JPS5812207Y2 - 電子楽器の足鍵盤装置 - Google Patents

電子楽器の足鍵盤装置

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Publication number
JPS5812207Y2
JPS5812207Y2 JP1976149363U JP14936376U JPS5812207Y2 JP S5812207 Y2 JPS5812207 Y2 JP S5812207Y2 JP 1976149363 U JP1976149363 U JP 1976149363U JP 14936376 U JP14936376 U JP 14936376U JP S5812207 Y2 JPS5812207 Y2 JP S5812207Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
key
fulcrum
frame
key arm
arm
Prior art date
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Expired
Application number
JP1976149363U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5365722U (ja
Inventor
稲垣良平
酒井正康
二野良宏
Original Assignee
松下電器産業株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 松下電器産業株式会社 filed Critical 松下電器産業株式会社
Priority to JP1976149363U priority Critical patent/JPS5812207Y2/ja
Publication of JPS5365722U publication Critical patent/JPS5365722U/ja
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Publication of JPS5812207Y2 publication Critical patent/JPS5812207Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は電子楽器の足鍵盤装置に関し、足鍵盤のキーア
ームを回動自在に支持する支点台を樹脂で構成すること
により、演奏時に不快なきしみ音が生じるのを防止する
ようにしたものである。
従来の電子楽器の足鍵盤は第6図に示すように構成され
ていた。
第6図において、16は金属製のフレーム、17はこの
フレーム16の下面にスポット溶着等によって取付けら
れた金属製の支点軸、18はフレーム16の上面に取付
けられたキースイッチ、19はアクチェータ、20はフ
レーム16の後端部に取付ゆられた弾性体、21はフレ
ーム16の下向に配置されたキーアーム、22はキーア
ーム21の前端部に取付けられた樹脂製の鍵、23,2
4はそれぞれキーアーム21の上面に設けられた金属製
の支持台および作動片、25はフレーム16の前端部と
キーアーム21の略中央部との間に懸架され、上記キー
アーム21を常時フレーム16方向に附勢する引張ばね
である。
したがって、第6図においては、鍵22を引張りばね2
5の附勢力に抗して下方に押圧すると、支点軸17と支
点台23からなる支点を中心にキーアーム21が第6図
反時計方向に回動し、これに伴ってキーアーム21の作
動片24がアクチェータ19を押圧してキースイッチ1
8をオンにする。
ところが、この場合には支点を構成する支点軸17およ
び支点台23が共に金属で構成されているため、キーア
ーム210回動時に金属特有の不快なきしみ音が生じる
という問題がある。
また支点軸17も支点台23もスポット溶着等により各
キーアーム毎に取付けなければならないから、支点の取
付作業が著しく繁雑になるという欠点もある。
本考案はこのような従来の問題点を除去するようにした
電子楽器の足鍵盤装置を提供するものである。
以下本考案の一実施例について第1図〜第5図とともに
説明する。
第1図〜第5図において、1は金属板で構成されたフレ
ーム、1aは後述する支軸8が貫通される貫通孔、1b
は後述する支点台11のピン11cが挿入される位置決
め用の透孔、2はフレーム1の後端部に取付けられたコ
字状のストッパ、3はフレーム1の上面に取付けられた
キースイッチ、4はアクチェータ、5は金属板で構成さ
れたキーアーム、5aはキーアーム5の略中央部に形成
されたねじ孔、5bは後述する支点台11のピン11a
が挿入される位置決め用の透孔、6はキーアーム5の前
端部にビス1で取付けられた樹脂製の鍵、8は下端部が
キーアーム5のねじ孔5aに螺着され、上端部が上記フ
レーム10貫通孔1aを介してこのフレーム1の上面に
突出された支軸、9は支軸7の上端部に嵌入されたばね
ホルダー、10はばねホルダー9とフレーム1の上面と
の間に挿入された圧縮ばね、11は樹脂で一体に形成さ
れた支持台、11a、11b。
11cは支持台11に一体突設された位置決め用のピン
、11dはキーアーム5の上面に当接して実質的な支点
として作用する支点位置、12〜15は各部品間の消音
および緩衝のために取付けられたフェルト等の緩衝材で
ある。
なお、この実施例では、第2図に示すようにフレーム1
に形成された貫通孔1aのうち、白鍵に対応する貫通孔
(第2図の左側に示されている貫通孔1a)には孔の周
囲に段部1cが形成されている。
上記構成において、第3図に示す状態から支軸8にばね
ホルダー9および圧縮ばね10を嵌合してこの支軸8を
緩衝材12を介してフレーム10貫通孔1aに挿入し、
一方、支持台11のピン11cをフレーム1の位置決め
用の透孔1bに挿入するとともに、この支点台11のピ
ン11aをキーアーム5の位置決め用の透孔5bに挿入
し、この状態で支軸8の先端をキーアーム5のねじ孔5
aに螺合すれば、第1図、第2図に示すような足鍵盤装
置が完成する。
したがって、第1図に示す状態から鍵6を下方に押圧す
ると、キーアーム5は支点台11の支点位置11dを中
心に第1図反時計方向に回動し、この回動に伴ってアク
チェータ4が押圧され、キースイッチ3がオンになる。
この過程では支点が圧縮ばね10のすぐ近くにあるため
、キーアーム3Uノ凹動ノJ3よ/」\ご \ (民\
1 し7こ7J”−)(刀旦吊V)ひS奏操作はきわめ
て軽快に行なえる。
そして、この状態から、さらにキーアーム5を回動させ
ると、やがてキーアーム5の後端部カ緩衝材14を介し
てフレーム1の下面に当接し、キーアーム5の上面が支
