JP2016213180A - 電子装置及びコネクタ - Google Patents

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JP2016213180A
JP2016213180A JP2016085418A JP2016085418A JP2016213180A JP 2016213180 A JP2016213180 A JP 2016213180A JP 2016085418 A JP2016085418 A JP 2016085418A JP 2016085418 A JP2016085418 A JP 2016085418A JP 2016213180 A JP2016213180 A JP 2016213180A
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喜浩 北川
Yoshihiro Kitagawa
喜浩 北川
森住 憲資
Norisuke Morizumi
憲資 森住
知樹 渡部
Tomoki Watabe
知樹 渡部
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Honda Motor Co Ltd
Sumitomo Wiring Systems Ltd
Denso Corp
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Honda Motor Co Ltd
Sumitomo Wiring Systems Ltd
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Abstract

【課題】ハウジングが大型化するのを抑制するとともに、複数の端子における露出距離を互いに近い長さにすることができる電子装置及びコネクタを提供する。【解決手段】電子装置100は、基板10とコネクタ20とを備えている。基板10は、複数のランド14を有している。コネクタ20は、複数の端子24と、ハウジング22と、を有している。複数の端子24のうち、高さ方向の位置が異なる任意の端子を、第1端子及び第2端子とする。ハウジング22において、第2端子が突出する第2突出面が、第1端子が突出する第1突出面よりも、奥行き方向において、第2端子の屈曲部30に近い位置とされている。第2突出面から第2端子の屈曲部30までの第2距離は、第1突出面から第1端子の屈曲部30までの第1距離以下とされている。第2突出面から第2端子の屈曲部30までの第2距離は、第1突出面から第1端子の屈曲部30までの第1距離以下とされている。【選択図】図4

Description

本発明は、基板及びコネクタを備える電子装置、及び、コネクタに関する。
従来、特許文献1に記載のように、プリント基板(基板)とコネクタとを備える電気接続箱(電子装置)が知られている。プリント基板は、複数のランドを有している。コネクタは、コネクタハウジング(ハウジング)と、コネクタハウジングに保持された複数の端子と、を有している。複数の端子は、コネクタハウジングにおける互いに同一の突出面から突出し、対応するランドに接続されている。また、複数の端子は、コネクタハウジングに対して、コネクタハウジングの幅方向に配列されつつ、幅方向の位置を同じにしてコネクタハウジングの高さ方向に多段に配置されている。
各端子は、第1延設部と屈曲部と第2延設部とを有している。第1延設部は、コネクタハウジングの奥行き方向に沿って延設され、一部がコネクタハウジングに保持されている。屈曲部は、第1延設部の一端に連結されている。第2延設部は、屈曲部から対応するランドに向けて延設されている。
以下、複数の端子のうち、幅方向の位置が同じで、高さ方向の位置が異なる任意の2つの端子を、第1端子及び第2端子と示す。第2端子の屈曲部は、第1端子の屈曲部よりも、高さ方向において基板から離れた位置とされている。第2端子の屈曲部は、幅方向及び高さ方向と直交する奥行き方向において、第1端子の屈曲部に対してコネクタハウジングと反対側に配置されている。
特開2008−117675号公報
ところで、外部振動、例えばエンジンやトランスミッションの振動に対し、端子が共振することが知られている。突出面からランドに接続された部分までの露出距離に応じて、端子における共振し易さが異なる。なお、端子の露出距離は、突出面から屈曲部までの突出距離と、屈曲部からランドに接続された部分までの接続距離と、の和である。
上記構成では、第1端子の露出距離は、第2端子の露出距離よりも短い。詳しくは、露出距離において、第1端子の突出距離が第2端子の突出距離よりも短く、且つ、第1端子の接続距離が第2端子の接続距離よりも短い。そのため、第1端子及び第2端子の一方を外部振動に対して共振しない露出距離に設計した場合であっても、他方の端子が共振し易い露出距離とされる虞がある。言い換えると、第1端子及び第2端子の両方を、外部振動に対して共振しない露出距離に設計し難い。
