JP6145442B2 - 電磁弁マニホールド - Google Patents

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Description

本発明は、複数の電磁弁が連設された電磁弁マニホールドに関する。
一般的に、電磁弁マニホールドは多極コネクタを有する。そして、各電磁弁の配線コードが多極コネクタの裏側にそれぞれ接続されるとともに、電源から延びる接続ケーブルのコネクタが多極コネクタの表側に接続されることにより、電源から接続ケーブル、多極コネクタ及び各配線コードを介して各電磁弁に一括して給電が行われるようになっている。
ところで、電磁弁マニホールドを一旦設置した後に、設置場所や設置姿勢が変更されると、多極コネクタと接続ケーブルのコネクタとの接続が困難となる場合がある。そこで、電磁弁マニホールドの設置場所や設置姿勢に応じて、多極コネクタの向きを変更可能としたものが、例えば特許文献1及び特許文献2に開示されている。
特許文献1では、多極コネクタを有するコネクタハウジングが、ねじによってコネクタブロックの側壁に回動可能に支持されている。そして、ねじを緩めることにより、コネクタハウジングにおけるコネクタブロックに対しての回動が許容され、多極コネクタの向きが所望の向きに変更可能となる。さらに、多極コネクタの向きが所望の向きとなると、ねじを締めることにより、コネクタハウジングにおけるコネクタブロックに対しての回動が規制され、多極コネクタの向きが所望の向きに変更された状態で保持される。
また、特許文献2では、多極コネクタを有するコネクタ取付台が、基台に回動可能に支持されている。また、コネクタ取付台と基台との間には、コネクタ取付台及び基台に係脱自在であるロック部材が設けられている。そして、ロック部材におけるコネクタ取付台及び基台に対する係合が解除されると、コネクタ取付台における基台に対しての回動が許容され、多極コネクタの向きが所望の向きに変更可能となる。さらに、多極コネクタの向きが所望の向きとなると、ロック部材におけるコネクタ取付台及び基台に対する係合を行うことにより、コネクタ取付台における基台に対しての回動が規制され、多極コネクタの向きが所望の向きに変更された状態で保持される。
特開2001−182855号公報 特許第3456928号公報
しかしながら、特許文献1では、多極コネクタの向きが所望の向きとなるように、コネクタハウジングをコネクタブロックに対して回動させた後、多極コネクタの向きが所望の向きに変更された状態を保持するためには、ねじを締める作業を行わなければならない。
また、特許文献2では、多極コネクタの向きが所望の向きとなるように、コネクタ取付台を基台に対して回動させた後、多極コネクタの向きが所望の向きに変更された状態を保持するためには、ロック部材を操作して、ロック部材におけるコネクタ取付台及び基台に対する係合を行わなければならない。
このように、特許文献1及び特許文献2では、多極コネクタの向きを所望の向きに変更するための作業が煩雑なものとなっている。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであって、その目的は、多極コネクタの向きを所望の向きに変更するための作業性を向上させることができる電磁弁マニホールドを提供することにある。
上記課題を解決する電磁弁マニホールドは、複数の電磁弁が連設されるとともに、各電磁弁に電気的に接続される多極コネクタを有するコネクタハウジングと、前記コネクタハウジングを挟む位置に配置されるとともに前記コネクタハウジングを回動可能に支持する第1支持部及び第2支持部と、前記第1支持部に支持される第1支持軸と、前記第2支持部に支持される第2支持軸とを備え、前記コネクタハウジングは、前記第1支持軸及び前記第2支持軸を介して前記第1支持部及び前記第2支持部に回動可能に支持されている電磁弁マニホールドであって、前記コネクタハウジングは、前記第1支持部に対向する対向壁を有し、前記第1支持部及び前記対向壁の一方には、凸部、又は前記凸部が嵌合する複数の凹部が設けられるとともに、他方に前記複数の凹部又は凸部が設けられており、前記凸部と前記凹部とは、前記第1支持軸及び前記第2支持軸が形成する前記コネクタハウジングの回動中心軸線周りで凹凸嵌合し、前記第1支持部又は前記対向壁は、前記凸部又は前記複数の凹部を有するとともに前記凸部と前記凹部とを互いに離間させる方向に変形して前記凸部と前記凹部との凹凸嵌合を解除する変形部を備えている。
