JP2015034464A - 移動式足場装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】支柱と横架材との結合で形成した枠体を間隔を存して平行させ、これら対向する枠体同士に筋違いや足場板を掛け渡して連結して枠組み、また、支柱の下端にはキャスターを取付けた移動式足場装置において、移動時でも、小さな力で移動でき、さらに、移動の際の旋回においても安定性がよいので、移動足場の安定性が飛躍的に向上する。【解決手段】キャスターは、前記支柱に嵌合され前記支柱に固定される縦軸と、前記縦軸の直径よりも小径であって前記縦軸と同軸上で前記縦軸の下側に配置される旋回軸と、車輪を車軸にて回転可能に支持するヨークと、前記ヨークによって支承される車軸と、前記車軸にて互いに独立して回転可能な2つの車輪とを有し、前記2つの車輪は、車輪の進行方向で見たときに、前記縦軸の中心軸線を挟んだ両側に配置され、前記2つの車輪のそれぞれの中心線間の距離が前記縦軸の直径よりも長い。【選択図】 図1

Description

本発明は、建設工事等で使用する仮設移動足場としての通称ローリングタワーと呼ばれる移動式足場装置に関するものである。
移動式足場としてのローリングタワーは、タワー状に組み立てられた枠組構造の最上層に作業床が設けられ、脚柱の下端に車輪が設けられたものである。
図4はこのようなローリングタワーの一例を示すもので、枠組構造は通常の固定式の枠組と同じようなもので、連結ピン3で上下に連結した建枠1,2を間隔を存して対向させ垂直構面を形成し、その垂直構面の相互に交さ筋かい4を側面側に掛け渡して、枠組む。
このようにして枠組んだものの最上部に、床付布枠5を渡して作業床を形成している。
図示のローリングタワーでは、建枠は2種類のものを使用ており、2種類の建枠1,2はいずれも垂直に設けられたパイプ材による柱部材6、並びに水平に設けられたパイプ材による梁部材8を構成要素とし、前記連結ピン3での上下に連結には柱部材6が使用される。
また、建枠1,2の左または右側の半面には梁部材8に平行する横架材9が上下間隔を存して設けられ、梁部材8とともに昇降用のステップとしてはしごを形成するので、建枠1,2ははしご型枠と呼ばれることもある。
床付布枠5を渡した階の柱部材6の上端に手摺支柱10をさらに繋いで立ち上げ、手摺支柱10に手摺11を掛け渡す。
図中13は控枠(アウトリガー)である。
前記車輪は、キャスター14であり、例えば、下記特許文献1にもあるが、図5、図6に示すように、外周におねじ15aを形成した縦軸15の左右側面に縦溝15bが形成され、足場パイプが縦軸15に嵌合される際、キーをその縦溝15bに挿入して回り止めとする。
実用新案登録第2590983号公報
前記縦軸15にはハンドル16a付きのめねじ環16が螺合され、めねじ環16の回転により脚輪の突出し長を調整する。また、縦軸15の下端には、キャスター14上部の円形取付板18が固定される。
キャスター14は、円形取付板18の中央に旋回軸を固定し、円形取付板18の下側に鋼球を介して上ワン19を回転自在に配設し、上ワン19の下側に、車輪20を回転自在に軸支するヨーク21を固定して構成される。
また、ヨーク21の上部内側は、鋼球を介して下ワンにより支持され、車輪20はその外周が硬質ウレタンゴムなどから形成される。
キャスター14は、円形取付板18の中央に旋回軸を固定し、円形取付板18の下側に鋼球を介して上ワン19を回転自在に配設し、上ワン19の下側に、車輪20を回転自在に軸支するヨーク21を固定して構成される。
キャスター14のブレーキ機構としては、車輪20を支持するヨーク21の上部に、ブラケットを介してブレーキカムを回動可能に取付け、ブレーキカムの回動によりその先端でブレーキ板を押すことにより、ブレーキ板の先端を車輪に押し付けて車輪をロックする構造である。
