JP2015035245A - ガラス基板用キャリア、磁気記録媒体用ガラス基板の研磨方法、及び、磁気記録媒体用ガラス基板の製造方法 - Google Patents

ガラス基板用キャリア、磁気記録媒体用ガラス基板の研磨方法、及び、磁気記録媒体用ガラス基板の製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】製造コストの増加を抑えつつ、ガラス基板間の板厚偏差を抑制可能なガラス基板用キャリア、磁気記録媒体用ガラス基板の研磨方法、及び、磁気記録媒体用ガラス基板の製造方法を提供する。
【解決手段】ガラス基板用キャリアは、基材に樹脂を含浸させた成形体から構成され、且つ、ガラス基板保持部と一体形成されたギヤ部を有する。成形体は、15mm×80mmに切断したサンプルを50mmの間隔で支持した状態で、中央に集中荷重を作用させて5mm押し込んだ3点曲げ試験の応力が170N/mm以上である。
【選択図】図3

Description

本発明は、ガラス基板用キャリア、磁気記録媒体用ガラス基板の研磨方法、及び、磁気記録媒体用ガラス基板の製造方法に関する。
磁気記録装置等に用いられる磁気記録媒体用基板としては、従来、アルミニウム合金基板が使用されてきたが、高密度記録化の要求に伴い、アルミニウム合金基板に比べて硬く、平坦性や平滑性に優れるガラス基板が主流となってきている。
磁気記録媒体用ガラス基板は、ガラス素基板を所定形状に切断後、端面、および、主平面について研磨等を行うことにより製造される。この磁気ディスク用ガラス基板の製造方法における研磨工程では、ガラス基板を研磨用キャリアに保持させ、研磨パッドを用いて、砥粒を含む研磨液(スラリー)をガラス基板と研磨パッドとの間に供給しながら研磨する研磨装置が用いられている。この研磨装置では、上下定盤に研磨パッドを貼り付けてガラス基板を挟み込み、遊星歯車機構を用いてガラス基板と研磨パッドとを相対的に移動させることにより、ガラス基板の主平面を研磨している。この研磨装置による研磨は、複数のガラス基板を同時に研磨できるため、生産効率の面で優れた方法である。
特許文献1には、このような研磨装置に用いられる研磨用キャリアとして、サンギヤ及びリングギヤと噛み合うギヤ部を金属材料から構成し、ガラス基板を保持するガラス基板保持部を樹脂材料から構成し、両者を係合部で係合して一体化することが記載されている。
ところが、このような研磨装置の同一ロット(研磨装置で同時に使用される)で両面を同時に研磨した複数のガラス基板の板厚を調べてみると、同じ条件で研磨を行ったにも関わらず、ある研磨用キャリアに保持されたガラス基板は研磨量が多いのに、他の研磨用キャリアに保持されたガラス基板の研磨量は少なく、研磨後のガラス基板に板厚の差(以下、板厚偏差とも呼ぶ。)が生じてしまうことが分かった。この板厚偏差については、特に、軟質研磨パッドを用いた場合に顕著となる傾向がある。
特許文献2に記載の研磨装置では、上定盤の回転中心となる上定盤支軸と、上定盤支軸を回転かつ上下動自在に支持するスライダとの相対的な上下位置検出に基づいて、磁気ディスク用基板の厚さ変化を測定することで、個体間の寸法バラツキを抑制できることが記載されている。
特開2006−95636号公報 特開2004−345018号公報
しかしながら、上記特許文献2に記載の研磨装置によれば、ワークの厚さ変化を監視し、測定厚さが目標厚さになったら、下定盤、上定盤及びサンギヤの回転を停止するとともに、加工液の供給を停止し、研磨加工を終了させることが開示されているのみで、異なるロット間の板厚偏差を抑制することできるが、同一ロットにおける板厚偏差については何ら言及されておらず、改善の余地があった。また、上記特許文献2に記載の研磨装置では、装置が複雑化、大型化してしまうとともに、製造コストが嵩むおそれがあった。
