JP2015033682A - 通気構造及び通気部材 - Google Patents
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Abstract
【課題】通気性の向上及び製造コストの削減に適した通気構造及び通気部材を提供する。
【解決手段】通気構造10Aは、開口部50aを有する筐体50と、多孔質樹脂により形成され、開口部50aを覆うように筐体50に装着されている通気部材1Aと、を備えている。通気構造10Aは、筐体50の壁材50gの外周面に設けられた突出部50bの側面50dに、突出部50b及び通気部材1Aの少なくともいずれかを弾性変形させた状態で通気部材1Aが装着されている。
【選択図】図2
【解決手段】通気構造10Aは、開口部50aを有する筐体50と、多孔質樹脂により形成され、開口部50aを覆うように筐体50に装着されている通気部材1Aと、を備えている。通気構造10Aは、筐体50の壁材50gの外周面に設けられた突出部50bの側面50dに、突出部50b及び通気部材1Aの少なくともいずれかを弾性変形させた状態で通気部材1Aが装着されている。
【選択図】図2
Description
本発明は、筐体内の圧力変動を緩和したり、筐体内を換気したりするために用いられる通気構造及び通気部材に関する。
従来、例えば自動車用ランプやECU(Electrical Control Unit)などの自動車電装部品、OA(オフィスオートメーション)機器、家電製品、医療機器などでは、電子部品や制御基板などを収容する筐体に、温度変化による筐体内の圧力変動を緩和したり筐体内を換気したりする目的で開口が設けられ、この開口に通気部材が取り付けられることが行われている。この通気部材は、筐体の内外での通気を確保しつつ筐体内への塵や水などの異物の侵入を防ぐものである。そのような通気部材の一例が特許文献1及び2に開示されている。
例えば、特許文献1には、図10及び図11に示すような通気部材101が開示されている。この通気部材101は、ゴム製の筒状体102と、有底筒状のカバー部品103と、通気膜110とで構成されている。筒状体102はカバー部品103よりも若干小径であり、この筒状体102の一方の開口を塞ぐように通気膜110が配置される。筒状体102を通気膜110側からカバー部品103の内側に嵌め込むことにより、カバー部品103の内周面と筒状体102の外周面との間、及びカバー部品103の底面と通気膜110との間に通気経路104が形成される。そして、筐体150の外周面に設けられた突出部150bに、弾性変形可能なゴム製の筒状体102を圧入することにより、通気部材101を筐体150の開口部150aを覆うように筐体150に取り付けることができる。
特許文献2に開示されている通気部材201は、図12及び図13に示すように、通気膜210が配置された支持体202と、通気膜210を覆うように支持体202に嵌め込まれたカバー部品203とを備えている。カバー部品203の上部又は側部には、複数の開口部203aが形成されている。通気膜210を透過した気体がカバー部品203の開口部203aを通過することにより、筐体250の内部空間と外部空間との間の通気を確保できる。また、支持体202は、ベース部202aと、ベース部202aから延びる脚部202bとを有している。このような通気部材201では、シール部材205を介して筐体250の開口部250aに脚部202bを挿入し、開口部250aに挿入された脚部202bが弾性変形することにより、通気部材201を筐体250に固定することができる。従来、通気膜110,210としては、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)多孔質膜が多用されている。
しかし、特許文献1に開示された通気部材101では、通気部材101を筐体150に取り付けるために、弾性変形可能なゴム製の筒状体102を別体で設ける必要がある。また、特許文献2に開示された通気部材201では、通気部材101を筐体150に取り付けるために、支持体202に弾性変形可能な脚部202bを設ける必要がある。このため、各部品を製造する工程数及び各部品を組み立てる工程数が増加し、通気部材の製造コストが増加する。
