような定圧ピストンによる供給方式においては、離型剤の供給圧力を安定させることは容易ではなく、かなりの圧力変動が発生していることが判明した。
その理由は、タンク内の圧力を一定に保ったとしても、スプレー用ノズルからのスプレーに伴い急速な圧力降下が生じることである。従来方式によっては、このような急速な圧力降下に追従することができない。しかもタンク内の離型剤の残量によってピストンの位置が移動し、ピストンの摺動摩擦も微妙に変化するため、スプレーの前後で離型剤の供給圧力が変動し、スプレー後は設定圧からやや外れた圧力となることがある。従って従来のような定圧ピストンによる供給方式では、離型剤のスプレー量に僅かながらもばらつきが生じることが避けられなかった。
特公平8−2489号公報
従って本発明の目的は上記した従来の問題点を解決し、常に安定した供給圧力で離型剤をスプレー用ノズルに供給することができ、離型剤のスプレー量のばらつきを抑制することができる離型剤供給装置を提供することである。
上記の課題を解決するためになされた本発明は、スプレーノズルに離型剤を圧送するための離型剤供給装置であって、離型剤を吐出するポンプシリンダと、このポンプシリンダのピストンを駆動するサーボモータと、このポンプシリンダの二次側圧力を検出する圧力センサと、この圧力センサにより検出された二次側圧力が一定となるように前記サーボモータを制御する制御器とを備えたことを特徴とするものである。
なお請求項2の発明のように、前記サーボモータは、ポンプシリンダのピストンを進退させるボールねじを駆動するものであることが好ましい。また請求項3の発明のように、前記スプレーノズルは、離型剤をパルス状に噴射する噴射制御弁を備えたものであることが好ましい。
本発明の離型剤供給装置は、離型剤を供給するポンプシリンダの二次側圧力、すなわち離型剤の供給圧力が一定となるように、ポンプシリンダのピストンを駆動するサーボモータを制御する構造である。このように、離型剤の供給圧力そのものを制御指標とし、サーボモータによる高速制御を行なうことができるので、常に安定した供給圧力で離型剤をスプレー用ノズルに供給することが可能となる。従って離型剤のスプレー量のばらつきを従来よりも抑制することが可能となった。またスプレーノズルに噴射制御弁を組み込んでおけば、離型剤をパルス状に噴射することが可能となるが、この場合にも各パルス毎の噴射量を一定とすることができる。
本発明の実施形態を示す説明図である。 要部の断面図である。 供給圧力の変動を示すグラフである。
以下に本発明の実施形態を説明する。
図1は本発明の実施形態を示す説明図であり、1はダイカストマシン等の金型、2はこの金型1の内面に離型剤をスプレーするスプレーノズルである。図1には両側に多数の噴射口を備えたスプレーノズルが描かれているが、噴射口は単一であってもよい。
3はこのスプレーノズル2に離型剤を圧送するポンプシリンダである。このポンプシリンダ3のピストン4は、サーボモータ5により回転されるボールねじ6によって進退するものである。ピストン4の二次側には離型剤室7が形成されており、ピストン4が後退するときに離型剤タンク8から配管9を通じて離型剤を吸引し、ピストン4が前進するときに配管10を通じてスプレーノズル2に離型剤を圧送する。なお11は配管9に設けられた逆止弁、12は配管10に設けられた逆止弁である。
13はポンプシリンダ3の離型剤室7に接続された分配器であり、その一端には配管10が接続されている。またこの分配器13には圧力センサ14が設けられており、ポンプシリンダ3のピストン4の二次側の圧力、すなわち離型剤室7の内部圧力を検出している。この圧力センサ14により検出された二次側圧力は制御器15に入力され、制御器15はこの二次側圧力が一定となるようにサーボモータ5を制御する。
図2はポンプシリンダ3の具体的構造を示す断面図である。図示のようにサーボモータ5の出力軸はカップリング16を介してボールねじ6に連結されている。ボールねじ6はボールスプラインナット17の中心を貫通している。ボールスプラインナット17はシリンダ18の内部にスライド可能であるが回転不能に支持されており、その軸部19の先端にピストン4が固定されている。従ってサーボモータ5を回転させるとボールスプラインナット17とともにピストン4がシリンダ18の内部を進退することとなる。
このように構成された本発明の離型剤供給装置は、ピストン4を後退させる際に離型剤タンク8から離型剤室7に離型剤を吸引し、ピストン4が前進するときに離型剤室7からスプレーノズル2に離型剤を圧送するものである。シリンダ18の内部形状はミクロ的には一定ではなく、その摺動抵抗も一定ではない。このためピストン4を一定の圧力で前進させた場合には、離型剤室7の内部圧力は必ずしも一定にはならない。
しかし本発明においては、離型剤室7の内部圧力を圧力センサ14により検出し、検出値が設定値と一致するように制御器15がフィードバック制御を行ない、サーボモータ5の回転を制御し、ピストン4の推力を一定とする。このため、離型剤の種類の違い、粘度の違い、温度の違いなどの外乱の影響を一切排除し、常に安定した圧力で離型剤をスプレーノズル2に供給することができる。
しかもサーボモータ5の回転制御は非常に高速(例えば1/00秒単位)で行うことができるので、離型剤をスプレーした際の圧力降下に対しても高速で応答し、供給圧力の変動を抑制することができる。
図3は上記した実施形態における供給圧力の変化を実測したデータである。この例では供給圧力の設定圧力は0.3MPaであり、10msec噴射、10msec停止のパルススプレーを10回繰り返した状態を示している。ピストン4に一定圧を加えていた従来の制御方式では、離型剤をスプレー中の圧力変動が大きく、しかもピストン4が前進したスプレー後は、スプレー前よりも高い圧力にシフトしている。
これに対して本発明の実施形態においては、圧力の変動は非常に僅かであり、離型剤をスプレー中の圧力変動幅は従来の1/10以下に抑制されている。またスプレーの前後における圧力シフトもなくなり、常に設定圧を維持している。
なお、このように離型剤をパルス状に噴射するためには、スプレーノズル2に噴射制御弁(図示せず)を設け、スプレー用の圧縮空気をパルス状にオンオフさせる構造とすることができる。ただし噴射制御弁は配管10の途中に設けることも可能である。
以上に説明したように、本発明の離型剤供給装置によれば、常に安定した供給圧力で離型剤をスプレー用ノズル2に供給することができ、離型剤のスプレー量のばらつきを抑制することができる効果がある。
1 金型
2 スプレーノズル
3 ポンプシリンダ
4 ピストン
5 サーボモータ
6 ボールねじ
7 離型剤室
8 離型剤タンク
9 配管
10 配管
11 逆止弁
12 逆止弁
13 分配器
14 圧力センサ
15 制御器
16 カップリング
17 ボールスプラインナット
18 シリンダ
19 軸部

Claims (3)

  1. スプレーノズルに離型剤を圧送するための離型剤供給装置であって、離型剤を吐出するポンプシリンダと、このポンプシリンダのピストンを駆動するサーボモータと、このポンプシリンダの二次側圧力を検出する圧力センサと、この圧力センサにより検出された二次側圧力が一定となるように前記サーボモータを制御する制御器とを備えたことを特徴とする離型剤供給装置。
  2. 前記サーボモータは、ポンプシリンダのピストンを進退させるボールねじを駆動するものであることを特徴とする請求項1記載の離型剤供給装置。
  3. 前記スプレーノズルは、離型剤をパルス状に噴射する噴射制御弁を備えたものであることを特徴とする請求項1記載の離型剤供給装置。
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