JP2015035451A - シート貼付装置及びシート貼付方法 - Google Patents

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【課題】押圧力を大きくしなくても剥がれにくいように接着シートを被着体に貼付することができるシート貼付装置及びシート貼付方法を提供すること。【解決手段】貼付手段60が接着シートASのシート本体AS1をリングフレームRFの一方の面RF1に貼付し、変位手段30が他面貼付部AS2を変位させるとともに押圧手段20が他方の面RF2に押圧して貼付する。シート本体AS1の外側部AS3と他面貼付部AS2とで2面から挟み込むように接着シートASをリングフレームRFに貼付し、押圧力を大きくしなくても剥がれにくいように接着シートASをウエハWFに貼付することができる。【選択図】図3

Description

本発明は、被着体に接着シートを貼付するシート貼付装置及びシート貼付方法に関する。
従来、半導体製造工程において、半導体ウエハの取り扱いを容易にするために、半導体ウエハ(以下、単に「ウエハ」という場合がある)とリングフレーム(被着体)とにマウント用シート(接着シート)を貼付して一体化するシート貼付装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2005−159044号公報
しかしながら、特許文献1に記載されたシート貼付装置では、接着シートの接着力が弱いと、当該接着シートがウエハの重量等によって被着体から剥がれてしまい、ウエハとともに落下してしまうという不都合が発生するので、接着シートを被着体に貼付する際の押圧力を大きくしなければならない。ところが、押圧力を大きくすると、被着体やウエハが破損してしまうという相反する不都合が生じる。
本発明の目的は、押圧力を大きくしなくても剥がれにくいように接着シートを被着体に貼付することができるシート貼付装置及びシート貼付方法を提供することにある。
前記目的を達成するため、本発明のシート貼付装置は、被着体に接着シートを貼付するシート貼付装置であって、前記接着シートは、前記被着体の一方の面に貼付されるシート本体と、当該被着体に貼付されたシート本体の貼付面から外れる方向に変位し、前記被着体の他方の面に貼付可能な他面貼付部とを有し、変位した前記他面貼付部を前記他方の面に押圧する押圧手段を有して構成されていることを特徴とする。
この際、本発明のシート貼付装置では、前記他面貼付部を前記貼付面から外れる方向に変位させる変位手段を更に備え、前記変位手段によって変位させた前記他面貼付部を前記押圧手段が前記他方の面に押圧することが好ましい。
更に、本発明のシート貼付装置では、前記押圧手段の押圧力に対抗する反力を前記被着体に加えることで、当該被着体の移動を規制する規制手段を備えることが好ましい。
一方、本発明のシート貼付方法は、被着体に接着シートを貼付するシート貼付方法であって、前記接着シートは、前記被着体の一方の面に貼付されるシート本体と、当該被着体に貼付されたシート本体の貼付面から外れる方向に変位し、前記被着体の他方の面に貼付可能な他面貼付部とを有し、変位した前記他面貼付部を前記他方の面に押圧することを特徴とする。
以上のような本発明によれば、他面貼付部を他方の面に押圧して貼付することで、被着体の異なる2面に接着シートを貼付することができ、押圧力を大きくしなくても剥がれにくいように接着シートを被着体に貼付することができる。
更に、シート貼付装置が変位手段を備えていれば、例えば、接着シートの剛性が高い場合や、他面貼付部とシート本体との接着剤層同士がつながっている場合等において、他面貼付部が重力等によって自然にシート本体の貼付面から外れる方向に変位しないことがあっても、他面貼付部を確実に外れる方向に変位させることができる。
また、シート貼付装置が規制手段を備えていれば、押圧手段が他面貼付部を押圧して貼付する際に、押圧手段の押圧力と規制手段の反力とによって被着体及び他面貼付部を挟んで押圧することができ、他面貼付部を確実に貼付することができる。さらに、規制手段によって被着体の移動を規制することができる上、押圧力によって被着体が局所的に変形してしまうことを防止することもできる。
本発明の実施形態に係るシート貼付装置の側面図。 図1の部分斜視図。 (A)〜(C)は、図1のシート貼付装置の動作説明図。 図1の部分側面図。 本発明の変形例に係るシート貼付装置の動作説明図。 (A)、(B)は、本発明の他の変形例に係るシート貼付装置の動作説明図。
