JP2015036751A - グランドピアノ用譜面台 - Google Patents

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Abstract

【課題】グランドピアノの直接音を効率的に演奏者へ到達させる。
【解決手段】グランドピアノ用譜面台10は、グランドピアノ20の前框22上に配置される譜面載置部12と、譜面載置部12の背面から延在する支持部14と、支持部14の先端に設けられ、かつ支持部14をグランドピアノ20内に位置するフレーム24に固定する固定部16と、を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、グランドピアノ用譜面台に関する。
グランドピアノに関する技術については様々な検討がなされており、たとえば特許文献1に記載のものが挙げられる。特許文献1に記載の技術は、前框の上端部に切欠を形成することにより、前框と譜面台機構との間にピアノ本体の内部と外部を連通する連通路を形成するというものである。
また、譜面台に関する技術としては、特許文献2に記載のものが挙げられる。特許文献2には、吸盤装置を用いて譜面載置枠を被吸着面に貼り付ける譜面台が記載されている。
特開平10−49138号公報 特開2008−152242号公報
グランドピアノから演奏者へ到達する演奏音には、大屋根等に反射した後に演奏者へ到達する反射音と、演奏者に直接到達する直接音と、が含まれる。しかしながら、グランドピアノに備え付けられた譜面台機構により、直接音の到達が妨げられるおそれがあった。
本発明によれば、
グランドピアノの前框上に配置される譜面載置部と、
前記譜面載置部の背面から延在する支持部と、
前記支持部の先端に設けられ、かつ前記支持部を前記グランドピアノ内に位置するフレームに固定する固定部と、
を備えるグランドピアノ用譜面台が提供される。
本発明によれば、グランドピアノの直接音を効率的に演奏者へ到達させることができる。
本実施形態に係るグランドピアノ用譜面台の背面側を示す斜視図である。 図1に示すグランドピアノ用譜面台の正面側を示す斜視図である。 図1に示すグランドピアノ用譜面台を示す背面図である。 図1に示すグランドピアノ用譜面台を示す側面図である。 図1に示すグランドピアノ用譜面台の固定部を示す拡大図である。 図1に示すグランドピアノ用譜面台の譜面受けを示す拡大図である。 図1に示すグランドピアノ用譜面台の、第1部分と第2部分の接続部を示す拡大図である。 図1に示すグランドピアノ用譜面台の、譜面載置部と支持部の接続部を示す拡大図である。 本実施形態のグランドピアノ用譜面台の変形例を示す斜視図である。 図9に示すグランドピアノ用譜面台の固定部を示す拡大図である。 図9に示すグランドピアノ用譜面台の固定部を示す拡大図である。 図9に示すグランドピアノ用譜面台の固定部を示す拡大図である。
以下、実施の形態について、図面を用いて説明する。尚、すべての図面において、同様な構成要素には同様の符号を付し、適宜説明を省略する。
(第1の実施形態)
図1は、本実施形態に係るグランドピアノ用譜面台10の背面側を示す斜視図である。図2は、図1に示すグランドピアノ用譜面台10の正面側を示す斜視図である。また、図3は図1に示すグランドピアノ用譜面台10の背面図を、図4は図1に示すグランドピアノ用譜面台10の側面図を、それぞれ示している。
本実施形態に係るグランドピアノ用譜面台10は、譜面載置部12と、支持部14と、固定部16と、を備えている。譜面載置部12は、グランドピアノ20の前框22上に配置される。支持部14は、譜面載置部12の背面から延在している。固定部16は、支持部14の先端に設けられ、かつ支持部14をグランドピアノ20内に位置するフレーム24に固定する。
グランドピアノに備え付けられた譜面台機構は、譜面台と、譜面台の左右や前方、後方等に設けられ、かつ譜面台を支持する天板と、を一般的に含む。しかしながら、譜面台や天板を含む備え付けの譜面台機構によりグランドピアノの前方が覆われる場合、グランドピアノの直接音の演奏者への到達が妨げられるおそれがあった。
