JP2015030500A - 筐体装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】カバーの表面積を小さくすることなく金型の小型化が可能な筐体装置を提供する。【解決手段】少なくとも底面部13と、対向する複数の面からなる周壁部11と、を備え、周壁部11と底面部13とは、ヒンジ部12によって一体成形され、ヒンジ部12を軸として底面部13を屈曲させる筐体装置であって、底面部13は、折り畳み可能なように形状されたことによって、金型を小さくすることができるので、コスト削減が可能となる。【選択図】図1
Description
本発明は、例えば車両用の計器装置を収納する筐体装置に関するものである。
従来の筐体装置として、例えば、特許文献1に開示されたものがある。特許文献1に開示された筐体装置は、筐体の周壁とカバーの周壁とがヒンジによって連結されたものであり、一体成形された筐体とカバーとがフック等による係合部によって係合されることにより筐体を構成するものである。
しかしながら、特許文献1に係る筐体装置の構成では、筐体とカバーとがほぼ同じ大きさとなっており、ヒンジによって連結された一体成形の筐体とカバーの金型は、筐体だけの金型の表面積が約倍相当となることが考えられるため、コスト削減するための対策として金型部品の小型化が望まれていた。
本発明は、上記実状に鑑みてなされたものであり、カバーの表面積を小さくすることなく金型の小型化が可能となる筐体装置を提供することを目的とする。
本発明に係る筐体装置は、少なくとも底面と、対向する複数の面からなる周壁と、を備え、前記周壁と前記底面とは、ヒンジ部によって一体成形され、前記ヒンジ部を軸として前記底面を屈曲させる筐体装置であって、前記底面は、折り畳み可能なように形成されたことを特徴とする。
また、本発明に係る筐体装置は、前記底面は、複数の蛇腹構造となっていることを特徴とする。
また、本発明に係る筐体装置は、前記底面は、前記周壁に設けられた係止部と係合される係合部を有していることを特徴とする。
また、本発明に係る筐体装置は、前記底面は、筐体内部に設けられた位置決め突起と嵌合される位置決め部を有していることを特徴とする。
また、本発明に係る筐体装置は、前記位置決め突起は、筐体装置と一体成形されていることを特徴とする。
本発明によれば、カバーの表面積を小さくすることなく金型の小型化が可能となる筐体装置を提供することができる。
本発明の一実施形態に係る筐体装置を、図面を参照して説明する。
本発明の一実施形態に係る筐体装置は、図1に示す筐体10である。この筐体10は、例えば車両に搭載されるものである。
筐体10は、合成樹脂を成型したものであり、図1及び図3に示すように、筐体10の周壁を囲む周壁部11と、周壁部11に設けられたヒンジ部12と、ヒンジ部12によって連結された筐体10の下面を覆う底面部13とから構成されている。
周壁部11は、対向する第1の周壁部111と第2の周壁部112と、対向する第3の周壁部113と第4の周壁部114とから構成される。本実施形態では、第1の周壁部111にヒンジ部12が設けられている。第3の周壁部113と第4の周壁部114には、後述する係合部が係合される係止部113a、114aが設けられている。また、第3の周壁部113と第4の周壁部114には、後述するフランジが当接する切り欠き部1130、1140が形成されている。
ヒンジ部12は、第1の周壁部111と底面部13とを連結するものであり、肉薄部121を有し、この肉薄部121によって屈曲可能となっている。
底面部13は、複数の蛇腹部131が折り畳み可能に成形され、本実施形態においては、7つの蛇腹部131の間に肉薄部131aが形成されていることで山部と谷部を形成する構成となっている。
蛇腹部131には、第3の周壁部113と第4の周壁部114に形成された係止部113a、114aと係合する係合部131bが形成されている。また、蛇腹部131(組み付け時に第2の周壁部と直角に当接する側)の裏面(組み付け時に筐体内部に面する側)に位置決め部131cが形成されている。
この位置決め部131cは、筐体10内部に設けられる位置決めピン101と嵌合するためのものである。
この位置決め部131cは、筐体10内部に設けられる位置決めピン101と嵌合するためのものである。
位置決めピン101は、本実施形態においては、底面部と対向する位置にある表面部の底面部側に突出するように形成されている。 なお、例えば、中ケース等が筐体と一体成形されているような筐体装置であっても、中ケースに底面部側に突出した位置決めピンを設けることで、同等の効果が得られる。
また、蛇腹部131には、フランジ131dが設けられ、組み付けの際に、切り欠き部1130,1140と当接する。さらに、蛇腹部131には、肉薄部121が形成されている箇所に複数のスリット131eが形成されている。スリット131eがあることによって、ヒンジ部12の一部が破損した場合でも、連結されているヒンジ部12が破損しやすくなる等の影響を防ぐことができる。
底面部13の長手方向の長さをD1としたとき、底面部13を折り曲げた状態のヒンジ部12から、最端側の蛇腹部131までの平行方向の長さをD2とする。D1とD2とは、長手方向にその長さを比べると、D2はD1よりも短くなっており、筐体の金型部品を作る際に、筐体の長手方向の表面積が小さくなることによって、金型形成の際の金型部品を小さくすることができる。
