JP2015029508A - 培養容器駆動装置及び培養容器保持台 - Google Patents

培養容器駆動装置及び培養容器保持台 Download PDF

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Atsushi Kodama
篤史 兒玉
伸一郎 長澤
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伸一郎 長澤
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【課題】駆動中の培養容器を単純な構成で確実に保持できる培養容器駆動装置及び培養容器保持台を提供する。【解決手段】培養容器駆動装置1は、培養容器11を保持する培養容器保持台2と、培養容器保持台2を動かすことで培養容器11を動かす駆動部3とを備え、培養容器保持台2は、培養容器11を支持する支持面M1と、負圧により培養容器11を支持面M1側に吸着する吸着部R1とを有する。【選択図】図1

Description

本発明は、培養容器駆動装置及び培養容器保持台に関する。
有益な細胞を大量に培養し、様々な分野に利用することが試みられている。細胞を大量に培養するためには、多数の培養容器を設置し、細胞の培養、分離又は回収等の処理を各容器で同時に進行させることが望ましい。例えば特許文献1には、複数の培養容器を保持する培養容器保持台を有する細胞培養装置が開示されている。この細胞培養装置において、培養容器保持台は、複数の培養容器をそれぞれ収容する複数の凹部を有し、各凹部には培養容器を保持するためのバネ部材が設けられている。バネ部材は、凹部に収容された培養容器の側壁を弾性力により押圧することで、培養容器を凹部内に保持する。
特開2010−75200号公報
ところで、培養液の撹拌又は培養された細胞の分離・回収等を行うために、培養容器を駆動することが必要となる場合がある。特許文献1に記載の細胞培養装置では、培養容器保持台を駆動することにより複数の培養容器を同時に駆動できる。しかしながら、培養容器はバネ部材の弾性力で保持されているのみである。このため、培養容器保持台を駆動すると凹部内で培養容器が変位してしまい、培養容器に意図通りの動力を伝達できないおそれがある。その対策として、培養容器の保持状態と解放状態とを切り替えるロック機構を設け、駆動中の保持力を強化すること等が考えられるが、装置の構成が複雑化することとなる。
そこで本発明は、駆動中の培養容器を単純な構成で確実に保持できる培養容器駆動装置及び培養容器保持台を提供することを目的とする。
本発明に係る培養容器駆動装置は、培養容器を保持する培養容器保持台と、培養容器保持台を動かすことで培養容器を動かす駆動部とを備え、培養容器保持台は、培養容器を支持する支持面と、負圧により培養容器を支持面側に吸着する吸着部とを有する。
この培養容器駆動装置によれば、負圧を支持面に伝達する経路を設け、その経路を負圧の発生源に接続するのみで吸着部を構成できる。また、吸着により培養容器を確実に保持できる。従って、駆動中の培養容器を単純な構成で確実に保持できる。
吸着部は、支持面に形成された開口と、開口に連通すると共に負圧の発生源に接続される負圧空間とを含んでもよい。この場合、支持面に負圧を伝達する経路を開口及び負圧空間により構成できる。
吸着部の開口及び負圧空間は、互いに繋がるように支持面に形成された複数の溝により構成されてもよい。この場合、溝を形成することで支持面に開口が形成されると共に、溝の深さに応じて負圧空間が形成される。すなわち、溝により開口及び負圧空間の両方を構成できるので、吸着部の構成をより単純化できる。また、互いに繋がる複数の溝を形成することにより、培養容器の形状及び大きさに応じて開口の分布を自在に調整し、培養容器をより確実に保持できる。
