JP2015038392A - 乾燥装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】効率よく省エネルギー化を図ることができる乾燥装置を提供すること。【解決手段】粉粒体を貯留する貯留ホッパ13と、貯留ホッパ13内に乾燥空気を供給する乾燥空気供給部12とを備える乾燥装置1において、乾燥空気供給部12に、貯留ホッパ13に供給される空気に含まれる水分を吸着する吸着部材25と、吸着部材25に吸着された水分を除去する再生装置26と、再生装置26によって吸着部材25から除去された水分を含む排気を排出する排気ライン31と、排気の温度を測定する第2温度センサ32とを設け、排気の温度の低下に基づいて、再生装置26の動作量を増大させ、排気の温度の上昇に基づいて、再生装置26の動作量を低減させる。【選択図】図1
Description
本発明は、粉粒体を乾燥する乾燥装置に関する。
従来、プラスチック成形などにおいて、成形材料であるプラスチックペレットなどの粉粒体を、成形機へ投入する前に乾燥する乾燥装置が用いられている。
そのような乾燥装置として、例えば、粉粒体を貯留する乾燥ホッパーと、乾燥ホッパーに乾燥ガスを送風するための乾燥ブロワと、乾燥ガス中の湿り成分を除去する回転可能な吸着筒と、乾燥ガスを加熱する乾燥ヒーターとを備える脱湿乾燥装置が提案されている(たとえば、下記特許文献1参照。)。
この脱湿乾燥装置では、湿り成分を吸着した吸着筒を再生して使用するために、再生ラインを備えている。再生ラインは、湿り成分を吸着した部分に加熱ガスを送風する再生ブロワと、加熱ガスを加熱する再生ヒーターとを備えている。
しかるに、上記した特許文献1に記載の脱湿乾燥装置では、粉粒体の処理量や、乾燥ホッパーの乾燥ガス出口側の温度に基づいて、乾燥ブロワのモータの回転、吸着筒の回転、および、再生ブロワのモータの回転を制御している。
そのため、乾燥ホッパー内の粉粒体の状態によっては、吸着筒に吸着された湿り成分に対して、過度に、再生ブロワのモータが動作する場合があり、脱湿乾燥装置の省エネルギー化が不十分である。
そこで、本発明の目的は、効率よく省エネルギー化を図ることができる乾燥装置を提供することにある。
上記した目的を達成するため、請求項1に記載の発明は、乾燥装置であって、粉粒体を貯留する貯留槽と、前記貯留槽内に乾燥媒体を供給する乾燥媒体供給手段と、前記乾燥媒体供給手段の動作を制御する制御手段とを備え、前記乾燥媒体供給手段は、前記貯留槽へ向かう気流を発生させる第1気流発生装置と、前記貯留槽と前記第1気流発生装置との間に設けられ、第1気流発生装置からの気流に含まれる水分を吸着する吸着部材と、前記吸着部材に吸着された水分を除去する再生装置と、前記再生装置によって前記吸着部材から除去された水分を含む排出成分を排出する排出部と、前記排出成分の状態を測定する測定装置とを備え、前記制御手段は、前記排出成分中の水分量の増加に基づいて、前記再生装置の動作量を増大させ、前記排出成分中の水分量の減少に基づいて、前記再生装置の動作量を低減させることを特徴としている。
この構成によれば、排出成分中の水分量に応じて、再生装置の動作量を変動させることができる。
つまり、第1気流発生装置から貯留槽へ向かう気流に含まれる水分が少なく、吸着部材に吸着される水分が減少した場合に、再生装置の動作を自動的に低下させることができる。
その結果、効率よく省エネルギー化を図ることができる。
また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記再生装置は、前記吸着部材へ向かう気流を発生させる第2気流発生装置と、前記吸着部材と前記第2気流発生装置との間に設けられ、前記第2気流発生装置からの気流を加熱する加熱装置とを備え、前記制御手段は、前記第2気流発生装置および/または加熱装置の動作量を下げることにより、前記再生装置の動作量を下げることを特徴としている。
この構成によれば、加熱装置によって加熱された気流を吸着部材に供給することができ、簡易な構成で、吸着部材に吸着された水分を除去することができる。
また、第2気流発生装置および/または加熱装置の動作量を下げることにより、容易に再生装置の動作量を低下させることができる。
請求項1に記載の発明によれば、吸着部材に吸着される水分が減少した場合に、再生装置の動作を自動的に低下させることができ、効率よく省エネルギー化を図ることができる。