ヨーク21の後部両側にはブラケット22が固定され、両側のブラケット22には、弓形に成形されたブレーキ板23がその両側を係合して縦に支持される。ブレーキ板23は、上部にはキャスター上部の円形取付板18の外周面に当接される上部係止片26が設けられ、下部には、車輪20の外周面に当接される下部係止片27が形成される。
また、ブレーキ板23の外側には、両側のブラケット22に支持される水平軸24にブレーキカム25が回転可能に軸支され、ブレーキカム25にはロッド28を設けた。
なお、キャスター14の旋回軸は縦軸15と同軸上にあり、車輪20の車軸位置がその旋回軸より左に偏位しているため、縦軸15に移動力が作用した場合、キャスターの移動方向は、通常、図6右方向となる。したがって、キャスター14の車輪の正回転方向は、図6の時計方向(矢印方向)になり、ブレーキ板23の下部係止片27の鋭角部は反正回転方向に向くことになる。
このように構成された移動式足場用脚輪は、足場パイプの下部に、その縦軸15をパイプ内に挿入するようにして取付けられる。また、この取付け状態において、パイプの下端がめねじ環16上に当接するため、めねじ環16を回転させてその位置を上下させることにより、脚輪の突出し長を調整することができる。
この移動式足場用脚輪は、通常状態において、足場に例えば図6の左側から右方向の力が印加された場合、図の右方向に移動可能であり、移動する際、車輪20は図6の時計方向に回転する。
ブレーキをかける場合、ブレーキカム25のロッド28を下に押し下げ、ブレーキカム25を回転させ、その一部でブレーキ板23を車輪20側に押し付ける。すると、ブレーキ板23上部の上部係止片26が円形取付板18の外周部に押し付けられて旋回をロックし、ブレーキ板23の下部の下部係止片27が車輪20の外周部に押し付けられ、車輪20をロックさせる。
かかる移動式足場としてのローリングタワーは、安全上から規制が設けられ、例えば、高さの規制では、
(1)枠(アウトリガー)が無い場合
脚輪(キャスター)の下端から作業床までの高さ(H.m)と、ローリングタワーの外郭を形成するキャスターの主軸間隔(L.m)とは次の式を満足するものとする。
H≦7.7L−5
(2)控枠(アウトリガー)を有する場合
控枠を有する構造のローリングタワーにあっては、(1)の式に於けるLmの値を、次の式により得られる値とすることができる。
L=A+1/2(B1+B2 )
とされる。
積載荷重については、ローリングタワーの積載荷重(Wkg)は、作業床の面積(Am2)に応じて次の式により得られた値とする。
A≧2のとき W=250(kg)
A<2のとき W=50+100A(kg)
以上の式は、仮設工業会発行の「移動式足場の安全技術基準」による。
さらに、使用上の注意として、
(1)足場に積載荷重を表示し、その荷重以上積載しないこと。
(2)足場には偏心荷重、水平荷重および衝撃荷重をなるべく与えないようにすること。
(3)作業床上では、脚立、はしごなどは使用しないこと。
(4)枠組構造部の外側空間を昇降路とする移動式足場は同一面より同時に2名以上の者が昇降しないこと。
(5)作業者などを乗せたまま移動しないこと。
(6)傾斜面での使用については、脚柱ジャッキによって枠組構造部を鉛直に立て、作業床の水平を保持すること。
(7)作業者が無理な姿勢で作業を行わないで済むように作業箇所に近接した位置に足場を設置すること。
(8)脚輪のブレーキは、移動中を除き常に作動させておくこと。
(9)移動路面および移動空間にある障害物は撤去すること。
とされる。
このように規則が設けられているが、従来の移動足場は、比較的小型となると、足場板を支承している各支持脚同士の間隔が狭く、その為、上下に細長くなって安定が悪くなる。
