JP6807369B2 - 電気接続箱 - Google Patents

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Description

本発明は、電気接続箱に関する。
従来、自動車等の車両には、様々な電気接続対象の機器や電源等の間を電気的に接続させる電気接続箱が搭載されている。その電気接続箱においては、例えば、電気接続部材と電子部品とが内方に収容され、その内方でこれらが電気的に接続されている。例えば、この種の電気接続箱については、下記の特許文献1に開示されている。
特開2016−25737号公報
ところで、電気接続箱においては、電気接続部材と電子部品とが各々の正規の収容完了位置に収容されることによって、この電気接続部材と電子部品との間で電気的な接続を得るための接続作業が可能になる。従って、この電気接続箱においては、電気接続部材と電子部品の収容作業を容易ならしめることが、これらの組付け作業性を高める上で望ましい。
そこで、本発明は、電気接続部材と電子部品の収容作業性に優れた電気接続箱を提供することを、その目的とする。
上記目的を達成する為、本発明は、L字状に直交配置させた第1導電体及び第2導電体を有する電気接続部材と、第1外壁体及び第2外壁体を有し、かつ、前記第1導電体に電気接続される電気接続部を前記第1外壁体に設けた電子部品と、第1収容完了位置に前記電気接続部材を収容させる第1収容室を有すると共に、前記第1収容完了位置の前記電気接続部材の前記第1導電体に前記第1外壁体が対向配置され、かつ、前記第1収容完了位置の前記電気接続部材の前記第2導電体に前記第2外壁体が対向配置される第2収容完了位置に前記電子部品を収容させる第2収容室を有する筐体と、前記電気接続部材を前記第1収容完了位置に対して傾けて、前記第1導電体よりも前記第2導電体の自由端側を持ち上げた仮保持位置で前記電気接続部材を前記筐体に仮保持させることが可能な仮保持機構と、を備え、前記電気接続部材は、前記第2導電体の前記自由端側に、前記電子部品の前記第2収容完了位置への挿入軌跡に沿って前記仮保持位置から前記第1収容完了位置まで前記電子部品に押動される被押動体を有することを特徴としている。
ここで、前記仮保持機構は、前記電気接続部材と前記筐体の内の少なくとも一方に設けることが望ましい。
また、前記仮保持機構は、前記第1収容室の壁面から突出させ、前記電子部品の前記第2収容完了位置に向けた挿入方向に見た前記第2導電体の端部における前記自由端側と固定端側との間の被支持部を前記仮保持位置のときに支える突起体としての仮保持体を備えることが望ましい。
また、前記仮保持機構は、前記第1収容室の壁面から突出させ、前記電子部品の前記第2収容完了位置に向けた挿入方向に見た前記第2導電体の端部における前記自由端側と固定端側との間の被支持部を前記仮保持位置のときに弾性変形しながら支える弾性変形体としての仮保持体を備えることが望ましい。
また、前記被押動体は、前記電子部品における自らの前記第2収容完了位置に向けた挿入方向側に配置されている第3外壁体に対向配置させ、前記第3外壁体によって押動されることが望ましい。
また、前記第2収容室は、前記第2収容完了位置で前記電子部品の前記第3外壁体が載せ置かれる載置面を有し、前記筐体は、前記電気接続部材が前記第1収容完了位置のときに前記被押動体が収容される凹部を有することが望ましい。
本発明に係る電気接続箱においては、電気接続部材が仮保持機構によって仮保持位置で筐体に仮保持されているときに、その電気接続部材が成す電子部品の挿入口の第1導電体側が第1収容完了位置で電気接続部材が成す電子部品の挿入口よりも拡張されている。よって、この電気接続箱では、その挿入口から挿入されてきた電子部品が第1導電体で係止され難くなっており、電子部品を第2収容完了位置まで挿入していくことができる。更に、この電気接続箱においては、その挿入口から挿入されてきた電子部品の挿入の進行と共に、この電子部品に被押動体を押動させながら、電気接続部材を仮保持位置から第1収容完了位置まで変位させることができる。このように、本発明に係る電気接続箱は、電気接続部材を仮保持位置に一旦保持させる必要はあるが、その仮保持位置から第1収容完了位置まで電子部品の収容作業の動きに連動させて電気接続部材を変位させることができる。このため、電気接続箱は、電気接続部材を仮保持位置で仮保持させずに第1収容完了位置まで挿入していくものと比較して、この電気接続部材の筐体への収容作業性の低下を抑えることができる。また、本発明に係る電気接続箱は、電子部品を電気接続部材に係止させずに第2収容完了位置まで挿入していくことができるので、電気接続部材や電子部品の収容作業のやり直し等の発生を抑えることができる。従って、本発明に係る電気接続箱は、電気接続部材と電子部品の収容作業性を向上させることができる。