請求項2に記載の発明によれば、第2気流発生装置および/または加熱装置の動作量を下げることにより、容易に再生装置の動作量を低下させることができる。
図1は、本発明の乾燥装置の一実施形態を示す概略構成図である。
図1に示すように、乾燥装置1は、樹脂材料からなる粉粒体(ペレット)が貯留されているタンク(図示せず)から供給される粉粒体を乾燥して、乾燥された粉粒体を、成形機(図示せず)などへ供給する装置である。
乾燥装置1は、粉粒体を乾燥する乾燥部2と、乾燥装置1の動作を制御する制御部3(制御手段の一例)とを備えている。
乾燥部2は、粉粒体を貯留する貯留部11と、貯留部11へ乾燥空気(乾燥媒体の一例)を供給する乾燥空気供給部12(乾燥媒体供給手段の一例)とを備えている。
貯留部11は、貯留ホッパ13(貯留槽の一例)およびローダホッパ15を備えている。
貯留ホッパ13は、略円筒形状の上側部分と、下方に向かって開口断面積が小さくなる略円錐形状の下側部分とが連続するように形成されている。
また、貯留ホッパ13の上端部には、粉粒体が投入される投入口16が設けられている。また、貯留ホッパ13の下端部には、貯留ホッパ13から粉粒体を排出する排出口17が設けられている。
ローダホッパ15は、貯留ホッパ13よりも小型のホッパであり、略円筒形状の上側部分と、下方に向かって開口断面積が小さくなる略円錐形状の下側部分とが連続するように形成されている。また、ローダホッパ15は、下端部において、貯留ホッパ13の投入口16に連通されるように、貯留ホッパ13の上端部に接続されている。
乾燥空気供給部12は、乾燥空気供給ライン18、乾燥ブロワ19(第1気流発生装置の一例)および循環ライン20を備えている。
乾燥空気供給ライン18は、乾燥ブロワ19からの気流を加熱して貯留ホッパ13へ供給する配管であり、その供給方向上流側端部が、乾燥ブロワ19に接続されており、その供給方向下流側端部が、貯留ホッパ13の側壁を貫通して貯留ホッパ13内に配置されている。乾燥空気供給ライン18の供給方向下流側端部は、貯留ホッパ13の下端部近傍に配置され、貯留ホッパ13内に熱風を吹き込むために下方に向けて開放されるノズル22を備えている。
また、乾燥空気供給ライン18は、除湿装置23と、冷却ライン24と、ヒータ21とを備えている。
除湿装置23は、水分を吸着する吸着部材25と、吸着部材25に吸着された水分を除去する再生装置26とを備えている。
吸着部材25は、ゼオライトなどの水分を吸着可能なセラミック材料から略円柱形状に形成されており、その径方向一端部において、乾燥空気供給ライン18の途中に介在されている。吸着部材25は、ケーシング27内において、その中心軸線を回転中心として回転可能に支持されている。吸着部材25は、除湿装置23の動作中、常には、ケーシング27内において、一定の速度で回転されている(図1中に示す矢印参照)。
再生装置26は、再生ライン28と、再生ブロワ29(第2気流発生装置の一例)と、排気ライン31(排出部の一例)と、第2温度センサ32(測定装置の一例)を備えている。
再生ライン28は、再生ブロワ29からの気流を加熱して吸着部材25の径方向他端部へ供給する配管であり、その供給方向上流側端部が、再生ブロワ29に接続されており、その供給方向下流側端部が、吸着部材25の径方向他端部に対向するようにケーシング27に接続されている。
また、再生ライン28の途中には、再生ブロワ29からの気流を加熱する再生ヒータ30(加熱装置の一例)と、再生ヒータ30で加熱された気流の温度を測定する第3温度センサ35とが設けられている。
再生ヒータ30は、第3温度センサ35で測定された温度に基づいて、CPU51によってその動作が制御される。再生ヒータ30の加熱温度(再生装置の動作量の一例)は、第3温度センサ35で測定される温度が、例えば、230〜250℃となるように調整される。
第3温度センサ35は、再生ライン28の途中において、再生ヒータ30に対して供給方向下流側に設けられている。第3温度センサ35は、測定した気流の温度のデータを制御部3へ送信する。
再生ブロワ29は、再生ライン28内に送風して、吸着部材25の径方向他端部へ向かう気流を発生させる。また、再生ブロワ29は、CPU51によってインバーター制御される。