また、通気部材101及び通気部材201は、通気性を有しない部材102,103,202,203,205の占める比率が高いため、通気性の向上には必ずしも適していない。
本発明は、このような事情に鑑み、通気性の向上及び製造コストの削減に適した通気構造及び通気部材を提供することを目的とする。
すなわち、本発明は、
開口部を有する筐体と、
多孔質樹脂により形成され、前記開口部を覆うように前記筐体に装着されている通気部材と、を備え、
前記筐体の壁材の前記開口部に面する側面、又は前記壁材の外周面に設けられた突出部の側面に、前記壁材、前記突出部及び前記通気部材から選ばれる少なくとも1つを弾性変形させた状態で前記通気部材が装着されている、通気構造を提供する。
開口部を有する筐体と、
多孔質樹脂により形成され、前記開口部を覆うように前記筐体に装着されている通気部材と、を備え、
前記筐体の壁材の前記開口部に面する側面、又は前記壁材の外周面に設けられた突出部の側面に、前記壁材、前記突出部及び前記通気部材から選ばれる少なくとも1つを弾性変形させた状態で前記通気部材が装着されている、通気構造を提供する。
すなわち、本発明は、さらにその別の側面から、
筐体の開口部を覆うように前記筐体に装着可能な通気部材であって、
多孔質樹脂により形成され、前記開口部を覆うように前記筐体に装着したときに、前記筐体の壁材の前記開口部に面する側面、又は前記壁材の外周面に設けられた突出部の側面に、前記壁材、前記突出部及び前記通気部材から選ばれる少なくとも1つを弾性変形させた状態で当接する装着面を有する、通気部材を提供する。
筐体の開口部を覆うように前記筐体に装着可能な通気部材であって、
多孔質樹脂により形成され、前記開口部を覆うように前記筐体に装着したときに、前記筐体の壁材の前記開口部に面する側面、又は前記壁材の外周面に設けられた突出部の側面に、前記壁材、前記突出部及び前記通気部材から選ばれる少なくとも1つを弾性変形させた状態で当接する装着面を有する、通気部材を提供する。
本発明による通気部材は、装着に利用される筐体の部位(上記側面)に装着される部分がそれ自体通気性を有する多孔質樹脂により形成されているため、従来の通気部材に比して、通気性の向上及び製造コストの削減に適した通気構造を提供することができる。
以下、添付の図面を参照しつつ本発明の実施形態について説明する。なお、以下の説明は本発明の一例に関するものであり、本発明はこれらによって限定されるものではない。なお、以下では、既に説明した構成と同一部分には同一符号を付して、その説明を省略することがある。
(第1実施形態)
本発明の第1実施形態に係る通気部材1Aを図1に示し、本発明の第1実施形態に係る通気構造10Aを図2に示す。通気構造10Aは、開口部50aを有する筐体50と、多孔質樹脂により形成され、開口部50aを覆うように筐体50に装着されている通気部材1Aと、を備えている。筐体50の壁材50gは、筐体50の内部空間と外部空間とを隔てている。開口部50aは、壁材50gを貫通し、筐体50の内部空間と外部空間とを連通する貫通孔である。突出部50bは、開口部50aの周縁部に筐体50から壁材50gの外周面50h側に円筒状に突出している。壁材50gと突出部50bとは、非通気性の材料により一体的に形成されている。
本発明の第1実施形態に係る通気部材1Aを図1に示し、本発明の第1実施形態に係る通気構造10Aを図2に示す。通気構造10Aは、開口部50aを有する筐体50と、多孔質樹脂により形成され、開口部50aを覆うように筐体50に装着されている通気部材1Aと、を備えている。筐体50の壁材50gは、筐体50の内部空間と外部空間とを隔てている。開口部50aは、壁材50gを貫通し、筐体50の内部空間と外部空間とを連通する貫通孔である。突出部50bは、開口部50aの周縁部に筐体50から壁材50gの外周面50h側に円筒状に突出している。壁材50gと突出部50bとは、非通気性の材料により一体的に形成されている。