上記電磁弁マニホールドにおいて、前記変形部は前記対向壁の一部分であることが好ましい。
上記電磁弁マニホールドにおいて、前記変形部には前記第1支持軸及び前記凸部が設けられるとともに、前記第1支持部には前記複数の凹部が設けられており、前記凸部は、前記変形部が前記対向壁に対して変形する際の前記変形部の基端から、前記第1支持軸よりも離れた位置に配置されていることが好ましい。
上記電磁弁マニホールドにおいて、前記凸部における前記変形部からの突出量は、前記第1支持軸における前記変形部からの突出量よりも小さいことが好ましい。
この発明によれば、多極コネクタの向きを所望の向きに変更するための作業性を向上させることができる。
(a)及び(b)は実施形態における電磁弁マニホールドを示す斜視図。 コネクタブロックの分解斜視図。 コネクタブロックの分解斜視図。 コネクタハウジングの側面図。 コネクタハウジング及び支持台の側面図。 図5における6−6線断面図。 凸部と第1嵌合孔との凹凸嵌合が解除された状態を示す断面図。 別の実施形態におけるコネクタハウジングの斜視図。 別の実施形態におけるコネクタハウジングの斜視図。
以下、電磁弁マニホールドを具体化した一実施形態を図1〜図7にしたがって説明する。
図1(a)及び(b)に示すように、電磁弁マニホールド10は、レール11上に配設されたエンドブロック12、給排気ブロック13、複数のバルブブロック14及びコネクタブロック15を備えている。エンドブロック12、給排気ブロック13、複数のバルブブロック14及びコネクタブロック15は、レール11の長手方向に沿って連設されるとともに、互いに離間しないように固定金具11aによって保持されている。
各バルブブロック14には、電磁弁14vが内蔵されている。すなわち、電磁弁マニホールド10には、複数の電磁弁14vが連設されている。また、各バルブブロック14の側面には、出力ポート14a,14bが設けられている。各バルブブロック14には、図示しない流体圧機器がそれぞれ接続されている。そして、出力ポート14a,14bを介して各流体圧機器に対する圧力流体の給気及び排気が行われる。コネクタブロック15は長四角ブロック状である。
図2及び図3に示すように、コネクタブロック15は、多極コネクタ21を有する樹脂製のコネクタハウジング20と、コネクタハウジング20を回動可能に支持する樹脂製の支持台30と、支持台30に取り付けられる樹脂製のカバー部材40とから構成されている。コネクタハウジング20は、多極コネクタ21とは反対側が開口した長四角箱状である。そして、各電磁弁14vから延びる配線コード(図示せず)がコネクタハウジング20の開口を介して内部に挿入されて多極コネクタ21に接続されるとともに、図示しない電源から延びる接続ケーブルのコネクタがコネクタハウジング20の外側から多極コネクタ21に接続されている。これにより、電源から接続ケーブル、多極コネクタ21及び各配線コードを介して各電磁弁14vに一括して給電が行われる。
コネクタハウジング20の長手方向に位置する両端壁201,202の中央部には、円柱状の第1支持軸20a及び第2支持軸20bがそれぞれ突出形成されている。第1支持軸20a及び第2支持軸20bは、コネクタハウジング20の回動中心軸線L1を形成する。
支持台30は、平面矩形板状の底部31と、底部31の両短側縁部から底部31に対して直交する方向に立設される平板状の一対の側部32,33と、底部31の一方の長側縁部から底部31に対して直交する方向に立設されるとともに、両側部32,33同士を繋ぐ平板状の連繋部34とを有する。連繋部34における底部31とは反対側の長側縁部には、コネクタハウジング20が収容される切欠部34aが形成されている。切欠部34aは一方の側部32に連なっている。
