JP3103302U - バッグインボックス型液体包装体を従来の液体供給装置の連結管に直接取り付け、安定して使用するための台座。 - Google Patents

Abstract

【課題】バッグインボックス型液体包装体を従来の液体供給装置の連結管に直接取り付け、重量バランスを崩すことなく安定して使用することができるようにする。
【解決手段】金属製角パイプ２をジョイント３でつなぎ枠組みし、ジョイント３下部の空間に吸着盤４を螺子５で固定し、その吸着盤により台座１を液体供給装置７の上部に取り付けられるようにした。また、バッグインボックス型液体包装体が台座１の上で水平に載せられるように台座後部にゴムパッキン６を設けた。
【選択図】図１

Description

考案の詳細な説明

冷却された飲料水と、これの温水とを供給する液体供給装置が多くの職場などに設置されている。この供給装置に飲料水を供給する手段としては飲料水を充填した大型ペットボトルを供給装置上部の受け部に連結管を介して直接セットし、装置の閉止栓を操作することで飲料水が供給される方法がとられている。

しかし、この大型ペットボトルでの飲料水の供給方法には本質的な問題がある。即ち、装置の閉止栓を開放し飲料水を供給するが、そのときに周囲の空気を大型ペットボトル内部に吸入してしまい、飲料水を汚染する可能性が高いという問題点がある。

このような大型ペットボトルによる飲料水の供給方法に代わる効果的な供給方法としてバッグインボックス型液体包装体がある。この包装体では飲料水を供給するとき、ダンボール箱に収容されたバッグが収縮するため周囲の空気を吸入しないという利点がある。

しかしながら、このバッグインボックスにも問題がある。即ち、包装体の液体供給口と液体供給装置を連結するときに、ネジ付キャップをコック付キャップに交換した後、コックと液体供給装置側のホースを接続するなどの操作が必要であり、この操作のときに手がコックや、ホース、その近辺に触れ、菌が発生する恐れがある。

そこで、バッグインボックス型液体包装体の特徴を生かし、この包装体の供給口を、大型ペットボトルを使用して飲料水を供給する方式の液体供給装置に適用できる包装体とした。

考案が解決しようとする課題

バッグインボックス型液体包装体９の液体供給口１０がダンボール面の中心より偏っているために、液体供給口１０を液体供給装置７の連結管（突出部材）８に直接セットして使用する際、重量のバランスがとれず、液体包装体９および液体供給装置７自体も安定して設置できないという問題点を有していた。

課題を解決するための手段

上記目的を達成するために、金属製角パイプ２をジョイント３でつなぎ枠組みとし、ジョイント３下部の空間に吸着盤４を螺子５で固定し、その吸着盤４により台座１を液体供給装置７の上面に取り付けられるようにした。また、バッグインボックス型液体包装体９が台座１の上で水平に載せられるように台座後部にゴムパッキン６を設けた。

考案の効果

本考案により、バッグインボックス型液体包装体９の液体供給口１０を液体供給装置７側の連結管８に直接取り付けて使用するとき、重量バランスを崩すこと無く、安定して使用することができる。

台座の平面図である。 台座の側面図である。 液体供給装置上部に取り付けた台座にバッグインボックス型液体包装体をセットした状態の一部を断面して示す側面図である。 バッグインボックス型液体包装体の斜視図である。

符号の説明

１ 台座
２ 金属製角パイプ
３ ジョイント
４ 吸着盤
５ 螺子
６ ゴムパッキン
７ 液体供給装置
８ 連結管（突出部材）
９ バッグインボックス型液体包装体
１０ 液体供給口
１１ ダンボール
１２ バッグ

Claims (2)

1. 金属性角パイプ２をジョイント３で枠組みし、ジョイント３の下方に吸着盤４を螺子５で固定し、液体供給装置７の上面に取り付け、バッグインボックス型液体包装体９の液体供給口１０を液体供給装置７側の連結管８に直接取り付け、安定して使用することができる台座。
2. バッグインボックス型液体包装体９が台座１の上で水平に載せられるように台座後部にゴムパッキン６を設けた台座。

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