本実施形態に係るグランドピアノ用譜面台10によれば、譜面載置部12は、譜面載置部12の背面から延在する支持部14の先端に設けられた固定部16によって、グランドピアノ20のフレーム24に固定される。この場合、譜面載置部12を支持するための天板が不要となる。すなわち、グランドピアノ20から放射される演奏音が、譜面台機構の天板により妨げられることを抑制することが可能となる。したがって、グランドピアノの直接音を効率的に演奏者へ到達させることができる。
以下、本実施形態に係るグランドピアノ用譜面台10の構成について詳細に説明する。
本実施形態に係るグランドピアノ用譜面台10は、グランドピアノ20に対して設置可能な譜面台である。グランドピアノ用譜面台10を設置することが可能なグランドピアノ20としては、特に限定されないが、たとえばコンサート用グランドピアノが挙げられる。
グランドピアノ用譜面台10は、たとえば譜面台や天板等により構成されるグランドピアノ20に備え付けられた譜面台機構を取り外した状態において、グランドピアノ20に対して設置される。このため、グランドピアノ20から放射される演奏音が、備え付けの譜面台機構を構成する天板により妨げられることを抑制することが可能となる。
図1および図2に例示されるグランドピアノ20において、グランドピアノ20内部は、前方に設けられた前框22と、側方から後方に設けられた側板26と、により囲まれている。グランドピアノ20の内部には、フレーム24および響板(図示せず)等が設けられている。また、前框22の前方には、鍵盤290と鍵盤蓋292が設けられている。
グランドピアノ20は、グランドピアノ20の内部を覆い、かつ開閉可能となるように設けられた屋根28を備えている。屋根28は、グランドピアノ20の内部のうちの前方側部分を覆う前屋根280と、他の部分を覆う大屋根282と、により構成される。前屋根280は、後方側に折りたたみ可能となるように大屋根282に支持されている。
グランドピアノ用譜面台10は、グランドピアノ20の前框22上に配置される譜面載置部12を備えている。譜面載置部12の正面側には、譜面が載置される。譜面載置部12を構成する材料としては、とくに限定されないが、たとえばAlもしくはTi等の金属材料、炭素材料、または木材を用いることができる。
譜面載置部12は、たとえば平板状の形状を有している。これにより、グランドピアノ用譜面台10を軽量化することが容易となる。また、譜面載置部12の平面形状は、たとえばその下辺が直線状となるように設計される。これにより、譜面載置部12を、前框22上に安定的に配置することが可能となる。ここで、譜面載置部12の平面形状とは、譜面載置部12平面の法線方向から見た平面視における平面形状をさす。図3においては、譜面載置部12の平面形状が矩形である場合が例示されている。
譜面載置部12は、たとえば譜面受け120を有する。譜面受け120は、譜面載置部12の正面側に突出するように設けられ、上面において譜面を保持する機能を有する。
図4においては、譜面載置部12の下端に譜面受け120が形成される場合が例示される。ここでは、譜面載置部12の正面側へ屈曲させた譜面載置部12の下端部を、たとえば譜面受け120とすることができる。
譜面載置部12は、譜面載置部12の下端に設けられ、かつ弾性材料により構成される弾性部材122を有している。これにより、前框22表面に傷が付くことを抑制することができる。弾性部材122を構成する弾性材料としては、たとえばブチルゴム等のゴム材料、または樹脂材料が挙げられる。これらを用いることにより、譜面載置部12と前框22との間における摩擦を大きくし、譜面載置部12を前框22上へ配置する際に譜面載置部12が横滑りしてしまうことを効果的に抑制できる。
図6は、図1に示すグランドピアノ用譜面台10の譜面受け120を示す拡大図であり、図4における丸で囲まれた領域の拡大図が示されている。図6においては、譜面載置部12の下端に設けられた譜面受け120の下面に弾性部材122が貼り付けられる場合が例示されている。この場合、弾性部材122の面積を大きくし、譜面載置部12をより安定的に前框22上へ配置することが可能となる。