吸着部の開口及び負圧空間は、支持面に形成された複数の孔と、複数の孔同士を連通させる空洞とにより構成されてもよい。この場合、複数の孔を形成することで複数の開口が形成されると共に、複数の孔及び空洞により一つの負圧空間が形成される。また、孔の数及び配置等を調整することにより、培養容器の形状及び大きさに応じて開口の分布を自在に調整し、培養容器をより確実に保持できる。
負圧を検出する圧力計と、圧力計による検出結果に基づいて、培養容器の不完全な吸着を検知する吸着異常検知部とを更に備えてもよい。この場合、負圧の値を利用した単純な構成により、培養容器の不完全な吸着を検知し、駆動中の培養容器をより確実に保持できる。
培養容器保持台は、吸着部の周囲から吸着部上に移動中の培養容器と支持面との間に介在して当該培養容器を吸着部上に案内するように支持面上に設けられたガイドレールを更に有してもよい。この場合、吸着部上への移動中の培養容器と支持面とがガイドレールにより互いに離間させられる。これにより、培養容器が吸着部の構成要素等に引っ掛ることが防止されるので、培養容器を吸着部上に円滑に移送できる。
培養容器保持台は、それぞれ支持面を構成する複数段の棚部を有し、吸着部は棚部ごとに設けられてもよい。この場合、複数の培養容器を単純な構成で確実に保持し、同時に駆動できる。また、一つの負圧の発生源を複数の吸着部で兼用し、培養容器駆動装置1の構成を更に単純化できる。
培養容器保持台及び駆動部の一方に固定され、培養容器保持台及び駆動部の他方を吸着することで、培養容器保持台と駆動部とを連結する連結部を更に備えてもよい。この場合、培養容器を保持した状態のままで培養容器保持台を駆動部から分離し、より多様な処理を行うことができる。また、一つの負圧の発生源を吸着部と連結部とで兼用し、培養容器駆動装置の構成を更に単純化できる。
本発明に係る培養容器保持台は、培養器駆動装置用の保持台であって、培養容器を支持する支持面と、培養容器を動かすための駆動部に連結される連結部と、負圧により培養容器を支持面側に吸着する吸着部とを備える。
この培養容器保持台によれば、負圧を支持面に伝達する経路を設け、その経路を負圧の発生源に接続するのみで吸着部を構成できる。また、吸着により培養容器を確実に保持できる。従って、駆動中の培養容器を単純な構成で確実に保持できる。
吸着部は、支持面に形成された開口と、開口に連通すると共に負圧の発生源に接続される負圧空間とを含んでもよい。この場合、支持面に負圧を伝達する経路を開口及び負圧空間により構成できる。
吸着部の開口及び負圧空間は、互いに繋がるように支持面に形成された複数の溝により構成されてもよい。この場合、溝を形成することで支持面に開口が形成されると共に、溝の深さに応じて負圧空間が形成される。すなわち、溝により開口及び負圧空間の両方を構成できるので、吸着部の構成をより単純化できる。また、互いに繋がる複数の溝を形成することにより、培養容器の形状及び大きさに応じて開口の分布を自在に調整し、培養容器をより確実に保持できる。
吸着部の開口及び負圧空間は、支持面に形成された複数の孔と、複数の孔同士を連通させる空洞とにより構成されてもよい。この場合、複数の孔を形成することで複数の開口が形成されると共に、複数の孔及び空洞により一つの負圧空間が形成される。また、孔の数及び配置等を調整することにより、培養容器の形状及び大きさに応じて開口の分布を自在に調整し、培養容器をより確実に保持できる。
吸着部の周囲から吸着部上に移動中の培養容器と支持面との間に介在して当該培養容器を吸着部上に案内するように支持面上に設けられたガイドレールを更に備えてもよい。この場合、吸着部上への移動中の培養容器と支持面とがガイドレールにより互いに離間させられる。これにより、移動中の培養容器が吸着部の構成要素等に引っ掛ることが防止されるので、培養容器を吸着部上に円滑に移送できる。