一方、上記特許文献1に記載の研磨用キャリアは、金属製のギヤ部と樹脂製のガラス基板保持部との係合部が削れて、金属屑が発生し、ガラス基板の表面にキズなどの欠陥を生じさせるため、有効な研磨を行えないおそれがあった。また、金属製のギヤ部と研磨装置のサンギヤやリングギヤとの接触部分が削れて金属屑が発生する、サンギヤやリングギヤに段差が形成されてしまうおそれもあった。
そこで、本発明は、製造コストの増加を抑えつつ、同一ロッドで研磨されたガラス基板間の板厚偏差を抑制可能なガラス基板用キャリア、磁気記録媒体用ガラス基板の研磨方法、及び、磁気記録媒体用ガラス基板の製造方法を提供することを目的とする。
本発明者らは、鋭意検討の結果、軟質研磨パッドを用いた場合に典型的に生じる、同一ロッドで研磨されたガラス基板間の板厚偏差が、研磨用キャリアに作用する負荷によって研磨用キャリアが撓み、研磨液の研磨面への供給が不均一になることで発生することを見出し本発明に至った。
本発明は、以下の態様を提供するものである。
(1) 両面研磨装置のサンギヤとリングギヤとの間で遊星歯車運動を行う複数のガラス基板用キャリアに複数のガラス基板を保持させ、前記ガラス基板用キャリアに保持された複数のガラス基板を上定盤と下定盤に取り付けた軟質研磨パッドの間に挟み、砥粒を含有する研磨液を供給しながら研磨する、磁気記録媒体用ガラス基板の研磨方法であって、
前記ガラス基板用キャリアは、基材に樹脂を含浸させた成形体から構成され、且つ、ガラス基板保持部と一体形成されたギヤ部を有し、
該成形体は、15mm×80mmに切断したサンプルを50mmの間隔で支持した状態で、中央に集中荷重を作用させて5mm押し込んだ3点曲げ試験の応力が170N/mm以上であることを特徴とする磁気記録媒体用ガラス基板の研磨方法。
(2) 前記両面研磨装置で同時に使用される前記ガラス基板用キャリア間の板厚偏差は、4μm以下であることを特徴とする(1)に記載の磁気記録媒体用ガラス基板の研磨方法。
(3) 前記ガラス基板用キャリアは、研磨されたガラス基板の板厚よりも50μm〜250μm薄いことを特徴とする(1)又は(2)に記載の磁気記録媒体用ガラス基板の研磨方法。
(4) 前記軟質研磨パッドは、スエードパッドであることを特徴とする(1)〜(3)のいずれかに記載の磁気記録媒体用ガラス基板の研磨方法。
(5) 前記研磨液は、酸化セリウム、酸化マンガン、ジルコニアのいずれか一つ以上を含有することを特徴とする(1)〜(4)のいずれかに記載の磁気記録媒体用ガラス基板の研磨方法。
(6) 前記研磨されたガラス基板の板厚は、0.5mm〜1.0mmであることを特徴とする(1)〜(5)のいずれかに記載の磁気記録媒体用ガラス基板の研磨方法。
(7) (1)〜(6)のいずれかに記載の磁気記録媒体用ガラス基板の研磨方法を用いた研磨工程を含む、磁気記録媒体用ガラス基板の製造方法。
(8) 両面研磨装置の上定盤と下定盤に取り付けた軟質研磨パッドと砥粒を含有する研磨液を用いてガラス基板の主平面を研磨する際に、複数の前記ガラス基板を保持した状態で、サンギヤとリングギヤとの間で遊星歯車運動を行うガラス基板用キャリアであって、
基材に樹脂を含浸させた成形体から構成され、且つ、ガラス基板保持部と一体形成されたギヤ部を有し、
該成形体は、15mm×80mmに切断したサンプルを50mmの間隔で支持した状態で、中央に集中荷重を作用させて5mm押し込んだ3点曲げ試験の応力が170N/mm以上であることを特徴とするガラス基板用キャリア。
本発明のガラス基板用キャリア、磁気記録媒体用ガラス基板の研磨方法、及び、磁気記録媒体用ガラス基板の製造方法によれば、研磨工程において研磨用キャリアに負荷がかかった場合においても、研磨用キャリアが撓むことで研磨液の研磨面への供給が不均一になることが抑制され安定した状態で各ガラス基板が研磨されるため、同一ロットで研磨されたガラス基板間の板厚偏差が小さくなる。