通気部材1Aは、円形の開口2cを有する円筒状の凹部2dが設けられ、凹部2dの側面(内周面)2hを形成する側壁部2aを有している。突出部50bの側面(外周面)50dには、突出部50b及び側壁部2aの少なくともいずれかを弾性変形させた状態で側壁部2aが装着されている。本実施形態では、例えば、側壁部2aの内径が突出部50bの外径より僅かに小さい通気部材1Aを準備し、側壁部2aに突出部50bを圧入することによって、側壁部2aが外周側に弾性変形させた状態で装着される。側壁部2aは内周側に付勢力が生じた状態で側面50dに装着されるため、側壁部2aの内周面2hと突出部50bの外周面50dとは互いに密着する。このため、筐体50の外部空間から内部空間への水等の侵入を防止できる。図2に示した実施形態では、内周面2hと外周面50dとが直接当接している。しかし、これに限らず、突出部50bと側壁部2aとの間に接着剤を介在させることによって、水等の侵入をより確実に防止してもよい。なお、上記の説明では、側壁部2aのみが弾性変形することを前提としていたが、突出部50bのみが内周側に弾性変形した状態で、あるいは、側壁部2aと突出部50bとがともに弾性変形した状態で、通気部材1Aを装着してもよい。
通気部材1Aは、底壁部2bと側壁部2aとが一体成形された有底筒状の部材である。なお、通気部材1Aの形状は、これに限定されるものではなく、例えば、突出部50bに当接しない側壁部2aの上方部分が傾斜してその断面が逆V字状となっていてもよい。この場合は、底壁部2bが存在しない形状となる。
側壁部2aの側面(内周面)2hは、突出部50bの側面(外周面)50dに当接しない非装着面2eと、側面50dに当接する装着面2fと、を有している。非装着面2eは、側壁部2aの図示上方に位置し、凹部2dの底面2iを形成する円板状の底壁部2bに連続している。装着面2fは、側壁部2aの図示下方に位置し、開口2cへとつながっている。非装着面2eは、底面2iとともに通気部材1A内の筐体50の内部空間に面する通気路の面積を規定している。側壁部2aの側面2hの全部が装着面2fである場合に比して、非装着面2eの存在は、通気構造10Aの通気性を向上させる。
通気部材1Aは、多孔質樹脂により形成されているため、その内部は通気路として機能する。底壁部2b及び側壁部2aは、凹部2dに面する内周面と内周面の反対側の外周面との間を通気可能である。通気構造10Aでは、通気部材1Aにおける底壁部2bと非装着面2eを形成する上部の側壁部2aとが、主たる通気路として機能する。ただし、装着面2fを形成する下部の側壁部2aも、非装着面2eへとつながるやや長い通気路として機能する。
図3及び図4に通気部材1Aと同じ通気部材を用いた別の通気構造を例示する。図3に示す通気構造10Bでは、筐体50の突出部50bの内周面50eに、通気部材1Bの側壁部2aの外周面2gが当接している。さらに、図4に示す通気構造10Cでは、突出部50bの外周側に、筐体50の外周面50hに円筒状に突出した突出部50cが設けられている。通気部材1Cは、側壁部2aを突出部50bの外周面50dと突出部50cの内周面50eとの間に挿入して装着される。この装着状態では、側壁部2aの内周面2fが内周側の突出部50bの外周面50dに当接し、側壁部2aの外周面2gが外周側の突出部50cの内周面50e当接している。側壁部2aの厚みが、突出部50bの側面50dと突出部50cの側面50eとの間の間隔より僅かに大きい通気部材1Cを準備し、突出部50bと突出部50cとの間に側壁部2aを圧入することによって、側面50dと側面50eとの間に側壁部2aが装着される。なお、これらの実施形態では、側壁部2aの下端面が筐体50の外周面50hに接触しているが、側壁部2aの下端面が筐体50の外周面50hから離間した状態の通気構造としてもよい。
