JP2015030246A - 包装用箱の製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】箱胴部八か所の連接部位での折りズレがサイド貼り時の貼りズレに影響し難くするとともに、八か所の連接部位の少なくとも一部分で一時的に直角の折り曲げを行なって箱胴部周り全体での折りに抗する反発を少なくして歪みの発生を少なくして、適正に八角形とされた箱胴部を有する包装用箱を得る。【解決手段】サイド貼りした箱胴部Aは平断面形状が八角形となる前に平断面形状を長方形に形成し、この箱胴部Aにおける未折曲の面板間の部分を外方に折り出して、胴部断面を八角形状にする。【選択図】図11

Description

本発明は内部に物品を収める包装用箱であって、数段で積み重ねたときの上下箱間でずれが生じ難くなるようにした包装用箱の製造方法に関するものである。
従来から胴部の断面が八角形状となっている段ボール製の包装用箱が流通していて、この包装用箱には例えば特許文献1に示されているように段ボール製の一枚のブランクから製函されているものがある。この特許文献1で示されている包装用箱を得るためのブランクは、胴部周り方向に沿って四面の側面板と四面の傾斜側面板とが一面ずつ交互に並んで連接した八面の面板とこの八面の面板連接方向の一端部に位置する糊代とからなる胴部形成部と、前記面板それぞれの面板連接方向に直交する方向で対向する辺の内の一方の辺(底面側の辺)に連接されたフラップからなる底面形成部と、前記面板それぞれの他方の辺(天面側の辺)に連接されたフラップからなる天面形成部とを備えている。
そして、製函に際しては、製函機における断面八角形状のマンドレルにブランクの胴部形成部を巻き付けて、箱胴部の平断面形状が八角形となるように箱胴部における側面板と傾斜側面板との間の連接部位を折り出し、また、この巻き付ける時点で胴部形成部における糊代とこの糊代とは反対側の対応部とを貼り合わせるサイド貼りを行なっている。
さらにこの公報掲載の技術では、箱胴部の平断面形状を八角形とした後にマンドレルに箱胴部が巻き付いている状態のまま、一方の端部、例えば天面形成部の各フラップの折り倒しと貼り合わせをして箱天面を閉鎖し、他方の端部が開放された箱を形成している。そしてマンドレルから取り外された後に商品を挿入し、残りの端部における各フラップの折り倒しと貼り付けをして箱底面を閉鎖して、内部に商品を収納した形態で包装用箱が形成されるようにしている。
また、特許文献1に示されているように胴部断面を八角形状とした包装用箱にあっては、商品を収納した複数の箱をその上下の向きを揃えて積み重ねて棒積みの販売形態とした際、最上段で取り出し口を展開した箱への商品の出し入れ操作や振動などがあっても上下箱の間にズレが生じ難くなるように、傾斜側面板の上部に上方に凸の突片を設けるとともに、その傾斜側面板の下部には凹みを設けて、下位側の箱の突片が上位側の箱の凹みに嵌まる工夫が提案されている。
また、具体的に特許文献2で示されている胴部を八角形状とした箱の天面では、対向する一対であって幅広とされた側面板の上辺に連接の二枚のフラップを天面閉鎖フラップとして折り倒している。そして、対向するもう一対であって細幅とされた側面板の上辺に連接の二枚のフラップを前記天面閉鎖フラップの端部に跨るように折り倒して重ね合わせており、天部閉鎖フラップに重なる一対のフラップが平らな係止板部として形成されている。
さらに、箱の底面の閉鎖では四枚の底面閉鎖フラップにより閉鎖している。細幅の側面板の下辺に連接の二枚のフラップを底面閉鎖フラップでの先折りする内フラップとして折り倒し、その後に広幅の側面板の下辺に連接の二枚のフラップを底面閉鎖フラップでの外フラップとして前記内フラップの下になるように折り倒している。
この底面での広幅の側面板の下辺に連接のフラップ(外フラップ)の端辺隅部の切り欠き形状が、天面の係止板部の形状に合致していて、底面の外フラップが折り倒されて突き合わせの配置となることで、先に折り倒しされた内フラップの下面側に平たい凹み部分が形成され、その凹み部分の上下対応位置と平面形状とを前記係止板部に対応させている。そして、例えば上下の向きを揃えて箱を上下に積み重ねるようにすれば、下位の箱の天面の係止板部が、上位の箱の底面の凹み部分に入り込むようになり、これによって、上下の箱の間でズレが生じないようにしていた。
特許第3304991号公報 意匠登録第1144557号公報