本発明のガラス基板用キャリアを搭載可能な磁気記録媒体用ガラス基板の両面研磨装置について説明する。 ガラス基板の斜視図である。 本発明のガラス基板用キャリアの一実施形態の平面図である。
以下、本発明のガラス基板用キャリア、磁気記録媒体用ガラス基板の研磨方法、及び、磁気記録媒体用ガラス基板の製造方法の一実施形態について図面を参照して説明する。
先ず、本発明のガラス基板用キャリア(以下、「研磨用キャリア」とも呼ぶ。)を搭載可能な磁気記録媒体用ガラス基板(以下、単に「ガラス基板」とも呼ぶ。)を研磨する両面研磨装置について図1を参照しながら説明する。
両面研磨装置12は、図1に示すように、ガラス基板30(図2参照)を設置可能な研磨用キャリア10をステンレス製のサンギヤ13、リングギヤ14間にセットするように構成される。サンギヤ13、リングギヤ14及び研磨用キャリア10の外周面に形成されたギヤ部10aは、遊星歯車機構を構成し、サンギヤ13、リングギヤ14を所定の回転比率で回転駆動することにより、研磨用キャリア10が自転しながらサンギヤ13の周りを公転する。
このとき、研磨用キャリア10は、ギヤ部10aの内側のガラス基板保持部10bに形成されたガラス基板保持孔11にガラス基板30を保持した状態で、ガラス基板30と対向する面に研磨パッド16、18が装着された上定盤15と下定盤17との間に狭持、押圧されている。そして、研磨パッド16、18と研磨用キャリア10、ガラス基板30との間には砥粒を含有する研磨液(研磨スラリー)が供給され、研磨用キャリア10に保持されたガラス基板の両主平面が同時に研磨される。
ガラス基板30は、図2に示すように、両主平面31の中央部に円形孔を有する円盤状に形成され、内周側面32と外周側面33とを有する。研磨されたガラス基板30の板厚は、0.5mm〜1.0mmであることが好ましい。
研磨パッド16、18は、軟質研磨パッドであり、4.5mm厚に積層した硬度がショアA硬度で30〜80であり、好ましくは55〜70である。30未満であると十分な研磨速度を得ることが困難となり、80を超えると砥粒の押し込みによりガラスに微小な傷をつける虞がある。このような条件を満たす研磨パッドの素材は、典型的には、不職布パッド、織布パッド、スエードパッド等が挙げられ、そのうちスエードパッドが最も好ましいものとして挙げられる。
軟質研磨パッドは、硬質ウレタンパッドの厚さ(典型的には1.5mm〜2.0mm)に比べて薄く、典型的には0.3mm〜0.9mm程度の厚さを有する。また、パッド表面に形成される溝深さについても、硬質ウレタンパッドの溝深さ(典型的には1.2mm〜1.7mm)に比べて浅く、典型的には0.2mm〜0.8mm程度の厚さを有する。したがって、軟質研磨パッドは、硬質ウレタンパッドに比べて、研磨中に研磨用キャリア10に負荷がかかった場合に、研磨液の研磨面への供給が不均一になりやすい傾向がある。
同時に研磨できるガラス基板30の枚数は、研磨用キャリア10、両面研磨装置12の大きさによって異なる。例えば直径16インチのキャリアを使用する16B型両面研磨装置においては、1バッチ当たり80〜110枚のガラス基板30を同時に研磨でき、直径22インチのキャリアを使用する22B型両面研磨装置においては、1バッチ当たり115〜222枚のガラス基板30を同時に研磨できる。なお、研磨を行う際、研磨用キャリア10の全てのガラス基板保持孔11にガラス基板30をセットする必要はない。
続いて、本発明の研磨用キャリアの一実施形態について説明する。
上記した両面研磨装置12に搭載可能な研磨用キャリア10は、図3に示すように、円盤形状であり、その面内に主平面研磨を行う際にガラス基板30を保持するためのガラス基板保持孔11を複数有するガラス基板保持部10bと、ガラス基板保持部10bの周縁部に多数の歯が設けられたギヤ部10aとを有する。研磨用キャリア10は、基材に樹脂を含浸させた成形体から構成され、成形体にガラス基板保持孔11を形成するとともに、外周面にギヤ部10aを形成することで製作される。ギヤ部10aとガラス基板保持部10bとは分離不能に一体形成されている。
