JP2015029950A - 乳化剤 - Google Patents
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Abstract
Description
そこで、近年、天然物由来の乳化剤として、大豆や卵黄由来のレシチン又はそれらの誘導体、キラヤ等から得られるサポニン又はそれらの誘導体、牛乳を原料とするカゼインナトリウム、大豆由来の水溶性多糖(特許文献1)が提案されている。
また、本発明において、低分子化された澱粉は、澱粉又は澱粉を含む植物を微生物により処理して得られるものであることが好ましい。
また、本発明において、澱粉又は澱粉を含む植物を低分子化する微生物としては、乳酸菌、ビフィズス菌、及び麹菌のいずれか1種以上から選択されるものであることが好ましい。
また、本発明は、低分子化された澱粉を含む乳化剤を配合した化粧料である。
なお、本発明において、化粧料なる文言は、医薬部外品も含む広義の意味で用いられるものである。
本発明で用いる乳化剤を調製するに当たって、澱粉としては、米、大豆、トウモロコシ、ジャガイモ、キャッサバ、小豆、甘藷、小麦等の澱粉が挙げられる。本発明の低分子化された澱粉を含む乳化剤は、上記の植物に直接或いはそれら植物から得られる澱粉もしくは澱粉を含む抽出物に、微生物処理や酵素処理等の低分子化処理を施すことによって調製することができる。本発明の乳化剤を得るためには、上記澱粉にはアミロース及びアミロペクチンが含まれることが好ましい。
plantarum)、ラクトバチルス ブレビス(L.brevis)、ラクトバチルス カゼイ(L.casei)、ラクトバチルス セロビオザス(L.cellobiosus)、ラクトバチルス
バシノステルカス(L.vaccinostercus)、ストレプトコッカス フェーカリス(Streptococcus faecalis)、バチルス コアギュランス(Bacillus
coagulans)等があるが、得られる乳酸菌発酵米の乳化能の点から、ラクトバチルス プランタラム(Lactobacillus plantarum)の使用が特に好ましい。
bifidum)、ビフィドバクテリウム・ブレーベ(Bifidobacterium breve)等のビフィズス菌が挙げられる。
oryzae)、アスペルギルス・フラバス(Aspergillus flavus)アスペルギルス・ポリオキソジェネス(Aspergillus polyoxogenes)、アスペルギルス・ソーヤ(Aspergillus
sojae)などの黄麹菌;アスペルギルス・アワモリ(Aspergillus awamori)、アスペルギルス・カワウチ(Aspergillus kawauchii)、アスペルギルス・ウサミ(Aspergillus
usami)、アスペルギルス・ニガー(Aspergillus niger)などの黒麹菌;モナスカス・アンカ(Monascus anka)、モナスカス・ピロサス(monascus
pilosus)などの紅麹菌が挙げられるが、それらの麹菌の中でも発酵液の色が薄いことや発酵臭が比較的少ないといった点で、アスペルギルス・オリゼー(Aspergillus
oryzae)が最も好ましい。
精白米10Kgを水洗し、フルクトース2%と乳酸菌(ラクトバチルス
プランタラム[L. plantarum]、108個/mL)を水に分散させた液40Kgと共に発酵タンクに入れ、窒素雰囲気下に37℃で3日間乳酸菌発酵を行った。発酵終了後、殺菌、水洗を行ったのち乾燥をした。得られた発酵米に対して50%相当量の水を加え、90℃で蒸したのち、乾燥を行い、得られた乾燥物を粉砕して糊化した乳酸菌発酵米粉末8kgを得た。
上記製造例1において、ラクトバチルス プランタラム(L. plantarum)に代えて、ラクトバチルス カゼイ(L. casei)を用いるほかは製造例1と同様にして、乳化剤を得た。
上記製造例1において、ラクトバチルス プランタラム(L. plantarum)に代えて、ストレプトコッカス フェーカリス(Streptococcus