それぞれ支持面を構成する複数段の棚部を備え、吸着部は棚部ごとに設けられていてもよい。この場合、複数の培養容器を単純な構成で確実に保持できる。また、一つの負圧の発生源を複数の吸着部で兼用し、培養容器駆動装置の構成を更に単純化できる。
本発明によれば、駆動中の培養容器を単純な構成で確実に保持できる。
第1実施形態に係る培養容器駆動装置の概略構成を示す模式図である。 培養容器保持台の平面図である。 図2中のIII−III線に沿う断面図である。 図1中のIV−IV線に沿う断面図である。 図4中のV−V線に沿う断面図である。 培養容器保持台を駆動部から分離した状態で行う処理を例示する模式図である。 第2実施形態に係る培養容器保持台の平面図である。 図6中のVII−VII線に沿う断面図である。
以下、本発明の好適な実施形態について、図面を参照しつつ詳細に説明する。説明において、同一要素又は同一機能を有する要素には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。
〔第1実施形態〕
図1に示すように、第1実施形態に係る培養容器駆動装置1は、駆動部3と、培養容器保持台2と、監視部4と、制御部5とを備える。培養容器駆動装置1は、培養液及び細胞を収容した培養容器11を振動させ、培養容器11の内面から細胞を剥離させる細胞剥離装置である。例えば、培養容器駆動装置1は、単球及びリンパ球を収容した培養容器11の内面からリンパ球を選択的に剥離させるのに用いられる。また、単球の培養により形成された樹状細胞を培養容器11の内面から剥離させるのに用いられる。
駆動部3は、上方に突出する振動体30を有し、振動体30を鉛直方向に振動させる。駆動部3は、例えば電磁式の振動発生装置であり、防振部材31を介して設置台10の上に設置されている。防振部材31は、例えば防振ゴムであり、駆動部3から設置台10への振動の伝わりを軽減する。
培養容器保持台2は、培養容器11を保持する。培養容器11は、シャーレ状を呈し、その上部はフィルムにより塞がれている。培養容器11の周壁には、培養液及び細胞の混合液を流入又は流出させるための送液ポート11aが設けられている。
培養容器保持台2は、4段の棚部6と、底板7とを有する。棚部6同士の間には柱状のスペーサ20が介在している。棚部6とスペーサ20とは、ボルト締結等により固定されていてもよいし、溶接等により一体化されていてもよい。底板7は、最下段の棚部6の下方に配置されている。棚部6と底板7との間には柱状のスペーサ21が介在している。棚部6及び底板7とスペーサ21とは、ボルト締結等により固定されていてもよいし、溶接等により一体化されていてもよい。
4段の棚部6は、それぞれ培養容器11を支持する。各棚部6には吸着部R1が設けられている。吸着部R1は、負圧により培養容器11を棚部6の上面M1側に吸着する。すなわち、培養容器保持台2は、培養容器11を支持する支持面M1と、負圧により培養容器11を支持面M1側に吸着する吸着部R1とを有し、支持面M1及び吸着部R1は棚部6ごとに設けられている。
吸着部R1は排気管L1を介して真空ポンプ12に接続されている。4段の棚部6からそれぞれ延出した4本の排気管L1は、1本の排気管L2に合流して真空ポンプ12に接続されている。真空ポンプ12は、例えば電動式のポンプであり、負圧の発生源として機能する。
各排気管L1には、排気弁V1が設けられている。排気弁V1は例えば電磁弁である。排気弁V1が開放されると、吸着部R1が真空ポンプ12に接続されるので、培養容器11が支持面M1側に吸着される。排気管L2には、圧力計PG1が設けられている。圧力計PG1は、真空ポンプ12から吸着部R1に伝わる負圧を検出する。