以下、本発明の1実施形態を図面に基づいて説明する。
なお、本実施形態において基準となる図を挙げることなく、例えば、上、下、左、右、または、前、後といった方向を示した場合は、全て図1を正規の方向(付した番号が適切な向きとなる方向)から観た場合を基準とし、上、下、左、右方向が紙面に平行な方向であり、前が紙面に直交する手前方向、後が紙面に直交する奥方向とする。
図1、2において、シート貼付装置10は、被着体としてのリングフレームRFに接着シートASを貼付する装置であって、接着シートASは、リングフレームRFの一方の面RF1に貼付されるシート本体AS1と、当該リングフレームRFに貼付されたシート本体AS1の貼付面から外れる方向に変位し、リングフレームRFの他方の面RF2に貼付可能な他面貼付部AS2とを有したものであり、変位した他面貼付部AS2を他方の面RF2に押圧する押圧手段20と、他面貼付部AS2をシート本体AS1の貼付面から外れる方向に変位させる変位手段30と、押圧手段20の押圧力に対抗する反力をリングフレームRFに加えることで、当該リングフレームRFの移動を規制する規制手段40と、リングフレームRF及びウエハWFを支持して移動可能な支持手段50と、支持手段50の上方に位置しウエハWF及びリングフレームRFに接着シートASを貼付する貼付手段60とを備えている。
接着シートASは、基材シートBSの一方の面に接着剤AD層が積層されたものであり、シート本体AS1と、シート本体AS1内4箇所において連結辺JPによって全周のうちの一部が非連続とされた切込CUによって非環状に形成された他面貼付部AS2とを備えている。シート本体AS1は、外側部AS3がリングフレームRFの一方の面RF1に貼付されたときに、当該外側部AS3と一方の面RF1との界面を含む平面である貼付面が形成され、外側部AS3の内側に位置する内側部AS4がウエハWFに貼付される構成となっている。他面貼付部AS2は、接着シートASの剛性が高いか、或いは、他面貼付部AS2とシート本体AS1とが接着剤AD又は、容易に切断可能な図示しない連結部等によってつながっていることで、他面貼付部AS2が重力等によって自然にシート本体AS1の貼付面から外れる方向に変位しないようになっている。
ウエハWFは、回路が形成された下面に保護シートPSが貼付されており、リングフレームRFの開口部内に配置され、当該リングフレームRFの一方の面RF1に接着シートASが貼付されることで、当該リングフレームRFと一体化される。
押圧手段20は、図3、4にも示すように、変位手段30内に収容された押圧ローラ21と、押圧ローラ21を支持するアーム22と、軸P1を中心としてアーム22を回動可能に支持するスライダ23を有する駆動機器としてのリニアモータ24と、軸P1を中心として図3中時計回り方向にアーム22を付勢する巻きバネ25とを備えている。
変位手段30は、図示しないフレームに支持された駆動機器としての直動モータ31の出力軸31Aに支持された支持部材32と、支持部材32の外縁付近の4箇所に設けられた駆動機器としての回動モータ33の出力軸33A(図3参照)に支持された折り曲げ部材34とを備えている。折り曲げ部材34は、図3中左右方向に延びる支持部35と、支持部35から下方に延びるとともに、図3中左方に開口した凹溝36が形成された押圧手段保持部37と、押圧手段保持部37の下方に設けられるとともに、下方に向かうにしたがって図3中右方に向かう傾斜面38が形成された傾斜部材39とを備えている。凹溝36内には、リニアモータ24が配置されるとともに、押圧ローラ21を案内して当該凹溝36からの出没を補助する曲面部36Aが形成されている。
規制手段40は、図3に示すように、外側部AS3に上方から当接する当接部材41と、当接部材41を支持し支持部35に対して摺動可能に設けられたシャフト42と、当接部材41を下方に付勢するバネや樹脂等の付勢手段43とを備えている。
支持手段50は、図示しない減圧ポンプや真空エジェクタ等の減圧手段に連通された図示しない吸引孔が上面に形成された外側テーブル51と、図示しない駆動機器によって外側テーブル51の上面から出没可能に設けられるとともに、図示しない減圧ポンプや真空エジェクタ等の減圧手段に連通された図示しない吸引孔が上面に形成された内側テーブル52と、外側テーブル51を支持するスライダ53を有する駆動機器としてのリニアモータ54とを備えている。外側テーブル51の上面には、接着シートASの他面貼付部AS2に対応した凹部55が形成されている。