faecalis)を用いるほかは製造例1と同様にして、乳化剤を得た。
上記製造例1において、ラクトバチルス プランタラム(L. plantarum)に代えて、バチルス コアギュランス(Bacillus
coagulans)を用いるほかは製造例1と同様にして、乳化剤を得た。
上記製造例1において、ラクトバチルス プランタラム(L. plantarum)に代えて、アスペルギル オリゼー(Aspergillus
oryzae)を用いるほかは製造例1と同様にして、乳化剤を得た。
上記製造例1において、ラクトバチルス プランタラム(L. plantarum)に代えて、ビフィドバクテリウム・ビフィダム(Bifidobacterium
bifidum)、を用いるほかは製造例1と同様にして、乳化剤を得た。
上記製造例1において、ラクトバチルス プランタラム(L. plantarum)に代えて、ビフィドバクテリウム・ブレーベ(Bifidobacterium
breve)を用いるほかは製造例1と同様にして、乳化剤を得た。
精白米100g(アミロース含有量23%)を水洗し、粉砕し、精白米の粉末を得た。
精白米100g(アミロース含有量20%)を水洗し、粉砕し、精白米の粉末を得た。
もち米(アミロース不含)100gを水洗し、粉砕し、もち米の粉末を得た。
本発明に係る乳化剤(1)〜(7)、及び比較用組成物(1)〜(3)の平均分子量をGPS装置(商品名:HLC-8120GPC東ソー製)により下記の条件で行った。
・カラム:TSKgel
Super AWM-H (6.0mmI.D×15cm)×2本(東ソー製)
・検出器:RI検出器 polarity(+)
・溶離液:10mM-LiCl+DMSO溶液
・流速 :0.6mL/min
・濃度 :3mg/mL
・注入量:20μL
・カラム温度:40℃
本発明に係る乳化剤(1)〜(7)、比較用組成物(1)〜(3)のアミロース/アミロペクチンの組成比(重量比)を、アミロース/アミロペクチン測定キット(日本バイオコン株式会社)により、測定した。
本発明に係る乳化剤(1)〜(7)、及び比較用組成物(1)〜(3)を用いて得られる乳化物の乳化安定性を比較した。
[試験方法]
表1に示す成分組成(単位:重量部)からなる10種の試料を調製し、それらの経時変化を観察した。
オリーブ油を量り取り、80℃まで加熱する。別に水に本発明に係る乳化剤または比較用組成物を分散し、80℃に加熱する。本発明に係る乳化剤又は比較用組成物を溶解した液をオリーブ油に攪拌しながら加え、超音波ホモジナイザーで10分間乳化を行った。そこに防腐剤(2.88%メチルパラベン、0.96%エチルパラベンを1,3−ブチレングリコールに溶解した液)を加え、水冷しながら攪拌し、各試料を調製した。
◎:良好
○:1か月以上経過後に極めて僅かに分離が認められる。
△:2週間〜1か月経過後に僅かに分離が認められる。
×:完全に分離する。
[表2]
製造例1で得られた乳化剤(1)について、ウサギ角膜由来細胞を用いてプロスタグランジンE2の生成抑制作用を調べた。
[試験方法]
ウサギ角膜由来細胞を、10%(FBS)含有イーグル最少必須培地に懸濁して96穴プレートに5.0×103個ずつ播種し、37℃で3日間培養した後、培地に製造例1の乳化剤(1)を培地全量に対する溶液としての最終濃度が1.0%、2.0%となるように添加し、さらに24時間培養した。コントロールとして製造例1の乳化剤(1)の代わりに精製水を添加し24時間培養した。次に培養器の底面から0.5mW/cm2の紫外線B波を照射し、さらに2日間培養後、培養上清に分泌されたPGE2の量を、PGE2測定キット(カイマンケイミカル社製)を用いて測定した。また、コントロール(UV照射区)と同様に精製水を添加し24時間培養後、紫外線を照射しないコントロール(UV未照射区)を設けた。PEG2量は、コントロール区(UV照射区)の値を100とした場合の相対値で示した。
試験例1の結果を図1に示す。図1に示すように、コントロール区(UV照射区)、コントロール区(UV未照射区)、製造例1の乳化剤(1)の1.0%、2.0%の添加区の結果を示す。図1に示すように、製造例1の乳化剤(1)は、濃度依存的に格段にすぐれたプロスタグランジンE2生成抑制効果を有することが確認された。