排気ライン31は、再生ブロワ29から吸着部材25に対して作用された気流を、吸着部材25のケーシングから排気するための配管である。排気ライン31の排気方向上流側端部は、吸着部材25の径方向他端部に対向するようにケーシング27に接続されている。排気ライン31の排気方向下流側端部は、大気開放されている。
第2温度センサ32は、排気ライン31の途中に設けられている。第2温度センサ32は、吸着部材25のケーシング27から排出される排気(排出成分の一例)の温度を測定し、測定した排気の温度のデータを制御部3へ送信する。
冷却ライン24は、乾燥空気供給ライン18の途中(乾燥ブロワ19と除湿装置23との間)から分岐された配管であり、吸着部材25の回転方向における、再生ライン28の下流側、かつ、乾燥空気供給ライン18の上流側において、吸着部材25のケーシング27に接続され、さらに、吸着部材25のケーシング27を介して、循環ライン20の途中(貯留ホッパ13とフィルタ34との間)に接続されている。冷却ライン24は、再生装置26によって加熱された吸着部材25を冷却する。
ヒータ21は、乾燥空気供給ライン18の供給方向において、再生装置26の下流側に設けられ、再生装置26において水分が除去されることにより得られた乾燥空気を加熱する。ヒータ21の加熱温度は、例えば、100〜150℃である。
乾燥ブロワ19は、循環ライン20内を吸引しながら、乾燥空気供給ライン18内へ送風して、循環ライン20から、乾燥ブロワ19および乾燥空気供給ライン18を順次介して貯留ホッパ13内へ向かう気流を発生させる。
循環ライン20は、貯留ホッパ13内の空気を乾燥ブロワ19に吸気させる配管であり、その吸気方向上流側端部が、貯留ホッパ13に接続され、その吸気方向下流側端部が、乾燥ブロワ19に接続されている。これにより、乾燥ブロワ19、乾燥空気供給ライン18、貯留ホッパ13および循環ライン20により、クローズドラインが形成されている。
また、循環ライン20は、第1温度センサ14と、フィルタ34と、冷却装置33とを備えている。
第1温度センサ14は、フィルタ34よりも吸気方向上流側に設けられている。第1温度センサ14は、貯留ホッパ13から排気される空気の温度を測定し、そのデータを制御部3へ送信する。
フィルタ34は、循環ライン20の途中に設けられている。フィルタ34は、粉塵などを捕集する。
冷却装置33は、フィルタ34と乾燥ブロワ19との間に設けられている。冷却装置33は、乾燥ブロワ19に吸引される空気を冷却する。
制御部3は、CPU51を備えている。
CPU51は、第1温度センサ14、乾燥ブロワ19、ヒータ21、第2温度センサ32、第3温度センサ35、再生ブロワ29および再生ヒータ30に電気的に接続されている。
また、CPU51は、再生ブロワ29をPID制御するためのプログラムが格納されているROM52、および、再生ブロワ29をPID制御するためのプログラムを実行するための一時的な数値を記憶するためのRAM53などを備えている。
以下、粉粒体の乾燥処理について説明する。
この乾燥装置1を用いて粉粒体を乾燥させるには、貯留ホッパ13に粉粒体が貯留された後、乾燥運転を開始する。なお、乾燥が開始されたときには、貯留ホッパ13の排出口17は、閉鎖されている。
乾燥運転を開始すると、制御部3は、乾燥ブロワ19の送風量、および、ヒータ21の加熱温度を調整しながら、乾燥空気供給部12を動作させる。
乾燥ブロワ19から発生された気流は、乾燥空気供給ライン18を介して吸着部材25の径方向一端部に作用する。すると、乾燥ブロワ19からの気流に含有される水分は、吸着部材25の径方向一端部(乾燥空気供給ライン18と対向する部分)に吸着され、乾燥ブロワ19からの気流から除去される。これにより、乾燥ブロワ19からの気流は、水分が除去された乾燥空気となる。
その後、乾燥空気は、ヒータ21で加熱されて貯留ホッパ13へ供給される。
これにより、貯留ホッパ13内の温度(具体的には、第1温度センサ14で測定された貯留ホッパ13から排気される空気の温度)は、粉粒体の推奨予備乾燥温度(成形前の予備乾燥温度であって、粉粒体のメーカーが推奨する温度。)に基づいて任意に設定された温度、具体的には、100〜150℃に調整される。
なお、貯留ホッパ13へ供給された乾燥空気は、貯留ホッパ13内において粉粒体を乾燥した後、循環ライン20へ供給される。貯留ホッパ13から循環ライン20へ供給された空気は、フィルタ34を介して冷却装置33に供給され、冷却装置33で冷却された後、再度、乾燥ブロワ19に供給される。貯留ホッパ13から循環ライン20へ供給された空気には、粉粒体から除去された水分が含有されている。