ところで、箱胴部の平断面形状を八角形としている包装用箱を製造するに際して、ブランクの胴部形成部をマンドレルに巻き付けて八か所の折り出しを行なって箱胴部を成形する方法では、箱胴部での側面板と傾斜側面板との間となる八か所の連接部位を折り出すときにそれぞれの位置で折りズレが生じる可能性がある。そして、生じた折りズレがそのまま合算されてサイド貼りの貼りズレを生じさせてしまい、貼りズレの大きな箱胴部が形成されるという問題がある。
また、マンドレルがあるため、箱胴部での側面板と傾斜側面板との間となる連接部位は、直角に至らない鈍角の折り曲げ角度であって、マンドレルによる折り出し角度以上の角度には折ることができない。そのため、鈍角に折曲した連接部位全てに反発が残って箱胴部全体に歪みが生じる。そして、この歪みを持って製函することで、箱に設計した強度を得ることができないという問題もある。
加えて、上記係止板部と係止凹部とを備え、複数段にして箱を積み重ねる際に下位の箱の係止板部が上位の箱の係止凹部に嵌まるようにした箱に、上述の歪みがあると、係止板部や係止凹部が適正位置から外れて形成されることとなり、箱を積み重ねたときに係止板部と係止凹部とが適正に嵌合し合わないという不具合が生じる。
そこで、本発明は上記事情に鑑み、箱胴部八か所の上記連接部位での折りズレが上記サイド貼り時の貼りに影響し難くするとともに、八か所の連接部位の少なくとも一部分で一時的に鋭角(直角を含む)な折り曲げを行なって胴部周り全体での折りに抗する反発を少なくして歪みの発生を少なくすることを課題とし、箱胴部が適正に八角形とされた包装用箱を得ることを目的とするものである。
(請求項1の発明)
本発明は上記課題を考慮してなされたもので、一枚のブランクを組み起こして箱胴部の平断面形状を八角形とした箱であり、箱天面は一対の天面内フラップに一対の天面外フラップを重ね合わせて閉鎖され、箱底面は一対の底面内フラップに一対の底面外フラップを重ね合わせて閉鎖されていて、
前記箱天面には係止板部が設けられているとともに、前記箱底面には、前記係止板部に対応した位置にして係止凹部が設けられていて、箱積み重ね時に下位の箱の前記係止板部が上位の箱の前記係止凹部に嵌まる包装用箱を製造するに当たり、
前記ブランクは、箱胴部周り方向に沿って四面の側面板と四面の傾斜側面板とが一面ずつ交互に並んで連接した八面の面板とこの面板連接方向での端部に位置する糊代とからなる胴部形成部と、前記側面板の前記面板連接方向に直交する方向で対向する辺の内の一方の辺に連接されたフラップからなる箱天面形成部と、前記側面板の他方の辺に連接されたフラップからなる箱底面形成部とを有し、
前記箱天面形成部での前記天面外フラップとなるフラップそれぞれの自由端側の隅部に、箱外面側となる面に折り返し可能な係止板部形成部が設けられ、
前記箱底面形成部での前記底面外フラップとなるフラップそれぞれの自由端側の隅部に、切り欠きからなる係止凹部形成部が設けられていて、
(a)前記天面外フラップとなるフラップそれぞれの係止板部形成部を箱外面側となる面に折り返して貼り合わせて、前記係止板部を形成する係止板部形成工程と、
(b)ブランクでの前記胴部形成部における糊代とこの糊代とは反対側の対応部とが重なるように胴部形成部を扁平に折り重ねて、前記糊代と前記対応部とを貼り合わせるサイド貼りをして、箱胴部を扁平とした扁平形状のスリーブを形成するスリーブ形成工程と、
(c)扁平とされた前記箱胴部の平断面形状が長方形となるように前記スリーブを起こした後に、前記箱胴部における未折曲の面板間の部分を外方に折り出して、箱胴部の平断面形状を八角形にする箱胴部整形工程と、
(d)前記箱底面形成部のフラップにより箱底面を閉鎖して、前記係止凹部形成部からなる前記係止凹部を有した箱底面を形成する箱底面閉鎖工程と、
(e)前記箱天面形成部のフラップにより箱天面を閉鎖して、前記係止板部を有した箱天面を形成する箱天面閉鎖工程と
を備えることを特徴とする包装用箱の製造方法を提供して、上記課題を解消するものである。
(請求項2の発明)
そして、本発明において、上記箱胴部形成工程は、
(c1)扁平とされた前記箱胴部の平断面形状が長方形となるように前記スリーブを起こす箱胴部第一整形工程と、
(c2)平断面形状を長方形とした前記箱胴部における未折曲の面板間の部分を外方に折り出して、箱胴部の平断面形状を八角形にする箱胴部第二整形工程と
とからなるものであることが良好である。
(請求項3の発明)