[試験方法]
被験者5名(20〜60歳の男女)に対してそれぞれの上腕内側部に被験部を設け、洗浄後に初期値として各被験者の被験部の紅斑量を紅斑量測定装置(メグザメーターMexameter(登録商標) MX18、Courage+Khazaka社製)により測定した。その後、被験部に界面活性剤として公知のラウレス5(10% Polyoxyethylene 5 lauryl ether)、及び製造例1の乳化剤(1)(溶液として終濃度が1.0%、2.0%)を含有した水溶液を4時間閉塞パッチした。閉塞パッチ終了後、被験部を水洗し、3時間後に、各被験者の被験部の紅斑量を上記測定装置により測定し、初期値から処理直後の値を差し引いた値について一次刺激抑制量として5名の被験者の平均値を算出した。また、コントロールとして製造例1の乳化剤(1)の代わりに、精製水を用いて上記と同様の操作を行った。
[表3]
[A成分] 部
オリーブ油 5.0
スクワラン 5.0
ホホバ油 5.0
ホホバワックス 3.0
ベヘニールアルコール 1.0
ステアリルアルコール 1.5
キャンデリラワックス 0.5
[B成分]
製造例1の乳化剤(1) 2.0
水素添加レシチン 0.5
カルボキシビニルポリマー 0.3
アルギン酸ナトリウム 0.2
海藻エキス 2.0
メチルパラベン 0.15
エチルパラベン 0.03
精製水 全量が100部となる量
[C成分]
香料 0.3
[D成分]
10%水酸化カリウム水溶液 pHが5.5〜6.0に調整のため適量
A成分及びB成分をそれぞれ80℃以上に加温後、A成分にB成分を加えて攪拌し、さらにヒスコトロン(8000rpm)で3分間ホモジナイズを行った。これを50℃まで冷却した後、C成分を加えて攪拌混合し、さらに30℃以下まで冷却し、D成分にて液を中和し、均質なクリームを得た。
[A成分] 部
ホホバ油 1.5
スクワラン 2.0
ベヘニールアルコール 2.0
硬化パーム油 1.0
[B成分]
製造例1の乳化剤(1) 2.0
カルボキシビニルポリマー 0.15
キサンタンガム 0.1
海藻エキス 2.0
グリセリン 2.0
メチルパラベン 0.15
エチルパラベン 0.03
精製水 全量が100部となる量
[C成分]
香料 0.3
[D成分]
10%水酸化カリウム水溶液 pHが5.5〜6.0に調整のため適量
A成分及びB成分をそれぞれ80℃以上に加温後、A成分にB成分を加えて攪拌し、さらにヒスコトロン(8000rpm)で3分間ホモジナイズを行った。これを50℃まで冷却した後、C成分を加えて攪拌混合し、さらに30℃以下まで冷却し、D成分にて液を中和し、均質な乳液を得た。
[A成分] 部
オリーブ油 0.5
スクワラン 0.5
[B成分]
製造例1の乳化剤(1) 1.0
エタノール 8.0
グリセリン 5.0
キサンタンガム 0.2
1,3−ブチレングリコール 5.0
メチルパラベン 0.2
精製水 全量が100部となる量
[C成分]
香料 0.3
A成分及びB成分をそれぞれ80℃以上に加温後、A成分にB成分を加えて攪拌し、さらにヒスコトロン(6500rpm)で3分間ホモジナイズを行った。これを50℃まで冷却した後、C成分を加えて攪拌混合し、さらに30℃以下まで冷却して乳白色の化粧水を得た。
[A成分] 部
ホホバ油 0.5
スクワラン 0.2
[B成分]
製造例1の乳化剤(1) 0.5
グリセリン 4.0
ヒアルロン酸 0.1
キサンタンガム 0.2
エタノール 5.0
1,3−ブチレングリコール 5.0
メチルパラベン 0.2
精製水 全量が100部となる量
[C成分]
香料 0.3
A成分及びB成分をそれぞれ80℃以上に加温後、A成分にB成分を加えて攪拌し、さらにヒスコトロン(6500rpm)で2分間ホモジナイズを行った。これを50℃まで冷却した後、C成分を加えて攪拌混合し、さらに30℃以下まで冷却して乳白色のエッセンスを得た。