より具体的に説明すると、研磨用キャリア10を構成する成形体はプリプレグを複数枚積層することで製作される。積層する枚数は限定されるものではなく、目的とする研磨用キャリアの厚さ、応力、プリプレグ1枚あたりの厚さにより選択することができる。
プリプレグの材質については限定されるものではなく、目的とする研磨用キャリアの応力等によって選択することができる。例えば、基材としてはガラス繊維布、ガラス繊維不織布、アラミド繊維不織布、ポリエステル繊維布等を用い、これにエポキシ樹脂、フェノール樹脂、不飽和ポリエステル樹脂、ポリイミド樹脂等の樹脂を含浸させた物を用いることができる。
また、用いるプリプレグは一種類に限定されず異なる材料のプリプレグを積層してもよい。積層したプリプレグを、プレス機で加圧、加熱することにより、成形体が作製される。
このように、ギヤ部10aも基材に樹脂を含浸させた成形体からガラス基板保持部10bと一体形成されるので、従来のように、金属製のギヤ部と樹脂製のガラス基板保持部との係合部が削れたり、金属製のギヤ部と研磨装置のサンギヤやリングギヤとの接触部分が削れたりすることで金属屑が発生するのを防止することができる。
研磨用キャリア10を構成する成形体は、15mm×80mmに切断したサンプルを50mmの間隔で支持した状態で、支点間の中央に集中荷重を作用させて5mm押し込んだ3点曲げ試験の応力が170N/mm以上である。なお、サンプルの厚さは、研磨用キャリア10の厚さである。該応力は好ましくは、190N/mm以上であり、さらに好ましくは200N/mm以上である。上限値としては、500N/mm以下が好ましい。
3点曲げ試験は、JIS K 7074(1998年)に準ずる方法で、以下の試験条件で測定される。
(試験条件)
サンプル形状:15mm×80mm
下部支点間距離:50mm
試験速度:5mm/min
圧子半径:2mm
支点半径:2mm
測定ポイント:基準面から5mm変化させたときの応力を測定
このように、3点曲げ試験の応力が170N/mm以上の成形体から研磨用キャリア10を形成することで、研磨中に研磨用キャリア10に負荷がかかった場合においても研磨用キャリア10の撓みが抑制され、軟質研磨パッドを用いた場合であっても研磨液の研磨面への供給が不均一になることが抑制され安定した状態で各ガラス基板30が研磨される。これにより、同一ロットで研磨されるガラス基板30間の板厚偏差が小さくなる。また、研磨中にガラス基板30が破壊してしまうことも抑制できる。さらに、研磨用キャリア10の応力が高いと、研磨中に研磨用キャリア10が研磨パッド16、18に張り付いてしまうことが抑制されるため、研磨中に研磨用キャリア10の動作が不安定となりガラス基板30のうねりが大きくなることが抑制される。
また、同一ロットで用いられる研磨用キャリア10間の板厚偏差は、4μm以下が好ましく、3μm以下がより好ましい。これにより、研磨パッド16、18と研磨用キャリア10との距離がほぼ均一になり、同一ロットで研磨されるガラス基板30間の板厚偏差がさらに小さくなる。
研磨用キャリア10の板厚の測定は、径方向位置が異なる3点を測定し、その平均値を研磨用キャリア10の板厚とする。
さらに、研磨用キャリア10の板厚は、研磨されたガラス基板30の板厚よりも50μm〜250μm薄いことが好ましく、50μm〜230μm薄いことがより好ましく、110μm〜230μm薄いことがさらに好ましく、110μm〜195μm薄いことが最も好ましい。
研磨されたガラス基板30の板厚の測定は、各研磨用キャリア10毎に径方向位置の異なる内周側のガラス基板30と外周側のガラス基板30とを1枚づつ抽出してそれぞれのガラス基板30の板厚を測定してもよく、また、研磨用キャリア10に搭載される複数のガラス基板30が同じ径方向位置に並べて配置される場合には、各研磨用キャリア毎に1枚づつ抽出してそれぞれのガラス基板30の板厚を測定してもよく、また、同一ロットで研磨されたすべてのガラス基板30の板厚を測定してもよい。