これに対し、第1端子及び第2端子の露出距離を互いに近い長さにすべく、第2端子の屈曲部が、第1端子の屈曲部に対して、奥行き方向におけるコネクタハウジング側に配置された構成が考えられる。これによれば、露出距離において、第1端子の突出距離を第2端子の突出距離よりも長くすることができ、ひいては第2端子の露出距離を第1端子の露出距離と近い長さにすることができる。しかしながら、この構成では、第1端子と第2端子とを、幅方向において、互いに同じ位置にできない。したがって、コネクタハウジングが幅方向に大きくなり、ひいてはコネクタが大型化する虞がある。
そこで、本発明は、上記問題点に鑑み、コネクタが大型化するのを抑制するとともに、複数の端子における露出距離を互いに近い長さにすることができる電子装置及びコネクタを提供することを目的とする。
ここに開示される発明は、上記目的を達成するために以下の技術的手段を採用する。なお、特許請求の範囲及びこの項に記載した括弧内の符号は、ひとつの態様として下記の実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものであって、発明の技術的範囲を限定するものではない。
開示された発明のひとつは、複数のランド(14)を有する基板(10)と、
ハウジング(22)と、ハウジングに保持されるとともに、ハウジングの同一側の面から突出して対応するランドに接続され、面と異なる箇所から突出して外部機器と接続される複数の端子(24)と、を有し、複数の端子が、ハウジングに対して、ハウジングの幅方向に配列されつつ、幅方向の位置を同じにして幅方向と直交する高さ方向に多段に配置されたコネクタ(20)と、を備え、
複数の端子は、幅方向及び高さ方向と直交する奥行き方向に沿って延設され、少なくとも一部がハウジングに保持された第1延設部(28)と、第1延設部の一端に連結された屈曲部(30)と、屈曲部から対応するランドに向けて延設された第2延設部(32)と、を有し、
複数の端子のうち、幅方向の位置が同じで、高さ方向の位置が異なる任意の第1端子及び第2端子において、第2端子の屈曲部は、第2端子に対して基板に近い位置で保持された第1端子の屈曲部よりも、高さ方向において基板から離れた位置に配置され、
第2端子の屈曲部は、第1端子の屈曲部に対して、奥行き方向においてハウジングにおける第1端子が突出する面である第1突出面と反対側に配置された電子装置であって、
ハウジングにおいて、第1突出面と、第2端子が突出する面である第2突出面と、のうち、第2突出面が、第1突出面よりも、奥行き方向において、第2端子の屈曲部に近い位置とされ、
第2突出面から第2端子の屈曲部までの第2距離は、第1突出面から第1端子の屈曲部までの第1距離以下とされていることを特徴とする。
上記構成では、第2端子の屈曲部が、第1端子の屈曲部よりも基板から離れて配置されている。さらに、第2端子の屈曲部は、第1端子の屈曲部に対して、奥行き方向におけるハウジングと反対側に配置されている。以上により、第1端子と第2端子とを、幅方向において、互いに同じ位置にすることができる。したがって、幅方向において、ハウジング、ひいてはコネクタが大型化するのを抑制することができる。
また、上記構成では、ハウジングにおいて、第2突出面が、奥行き方向において、第1突出面よりも第2端子の屈曲部に近い位置とされている。これにより、第2突出面から第2端子の屈曲部までの第2距離は、第1突出面から第1端子の屈曲部までの第1距離以下とされている。したがって、第2端子における突出距離を、第1端子における突出距離以下とすることができる。よって、従来構成に較べて、第2端子の露出距離を、第1端子の露出距離と近い長さにすることができる。
開示された他の発明のひとつは、複数のランド(14)を有する基板(10)に対して接続されるコネクタであって、
ハウジング(22)と、
ハウジングに保持されるとともに、ハウジングの同一側の面から突出して対応するランドに接続され、面と異なる箇所から突出して外部機器と接続される複数の端子(24)と、を備え、
複数の端子は、ハウジングに対して、ハウジングの幅方向に配列されつつ、幅方向の位置を同じにして幅方向と直交する高さ方向に多段に配置され、
複数の端子は、幅方向及び高さ方向と直交する奥行き方向に沿って延設され、少なくとも一部がハウジングに保持された第1延設部(28)と、第1延設部の一端に連結された屈曲部(30)と、屈曲部から対応するランドに向けて延設された第2延設部(32)と、を有し、
複数の端子のうち、幅方向の位置が同じで、高さ方向の位置が異なる任意の第1端子及び第2端子では、基板に接続された状態で、第2端子の屈曲部が、第2端子に対して基板に近い位置で保持された第1端子の屈曲部よりも、高さ方向において基板から離れた位置に配置され、
第2端子の屈曲部は、第1端子の屈曲部に対して、奥行き方向においてハウジングにおける第1端子が突出する面である第1突出面と反対側に配置された電子装置であって、
ハウジングにおいて、第1突出面と、第2端子が突出する面である第2突出面と、のうち、第2突出面が、第1突出面よりも、奥行き方向において、第2端子の屈曲部に近い位置とされ、
第2突出面から第2端子の屈曲部までの第2距離は、第1突出面から第1端子の屈曲部までの第1距離以下とされていることを特徴とする。
上記構成では、上記した電子装置と同等の効果を奏するため、その記載を省略する。