また、本発明において、上記箱底面での底面外フラップ対向方向に相対する係止凹部は、該底面外フラップ対向方向に並設されて連続しているとともに、上記箱天面での天面外フラップ対向方向に相対する係止板部は、該天面外フラップ対向方向に並設されて連続しており、箱積み重ね時に下位の箱での連続した係止板部が、上位の箱での連続した係止凹部に嵌まる構成を備えるものであることが良好である。
(請求項1の発明の効果)
請求項1の発明によれば、サイド貼りがなされていて平断面形状を長方形とした箱胴部を形成した後に、その箱胴部を八角形にしており、八角形とするための未折曲の部分を折り曲げる際に仮に折りズレが生じたとしても、既にサイド貼りが終了しているため貼りズレが生じない。
また、箱胴部の平断面形状が長方形となっているときには四か所の折曲部分は直角に折り曲げられた状態であって、この後、直角に折り曲げられていた折曲部分を鈍角に広げて箱胴部の平断面形状を八角形になるようにしており、直角の折れを鈍角に広げて折りに対する反発が既に弱まっている折曲部分と平板状態から鈍角に折り曲げる折曲部分とが交互に並ぶため、箱胴部周り全体での折りに対する反発が小さい。このように箱胴部周り全体での折りに対する反発が小さくなっていることと、先にサイド貼りが完了していることとが相俟って、箱胴部全体に歪みが生じ難く、適正な形状の箱胴部が得られる。
(請求項2の発明の効果)
請求項2の発明によれば、製函の機構を、スリーブを起こして箱胴部の平断面を長方形となるように成形するための部分と、平断面が長方形となっている箱胴部をその平断面を八角形となるように成形するための部分とに分けて、製函の機構を簡易な構成にすることができるという効果を奏する。
(請求項3の発明の効果)
請求項3の発明によれば、係止凹部が並設されて連続することでより大きな係止凹部が形成され、また、係止板部が並設されて連続することでより大きな係止板部が形成されることとなり、棒積みする際に係止凹部と係止板部との嵌め合わせが容易になる包装用箱が得られるという効果を奏する。
包装用箱の一例を斜め上方から見た状態で示す説明図である。 箱積み重ねの際の上位の箱の箱底面と下位の箱の箱天面とを示す説明図である。 一例の包装用箱を得るためのブランクを示す説明図である。 一例での連続係止板部を示す説明図である。 連続係止板部と連続係止凹部との重ね合わせを断面で概略的に示す説明図である。 係止板部形成部での板片の折りを示すもので、板片折り前の状態を示す説明図である。 同じく係止板部形成部での板片の折りを示すもので、板片の折りを示す説明図である。 同じく係止板部形成部での板片の折りを示すもので、係止板部形成部と治具とが離れる状態を示す説明図である。 同じく係止板部形成部での板片の折りを示すもので、倒し治具の待機と糊塗布とを示す説明図である。 同じく係止板部形成部での板片の折りを示すもので、板片の折り込みを示す説明図である。 製造方法の第一の例を示す説明図である。 胴部断面を長方形状から八角形状にする状態を示す説明図である
つぎに本発明を図1から図12に示す実施の形態に基づいて詳細に説明する。
(包装用箱)
図中1は段ボールを包材として製函された包装用箱である。この包装用箱1は図1に示すように箱胴部2の平断面形状を八角形とし、箱天面3及び箱底面4も平面形状が箱胴部2の平断面形状に応じる八角形にして閉鎖されている。そして、図2に示すように包装用箱1は複数の箱を上下に積み重ねる棒積みをしたときに、上位箱の箱底面と下位箱の箱天面との間で横方向のズレが生じないように設けられているものであって、前記箱天面3には天面中央を間にして対称に配置された平たい二つの連続係止板部5を備え、箱底面4には底面中央を間にして対称に配置されて平たく凹んだ二つの連続係止凹部6を備えている。前記連続係止板部5と連続係止凹部6とは箱の高さ方向に対応する位置にして、後述するように複数の包装用箱1を上下に積み重ねたとき(棒積みしたとき)にこの連続係止板部5と連続係止凹部6とを係止させ合うことで前述のズレを防ぐようにしているものである。
(ブランク)
図3は本包装用箱1をブランク7の形態で示している。なお、図3ではブランク7での箱外方側となる面を示している。ブランク7は胴部形成部8、箱天面形成部9、箱底面形成部10とからなる。胴部形成部8は上述したように箱胴部2が断面八角形としながら、通常の箱胴部の平断面形状が四角形の箱における箱胴部をサイド貼りして形成する場合と同様にサイド貼りが行なえるように、八面の面板を一連に連接しているとともにその面板連接方向の一端部に糊代11も連接している。