研磨用キャリア10の板厚と研磨されたガラス基板30の板厚との差が50μm未満の場合、研磨面への研磨液の供給量が減少し、研磨速度が低下し生産性が劣る。また、研磨用キャリア10の板厚と研磨されたガラス基板30の板厚との差が250μmを超えると、研磨中に研磨用キャリア10及び/又はガラス基板30が破損するおそれがあり、生産性が低下する。さらに、ガラス基板30の研磨用キャリア10からの突き出し量が大きくなりすぎると、ガラス基板30の端部形状が悪化するおそれがある。
研磨用キャリア10はその大きさについては特に限定されるものではなく、設置する両面研磨装置12のサイズによって選択できる。また、ガラス基板保持孔11の数、大きさについても限定されるものではなく、研磨対象のガラス基板30と研磨用キャリア10のサイズにより選択される。
ガラス基板の製造工程では後述するように複数回にわたって主平面研磨工程を行うことがあるが、本発明の研磨用キャリア10、および、該研磨用キャリア10を用いた磁気記録媒体用ガラス基板30の研磨方法はいずれの主平面研磨工程においても用いることができる。
次に本発明の研磨用キャリア10を用いた磁気記録媒体用ガラス基板30の研磨方法、及び該研磨方法を用いた研磨工程を含む磁気記録媒体用ガラス基板30の製造方法の一例について説明する。
磁気記録媒体用ガラス基板30は以下の工程1〜7を含む製造方法により製造することができる。
(工程1)ガラス素基板から、中央部に円孔を有する円盤形状のガラス基板に加工した後、内周端面と外周端面を面取り加工する形状付与工程。
(工程2)ガラス基板の端面(内周端面及び外周端面)を研磨する端面研磨工程。
(工程3)ガラス基板の主平面を研削する主平面研削工程。
(工程4)ガラス基板の主平面を研磨する主平面研磨工程。
(工程5)ガラス基板を洗浄する洗浄工程。
(工程6)ガラス基板を乾燥する乾燥工程。
そして、上記各工程を含む製造方法により得られた磁気記録媒体用ガラス基板30はその上に磁性層などの薄膜を形成する工程をさらに行うことによって、磁気記録媒体とすることができる。
ここで、形状付与工程(工程1)は、フロート法、フュージョン法、プレス成形法、ダウンドロー法またはリドロー法で成形されたガラス素基板を、中央部に円孔を有する円盤形状のガラス基板に加工するものである。
そして、端面研磨工程(工程2)は、ガラス基板30の端面(側面部と面取り部)を端面研磨するものである。
主平面研削工程(工程3)については、両面研削装置により、遊離砥粒を含有する研削液または固定砥粒工具を用いて、ガラス基板30の主平面31に研削液を供給しながらガラス基板30の両主平面31を同時に研削するものである。
主平面研磨工程(工程4)は、上記した両面研磨装置12により、遊離砥粒を含有する研磨液を用いて、ガラス基板30の主平面31に研磨液を供給しながらガラス基板30の両主平面31を同時に研磨するものである。第1主平面研磨工程(1次研磨とも呼ぶ。)と第2主平面研磨工程(2次研磨とも呼ぶ。)とから構成されるものでもよく、第1主平面研磨工程のみでもよく、第2主平面研磨工程の後に第3主平面研磨工程を実施してもよい。
例えば、第1主平面研磨工程では、平均粒径が典型的には0.1μm〜2.0μmである酸化セリウム、酸化マンガン、ジルコニア等のいずれか一つ以上の研磨砥粒を、水を主成分とする溶媒中に分散させた研磨液を供給しながら、スエードパッド等の軟質研磨パッドを用いて研磨する。酸化セリウムを含む研磨砥粒を砥粒が凝集することを抑制するために、ポリアクリル酸ナトリウムをはじめとするアニオンポリマーやクエン酸ナトリウムなどの有機酸塩を適量添加してもよい。なお、板厚の減少量(研磨量)は典型的には1μm〜50μmである。