通気部材1Aは、側壁部2a及び底壁部2bが多孔質樹脂により一体として形成されていることが好ましい。したがって、側壁部2a及び底壁部2bは、それぞれ、多孔質樹脂により形成された一部材の部分であり、個別に成形されて接合された部材ではない。ただし、通気部材1Aには、他の部材が付加的に接合されていてもよい。通気部材1Aを形成する多孔質樹脂は、樹脂の微粒子が互いに結着して構成された多孔質成形体である。多孔質樹脂成形体の気孔率は20〜90%が好ましい。樹脂としては、特に限定されないが、超高分子量ポリエチレンが好ましい。ここで、「超高分子量ポリエチレン」とは、平均分子量50万以上のポリエチレンのことをいう。超高分子量ポリエチレンの平均分子量は、通常、200〜1000万の範囲である。平均分子量は、例えば、ASTM D4020(粘度法)に規定された方法で測定できる。以下、超高分子量ポリエチレンを「UHMWPE(Ultra High Molecular Weight Polyethylene)」と略記する。
UHMWPE多孔質樹脂成形体は、UHMWPE粉末の焼結体から製造できる。UHMWPE粉末の焼結体は、金型に充填したUHMWPE粉末(例えば、平均粒径30〜200μm)をUHMWPEの融点付近の温度(例えば130〜160℃)で焼結させることによって得られる。焼結体が所望の形状となる金型を用いることによって、又は得られたブロック状の焼結体を切削加工によって所望の形状に成形することによって、UHMWPE多孔質樹脂成形体からなる通気部材1Aが得られる。この製造方法(粉末焼結法)によれば、得られたUHMWPE多孔質樹脂成形体の気孔率は20〜90%の範囲になる。
通気部材1Aの表面は、撥液処理されていてもよい。撥液処理は、公知の方法により実施できる。撥液処理に用いる撥液剤は特に限定されず、典型的には、パーフルオロアルキル基を有する高分子を含む材料である。パーフルオロアルキル基を有する高分子を含む皮膜を形成する方法は、エアースプレー法、静電スプレー法、ディップコート法、スピンコート法、ロールコート法(キスコート法やグラビアコート法を含む)、カーテンフローコート法、含浸法等によるパーフルオロアルキル基を有する高分子の溶液もしくはディスパージョンのコーティングや、電着塗装法やプラズマ重合法による皮膜形成方法等が挙げられる。
図2に示すように、通気部材1Aの厚み(側壁部2aの厚みD1及び底壁部2bの厚みD2)は、0.2mm以上20mm以下であることが望ましく、0.3mm以上10mm以下であることが好ましく、0.5mm以上10mm以下であることがより好ましく、1mm以上5mm以下であることがさらに好ましく、1.5mm以上5mm以下であることが特に好ましい。本実施形態では、側壁部2aの厚みD1は、底壁部2bの厚みD2と同一であるが、厚みD1と厚みD2とは互いに相違していてもよい。
(第2実施形態)
次に、図5及び図6を参照して、本発明の第2実施形態に係る通気部材1D及び通気構造10Dを説明する。
次に、図5及び図6を参照して、本発明の第2実施形態に係る通気部材1D及び通気構造10Dを説明する。
通気構造10Dは、開口部50aを有する筐体50と、多孔質樹脂により形成され、開口部50aを覆うように筐体50に装着されている通気部材1Dと、を備えている。通気構造10Dは、筐体50の壁材50gの開口部50aに面する側面50fに、壁材50g及び通気部材1Dの少なくともいずれかを弾性変形させた状態で通気部材1Dが装着されている。
通気部材1Dは、円形の開口部50aに嵌め込まれる円柱状の装着部3aと、装着部3aの外径より大きい外径を有する円柱状の鍔部3bと、を有している。装着部3aは、開口部50aに面する側面50fに、壁材50g及び装着部3aの少なくともいずれかを弾性変形させた状態で装着されている。本実施形態では、例えば、装着部3aの外径が開口部50aの内径より僅かに大きい通気部材1Dを準備し、開口部50aに装着部3aを圧入することによって、側面50fに装着部3aを内周側に弾性変形させた状態で通気部材1Dが装着される。なお、上記の説明では、装着部3aのみが弾性変形することを前提としたが、壁材50gのみが外周側に弾性変形した状態で、あるいは、装着部3aと壁材50gとがともに弾性変形した状態で、通気部材1Dを装着してもよい。本実施形態においても、弾性変形に伴う付勢力により装着部3aの側面と壁材50gの側面とが密着し、外部空間からの水等の侵入が防止される。本実施形態においても、接着剤を介在させてもよい。