包装用箱1において箱胴部2の平断面形状は長方形の四隅を隅切りした形状での八角形としており、前記面板は、四面の側面板12、13、14、15と四面の傾斜側面板16、17、18、19とであり、箱胴部周り方向に沿って側面板12、13、14、15と傾斜側面板16、17、18、19とが一面ずつ交互に並んで折り罫を介して連接され、糊代11も面板連接方向の端部である側面板15の側辺に折り罫を介して連接されている。
なお、この包装用箱1では、上述したように箱胴部2の平断面形状を長方形の四隅を隅切りした形状での八角形としていて、箱幅方向の寸法が箱前後方向の寸法より大きくなっており、側面板12、14の幅寸法(面板連接方向)が側面板13、15の幅寸法より広いものとされている。
(箱天面形成部)
箱天面形成部9は、二つの平たい連続係止板部5を備えて八角形に閉じられた箱天面3を得る部分であって、側面板12、13、14、15の上辺に折り罫を介して連接されたフラップからなるものである。広幅の側面板12、14の上辺には、胴部平断面の八角形に応じた八角形の半面となる形状の天面外フラップ20、21が連接され、細幅の側面板13、15の上辺には、この側面板13、15よりやや幅広とした天面内フラップ22、23が連接されている。
天面内フラップ22、23は折り元側の両端部それぞれが角を斜めに落とした形状とされ、八角形である箱胴部2での側面板13の両側にある傾斜側面板17、18の上辺部分と、側面板15の両側となる傾斜側面板16、19の上辺部分に掛からないように設けられている(なお、天面内フラップ23の折り元側が傾斜側面板16の上限部分に掛からないのは八角形箱胴部での状態)。一方、天面外フラップ20、21では、折り倒した天面内フラップ22、23の上に折り倒され、それぞれを天面内フラップ22、23に接合させた状態において、この天面外フラップ20、21の折り元側の角を斜めに落とした形状の両端部それぞれが傾斜側面板16、17、18、19の上辺部分に乗った状態で僅かに側方に張り出るように設けられている。
ブランク7の形態において、天面外フラップ20、21それぞれの箱天面の周辺側となる隅部(自由端の両端部側)には係止板部形成部24が設けられていて、この係止板部形成部24は、天面外フラップ20、21それぞれの箱天面の周辺となる側辺の位置を一端として折り元中央側に向けて延びる切り込み線25と、天面外フラップ20、21の外辺(折り元とは反対の自由端側)の位置を一端としてその外辺に直交方向に延びて、かつ箱内面側となる片面から包材を貫通しない状態にして刃が入れられた半切れ線26とで囲んでなるものである。
(箱底面形成部)
箱底面形成部10は、二つの平たい連続係止凹部6を備えて八角形に閉じられた箱底面4を得る部分であり、側面板12、13、14、15の下辺に折り罫を介して連接されたフラップからなるものである。広幅の側面板12、14の下辺に底面外フラップ27、28が連接され、細幅の側面板13、15の下辺にこの側面板13、15よりやや幅広とした底面内フラップ29、30が連接されている。図示されているように前記底面外フラップ27、28にあっては、その外辺側(折り元とは反対の自由端側)の両隅部に切り欠き状の係止凹部形成部31が設けられている。
底面外フラップ27、28と底面内フラップ29、30とそれぞれの折り元側の両端部の形状は、天面外フラップ20、21、天面内フラップ22、23と同様である。即ち、底面内フラップ29、30は折り元側の端部それぞれが角を斜めに切り落とした形状とされ、傾斜側面板16、17、18、19の下辺部分に掛からないように設けられている。底面外フラップ27、28は折り倒した底面内フラップ29、30の上(箱外方側)に折り倒され、その底面内フラップ29、30に接合させた状態において、この底面外フラップ27、28の折り元側の角を斜めに切り落とした形状の端部それぞれが、傾斜側面板16、17、18、19の下辺部分に乗った状態で僅かに側方に張り出るように設けられている。
(箱天面)
上記フランク7から製函される包装用箱1において、箱天面3は上述したように箱胴部2で対向する細幅の側面板13、15の上辺に連接されて折り倒されていて側面板13、15の対向方向と同方向に対向位置する一対の上記天面内フラップ22、23と、箱胴部2で対向する広幅の側面板12、14の上辺に連接されていて、前記天面内フラップ22、23の対向方向に直交する方向に対向するように配置されて前記天面内フラップ22、23の上に重ね合わせて接着した上記天面外フラップ20、21とで閉鎖されている。
(連続係止板部)
