JPH03286489A - 空冷方式情報処理システムユニツト装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は、交換可能なフィルタを備えた空冷方式の情
報処理システム装置の改良に係り、特に、光ディスク・
サブシステムのような光デイスクドライブ装置を内蔵す
るシステム本体部のユニット装置について、そのシステ
ムの性能が低下しない状態で、エアフィルタの交換が行
えるように警告することにより、継続的なフィルタ交換
を可能にした空冷方式情報処理システムユニット装置に
関する。

従３ｍ 一般に、光ディスクや光磁気ディスクその他各種の電子
ファイリング装置は、ＣＲＴ等のデイスプレィユニット
装置と、キーボード等の入力装置、および、システム本
体を収納するシステムユニット装置から構成されている
。

例えば、光ディスクや光磁気ディスク等のファイリング
システムでは、光デイスクドライブ装置等の性能を一定
に保持するためには、システムユニット装置内の温度を
所定範囲に制御する必要があり、多くのシステムで、フ
ァンモータを使用した空冷方式が採用されている。

この空冷方式の場合、システムユニット装置の後面や側
面の一部に開口部を設けて、外気が吸い込めるように構
成している。

ところで、特に、光ディスクや光磁気ディスク等のファ
イリングシステムでは、光デイスクドライブ装置等への
埃の付着が、その性能に大きく影響を与えるので、開口
部に埃を遮断するためのエアフィルタが装着されている
。

しかしながら、開口部に装着されたエアフィルタ自体に
埃が付着すると、空気の通過が妨げられて冷却効果が小
さくなり、結果的にファイリングシステムの性能も低下
してしまう。

ところが、従来の空冷方式情報処理システムユニット装
置の場合、ユーザに対して、この開口部に装着されたエ
アフィルタの交換時期の目安を指示するための適当な対
策は施されておらず、知らない間に、フィルタが目詰り
して冷却効果が小さくなり、ファイリングシステムの性
能も低下しでしまう、という不都合があった。

このような不都合を防ぐために、早い時期にフィルタ交
換を行えば、システムの性能の低下は避けられるが、フ
ィルタの使用量が増加する、という不都合が生じる。

が　決しようとする課題 この発明では、従来の空冷方式情報処理システムユニッ
ト装置におけるこのような不都合、すなわち、エアフィ
ルタの交換時期の目安を指示するための適当な対策が施
されていないため、交換時期がまちまちになり、早めに
交換すれば、性能の低下を免かれることは可能であるが
、フィルタの無駄使いが生じ、また、不注意によって交
換しない状態を続れていると、フィルタの目詰りによっ
て性能が低下してしまう、という不都合を解決し、エア
フィルタを見ただけで、交換時期が判断できるようにし
て、システムの性能低下の防止と、フィルタの有効利用
とを両立させることを第１の目的とする。

また、性能が低下する前のフィルタ交換を可能とするた
めに、温度や風量等の変化を検出することによって目詰
り状態を監視し、ファイリングシステムの性能低下前に
フィルタの交換時期がきた旨を警告することによって、
性能の低下を未然に防止することを第２の目的とする。

を　　するための この発明では、第１に、 システム本体部の一壁面の開口部に交換可能なエアフィ
ルタを備えた空冷方式光ディスク等の情報処理システム
において、 前記エアフィルタは、その表面に複数の異なる色領域を
有するように構成している。

また、第２に、 システム本体部の一壁面の開口部に交換可能なエアフィ
ルタを備えた空冷方式光ディスク等の情報処理システム
において、 前記エアフィルタの目詰り状態を、温度や風量等の変化
で検出する目詰り状態検出手段と、該目詰り状態検出手
段による検出結果を監視して警報信号を発生する警報信
号発生手段、とで構成している。

矢ユ巖」４」− 次に、この発明の空冷方式情報処理システムユニット装
置について、図面を参照しながら、その実施例を詳細に
説明する。この実施例は、特許請求の範囲第１項に対応
している。

理解を容易にするために、最初に、この発明の空冷方式
情報処理システムユニット装置、特に、エアフィルタの
装着に関連するシステム本体部の構成について説明する
。

第２図は、この発明の空冷方式情報処理システムユニッ
ト装置において、エアフィルタを装着した状態を示す斜
視図である。図面において、１は光デイスクシステム本
体部、２はエアフィルタ、３はフィルタ取付は枠を示す
。