装着部3aの側面は、開口部50aを覆うように筐体50に装着したときに、側面50fに当接する装着面3hと、側面50fに当接しない非装着面3iと、を有している。装着面3hは、装着部3aの図示上方に位置し、鍔部3bの下端面につながっている。非装着面3iは、装着部3aの図示下方に位置し、筐体50の内部空間に突出する装着部3aの下端面につながっている。鍔部3bの下端面は、筐体50の外周面50hに接触するように装着される。装着部3a及び鍔部3bは、円柱状の中実部材である。鍔部3bの外径は装着部3aの外径より大きく、鍔部3bの中心軸は装着部3aの中心軸と同一である。なお、装着部3aが筐体50の内部空間に突出しないように、非装着面3iが存在しないように装着部3aの長さを短縮してもよい。また、鍔部3bの下端面と筐体50の外周面50hとの間にOリング等のシール部材を介在させてもよい。
通気部材1Dは、多孔質樹脂により形成されているため、その内部は通気路として機能する。装着部3a及び鍔部3bは、その内部がすべての方向について通気可能である。通気部材1Dでは、装着部3aと、その上方の鍔部3bと、が主たる通気路として機能する。ただし、鍔部3bの外縁部側部の側面等とつながるとつながるやや長い通気路として機能する。
通気部材1Dの装着方向の厚みD3は、5mm以上50mm以下であることが望ましく、8mm以上30mm以下であることが好ましい。また、鍔部3bの装着方向の厚みD4は、0.2mm以上10mm以下であることが望ましく、0.3mm以上5mm以下であることが好ましい。
通気部材1Dは、少なくとも装着部3a及び鍔部3bが通気可能な多孔質樹脂により一体として形成されている。通気部材1Dには、他の部材が付加的に接合されていてもよい。多孔質樹脂は、例えば、超高分子量ポリエチレンの微粒子が互いに結着して構成された多孔質成形体である。また、通気部材1Dの表面は、撥液処理されていることが好ましい。
本実施形態では、装着部3a及び鍔部3bは中実部材であったが、図7〜図9に示すように、装着部3a及び鍔部3bが貫通孔及び凹部を有する中空部材であってもよい。図示しないが、装着部3aのみが凹部を有する中空部材であってもよい。
図7及び図8に示すように、通気部材1Eの装着部3aは、貫通孔3dを有し、貫通孔3dを囲むように形成された第1壁部3eを有する。第1壁部3eでは、貫通孔3dに面する内周面と内周面の反対側の外周面との間を通気可能である。鍔部3bは、第2壁部3gは、貫通孔3dと連通する凹部3fを有し、凹部3fを囲むように形成された第2壁部3gを有する。第2壁部3gでは、凹部3fに面する内周面と内周面の反対側の外周面との間を通気可能である。貫通孔3dは円柱状に貫通するように形成された貫通孔であり、凹部3fは円柱状に凹むように形成された凹部である。貫通孔3d及び凹部3fの中心軸は装着部3a及び鍔部3bの中心軸と同一であり、凹部3fの内径は貫通孔3dの内径と同一である。なお、貫通孔3d及び凹部3fは、射出成形により形成してもよいし、切削加工により形成してもよい。
図9に示すように、通気構造10Fでは、通気部材1Fの鍔部3bにおいて、凹部3fの形状が変更されている。詳細には、凹部3fの内径が貫通孔3dの内径より大きくなるように、凹部3fが径方向に広がっている。
以下、本発明を実施例によりさらに詳細に説明するが、本発明は以下の実施例に制限されるものではない。
(実施例1)