図1は、実施形態の電気接続箱を示す分解斜視図である。 図2は、電気接続部材が仮保持状態のときの電気接続箱の内方を示す斜視図である。 図3は、電気接続部材が仮保持状態のときの電気接続箱の内方を示す平面図である。 図4は、組付け完了後の電気接続箱を示す斜視図である。 図5は、組付け完了後の電気接続箱を示す上面図である。 図6は、組付け完了後の電気接続箱の内方を示す斜視図である。 図7は、図5のX−X線断面図である。 図8は、電気接続部材を示す斜視図である。 図9は、仮保持機構の変形形態を示す断面図である。
以下に、本発明に係る電気接続箱の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。尚、この実施形態によりこの発明が限定されるものではない。
[実施形態]
本発明に係る電気接続箱の実施形態の1つを図1から図9に基づいて説明する。
図1から図7の符号1は、本実施形態の電気接続箱を示す。この電気接続箱1は、電気接続部材10と電子部品20と筐体30とを備える。この電気接続箱1においては、その電子部品20に対して電気接続部材10や電線(図示略)を介して接続対象物(図示略)を電気的に接続させる。その接続対象物とは、二次電池などの電源、電気機器(アクチュエータ等)などの負荷、センサなどのことを指している。例えば、筐体30の内方においては、電子部品20を電気接続部材10と一方の電線とに対して電気的に接続させ、かつ、電気接続部材10を他方の電線に対して電気的に接続させる。この電気接続箱1においては、それぞれの電線が筐体30の内方から外方に引き出されており、一方の電線を一方の接続対象物に対して電気的に接続し、かつ、他方の電線を他方の接続対象物に対して電気的に接続することによって、それぞれの接続対象物に対して電子部品20を電気的に接続させる。例えば、この電気接続箱1においては、一方の電線が電源に対して電気的に接続され、かつ、他方の電線が負荷に対して電気的に接続されることによって、その電源と負荷とを電子部品20を介して電気的に繋ぐ。電気接続箱1は、そのような電線と共にワイヤハーネス(図示略)を成す。
電気接続部材10は、金属等の導電性材料で成形する。この電気接続部材10は、L字状に直交配置させた第1導電体11と第2導電体12とを有する(図1から図8)。ここでは、その第1導電体11と第2導電体12とを各々矩形の平板状に形成し、それぞれの1つの辺部同士を互いの交差部としている。よって、この電気接続部材10においては、その交差部を起点にして、第1導電体11と第2導電体12とを互いに直交方向に延在させている。この例示では、この電気接続部材10として、銅板等の金属板を母材にしてプレス成形された板状のバスバを用いている。
電子部品20とは、例えば、リレー、ヒューズ等の回路保護部品、コネクタ(例えば、電線の端末に取り付けられたもの)、端子金具(例えば、電線の端末に取り付けられたもの)などのことを指している。ここでは、回路基板、電子制御ユニット(所謂ECU)等の電子機器についても、電子部品20の一形態として考える。この例示の電子部品20は、電子部品本体(図示略)と、この電子部品本体が収容された筐体21(図1から図7)と、その電子部品本体に対して電気的に接続された少なくとも2つの端子金具(下記)と、を備える。
電子部品本体とは、例えば、電子部品20がリレーの場合、そのリレーの回路を構成するコイル等の回路構成部品のことを指している。筐体21は、合成樹脂等の絶縁性材料で成形されている。この筐体21は、電気接続部材10の第1導電体11に間隔を空けて対向配置される第1外壁体21aと、電気接続部材10の第2導電体12に間隔を空けて対向配置される第2外壁体21bと、を有する(図1から図6)。
この例示の筐体21は、方体を成している。よって、この例示の筐体21においては、6つの外壁体の内の直交配置されている2つを第1外壁体21a及び第2外壁体21bとして利用する。この例示の第1外壁体21aは、その外壁面が第1導電体11の平面と平行状態で間隔を空けて対向配置される。また、この例示の第2外壁体21bは、その外壁面が第2導電体12の平面と平行状態で間隔を空けて対向配置される。