処方例2のB成分中、製造例1の乳化剤(1)2.0部に代えて、製造例2の乳化剤(2)2.0部を用いるほかは処方例2と同様にして均質な乳液を得た。
処方例2のB成分中、製造例1の乳化剤2.0部(1)に代えて、製造例3の乳化剤(3)2.0部を用いるほかは処方例2と同様にして均質な乳液を得た。
処方例2のB成分中、製造例1の乳化剤2.0部に代えて、製造例4の乳化剤(4)2.0部を用いるほかは処方例2と同様にして均質な乳液を得た。
処方例2のB成分中、製造例1の乳化剤2.0部に代えて、製造例5の乳化剤(5)2.0部を用いるほかは処方例2と同様にして均質な乳液を得た。
処方例2のB成分中、製造例1の乳化剤2.0部に代えて、製造例6の乳化剤(6)2.0部を用いるほかは処方例2と同様にして均質な乳液を得た。
処方例2のB成分中、製造例1の乳化剤2.0部に代えて、製造例7の乳化剤(7)2.0部を用いるほかは処方例2と同様にして均質な乳液を得た。
[A成分] 部
塩化ステアリルトリメチルアンモニウム 5.0
モノステアリン酸グリセリル 1.0
セタノール 3.0
オクチルドデカノール 2.0
[B成分]
製造例1の乳化剤(1) 1.0
1,3−ブチレングリコール 5.0
加水分解コラーゲン末 5.0
メチルパラベン 0.1
精製水 全量が100部となる量
[C成分]
香料 0.3
A成分及びB成分をそれぞれ80℃以上に加温後、A成分にB成分を加えて攪拌し、さらにヒスコトロン(8000rpm)で3分間ホモジナイズを行った。これを50℃まで冷却した後、C成分を加えて攪拌混合し、さらに30℃以下まで冷却した。
[A成分] 部
スクワラン 15.0
ワセリン 15.0
ミツロウ 2.0
メチルパラベン 適 量
[B成分]
グリセリン 3.0
1,3−ブチレングリコール 3.0
キサンタンガム 0.1
製造例1の乳化剤(1) 0.5
ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油 3.0
精製水 全量が100部となる量
[C成分]
香料 適量
A成分及びB成分をそれぞれ80℃に加温溶解後、両成分を合してヒスコトロン(5000rpm)で2分間ホモジナイズを行った。これを攪拌しながら冷却し、50℃でC成分を加えてさらに30℃まで冷却した。
[A成分] 部
酸化染料 3.5
オレイン酸 20.0
ステアリン酸ジエタノールアミド 3.0
ポリオキシエチレン(50)オレイルエーテル 1.0
[B成分]
製造例1の乳化剤(1) 1.0
1,3−ブチレングリコール 10.0
イソプロパノール 10.0
アンモニア水(28%) 10.0
亜硫酸ナトリウム 0.5
精製水 全量が100部となる量
A成分及びB成分をそれぞれ80℃以上に加温後、A成分にB成分を加えて攪拌し、さらにヒスコトロン(5000rpm)で2分間ホモジナイズを行った。
これを攪拌しながら30℃以下まで冷却した。
[A成分] 部
ステアリン酸 2.5
セタノール 0.5
モノステアリン酸グリセリル 2.0
ラノリン 2.0
スクワラン 3.0
ミリスチン酸イソプロピル 8.0
プロピルパラベン 0.1
[B成分]
製造例1の乳化剤(1) 3.0
キサンタンガム 0.3
1,3−ブチレングリコール 5.0
トリエタノールアミン 1.0
メチルパラベン 0.1
精製水 全量が100部となる量
[C成分]
酸化チタン 8.0
タルク 4.0
着色顔料 適量
[D成分]
香料 0.3
C成分を混合し、粉砕機で粉砕した。B成分を混合し、これに粉砕したC成分を加え、コロイドミルで均一分散させた。A成分及び均一分散させたB、C成分をそれぞれ80℃に加温後、B、C成分にA成分を攪拌しながら加え、さらにヒスコトロン(5000rpm)で2分間ホモジナイズを行った。これを50℃まで冷却した後、D成分を加えて攪拌混合し、さらに攪拌しながら30℃以下まで冷却した。
[A成分] 部
ステアリン酸 5.0
セタノール 2.0
モノステアリン酸グリセリル 3.0
流動パラフィン 5.0
スクワラン 3.0
ミリスチン酸イソプロピル 8.0
プロピルパラベン 0.1
[B成分]
製造例1の乳化剤(1) 3.0