培養容器保持台2は、連結部9を介して振動体30の上に載置されている。連結部9は、底板7を吸着する吸着部R2を有し、振動体30に固定されている。振動体30に固定された連結部9が底板7を吸着することにより、駆動部3と培養容器保持台2とが連結される。連結部9は、排気管L3を介して真空ポンプ12に接続されている。排気管L3には、排気弁V3及び圧力計PG2が設けられている。排気弁V3は例えば電磁弁である。排気弁V3が開放されると、吸着部R2が真空ポンプ12に接続されるので、底板7が連結部9に吸着される。圧力計PG2は、真空ポンプ12から吸着部R2に伝わる負圧を検出する。
監視部4は、例えばCCDカメラ等の撮像装置であり、棚部6の画像を取得する。
制御部5は、排気弁V1,V3及び駆動部3を制御することで、以下に示す処理を実行する。制御部5は、ユーザーの指示入力に応じて排気弁V3を制御し、連結部9の吸着部R2が真空ポンプ12に接続された状態と、吸着部R2が真空ポンプ12から遮断された状態とを切り替える。これにより、駆動部3及び培養容器保持台2が連結状態と分離状態とに切り替えられる。
連結部9の吸着部R2が真空ポンプ12に接続された状態において、制御部5は圧力計PG2の計測値を取得する。すなわち、真空ポンプ12から吸着部R2に伝わる負圧を取得する。圧力計PG2から取得した計測値が閾値より高い場合には、培養容器保持台2の吸着が不完全であると判断し、例えばモニタ(不図示)の表示又は警報ランプ(不図示)等によりユーザーに報知する。すなわち、制御部5は連結異常検知部として機能する。
制御部5は、監視部4により取得された画像を処理し、棚部6の上に培養容器11が載置されているかどうかを検知する。そして、各排気弁V1を制御し、培養容器11が載置された棚部6の吸着部R1を真空ポンプ12に接続し、培養容器11が載置されていない棚部6の吸着部R1を真空ポンプ12から遮断する。これにより、培養容器11が棚部6上に保持される。
培養容器11が棚部6上に保持された状態において、制御部5は圧力計PG1の計測値を取得する。すなわち、真空ポンプ12から棚部6に伝わる負圧を取得する。圧力計PG1から取得した計測値が閾値より高い場合には、培養容器11の吸着が不完全であると判断し、例えばモニタ(不図示)の表示又は警報ランプ(不図示)等によりユーザーに報知する。すなわち、制御部5は吸着異常検知部として機能する。
制御部5は、培養容器保持台2が吸着部R2に吸着され、培養容器11が吸着部R1に吸着された状態において、振動体30を振動させるように駆動部3を制御する。振動体30が振動すると培養容器保持台2が振動し、これに伴って棚部6上の培養容器11も振動する。培養容器11の振動により、培養容器11内の細胞が培養容器11の内面から剥離させられる。
続いて、棚部6、底板7及び連結部9について詳細に説明する。図2に示すように、棚部6は平面視で矩形状を呈し、例えばアルミニウム系の金属材料により構成される。スペーサ20は棚部6の四隅に配置されている。図2及び図3に示すように、棚部6の支持面M1には環状の収容溝6dが形成されており、収容溝6dには環状のシールリング60が収容されている。収容溝6d及びシールリング60は、培養容器11の下面の周縁部に沿う形状を呈する。シールリング60は、例えばシリコーンゴム等により構成され、培養容器11の下面と支持面M1との隙間を封止する。
支持面M1のうち、シールリング60の内側の領域には、互いに平行な5本の溝6aと、溝6aに直交する5本の溝6bとが形成されている。溝6a,6bを形成することで、支持面M1に開口OP1が形成されると共に、溝6a,6bの深さに応じて負圧空間S1が形成される。負圧空間S1は負圧をかけるための空間であり、開口OP1に連通する。
10本の溝6a,6bは互いに繋がっている。具体的には、最も外側に位置する2本の溝6aは3本の溝6bと交わり、残りの3本の溝6aは全ての溝6bと交わっている。最も外側に位置する2本の溝6bは3本の溝6aと交わり、残りの3本の溝6bは全ての溝6aと交わっている。これにより、溝6aと溝6bとが繋がると共に、溝6a同士が溝6bを介して繋がり、溝6b同士が溝6aを介して繋がっている。
