JP2015029167A - インターホンシステム - Google Patents

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亮二 宇野
良幸 平畑
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良幸 平畑
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章文 北島
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Abstract

【課題】特定の子機から複数の親機に同時呼出しを行うにあたり、その呼出しの優先度を呼出相手先の親機毎で子機に記憶するとともに当該優先度の変更を容易とする。【解決手段】1又は複数のインターホン子機(第1、第2のインターホン子機)1a、1bと複数のインターホン親機(第1乃至第4のインターホン親機)2a、3a、2b、3bとを、それぞれ異なるエリア内で汎用ネットワーク4を経由して相互に接続するように設置し、特定のインターホン子機から複数のインターホン親機に同時呼出しを行うにあたって、その呼出しの優先度を複数パターンで呼出相手先の親機毎で子機記憶部14a、14bに記憶し、当該優先度を親機からの選択操作で切換える。また、呼出しの優先度が同一であったときには、同一の優先度を付加した呼出信号をマルチキャスト信号で送信する。【選択図】図1

Description

本発明は、特定の子機から複数の親機に対して同時呼出しを行うインターホンシステムに係り、特に、その呼出しの優先度を呼出相手先の親機毎で変更可能なインターホンシステムに関する。
従来から、複数のインターホン親機を所有する2世帯住宅などに適用されるインターホンシステムであって、訪問者の来訪を迅速に目的の家人に報知することができるとともに、家人にとって快適且つ利便性の高いインターホンシステムが開示されている(例えば、特許文献1を参照)。
このインターホンシステムによれば、ドアホン子機からの呼出に応じて応答する複数のインターホン親機と、該インターホン親機に接続され該インターホン親機からの転送呼出に応じて応答するインターホン副親機とのうち少なくとも1つは、予めインターホンの呼出順番を設定する優先呼出設定手段が備えられている。
特開2003−78628号公報
背景技術に記載のインターホンシステムによれば、ドアホン子機を例えば、複数の駅に設置する一方、インターホン親機やインターホン副親機についても複数の駅に設置した場合、インターホン親機やインターホン副親機から見て同一の駅に設置されたドアホン子機からの呼出しに対してはその呼出順番を高く設定する一方、他の駅に設置されたドアホン子機からの呼出しに対してはその呼出順番を低く設定したい要望がある。
しかしながら、前述のような呼出順番の設定手段(優先呼出設定手段)は、インターホン親機及びインターホン副親機のうち少なくとも1つに備えられているため、呼出相手先の親機をドアホン子機から指定するシステムにおいては、ドアホン子機から見た呼出しの呼出順番を親機側で確認できず、呼出順番としての優先度が不当に低くなってしまうおそれがあった。
本発明は、この難点を解消するためになされたもので、特定の子機から複数の親機に同時呼出しを行うにあたり、その呼出しの優先度を呼出相手先の親機毎で子機に記憶するとともに当該優先度の変更が容易なインターホンシステムを提供することを目的としている。
前述の目的を達成するため、本発明の第1の態様であるインターホンシステムは、1又は複数のインターホン子機と、インターホン子機からの呼出しに応答して通話を行う複数のインターホン親機とを、それぞれ異なるエリア内に設置して相互に接続する当該システムである。インターホン子機は、インターホン親機を呼出すために操作する呼出操作部と、当該子機からインターホン親機への呼出しの優先度を当該親機毎に記憶する子機記憶部と、子機操作部の操作を検出したとき子機記憶部から読出される優先度を付加した呼出信号を生成してインターホン親機に送信する子機CPUとを備えている。インターホン親機は、インターホン子機の子機CPUから送信されてくる呼出信号に付加された優先度に対応させて呼出報知を行う親機CPUとを備えている。
この態様のインターホンシステムによれば、1又は複数のインターホン子機のうち特定の当該子機から複数のインターホン親機に同時呼出しを行うにあたって、その呼出しの優先度を呼出相手先の親機毎で子機記憶部に記憶することにより、子機操作部の使用による操作(呼出操作)を検出した子機CPUは、子機記憶部から読出される優先度を付加した呼出信号を生成してインターホン親機に送信することができる。したがって、呼出相手先であるインターホン親機の親機CPUによれば、インターホン子機の子機CPUから送信されてくる呼出信号に付加された優先度に対応させて呼出報知の制御を行うことができる。
