JP2016025736A - 電気接続箱 - Google Patents

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明美 前橋
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Abstract

【課題】部品の動作音を抑制し、かつ、部品の動作音を抑制するための別部材を用いることなく安価に製造できる電気接続箱を提供する。【解決手段】電気接続箱10は、動作音が発生する部品としての3つのリレー1a,1b,1cと、リレー1a,1b,1cが固定される箱本体2と、箱本体2を覆うカバー体3と、を備えて構成され、カバー体3は、合成樹脂を用いて、平面視略矩形状に形成され、リレー1a,1b,1cをそれぞれ覆うリレー収容部31a,31b,31cを有し、壁部312の側壁部314は、リレー1a,1b,1cの外形に合わせて、断面矩形状よりも多数の面を有して形成されている。【選択図】図5

Description

本発明は、動作音が発生する部品と、前記部品が固定される箱本体と、該箱本体を覆うカバー体と、を備えた電気接続箱に関する。
従来、自動車等に設置される電気接続箱には、リレー等の動作音が発生する部品を備えるものがある。例えば、床下等の運転者や乗員に近い位置にこのような電気接続箱を設置する場合、運転者や乗員が意図しないタイミングで動作音が発生することにより、異音と判断されることがある。そこで、電気接続箱内で発生した部品の動作音を抑制することができる電気接続箱が種々提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1に記載の電気接続箱は、電子部品が収容される箱本体と、該箱本体を覆うカバー体と、を備え、箱本体又はカバー体に吸音部材を取り付けたものである。このような電気接続箱によれば、電子部品の動作音が発生しても、箱本体又はカバー体に取り付けられた吸音部材により電子部品の動作音を吸音することができ、電気接続箱外部に動作音が伝わり難くすることができる。
特開2005−304162号公報
しかしながら、吸音部材を取り付けた従来の電気接続箱においては、動作音を抑制するための別部材が必要となり製造コストが高くなるという問題があった。
従って、本発明は、上記のような問題点に着目し、部品の動作音を抑制し、かつ、部品の動作音を抑制するための別部材を用いることなく安価に製造できる電気接続箱を提供することを目的とする。
請求項1に記載された発明は、動作音が発生する部品と、前記部品が固定される箱本体と、該箱本体を覆うカバー体と、を備えた電気接続箱であって、前記カバー体には、前記部品のみを覆う部品収容部が設けられ、前記部品収容部は、前記部品の外形に合わせて、断面矩形状よりも多数の面を有する壁部により構成されていることを特徴とする電気接続箱である。
請求項2に記載された発明は、請求項1に記載された発明において、前記壁部は、前記箱本体と前記カバー体との対向方向に延びる側壁部と、該側壁部の端部から前記側壁部と交差する方向に延びる天面壁部と、を有し、前記天面壁部には前記部品の動作音を抑制するためのリブが設けられていることを特徴とするものである。
請求項3に記載された発明は、請求項1又は2に記載された発明において、前記部品がリレーであることを特徴とするものである。
請求項1に記載された発明によれば、動作音が発生する部品と、部品が固定される箱本体と、箱本体を覆うカバー体と、を備えた電気接続箱であって、カバー体には、部品のみを覆う部品収容部が設けられ、部品収容部は、部品の外形に合わせて、断面矩形状よりも多数の面を有する壁部により構成されている。このことから、部品の動作音を部品収容部外に伝播し難くすることができ、電気接続箱外における部品の動作音を抑制することができる。また、別部材を用いることなく、カバー体の構造により部品の動作音を抑制することができることから、より安価に製造することができる。
請求項2に記載された発明によれば壁部は、箱本体とカバー体との対向方向に延びる側壁部と、側壁部の端部から側壁部と交差する方向に延びる天面壁部と、を有し、天面壁部には部品の動作音を抑制するためのリブが設けられている。このことから、部品の動作音を部品収容部外により伝播し難くすることができ、電気接続箱外における部品の動作音をさらに抑制することができる。