一方、乾燥運転中には、制御部3は、再生ブロワ29の送風量(再生装置の動作量の一例)、および、再生ヒータ30の加熱温度(再生装置の動作量の一例)を調整しながら、再生装置26を動作させる。これにより、吸着部材25の再生が実施される。
吸着部材25のうち水分を吸着した部分は、乾燥空気供給ライン18と対向する位置から、図1中に矢印で示す方向へ回転されて、再生装置26の再生ライン28の供給方向下流側端部に対向される。すると、再生装置26からの気流は、吸着部材25に吸着されている水分を揮発させ、その後、ケーシング27から排気ライン31へ排気される。
これにより、水分を吸着した吸着部材25は、再度、水分を吸着していない状態に再生される。一方、排気ライン31からの排気には、吸着部材25から揮発された水分が含有される。
このとき、ケーシング27からの排気は、吸着部材25に吸着されている水分量が多いと、その含有される水分量が増加するとともに、その温度が低下する傾向にある。また、吸着部材25に吸着されている水分量が少ないと、その含有される水分量が減少するとともにその温度が上昇する傾向にある。
そして、再生ブロワ29の送風量は、ケーシング27からの排気の温度が、例えば、125〜135℃となるように、PID制御される。
つまり、再生ブロワ29の送風量は、吸着部材25に吸着されている水分量の増加に基づいて、ケーシング27からの排気の温度が上記の温度範囲内に収束するように増大され、吸着部材25に吸着されている水分量の減少に基づいて、ケーシング27からの排気の温度が上記の温度範囲内に収束するように低減される。
その後、吸着部材25のうち水分が除去された部分は、再生ライン28と対向する位置から、図1中に矢印で示す方向へ回転されて、冷却ライン24に対向される。これにより、水分が除去された吸着部材25は、冷却される。
その後、吸着部材25のうち冷却された部分は、図1中に矢印で示す方向へ回転されて、再度、乾燥空気供給ライン18と対向される。
このように、除湿装置23では、吸着部材25が一定速度で回転されながら、貯留ホッパ13に供給される空気に含まれる水分の吸着部材25に対する吸着と、吸着部材25に吸着された水分の除去とが繰り返される。
この乾燥装置1によれば、ケーシング27からの排気に含有される水分量、具体的には、ケーシング27からの排気の温度に応じて、再生ブロワ29の送風量を変動させることができる。
つまり、乾燥ブロワ19から貯留ホッパ13へ向かう気流に含まれる水分が少なく、吸着部材25に吸着される水分が減少した場合に、再生ブロワ29の送風量を自動的に低下させることができる。
その結果、効率よく省エネルギー化を図ることができる。
また、この乾燥装置1によれば、再生ヒータ30によって加熱された気流を吸着部材25に供給することができ、簡易な構成で、吸着部材25に吸着された水分を除去することができる。
また、再生ブロワ29の送風量を下げることにより、容易に再生装置26の動作量を低下させることができる。
(変形例)
上記した実施形態では、再生装置26の動作を低下させるときに、再生ヒータ30の動作を変動させないで、再生ブロワ29の送風量を低下させているが、例えば、再生ブロワ29の送風量を変動させないで、再生ヒータ30の加熱温度を低下させることもでき、また、再生ブロワ29の送風量を低下させるとともに、再生ヒータ30の加熱温度を低下させることもできる。
(変形例)
上記した実施形態では、再生装置26の動作を低下させるときに、再生ヒータ30の動作を変動させないで、再生ブロワ29の送風量を低下させているが、例えば、再生ブロワ29の送風量を変動させないで、再生ヒータ30の加熱温度を低下させることもでき、また、再生ブロワ29の送風量を低下させるとともに、再生ヒータ30の加熱温度を低下させることもできる。
また、上記した実施形態では、再生ブロワ29の送風量をPID制御により変動させているが、例えば、プリセットされる特定の閾値に基づいて、再生ブロワ29の送風量を切り替えることもできる。具体的には、ケーシング27からの排気の温度が、例えば、130℃を超過した場合に、再生ブロワ29の送風量を低減させ、ケーシング27からの排気の温度が130℃未満となった場合に、再生ブロワ29の送風量を増大させてもよい。