各溝6a,6bは、収容溝6dに到達しない範囲でシールリング60の近傍まで延在している。これにより、シールリング60の内側の領域内において、開口OP1が広範囲に行き渡っている。すなわち、開口OP1は培養容器11の形状及び大きさに合うように分布している。
最も中央に位置する溝6bの底部には、負圧空間S1を下方に開口させる通気孔6cが形成されている。通気孔6cは、シールリング60寄りに位置している。棚部6の下側において、通気孔6cに対応する部分には接続部65が設けられており、接続部65内には通気孔65aが形成されている。通気孔65aは上方に開口して通気孔6cに連なると共に、棚部6の外周側に開口しており、その外周側の開口に排気管L1が接続されている。
上述した吸着部R1は、シールリング60と、開口OP1と、負圧空間S1と、通気孔6c,5aとにより構成される。すなわち、排気管L1の排気弁V1が開放されると、真空ポンプ12により負圧空間S1内の気体が吸い出され、負圧空間S1に負圧がかかる。この負圧が開口OP1を通して培養容器11に作用することで、培養容器11が支持面M1側に吸着される。このように、通気孔6c,5a、負圧空間S1及び開口OP1は、真空ポンプ12により発生した負圧を支持面M1側に伝達する経路として機能する。シールリング60は、開口OP1の周囲において培養容器11の下面と支持面M1との隙間を封止し、負圧空間S1内への気体の流入を防止する。このため、負圧が効率よく培養容器11に作用し、培養容器11がよりしっかりと吸着される。
支持面M1のうち、吸着部R1の周囲には、培養容器11を吸着部R1上に位置決めするための樹脂製のガイド枠62が設けられている。すなわち培養容器保持台2はガイド枠62を更に有する。ガイド枠62は、棚部6の一辺側に開いたU字状を呈しており、その開放端部62aからガイド枠62内に培養容器11を進入させることが可能となっている。
支持面M1のうち、ガイド枠62の開放端部62a同士に挟まれた領域には、4本の樹脂製のガイドレール63,64が設けられている。すなわち培養容器保持台2はガイドレール63,64を更に有する。ガイドレール63,64は、吸着部R1の外側に位置し、それぞれガイド枠62に沿っている。2本のガイドレール63は、それぞれ開放端部62aの内縁近傍に位置する。2本のガイドレール64は、開放端部62a同士の中間位置の近傍に位置する。ガイドレール63,64の上部のうち、吸着部R1側の部分には、吸着部R1側に向かうに従って支持面M1に近付くように傾斜したテーパ面63a,64aが形成されている。
ガイドレール63,64は、開放端部62a側から吸着部R1上に移動中の培養容器11と支持面M1との間に介在して、培養容器11を吸着部R1上に案内する。このため、移動中の培養容器11と支持面M1とがガイドレール63,64により互いに離間させられる。これにより、培養容器11がシールリング60及び溝6a,6b(吸着部R1の構成要素)に引っ掛ることが防止されるので、培養容器11を開放端部62a側から吸着部R1上に円滑に移送できる。
吸着部R1上の培養容器11を開放端部62a側に移動させるときには、テーパ面63a,64aにより培養容器11がガイドレール63,64上に案内される。このため、吸着部R1上の培養容器11を開放端部62a側に円滑に移送できる。
図4に示すように、底板7は棚部6に対応した矩形状を呈し、スペーサ21は棚部6及び底板7の四隅に配置されている。底板7は、例えばアルミニウム系の金属材料により構成される。図4及び図5に示すように、底板7には2箇所の位置決孔7aが設けられている。2箇所の位置決孔7aは、底板7の対角方向に並び、それぞれスペーサ21の近傍に位置している。