また、第2主平面研磨工程については、ガラス基板30の主平面31により平均粒径の小さい研磨砥粒を含む研磨液を供給しながらガラス基板30の両主平面31を同時に研磨し、ガラス基板30の主平面31を鏡面状に仕上げるものである。第2主平面研磨工程では、上記した両面研磨装置12を用いて、平均粒径が典型的には0.01μm〜0.1μmであるコロイダルシリカ砥粒を含有するコロイダルシリカスラリーを供給しながら、軟質ウレタンパッド等の軟質研磨パッドを用いて研磨し、AFM(原子間力顕微鏡)を用いて測定される表面粗さ(Ra)を例えば0.05nm〜0.2nmとする。なお、板厚の減少量(研磨量)は典型的には0.3μm〜3μmである。
なお、第1主平面研磨工程の後に、第1主平面研磨工程でガラス基板30に付着した研磨砥粒を洗浄する中間洗浄工程を行っても良い。洗浄は、アルカリ洗浄液、酸洗浄液を用いた超音波洗浄や、硫酸と過酸化水素水を用いたRCA洗浄などが一般的である。また、高精度に研磨砥粒の洗浄を行う場合には、濃硫酸と過酸化水素水の混合液に浸漬する方法が用いられる。
洗浄工程(工程5)については、アルカリ洗浄液を用いた超音波洗浄やスクラブ洗浄、純水での超音波洗浄などが用いられ、一般的にはこれらの洗浄を組み合わせて行われる。最後にイソプロピルアルコール蒸気を用いた乾燥工程にて乾燥させる。
さらに、上記各工程間にガラス基板の洗浄(工程間洗浄)やガラス基板表面のエッチング(工程間エッチング)を実施してもよい。ガラス基板30の表層に圧縮応力層(強化層)を形成する強化工程(例えば、化学強化工程)を研磨工程前、または研磨工程後、あるいは研磨工程間で実施してもよい。
以上、磁気記録媒体用ガラス基板30の製造方法について説明してきたが、その後さらにその表面に磁性層、保護層、潤滑膜等を形成することによって磁気記録媒体(磁気ディスク)とすることができる。
本発明の研磨用キャリア10は、軟質研磨パッドを用いた主平面研磨工程を行う際に、同一ロットの複数のガラス基板30間の板厚偏差を小さくする点で特に有用である。なお、複数回研磨工程を行う場合、本発明の研磨方法を用いるのは、いずれか1つの研磨工程でもよく、全ての研磨工程について用いてもよい。
以下に具体的な実施例を挙げて説明するが、本発明はこれらの実施例に限定されるものではない。
まず、例1〜9の9種類の研磨用キャリアを製作するに際し、研磨用キャリアを構成する成形体から所定のサンプルを切り出し3点曲げ試験を行うとともに、製作された研磨用キャリアの板厚を測定した。両面研磨装置を用いてガラス基板を1次研磨した後、1次研磨されたガラス基板の板厚を測定し、同一ロットで研磨された複数のガラス基板の板厚を測定した。
(1)例1〜9の研磨用キャリアの製作
例1〜9の研磨用キャリアはプリプレグを積層、加圧、加熱し所望の厚さの成形体として、その後、ガラス基板保持孔、ギヤを形成することで研磨用キャリアを製作とした。この研磨用キャリアには、1枚当たり20枚のガラスが装着できるよう構成した。研磨用キャリアの板厚は、例1、5〜7では0.50mmとし、例2では0.35mmとし、例3では0.4mmとし、例4では0.45mmとし、例8,9では0.55mmとした。
(2)3点曲げ試験
研磨用キャリアを構成する成形体から所定形状のサンプルを切り出し3点曲げ試験を行った。
測定はJIS K 7074(1998年)に準ずる方法で、島津製作所製 オートグラフAG−XPlusSCを用いて以下の試験条件で測定し、キャリア成形体の応力(表1)とした。
(試験条件)
サンプル形状:15mm×80mm
下部支点間距離:50mm
試験速度:5mm/min
圧子半径:2mm
支点半径:2mm
測定ポイント:基準面から5mm変化させたときの応力を測定
なお、成形体のサンプルの厚さは、研磨用キャリアの板厚と同じとした。
(3)研磨用キャリアの板厚