第1実施形態に係る電子装置の概略構成を示す分解斜視図である。 電子装置の概略構成を示す断面図である。 コネクタの詳細構造を示す斜視図である。 コネクタの詳細構造を示す拡大断面図である。 第2実施形態に係る電子装置において、コネクタの詳細構造を示す斜視図である。 コネクタの詳細構造を示す平面図である。 コネクタの詳細構造を示す平面図である。 コネクタの詳細構造を示す平面図である。 コネクタの詳細構造を示す拡大断面図である。 第3実施形態に係る電子装置において、コネクタの詳細構造を示す拡大断面図である。
以下、本発明の実施形態を、図面を参照して説明する。以下に示す各実施形態において、共通乃至関連する要素には同一の符号を付与するものとする。また、ハウジングの高さ方向をZ方向、奥行き方向をX方向、幅方向をY方向と示す。なお、幅方向を第1方向、高さ方向を第2方向、奥行き方向を第3方向と示すこともできる。X方向、Y方向、及びZ方向は、互いに直交している。X方向及びY方向により規定される平面をXY平面と示す。Z方向及びX方向により規定される平面をZX平面と示す。特に断りのない限り、XY平面に沿う形状を、平面形状と示す。
(第1実施形態)
先ず、図1及び図2に基づき、電子装置100の概略構成について説明する。なお、図1では、電子装置100の構成を明確にするために、Z方向において、カバー60、基板10、及びケース50を、互いに離して図示している。
電子装置100は、基板10とコネクタ20とを備えている。本実施形態では、電子装置100が、さらに、電子部品40と、ケース50と、カバー60と、を備えている。本実施形態では、電子装置100が、車両用のECUとされている。
基板10は、複数のスルーホール12と、複数のランド14と、複数の貫通孔16と、を有している。本実施形態では、基板10が、プリント基板とされている。基板10の平面形状は、略矩形状とされている。
スルーホール12は、基板10の一面10aから、一面10aと反対の裏面10bにわたって形成されている。ランド14は、スルーホール12に対応して形成された基板10の電極である。ランド14は、金属材料を用いて形成されている。ランド14は、スルーホール12の壁面に形成された壁面部と、裏面に形成された裏面部と、表面に形成された表面部と、を有している。ランド14における壁面部、裏面部、及び表面部は、互いに連結されている。
貫通孔16は、カバー60に対して基板10をねじ締結するために形成されている。貫通孔16は、基板10の一面10aから裏面10bにわたって形成されている。貫通孔16は、基板10において、スルーホール12及びランド14が形成されていない箇所に形成されている。より詳しくは、貫通孔16が、平面略矩形状をなす基板10の四隅に形成されている。また、一面10aにおいて、スルーホール12、ランド14、及び貫通孔16が形成された箇所と異なる箇所に、コネクタ20が配置されている。
コネクタ20は、外部機器と基板10とを電気的に中継するものである。コネクタ20は、基板10のX方向における一端側に配置されている。コネクタ20は、ハウジング22と、複数の端子24と、を有している。ハウジング22は、複数の端子24を保持するものである。ハウジング22は、例えば、樹脂材料を用いて形成されている。
本実施形態において、ハウジング22は、底部26を有するとともに、底部26と反対側の一面が開口する箱状をなしている。ハウジング22において、開口する一面は、X方向のうち一方側の面である。底部26により、端子24が保持されている。ハウジング22は、外部機器のコネクタと嵌合する。本実施形態において、ハウジング22は、一面10a上に配置されている。外部機器のコネクタがハウジング22と嵌合することにより、端子24が外部機器と電気的に接続される。
各端子24の一端は、ランド14と電気的に接続されている。すなわち、端子24は、ランド14との接続のために、ハウジング22から突出している。各端子24は、ハウジング22において、ランド14との接続のために突出した面と異なる箇所から突出している。これにより、各端子24は、ハウジング22の中空に位置し、外部機器のコネクタと電気的に接続される。例えば、端子24をハウジング22にインサート成形して、コネクタ20を形成する。また、端子24をハウジング22に圧入して、コネクタ20を形成する例を採用することもできる。
スルーホール12及びランド14は、端子24に対応して形成されている。各端子24は、対応するスルーホール12に挿通されている。さらに、各端子24は、対応するランド14と電気的に接続されている。以上により、各端子24は、基板10に対して挿入実装されている。本実施形態では、各端子24が、ランド14に対してはんだ接合されている。コネクタ20の詳細構造については、下記で説明する。
電子部品40は、基板10とともに電子回路を構成している。電子部品40としては、例えば、ダイオード、コイル、コンデンサ、抵抗、マイコン、ASICを採用することができる。本実施形態では、電子部品40が一面10aにのみ実装されている。電子部品40は、一面10aにおいて、スルーホール12、ランド14、貫通孔16が形成された箇所、及び、コネクタ20が配置された箇所と異なる箇所に実装されている。