UHMWPE多孔質樹脂成形体(気孔率37%)を、図1及び図2に示す通気部材の形状になるように、通気部材の外径が12mm、凹部の内径が8mm、通気部材の装着方向の長さが12mm、凹部の装着方向の長さが10mm、側壁部の厚みが2mm、底壁部の厚みが2mmとなるように切削加工し、通気部材を得た。また、テフロン(登録商標)AF2400(デュポン社製)を3.0重量%の濃度となるように希釈剤(フロリナート(登録商標)FC−43(住友スリーエム社製))で希釈して撥液処理液を調製した。この撥液処理液を20℃に保ち、この中に通気部材を約5秒間浸し、その後にこれを常温で約1時間放置して乾燥させて、撥液性を備えた通気部材を得た。また、図2に示す筐体の形状であって、突出部の外径が8.5mm、内径が4.5mmとなるように形成したECUボックス(容積60000cm3)を準備した。この通気部材を弾性変形させた状態でECUボックスの突出部に図2の状態で取り付けた。このときの通気部材の通気体積(側壁部の体積と底壁部の体積との総和)は855cm3であり、流量計により測定した差圧1kPa当たりの通気量は3878cm3/kPa/minであった。このECUボックスを1時間かけて−40℃から125℃に温度変化させたときの差圧は0.180kPaであった。
UHMWPE多孔質樹脂成形体(気孔率37%)を、図1及び図2に示す通気部材の形状になるように、通気部材の外径が12mm、凹部の内径が8mm、通気部材の装着方向の長さが12mm、凹部の装着方向の長さが10mm、側壁部の厚みが2mm、底壁部の厚みが2mmとなるように切削加工し、通気部材を得た。また、テフロン(登録商標)AF2400(デュポン社製)を3.0重量%の濃度となるように希釈剤(フロリナート(登録商標)FC−43(住友スリーエム社製))で希釈して撥液処理液を調製した。この撥液処理液を20℃に保ち、この中に通気部材を約5秒間浸し、その後にこれを常温で約1時間放置して乾燥させて、撥液性を備えた通気部材を得た。また、図2に示す筐体の形状であって、突出部の外径が8.5mm、内径が4.5mmとなるように形成したECUボックス(容積60000cm3)を準備した。この通気部材を弾性変形させた状態でECUボックスの突出部に図2の状態で取り付けた。このときの通気部材の通気体積(側壁部の体積と底壁部の体積との総和)は855cm3であり、流量計により測定した差圧1kPa当たりの通気量は3878cm3/kPa/minであった。このECUボックスを1時間かけて−40℃から125℃に温度変化させたときの差圧は0.180kPaであった。
(実施例2)
UHMWPE多孔質樹脂成形体を、図5及び図6に示す通気部材の形状になるように、鍔部の外径が20mm、装着部の外径が10.6mm、鍔部の装着方向の厚みが3mm、装着部の装着方向の厚みが5mm、通気部材の装着方向の厚みが8mmとなるように切削加工し、通気部材を得た。また、テフロン(登録商標)AF2400を3.0重量%の濃度となるように希釈剤(フロリナート(登録商標)FC−43)で希釈して撥液処理液を調製した。この撥液処理液を20℃に保ち、この中に通気部材を約5秒間浸し、その後にこれを常温で約1時間放置して乾燥させて、撥液性を備えた通気部材を得た。また、図6に示す筐体の形状であって、開口部の内径が10.4mmとなるように形成したECUボックス(容積60000cm3)を準備した。この通気部材を弾性変形させた状態でECUボックスの開口部に図6の状態で取り付けた。このときの通気部材の通気体積(装着部の体積と鍔部の体積との総和)は1335cm3であり、差圧1kPa当たりの通気量は6000cm3/kPa/minであった。このECUボックスを1時間かけて−40℃から125℃に温度変化させたときの差圧は0.117kPaであった。
