JP5511495B2 - バスバ取付構造 - Google Patents

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本発明は、バスバ取付構造に係り、特に、バスバと、互いの間に前記バスバが挿入される一対の壁部を有するバスバ取付部と、を備えたバスバ取付構造に関するものである。
上述したバスバ取付構造として、例えば、図10及び図11に示されたものが考えられる(例えば特許文献1〜6)。同図に示すように、バスバ取付構造100は、バスバ101と、互いの間にバスバ101が挿入される一対の壁部102を有するバスバ取付部としての樹脂製のハウジング103と、を備えている。
上記バスバ101は、平板状の金属板で形成されている。上記一対の壁部102は、バスバ101と平行に配置された一対の壁部本体102aと、一対の壁部本体102aの各々から互いに近づく方向に突出された複数対のリブ102bと、から構成されている。この対となるリブ102b間にバスバ101が挿入されている。
また、上記一対の壁部102の縁には開口が設けられていて、その開口からバスバ101が一対の壁部102間に挿入される。上述した一対の壁部102は、互いに同じ高さに設けられていて、バスバ101の挿入方向手前側の縁がフラットになっている。
このようなハウジング103は、合成樹脂を射出成形等することにより形成される。しかしながら、このハウジング103の樹脂成形には、寸法誤差が発生しやすく、狙った寸法で形成することが難しい。このため、一対の壁部本体102a間が近づく方向に一対の壁部本体102aに反りが発生したり、一対の壁部102同士の一部がくっついてしまうことがあった。
そこで、一対の壁部102を互いに離す方向に押し広げながらバスバ101を挿入する必要がある。しかしながら、従来のハウジング103は、バスバ101の挿入方向手前側の端部がフラットになっているため、治具を開口から一対の壁部102間に挿入して押し広げる必要があり、手で押し広げることが難しく、作業が煩雑である、という問題があった。
特開2007−288976号公報 特開平7−320627号公報 特開平8−37717号公報 特開平11−41749号公報 特開平9−233648号公報 特開平9−154217号公報
そこで、本発明は、手で簡単に一対の壁部間を押し広げることができ、バスバの挿入性向上を図ったバスバ取付構造を提供することを課題とする。
上述した課題を解決するための請求項1記載の発明は、バスバと、互いの間に前記バスバが挿入される一対の壁部を有するバスバ取付部と、を備えたバスバ取付構造において、前記一対の壁部の一部が対向方向に重ならないように、前記一対の壁部の縁が互いにズレていることを特徴とするバスバ取付構造に存する。
請求項2記載の発明は、前記バスバ取付部が、前記一対の壁部が立設される底壁部をさらに有し、前記一対の壁部の底壁部から離れた縁部が互いにズレていることを特徴とする請求項1に記載のバスバ取付構造に存する。
請求項3記載の発明は、前記バスバが、長尺状に設けられると共に長手方向の端部に前記一対の壁部よりも外側に突出する端子が設けられ、前記一対の壁部の長手方向の縁部が互いにズレていることを特徴とする請求項1又は2に記載のバスバ取付構造に存する。
以上説明したように請求項1記載の発明によれば、一対の壁部の一部が対向方向に重ならないように、一対の壁部の縁が互いにズレているので、一対の壁部のうち一方の内側面が露出されるため、その露出した内側面に手又はバスバを当てて簡単に一対の壁部間を押し広げながら一対の壁部間にバスバを挿入することができる。よって、一対の壁部間を押し広げるのに治具などを用いる必要がなく、バスバの挿入性の向上を図ることができる。
請求項2記載の発明によれば、一対の壁部の底壁部から離れた側の縁部が互いにズレているので、一対の壁部のうち一方の底壁部から離れた側の内壁面が露出されているため、その露出した内側面に手又はバスバを当てて簡単に一対の壁部間を押し広げながら一対の壁部間にバスバを挿入することができる。
請求項3記載の発明によれば、一対の壁部の長手方向の縁部が互いにズレているので、一対の壁部のうち一方の長手方向の端部の内壁面が露出されるため、その露出した内側面に手又はバスバを当てて簡単に一対の壁部間を押し広げながら一対の壁部間にバスバを挿入することができる。