譜面載置部12は、たとえば中央部124と、蝶番によって折りたたみ可能となるように中央部124に支持されている側部126と、を含むことができる。図1においては、中央部124の両側方に側部126が設けられる場合が例示されている。
これにより、たとえば譜面載置部12を使用せず保管または搬送する際には、側部126を折りたたんでグランドピアノ用譜面台10のサイズを小さくすることができる。一方で、グランドピアノ20の演奏時等、譜面載置部12を使用する際には、側部126を折りたたまずに開くことにより大きいサイズの譜面を安定的に載置することができる。
譜面載置部12は、たとえば正面から背面を貫通する孔部40を有することができる。これにより、譜面載置部12の軽量化を図ることができる。また、グランドピアノ20から放射される演奏音が孔部40を通過することができることから、グランドピアノ20の直接音をより効果的に演奏者へ到達させることも可能となる。本実施形態においては、たとえば平板状である譜面載置部12を厚み方向に貫通するように孔部40が形成される。
図1に示す例において、孔部40は、たとえば複数設けられている。この場合、譜面載置部12と支持部14の接続部分を挟んでその両側に位置する二つの孔部40の間隔は、他の領域に位置する二つの孔部40の間隔よりも大きいことが好ましい。これにより、譜面載置部12と支持部14との接続部分における強度を向上させることができる。
譜面載置部12の左右方向における長さは、とくに限定されないが、たとえば前框22の長さよりも短いことが好ましい。これにより、譜面載置部12を前框22上へ配置した際に、グランドピアノ20の内部は、譜面載置部12の左右において演奏者側へ解放されることとなる。このため、グランドピアノ20の直接音をさらに効率的に演奏者へ到達させることができる。譜面載置部12が中央部124と側部126を有する場合には、側部126を折りたたまずに開いた状態において、譜面載置部12の左右方向における長さが前框22の長さよりも短いことが好ましい。なお、譜面載置部12の左右方向とは、直線状である譜面載置部12の下辺と平行な方向である。
グランドピアノ用譜面台10は、譜面載置部12の背面から延在する支持部14を備えている。支持部14は、たとえば直線状である譜面載置部12の下辺を法線方向とする平面内において延在するように設けられる。
支持部14を構成する材料としては、とくに限定されないが、たとえばAlもしくはTi等の金属材料、炭素材料、または木材を用いることができる。
支持部14は、たとえば第1部分140と、第2部分142と、により構成されることができる。第1部分140は、譜面載置部12の背面に接続する。第2部分142は、固定部16に接続し、かつ直線状である譜面載置部12の下辺に平行な軸を回転軸として回動可能となるように第1部分140に接続される。この場合、第1部分140に対する第2部分142の傾きを調整することが可能となる。すなわち、グランドピアノ20の種類や大きさによって、譜面載置部12と固定部16との位置関係を調整することができる。したがって、グランドピアノ用譜面台10を、固定部16を用いてより安定的にフレーム24に固定することが可能となる。
図1に示す例において、第1部分140は、たとえば一方向に延在するように設けられる。この場合、第1部分140の一端が、たとえば譜面載置部12の背面に接続される。また、第2部分142は、たとえば一方向に延在するように設けられる。この場合、第2部分142の一端が、たとえば固定部16に接続される。
図7は、図1に示すグランドピアノ用譜面台10の、第1部分140と第2部分142の接続部30を示す拡大図である。第1部分140と第2部分142の接続部30は、たとえばそれぞれに形成された開口部を貫通するボルトと、これを固定するナットと、により構成される締結具を含む。この場合、ナットを緩めることにより第2部分142が回動可能となり、第1部分140に対する第2部分142の傾きを調整することが可能となる。