ソルビトール 3.0
1,3−ブチレングリコール 5.0
トリエタノールアミン 1.5
メチルパラベン 0.1
精製水 全量が100部となる量
[C成分]
酸化チタン 8.0
タルク 2.0
カオリン 5.0
ベントナイト 1.0
着色顔料 適量
[D成分]
香料 0.3
C成分を混合し、粉砕機で粉砕した。B成分を混合し、これに粉砕したC成分を加え、コロイドミルで均一分散させた。A成分及び均一分散させたB、C成分をそれぞれ80℃に加温後、B、C成分にA成分を攪拌しながら加え、さらにヒスコトロン(5000rpm)で2分間ホモジナイズを行った。これを50℃まで冷却した後、D成分を加えて攪拌混合し、さらに攪拌しながら30℃以下まで冷却した。
[A成分] 部
ポリオキシエチレン(10)硬化ヒマシ油 1.0
塩化ジステアリルジメチルアンモニウム 1.5
塩化ステアリルトリメチルアンモニウム 2.0
2−エチルヘキサン酸グリセリル 1.0
セタノール 3.2
ステアリルアルコール 1.0
メチルパラベン 0.1
[B成分]
製造例1の乳化剤(1) 1.0
1,3−ブチレングリコール 5.0
精製水 全量が100部となる量
A成分及びB成分をそれぞれ80℃に加温して均一に溶解した後、A成分にB成分を加え、攪拌を続けて室温まで冷却した。
[A成分] 部
流動パラフィン 5.0
オリーブ油 4.0
パラフィン 5.0
セタノール 2.0
ポリオキシエチレン(20)ソルビタンモノステアレート 2.0
ソルビタンモノステアレート 2.0
ブチルパラベン 0.1
[B成分]
製造例1の乳化剤(1) 1.0
1,3−ブチレングリコール 10.0
メチルパラベン 0.1
精製水 全量が100部となる量
[C成分]
香料 0.3
A成分及びB成分をそれぞれ80℃以上に加温後、A成分にB成分を加えて攪拌し、さらにヒスコトロン(5000rpm)で2分間ホモジナイズを行った。これを50℃まで冷却した後、C成分を加えて攪拌混合し、さらに30℃以下まで冷却して均質なクリームを得た。
[A成分] 部
流動パラフィン 5.0
オリーブ油 4.0
スクワラン 5.0
ポリオキシエチレン(20)モノステアリン酸グリセリル 0.7
モノステアリン酸グリセリル 1.0
ブチルパラベン 0.1
[B成分]
製造例1の乳化剤(1) 0.5
キサンタンガム 0.2
1,3−ブチレングリコール 10.0
メチルパラベン 0.1
精製水 全量が100部となる量
[C成分]
香料 0.3
A成分及びB成分をそれぞれ80℃以上に加温後、A成分にB成分を加えて攪拌し、さらにヒスコトロン(5000rpm)で2分間ホモジナイズを行った。これを50℃まで冷却した後、C成分を加えて攪拌混合し、さらに30℃以下まで冷却して均質な乳液を得た。
[A成分] 部
オリーブ油 1.0
ポリオキシエチレン(5.5)セチルエーテル 0.5
ブチルパラベン 0.1
[B成分]
製造例1の乳化剤 1.0
エタノール 5.0
グリセリン 5.0
1,3−ブチレングリコール 5.0
メチルパラベン 0.1
精製水 全量が100部となる量
[C成分]
香料 0.3
A成分及びB成分をそれぞれ80℃以上に加温後、A成分にB成分を加えて攪拌し、さらにヒスコトロン(5000rpm)で2分間ホモジナイズを行った。
これを50℃まで冷却した後、C成分を加えて攪拌混合し、さらに30℃以下まで冷却して乳白色の化粧水を得た。
[A成分] 部
オリーブ油 1.0
ポリオキシエチレン(5.5)セチルエーテル 0.5
ブチルパラベン 0.1
[B成分]
製造例1の乳化剤 2.0
エタノール 5.0
ヒアルロン酸 0.3
1,3−ブチレングリコール 5.0
メチルパラベン 0.1
精製水 全量が100部となる量
[C成分]
香料 0.3
A成分及びB成分をそれぞれ80℃以上に加温後、A成分にB成分を加えて攪拌し、さらにヒスコトロン(5000rpm)で2分間ホモジナイズを行った。これを50℃まで冷却した後、C成分を加えて攪拌混合し、さらに30℃以下まで冷却して乳白色のエッセンスを得た。