UHMWPE多孔質樹脂成形体を、図5及び図6に示す通気部材の形状になるように、鍔部の外径が20mm、装着部の外径が10.6mm、鍔部の装着方向の厚みが3mm、装着部の装着方向の厚みが5mm、通気部材の装着方向の厚みが8mmとなるように切削加工し、通気部材を得た。また、テフロン(登録商標)AF2400を3.0重量%の濃度となるように希釈剤(フロリナート(登録商標)FC−43)で希釈して撥液処理液を調製した。この撥液処理液を20℃に保ち、この中に通気部材を約5秒間浸し、その後にこれを常温で約1時間放置して乾燥させて、撥液性を備えた通気部材を得た。また、図6に示す筐体の形状であって、開口部の内径が10.4mmとなるように形成したECUボックス(容積60000cm3)を準備した。この通気部材を弾性変形させた状態でECUボックスの開口部に図6の状態で取り付けた。このときの通気部材の通気体積(装着部の体積と鍔部の体積との総和)は1335cm3であり、差圧1kPa当たりの通気量は6000cm3/kPa/minであった。このECUボックスを1時間かけて−40℃から125℃に温度変化させたときの差圧は0.117kPaであった。
(比較例1)
通気部材として図11に示す日東電工株式会社製のTEMISH(登録商標)キャップシール(C2−NTF9208−L01)を準備した。また、図11に示す筐体の形状であって、突出部の外径が8.5mm、内径が4.5mmとなるように形成したECUボックス(容積60000cm3)を準備した。この通気部材の筒状体を弾性変形させた状態でECUボックスの突出部に図11の状態で取り付けた。このときの通気部材の通気体積(通気経路の総体積)は5.72cm3であり、差圧1kPa当たりの通気量は1500cm3/kPa/minであった。このECUボックスを1時間かけて−40℃から125℃に温度変化させたときの差圧は0.46kPaであった。
通気部材として図11に示す日東電工株式会社製のTEMISH(登録商標)キャップシール(C2−NTF9208−L01)を準備した。また、図11に示す筐体の形状であって、突出部の外径が8.5mm、内径が4.5mmとなるように形成したECUボックス(容積60000cm3)を準備した。この通気部材の筒状体を弾性変形させた状態でECUボックスの突出部に図11の状態で取り付けた。このときの通気部材の通気体積(通気経路の総体積)は5.72cm3であり、差圧1kPa当たりの通気量は1500cm3/kPa/minであった。このECUボックスを1時間かけて−40℃から125℃に温度変化させたときの差圧は0.46kPaであった。
(比較例2)
通気部材として図13に示す日東電工株式会社製のTEMISH(登録商標)Z3−NTF210SEを準備した。また、図13に示す筐体の形状であって、開口部の内径が10.4mmとなるように形成したECUボックス(容積60000cm3)を準備した。この通気部材の脚部を弾性変形させた状態でECUボックスの開口部に図13の状態で取り付けた。このときの通気部材の通気体積(通気経路の総体積)は11.3cm3であり、差圧1kPa当たりの通気量は100cm3/kPa/minであった。このECUボックスを1時間かけて−40℃から125℃に温度変化させたときの差圧は5.88kPaであった。
通気部材として図13に示す日東電工株式会社製のTEMISH(登録商標)Z3−NTF210SEを準備した。また、図13に示す筐体の形状であって、開口部の内径が10.4mmとなるように形成したECUボックス(容積60000cm3)を準備した。この通気部材の脚部を弾性変形させた状態でECUボックスの開口部に図13の状態で取り付けた。このときの通気部材の通気体積(通気経路の総体積)は11.3cm3であり、差圧1kPa当たりの通気量は100cm3/kPa/minであった。このECUボックスを1時間かけて−40℃から125℃に温度変化させたときの差圧は5.88kPaであった。
本発明に係る防水通気部材は、自動車電装部品の筺体以外にも適用できる。例えば、OA機器、家電製品、医療機器の筺体にも本発明を適用できる。
1A〜1F 通気部材
2a 側壁部
2b 底壁部
2c 開口
2d 凹部
2f,2g 装着面
2h 側面
2i 底面
3a 装着部
3b 鍔部
3d 貫通孔
3e 第1壁部
3f 凹部
3g 第2壁部
3h 装着面
10A〜10F 通気構造
50 筐体
50a 開口部
50b,50c 突出部