ケース50は、一面が開口する箱状をなしている。ケース50において、Z方向のうち一方側の一面が、開口している。ケース50は、基板10を覆うように配置されている。ケース50は、底部52と側壁部54とを有している。底部52は、板厚方向がZ方向に沿う平板状をなしている。底部52の平面形状は、略矩形状とされている。底部52における基板10側の表面52aは、裏面10bと所定距離を有して対向している。
側壁部54は、平面略矩形状をなす底部52の四辺それぞれから、Z方向のうち基板10へ向かう方向に延設されている。側壁部54の平面形状は、内周端及び外周端が略矩形状の環状とされている。XY平面において、側壁部54は、基板10を取り囲むように配置されている。側壁部54は、Z方向における底部52と反対側の表面54aを有している。表面54aは、Z方向と直交する平面である。表面54aは、Z方向において、一面10aとほぼ同じ位置に配置されている。側壁部54には、複数のねじ孔56が形成されている。ねじ孔56は、表面54aから所定距離を有して凹んでいる。ケース50は、カバー60に対して、ねじ締結されている。
カバー60は、コネクタ20及びケース50とともに、内部空間62を形成している。内部空間62には、基板10及び電子部品40が収容されている。カバー60は、基板10に対して、Z方向におけるケース50と反対側に配置されている。カバー60は、基板10、コネクタ20、及び電子部品40を覆っている。詳しくは、カバー60において、Z方向のうち基板10側の一面が、開口している。また、カバー60は、X方向のうち一方側の一面が開口している。
カバー60における、Z方向のうち一方側の開口は、ケース50により閉塞されている。カバー60における、X方向のうち一方側の開口は、コネクタ20により閉塞されている。コネクタ20の一部は、カバー60から露出している。これにより、外部機器のコネクタを、ハウジング22と嵌合させることができる。
カバー60は、底部64と、側壁部66と、フランジ部68と、を有している。ZX平面において、底部64の平面形状は、階段形状とされている。カバー60は、底部64として、第1底部70と、第2底部74と、連結部72と、を有している。
第1底部70は、板厚方向がZ方向に沿う平板状をなしている。第1底部70の平面形状は、略矩形状とされている。第1底部70は、Z方向の投影視において、コネクタ20と重なるように設けられている。第1底部70において、X方向における一端は、連結部72と連結されている。
連結部72は、第1底部70の端部から、Z方向のうち基板10側へ延設されている。連結部72において、Z方向のうち、第1底部70と連結された一端と反対の他端は、第2底部74に連結されている。
第2底部74は、X方向において、連結部72から、第1底部70と反対側へ延設されている。第2底部74は、板厚方向がZ方向に沿う平板状をなしている。第2底部74は、Z方向の投影視において、電子部品40と重なるように設けられている。Z方向において、第2底部74は、第1底部70よりも基板10の近くに設けられている。第2底部74の平面形状は、略矩形状とされている。なお、第1底部70、連結部72、及び第2底部74におけるY方向の幅は、互いに同じ長さとされている。
側壁部66は、底部64の外周端から、Z方向のうち基板10へ向かう方向に延設されている。側壁部66は、Z方向において、底部64から表面54aまで延設されている。ただし、側壁部66のうち、第1底部70のX方向における連結部72と連結された一端と反対の他端から延設された部分は、Z方向において表面54aまで延設されず、カバー60の開口を形成している。この開口により、コネクタ20の一部がカバー60から露出している。
フランジ部68は、側壁部66から、Z方向と直交する方向のうち、側壁部66に対して内部空間62と反対側、すなわち外側へ延設されている。フランジ部68は、板厚方向がZ方向に沿う平板状をなしている。フランジ部68において、Z方向のうち基板10側の一面68aは、表面54a、及び、一面10aと接触している。
フランジ部68には、基板10とねじ締結するための貫通孔76が、各貫通孔16に対応して複数形成されている。Z方向の投影視において、各貫通孔76は、対応する貫通孔16と、ほぼ同じ位置に形成されている。また、フランジ部68には、ケース50とねじ締結するための貫通孔78が、ねじ孔56に対応して複数形成されている。Z方向の投影視において、各貫通孔78は、対応するねじ孔56と、ほぼ同じ位置に形成されている。
次に、図3及び図4に基づき、コネクタ20の詳細構造について説明する。
各端子24は、第1延設部28と、屈曲部30と、第2延設部32と、を有している。第1延設部28は、X方向に沿って延設され、少なくとも一部がハウジング22に保持されている。本実施形態において、第1延設部28は、底部26におけるX方向の両側から突出している。すなわち、第1延設部28において、一端と他端との間に位置する中間部分が、底部26に保持されている。
底部26は、X方向における一端側の内面26aと、他端側の突出面26b,26c,26dと、を有している。第1延設部28は、内面26a、及び、突出面26b,26c,26dから突出している。第1延設部28において内面26aから突出する部分が、外部機器のコネクタと接続される。内面26aは、X方向と直交する平面とされている。