次に、筐体10の組み付け方法を説明する。折り曲げた形状となっている底面部13のそれぞれの蛇腹部131が平行になるように伸ばしながら、位置決め部131cを位置決めピン101に嵌合させる。この時、係合部131bを係止部113a、114aに係合させ、フランジ131dが切り欠き部1130、1140と当接するようにする。フランジ131dが切り欠き部1130、1140と当接することによって、蛇腹部131が筐体10内部に押し込められてしまうことを防ぐことができ、蛇腹部131の破損も防ぐことができる。
このように、本発明は、少なくとも底面部13と、対向する複数の面からなる周壁部11と、を備え、周壁部11と底面部13とは、ヒンジ部12によって一体成形され、ヒンジ部12を軸として底面部13を屈曲させる筐体装置であって、底面部13は、折り畳み可能なように形状されたことによって、金型を小さくすることができるので、コスト削減が可能となる。
また、本発明は、底面部13は、複数の蛇腹部131によって蛇腹構造となっていることによって、底面部13の長手方向の直径D2が筐体10の長手方向の直径D1よりも小さくなることによって、金型形成の際の金型部品を小さくすることができる。
また、本発明は、底面部13は、周壁部113、114に設けられた係止部113a、114aと係合される係合部131bを有していることによって、蛇腹構造である底面部13を平らにした状態で周壁部に係合することができる。
また、本発明は、底面部13は、筐体10内部に設けられた位置決め部101と嵌合される位置決め部131cを有していることによって、底面部13の屈曲方向と反対方向に作用する応力で嵌合することができる。
10 筐体
11 周壁部
12 ヒンジ部
13 底面部(底面)
101 位置決め突起(位置決めピン)
111 第1の周壁部
112 第2の周壁部
113 第3の周壁部
114 第4の周壁部
113a 係止部
114a 係止部
121 肉薄部
131 蛇腹部
131a 肉薄部
131b 係合部
131c 位置決め部
131d フランジ
1130 切り欠き部
1140 切り欠き部
D1 底面部の長手方向の長さ
D2 底面部の蛇腹部の長さ
11 周壁部
12 ヒンジ部
13 底面部(底面)
101 位置決め突起(位置決めピン)
111 第1の周壁部
112 第2の周壁部
113 第3の周壁部
114 第4の周壁部
113a 係止部
114a 係止部
121 肉薄部
131 蛇腹部
131a 肉薄部
131b 係合部
131c 位置決め部
131d フランジ
1130 切り欠き部
1140 切り欠き部
D1 底面部の長手方向の長さ
D2 底面部の蛇腹部の長さ
Claims (5)
- 少なくとも底面と、対向する複数の面からなる周壁と、を備え、
前記周壁と前記底面とは、ヒンジ部によって一体成形され、
前記ヒンジ部を軸として前記底面を屈曲させる筐体装置であって、
前記底面は、折り畳み可能なように形成されたことを特徴とする筐体装置。 - 前記底面は、複数の蛇腹構造となっていることを特徴とする請求項1に記載の筐体装置。
- 前記底面は、前記周壁に設けられた係止部と係合される係合部を有していることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の筐体装置。
- 前記底面は、筐体内部に設けられた位置決め突起と嵌合される位置決め部を有していることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の筐体装置。
- 前記位置決め突起は、筐体装置と一体成形されていることを特徴とする請求項4に記載の筐体装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013160618A JP2015030500A (ja) | 2013-08-01 | 2013-08-01 | 筐体装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013160618A JP2015030500A (ja) | 2013-08-01 | 2013-08-01 | 筐体装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2015030500A true JP2015030500A (ja) | 2015-02-16 |
Family
ID=52516174
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2013160618A Pending JP2015030500A (ja) | 2013-08-01 | 2013-08-01 | 筐体装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2015030500A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2020019349A (ja) * | 2018-07-31 | 2020-02-06 | 日本精機株式会社 | ケースのヒンジ構造 |
-
2013
- 2013-08-01 JP JP2013160618A patent/JP2015030500A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2020019349A (ja) * | 2018-07-31 | 2020-02-06 | 日本精機株式会社 | ケースのヒンジ構造 |
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