この安定の悪さは、特に、移動時においては、転倒の危険が多い。
例えば、各キャスター14に耐荷重に応じて、大型化かつ幅広化したタイヤを備えたものが使用すれば、安定感は増す。しかし、特に、幅広なタイヤの場合、接地面積が大きくなるので、ローリングタワーを移動させる際、比較的大きな力が必要となる。また、ローリングタワーでは比較的半径の小さなコーナーを旋回する場合が多く、幅広なタイヤの場合、コーナーを旋回する際にタイヤ自身の内側部と外側部の回転差が大きくなり、比較的大きな力を必要とする。
また、通常、各キャスター14の車輪の外周部には、非中空タイヤ(タイヤ内部にタイヤ材質が充填されているタイヤ)が用いられており、荷重に応じて変形と復元を繰り返しており、ひび割れやタイヤ欠け等が発生する場合がある。
本発明は前記従来例の不都合を解消し、移動時でも、小さな力で移動でき、さらに、移動の際の旋回においても安定性がよい移動式足場装置を提供することにある。
前記目的を達成するため、請求項1記載の本発明は、支柱と横架材との結合で形成した枠体を間隔を存して平行させ、これら対向する枠体同士に足場板を掛け渡して連結して枠組み、また、コーナー部に位置する少なくとも4本以上の支柱の下端にキャスターを取付けた移動式足場装置において、前記キャスターは、前記支柱に嵌合され前記支柱に固定される縦軸と、前記縦軸の直径よりも小径であって前記縦軸と同軸上で前記縦軸の下側に配置される旋回軸と、車輪を車軸にて回転可能に支持するヨークと、前記ヨークによって支承される車軸と、前記車軸にて互いに独立して回転可能な2つの車輪とを有し、前記2つの車輪は、車輪の進行方向で見たときに、前記縦軸の中心軸線を挟んだ両側に配置され、前記2つの車輪のそれぞれの中心線間の距離が前記縦軸の直径よりも長いことを要旨とするものである。
請求項1記載の本発明によれば、キャスターの車輪を、比較的幅の狭い2個のタイヤで構成する。1個のホイール部を有する幅広の従来キャスターに対して、2個のホイール部を有するので、ホイール部の強度は従来キャスターと同等以上である。また、タイヤの接地面積は小さくなるので、ころがり抵抗も小さく、かかるキャスター用いて、より小さな力で移動が可能である。
2つの車輪は、車輪の進行方向で見たときに、前記縦軸の中心軸線を挟んだ両側に配置され、前記2つの車輪のそれぞれの中心線間の距離が前記縦軸の直径よりも長いので安定性に富む。
更に、2個の車輪が同軸上にあるとともに独立して回転可能であるので、コーナーを旋回する際、それぞれの車輪の幅が狭いことに加えて、内側の車輪と外側の車輪が、それぞれ異なる回転数で回転できるので、半径の小さなコーナーでも、より小さな力で旋回することが可能である。
また、下部軸受と、その上方に設ける上部軸受によりヨークおよび車輪のスムーズな回転(公転)が得られるものであり、車輪が車軸にて同軸上に保持されており、互いに独立して回転可能である双輪であることと対応して、公転と車輪の自転の両方の動きを支障なく行うことができる。また、下部軸受と、その上方に設ける上部軸受はこれらをコンパクトに収めることができ、ガタつくおそれもすくない。
以上述べたように、本発明の移動式足場装置は、移動時でも、小さな力で移動でき、さらに、移動の際の旋回においても安定性がよいので、移動足場の安定性が飛躍的に向上するものである。
以下、本発明の移動式足場装置について、図面を用いて説明する。本発明も移動式足場装置本体については、支柱と横架材との結合で形成した枠体を間隔を存して平行させ、これら対向する枠体同士に筋違いや足場板を掛け渡して連結して枠組み、また、支柱の下端にはキャスターを取付けたものであり、前記図4で説明したものと同じである。
本発明の移動式足場装置は、コーナー部に位置する少なくとも4本以上の支柱の下端のキャスター14をすべて、ホイール部の外周部に嵌め込まれるタイヤからなる車輪20が車軸にて同軸上に保持されており、互いに独立して回転可能である双輪とした。