貼付手段60は、接着シートASが帯状の剥離シートRL上に仮着された原反RSを支持する支持ローラ61と、原反RSを案内する複数のガイドローラ62と、剥離シートRLを折り返して当該剥離シートRLから接着シートASを剥離する剥離手段としての剥離板63と、ウエハWF及びリングフレームRFに接着シートASを押圧して貼付する押圧ローラ64と、駆動機器としての回動モータ65によって駆動する駆動ローラ66との間に剥離シートRLを挟み込むピンチローラ67と、図示しない駆動機器によって駆動し、剥離シートRLを回収する回収ローラ68と、を備えている。
以上のシート貼付装置10において、ウエハWF及びリングフレームRFに接着シートASを貼付する手順を説明する。
まず、オペレータが原反RSを図1に示すようにセットした後、運転開始の信号を入力すると、貼付手段60が回動モータ65及び図示しない駆動機器を駆動し、原反RSを繰り出し、接着シートASの先端部が剥離板63の先端で所定量剥離されたことが図示しない光学センサや撮像手段等の検知手段に検知されると、貼付手段60が回動モータ65及び図示しない駆動機器の駆動を停止し、シート貼付装置10がスタンバイ状態となる。次いで、人手または図示しない多関節ロボットやベルトコンベア等の搬送手段によって、図1中実線で示される位置で待機している外側テーブル51の上面にリングフレームRFを載置し、内側テーブル52の上面にウエハWFを載置すると、支持手段50が図示しない減圧手段を駆動し、リングフレームRF及びウエハWFを吸着保持するとともに、内側テーブル52を昇降させ、リングフレームRFの一方の面RF1とウエハWFの上面とを同一平面内に位置させる。次いで、支持手段50がリニアモータ54を駆動し、スライダ53を左方向に移動させ、リングフレームRFが所定の位置に到達したことが図示しない光学センサや撮像手段等の検知手段によって検知されると、貼付手段60が回動モータ65及び図示しない駆動機器を駆動し、リングフレームRFの搬送に同期させて原反RSを繰り出し、リングフレームRFの一方の面RF1及びウエハWFの上面に剥離板63で剥離された接着シートASを押圧ローラ64で押圧して貼付する。そして、接着シートASが貼付されたリングフレームRFが図1中二点鎖線で示す位置に到達したことが図示しない光学センサや撮像手段等の検知手段によって検知されると、支持手段50がリニアモータ54の駆動を停止する。
次に、変位手段30が直動モータ31を駆動し、図3(B)に示すように、折り曲げ部材34を外側テーブル51の凹部55内に下降させると、他面貼付部AS2が傾斜部材39によって押圧され、シート本体AS1との連結部が外れてシート本体AS1の貼付面から外れる方向に変位する。このとき、傾斜部材39に傾斜面38が形成されていることで、連結辺JPに対し最も遠い位置から他面貼付部AS2の変位を開始できる上、他面貼付部AS2を徐々に変位させることができ、当該他面貼付部AS2を確実に連結辺JPでつながった状態で変位させることができる。折り曲げ部材34の下降に伴い、当接部材41が外側部AS3に当接し、折り曲げ部材34が所定の位置まで下降すると、変位手段30が直動モータ31の駆動を停止する。
次に、押圧手段20がリニアモータ24を駆動し、スライダ23を上昇させると、押圧ローラ21が曲面部36Aに案内され、当該押圧ローラ21が凹溝36から乗り出し、他面貼付部AS2をリングフレームRFの他方の面RF2に押圧して貼付する。これにより、図3(C)に示すように、接着シートASは、他面貼付部AS2と外側部AS3とでリングフレームRFを挟み込むように貼付される。このとき、当接部材41が外側部AS3に当接しているので、押圧ローラ21の押圧力でリングフレームRFが上方に移動してしまうことを規制できるので、他面貼付部AS2を他方の面RF2に確実に貼付することができる。他面貼付部AS2が他方の面RF2に貼付されると、押圧手段20がリニアモータ24駆動し、スライダ23を下降させ、図3(B)に示す位置に復帰させる。
次に、変位手段30が直動モータ31を駆動し、折り曲げ部材34を図3(A)に示す位置に復帰させ、人手または図示しない搬送手段によって、リングフレームRFと一体化されたウエハWFを次の工程に搬送するとともに、支持手段50がリニアモータ54を駆動し、外側テーブル51を図1中実線で示す位置に復帰させ、以降上述と同様の動作が繰り返される。
このような本実施形態によれば、以下のような効果がある。
即ち、他面貼付部AS2を他方の面RF2に押圧して貼付することで、リングフレームRFの異なる2面に接着シートASを貼付することができ、押圧力を大きくしなくても剥がれにくいように接着シートASをリングフレームRFに貼付することができる。