連結部9は、底板7に対応した矩形状を呈し、底板7を支持する。すなわち、連結部9は、培養容器保持台2を支持する支持面M2を有する。連結部9は、例えばアルミニウム系の金属材料により構成される。支持面M2のうち、位置決孔7aに対応する位置には位置決突起93が設けられている。底板7と連結部9とは、位置決孔7aと位置決突起93との嵌合により互いに位置決めされる。
支持面M2のうち、位置決突起93同士に挟まれる領域には、環状の収容溝9eが形成されており、収容溝9eには環状のシールリング90が収容されている。シールリング90は、例えばシリコーンゴム等により構成され、底板7の下面と支持面M2との隙間を封止する。
支持面M2のうち、シールリング90の内側の領域には、円形の凹部9aが形成されている。凹部9aを形成することで、支持面M2に開口OP2が形成されると共に、凹部9aの深さに応じて負圧空間S2が形成される。負圧空間S2は負圧をかけるための空間であり、開口OP2に連通する。
凹部9aの底部の中央には、複数のボルト孔9bが形成されており、ボルト孔9bの上部にはザグリ孔9cが形成されている。ボルト孔9bには上方からボルト91が通される。ボルト91の先端部はボルト孔9bを通過して振動体30にねじ込まれ、ボルト91の頭部はザグリ孔9cに収容される。振動体30にねじ込まれたボルト91を締め付けることにより、連結部9が振動体30に固定されている。ボルト孔9b及びザグリ孔9cとボルト91との隙間には、封止剤が充填されている。
凹部9aの底部のうち、振動体30よりも外側の領域には、負圧空間S2を下方に開口させる通気孔9dが形成されている。連結部9の下側において、通気孔9dに対応する部分には接続部92が設けられており、接続部92内には通気孔92aが形成されている。通気孔92aは上方に開口して通気孔9dに連なると共に、連結部9の外周側に開口しており、その外周側の開口に排気管L3が接続されている。
シールリング90と、開口OP2と、負圧空間S2と、通気孔9d,92aとは、底板7を吸着する吸着部R2を構成する。すなわち、排気管L3の排気弁V3が開放されると、真空ポンプ12により負圧空間S2内の気体が吸い出され、負圧空間S2に負圧がかかる。この負圧が開口OP2を通して底板7に作用することで、底板7が支持面M2側に吸着される。このように、通気孔9d,92a、負圧空間S2及び開口OP2は、真空ポンプ12により発生した負圧を支持面M1側に伝達する経路として機能する。シールリング90は、開口OP2の周囲において底板7の下面と支持面M2との隙間を封止し、負圧空間S2内への気体の流入を防止する。このため、負圧が効率よく底板7に作用し、底板7がよりしっかりと吸着される。
上述したように、ボルト孔9bは凹部9aの底部に設けられている。すなわち、連結部9と振動体30との固定部は、負圧空間S2の領域内に位置している。ボルト孔9b及びザグリ孔9cとボルト91との隙間に充填された封止剤は、固定部を構成するために生じた隙間を封止している。このことも、底板7の吸着力を確保するのに寄与している。
以上に説明したように、培養容器駆動装置1によれば、負圧を支持面M1に伝達する経路を設け、その経路を負圧の発生源である真空ポンプ12に接続するのみで吸着部R1を構成できる。また、吸着により培養容器11を確実に保持できる。従って、駆動中の培養容器11を単純な構成で確実に保持できる。
支持面M1に負圧を伝達する経路は、開口OP1及び負圧空間S1とを含み、開口OP1及び負圧空間S1は溝6a,6bにより構成されている。溝6a,6bにより開口OP1及び負圧空間S1の両方を構成できるので、吸着部R1の構成をより単純化できる。また、互いに繋がる複数の溝6a,6bを形成することにより、培養容器11の形状及び大きさに応じて開口OP1の分布を自在に調整し、培養容器11をより確実に保持できる。