また、本発明の第2の態様であるインターホンシステムは、本発明の第1の態様において、インターホン子機、インターホン親機はそれぞれ、LAN等の汎用ネットワークを経由して相互に接続され、インターホン子機の子機CPUは、子機記憶部から読出される優先度が同一であったとき、同一の優先度を付加した呼出信号をマルチキャスト信号でインターホン親機に送信することができる。
この態様のインターホンシステムによれば、1又は複数のインターホン子機のうち特定の当該子機から複数のインターホン親機への同時呼出しを汎用ネットワークを経由して行うにあたり、その呼出しの優先度が同一であったときには同一の優先度を付加した呼出信号をマルチキャスト信号で送信することができる。したがって、呼出信号の伝送路(伝送回線)である汎用ネットワークに負荷を与えることなく、効率のよい信号伝送が可能となる。
また、本発明の第3の態様であるインターホンシステムは、本発明の第1の態様又は第2の態様において、インターホン子機の子機記憶部には、インターホン親機からの選択操作で切換えが可能な優先度が複数パターン記憶され、子機CPUは、子機記憶部に記憶された複数パターンの優先度のうち読出す当該優先度を切換えることができる。
この態様のインターホンシステムによれば、1又は複数のインターホン子機のうち特定の当該子機から複数のインターホン親機への同時呼出しを行うにあたり、その優先度(のパターン)を容易に切換えることができる。したがって、例えば、同一のエリア内に呼出相手先の親機が少なく特定の子機からの同時呼出しに対して迅速に応答できないおそれがある場合であっても、異なるエリア内に設置された親機の優先度が高くなるように切換えて同時呼出しを行うことで、呼出状態で保留することなく迅速な応答が可能となる。
本発明のインターホンシステムによれば、1又は複数のインターホン子機のうち特定の当該子機から複数のインターホン親機への同時呼出しを行うにあたり、その呼出しの優先度を呼出相手先の親機毎で子機に記憶するとともに当該優先度の変更も容易であるため、呼出相手先の親機によれば、優先度に対応した呼出報知ができるばかりでなく呼出状態で保留することなく迅速な応答が可能となる。
本発明の実施例によるインターホンシステムの具体的な構成を示すブロック図。
以下、本発明のインターホンシステムを適用した実施の形態例について、図面を参照して説明する。
図1は、本発明の実施例によるインターホンシステムの具体的な構成を示すブロック図である。このインターホンシステムは、当該システムが適用される場所で異なるエリアとして、例えば、複数の駅毎のエレベータ、券売機又は改札等や集合住宅を構成する複数の棟毎の集合玄関に設置される1又は複数のインターホン子機、ここでは、A駅と当該A駅から離れた位置(物理的に数km離れた位置)のB駅のエレベータ、券売機又は改札等に設置される複数のインターホン子機(以下、第1、第2のインターホン子機という)1a、1bと、例えば、駅毎の複数の駅務室や集合住宅を構成する棟毎の住戸内に設置される複数のインターホン親機、ここでは、A駅、B駅それぞれで2箇所の駅務室に設置される複数のインターホン親機(以下、(A駅の)の第1、第2のインターホン親機、(B駅の)第3、第4のインターホン親機という)2a、3a、2b、3bと、前述の第1、第2のインターホン子機1a、1b、第1乃至第4のインターホン親機2a、3a、2b、3bを相互に接続するLAN(、WAN)等の汎用ネットワーク4とを有している。
なお、第1、第2のインターホン子機1a、1b及び汎用ネットワーク4間、第1乃至第4のインターホン親機2a、3a、2b、3b及び汎用ネットワーク4間はそれぞれ、図示のような有線による接続の態様に限定されるものではなく、不図示の無線による接続の態様も好適とされる。
次に、同図に示す第1、第2のインターホン子機1a、1bはそれぞれ、同様な構成であって自子機に割当てられた識別符号としての例えば、IPアドレス(以下、子機アドレスという)を有しており、子機操作部10a、10b、子機マイク11a、11b、子機スピーカ12a、12b、子機音声処理部13a、13b、子機記憶部14a、14b、子機CPU15a、15b及び子機インターフェース(I/F)16a、16bが備えられている。