また、上記した実施形態では、再生装置26に再生ブロワ29と再生ヒータ30とを設け、吸着部材25に、再生ヒータ30で加熱された空気を作用させたが、例えば、再生装置26にマイクロ波発生装置を設け、吸着部材25をマイクロ波発生装置からのマイクロ波で加熱することもできる。
また、上記した実施形態では、循環ライン20の吸気方向下流側端部が乾燥ブロワ19に接続されており、貯留ホッパ13からの排気は、循環ライン20を介して乾燥ブロワ19へ供給されている。しかし、循環ライン20の吸気方向下流側端部は大気開放されていてもよく、貯留ホッパ13からの排気は、乾燥ブロワ19へ戻されることなく、大気へ放出されてもよい。
また、上記した実施形態では、再生ブロワ29から再生ヒータ30へ向かう気流を、再生ブロワ29の送風量を変動させることにより調整しているが、再生ブロワ29から再生ヒータ30へ向かう気流は、図2に示すように、再生ブロワ29から再生ヒータ30へ向かう気流を分岐させるバイパスライン61の開度を調整することにより、調整することもできる。
バイパスライン61は、一端が再生ブロワ29と再生ヒータ30との間に接続され、他端が再生ブロワ29の吸気ラインに接続されている。バイパスライン61の途中には、バイパスライン61を開閉するバルブ62が設けられている。
バルブ62は、CPU51に電気的に接続されており、CPU51によってその開閉動作を制御される。
なお、上記した各変形例は、互いに組み合わせることもできる。
これらの変形例においても、上記した実施形態と同様の作用効果を得ることができる。
1 乾燥装置
3 制御部(制御手段の一例)
12 乾燥空気供給部(乾燥媒体供給手段の一例)
13 貯留ホッパ(貯留槽の一例)
19 乾燥ブロワ(第1気流発生装置の一例)
25 吸着部材
26 再生装置
29 再生ブロワ(第2気流発生装置の一例)
30 再生ヒータ(加熱装置の一例)
31 排気ライン(排出部の一例)
32 第2温度センサ(測定装置の一例)
3 制御部(制御手段の一例)
12 乾燥空気供給部(乾燥媒体供給手段の一例)
13 貯留ホッパ(貯留槽の一例)
19 乾燥ブロワ(第1気流発生装置の一例)
25 吸着部材
26 再生装置
29 再生ブロワ(第2気流発生装置の一例)
30 再生ヒータ(加熱装置の一例)
31 排気ライン(排出部の一例)
32 第2温度センサ(測定装置の一例)
Claims (2)
- 粉粒体を貯留する貯留槽と、
前記貯留槽内に乾燥媒体を供給する乾燥媒体供給手段と、
前記乾燥媒体供給手段の動作を制御する制御手段と
を備え、
前記乾燥媒体供給手段は、
前記貯留槽へ向かう気流を発生させる第1気流発生装置と、
前記貯留槽と前記第1気流発生装置との間に設けられ、第1気流発生装置からの気流に含まれる水分を吸着する吸着部材と、
前記吸着部材に吸着された水分を除去する再生装置と、
前記再生装置によって前記吸着部材から除去された水分を含む排出成分を排出する排出部と、
前記排出成分の状態を測定する測定装置と
を備え、
前記制御手段は、前記排出成分中の水分量の増加に基づいて、前記再生装置の動作量を増大させ、前記排出成分中の水分量の減少に基づいて、前記再生装置の動作量を低減させることを特徴とする、乾燥装置。 - 前記再生装置は、
前記吸着部材へ向かう気流を発生させる第2気流発生装置と、
前記吸着部材と前記第2気流発生装置との間に設けられ、前記第2気流発生装置からの気流を加熱する加熱装置と
を備え、
前記制御手段は、
前記第2気流発生装置および/または加熱装置の動作量を下げることにより、前記再生装置の動作量を下げることを特徴とする、請求項1に記載の乾燥装置。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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2012
- 2012-01-24 JP JP2012012191A patent/JP2015038392A/ja active Pending
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Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20130528 |