培養容器駆動装置1は、圧力計PG1による検出結果に基づいて、培養容器11の不完全な吸着を検知する吸着異常検知部(制御部5)を更に備えている。このため、負圧の値を利用した単純な構成により、培養容器11の不完全な吸着を検知し、駆動中の培養容器11をより確実に保持できる。
培養容器保持台2は、それぞれ支持面M1を構成する複数段の棚部6を有し、吸着部R1は棚部6ごとに設けられている。このため、複数の培養容器11を単純な構成で確実に保持し、同時に駆動できる。また、一つの真空ポンプ12を複数の吸着部R1で兼用し、培養容器駆動装置1の構成を更に単純化できる。
培養容器駆動装置1は、連結部9を更に備えている。連結部9は、駆動部3に固定され、培養容器保持台2を吸着することで培養容器保持台2と駆動部3とを連結する。このため、培養容器11を保持した状態のままで、培養容器保持台2を駆動部から分離し、より多様な処理を行うことができる。例えば、図6に示すように、培養容器保持台2全体を傾け、各培養容器11の送液ポート11aから培養液及び細胞を排出する処理を行うことができる。また、一つの真空ポンプ12を棚部6の吸着部R1と連結部9の吸着部R2とで兼用し、培養容器駆動装置1の構成を更に単純化できる。なお、連結部9は、培養容器保持台2に固定され、駆動部3を吸着するものであってもよい。
〔第2実施形態〕
図7及び図8に示すように、第2実施形態に係る培養容器保持台2Aは、培養容器保持台2の溝6a,6bの代わりに、複数の孔6e及び空洞6fにより負圧の伝達経路を構成したものである。
空洞6fは、培養容器保持台2Aの棚部6A内に設けられ、シールリング60に囲まれる領域の全域に亘っている。各孔6eは、シールリング60に囲まれる領域内において棚部6Aの上側に形成され、支持面M1と空洞6fとに開口している。すなわち、複数の孔6eは支持面M1に形成されると共に、空洞6fにより互いに連通させられている。
複数の孔6eを形成することで支持面M1に複数の開口OP3が形成されると共に、複数の孔6e及び空洞6fにより一つの負圧空間S3が形成される。負圧空間S3は負圧をかけるための空間であり、開口OP3に連通する。
孔6eは、シールリング60に囲まれる領域の中心近傍から周縁近傍に亘って点在すると共に、シールリング60の全周に亘って点在するように配置されている。これにより、シールリング60の内側の領域内において、開口OP3が広範囲に行き渡っている。すなわち、開口OP3は培養容器11の形状及び大きさに合うように分布している。
棚部6Aの下部には、負圧空間S3を下方に開口させる通気孔6gが形成されている。通気孔6gは、空洞6fの周縁寄りに位置し、接続部65の通気孔65aに連なっている。これにより、開口OP3及び負圧空間S3は、開口OP1及び負圧空間S1と同様に機能する。すなわち、培養容器保持台2Aにおいて、培養容器11を吸着する吸着部R3は、シールリング60と、開口OP3と、負圧空間S3と、通気孔6g,5aとにより構成される。
培養容器保持台2Aによっても、培養容器保持台2と同様に、駆動中の培養容器11を単純な構成で確実に保持できる。また、孔6eの数及び配置等を調整することにより、培養容器11の形状及び大きさに応じて開口OP3の分布を自在に調整し、培養容器11をより確実に保持できる。
以上、本発明の好適な実施形態について説明してきたが、本発明は必ずしも上述した実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で様々な変更が可能である。例えば、培養容器11の吸着部は、上述した形態に限られない。例えば、連結部9の吸着部R2と同様に、一つの凹部により吸着部を構成してもよい。また、連結部9の吸着部を、棚部6の吸着部R1と同様に複数の溝により構成してもよいし、棚部6Aの吸着部R3と同様に複数の孔及び空洞により構成してもよい。培養容器保持台2は必ずしも複数段の棚部を有しなくてよい。培養容器駆動装置の適用対象は、細胞剥離装置に限られない。例えば、培養容器駆動装置は、培養容器11を搖動させて培養液を撹拌するための撹拌装置にも適用可能である。