箱天面3の上記連続係止板部5は、上述したように箱天面3の中央を間にして天面外フラップ20、21の合わせ目(互いの自由端面を突き揃えるようにした部分)に沿った方向、即ち、天面外フラップ20と天面外フラップ21との対向方向と直交する方向に対向配置され、箱天面3の中央ではなく周辺側に寄った位置に設けられている。図示されているように前記連続係止板部5は、天面外フラップ20側に位置する係止板部32ともう一方の天面外フラップ21側に位置する係止板部33とを、天面外フラップ20、21との突き合わされた自由端の位置を境にして並設して連続させているものであり、係止板部32、33とが連続することで平面形状をより大きくした係止板部としてこの連続係止板部5を形成しているものである。
(係止板部)
係止板部32、33それぞれは、天面外フラップ20と天面外フラップ21の上記係止板部形成部24での切り込み線25と半切れ線26とで囲まれた板片34を、前記半切れ線26の位置から天面外フラップ20、21の上面(箱外面側となる片面)に折り返して重ね合わせるようにし、そして板片34を天面外フラップ20、21に接着して、天面外フラップ20、21の上面から平たい板状にして板片34の厚さ分(即ち、包材の厚さ分)で凸となる部分として形成されている。
このように係止板部32、33それぞれが、天面外フラップ20、21の角の部分に位置していた板片34を半切り線26の部分を折り部として箱外方に折り返して重ね合わせたものであるので、この係止板部32、33が並んで連続してなる二つの連続係止板部5も、箱天面において板片32の厚さ分だけ凸となっているものである。
連続係止板部5それぞれは、上述したように天面外フラップ20、21の角の部分の板片34を折り返して得られる係止板部32、33からなるものであることから、図4に示すように箱天面3では、折り返しの部分(半切れ線の位置)から箱天面3の周辺に達する部分までの範囲では天面外フラップ20、21が存在しておらず、下位の天面内フラップ22、23の上面が表出している。
このように天面外フラップ20、21の隅部それぞれに、この天面外フラップ20、21の角を欠いた状態となって天面内フラップ22、23が表出する切り欠き状部35、35を設けており、切り欠き状部35と天面内フラップ22の上面及び、切り欠き状部35と天面内フラップ23の上面とで凹み部36が形成されている。よって、連続係止板部5に対しては前記凹み部36が隣接するように位置し、この凹み部36の領域が箱天面3の側辺にまで及ぶものとなっている。
(箱底面)
箱底面4は上述したように箱胴部2で対向する細幅の側面板13、15の下辺に連接されて折り倒されていて側面板13、15の対向方向と同方向に対向位置する一対の底面内フラップ29、30と、箱胴部2で対向する広幅の側面板12、14の下辺に連接されていて、底面内フラップ29、30の対向方向に直交する方向に対向するように配置され、前記底面内フラップ29、30の上(箱外方側)に重ね合わせて接着した底面外フラップ27、28とで閉鎖されている。
箱底面4の連続係止凹部6は箱上下方向で連続係止板部5に対応する位置に形成されていて、箱底面4の中央を間にして底面外フラップ27と底面外フラップ28との対向方向と直交する方向に対向配置されている。連続係止凹部6それぞれも図示されているように、底面外フラップ27と底面外フラップ28との突き合う自由端位置の延長線位置を間にして係止凹部37と係止凹部38とが並設されて連続してなるものであり、ブランク7で示す底面外フラップ27、28の両隅部の係止凹部形成部31を底面内フラップ29、30に重ねて底面外フラップ27側に係止凹部37が形成されているとともに、底面外フラップ28側に係止凹部38が形成され、この係止凹部37、38が隣り合って連続することで連続係止凹部6が形成される(図2参照)。
連続係止凹部6は、対の係止板部対応領域39、39とこの係止板部対応領域39に連続して箱底面4の周辺に及ぶ対の凹み領域40とで平たく凹んだ形態にして構成されていて、係止板部対応領域39が対となって、複数の箱1を積み重ねたときに下位の箱の連続係止板部5が嵌まることができるように連続係止板部5の形状に対応する。即ち、棒積みしたときには前記係止凹部37、38の係止板対応領域39に、係止板部32、33が嵌まり込むこととなるものである(図5では、係止凸部33の係止凹部37への嵌まり込みの部分を断面で示している。)。
(係止板部の形成)
上記連続係止板部5の形成はブランクの形態の時点で行なうのが好ましく、その一例を図6〜図10に示す。なお、一つの係止板部形成部のみを示しているが、他の係止板部形成部も同様に折りと貼りとの加工が施されるものである。