第1実施形態における本発明のバスバ取付構造としてのジョイントバスバを組み込んだリレーボックスの上面図である。 図1に示すジョイントバスバの斜視図である。 図1に示すジョイントバスバの側面図である。 図2に示すジョイントバスバを構成するバスバの斜視図である。 図1に示すジョイントバスバの部分拡大図である。 図1に示すジョイントバスバを構成する絶縁カバーの部分拡大図である。 第2実施形態における本発明のバスバ取付構造としての電気接続箱の部分斜視図である。 図7の部分拡大図である。 図7のI−I線断面図である。 従来のバスバ取付構造の一例を示す部分斜視図である。 図10に示すバスバ取付構造の部分拡大図である。
第1実施形態
以下、第1実施形態における本発明のバスバ取付構造を図面に基づいて説明する。図1に示すように、第1実施形態では本発明のバスバ取付構造は、リレーボックス1に収容された複数のリレーブロック21、22同士を電気的に接続するジョイントバスバ3として用いられている。
上述したリレーブロック21、22は、複数の図示しないリレーやヒューズと、これらリレーやヒューズを収容するハウジングなどから構成されていて、互いに上下2段に分割配置されている。これらリレーブロック21、22の上面に後述するジョイントバスバ3との接続部が設けられている。
上記ジョイントバスバ3は、図2及び図3に示すように、バスバ4と、バスバ4に取り付けられるバスバ取付部としての絶縁カバー5と、を備えている。上記バスバ4は、図4に示すように、金属板を打ち抜いてプレス加工を施すことによって形成している。上記バスバ4は、長尺の帯状に設けられて、その長手方向の両端部に上述したリレーブロック21、22と接続するための端子41、42が設けられている。
上記バスバ4は、リレーブロック21、22の上面に設けた接続部に合わせて端子41、42が互いに上下に配置されるように、バスバ4の中央部が略U字状に折り曲げ加工されている。このように中央部を略U字状に設けることにより、バスバ4の両端に設けた端子41、42が互いに接離する方向(図3中矢印Y1に示す)及び上下方向にバスバ4が弾性変形しやすくなっている。
上記絶縁カバー5は、図2及び図3に示すように、絶縁性の樹脂により形成されている。上記絶縁カバー5は、底壁部51と、底壁部51の両端から立設された一対の壁部52、53と、から構成されている。上記底壁部51は、バスバ4の中央部に沿って略U字状に形成されている。上記一対の壁部52、53は、互いの間にバスバ4の中央部が挿入され、バスバ4に対して平行に設けられている。
上記一対の壁部52、53の底壁部51から離れた縁部には開口が設けられていて、その開口からバスバ4が一対の壁部52、53間に挿入される。さらに、一対の壁部52、53の長手方向の縁部にも開口が設けられていて、上記バスバ4の両端に設けた端子41、42がその開口から一対の壁部52、53よりも外側に突出するように設けられている。
また、一対の壁部52とバスバ4との間には隙間Sが設けられていて、絶縁カバー5内でバスバ4が弾性変形できるようになっている。このようにバスバ4を弾性変形可能とすることにより、加振時に別々の動きをするリレーブロック21、22に対して振動に対する緩和や振動における部品の負担を軽減することができる。
また、上述した絶縁カバー5は、図5及び図6に示すように、一対の壁部52、53の一部が対向方向に重ならないように、一対の壁部52、53の長手方向の縁部52a及び53aが互いにズレている。詳しくは、壁部53の長手方向の寸法を壁部52の長手方向の寸法より短く設けることにより、縁部52a及び53aを互いにずらしている。
また、上述した絶縁カバー5は、一対の壁部52、53の一部が対向方向に重ならないように、一対の壁部52、53の底壁51から離れた縁部52b及び53bが互いにズレている。詳しくは、壁部53の一部の高さを壁部52の高さより低く設けることにより、縁部52a及び53aを互いにずらしている。
このように、一対の壁部52、53の一部が対向方向に重ならないように、一対の壁部52、53の縁部52a及び53a、52b及び53bをずらすことによって、図6に示すように、壁部52の内側面が露出される。この露出された壁部52の内側面に指が当てられるくらい縁部52a及び53a、52b及び53bをずらすのが好ましい。