第1部分140には、第1部分140の延在方向に平行な溝部180が形成されていてもよい。この場合、第1部分140と第2部分142との接続部30を、溝部180に沿ってスライドさせることができる。このため、第2部分142は、溝部180に沿って移動可能となる。これにより、譜面載置部12の傾きや、譜面載置部12と固定部16との位置関係を、より細かに調整することが可能となる。
溝部180は、たとえば直線状である譜面載置部12の下辺と平行な方向に第1部分140を貫通する開口部により構成される。接続部30がボルトとナットにより構成される締結具を含む場合、当該ボルトは、たとえば溝部180を貫通するように設けられる。このとき、ボルトとナットにより構成される締結具を溝部180に沿ってスライドさせることにより、第2部分142を移動させることができる。
第2部分142には、第2部分142の延在方向に平行な溝部182が形成されていてもよい。この場合、第1部分140と第2部分142との接続部30を、溝部182に沿ってスライドさせることができる。このため、第1部分140は、溝部182に沿って移動可能となる。これにより、譜面載置部12の傾きや、譜面載置部12と固定部16との位置関係を、より細かに調整することが可能となる。
溝部182は、たとえば直線状である譜面載置部12の下辺と平行な方向に第2部分142を貫通する開口部により構成される。接続部30がボルトとナットにより構成される締結具を含む場合、当該ボルトは、たとえば溝部182を貫通するように設けられる。このとき、ボルトとナットにより構成される締結具を溝部182に沿ってスライドさせることにより、第1部分140を移動させることができる。
図1においては、第1部分140に溝部180が、第2部分142に溝部182が、それぞれ設けられる場合が例示されている。この場合、第2部分142は溝部180に沿って、第1部分140は溝部182に沿って、それぞれ移動可能となる。
譜面載置部12の背面には、たとえば突出部128が設けられている。支持部14は、直線状である譜面載置部12の下辺に平行な軸を回転軸として回動可能となるように、突出部128に接続される。この場合、譜面載置部12に対する支持部14の傾きを調整することが可能となる。すなわち、グランドピアノ20の種類や大きさ、演奏者の身長等に合わせて、譜面載置部12の傾きを調整することができる。このため、より快適な演奏を行うことが可能なグランドピアノ用譜面台10が実現されることとなる。
図1に示す例においては、支持部14を構成する第1部分140の一端が、突出部128に接続される。この場合、譜面載置部12に対する第1部分140の傾き、第1部分140に対する第2部分142の傾きを同時に調整することが可能となる。
図8は、図1に示すグランドピアノ用譜面台10の、譜面載置部12と支持部14の接続部32を示す拡大図である。図8に示すように、突出部128には、支持部14が回動する軸の周囲に位置する溝部184が設けられていてもよい。この場合、たとえば支持部14に設けられた開口部と溝部184を貫通するボルトと、これを固定するナットと、により構成される締結具によって、突出部128に対する支持部14の回動を固定することができる。このため、譜面載置部12の傾きを安定的に固定することが可能となる。
グランドピアノ用譜面台10は、支持部14の先端に設けられた固定部16を備えている。固定部16は、フレーム24へ当接し、支持部14をグランドピアノ20内に位置するフレーム24に固定する機能を有している。これにより、グランドピアノ用譜面台10を、グランドピアノ20へ安定的に固定することができる。図1においては、譜面載置部12を前框22上へ配置し、かつ固定部16をフレーム24へ当接させることにより、グランドピアノ用譜面台10をグランドピアノ20へ設置する場合が例示されている。
本実施形態における固定部16は、たとえばフレーム24のうちの互いに異なる二つの面に対して当接する。これにより、支持部14をフレーム24に、より安定的に固定することができる。この場合、固定部16は、フレーム24のうちの少なくとも二つの面に対して当接していればよく、たとえば二つ以上の面に対して当接するように設けられていてもよい。