50d〜50f 側面
50g 壁材
50h 外周面
2a 側壁部
2b 底壁部
2c 開口
2d 凹部
2f,2g 装着面
2h 側面
2i 底面
3a 装着部
3b 鍔部
3d 貫通孔
3e 第1壁部
3f 凹部
3g 第2壁部
3h 装着面
10A〜10F 通気構造
50 筐体
50a 開口部
50b,50c 突出部
50d〜50f 側面
50g 壁材
50h 外周面
Claims (14)
- 開口部を有する筐体と、
多孔質樹脂により形成され、前記開口部を覆うように前記筐体に装着されている通気部材と、を備え、
前記筐体の壁材の前記開口部に面する側面、又は前記壁材の外周面に設けられた突出部の側面に、前記壁材、前記突出部及び前記通気部材から選ばれる少なくとも1つを弾性変形させた状態で前記通気部材が装着されている、通気構造。 - 前記通気部材は、開口を有する凹部が設けられ、前記凹部の側面を形成する側壁部を有し、
前記突出部の前記側面に、前記突出部及び前記側壁部の少なくともいずれかを弾性変形させた状態で前記側壁部が装着されている、請求項1に記載の通気構造。 - 前記側壁部の側面が、前記突出部の前記側面に当接する装着面と、前記突出部の前記側面に当接しない非装着面と、を有する、請求項2に記載の通気構造。
- 前記通気部材は、前記開口部に嵌め込まれる装着部と、前記装着部と一体的に形成され前記装着部の外径より大きい外径を有する鍔部と、を有し、
前記開口部に面する前記側面に、前記壁材及び前記装着部の少なくともいずれかを弾性変形させた状態で前記装着部が装着されている、請求項1に記載の通気構造。 - 前記装着部は、
貫通孔を有し、前記貫通孔を囲むように形成され、前記貫通孔に面する内周面と前記内周面の反対側の外周面との間を通気可能である第1壁部、
を有し、
前記鍔部は、
前記貫通孔と連通する凹部を有し、前記凹部を囲むように形成され、前記凹部に面する内周面と前記内周面の反対側の外周面との間を通気可能である第2壁部、
を有している、請求項4に記載の通気構造。 - 前記通気部材の表面は、撥液処理されている、請求項1〜5のいずれか1項に記載の通気構造。
- 前記多孔質樹脂は、樹脂の微粒子が互いに結着して構成された多孔質成形体である、請求項1〜6のいずれか1項に記載の通気構造。
- 前記通気部材の厚みは、0.2mm以上20mm以下である、請求項1〜7のいずれか1項に記載の通気構造。
- 前記多孔質樹脂の気孔率は、20%以上90%以下である、請求項1〜8のいずれか1項に記載の通気構造。
- 筐体の開口部を覆うように前記筐体に装着可能な通気部材であって、
多孔質樹脂により形成され、前記開口部を覆うように前記筐体に装着したときに、前記筐体の壁材の前記開口部に面する側面、又は前記壁材の外周面に設けられた突出部の側面に、前記壁材、前記突出部及び前記通気部材から選ばれる少なくとも1つを弾性変形させた状態で当接する装着面を有する、通気部材。 - 開口を有する凹部が設けられ、前記凹部の側面を形成する側壁部を有し、
前記側壁部は、前記開口部を覆うように前記筐体に装着したときに、前記突出部の前記側面に、前記突出部及び前記側壁部の少なくともいずれかを弾性変形させた状態で当接する前記装着面を有する、請求項10に記載の通気部材。 - 前記開口部に嵌め込まれる装着部と、前記装着部と一体的に形成され前記装着部の外径より大きい外径を有する鍔部と、を有し、
前記装着部は、前記開口部を覆うように前記筐体に装着したときに、前記開口部に面する前記側面に、前記壁材及び前記装着部の少なくともいずれかを弾性変形させた状態で当接する前記装着面を有する、請求項10に記載の通気部材。 - 前記多孔質樹脂は、樹脂の微粒子が互いに結着して構成された多孔質成形体である、請求項10〜12のいずれか1項に記載の通気部材。
- 前記通気部材の厚みは、0.2mm以上20mm以下である、請求項10〜13のいずれか1項に記載の通気部材。
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