持台11の支点位置から離れ、キーアーム1に当接した
後端部を支点として回動するようになる。
すなわち支点が圧縮ばね10から遠く離れた位置に移動
する。
したがって、余剰荷重が加かった場合にはキーアーム5
の復帰力が非常に大きくなり、余剰荷重に対して足鍵盤
を有効に保護することができる。
しかもこの実施例では圧縮ばね10を使用しているから
、引張ばねのように余剰荷重によって永久変形を起す虞
れもない。
そして、この実施例では第2図に示したようにフレーム
10貫通孔1aのうち白鍵に対応するものの周囲には段
部1cを設け、ばねホルダー9との間隔がわずかに狭く
なるように構成されている。
したがって、同一の支軸8および同一の圧縮ばね10を
用いてキーアーム5の長さの異なる白鍵および黒鍵を取
付けた場合にも、白鍵と黒鍵の押圧力を均一にすること
ができる。
次に、この実施例の支点台110作用効果について説明
する。
上述したように支点台11は樹脂で構成されているから
、たとえキーアーム5が金属で構成されていてもキーア
ーム50回動時にキーアーム5との接触面において不快
な金属音を生ずる虞れはない。
しわも、この実施例のように複数のキーアーム5のすべ
てに対して共通の1個の支点台を樹脂で一体に形成すれ
ば、キーアーム5の一つ一つに対して支点台を取付ける
必要がゝないわら、部品点数の低減と組立工数の低減を
図ることができる。
さらに、この実施例では支点台11のピン11aをキー
アーム5の透孔5bに挿入し、ピン11cをフレーム1
の透孔1bに挿入し、ピン11bを隣接するキーアーム
5,5間に挿入することにより、キーアーム5の前後左
右方向のがたつきを防止した状態で、圧縮ばね10の附
勢力によりこの支点台11をフレーム1とキーアーム5
0間で挾持するようにしている。
したがって、ビスや接着等の特別な手段を用いることな
く支点台11を取付げることができるから、この点でも
組立工数の低減を図ることができる。
以上のように本考案はフレームとキーアームの間に挿入
される支点台を樹脂で形成したものであるから、たとえ
キーアームが金属で構成されていてもキーアームの回動
時に不快なきしみ音が生じる虞れはない。
しかも本考案は、複数のキーアームのすべてに対して共
通の1個の支点台を設けるようにしており、キーアーム
の一つ一つに対して支点台を取付ける必要がないから、
部品点数の低減と組立工数の低減を図ることができる。
さらに、本考案では、支点台11の下面に設けた位置決
めピンをキーアームの透孔に挿入し、上面に設けた位置
決めピンをフレームの透孔に挿入し、下面の位置決めピ
ンの間に設けたピンを隣接するキーアーム間に挿入する
ことにより、キーアームの前後左右方向のがたつきを防
止し、さらにこの状態で、圧縮ばね等の附勢力によりこ
の支点台をフレームとキーアームの間で挾持するように
している。
したがって、ビスや接着等の特別な手段を用いることな
く支点台を取付けることができるから、この点でも組立
工数の低減を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図、第3図は本考案の一実施例を示す側面
断面図、背面断面図9分解斜視図、第4図、第5図は上
記実施例に用いる支点台およびキーアームを示す斜視図
、第6図は従来の足鍵盤装置を示す側面断面図である。 1・・・・・・フレーム、3・・・・・・キースイッチ
、4・・・・・・アクチェータ、5・・・・・・キーア
ーム、6・・・・・・鍵、8・・・・・・支軸、10・
・・・・・圧縮ばね、11・・・・・・支点台、11
a 、 1 l b 、 11 c”−・ピン。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 水平方向に配置されたフレームと、このフレームの下面
    に並設された複数のキーアームとの間に、樹脂で一体に
    形成した長尺の1個の支点台を配置し、上記支点台の上
    下面に一体に形成した位置決めピンを上記フレームと上
    記各キーアームに形成した透孔にそれぞれ挿入し、さら
    に上記支点台の下面の上記位置決めピンの間に突設した
    ピンを隣接するキーアームの間にそれぞれ挿入し、上記
    各キーアームをばね等の附勢手段により上記支点台を中
    心にして一方向に回動附勢し、上記附勢力により、上記
    フレームと上記キーアームの間で上記支点台を弾性的に
    保持するようにしたことを特徴とする電子楽器の足鍵盤
    装置。
JP1976149363U 1976-11-05 1976-11-05 電子楽器の足鍵盤装置 Expired JPS5812207Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1976149363U JPS5812207Y2 (ja) 1976-11-05 1976-11-05 電子楽器の足鍵盤装置

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1976149363U JPS5812207Y2 (ja) 1976-11-05 1976-11-05 電子楽器の足鍵盤装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5365722U JPS5365722U (ja) 1978-06-02
JPS5812207Y2 true JPS5812207Y2 (ja) 1983-03-08

Family

ID=28757700

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1976149363U Expired JPS5812207Y2 (ja) 1976-11-05 1976-11-05 電子楽器の足鍵盤装置

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JP (1) JPS5812207Y2 (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4710212U (ja) * 1971-03-03 1972-10-06

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4710212U (ja) * 1971-03-03 1972-10-06

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JPS5365722U (ja) 1978-06-02

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