処方例18のB成分中、製造例1の乳化剤(1)0.5部に代えて製造例2の乳化剤(2)0.5部を用いるほかは処方例18と同様にして乳液を得た。
処方例18のB成分中、製造例1の乳化剤(1)0.5部に代えて製造例3の乳化剤(3)0.5部を用いるほかは処方例18と同様にして乳液を得た。
処方例18のB成分中、製造例1の乳化剤(1)0.5部に代えて製造例4の乳化剤(4)0.5部を用いるほかは処方例18と同様にして乳液を得た。
[A成分] 部
流動パラフィン 5.0
オリーブ油 4.0
スクワラン 5.0
ポリオキシエチレン(20)モノステアリン酸グリセリル 1.0
モノステアリン酸グリセリル 1.0
ブチルパラベン 0.1
[B成分]
製造例5の乳化剤(5) 2.0
1,3−ブチレングリコール 10.0
メチルパラベン 0.1
精製水 全量が100部となる量
[C成分]
香料 0.3
A成分及びB成分をそれぞれ80℃以上に加温後、A成分にB成分を加えて攪拌し、さらにヒスコトロン(5000rpm)で2分間ホモジナイズを行った。
これを50℃まで冷却した後、C成分を加えて攪拌混合し、さらに30℃以下まで冷却して均質な乳液を得た。
[A成分] 部
流動パラフィン 5.0
オリーブ油 4.0
スクワラン 5.0
ポリオキシエチレン(20)モノステアリン酸グリセリル 1.0
モノステアリン酸グリセリル 1.0
ブチルパラベン 0.1
[B成分]
製造例1の乳化剤(1) 1.0
1,3−ブチレングリコール 10.0
コウジ酸 2.0
メチルパラベン 0.1
精製水 全量が100部となる量
[C成分]
香料 0.3
A成分及びB成分をそれぞれ80℃以上に加温後、A成分にB成分を加えて攪拌し、さらにヒスコトロン(5000rpm)で2分間ホモジナイズを行った。これを50℃まで冷却した後、C成分を加えて攪拌混合し、さらに30℃以下まで冷却して均質な乳液を得た。
処方例25のB成分中、コウジ酸2.0部に代えてL−アスコルビン酸−2−グルコシド2.0部を用いるほかは処方例25と同様にして乳液を得た。
処方例25のB成分中、コウジ酸2.0部に代えてL−アスコルビン酸−2−リン酸エステルマグネシウム3.0部を用いるほかは処方例25と同様にして乳液を得た。
処方例25のB成分中、コウジ酸2.0部に代えてアルブチン2.0部を用いるほかは処方例25と同様にして乳液を得た。
処方例25のB成分中、コウジ酸2.0部に代えてトラネキサム酸2.0部を用いるほかは処方例25と同様にして乳液を得た。
[A成分] 部
流動パラフィン 5.0
オリーブ油 4.0
スクワラン 5.0
ポリオキシエチレン(20)モノステアリン酸グリセリル 1.0
モノステアリン酸グリセリル 1.0
ブチルパラベン 0.1
[B成分]
製造例1の乳化剤(1) 1.0
1,3−ブチレングリコール 10.0
L−アスコルビン酸−2−グルコシド 2.0
アルブチン 3.0
メチルパラベン 0.1
精製水 全量が100部となる量
[C成分]
香料 0.3
A成分及びB成分をそれぞれ80℃以上に加温後、A成分にB成分を加えて攪拌し、さらにヒスコトロン(5000rpm)で2分間ホモジナイズを行った。これを50℃まで冷却した後、C成分を加えて攪拌混合し、さらに30℃以下まで冷却して均質な乳液を得た。
[A成分] 部
流動パラフィン 5.0
オリーブ油 4.0
スクワラン 5.0
ポリオキシエチレン(20)モノステアリン酸グリセリル 1.0
モノステアリン酸グリセリル 1.0
ジイソプロピルアミンジクロロアセテート 0.5
ブチルパラベン 0.1
[B成分]
製造例1の乳化剤(1) 3.0
1,3−ブチレングリコール 10.0
精製水 全量が100部となる量
[C成分]
香料 0.3
A成分及びB成分をそれぞれ80℃以上に加温後、A成分にB成分を加えて攪拌し、さらにヒスコトロン(5000rpm)で2分間ホモジナイズを行った。
これを50℃まで冷却した後、C成分を加えて攪拌混合し、さらに30℃以下まで冷却して乳液を得た。
[A成分] 部
流動パラフィン 5.0
オリーブ油 4.0
スクワラン 5.0
ポリオキシエチレン(20)モノステアリン酸グリセリル 1.0