1…培養容器駆動装置、2,2A…培養容器保持台、3…駆動部、5…制御部(吸着異常検知部)、6,6A…棚部、6a,6b…溝、6e…孔、6f…空洞、9…連結部、11…培養容器、63,64…ガイドレール、M1…支持面、OP1,OP3…開口、PG1…圧力計、R1,R3…吸着部、S1,S3…負圧空間。

Claims (14)

  1. 培養容器を保持する培養容器保持台と、
    前記培養容器保持台を動かすことで前記培養容器を動かす駆動部とを備え、
    前記培養容器保持台は、前記培養容器を支持する支持面と、負圧により前記培養容器を前記支持面側に吸着する吸着部とを有する培養容器駆動装置。
  2. 前記吸着部は、前記支持面に形成された開口と、
    前記開口に連通すると共に前記負圧の発生源に接続される負圧空間とを含む、請求項1記載の培養容器駆動装置。
  3. 前記吸着部の前記開口及び前記負圧空間は、互いに繋がるように前記支持面に形成された複数の溝により構成される、請求項2記載の培養容器駆動装置。
  4. 前記吸着部の前記開口及び前記負圧空間は、前記支持面に形成された複数の孔と、前記複数の孔同士を連通させる空洞とにより構成される、請求項2記載の培養容器駆動装置。
  5. 前記負圧を検出する圧力計と、
    前記圧力計による検出結果に基づいて、前記培養容器の不完全な吸着を検知する吸着異常検知部とを更に備える、請求項1〜4のいずれか一項記載の培養容器駆動装置。
  6. 前記培養容器保持台は、前記吸着部の周囲から前記吸着部上に移動中の前記培養容器と前記支持面との間に介在して当該培養容器を前記吸着部上に案内するように前記支持面上に設けられたガイドレールを更に有する、請求項1〜5のいずれか一項記載の培養容器駆動装置。
  7. 前記培養容器保持台は、それぞれ前記支持面を構成する複数段の棚部を有し、
    前記吸着部は前記棚部ごとに設けられている、請求項1〜6のいずれか一項記載の培養容器駆動装置。
  8. 前記培養容器保持台及び前記駆動部の一方に固定され、前記培養容器保持台及び前記駆動部の他方を吸着することで、前記培養容器保持台と前記駆動部とを連結する連結部を更に備える、請求項1〜7のいずれか一項記載の培養容器駆動装置。
  9. 培養器駆動装置用の保持台であって、
    培養容器を支持する支持面と、
    前記培養容器を動かすための駆動部に連結される連結部と、
    負圧により前記培養容器を前記支持面側に吸着する吸着部とを備える培養容器保持台。
  10. 前記吸着部は、前記支持面に形成された開口と、
    前記開口に連通すると共に前記負圧の発生源に接続される負圧空間とを含む、請求項9記載の培養容器保持台。
  11. 前記吸着部の前記開口及び前記負圧空間は、互いに繋がるように前記支持面に形成された複数の溝により構成される、請求項10記載の培養容器保持台。
  12. 前記吸着部の前記開口及び前記負圧空間は、前記支持面に形成された複数の孔と、前記複数の孔同士を連通させる空洞とにより構成される、請求項10記載の培養容器保持台。
  13. 前記吸着部の周囲から前記吸着部上に移動中の前記培養容器と前記支持面との間に介在して当該培養容器を前記吸着部上に案内するように前記支持面上に設けられたガイドレールを更に備える、請求項9〜12のいずれか一項記載の培養容器保持台。
  14. それぞれ前記支持面を構成する複数段の棚部を備え、
    前記吸着部は前記棚部ごとに設けられている、請求項9〜13のいずれか一項記載の培養容器保持台。
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