一対の側部32,33は同一形状である。一対の側部32,33は、底部31からの突出量が異なる第1縁部321,331及び第2縁部322,332を有する。第1縁部321,331は、第2縁部322,332よりも底部31とは反対側へ突出している。第1縁部321,331は連繋部34寄りの縁部であり、第2縁部322,332は連繋部34とは反対側の縁部である。第1縁部321,331と第2縁部322,332とは段差部323,333によって繋がっている。
底部31において、連繋部34寄りであって、且つ他方の側部33寄りには、底部31に対して直交する方向に立設される平板状の立設部35が形成されている。立設部35は、一対の側部32,33に対して平行に延びている。一方の側部32及び立設部35は、コネクタハウジング20を挟んだ両側に配置されている。
一方の側部32には、第1支持軸20aが挿通される挿通孔32hが形成されている。また、立設部35における底部31とは反対側の縁部には、第2支持軸20bが支持される半円弧形状の切欠部35aが形成されている。そして、コネクタハウジング20は、第1支持軸20aが挿通孔32hに挿通されるとともに、第2支持軸20bが切欠部35aに支持されることにより、一方の側部32及び立設部35に対して回動可能に支持されている。よって、一方の側部32及び立設部35は、コネクタハウジング20を挟んだ両側に配置されるとともにコネクタハウジング20を回動可能に支持する第1支持部及び第2支持部として機能する。
底部31において、連繋部34とは反対側であって、且つ一対の側部32,33寄りには、底部31から突出する一対のボス部31bが形成されている。一対のボス部31bは、一対の側部32,33における段差部323,333よりも連繋部34とは反対側の部位に隣接するように配置されている。
カバー部材40は、支持台30の底部31に対向配置される矩形平板状の平板部41と、平板部41の両短側縁部から平板部41に対して直交する方向に立設される平板状の一対の側部42,43とを有する。さらに、カバー部材40は、平板部41の他方の長側縁部から平板部41に対して直交する方向に立設されるとともに、両側部42,43同士を繋ぐ平板状の連繋部44を有する。
一方の側部42は、支持台30の一方の側部32における第2縁部322上に配置されている。他方の側部43は、支持台30の他方の側部33における第2縁部332上に配置されている。連繋部44は、コネクタハウジング20を挟んで、支持台30の連繋部34に対向配置されている。
平板部41には、一対のボス部31bに重なる位置にねじ挿通孔41hが形成されている。そして、カバー部材40は、各ねじ挿通孔41hに挿通されるねじ45が各ボス部31bにねじ込まれることにより、支持台30に取り付けられる。コネクタハウジング20の端壁201は、一方の側部32に対向する対向壁である。
図4に示すように、コネクタハウジング20の端壁201には、円柱状の凸部25が突出形成されている。凸部25は、コネクタハウジング20が回動中心軸線L1を回動中心として回動したときに、第1支持軸20a周り(回動中心軸線L1周り)に形成される仮想円R1上を移動する。
図5に示すように、一方の側部32には、円孔状の凹部としての第1嵌合孔26及び第2嵌合孔27が貫通形成されている。第1嵌合孔26及び第2嵌合孔27は、仮想円R1上に位置するとともに、仮想円R1の周方向において互いに90度離れた位置に配置されている。凸部25は、第1嵌合孔26及び第2嵌合孔27に嵌合可能になっている。よって、凸部25、第1嵌合孔26及び第2嵌合孔27は、回動中心軸線L1周りで凹凸嵌合する。
図4に示すように、コネクタハウジング20の端壁201には、端壁201におけるコネクタハウジング20の開口側の縁部から多極コネクタ21に向けて延びる一対の切り込み28aが形成されている。一対の切り込み28aは互いに平行であり、端壁201において第1支持軸20a及び凸部25を挟む位置に形成されている。一対の切り込み28aは、端壁201におけるコネクタハウジング20の開口側の縁部から、端壁201における多極コネクタ21寄りの縁部の手前まで延びるように形成されている。そして、コネクタハウジング20の端壁201における一対の切り込み28aに挟まれた部位は、凸部25及び第1支持軸20aを有するとともに凸部25と第1嵌合孔26及び第2嵌合孔27とを互いに離間させる方向に撓んで凸部25と第1嵌合孔26又は第2嵌合孔27との凹凸嵌合を解除する変形部としての撓み片28となっている。よって、撓み片28は端壁201の一部分であり、弾性変形可能になっている。