マイクロメータを用いて、各研磨用キャリアにおいて径方向位置が異なる3点をマイクロメータで測定し、その平均値を各研磨用キャリアの板厚とした。そして、各研磨用キャリアの板厚から、同一ロットで用いられる研磨用キャリアの板厚偏差を算出した(表1)。上記した例1〜9の研磨用キャリアの板厚は、同一ロットで用いられる各研磨用キャリアの板厚の平均値である。
(4)研磨処理
−1次研磨−
アルミノシリケートガラス板から直径65mm、内径20mmの磁気記録媒体用ガラス基板が得られるようにガラス円板を切り出し、内周面および外周面の面取り加工、上下主平面の研削(ラッピング)、面取り加工した内周面および外周面の端面研磨したガラス基板を、1枚で20枚のガラス基板を搭載可能な研磨用キャリアに搭載し、5枚の研磨用キャリアを搭載した状態で両面研磨装置(浜井産業製、型式:16B−5H4M)を用いて、100枚のガラス基板を同時に研磨した。
上下定盤にはスエードパッドを取り付け、研磨液としては、酸化セリウム系砥粒を含有する研磨液(平均粒径約0.5μmの酸化セリウムを主成分とする研磨液組成物)を用いて1次研磨を行った。1次研磨終了後には酸化セリウムを洗浄除去した。
1次研磨のメイン研磨加工圧力は12kPa、定盤回転数は30rpm、研磨時間は総研磨量が両主平面の厚さ方向で計10μmとなるように設定し、ガラス基板を研磨した。
−2次研磨−
2次研磨は、1次研磨後のガラス基板を、1枚で20枚のガラス基板を搭載可能な研磨用キャリアに搭載し、5枚の研磨用キャリアを搭載した状態で両面研磨装置(浜井産業製、型式:16B−5H4M)を用いて、100枚のガラス基板を同時に研磨した。
上下定盤には軟質ウレタン製の研磨パッドを取り付け、研磨液としては、コロイダルシリカを含有する研磨液(一次粒子の平均粒径が20〜30nmのコロイダルシリカを主成分とする研磨液組成物)を用いて2次研磨を行った。
2次研磨は、両主平面の厚さ方向での総研磨量が1μmとなるように研磨時間を設定して実施した。メイン研磨加工圧力は9.0MPaとした。
2次研磨を行ったガラス基板は、アルカリ性洗剤によるスクラブ洗浄、アルカリ性洗剤溶液に浸漬した状態での超音波洗浄、純水に浸漬した状態での超音波洗浄、を順次行い、イソプロピルアルコール蒸気にて乾燥した。
(5)ガラス基板の板厚
キーエンス社製 レーザー変位計LK−010を用いて、1次研磨後の研磨用キャリアの内周側に位置するガラス基板と外周側に位置するガラス基板を1枚づつ取り出して合計10枚のガラス基板の板厚を測定し、その最大値と最小値との差を同一ロットで研磨されたガラス基板間の板厚偏差とした(表1)。また、合計10枚の平均値を研磨されたガラス基板の板厚とした。研磨されたガラス基板の板厚は、例1〜8では0.63mmであり、例9では0.80mmであった。
さらに、研磨されたガラス基板の板厚から研磨用キャリアの板厚を差し引いた値も、ガラス基板の板厚と研磨用キャリアの板厚との差として算出した(表1)。
得られた、キャリア成形体の応力、同一ロットで用いられる研磨用キャリアの板厚偏差、研磨されたガラス基板の板厚と研磨用キャリアの板厚との差、同一ロットで研磨されたガラス基板間の板厚偏差について表1にまとめた。
Figure 2015035245
例1の研磨用キャリアは成形体の応力が160N/mmであるため比較例に該当し、例2〜9の研磨用キャリアはキャリア成形体の応力が170N/mm以上であるため実施例に該当する。
例1の研磨用キャリアでは、同一ロットで研磨されたガラス基板間の板厚偏差が5μm以上の値を示したのに対し、例2〜9の研磨用キャリアでは、同一ロットで研磨されたガラス基板間の板厚偏差が4μmであり、良好な結果が得られた。これにより、3点曲げ試験の応力が170N/mm以上の成形体から研磨用キャリアを構成することで、研磨中の研磨用キャリア10の撓みが抑制され、同一ロットで研磨されるガラス基板30間の板厚偏差が小さくなることが実証された。