また、固定部16は、支持部14と一体として設けられていてもよく、支持部14に対して取り付けおよび取り外しが可能なアタッチメント部材であってもよい。固定部16を構成する材料としては、とくに限定されないが、たとえばAlもしくはTi等の金属材料、炭素材料、または木材を用いることができる。
図1においては、グランドピアノ20の左右方向、すなわち前框22に略平行な方向に延在するフレーム24に対して固定部16が当接される場合が例示されている。本実施形態においては、図1に示すものに限られず、たとえばグランドピアノ20の前後方向に延在するフレーム24に対して固定部16を当接してもよい。
本実施形態においては、たとえばフレーム24のうち、グランドピアノ20の屋根28を閉めた状態において前屋根280により覆われる領域に位置する部分に対して、固定部16が当接される。すなわち、前框22上に配置される譜面載置部12と、固定部16と、の間の距離を短くすることができる。このため、グランドピアノ用譜面台10の小型化を図ることが可能となる。
図5は、図1に示すグランドピアノ用譜面台10の固定部16を示す拡大図である。
本実施形態において、固定部16は、たとえばL字型またはU字型に屈曲した屈曲部160を有しており、かつ屈曲部160の内面においてフレーム24と当接する。これにより、簡易な加工で固定部16を形成しつつ、支持部14をフレーム24に固定することが可能となる。ここで、L字型に屈曲とは、直角に屈曲する場合に限られず、L字型の内角が鈍角または鋭角となるように屈曲する場合や湾曲させる場合を含む。また、U字型に屈曲とは、直角、鋭角または鈍角に折り曲がった二箇所の屈曲部分を有するように屈曲する場合や、U字型に湾曲させる場合を含む。
屈曲部160がL字型に屈曲している場合、固定部16は、たとえばフレーム24のうちの上面と一側面に対して当接する。このとき、固定部16を回動させることにより、フレーム24のいずれの側面に対して固定部16を当接させるか、を任意に選択することができる。図1においては、フレーム24のうちの上面と、前框22に対向する一側面と、に対して固定部16が当接する場合が例示されている。また、屈曲部160がU字型に屈曲している場合、固定部16は、たとえばフレーム24のうちの上面と、当該上面を挟む二側面と、に対して当接する。
本実施形態においては、譜面載置部12を安定的に固定する観点から、固定部16の屈曲部160がフレーム24に対して係合していることが特に好ましい。図5においては、固定部16がL字型に屈曲した屈曲部160を有する場合が例示されている。この場合、図1に示すように、たとえばフレーム24の上端部に位置する角部に対して屈曲部160を係合することができる。一方で、固定部16がU字型に屈曲した屈曲部160を有する場合には、たとえばフレーム24の上端部を屈曲部160の内面側に嵌め込むことにより、屈曲部160をフレーム24に対して係合させることができる。
固定部16は、たとえば屈曲加工が施された板状部材により構成することができる。この場合、固定部16のうち屈曲させた一端部を支持部14と接続する接続部34とし、L字型またはU字型に屈曲させた他端部を屈曲部160とすることができる。なお、固定部16の形状は、これに限定されず、種々の形状とすることができる。
固定部16は、屈曲部160の内面に設けられ、かつ弾性材料により構成される弾性部材162を有している。これにより、フレーム24の表面に傷が付くことを抑制することができる。弾性部材162を構成する弾性材料としては、たとえばブチルゴム等のゴム材料、または樹脂材料が挙げられる。これらを用いることにより、固定部16とフレーム24との間における摩擦を大きくし、固定部16をフレーム24に対して当接する際に固定部16が横滑りしてしまうことを効果的に抑制できる。
図5に示す例においては、L字型の屈曲部160の内面に、屈曲部分を挟むように二つの弾性部材162が貼り付けられている。この場合、譜面載置部12を、より安定的に固定することが可能となる。