この例示の電子部品20は、第1端子金具22と第2端子金具23とを備えている(図1、図2、図4及び図5)。その第1端子金具22と第2端子金具23は、各々、相手方に対して物理的且つ電気的に接続される電気接続部22a,23aを有している。この電子部品20においては、それぞれの電気接続部22a,23aを第1外壁体21aに設ける。それぞれの電気接続部22a,23aは、第1外壁体21aにおいて、互いに間隔を空けて並べて配置する。例えば、ここで示す第1端子金具22と第2端子金具23は、互いに間隔を空けて並べて配置されており、各々、第1外壁体21aの外壁面から当該外壁面に対する直交方向に向けて端部を突出させている。第1端子金具22と第2端子金具23は、各々、その突出状態の端部を電気接続部22a,23aとして利用する。例えば、第1端子金具22と第2端子金具23は、各々、第1外壁体21aの外壁面からの突出方向を筒軸方向とする円筒体を有しており、その円筒体の筒軸方向における一方の端部を第1外壁体21aの外壁面から突出させることで、その円環状の端部を電気接続部22a,23aとして利用する。
この電子部品20においては、電気接続部材10の第1導電体11に対して第1端子金具22の電気接続部22aを物理的且つ電気的に接続させる。例えば、第1端子金具22の円筒体においては、その内周面に雌螺子部(図示略)が形成されている。そして、第1導電体11には、電気接続部22aと同心上に配置される円形の貫通孔11aが形成されている(図1、図2、図4、図6及び図8)。ここでは、第1導電体11と第1外壁体21aとが対向配置されているときに、第1導電体11の貫通孔11aの周縁部と電気接続部22aの円環状の端面とを接触させる。第1導電体11と第1端子金具22は、その貫通孔11aと電気接続部22aとを同心上に配置し、貫通孔11aに挿通させた雄螺子部(図示略)を円筒体に螺合させることによって、物理的且つ電気的に接続される。
尚、第2端子金具23の電気接続部23aには、電気接続部22aと同じように、例えば、電線の端末の端子金具(図示略)が雄螺子部(図示略)による円筒体の雌螺子部への螺子止めによって物理的且つ電気的に接続される。
筐体30は、合成樹脂等の絶縁性材料で成形する。この筐体30は、図示しないが、複数の分割筐体を互いに組み付けることによって形成される収容箱であり、電気接続部材10や電子部品20が収容される。この筐体30は、電気接続部材10を収容する第1収容室31と、電子部品20を収容する第2収容室32と、を有する(図1から図3及び図5から図7)。この筐体30においては、複数の分割筐体の内の1つに第1収容室31と第2収容室32とが形成されている。例えば、この筐体30は、対向配置された2つの開口を有し、その内方の空間に第1収容室31及び第2収容室32が形成された第1分割筐体(所謂フレーム)と、第1分割筐体の一方の開口を塞ぐ第2分割筐体(所謂アッパカバー)と、第1分割筐体の他方の開口を塞ぐ第3分割筐体(所謂ロアカバー)と、が組み付けられて形成されている。
第1収容室31は、収容完了位置(以下、「第1収容完了位置」という。)に電気接続部材10を収容させる部屋である(図4から図7)。この第1収容室31は、第1導電体11が収容される第1収容部31aと、第2導電体12が収容される第2収容部31bと、を有する(図1及び図3から図7)。その第1収容部31aと第2収容部31bは、L字状に直交配置されており、互いの交差部を起点にして、各々の部屋を直交方向に延在させている。
ここで、電気接続部材10は、第1導電体11の交差部からの延在方向と第2導電体12の交差部からの延在方向とに対する直交方向に沿って、第1収容室31に挿入されていく。よって、第1収容部31aと第2収容部31bは、互いの交差部からの延在方向に対する直交方向が電気接続部材10の挿入方向となるように形成する。第1収容室31は、電気接続部材10の収容作業が完了したときに、第1収容部31a及び第2収容部31bの延在方向に対する直交方向と第1導電体11及び第2導電体12の延在方向に対する直交方向とを一致させる。この第1収容室31においては、その収容作業の完了位置が電気接続部材10の収容完了位置(第1収容完了位置)となる。