以上のように、本発明を実施するための最良の構成、方法などは、前記記載で開示されているが、本発明は、これに限定されるものではない。すなわち、本発明は、主に特定の実施形態に関して特に図示され、且つ、説明されているが、本発明の技術的思想および目的の範囲から逸脱することなく、以上述べた実施形態に対し、形状、材質、数量、その他の詳細な構成において、当業者が様々な変形を加えることができるものである。従って、上記に開示した形状、材質などを限定した記載は、本発明の理解を容易にするために例示的に記載したものであり、本発明を限定するものではないから、それらの形状、材質などの限定の一部、もしくは全部の限定を外した部材の名称での記載は、本発明に含まれるものである。
例えば、図5に示すように、他面貼付部AS5がリングフレームRFの外縁から外方に突出している接着シートASαにも対応させることができる。このような接着シートASαの場合、変位手段30が回動モータ33を駆動し、軸P2を中心として折り曲げ部材34を180度回動させ、図5中二点鎖線で示すように他面貼付部AS5を他方の面RF2に押圧して貼付すればよい。また、他面貼付部AS2、AS5は、接着シートASの少なくとも1箇所に形成されていればよい。更に、折り曲げ部材34は、回動モータ33を設けることなく、他面貼付部AS2、AS5に対応してリングフレームRFの内方及び外方に位置するように回動不能に設けられていてもよい。
また、押圧手段20や折り曲げ部材34は、それぞれを1体や2体で構成してもよく、このような場合、変位手段を駆動機器としての多関節ロボット等で構成し、押圧手段20や曲げ部材34を他面貼付部AS2の位置に合わせて移動する構成とすればよく、数に何ら限定されることはない。
更に、押圧手段20と折り曲げ部材34とをそれぞれ独立して移動可能に設けてもよく、例えば、折り曲げ部材34で他面貼付部AS2を変位させ、当該折り曲げ部材34を押圧手段20の作動に邪魔にならない位置に移動させてから、別体の押圧手段20で他面貼付部AS2を他方の面RF2に押圧して貼付することができる。
また、押圧手段20は、例えば、リングフレームRFの上下方向の幅が広い場合、リングフレームRFの開口部を形成する内側面のみ又は、リングフレームRFの外縁を形成する外側面のみに他面貼付部AS2を貼付するものであってもよく、シート本体AS1と他面貼付部AS2とを互いに同一平面内に位置しない2面に貼付するものであればよい。
また、押圧手段は、例えば、図6に示すような押圧手段20Bとしてもよく、外側テーブル51に形成された凹部55Bに収容され、押圧ローラ21Bがリニアモータ24Bのスライダ23Bによって左右方向に移動可能に構成されていてもよい。更に、押圧手段は、押圧ローラ21に代えてプレート等を他面貼付部AS2に当接させたり、気体を噴射したりすることで当該他面貼付部AS2を押圧して貼付する構成としてもよい。また、押圧手段20が駆動機器としての多関節ロボットを備え、他面貼付部AS2を変位させる変位手段として機能するとともに、他面貼付部AS2を他方の面RF2に押圧して貼付する構成であってもよい。
更に、変位手段30は、例えば、他面貼付部AS2に向かって気体を噴射することで折り曲げる構成であってもよいし、接着シートASの剛性が低く他面貼付部AS2が重力によって自然にシート本体AS1の貼付面から外れる方向に変位する場合、変位手段30はなくてもよい。また、変位手段30は、他面貼付部AS2を上方に変位させる構成でもよく、この場合、接着シートASが下方に位置するようにリングフレームRFを外側テーブル51上に載置し、例えば、外側テーブル51の上面に他面貼付部AS2に向かって気体を上方に噴射する構成を採用し、押圧手段20がリングフレームRFの上方を押圧する構成とすればよい。
また、規制手段40は、押圧手段20の押圧力に対抗する反力をリングフレームRFに加えることで、リングフレームRFの押圧方向への移動を規制する適宜なものであればよく、付勢手段43はなくていてもよい。また、規制手段40はなくてもよい。
更に、別の装置等でリングフレームRFを搬送する場合、本願のシート貼付装置は、支持手段50はなくてもよい。
また、予めリングフレームRFに接着シートASが貼付されたものをシート貼付の対象とする場合、貼付手段60はなくてもよい。
更に、ウエハWFは必須ではなく、シート貼付装置10は、リングフレームRFに接着シートASだけを貼付するものでもよい。