本発明の電気接続箱を示す斜視図である。 図1に示された電気接続箱を示す平面図である。 図1に示された電気接続箱のカバー体を取り外した状態を示す斜視図である。 図1に示された電気接続箱のカバー体の内面を示す斜視図である。 図2に示された電気接続箱において、部品収容部に電子部品が収容された状態を説明する説明図である。
本発明の一実施形態にかかる「電気接続箱」を図1〜図5を参照して説明する。
電気接続箱10は、電気自動車の車内において、床下に取り付けられて用いられる。なお、本発明の電気接続箱は、電気自動車以外の車両に用いられてもよく、また、電気接続箱の取り付け位置は床下に限らず、エンジンルーム等に取り付けられてもよい。
電気接続箱10は、動作音が発生する部品としての3つのリレー1a,1b,1cと、リレー1a,1b,1cが固定される箱本体2と、箱本体2を覆うカバー体3と、を備えて構成されている。なお、本実施形態において、図中の矢印X方向を電気接続箱10の長手方向、矢印Y方向を電気接続箱10の幅方向、矢印Z方向を電気接続箱10の高さ方向とする。また、矢印Z方向における上下は、図1における上下に対応する。
リレー1a,1b,1cは、電圧が印加されることにより接点が動作し、この接点のON/OFFにより動作音が発生する電子部品である。リレー1a,1b,1cの外形は、全体として概略直方体状(断面矩形状)であり、XY平面に沿う上面が平面状、Z方向に延びる側面が断面矩形状よりも複数の凹凸形状を有する形状に形成されている。リレー1a,1bはY方向一方側側面(図2における上側)において、X方向に所定の間隔をおいて並んで固定され、リレー1cは、X方向においてリレー1a,1bの間、かつ、Y方向におけるリレー1a,1bの他方側(図2における下側)に固定されている。後述するリレー固定部21a,21b,21c、リレー収容部31a,31b,31cはそれぞれリレー1a,1b,1cの固定位置に対応した位置に設けられている。
箱本体2は、合成樹脂を用いて、全体として平面視略矩形状に形成され、リレー1a,1b,1cを固定するリレー固定部21a,21b,21cを有している。また、図3に示すように、箱本体2には、リレー1a,1b,1c以外の中継端子等の部品Pや、バスバーB等が固定されている。
カバー体3は、合成樹脂を用いて、全体として平面視略矩形状に形成されている。また、カバー体3は、リレー1a,1b,1cをそれぞれ覆うリレー収容部31a,31b,31c(請求項における「部品収容部」に相当する)を有している。
リレー収容部31a,31b,31cは、それぞれ、リレー1a,1b,1cのみを覆う壁部311により構成されている。壁部311は、リレー1a,1b,1cの上部を覆う天面壁部312と、天面壁部312の外縁から箱本体2に向かってZ方向(箱本体2とカバー体3との対向方向)に延びる側壁部313と、を有している。
図5は、リレー1aがリレー収容部31aに収容された状態を示す断面図である。図5に示すように、側壁部313は、リレー1aの外形(換言すると、リレー1aの断面視における凹凸形状)に合わせて、断面矩形状よりも多数の面を有して形成されている。
また、図4に示すように、天面壁部312の内面(カバー体3が取り付けられた状態におけるリレー1a,1b,1c側の面)には、リレー1a,1b,1cの動作音を抑制するためのリブ314がそれぞれ箱本体2に向かってZ方向に立設している。リブ314は、X方向とY方向とに延びる格子状に設けられている。
次に、電気接続箱10にリレー1a,1b,1cを固定して電気接続箱10を組み立てる方法について説明する。
まず、箱本体2のリレー固定部21a,21b,21cにリレー1a,1b,1cを固定する。このとき、箱本体2に固定されたバスバーBがリレー1a,1b,1cにそれぞれ接続される。次に、カバー体3を、内面を箱本体2側に向けて、リレー収容部31a,31b,31cの内側にリレー1a,1b,1cがそれぞれ収容されるようにして取り付ける。なお、本実施形態の電気接続箱10には、リレー1a,1b,1cの動作音を吸音するためのパッキン等は取り付けられない。以上のようにして電気接続箱10の組み立てが完了する。