第2収容室32は、収容完了位置(以下、「第2収容完了位置」という。)に電子部品20を収容させる部屋である(図4から図7)。その第2収容完了位置とは、電子部品20の収容作業の完了位置であり、第1収容完了位置の電気接続部材10の第1導電体11に第1外壁体21aが対向配置され、かつ、第1収容完了位置の電気接続部材10の第2導電体12に第2外壁体21bが対向配置されている位置のことをいう。この例示では、第1収容完了位置の第1導電体11の平面に対して第1外壁体21aの外壁面が平行状態で間隔を空けて対向配置され、かつ、第1収容完了位置の第2導電体12の平面に対して第2外壁体21bの外壁面が平行状態で間隔を空けて対向配置されている位置が収容完了位置(第2収容完了位置)となる。
この第2収容室32は、第1収容完了位置の第1導電体11と第2収容完了位置の第1外壁体21aの電気接続部22aとを接触させるべく、第1収容室31の第1収容部31aとの間に間仕切りを置かずに連通させる。一方、電気接続部材10と電子部品20は、第1導電体11と電気接続部22aとを螺子止めする前に第2導電体12が第2外壁体21b側に傾いてしまうと、第1導電体11の貫通孔11aと電気接続部22aとが同心上に配置されるまで位置調整しなければならない。このため、この筐体30においては、第2導電体12が第2外壁体21b側に傾かないように、第1収容完了位置の第2導電体12と第2収容完了位置の第2外壁体21bとの間に間仕切り壁33を介在させている(図1から図3及び図5から図7)。
この第2収容室32は、第2収容完了位置で電子部品20が載せ置かれる載置面32aを有する(図1から図3及び図7)。ここでは、第1外壁体21aと第2外壁体21bとに連なる第3外壁体21cを載置面32aに載せ置く。その第3外壁体21cは、電子部品20における自らの第2収容完了位置に向けた挿入方向側に配置されている。
この筐体30は、図示しないが、その第1収容室31と第2収容室32の他に、別の電気接続部材10を収容する収容室、電気接続部材10とは異なる別の電気接続部材を収容する収容室、別の電子部品20を収容する収容室、電子部品20とは異なる別の電子部品を収容する収容室等が形成されていてもよい。
ところで、この電気接続箱1においては、電気接続部材10が第1収容完了位置に収容されている状態で電子部品20を第2収容完了位置まで挿入していこうとすると、又は、電子部品20が第2収容完了位置に収容されている状態で電気接続部材10を第1収容完了位置まで挿入していこうとすると、その挿入作業の途中で第1導電体11と電子部品20(例えば、電気接続部22a)とが接触してしまう可能性がある。そのような組付け作業中の接触は、電気接続部材10と電子部品20と筐体30の寸法ばらつきが各々の規定の公差の範囲内であっても、また、電気接続部材10と筐体30の組付けばらつきや電子部品20と筐体30の組付けばらつきが各々の規定の公差の範囲内であっても、起こり得る可能性がある。このため、挿入作業の途中で第1導電体11と電子部品20とが接触して係止されてしまったときには、電気接続部材10や電子部品20の収容作業をやり直すなどの一手間が少なくとも必要になってしまう。
そこで、この電気接続箱1は、電気接続部材10と電子部品20の収容作業性を向上させるべく、次のような構成を採っている。
この電気接続箱1においては、電気接続部材10や電子部品20の収容作業をやり直す必要のない位置及び状態で電気接続部材10を筐体30に仮保持しておき、第2収容完了位置に向けた電子部品20の収容作業の動きに連動させて、電気接続部材10を仮保持位置の状態から第1収容完了位置の状態に変位させる。電気接続部材10の仮保持位置とは、電子部品20の挿入口の周縁の一部となる第1導電体11を電子部品20の挿入軌跡上から遠ざけることによって、その挿入口の第1導電体11側を拡張させた位置のことである。この電気接続箱1では、そのように電子部品20の挿入口を拡げておくことによって、挿入の途中で電子部品20が第1導電体11に係止されないようにする。そして、この電気接続箱1においては、第2収容完了位置に向けた電子部品20の挿入が進むに連れて、この電子部品20で押し動かしながら電気接続部材10を仮保持位置の状態から第1収容完了位置の状態に変位させる。例えば、仮保持位置の電気接続部材10においては、少なくとも第1外壁体21aから突出させている電気接続部22aが第1導電体11に間隔を空けて対向配置されるまで、電気接続部22aを第1導電体11に接触させないように、電子部品20の挿入軌跡上から第1導電体11を遠ざけておく。