図1、図2はこのキャスター14の一例を示すもので、前記従来例を示す図5、図6と同一構成要素には同一参照符号を付したものである。
図中15は、足場パイプの下部に挿入する縦軸で、外周におねじ15aを形成した縦軸15の左右側面に縦溝15bが形成され、足場パイプが縦軸15に嵌合される際、キーをその縦溝15bに挿入して回り止めとする。
なお、図示は省略するが、図5、図6に示すように、縦軸15にはハンドル16a付きのめねじ環16が螺合され、取付け状態において、パイプの下端がめねじ環16上に当接するため、めねじ環16を回転させてその位置を上下させることにより、脚輪の突出し長を調整することができる。
縦軸15の下端には、キャスター14上部の円形取付板18が固定される。この円形取付板18は後述の上部軸受37を上側および側方から覆う。
キャスター14は、円形取付板18の中央に、前記縦軸15と同軸上で前記縦軸15の下側に配置される旋回軸36を固定し、上ワン19を回転自在に配設し、上ワン19の下側に車輪20を回転自在に軸支するヨーク21を固定して構成される。
ヨーク21は、車輪20を車軸34にて回転可能に支持している一対の側壁21a、車輪20の垂直上方にて、当該側壁21a,21aを連結している天板21bからなる。
本発明では、ヨーク21の天板21bの上方に上部軸受37を、下方に下部軸受38を設けた。上部軸受37及び下部軸受38は同一部材であり、共に、外輪37a,38a、内輪37b,38b、ベアリング37c,38cにより構成されている。
外輪37aと外輪38aの間に第一のワッシャ39を介在させ、同様に、内輪37bと内輪38bの間に第二のワッシャ40を介在させる。
上部軸受37は上ワン19の内側に配設され、下部軸受38はヨーク21の天板21bに形成された凹部に配設される。
旋回軸36は、縦軸15に連続するものであり、上部軸受37及び下部軸受38の上下にナット35a,35bを嵌めることでかしめ固定される。
このように、旋回軸36をナット35a,35bで固定することにより、旋回軸36と上部内輪37b、下部内輪38bは一体に回転することとなる。
車輪20を回転可能に支持している車軸34は、ヨーク21で支持するが、車輪20は車軸20の回りに回転可能なホイール部20aと、当該ホイール部20aの外周部に嵌め込まれるタイヤ20bとからなり、前記ホイール部20aと前記タイヤ20bにて構成された径が同じ2個の車輪20が、前記車軸34にて同軸上に保持されており、それぞれの前記車輪20が互いに独立して回転可能である。
前記2つの車輪は、車輪の進行方向で見たときに、前記縦軸の中心軸線を挟んだ両側に配置され、前記2つの車輪のそれぞれの中心線間の距離が前記縦軸の直径よりも長い。
前記ホイール部20aはベアリング33を介在させて、車軸34に被嵌するブッシュ32と回転可能に係合する。
前記従来例と同じく、ヨーク21の後部両側にはブラケット22が固定され、両側のブラケット22には、ブレーキ板23がその両側を係合して縦に支持される。ブレーキ板23は、上部にはキャスター上部の円形取付板18の外周面に当接される上部係止片26が設けられ、下部には、車輪20の外周面に当接される下部係止片27が形成される。
本発明では、この下部係止片27は双輪である車輪20,20に同時に当接するものとして、図示は省略するが、例えば、双又フォーク状に形成した。
また、ブレーキ板23の外側には、両側のブラケット22を結ぶように水平軸24が支持され、水平軸24にブレーキカム25が回転可能に軸支される。
このブレーキカム25にはペダル41が突設されるが、該ペダル41は図3に示すように、2本のロッド42が並行に出て、その先は矩形の輪を形成する横方向への矩形の拡径部43となる輪体として形成した。