また、接着シートASは、他面貼付部AS2が連結辺JP以外で全くシート本体AS1とつながっていていないものでもよい。
更に、接着シートASは、他面貼付部AS2が連結辺JPでつながることなく、全周に連続する切込によって環状に形成されたものでもよい。
また、本発明における接着シート、被着体の材質、種別、形状等は、特に限定されることはなく、円形以外の長方形、楕円形、その他の形状であってもよい。例えば、接着シートは、接着剤層だけの単層のもの、基材シートと接着剤層との間に中間層を有するもの、基材シートの上面にカバー層を有する等3層以上のもの、更には、基材シートを接着剤層から剥離することのできる所謂両面接着シートのようなものであってもよく、両面接着シートは、単層又は複層の中間層を有するものや、中間層のない単層又は複層のものであってよい。また、被着体としては、リングフレームRFのように、1の平面内に1の開口部を有するもの以外に、例えば、1の平面内に複数の開口部を有するものや、所定の角度で折れ曲がることで、2以上の面に1又は複数の開口部を有するものや、所定の曲率で曲がることで、湾曲した面に1又は複数の開口部を有するものであってもよい。尚、湾曲した面に開口部を有するフレーム部材の場合、貼付面は平面ではなく、当該湾曲した面に沿う湾曲面となる。更に、額縁や中央に孔の空いた板状部材等であってもよいし、例えばC字、U字、V字、コ字状の閉ループ状でない形状であってもよいし、開口部のない被着体であってもよい。また、ウエハWFに代えて食品、樹脂容器、シリコン半導体ウエハや化合物半導体ウエハ等の半導体ウエハ、回路基板、光ディスク等の情報記録基板、ガラス板、鋼板、陶器、木板または樹脂板等、任意の形態の部材や物品なども対象とすることができる。なお、接着シートを機能的、用途的な読み方に換え、例えば、情報記載用ラベル、装飾用ラベル、保護シート、ダイシングテープ、ダイアタッチフィルム、ダイボンディングテープ、記録層形成樹脂シート等の任意の形状の任意のシート、フィルム、テープ等を前述のような任意の被着体に貼付することができる。
本発明における各手段は、それら手段について説明した動作または機能を果たすことができる限りなんら限定されるものではなく、まして、前記実施形態で示した単なる1実施形態の構成物に全く限定されるものではない。例えば、押圧手段は、変位した他面貼付部を他方の面に押圧するものであれば、出願当初の技術常識に照らし合わせてその範囲内であればなんら限定されることはない(他の手段についての説明は省略する)。
また、前記実施形態における駆動機器は、回動モータ、直動モータ、リニアモータ、単軸ロボット、多関節ロボット等の電動機器、エアシリンダ、油圧シリンダ、ロッドレスシリンダ及びロータリシリンダ等のアクチュエータ等を採用することができる上、それらを直接的又は間接的に組み合せたものを採用することもできる(実施形態で例示したものと重複するものもある)。
10 シート貼付装置
20 押圧手段
30 変位手段
40 規制手段
AS 接着シート
AS1 シート本体
AS2 他面貼付部
RF リングフレーム(被着体)
RF1 一方の面
RF2 他方の面

Claims (4)

  1. 被着体に接着シートを貼付するシート貼付装置であって、
    前記接着シートは、前記被着体の一方の面に貼付されるシート本体と、当該被着体に貼付されたシート本体の貼付面から外れる方向に変位し、前記被着体の他方の面に貼付可能な他面貼付部とを有し、
    変位した前記他面貼付部を前記他方の面に押圧する押圧手段を有して構成されていることを特徴とするシート貼付装置。
  2. 前記他面貼付部を前記貼付面から外れる方向に変位させる変位手段を更に備え、
    前記変位手段によって変位させた前記他面貼付部を前記押圧手段が前記他方の面に押圧することを特徴とする請求項1に記載のシート貼付装置。
  3. 前記押圧手段の押圧力に対抗する反力を前記被着体に加えることで、当該被着体の移動を規制する規制手段を備えることを特徴とする請求項1又は2に記載のシート貼付装置。
  4. 被着体に接着シートを貼付するシート貼付方法であって、
    前記接着シートは、前記被着体の一方の面に貼付されるシート本体と、当該被着体に貼付されたシート本体の貼付面から外れる方向に変位し、前記被着体の他方の面に貼付可能な他面貼付部とを有し、
    変位した前記他面貼付部を前記他方の面に押圧することを特徴とするシート貼付方法。
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