先ず、この電気接続箱1は、電気接続部材10を第1収容完了位置に対して傾けて、第1導電体11よりも第2導電体12の自由端側を持ち上げた仮保持位置で電気接続部材10を筐体30に仮保持させることが可能な仮保持機構40を備える(図2、図3及び図5から図7)。その仮保持位置では、第1導電体11及び第1導電体11並びに第2導電体12の交差部よりも第2導電体12の自由端側を持ち上げることによって、第1導電体11における挿入方向とは逆側の端部を電子部品20の挿入軌跡上から遠ざける(図2及び図3)。
この電気接続箱1においては、電気接続部材10を第1収容室31に挿入していきながら、この電気接続部材10を仮保持機構40によって仮保持位置で筐体30に仮保持させる。これにより、この電気接続箱1においては、電気接続部材10が成す電子部品20の挿入口の第1導電体11側が第1収容完了位置で電気接続部材10が成す電子部品20の挿入口よりも拡がる。この電気接続箱1においては、電気接続部材10が仮保持位置の状態のときに、この電気接続部材10が一部を成す挿入口から電子部品20を挿入していく。この電気接続箱1では、その挿入口の第1導電体11側が拡張されているので、この挿入口から挿入されてきた電子部品20が第1導電体11で係止され難くなっており、電子部品20を第2収容完了位置まで挿入していくことができる。
更に、この電気接続箱1において、電気接続部材10は、第2導電体12の自由端側に、電子部品20の第2収容完了位置への挿入軌跡に沿って仮保持位置から第1収容完了位置まで電子部品20に押動される被押動体13を有する(図1から図3及び図5から図8)。つまり、この電気接続部材10は、第2導電体12の自由端側で、かつ、電子部品20の第2収容完了位置への挿入軌跡上に、仮保持位置から第1収容完了位置まで電子部品20に押動される被押動体13を有している。これにより、この電気接続箱1においては、挿入口から挿入されてきた電子部品20の挿入が進むと、この電子部品20に被押動体13に当接し、電子部品20の挿入を更に進めることによって、この電子部品20に被押動体13が押動されながら、電気接続部材10が仮保持位置から第1収容完了位置まで変位していく。
このように、本実施形態の電気接続箱1は、電気接続部材10を仮保持位置に一旦保持させる必要はあるが、その仮保持位置から第1収容完了位置まで電子部品20の収容作業の動きに連動させて電気接続部材10を変位させることができる。このため、電気接続箱1は、電気接続部材10を仮保持位置で仮保持させずに第1収容完了位置まで挿入していくものと比較して、この電気接続部材10の筐体30への収容作業性の低下を抑えることができる。また、本実施形態の電気接続箱1は、電子部品20を電気接続部材10に係止させずに第2収容完了位置まで挿入していくことができるので、電気接続部材10や電子部品20の収容作業のやり直し等の発生を抑えることができる。従って、本実施形態の電気接続箱1は、電気接続部材10と電子部品20の収容作業性を向上させることができる。
具体的に、仮保持機構40は、電気接続部材10と筐体30の内の少なくとも一方に設ける。例えば、この仮保持機構40は、電気接続部材10と筐体30の内の何れか一方に設けた突起体であってもよく、電気接続部材10と筐体30の双方に設けた突起体を係合させるものであってもよい。ここでは、筐体30に設けた仮保持機構40について例示する。
仮保持機構40は、第2収容部31bを成す壁面から突出させた仮保持体41を備える。第2収容部31bを成す壁面とは、第1収容室31の壁面(底面31c)、間仕切り壁33の壁面又は間仕切り壁33の壁面に対向配置されている筐体30の壁面等のことであある。この例示では、第1収容室31の壁面(底面31c)から仮保持体41を突出させている。その第1収容室31の底面31cは、第2収容室32の載置面32aと同一平面上に形成されている。ここで示す仮保持体41は、その底面31cと平行な矩形の頂面41aを有している(図2、図3、図6及び図7)。また、この仮保持体41は、第1収容室31に挿入されてきた電気接続部材10の第2導電体12を仮保持位置で支持するものとして形成する。よって、この仮保持体41は、第1収容室31における第2収容部31bの壁面(底面31c)から突出させる。また、この仮保持体41は、電子部品20の第2収容完了位置に向けた挿入方向に見た第2導電体12の端部12aにおける自由端側と固定端側との間の被支持部12aを仮保持位置のときに支える突起体として形成する(図2及び図3)。被支持部12aは、その第2導電体12の端部12aにおける自由端側と固定端側との間の一部分である。