係止板部形成部での板片の重ね合わせに際して、ブランク7は胴部形成部8の長手方向に直交する方向に搬送ライン上を移動する。そして、図6と図7に示すように天面外フラップ21の箱外方となる片面側であって、係止板部形成部24の領域以外にして半切れ線26の近傍位置に受け治具41が対応位置し、その状態で、箱内方となる片面側から折り治具42が降りて係止板部形成部24の板片34を半切れ線26の位置から折り曲げる。
ブランク7が搬送により板片34を折り込んだ受け治具41の主体部分と折り治具42とが離れ、前記受け治具41の延長された板状受け部43が板片34の近傍位置で天面外フラップ21の隅部を支える(図8)。
折り倒されている板片34に糊塗布44を行なうとともに、板片の34を天面外フラップ21の箱外方側の片面に折り倒す倒し治具45がその板片34の折り元側に進み出てくるように設けられている(図9)。
そして、上記受け治具41の板状受け部43を折り元側に当てた状態で倒し治具45による板片34の折り倒しが行なわれ、板状受け部43と倒し治具45とで板片34の折り倒し状態を保持し、さらに板片34の自由端側の部分を天面外フラップ21に押し付ける圧着46が行なわれ(図10)、板片34が接着した状態のブランク7が搬送方向に移動することで前記板状受け部43と倒し治具45とがブランク7から離れて、板片34の天面外フラップ21への貼り合わせが完了する。
(製造方法)
包装用箱1を上記ブランク7から製函する製造方法の一例を図11と図12とに概略的に示した。なお、包装用箱1の製造方法でのこの一例において、以下にブランクから扁平なスリーブを形成し、そのスリーブを組み起こしてから収納物を収めた最終形態の箱を得るまでを説明するが、ブランクから最終形態の包装用箱1を得るまでを、一つの製函ライン上で構成する点は必ずしも必要としないものである。
(係止板部成形工程 板片の折り返し 図11イ)
この包装用箱1での箱天面3での連続係止板部5を構成する係止板部32それぞれは、この製造方法の一例においてはブランク7の状態で形成されるものとしており、ブランク7での天面外フラップ20と天面外フラップ21での係止板部形成部24における板片34を、上述した受け治具41、折り治具42、倒し治具45によって折り返しを行ない、上記糊塗布44と圧着46によって天面外フラップ20と天面外フラップ21の箱外側の片面に貼り合わせ固定する(図6〜図10参照)。
(スリーブ形成工程 サイド貼り 図11ロ、ハ)
つぎに扁平なスリーブを得るに際し、図11の(ロ)で示すブランク7の側面板15を傾斜側面板19側に折り返して糊代11にホットメルト接着剤を塗布47するとともに、傾斜側面板17の側面板13側の側辺でその傾斜側面板17、側面板12、傾斜側面板16を折り返して、ホットメルト接着剤が塗布された糊代11に傾斜側面板16を重ね合わせてサイド貼りして扁平な箱胴部Aを有する扁平なスリーブ48を得る(ハ)。
(箱胴部第一整形工程 スリーブ起こし 図11ニ)
つぎにこの扁平なスリーブ48を組み起こす箱胴部の第一整形工程となる段階が示されている。まず、扁平なスリーブ48においてサイド貼りされて扁平となっている箱胴部Aを平断面形状が長方形となるように組み起こす(ニ)。この長方形とする組み起こしに関しては、側面板15と傾斜側面板19との連接部位、及び側面板13と傾斜側面板17との連接部位が、扁平なスリーブ48の形態で既に折り曲げられており、組み起こしたときの長方形でのもう一方の対角の位置となる側面板15とこの面板に胴部周りで連接位置関係になる傾斜側面板16との連接部位(ブランクの展開形態で示すところの側面板15と糊代11との連接部位)、及び側面板13と傾斜側面板18との連接部位を折り曲げる。これら四か所の連接部位、即ち、細幅の側面板13、15の側辺それぞれを直角に折り曲げるように扁平なスリーブ48を組み起こして長方形の箱胴部Aを得る。
(箱胴部第二整形工程 金型による連接部位折り出し 図12 図11(ホ))
つぎに箱胴部Aの平断面形状を長方形とした筒状形態のスリーブ48に対し、その開放されている端部側から上下一対の押し金型49を挿入して箱胴部Aの内部に位置させ、未折曲の連接部位がある面側に対応させる。実施の形態では太幅の側面板12、14の両側辺それぞれでの連接部位が未折曲であり、側面板12,14の内面に押し金型49が接する(図12イ)。