また、例2〜9の研磨用キャリアを比較すると、同一ロットで用いられる研磨用キャリアの板厚偏差が小さい方が、同一ロットで研磨されたガラス基板間の板厚偏差が小さくなる傾向があり、同一ロットで用いられる研磨用キャリアの板厚偏差が最も小さい例6の研磨用キャリアで、同一ロットで研磨されたガラス基板間の板厚偏差が最も小さくなる結果となった。
例2の研磨用キャリアは、他の研磨用キャリアに比べて、研磨されたガラス基板の板厚と研磨用キャリアの板厚との差が大きく、即ち、研磨用キャリアが薄いため、研磨用キャリアの寿命が他の研磨用キャリアよりも短くなる傾向があった。
なお、本発明は上述した実施形態に何ら限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々の形態で実施し得るものである。
10 研磨用キャリア
10a ギヤ部
10b ガラス基板保持部
11 ガラス基板保持孔
12 両面研磨装置
13 サンギヤ
14 リングギヤ
15 上定盤
16 研磨パッド
17 下定盤
18 研磨パッド

Claims (8)

  1. 両面研磨装置のサンギヤとリングギヤとの間で遊星歯車運動を行う複数のガラス基板用キャリアに複数のガラス基板を保持させ、前記ガラス基板用キャリアに保持された複数のガラス基板を上定盤と下定盤に取り付けた軟質研磨パッドの間に挟み、砥粒を含有する研磨液を供給しながら研磨する、磁気記録媒体用ガラス基板の研磨方法であって、
    前記ガラス基板用キャリアは、基材に樹脂を含浸させた成形体から構成され、且つ、ガラス基板保持部と一体形成されたギヤ部を有し、
    該成形体は、15mm×80mmに切断したサンプルを50mmの間隔で支持した状態で、中央に集中荷重を作用させて5mm押し込んだ3点曲げ試験の応力が170N/mm以上であることを特徴とする磁気記録媒体用ガラス基板の研磨方法。
  2. 前記両面研磨装置で同時に使用される前記ガラス基板用キャリア間の板厚偏差は、4μm以下であることを特徴とする請求項1に記載の磁気記録媒体用ガラス基板の研磨方法。
  3. 前記ガラス基板用キャリアは、研磨されたガラス基板の板厚よりも50μm〜250μm薄いことを特徴とする請求項1又は2に記載の磁気記録媒体用ガラス基板の研磨方法。
  4. 前記軟質研磨パッドは、スエードパッドであることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の磁気記録媒体用ガラス基板の研磨方法。
  5. 前記研磨液は、酸化セリウム、酸化マンガン、ジルコニアのいずれか一つ以上を含有することを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の磁気記録媒体用ガラス基板の研磨方法。
  6. 前記研磨されたガラス基板の板厚は、0.5mm〜1.0mmであることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の磁気記録媒体用ガラス基板の研磨方法。
  7. 請求項1〜6のいずれか1項に記載の磁気記録媒体用ガラス基板の研磨方法を用いた研磨工程を含む、磁気記録媒体用ガラス基板の製造方法。
  8. 両面研磨装置の上定盤と下定盤に取り付けた軟質研磨パッドと砥粒を含有する研磨液を用いてガラス基板の主平面を研磨する際に、複数の前記ガラス基板を保持した状態で、サンギヤとリングギヤとの間で遊星歯車運動を行うガラス基板用キャリアであって、
    基材に樹脂を含浸させた成形体から構成され、且つ、ガラス基板保持部と一体形成されたギヤ部を有し、
    該成形体は、15mm×80mmに切断したサンプルを50mmの間隔で支持した状態で、中央に集中荷重を作用させて5mm押し込んだ3点曲げ試験の応力が170N/mm以上であることを特徴とするガラス基板用キャリア。
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