仮保持位置の電気接続部材10の第2収容完了位置に対する傾斜角度は、例えば、挿入口から電子部品20が挿入されてきた際に、その電子部品20の電気接続部22aが第1導電体11に間隔を空けて対向配置されるまで、その電気接続部22aを第1導電体11に接触させない大きさとなるように設定する。
ここで、電気接続部材10は、第1収容室31に収容されているときに、第2収容室32に電子部品20が収容されていなければ、仮保持位置の状態が保たれていることが、電子部品20の収容作業を行う上で望ましい。そこで、仮保持体41は、例えば、第1導電体11と第2導電体12の被支持部12aとの間に電気接続部材10の重心を存在させるものとして形成すればよい。これにより、電気接続部材10は、第1収容室31に挿入されていった際に、第1導電体11よりも第2導電体12の自由端側が持ち上げられた仮保持位置の状態となり、その状態が保たれる。
電気接続部材10は、仮保持位置のときに、第1導電体11を第1収容室31の壁面に係止させる。例えば、この例示の第1収容室31は、電気接続部材10が仮保持位置のときに、電子部品20の挿入方向に見た第1導電体11の端部11bを係止する係止面31dを第1収容部31aの壁面に有している(図3)。ここでは、その仮保持位置での端部11bの端面の傾斜に沿わせた傾斜面を第1収容部31aの底面31cに形成し、その傾斜面を係止面31dとして利用している。
この例示の被押動体13は、電子部品20の第3外壁体21cに対向配置させ、その第3外壁体21cによって押動されるものとして形成する。この被押動体13は、第3外壁体21cによる押動が可能な位置まで、第2導電体12の端部12aにおける自由端側から突出させる。ここでは、直交配置された第1片部13aと第2片部13bとを有するL字状に被押動体13を形成している(図8)。第1片部13aとは、第2導電体12の端部12aから同一平面上で突出させた矩形の片部である。第2片部13bは、第3外壁体21cによる押動が可能な位置まで第1片部13aから直交方向に突出させた矩形の片部である。この被押動体13においては、第2片部13bの一方の平面を第3外壁体21cに対向配置させ、その平面を第3外壁体21cによって押動させる。
この例示では、そのようなL字状の被押動体13を用いているので、電気接続部材10が第1収容完了位置のときに被押動体13が収容される凹部34を筐体30に設けている(図1から図3及び図5から図7)。その凹部34は、第1収容室31の第2収容部31bの底面31cを凹ませ、かつ、第2収容室32の載置面32aを凹ませた形状のものとして形成する。
この例示の電気接続箱1においては、電気接続部材10を第1収容室31に挿入していくことによって、この電気接続部材10が仮保持体41と係止面31dとで支えられた仮保持状態となる。ここでは、仮保持体41の頂面41aにおける係止面31d側の1つの辺部と係止面31dとによって、電気接続部材10が傾斜状態で支持される。電気接続箱1においては、この仮保持状態の電気接続部材10によって、電子部品20の挿入口の第1導電体11側が拡張されている。よって、この電気接続箱1では、その挿入口から挿入されてきた電子部品20の突出状態の電気接続部22aが第1導電体11に引っ掛かり難くなっており、電子部品20の第2収容完了位置に向けた収容作業を継続させることができる。この電気接続箱1においては、その電子部品20の収容作業の進行と共に、この電子部品20の第3外壁体21cが被押動体13の第2片部13bを押動しながら、電気接続部材10を仮保持位置から変位させていく。この電気接続箱1では、電子部品20が第2収容完了位置まで到達した際に、電気接続部材10が第1収容完了位置となる。この例示では、電気接続部材10が第1収容完了位置のときに、第2導電体12が仮保持体41の頂面41aから引き離されている。但し、第2導電体12は、電気接続部材10が第1収容完了位置のときに、仮保持体41の頂面41aに載せ置かれていてもよい。
このように、この電気接続箱1は、先に示したように、電気接続部材10の筐体30への収容作業性の低下を抑えつつ、電子部品20を電気接続部材10に係止させることなく第2収容完了位置まで挿入していくことができる。従って、この電気接続箱1は、電気接続部材10と電子部品20の収容作業性を向上させることができる。