突出面26b,26c,26dは、X方向において内面26aと反対の面であって、内部空間62に接触している。突出面26b,26c,26dに対してX方向における内面26aと反対側に位置する第1延設部28の一端は、屈曲部30に連結されている。屈曲部30は、第1延設部28と第2延設部32とを連結する部分である。本実施形態において、屈曲部30の屈曲角度は、90度とされている。
第2延設部32は、屈曲部30から対応するランド14に向けて延設されている。本実施形態において、第2延設部32は、Z方向に延設されている。以上により、端子24は、L字状をなしている。第2延設部32は、スルーホール12に挿通されるとともに、ランド14とはんだ接合されている。
以下、各端子24において、突出面26b,26c,26dから、ランド14に接続された部分までの距離を、露出距離と示す。また、露出距離のうち、突出面26b,26c,26dから屈曲部30までの距離を、突出距離と示す。さらに、露出距離のうち、屈曲部30からランド14に接続された部分までの距離を、接続距離と示す。本実施形態において、突出距離は露出距離のX方向成分であり、接続距離は露出距離のZ方向成分である。
複数の端子24は、ハウジング22に対して、Y方向に配列されつつ、Y方向の位置を同じにしてZ方向に多段に配置されている。本実施形態では、複数の端子24が、Y方向において5列に並ぶとともに、Z方向において3段に並んで構成されている。以下、Z方向に並ぶ複数の端子24のうち、基板10の近くに配置された端子24から順に、1段目の端子24、2段目の端子24、3段目の端子24と示す。また、Y方向に並ぶ複数の端子24のうち、Y方向の一方側から順に、1列目の端子24、2列目の端子24、3列目の端子24、4列目の端子24、5列目の端子24と示す。
1段目の端子24を特許請求の範囲に記載の第1端子とした場合、2段目の端子24、及び、3段目の端子24は、特許請求の範囲に記載の第2端子に相当する。また、2段目の端子24を特許請求の範囲に記載の第1端子とした場合、3段目の端子24は、特許請求の範囲に記載の第2端子に相当する。
1段目の端子24における屈曲部30は、2段目の端子24における屈曲部30、及び、3段目の端子24における屈曲部30よりも、Z方向において基板10の近くに位置している。また、2段目の端子24における屈曲部30は、3段目の端子24における屈曲部30よりも、Z方向において基板10の近くに位置している。
1段目、2段目、及び3段目全ての端子24は、底部26における突出面26b,26c,26dと反対側で、内面26aから突出している。すなわち、Z方向の位置が互いに異なる複数の端子24は、底部26における突出面26b,26c,26dと反対側で、互いに同じ平面から突出している。
底部26におけるX方向の厚さは、Z方向に並ぶ複数の端子24に対応して、互いに異なる厚さとされている。底部26における2段目の端子24を保持する部分の厚さT2は、1段目の端子24を保持する部分の厚さT1よりも厚くされている。底部26における3段目の端子24を保持する部分の厚さT3は、2段目の端子24を保持する部分の厚さT2よりも厚くされている。
Z方向の位置が互いに異なる複数の端子24は、底部26における内面26aと反対側で、互いに異なる平面から突出している。1段目の端子24は、突出面26b,26c,26dのうち、第1突出面26bから突出している。2段目の端子24は、突出面26b,26c,26dのうち、第2突出面26cから突出している。3段目の端子24は、突出面26b,26c,26dのうち、第3突出面26dから突出している。各突出面26b,26c,26dは、X方向と直交する平面である。
2段目の端子24における屈曲部30、及び、3段目の端子24における屈曲部30は、X方向において、1段目の端子24における屈曲部30に対して第1突出面26bと反対側に配置されている。言い換えると、2段目の端子24における屈曲部30、及び、3段目の端子24における屈曲部30は、1段目の端子24における屈曲部30よりも、X方向において第1突出面26bから遠い位置に配置されている。
また、3段目の端子24における屈曲部30は、X方向において、2段目の端子24における屈曲部30に対して第2突出面26cと反対側に配置されている。言い換えると、3段目の端子24における屈曲部30は、2段目の端子24における屈曲部30よりも、X方向において第2突出面26cから遠い位置に配置されている。
第1突出面26b、第2突出面26c、及び第3突出面26dは、Z方向において互いに異なる位置に形成されている。第1突出面26bは、第2突出面26c及び第3突出面26dよりも、Z方向において基板10に近い位置に形成されている。第2突出面26cは、第3突出面26dよりも、Z方向において基板10に近い位置に形成されている。すなわち、Z方向において、基板10と近い順に、第1突出面26b、第2突出面26c、第3突出面26dとされている。