撓み片28は、撓み片28以外の端壁201の部位との連結部位(図4において二点鎖線で示す)を基点として撓むことが可能になっている。すなわち、図4において二点鎖線で示した撓み片28における撓み片28以外の端壁201の部位との連結部位は、撓み片28における撓み片28以外の端壁201の部位に対して撓む際の撓み片28の基端28kとなる。凸部25は、基端28kから、第1支持軸20aよりも離れた位置に配置されている。すなわち、凸部25は、第1支持軸20aよりも、撓み片28におけるコネクタハウジング20の開口寄りに配置されている。
図6に示すように、凸部25における撓み片28からの突出量T1は、第1支持軸20aにおける撓み片28からの突出量T2よりも小さくなっている。第1支持軸20aが第1嵌合孔26又は第2嵌合孔27に嵌合している状態において、第1支持軸20aの先端部は、挿通孔32hを通過して、一方の側部32の外面よりも突出している。
そして、凸部25が第1嵌合孔26に嵌合しているときには、多極コネクタ21の向きが、図1(a)に示すような横向き(水平方向)となった状態で保持されている。また、凸部25が第2嵌合孔27に嵌合しているときには、多極コネクタ21の向きが、図1(b)に示すような上向き(垂直方向)となった状態で保持されている。
次に、本実施形態の作用について説明する。
図7に示すように、多極コネクタ21の向きを、例えば、横向きから所望の向きである上向きに変更したい場合には、第1支持軸20aにおける一方の側部32の外面から突出している先端を押し込む。すると、撓み片28が基端28kを基点として、凸部25が第1嵌合孔26に対して離間する方向に撓んで、凸部25と第1嵌合孔26との凹凸嵌合が解除される。その結果、コネクタハウジング20が、回動中心軸線L1を回動中心として回動可能となる。
そして、多極コネクタ21の向きが上向きになるまでコネクタハウジング20を回動させ、撓み片28が、撓んだ状態から撓み片28自身の復帰力によって原形状に復帰しようとすることで、凸部25と第2嵌合孔27とが凹凸嵌合され、多極コネクタ21の向きが上向きに変更された状態で保持される。なお、多極コネクタ21の向きを、上向きから横向きへ変更する場合も、多極コネクタ21の向きを、横向きから上向きへ変更する場合と同様に行われる。
上記実施形態では以下の効果を得ることができる。
(1)コネクタハウジング20の端壁201には凸部25が設けられるとともに、一方の側部32には第1嵌合孔26及び第2嵌合孔27が設けられている。端壁201は、凸部25を有するとともに凸部25と第1嵌合孔26及び第2嵌合孔27とを互いに離間させる方向に撓んで凸部25と第1嵌合孔26又は第2嵌合孔27との凹凸嵌合を解除する撓み片28を有する。これによれば、多極コネクタ21の向きを変更する際には、撓み片28を撓ますことによって、凸部25と第1嵌合孔26又は第2嵌合孔27との凹凸嵌合が解除できるため、コネクタハウジング20を、回動中心軸線L1を回動中心として回動させることができる。そして、撓み片28が撓んだ状態から原形状に復帰することで、凸部25と第1嵌合孔26又は第2嵌合孔27との凹凸嵌合が行われるため、コネクタハウジング20を回動させた後に、多極コネクタ21の向きが所望の向きに変更された状態を保持するための作業を行う必要が無い。したがって、多極コネクタ21の向きを所望の向きに変更するための作業性を向上させることができる。
(2)撓み片28はコネクタハウジング20の端壁201の一部分である。これによれば、コネクタハウジング20の端壁201全体を撓み片28として機能させる場合に比べると、撓み片28を撓ませやすくすることができる。