ここで、仮保持機構40は、次のように構成したものであってもよい。ここで示す仮保持機構40は、第1収容室31の壁面(底面31c)から突出させた仮保持体42を備える(図9)。その仮保持体42は、先の仮保持体41と同じように、第1収容室31に挿入されてきた電気接続部材10の第2導電体12を仮保持位置で支持するものとして形成する。よって、この仮保持体42は、先の仮保持体41と同じように、第1収容室31における第2収容部31bの壁面(底面31c)から突出させる。また、この仮保持体42は、電子部品20の第2収容完了位置に向けた挿入方向に見た第2導電体12の端部12aにおける自由端側と固定端側との間の被支持部12aを仮保持位置のときに弾性変形しながら支える弾性変形体として形成する。この例示の仮保持体42は、第2収容部31bの底面31cに片持ち状態で支持された弾性変形可能な矩形の片体状に形成している。
この場合の電気接続箱1においては、電気接続部材10を第1収容室31に挿入していくことによって、この電気接続部材10が仮保持体42と係止面31dとで傾斜状態になって支えられた仮保持状態となる。よって、この電気接続箱1は、仮保持体41を用いた場合と同様の効果を得ることができる。
尚、その仮保持体42は、先の仮保持体41と同じように、第2収容部31bを成す壁面から突出させたものであればよい。従って、仮保持体42は、間仕切り壁33の壁面や間仕切り壁33の壁面に対向配置されている筐体30の壁面等に設けてもよい。
1 電気接続箱
10 電気接続部材
11 第1導電体
12 第2導電体
12a 端部
12a 被支持部
13 被押動体
20 電子部品
21a 第1外壁体
21b 第2外壁体
21c 第3外壁体
22a 電気接続部
30 筐体
31 第1収容室
31c 底面(壁面)
32 第2収容室
32a 載置面
34 凹部
40 仮保持機構
41,42 仮保持体

Claims (6)

  1. L字状に直交配置させた第1導電体及び第2導電体を有する電気接続部材と、
    第1外壁体及び第2外壁体を有し、かつ、前記第1導電体に電気接続される電気接続部を前記第1外壁体に設けた電子部品と、
    第1収容完了位置に前記電気接続部材を収容させる第1収容室を有すると共に、前記第1収容完了位置の前記電気接続部材の前記第1導電体に前記第1外壁体が対向配置され、かつ、前記第1収容完了位置の前記電気接続部材の前記第2導電体に前記第2外壁体が対向配置される第2収容完了位置に前記電子部品を収容させる第2収容室を有する筐体と、
    前記電気接続部材を前記第1収容完了位置に対して傾けて、前記第1導電体よりも前記第2導電体の自由端側を持ち上げた仮保持位置で前記電気接続部材を前記筐体に仮保持させることが可能な仮保持機構と、
    を備え、
    前記電気接続部材は、前記第2導電体の前記自由端側に、前記電子部品の前記第2収容完了位置への挿入軌跡に沿って前記仮保持位置から前記第1収容完了位置まで前記電子部品に押動される被押動体を有することを特徴とした電気接続箱。
  2. 前記仮保持機構は、前記電気接続部材と前記筐体の内の少なくとも一方に設けることを特徴とした請求項1に記載の電気接続箱。
  3. 前記仮保持機構は、前記第1収容室の壁面から突出させ、前記電子部品の前記第2収容完了位置に向けた挿入方向に見た前記第2導電体の端部における前記自由端側と固定端側との間の被支持部を前記仮保持位置のときに支える突起体としての仮保持体を備えることを特徴とした請求項1又は2に記載の電気接続箱。
  4. 前記仮保持機構は、前記第1収容室の壁面から突出させ、前記電子部品の前記第2収容完了位置に向けた挿入方向に見た前記第2導電体の端部における前記自由端側と固定端側との間の被支持部を前記仮保持位置のときに弾性変形しながら支える弾性変形体としての仮保持体を備えることを特徴とした請求項1又は2に記載の電気接続箱。
  5. 前記被押動体は、前記電子部品における自らの前記第2収容完了位置に向けた挿入方向側に配置されている第3外壁体に対向配置させ、前記第3外壁体によって押動されることを特徴とした請求項1,2,3又は4に記載の電気接続箱。
  6. 前記第2収容室は、前記第2収容完了位置で前記電子部品の前記第3外壁体が載せ置かれる載置面を有し、
    前記筐体は、前記電気接続部材が前記第1収容完了位置のときに前記被押動体が収容される凹部を有することを特徴とした請求項5に記載の電気接続箱。
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