なお、固定部16を用いて支持部14をフレーム24へ固定する方法は、上記に限定されない。たとえば固定部16を互いに接続された二つの部材により構成し、これら二つの部材によりフレーム24を挟み込むように固定部16をフレーム24へ固定することも可能である。この場合、固定部16は、フレーム24の上面を挟む二つの側面に対して当接することとなる。また、固定部16には、支持部14に接続する一端部と反対側の他端部において、内側に窪んだ凹部が設けられていてもよい。この場合、固定部16に設けられた当該凹部内にフレーム24の上端部を嵌め込むように、固定部16をフレーム24へ当接させることにより、支持部14をフレーム24へ固定することが可能となる。上記凹部の形状は、とくに限定されないが、たとえばV字状またはU字状とすることができる。
固定部16は、たとえば支持部14の先端部分における延在軸を回転軸として回動可能となるように設けられている。この場合、フレーム24の形状に合わせて固定部16を回動させることにより、支持部14をフレーム24に対してより安定的に固定させることができる。このため、グランドピアノ用譜面台10を、種々のグランドピアノ20に対して安定的に使用することが可能となる。本実施形態においては、たとえば支持部14を構成する第2部分142に対して回動可能となるように固定部16が設けられる。
図5においては、支持部14と固定部16の接続部34は、たとえばそれぞれに形成された開口部を貫通するボルトと、これを固定するナットと、により構成される締結具を含む。この場合には、ナットを緩めることにより固定部16が回動可能となる。
図9は、本実施形態のグランドピアノ用譜面台10の変形例を示す斜視図であり、グランドピアノ用譜面台10の背面側を示している。本変形例に係るグランドピアノ用譜面台10は、固定部16に代えて固定部17を備えている。本変形例では、グランドピアノ20の前後方向、すなわち前框22に対して略直交する方向に延在する二つのフレーム24に対して固定部17が当接される場合が例示される。これにより、前後方向に延在するフレーム24を用いて、グランドピアノ用譜面台10を安定的に固定することができる。
図10〜図12は、図9に示す固定部17を示す拡大図である。図10はグランドピアノ用譜面台10の背面側からみた固定部17の構成を、図11はグランドピアノ用譜面台10の側方側からみた固定部17の構成を、図12はグランドピアノ用譜面台10の上方側からみた固定部17の構成を、それぞれ示している。
図9に示す固定部17は、たとえばフレーム24に当接される二つの当接部材170と、二つの当接部材170を支持部14に固定する固定部材172と、を有することができる。この場合、各当接部材170は、それぞれ異なるフレーム24に対して当接する。これにより、より安定的に支持部14をフレーム24へ固定することができる。
図10に示すように、当接部材170には、たとえば固定部材172に接続する一端部とは反対の他端部において、内側に窪んだ凹部174が設けられている。この場合、凹部174の内面をフレーム24へ当接させることにより支持部14をフレーム24へ固定することができる。このような構成の一例としては、凹部174内にフレーム24の上端部を嵌め込む場合が挙げられる。また、凹部174の内面を、フレーム24のうちの互いに異なる二つの面、たとえばフレーム24の上面と側面に対して当接させる場合も挙げられる。凹部174の形状は、とくに限定されないが、たとえばV字状またはU字状である。
図11に示すように、各当接部材170は、たとえば凹部174が設けられた第1部分1701と、第1部分1701を固定部材172へ固定する第2部分1702と、により構成される。このとき、第2部分1702には、たとえば第2部分1702の延在方向に平行な溝部176を設けることができる。この場合、第1部分1701と第2部分1702との接続部を、溝部176に沿ってスライドさせることができる。これにより、当接部材170全体の長さを調整することが可能となる。本実施形態においては、各当接部材170の長さをそれぞれ独立して調整することができる。このため、一方の当接部材170が当接するフレーム24と、他方の当接部材170が当接するフレーム24と、の高さが互いに異なる場合であっても、固定部17によりグランドピアノ用譜面台10を安定的に固定することが可能となる。