押し金型49は、側面板12、14の側辺それぞれの連接部位を所定の角度に折曲させるとともに、直角になっていた連接部位を所定角度となるように開く型形状を有しており、押し金型49それぞれが上下に離れるように移動して、箱胴部Aの平断面形状を、連接部位の折り曲がり角度を同じにした八角形にする。また、傾斜側面板16、17、18、19を受ける受け金型50も箱胴部Aの周りに配置されていて、押し金型49と受け金型50とで傾斜側面板16、17、18、19をそれぞれ挟み込み、この傾斜側面板16、17、18、19の両側となる連接部位にて適正な折曲角度として折り癖が付くように起函する(図12(ロ)、図11(ホ))。
(箱底面閉鎖工程 図11(ヘ))
つぎに箱胴部Aが八角形とされて筒状となっているスリーブの一端側にある上記箱底面形成部10において、底面内フラップ29、30を折り倒し、その後に底面外フラップ27、28を折り倒していて、底面内フラップ29、30と底面外フラップ27、28との重ね合わせの部分で貼り合わせして閉鎖された箱底面を得る(図11(ヘ))。この底面内フラップ29、30に重なるようにして底面外フラップ27、28を重ね、さらに底面外フラップ27、28の自由端が突き合うように折り倒された状態となるため、底面外フラップ27、28の係止凹部37、38が並設して連続し、この並んだ係止凹部37、38と底面内フラップ29、30によって連続係止凹部6が形成され、閉鎖された箱底面4は二つの連続係止凹部6を有するものとなる(図2参照)。
底面内フラップと底面外フラップの重ね合わせ部分での貼り合わせは、例えばホットメルト接着剤を用いて行なわれており、箱底面閉鎖の段階で所要個所にその接着剤が塗布されるようにすればよいものであるが、接着剤の塗布の時点は限定されない。箱底面の閉鎖が行なわれて箱天面側が開放された製函完成前形態として製函された包装用箱1には、つぎに商品の充填が行なわれるが、その前に押し金型と受け金型が退避する。
(充填工程 図11(ト))
収納物の充填51は図11(ト)で示すように開放された状態の箱天面側から行なう。
(箱天面閉鎖工程 図11(チ))
収納物の充填51が終了すると底部閉鎖が行なわれるものであって、箱天面形成部9の天面内フラップ22、23を折り倒した後に天面外フラップ20、21を折り倒し、天面内フラップ22、23と天面外フラップ20、21とを重ね合わせている部分を接着剤を介して貼り合わせて、箱天面閉鎖を行なう。これによって完成形態で包装用箱1が製函される。
上述したように天面外フラップ20、21は、ブランク形態の時点で係止板部32、33を有していることから、この天面閉鎖で天面外フラップ20、21の自由端が突き合う状態で天面外フラップ20、21が折り倒された配置となることで、係止板部32と係止板部33とが並設されて上記連続係止板部5が形成され、閉鎖した箱天面3に二つの連続係止板部5を有する包装用箱1が得られる。
ブランク7で示されているように太幅の側面板14の両側辺の中段からその側辺に沿って側面板14と天面外フラップ21との連接部位の両端に達し、そして天面外フラップ21において箱天面中心側に傾斜して自由端に達している対の切り取り線52が設けられている。さらに前記側面板14の前記切り取り線52の端部位置それぞれには略コ字状とした切り込み53が設けられており、製函された包装容器1から収納物を取り出す際に、前記切り込み53の間をこの切り込み53の部分で形成される舌片を摘み持つなどして切り裂くとともに、前記切り取り線52それぞれを切断しながら天面外フラップ21の中央部分から側面板14の中段までを取り除くようにする。これによって包装用箱1が開封されて、内部にある商品を取り出すことができるようになる。なお、図6〜11においては図による説明を容易にするために前記切り取り線と切り込みとは図示していない。
包装用箱1の製造方法での実施の例では、ブランク7の側面板15と傾斜側面板19との間の連接部位、及び側面板13と傾斜側面板17との間の連接部位で折り倒して扁平なスリーブ48を得てから、スリーブの起こしによって前記側面板15と傾斜側面板19との連接部位、側面板13と傾斜側面板17との連接部位、側面板15と傾斜側面板16との連接部位、側面板13と傾斜側面板18との連接部位との四か所の連接部位それぞれを直角に折り曲げて、箱胴部の平断面形状を長方形となるようにし、この後に未折曲の連接部位を押し金型49と受け金型50と用いて箱胴部の平断面形状を八角形になるようにしているが、本発明はこの例に限定されるものではない。