この第２図では、情報処理システムユニット装置の一実
施例として、光ディスク・サブシステムの場合について
示している。

光デイスクシステム本体部１の後面には、外気を吸い込
むために、その壁面の一部に開口部が設けられている。

そして、その開口部を覆うように、フィルタ取付は枠３
に取付けられたエアフィルタ２が設けられている。

この本体部１内には、エアフィルタ２で覆われた開口部
の後方に、送風用ファンやファンモータ、光デイスクド
ライブ装置が配置され、また、例えばその左側のスペー
スには、電源ユニット等が収納されている（ユーザの使
用状態においては、ユーザの前面に光デイスクドライブ
装置、その後方にファンモータが配置されていることに
なる）。

次の第３図は、第２図に示したシステムユニット装置に
おいて、エアフィルタを取説した状態を示す斜視図であ
る。図面における符号は、第２図と同様である。

第２図のエアフィルタ２を取脱すと、この第３図に示す
ように、大きな塵等の侵入を防ぐために、開口部は網状
の遮蔽体で覆われている。

第４図は、第２図と第３図に示したこの発明のシステム
ユニット装置において、エアフィルタの装着方法の一実
施例を説明する図で、（１）はフィルタの装着前の状態
、（２）はフィルタを取付は枠内に装着する状態、（３
）はフィルタを取付は枠内に装着した状態を示す図であ
る。図面における符号は第２図と同様であり、また、４
は送風用ファン、ｄｌはエアフィルタ２の直径、ｄ２は
フィルタ取付は枠３の内径を示す。

この第４図（１）から明らかなように、エアフィルタ２
の直径ｄ□は、フィルタ取付は枠３の内径ｄ２よりも大
きく形成されている。

そこで、第４図（２）のように、エアフィルタ２を曲げ
てフィルタ取付は枠３の枠内に押し込むと、第４図（３
）のように、エアフィルタ２が装着される。

情報処理システムユニット装置、例えば光ディスク・サ
ブシステムの本体部１内へは、送風用ファン４によって
外気が送り込まれて、本体部１内が空冷される。

なお、エアフィルタ２を取脱す場合には、その順序が逆
となるだけである。

ここで、この発明の空冷方式情報処理システムユニット
装置で、装置の開口部に装着されるエアフィルタ２につ
いて説明する。

エアフィルタ２は、スポンジ状の弾性体から構成され、
その表面は、埃等によって変色される物質で覆われてい
る。

第１図は、この発明の空冷方式情報処理システムユニッ
ト装置に装着されるエアフィルタ２の着色例の一実施例
を示す正面図である。図面において、Ｒは赤、Ｙは黄、
Ｂは青の領域を示す。

この第１図に示すように、エアフィルタ２の表面には、
付着した埃等の量の増加によって、予め着色された赤Ｒ
２黄Ｙ、青Ｂの各領域が、だんだん見えなくなる。

そこで、例えば最外周の赤Ｒの領域、すなわち赤色が見
えなくなったら、エアフィルタ２の交換時期がきた、と
判断する。

このように、エアフィルタ２の表面に、色が異なる複数
の領域を設け、ある一つまたは二つの色が見えなくなっ
たとき、あるいは見分は難くくなったときに、エアフィ
ルタ２の交換時期がきた、と決めておくことにより、−
見しただけでフィルタを交換することが可能となる。

したがって、情報処理システムユニット装置の性能が低
下する以前、すなわち、冷却効果が小さくなる前に、フ
ィルタを交換することができる。

失」（」Ｌえ 次に、この発明の空冷方式情報処理システムユニット装
置について、他の実施例を詳細に説明する。この実施例
は、特許請求の範囲第２項に対応している。

第５図は、この発明の空冷方式情報処理システムユニッ
ト装置について、温度センサを使用してエアフィルタの
交換時期を検知する場合の要部構成の一実施例を示す正
面図である。図面における符号は第４図と同様であり、
また、５は温度センサ、６はＡＶ変換器、７はコンパレ
ータ、８は表示部駆動用ドライバ、９は交換時警告用表
示部を示す。

この第５図の実施例では、エアフィルタ２の目詰り状態
が、温度の変化で現われることに着目し、送風用ファン
４の後方に温度センサ５を設けて、その温度を検知する
ようにしている。

温度センサ５の出力は、ＡＶ変換器６によって電圧に変
換され、コンパレータ７へ入力されて基準電圧＋Ｖ、ｖ
と比較される。

すでに述べたように、エアフィルタ２の目詰り状態は、
温度の変化として現われる。その理由は、エアフィルタ
２の目詰りによって、送風用ファン４の風量が影響を受
け、目詰り量（埃の量に比例する）の増加に伴って、そ
の近傍の温度が高くなるからである。