(3)凸部25は、基端28kから、第1支持軸20aよりも離れた位置に配置されている。これによれば、凸部25が、基端28kから、第1支持軸20aよりも近い位置に配置されている場合に比べると、凸部25と第1嵌合孔26又は第2嵌合孔27との凹凸嵌合を解除する際に必要な撓み片28の撓み量を少なくすることができる。
(4)凸部25における撓み片28からの突出量T1は、第1支持軸20aにおける撓み片28からの突出量T2よりも小さい。これによれば、例えば、凸部25における撓み片28からの突出量T1が、第1支持軸20aにおける撓み片28からの突出量T2よりも大きい場合に比べると、凸部25と第1嵌合孔26又は第2嵌合孔27との凹凸嵌合を解除する際に必要な撓み片28の撓み量を少なくすることができる。
(5)撓み片28は、撓んだ状態から撓み片28自身の復帰力によって原形状に復帰可能になっている。これによれば、例えば、撓み片28を撓んだ状態から原形状に復帰させるために、撓み片28を復帰する方向へ付勢するための付勢部材を別途設ける必要が無く、構成を簡素化させることができる。
(6)本実施形態では、多極コネクタ21の向きを変更する場合には、撓み片28を、凸部25が第1嵌合孔26及び第2嵌合孔27に対して離間する方向に撓ますだけでよい。よって、多極コネクタ21の向きを変更する際に、コネクタハウジング20が、回動中心軸線L1が延びる方向にスライドすることが無く、コネクタハウジング20と支持台30との間に隙間が生じてしまうことを抑制することができる。その結果、塵等が隙間を介してコネクタハウジング20の内部に侵入してしまうことを抑制することができる。
(7)従来技術のように、多極コネクタ21の向きを変更する際に、ねじを緩めたり締めたりする構成においては、ねじを締めて多極コネクタ21の向きが所望の向きに変更された状態を保持していたとしても、ねじの緩みによって、多極コネクタ21の向きが所望の向きに変更された状態を保持することができなくなってしまう虞がある。しかし、本実施形態では、凸部25と第1嵌合孔26又は第2嵌合孔27との凹凸嵌合によって、多極コネクタ21の向きが所望の向きに変更された状態を保持することができるため、従来技術のように、ねじの緩みによって、多極コネクタ21の向きが所望の向きに変更された状態を保持することができなくなってしまうことが無い。
なお、上記実施形態は以下のように変更してもよい。
・ 図8に示すように、撓み片28は、第1支持軸20aを有していなくてもよい。すなわち、端壁201において、凸部25のみを挟む位置に、一対の切り込み28aを形成してもよい。この場合、多極コネクタ21の向きを変更したい場合には、凸部25の先端を一方の側部32の外面側から押し込んで、撓み片28を撓ませる必要がある。
・ 図9に示すように、コネクタハウジング20の端壁201全体を撓み片28としてもよい。この場合、両端壁201,202を繋ぐとともに、コネクタハウジング20の長手方向に沿って延びる一対の側壁203,204には、一対の切り込み28aが形成されている。一対の切り込み28aは、両側壁203,204における端壁201寄りであって、且つコネクタハウジング20の開口側の縁部から多極コネクタ21に向けて平行に延びている。
・ 実施形態において、凸部25における撓み片28からの突出量T1が、第1支持軸20aにおける撓み片28からの突出量T2と同じであってもよい。また、凸部25における撓み片28からの突出量T1が、第1支持軸20aにおける撓み片28からの突出量T2よりも大きくてもよい。
・ 実施形態において、凸部25が、基端28kから、第1支持軸20aよりも近い位置に配置されていてもよい。
・ 実施形態において、コネクタハウジング20の端壁201に、第1嵌合孔26及び第2嵌合孔27が形成されるとともに、一方の側部32に、凸部25が形成されていてもよい。
・ 実施形態において、一方の側部32を撓ませることで、凸部25と第1嵌合孔26又は第2嵌合孔27との凹凸嵌合を解除するようにしてもよい。この場合、一方の側部32は変形部として機能する。
・ 実施形態において、一方の側部32には、凹部として、一方の側部32を貫通する第1嵌合孔26及び第2嵌合孔27が形成されているのではなく、凹部として、第1嵌合凹部及び第2嵌合凹部が形成されていてもよい。