モノステアリン酸グリセリル 1.0
γ−アミノ−β−ヒドロキシ酪酸 0.5
ブチルパラベン 0.1
[B成分]
製造例1の乳化剤(1) 3.0
1,3−ブチレングリコール 10.0
精製水 全量が100部となる量
[C成分]
香料 0.3
A成分及びB成分をそれぞれ80℃以上に加温後、A成分にB成分を加えて攪拌し、さらにヒスコトロン(5000rpm)で2分間ホモジナイズを行った。これを50℃まで冷却した後、C成分を加えて攪拌混合し、さらに30℃以下まで冷却して均質な乳液を得た。
[A成分] 部
流動パラフィン 5.0
オリーブ油 4.0
スクワラン 5.0
ポリオキシエチレン(20)モノステアリン酸グリセリル 1.0
モノステアリン酸グリセリル 1.0
ジイソプロピルアミンジクロロアセテート 0.5
ブチルパラベン 0.1
[B成分]
製造例1の乳化剤(1) 3.0
1,3−ブチレングリコール 10.0
L−アスコルビン酸−2−グルコシド 2.0
精製水 全量が100部となる量
[C成分]
香料 0.3
A成分及びB成分をそれぞれ80℃以上に加温後、A成分にB成分を加えて攪拌し、さらにヒスコトロン(5000rpm)で2分間ホモジナイズを行った。これを50℃まで冷却した後、C成分を加えて攪拌混合し、さらに30℃以下まで冷却して均質な乳液を得た。
[A成分] 部
ステアリン酸 2.5
セタノール 0.5
ポリオキシエチレン(20)モノステアリン酸グリセリル 2.0
モノステアリン酸グリセリル 2.0
ラノリン 2.0
スクワラン 3.0
ミリスチン酸イソプロピル 8.0
プロピルパラベン 0.1
[B成分]
製造例1の乳化剤(1) 3.0
キサンタンガム 0.3
1,3−ブチレングリコール 5.0
トリエタノールアミン 1.0
メチルパラベン 0.1
精製水 全量が100部となる量
[C成分]
酸化チタン 8.0
タルク 4.0
着色顔料 適量
[D成分]
香料 0.3
C成分を混合し、粉砕機で粉砕した。B成分を混合し、これに粉砕したC成分を加え、コロイドミルで均一分散させた。A成分及び均一分散させたB、C成分をそれぞれ80℃に加温後、B、C成分にA成分を攪拌しながら加え、さらにヒスコトロン(5000rpm)で2分間ホモジナイズを行った。これを50℃まで冷却した後、D成分を加えて攪拌混合し、さらに攪拌しながら30℃以下まで冷却した。
[A成分] 部
ステアリン酸 5.0
セタノール 2.0
ポリオキシエチレン(20)モノステアリン酸グリセリル 2.0
モノステアリン酸グリセリル 3.0
流動パラフィン 5.0
スクワラン 3.0
ミリスチン酸イソプロピル 8.0
プロピルパラベン 0.1
[B成分]
製造例1の乳化剤(1) 3.0
ソルビトール 3.0
1,3−ブチレングリコール 5.0
トリエタノールアミン 1.5
メチルパラベン 0.1
精製水 全量が100部となる量
[C成分]
酸化チタン 8.0
タルク 2.0
カオリン 5.0
ベントナイト 1.0
着色顔料 適量
[D成分]
香料 0.3
C成分を混合し、粉砕機で粉砕した。B成分を混合し、これに粉砕したC成分を加え、コロイドミルで均一分散させた。A成分及び均一分散させたB、C成分をそれぞれ80℃に加温後、B、C成分にA成分を攪拌しながら加え、さらにヒスコトロン(5000rpm)で2分間ホモジナイズを行った。これを50℃まで冷却した後、D成分を加えて攪拌混合し、さらに攪拌しながら30℃以下まで冷却した。
Claims (4)
- 低分子化された澱粉を含む乳化剤。
- 低分子化された澱粉が、澱粉又は澱粉を含む植物を微生物により処理して得られるものであることを特徴とする請求項1に記載の乳化剤。
- 澱粉又は澱粉を含む植物を処理する微生物が、乳酸菌、ビフィズス菌、及び麹菌のいずれか1種以上から選択されるものであることを特徴とする請求項1又は2のいずれか1項に記載の乳化剤。
- 請求項1〜3のいずれか1項に記載の乳化剤を含む化粧料。
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