箱胴部の平断面形状を長方形とするようにスリーブを起こしたときに、他の長方形状を呈する連接部位の折り曲げ、即ち、側面板14と傾斜側面板19との連接部位、側面板12と傾斜側面板17との連接部位、側面板14と傾斜側面板18との連接部位、側面板12と傾斜側面板16との連接部位との四か所の連接部位それぞれを直角に折り曲げできるようにサイド貼りをし、さらに、このスリーブを起こした後の未接触の連接部位を外方に折り出しできるように形成された押し金型と受け金型とを用いて、箱胴部の平断面形状を八角形となるようにしてもよい。
上記製造方法の一例によりなる包装用箱において、係止板部を四角形のものとして図示しているが、係止板部は四角形に限定されるものではなく、例えば三角形であってもよいものである。
1…包装用箱
2…箱胴部
3…箱天面
4…箱底面
5…連続係止板部
6…連続係止凹部
7…ブランク
8…胴部形成部
9…箱天面形成部
10…箱底面形成部
12、13、14、15…側面板
16、17、18、19…傾斜側面板
20、21…天面外フラップ
22、23…天面内フラップ
24…係止板部形成部
27、28…底面外フラップ
29、30…底面内フラップ
31…係止凹部形成部
32、33…係止板部
34…板片
37、38…係止凹部
39…係止板部対応領域
40…凹み領域

Claims (3)

  1. 一枚のブランクを組み起こして箱胴部の平断面形状を八角形とした箱であり、箱天面は一対の天面内フラップに一対の天面外フラップを重ね合わせて閉鎖され、箱底面は一対の底面内フラップに一対の底面外フラップを重ね合わせて閉鎖されていて、
    前記箱天面には係止板部が設けられているとともに、前記箱底面には、前記係止板部に対応した位置にして係止凹部が設けられていて、箱積み重ね時に下位の箱の前記係止板部が上位の箱の前記係止凹部に嵌まる包装用箱を製造するに当たり、
    前記ブランクは、箱胴部周り方向に沿って四面の側面板と四面の傾斜側面板とが一面ずつ交互に並んで連接した八面の面板とこの面板連接方向での端部に位置する糊代とからなる胴部形成部と、前記側面板の前記面板連接方向に直交する方向で対向する辺の内の一方の辺に連接されたフラップからなる箱天面形成部と、前記側面板の他方の辺に連接されたフラップからなる箱底面形成部とを有し、
    前記箱天面形成部での前記天面外フラップとなるフラップそれぞれの自由端側の隅部に、箱外面側となる面に折り返し可能な係止板部形成部が設けられ、
    前記箱底面形成部での前記底面外フラップとなるフラップそれぞれの自由端側の隅部に、切り欠きからなる係止凹部形成部が設けられていて、
    (a)前記天面外フラップとなるフラップそれぞれの係止板部形成部を箱外面側となる面に折り返して貼り合わせて、前記係止板部を形成する係止板部形成工程と、
    (b)ブランクでの前記胴部形成部における糊代とこの糊代とは反対側の対応部とが重なるように胴部形成部を扁平に折り重ねて、前記糊代と前記対応部とを貼り合わせるサイド貼りをして、箱胴部を扁平とした扁平形状のスリーブを形成するスリーブ形成工程と、
    (c)扁平とされた前記箱胴部の平断面形状が長方形となるように前記スリーブを起こした後に、前記箱胴部における未折曲の面板間の部分を外方に折り出して、箱胴部の平断面形状を八角形にする箱胴部整形工程と、
    (d)前記箱底面形成部のフラップにより箱底面を閉鎖して、前記係止凹部形成部からなる前記係止凹部を有した箱底面を形成する箱底面閉鎖工程と、
    (e)前記箱天面形成部のフラップにより箱天面を閉鎖して、前記係止板部を有した箱天面を形成する箱天面閉鎖工程と
    を備えることを特徴とする包装用箱の製造方法。
  2. 上記箱胴部形成工程は、
    (c1)扁平とされた前記箱胴部の平断面形状が長方形となるように前記スリーブを起こす箱胴部第一整形工程と、
    (c2)平断面形状を長方形とした前記箱胴部における未折曲の面板間の部分を外方に折り出して、箱胴部の平断面形状を八角形にする箱胴部第二整形工程と
    とからなるものである請求項1に記載の包装用箱の製造方法。
  3. 上記箱底面での底面外フラップ対向方向に相対する係止凹部は、該底面外フラップ対向方向に並設されて連続しているとともに、上記箱天面での天面外フラップ対向方向に相対する係止板部は、該天面外フラップ対向方向に並設されて連続しており、箱積み重ね時に下位の箱での連続した係止板部が、上位の箱での連続した係止凹部に嵌まる構成を備える請求項1または2に記載の包装用箱の製造方法。
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