また、当接部材170は、当接部材170の延在方向を回転軸として回動可能となるように固定部材172に接続されていてもよい。これにより、フレーム24の形状に合わせて当接部材170の向きを調整し、グランドピアノ用譜面台10をより安定的に固定することができる。
固定部材172は、たとえば支持部14の延在方向に対して直交する方向に延在するように設けられる。図9においては、固定部材172が、譜面載置部12の下辺に平行な方向に延在するように、支持部14により固定される場合が例示されている。なお、固定部材172は、支持部14の延在方向を回転軸として回動可能となるように支持部14に接続されていてもよい。これにより、フレーム24の形状に合わせて固定部材172の向きを調整し、グランドピアノ用譜面台10をより安定的に固定することができる。
図12に示すように、固定部材172には、たとえば固定部材172の延在方向に平行な溝部178を設けることができる。この場合、各当接部材170と固定部材172との接続部、および固定部材172と支持部14との接続部を、それぞれ溝部178に沿ってスライドさせることができる。これにより、フレーム24の配置に合わせて各当接部材170の位置を調整し、グランドピアノ用譜面台10をより安定的に固定することができる。
なお、固定部17は、支持部14と一体として設けられていてもよく、支持部14に対して取り付けおよび取り外しが可能なアタッチメント部材であってもよい。固定部16と固定部17がともにアタッチメント部材である場合には、固定部16と固定部17は、たとえば相互に交換可能となるように設けることができる。
グランドピアノ用譜面台10の製造方法は、とくに限定されない。本実施形態においては、たとえば譜面載置部12と、支持部14と、固定部16と、をそれぞれ作製した後、これらを種々の締結具を用いて互いに接続させることによりグランドピアノ用譜面台10を得ることが可能である。
本実施形態に係るグランドピアノ用譜面台10においては、譜面載置部12に対する支持部14の傾きと、第1部分140に対する第2部分142の傾きと、支持部14に対する固定部16の傾きと、をそれぞれ調整することにより、譜面載置部12の前框22に対する傾きや固定部16のフレーム24に対する傾き、譜面載置部12と固定部16の間の距離等を適宜調整することができる。
次に、本実施形態の効果を説明する。
本実施形態に係るグランドピアノ用譜面台10によれば、譜面載置部12は、譜面載置部12の背面から延在する支持部14の先端に設けられた固定部16によって、グランドピアノ20内に位置するフレーム24に固定される。この場合、譜面載置部12を支持するための天板が不要となる。すなわち、グランドピアノ20から放射される演奏音が、譜面台機構の天板により妨げられることを抑制することが可能となる。したがって、グランドピアノの直接音を効率的に演奏者へ到達させることができる。
また、グランドピアノ用譜面台10の固定部16は、譜面載置部12の背面から延在する支持部14の先端に設けられている。このため、グランドピアノ20内部のうちグランドピアノ用譜面台10の左右に位置する部分は、グランドピアノ用譜面台10により覆われずに演奏者側へ解放されることとなる。本実施形態によれば、このような観点からも、グランドピアノの直接音を効率的に演奏者へ到達させることが可能となる。
本実施形態に係るグランドピアノ用譜面台を用いてグランドピアノ(スタインウェイ&サンズ社製、D−274)によりショパンのノクターンを演奏した実験例においては、譜面台および天板を含む備え付けの譜面台機構を使用した場合と比較して、グランドピアノ内部からの直接音、とくに低音がより効率的に演奏者へ到達したことが示された。
さらに、グランドピアノ用譜面台10は、固定部16によりグランドピアノ20の内部に位置するフレーム24に固定される。このため、フレーム24を有するグランドピアノ20であれば、グランドピアノ用譜面台10を固定することが可能となる。したがって、種々のグランドピアノに適用可能なグランドピアノ用譜面台10を提供することができる。
10 グランドピアノ用譜面台