このような構成のブレーキ板23は、その両側の切欠を、両側のブラケット22に係合させるようにして縦に取付けられ、非ブレーキ状態では、上部の円弧状の上部係止片26はキャスター上部の円形取付板18の周囲に軽く接触し、下部の下部係止片27は車輪20、20に軽く接触し、ブレーキカム25の一部がブレーキ板23の中央の凸部に接触している。
このようにして、本発明の移動式足場装置は、キャスターの車輪20,20を、比較的幅の狭い2個のタイヤで構成する。1個のホイール部を有する幅広の従来キャスターに対して、2個のホイール部を有するので、ホイール部の強度は従来キャスターと同等以上である。また、タイヤの接地面積は小さくなるので、ころがり抵抗も小さく、かかるキャスターを用いて、より小さな力で移動が可能である。
下記表1は本発明の効果を確認するために行った試験結果であり、一輪(シングルタイプ)の従来品に比較して、直線移動時、および、旋回時のおいて、小さな力で移動できることが立証された。
Figure 2015034464
また、ブレーキをかける場合、ブレーキカム25のペダル41を下に押し下げ、ブレーキカム25を回転させ、その一部でブレーキ板23を車輪20側に押し付ける。
すると、ブレーキ板23上部の上部係止片26が円形取付板18の外周部に押し付けられて旋回をロックし、ブレーキ板23の下部の下部係止片27が車輪20の外周部に押し付けられ、車輪20をロックさせる。
本発明の移動式足場装置の1実施形態を示すもので、キャスター部分の一部切り欠いた正面図である。 本発明の移動式足場装置の1実施形態を示すもので、キャスター部分の一部切り欠いた側面図である。 本発明の移動式足場装置のキャスターに使用するペダルの平面図である。 ローリングタワーの一例を示す斜視図である。 従来のローリングタワーのキャスターの正面図である。 従来のローリングタワーのキャスターの側面図である。
1,2…建枠 3…連結ピン
4…交さ筋かい 5…床付布枠
6…柱部材
8…梁部材 9…横架材
10…手摺支柱 11…手摺
13…控枠(アウトリガー) 14…キャスター
15…縦軸 15a…おねじ
15b…縦溝
16…めねじ環 16a…ハンドル
18…円形取付板 19…上ワン
20…車輪 20a…ホイール部
20b…タイヤ
21…ヨーク 21a…側壁
21b…天板 22…ブラケット
23…ブレーキ板 24…水平軸
25…ブレーキカム 26…上部係止片
27…下部係止片 28…ロッド
32…ブッシュ 33…ベアリング
34…車軸 35a,35b…ナット
36…旋回軸 37…上部軸受
38…下部軸受 37a,38a…外輪
37b,38b…内輪 37c,38c…ベアリング
39…第一のワッシャ 40…第二のワッシャ
41…ペダル 42…ロッド
43…拡径部

Claims (1)

  1. 支柱と横架材との結合で形成した枠体を間隔を存して平行させ、これら対向する枠体同士に足場板を掛け渡して連結して枠組み、また、コーナー部に位置する少なくとも4本以上の支柱の下端にキャスターを取付けた移動式足場装置において、
    前記キャスターは、前記支柱に嵌合され前記支柱に固定される縦軸と、前記縦軸の直径よりも小径であって前記縦軸と同軸上で前記縦軸の下側に配置される旋回軸と、車輪を車軸にて回転可能に支持するヨークと、前記ヨークによって支承される車軸と、前記車軸にて互いに独立して回転可能な2つの車輪とを有し、
    前記2つの車輪は、車輪の進行方向で見たときに、前記縦軸の中心軸線を挟んだ両側に配置され、
    前記2つの車輪のそれぞれの中心線間の距離が前記縦軸の直径よりも長いことを特徴とする移動式足場装置。
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