第1突出面26b、第2突出面26c、及び第3突出面26dは、X方向において、互いに異なる位置に形成されている。第3突出面26dは、第1突出面26b及び第2突出面26cよりも、X方向において、3段目の端子24における屈曲部30に近い位置とされている。また、第2突出面26cは、第1突出面26bよりも、X方向において、2段目の端子24における屈曲部30に近い位置とされている。すなわち、X方向において、内面26aと近い順に、第1突出面26b、第2突出面26c、第3突出面26dとされている。以上により、底部26は、階段形状をなしている。
第2突出面26cから2段目の端子24における屈曲部30までの第2距離L2は、第1突出面26bから1段目の端子24における屈曲部30までの第1距離L1以下とされている。本実施形態において、第2距離L2は、第1距離L1よりも短くされている。また、第3突出面26dから3段目の端子24における屈曲部30までの第3距離L3は、第2距離L2以下とされている。本実施形態において、第3距離L3は、第2距離L2よりも短くされている。すなわち、長い距離から順に、第1距離L1、第2距離L2、第3距離L3とされている。なお、第1距離L1、第2距離L2、及び第3距離L3は、突出距離、すなわち露出距離におけるX方向成分である。
次に、上記した電子装置100及びコネクタ20の効果について説明する。
以下、複数の端子24のうち、Z方向の位置が互いに異なる任意の2つの端子24のうち、一方の端子24を第1端子、第1端子よりも基板10から離れた端子24を第2端子と示す。本実施形態では、第2端子の屈曲部30が、第1端子の屈曲部30よりも基板10から離れて配置されている。さらに、第2端子の屈曲部30は、第1端子の屈曲部30に対して、X方向におけるハウジング22と反対側に配置されている。以上により、第1端子と第2端子とを、Y方向において、互いに同じ位置にすることができる。したがって、Y方向において、ハウジング22、ひいてはコネクタ20が大型化するのを抑制することができる。
また、本実施形態では、第2端子における突出距離を、第1端子における突出距離以下とすることができる。よって、従来構成に較べて、第2端子の露出距離を、第1端子の露出距離と近い長さにすることができる。これによれば、第1端子及び第2端子の両方を、外部振動に対して共振しない露出距離に設計し易い。
(第2実施形態)
本実施形態において、第1実施形態に示した電子装置100と共通する部分についての説明は割愛する。
図5〜図9に示すように、コネクタ20において、1列目の端子24は、他の列の端子24と構成が異なる。以下、1列目の端子24のうち、1段目の端子24を第1端子24a、2段目の端子24を第2端子24b、3段目の端子24を第3端子24cと示す。1列目と異なる列の端子24は、第1実施形態の端子24の構成と同じである。そのため、1列目の端子24の構成についてのみ説明する。なお、図9では、1列目の端子24について示している。
ハウジング22において、第1端子24aの第1延設部28は、内面26aと反対の面であって、第2端子24bの第1延設部28が突出する面と同じ面から突出している。第1端子24a及び第2端子24bの第1延設部28が突出する面は、X方向と直交する平面である。
第1端子24a及び第2端子24bの第1延設部28が突出する面は、1列目と異なる列における1段目の端子24が突出する第1突出面26bと、X方向において同じ位置に設けられている。そのため、ハウジング22において、第1端子24a及び第2端子24bの第1延設部28が突出する面は、第1突出面26bと面一とされている。言い換えると、第1端子24a及び第2端子24bの第1延設部28は、第1突出面26bから突出している。
ハウジング22において、第3端子24cの第1延設部28は、内面26aと反対の第4突出面26eから突出している。第4突出面26eは、X方向と直交する平面である。第4突出面26eは、X方向において、第1突出面26bよりも、第3端子24cにおける屈曲部30と近い位置に設けられている。第4突出面26eは、X方向において、第2突出面26cとほぼ同じ位置に設けられている。
第4突出面26eから第3端子24cにおける屈曲部30までの第4距離L4は、第1突出面26bから第2端子24bにおける屈曲部30までの第5距離L5より短くされている。また、第4距離L4は、第1突出面26bから第1端子24aにおける屈曲部30までの第6距離L6よりも短くされている。
第1端子24aを特許請求の範囲に記載の第1端子とした場合、第3端子24cは、特許請求の範囲に記載の第2端子に相当する。また、第2端子24bを特許請求の範囲に記載の第1端子とした場合、第3端子24cは、特許請求の範囲に記載の第2端子に相当する。
これに対し、第5距離L5は、第6距離L6よりも長くされている。すなわち、長い距離から順に、第5距離L5、第6距離L6、第4距離L4とされている。そのため、第1端子24aを特許請求の範囲に記載の第1端子とした場合、第2端子24bは、特許請求の範囲に記載の第2端子に相当しない。言い換えると、コネクタ20は、Z方向において互いに異なる位置で保持された複数の端子24として、特許請求の範囲に記載の第1端子及び第2端子に相当しない端子24を有している。少なくとも、Z方向において互いに異なる位置で保持された2つの端子24が、特許請求の範囲に記載の第1端子及び第2端子に相当する構成であれば、採用することができる。