本実施形態の電気接続箱10によれば、動作音が発生するリレー1a,1b,1cと、リレー1a,1b,1cが固定される箱本体2と、箱本体2を覆うカバー体3と、を備え、カバー体3には、リレー1a,1b,1cのみを覆うリレー収容部31a,31b,31cが設けられ、リレー収容部31a,31b,31cは、リレー1a,1b,1cの外形に合わせて、断面矩形状よりも多数の面を有する側壁部313を有して構成されている。すなわち、動作音を抑制するために、全体として概略直方体状のリレー1a,1b,1cに対して、リレー収容部31a,31b,31cを直方体状ではなく、リレー1a,1b,1cの外形に合わせた多数の面を有する形状に形成されている。このことから、リレー1a,1b,1cの動作音をリレー収容部31a,31b,31c外に伝播し難くすることができ、電気接続箱10外におけるリレー1a,1b,1cの動作音を抑制することができる。また、パッキン等の別部材を用いることなく、カバー体3の構造によりリレー1a,1b,1cの動作音を抑制することができることから、より安価に製造することができる。
また、天面壁部312にはリレー1a,1b,1cの動作音を抑制するためのリブ314が設けられている。このことから、リレー1a,1b,1cの動作音をリレー収容部31a,31b,31c外により伝播し難くすることができ、電気接続箱10外におけるリレー1a,1b,1cの動作音をさらに抑制することができる。
なお、本発明は、前述した実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的が達成できる他の構成等を含み、以下に示すような変形等も本発明に含まれる。
前述した実施形態においては、動作音が発生する部品としてリレー1a,1b,1cが電気接続箱10に固定されていたが、本発明の電気接続箱においては、動作音が発生する他の部品が取り付けられていてもよい。
また、天面壁部312が平面状に形成されていたが、本発明の電気接続箱において、天面壁部側に凹凸形状を有する部品が部品収容部内に収容される場合には、天面壁部がその凹凸形状に沿う形状に形成されていてもよい。
また、リブ314が天面壁部312の内面から立設していたが、天面壁部312の外面から立設していてもよい。また、リブ314の形状や厚さ等は所望の形状に種々変更することができる。
その他、本発明を実施するための最良の構成、方法などは、以上の記載で開示されているが、本発明は、これに限定されるものではない。すなわち、本発明は、主に特定の実施形態に関して特に図示され、且つ、説明されているが、本発明の技術的思想及び目的の範囲から逸脱することなく、以上述べた実施形態に対し、形状、材質、数量、その他の詳細な構成において、当業者が様々な変形を加えることができるものである。
従って、上記に開示した形状、材質などを限定した記載は、本発明の理解を容易にするために例示的に記載したものであり、本発明を限定するものではないから、それらの形状、材質などの限定の一部、もしくは全部の限定を外した部材の名称での記載は、本発明に含まれるものである。
1a,1b,1c リレー(部品)
2 箱本体
3 カバー体
10 電気接続箱
31a,31b,31c リレー収容部(部品収容部)
311 壁部
312 天面壁部
313 側壁部
314 リブ

Claims (3)

  1. 動作音が発生する部品と、前記部品が固定される箱本体と、該箱本体を覆うカバー体と、を備えた電気接続箱であって、
    前記カバー体には、前記部品のみを覆う部品収容部が設けられ、
    前記部品収容部は、前記部品の外形に合わせて、断面矩形状よりも多数の面を有する壁部により構成されている
    ことを特徴とする電気接続箱。
  2. 前記壁部は、前記箱本体と前記カバー体との対向方向に延びる側壁部と、該側壁部の端部から前記側壁部と交差する方向に延びる天面壁部と、を有し、
    前記天面壁部には前記部品の動作音を抑制するためのリブが設けられている
    ことを特徴とする請求項1に記載の電気接続箱。
  3. 前記部品がリレーであることを特徴とする請求項1又は2に記載の電気接続箱。
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