第６図は、情報処理システムユニット装置における本体
部内の温度と風量との関係の一例を示す特性図である。

そこで、この第６図の特性図で、一定の温度を限界値と
して設定しておき、この温度を越えた時点で、コンパレ
ータ７から比較出力が発生されるように、予め基準電圧
＋ｖ、、ｌを設定しておく。

次の第７図は、温度センサの検出温度と表示部の動作状
態との関係の一例を示す特性図である。

エアフィルタ２の目詰り量が多くなり、第６図の限界値
に達すると、コンパレータ７から出力が発生されて、表
示部駆動用ドライバ８が起動される。

その結果、この第７図の下方に「表示」で示す波形の立
下りのタイミングで、交換時警告用表示部９が点灯され
るので、ユーザは、フィルタの交換時期がきたことを知
ることができる。もちろん。

交換時警告用表示部９の代りに、交換時を知らせる警報
音を発生させることも可能である。

なお、以上の実施例では、温度センサ５を送風用ファン
４の後方に設ける場合について説明した。

しかし、温度センサ５は、必ずしも送風用ファン４の後
方に設ける必要はなく、エアフィルタ２の近傍でもよい
ことはいうまでもない。

また、この発明の空冷方式情報処理システムユニット装
置は、実施例として説明した光ディスクや光磁気ディス
ク等のディスク装置に限らず、埃等を嫌う精度の高い情
報処理システムや、例えばジュークボックスのような処
理システムについてにも、実施可能であることは明らか
であり、これらの場合をも包含するものである。

又旦曵幕果 この発明の空冷方式情報処理システムユニット装置によ
れば、エアフィルタを一見するだけで。

交換時期が判断できるので、システムの性能が低下する
前の最適時点で、継続的にフィルタ交換を行うことが可
能になり、エアフィルタの無駄使いが回避できる（特許
請求の範囲第１項に対応する効果）。

また、温度や風量等の変化を検出することによって目詰
り状態を監視し、ファイリングシステムの性能が低下す
る前に、ユーザに対して警告表示等を行うので、同じく
システムの性能が低下する前のフィルタ交換が可能にな
ると共に、エアフィルタを有効に利用することができる
（特許請求の範囲第２項に対応する効果）、という優れ
た効果が得られる。

【図面の簡単な説明】

第１図は、この発明の空冷方式情報処理システムユニッ
ト装置に装着されるエアフィルタ２の着色例の一実施例
を示す正面図、 第２図は、この発明の空冷方式情報処理システムユニッ
ト装置において、エアフィルタを装着した状態を示す斜
視図。 第３図は、第２図に示したシステムユニット装置におい
て、エアフィルタを取脱した状態を示す斜視図。 第４図は、第２図と第３図に示したこの発明のシステム
ユニット装置において、エアフィルタの装着方法の一実
施例を説明する図、 第５図は、この発明の空冷方式情報処理システムユニッ
ト装置について、温度センサを使用してエアフィルタの
交換時期を検知する場合の要部構成の一実施例を示す正
面図。 第６図は、情報処理システムユニット装置における本体
部内の温度と風量との関係の一例を示す特性図、 第７図は、温度センサの検出温度と表示部の動作状態と
の関係の一例を示す特性図。 図面において、ｌは光デイスクシステム本体部、２はエ
アフィルタ、３はフィルタ取付は枠、４は送風用ファン
、５は温度センサ、６はＡ、Ｖ変換器、７はコンパレー
タ、８は表示部駆動用ドライバ、９は交換時警告用表示
部。

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. １．システム本体部の一壁面の開口部に交換可能なエア
   フィルタを備えた空冷方式光ディスク等の情報処理シス
   テムにおいて、 前記エアフィルタは、その表面に複数の異 なる色領域を有することを特徴とする情報処理システム
   ユニット装置。
2. ２．システム本体部の一壁面の開口部に交換可能なエア
   フィルタを備えた空冷方式光ディスク等の情報処理シス
   テムにおいて、 前記エアフィルタの目詰り状態を、温度や 風量等の変化で検出する目詰り状態検出手段と、 該目詰り状態検出手段による検出結果を監 視して警報信号を発生する警報信号発生手段、とを備え
   たことを特徴とする情報処理システムユニット装置。