なお、本実施形態では、1列目の端子24が、特許請求の範囲に記載の第1端子及び第2端子に相当しない端子24を有する例を示したが、これに限定するものではない。1列目以外の列の端子24が、特許請求の範囲に記載の第1端子及び第2端子に相当しない端子24を有する例を採用することもできる。
(第3実施形態)
本実施形態において、第1実施形態に示した電子装置100と共通する部分についての説明は割愛する。
図10に示すように、3段目の端子24は、屈曲部30までがハウジング22により保持されている。3段目の端子24は、複数の端子24のうち、Z方向において最も基板10から離れた位置で保持された端子24である。そのため、3段目の端子24を、最上段の端子24と称することもできる。3段目の端子24は、ハウジング22から、第2延設部32が突出している。3段目の端子24における第2延設部32が突出する第5突出面26fは、Z方向と直交する平面である。
底部26において、3段目の端子24を保持する部分における内面26aと反対の裏面26gは、X方向において、3段目の端子24における屈曲部30よりも、内面26aから離れた位置に設けられている。これにより、3段目の端子24は、裏面26gから突出していない。裏面26gは、X方向と直交する平面とされている。
第5突出面26fは、第2突出面26c及び裏面26gに連結されている。第5突出面26fは、X方向において、第1突出面26b及び第2突出面26cに対して、3段目の端子24における屈曲部30側に設けられている。
最上段の端子24は、2段目の端子24及び1段目の端子24に較べて、露出距離が長くなり易い。これに対し、本実施形態では、最上段の端子24が、屈曲部30までハウジング22に保持されている。そのため、最上段の端子24における露出距離のX方向成分を無くすことができる。これによれば、最上段の端子24における屈曲部30が、ハウジング22に保持されない構成に較べて、最上段の端子24における露出距離を短くすることができる。したがって、最上段の端子24における露出距離を、2段目の端子24及び1段目の端子24における露出距離と、近い長さにすることができる。
なお、本実施形態では、屈曲部30がハウジング22により保持された端子24が、最上段の端子24のみである例を示したが、これに限定するものではない。Z方向に並ぶ複数の端子24のうち、最上段の端子24以外の端子24における屈曲部30が、ハウジング22により保持された例を採用することもできる。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態になんら制限されることなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲において、種々変形して実施することが可能である。
上記実施形態では、ハウジング22とカバー60とが別体の例を示したが、これに限定するものではない。ハウジング22とカバー60とが単一の部材により構成された例を採用することもできる。
上記実施形態では、端子24が基板10に対して、挿入実装された例を示したが、これに限定するものではない。端子24が基板10に対して、表面実装された例を採用することもできる。また、端子24が、プレスフィット端子とされた例を採用することもできる。
上記実施形態では、Z方向において端子24が3段に並んだ例を示したが、これに限定するものではない。Z方向において端子24が2段以上に並んだ構成であれば、採用することができる。また、上記実施形態では、Y方向において端子24が5列に並んだ例を示したが、これに限定するものではない。Y方向において端子24が2列以上に並んだ構成であれば、採用することができる。
上記実施形態では、各端子24がL字状をなす例を示したが、これに限定するものではない。端子24が、少なくとも、第1延設部28、屈曲部30、及び第2延設部32を有する構成であれば、採用することができる。
上記実施形態では、第2延設部32がZ方向に延設された例を示したが、これに限定するものではない。第2延設部32は、屈曲部30からランド14に向けて延設された構成であれば、採用することができる。
上記実施形態では、ハウジング22が、底部26を有するとともに、底部26と反対側の一面が開口する箱状をなす例を示したが、これに限定するものではない。ハウジング22が、立方体形状をなす例を採用することもできる。
上記実施形態では、底部26におけるX方向の厚さが、Z方向に並ぶ複数の端子24に対応して、互いに異なる厚さとされた例を示したが、これに限定するものではない。底部26におけるX方向の厚さがZ方向においてほぼ一定とされた例を採用することもできる。
上記実施形態では、電子部品40が一面10aにのみ実装された例を示したが、これに限定するものではない。電子部品40が一面10a及び裏面10bに実装された例を採用することもできる。
上記実施形態では、基板10とカバー60とが互いにねじ締結され、ケース50とカバー60とが互いにねじ締結された例を示したが、これに限定するものではない。上記部材同士が、かしめ、接着材により固定された例を採用することもできる。貫通孔16、貫通孔76、及び貫通孔78が、ねじ切りされたねじ孔である例を採用することもできる。また、ねじ孔56が、ねじ切りされない貫通孔である例を採用することもできる。