・ 実施形態において、例えば、多極コネクタ21の向きが、横向きと上向きとの中間位置に変更可能となるように、一方の側部32に、凸部25が嵌合可能な凹部としての嵌合孔をさらに形成してもよい。すなわち、凹部の数は特に限定されるものではない。
・ 実施形態において、第1支持軸20aが一方の側部32に設けられるとともに、第2支持軸20bが立設部35に設けられ、コネクタハウジング20の両端壁201,202に、第1支持軸20a及び第2支持軸20bをそれぞれ支持する支持孔が形成されていてもよい。
・ 実施形態において、第1支持軸20a及び第2支持軸20bが、コネクタハウジング20と一方の側部32及び立設部35との間に別部材としてそれぞれ設けられていてもよい。
・ 実施形態において、撓み片28の形状は特に限定されるものではない。要は、凸部25と第1嵌合孔26及び第2嵌合孔27とを互いに離間させる方向に変形して凸部25と第1嵌合孔26又は第2嵌合孔27との凹凸嵌合を解除する変形部として機能するものであればよい。
・ 実施形態において、コネクタハウジング20は樹脂製に限らず、例えば、金属製であってもよい。例えば、コネクタハウジング20が金属製である場合、撓み片28を弾性変形可能な材料(例えば樹脂)により形成する必要がある。
・ 実施形態において、撓み片28を撓んだ状態から原形状に復帰させるために、撓み片28を復帰する方向へ付勢するための付勢部材を別途設けてもよい。
10…電磁弁マニホールド、14v…電磁弁、20…コネクタハウジング、20a…第1支持軸、20b…第2支持軸、21…多極コネクタ、25…凸部、26…凹部としての第1嵌合孔、27…凹部としての第2嵌合孔、28…変形部としての撓み片、28k…基端、32…第1支持部として機能する側部、35…第2支持部として機能する立設部、201…対向壁である端壁。

Claims (5)

  1. 複数の電磁弁が連設されるとともに、各電磁弁に電気的に接続される多極コネクタを有するコネクタハウジングと、前記コネクタハウジングを挟む位置に配置されるとともに前記コネクタハウジングを回動可能に支持する第1支持部及び第2支持部と、前記第1支持部に支持される第1支持軸と、前記第2支持部に支持される第2支持軸とを備え、前記コネクタハウジングは、前記第1支持軸及び前記第2支持軸を介して前記第1支持部及び前記第2支持部に回動可能に支持されている電磁弁マニホールドであって、
    前記コネクタハウジングは、前記第1支持部に対向する対向壁を有し、
    前記第1支持部及び前記対向壁の一方には、凸部、又は前記凸部が嵌合する複数の凹部が設けられるとともに、他方に前記複数の凹部又は凸部が設けられており、前記凸部と前記凹部とは、前記第1支持軸及び前記第2支持軸が形成する前記コネクタハウジングの回動中心軸線周りで凹凸嵌合し、
    前記第1支持部又は前記対向壁は、前記凸部又は前記複数の凹部を有するとともに前記凸部と前記凹部とを互いに離間させる方向に変形して前記凸部と前記凹部との凹凸嵌合を解除する変形部を備えていることを特徴とする電磁弁マニホールド。
  2. 前記変形部は前記対向壁の一部分であることを特徴とする請求項1に記載の電磁弁マニホールド。
  3. 前記変形部には前記第1支持軸及び前記凸部が設けられるとともに、前記第1支持部には前記複数の凹部が設けられており、
    前記凸部は、前記変形部が前記対向壁に対して変形する際の前記変形部の基端から、前記第1支持軸よりも離れた位置に配置されていることを特徴とする請求項2に記載の電磁弁マニホールド。
  4. 前記凸部における前記変形部からの突出量は、前記第1支持軸における前記変形部からの突出量よりも小さいことを特徴とする請求項3に記載の電磁弁マニホールド。
  5. 前記変形部は、変形した状態から前記変形部自身の復帰力によって原形状に復帰可能になっていることを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれか一項に記載の電磁弁マニホールド。
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