これにより、たとえ絶縁カバー5の成形誤差により、一対の壁部52、53に互いに近づくような反りが発生したり一対の壁部52、53同士がくっついてしまっても、この露出された内側面にバスバ4を押し当てるか、又は、指を当てて手で簡単に一対の壁部52、53間を押し広げながら一対の壁部52、53間にバスバ4を挿入することができる。よって、一対の壁部52、53間を押し広げるのに治具などを用いる必要がなく、バスバ4の挿入性の向上を図ることができる。
なお、上述した第1実施形態では、縁部52a及び53a、縁部52b及び53bの双方をずらしていたが、本発明はこれに限ったものではない。一対の壁部52、53の縁部であればどこをずらしてもよく、例えば縁部52a及び53aのみをずらしてもよいし、縁部52b及び53bのみをずらしてもよい。また、一対の壁部52、53の長手方向の中央の縁部をずらすようにしてもよい。
また、上述した第1実施形態では、一対の壁部52、53の縁部の一部をずらしていたが、本発明はこれに限ったものではない。一対の壁部52、53の一部が対向方向に重ならないように壁52、53の縁部の全部をずらしてもよい。
第2実施形態
なお、上述した第1実施形態では、ジョイントバスバ3に本発明のバスバ取付構造を用いていたが、本発明はこれに限ったものではない。例えば、図7〜図9に示すようにバスバ4を収容する電気接続箱6に本発明のバスバ取付構造を用いても良い。同図に示すように、電気接続箱6は、バスバ4と、このバスバ4を収容するバスバ取付部としてのハウジング7と、から構成されている。
上記バスバ4は、平板状の金属板から構成されている。上記ハウジング7は、互いの間にバスバ4を挿入する一対の壁部71、72が設けられている。一対の壁部71、72は、互いに平行に配置された一対の壁部本体7aと、壁部本体7aから互いに近づく方向に突出する複数対のリブ7bと、から構成されていている。一対の壁部本体7aは、バスバ4に対して平行に設けられている。また、複数対のリブ7bは、バスバ4に対して垂直に設けられている。上記一対の壁部71、72の上側の縁部には開口が設けられていて、その開口からバスバ4が一対の壁部71、72間に挿入される。
上述したハウジング7は、一対の壁部71、72の一部が対向方向に重ならないように、一対の壁部52、53の上側の縁部が互いにズレている。詳しくは、壁部72の高さを壁部71の高さよりも低く設けることにより、縁部を互いにずらしている。これによって、壁部71の内側面が露出される。
この場合も第1実施形態と同様に、たとえハウジング7の成形誤差により、一対の壁部71、72に互いに近づくような反りが発生したり一対の壁部71、72同士がくっついてしまっても、この露出された内側面にバスバ4又は指を当てて手で簡単に一対の壁部71、72間を押し広げながら一対の壁部71、72間にバスバ4を挿入することができる。よって、一対の壁部71、72間を押し広げるのに治具などを用いる必要がなく、バスバ4の挿入性の向上を図ることができる。
また、前述した実施形態は本発明の代表的な形態を示したに過ぎず、本発明は、実施形態に限定されるものではない。即ち、本発明の骨子を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。
3 ジョイントバスバ(バスバ取付構造)
4 バスバ
41、42 端子
5 絶縁カバー(バスバ取付部)
51 底壁部
52、53 一対の壁部
71、72 一対の壁部

Claims (3)

  1. バスバと、互いの間に前記バスバが挿入される一対の壁部を有するバスバ取付部と、を備えたバスバ取付構造において、
    前記一対の壁部の一部が対向方向に重ならないように、前記一対の壁部の縁が互いにズレている
    ことを特徴とするバスバ取付構造。
  2. 前記バスバ取付部が、前記一対の壁部が立設される底壁部をさらに有し、
    前記一対の壁部の底壁部から離れた縁部が互いにズレている
    ことを特徴とする請求項1に記載のバスバ取付構造。
  3. 前記バスバが、長尺状に設けられると共に長手方向の端部に前記一対の壁部よりも外側に突出する端子が設けられ、
    前記一対の壁部の長手方向の縁部が互いにズレている
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載のバスバ取付構造。
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