10…基板、12…スルーホール、14…ランド、16…貫通孔、20…コネクタ、22…ハウジング、24…端子、24a…第1端子、24b…第2端子、24c…第3端子、26…底部、26a…内面、26b…第1突出面、26c…第2突出面、26d…第3突出面、26e…第4突出面、26f…第5突出面、26g…裏面、28…第1延設部、30…屈曲部、32…第2延設部、40…電子部品、50…ケース、52…底部、52a…表面、54…側壁部、56…ねじ孔、60…カバー、62…内部空間、64…底部、66…側壁部、68…フランジ部、70…第1底部、72…連結部、74…第2底部、76…貫通孔、78…貫通孔、100…電子装置

Claims (4)

  1. 複数のランド(14)を有する基板(10)と、
    ハウジング(22)と、前記ハウジングに保持されるとともに、前記ハウジングの同一側の面から突出して対応する前記ランドに接続され、前記面と異なる箇所から突出して外部機器と接続される複数の端子(24)と、を有し、複数の前記端子が、前記ハウジングに対して、前記ハウジングの幅方向に配列されつつ、前記幅方向の位置を同じにして前記幅方向と直交する高さ方向に多段に配置されたコネクタ(20)と、を備え、
    複数の前記端子は、前記幅方向及び前記高さ方向と直交する奥行き方向に沿って延設され、少なくとも一部が前記ハウジングに保持された第1延設部(28)と、前記第1延設部の一端に連結された屈曲部(30)と、前記屈曲部から対応する前記ランドに向けて延設された第2延設部(32)と、を有し、
    複数の前記端子のうち、前記幅方向の位置が同じで、前記高さ方向の位置が異なる任意の第1端子及び第2端子において、前記第2端子の前記屈曲部は、前記第2端子に対して前記基板に近い位置で保持された前記第1端子の前記屈曲部よりも、前記高さ方向において前記基板から離れた位置に配置され、
    前記第2端子の前記屈曲部は、前記第1端子の前記屈曲部に対して、前記奥行き方向において前記ハウジングにおける前記第1端子が突出する前記面である第1突出面と反対側に配置された電子装置であって、
    前記ハウジングにおいて、前記第1突出面と、前記第2端子が突出する前記面である第2突出面と、のうち、前記第2突出面が、前記第1突出面よりも、前記奥行き方向において、前記第2端子の前記屈曲部に近い位置とされ、
    前記第2突出面から前記第2端子の前記屈曲部までの第2距離は、前記第1突出面から前記第1端子の前記屈曲部までの第1距離以下とされていることを特徴とする電子装置。
  2. 複数の前記端子のうち、前記高さ方向において前記基板から最も離れた位置で前記ハウジングに保持された前記端子は、前記屈曲部まで保持されていることを特徴とする請求項1に記載の電子装置。
  3. 複数のランド(14)を有する基板(10)に対して接続されるコネクタであって、
    ハウジング(22)と、
    前記ハウジングに保持されるとともに、前記ハウジングの同一側の面から突出して対応する前記ランドに接続され、前記面と異なる箇所から突出して外部機器と接続される複数の端子(24)と、を備え、
    複数の前記端子は、前記ハウジングに対して、前記ハウジングの幅方向に配列されつつ、前記幅方向の位置を同じにして前記幅方向と直交する高さ方向に多段に配置され、
    複数の前記端子は、前記幅方向及び前記高さ方向と直交する奥行き方向に沿って延設され、少なくとも一部が前記ハウジングに保持された第1延設部(28)と、前記第1延設部の一端に連結された屈曲部(30)と、前記屈曲部から対応する前記ランドに向けて延設された第2延設部(32)と、を有し、
    複数の前記端子のうち、前記幅方向の位置が同じで、前記高さ方向の位置が異なる任意の第1端子及び第2端子では、前記基板に接続された状態で、前記第2端子の前記屈曲部が、前記第2端子に対して前記基板に近い位置で保持された前記第1端子の前記屈曲部よりも、前記高さ方向において前記基板から離れた位置に配置され、
    前記第2端子の前記屈曲部は、前記第1端子の前記屈曲部に対して、前記奥行き方向において前記ハウジングにおける前記第1端子が突出する前記面である第1突出面と反対側に配置された電子装置であって、
    前記ハウジングにおいて、前記第1突出面と、前記第2端子が突出する前記面である第2突出面と、のうち、前記第2突出面が、前記第1突出面よりも、前記奥行き方向において、前記第2端子の前記屈曲部に近い位置とされ、
    前記第2突出面から前記第2端子の前記屈曲部までの第2距離は、前記第1突出面から前記第1端子の前記屈曲部までの第1距離以下とされていることを特徴とするコネクタ。
  4. 複数の前記端子のうち、前記基板に接続された状態において、前記高さ方向における前記基板から最も離れた位置で前記ハウジングに保持される前記端子は、前記屈曲部まで保持されていることを特徴とする請求項3に記載のコネクタ。
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