12 譜面載置部
120 譜面受け
122、162 弾性部材
124 中央部
126 側部
128 突出部
14 支持部
140 第1部分
142 第2部分
16、17 固定部
160 屈曲部
170 当接部材
1701 第1部分
1702 第2部分
172 固定部材
174 凹部
176、178 溝部
180、182、184 溝部
20 グランドピアノ
22 前框
24 フレーム
26 側板
28 屋根
280 前屋根
282 大屋根
290 鍵盤
292 鍵盤蓋
30、32、34 接続部
40 孔部

Claims (13)

  1. グランドピアノの前框上に配置される譜面載置部と、
    前記譜面載置部の背面から延在する支持部と、
    前記支持部の先端に設けられ、かつ前記支持部を前記グランドピアノ内に位置するフレームに固定する固定部と、
    を備えるグランドピアノ用譜面台。
  2. 請求項1に記載のグランドピアノ用譜面台において、
    前記固定部は、前記フレームのうちの互いに異なる二つの面に対して当接するグランドピアノ用譜面台。
  3. 請求項2に記載のグランドピアノ用譜面台において、
    前記固定部は、前記フレームのうち、前記グランドピアノの屋根を閉めた状態において前屋根により覆われる領域に位置する部分に対して当接するグランドピアノ用譜面台。
  4. 請求項2または3に記載のグランドピアノ用譜面台において、
    前記固定部は、L字型またはU字型に屈曲した屈曲部を有しており、かつ前記屈曲部の内面において前記フレームと当接するグランドピアノ用譜面台。
  5. 請求項4に記載のグランドピアノ用譜面台において、
    前記固定部は、前記屈曲部の内面に設けられ、かつ弾性材料により構成される第1弾性部材を有しているグランドピアノ用譜面台。
  6. 請求項1〜5いずれか一項に記載のグランドピアノ用譜面台において、
    前記固定部は、前記支持部の先端部分における延在軸を回転軸として回動可能となるように設けられているグランドピアノ用譜面台。
  7. 請求項1〜6いずれか一項に記載のグランドピアノ用譜面台において、
    前記譜面載置部は、前記譜面載置部の下端に設けられ、かつ弾性材料により構成される第2弾性部材を有しているグランドピアノ用譜面台。
  8. 請求項1〜7いずれか一項に記載のグランドピアノ用譜面台において、
    前記支持部は、
    前記譜面載置部の背面に接続する第1部分と、
    前記固定部に接続し、かつ前記譜面載置部の下辺に平行な軸を回転軸として回動可能となるように前記第1部分に接続されている第2部分と、
    により構成されているグランドピアノ用譜面台。
  9. 請求項8に記載のグランドピアノ用譜面台において、
    前記第1部分には、前記第1部分の延在方向に平行な第1溝部が形成されており、
    前記第2部分は、前記第1溝部に沿って移動可能であるグランドピアノ用譜面台。
  10. 請求項8または9に記載のグランドピアノ用譜面台において、
    前記第2部分には、前記第2部分の延在方向に平行な第2溝部が形成されており、
    前記第1部分は、前記第2溝部に沿って移動可能であるグランドピアノ用譜面台。
  11. 請求項1〜10いずれか一項に記載のグランドピアノ用譜面台において、
    前記譜面載置部の背面には、突出部が設けられており、
    前記支持部は、前記譜面載置部の下辺に平行な軸を回転軸として回動可能となるように、前記突出部に接続されているグランドピアノ用譜面台。
  12. 請求項1〜11いずれか一項に記載のグランドピアノ用譜面台において、
    前記譜面載置部は、中央部と、蝶番によって折りたたみ可能となるように前記中央部に支持されている側部と、を含むグランドピアノ用譜面台。
  13. 請求項1〜12いずれか一項に記載のグランドピアノ用譜面台において、
    前記譜面載置部は、正面から背面を貫通する孔部を有するグランドピアノ用譜面台。
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