これら第1、第2のインターホン子機1a、1bにおいて、子機操作部10a、10bは、(A駅、B駅それぞれの)例えば、エレベータ、券売機又は改札等の周辺に居る人物(呼出者)が駅務室に居る例えば、駅係員(呼出対象者)を呼出すための操作(呼出操作)を行うものであって例えば、呼出(押圧)ボタンで構成されている。
子機マイク11a、11b及び子機スピーカ12a、12bは、前述のような呼出者が呼出対象者との間で通話を行うための音声(音声信号)を入出力するものである。また、子機音声処理部13a、13bは、子機マイク11a、11b及び子機スピーカ12a、12bを使用して入出力される音声(音声信号)についての信号処理、例えば、FM変調又はFM復調や信号増幅等を行うものである。
子機記憶部14a、14bは、第1乃至第4のインターホン親機2a、3a、2b、3bのうち自子機からの呼出しの優先度を記憶するものであって例えば、RAM,EEPROM等の各種の記憶媒体で構成されている。なお、呼出しの優先度とは、「高(最優先)レベル」、「通常レベル」、「低レベル」のように、例えば、呼出しの緊急性や重要性に対応して異なるレベル差となるように設定することができ、このレベル差は前述のような3段階に限定されるものではなく、任意のレベル差で設定できる。また、呼出しの優先度は、第1乃至第4のインターホン親機2a、3a、2b、3bからの後述する選択操作で切換えが可能として、複数パターンを記憶させることができる。
子機CPU15a、15bは、当該インターホン子機の構成各部を制御するものである。また、子機I/F16a、16bは、子機音声処理部13a、13b及び汎用ネットワーク4間の信号伝送路、子機CPU15a、15b及び汎用ネットワーク4間の信号伝送路をそれぞれ形成し、形成された信号伝送路を経由して各種の信号を送受信するものである。
次に、同図に示す第1乃至第4のインターホン親機2a、3a、2b、3bはそれぞれ、同様な構成であって自親機に割当てられた識別符号としての例えば、IPアドレス(以下、親機アドレスという)を有しており、通話操作部20a、30a、20b、30b、選択操作部21a、31a、21b、31b、親機マイク22a、32a、22b、32b、親機スピーカ23a、33a、23b、33b、親機音声処理部24a、34a、24b、34b、親機CPU25a、35a、25b、35b及び親機I/F26a、36a、26a、36bが備えられている。
これら第1乃至第4のインターホン親機2a、3a、2b、3bにおいて、通話操作部20a、30a、20b、30bは、前述のような呼出者からの呼出しに呼出対象者が応答して親機マイク22a、32a、22b、32b及び親機スピーカ23a、33a、23b、33bの使用による通話を開始させる応答操作やその通話を終了させる終話操作が行われるものであって例えば、通話(押圧)ボタンで構成されている。また、選択操作部21a、31a、21b、31bは、第1、第2のインターホン子機1a、1bの子機記憶部14a、14bに記憶される複数パターンの優先度のうち、子機CPU15a、15bの制御により読出す優先度を選択して切換えるものであって例えば、当該親機の機器内部のDIPスイッチ等で構成されている。
親機マイク22a、32a、22b、32b及び親機スピーカ23a、33a、23b、33bは、前述のような呼出対象者が呼出者との間で通話を行うための音声(音声信号)を入出力するものであって、この親機スピーカ23a、33a、23b、33bとしては、特定の子機、すなわち、呼出者からの呼出しがあることを示す呼出音や音声メッセージ等を出力することもできる。また、親機音声処理部24a、34a、24b、34bは、親機マイク22a、32a、22b、32b及び親機スピーカ23a、33a、23b、33bの使用により入出力される音声(音声信号)についての信号処理、例えば、FM変調又はFM復調や信号増幅等を行うものである。
親機CPU25a、35a、25b、35bは、当該インターホン親機の構成各部を制御するものである。また、親機I/F26a、36a、26a、36bは、親機音声処理部24a、34a、24b、34b及び汎用ネットワーク4間の信号伝送路、親機CPU25a、35a、25b、35b及び汎用ネットワーク4間の信号伝送路をそれぞれ形成し、形成された信号伝送路を経由して各種の信号を送受信するものである。
このように構成された本発明の実施例によるインターホンシステムにおいて、以下、具体的な動作について説明する。
最初に、A駅、B駅それぞれの例えば、エレベータ、券売機又は改札等に設置された第1、第2のインターホン子機1a、1bの子機記憶部14a、14bによれば、各駅の例えば、複数(2箇所ずつ)の駅務室に設置された第1乃至第4のインターホン親機2a、3a、2b、3bのうち何れの当該親機が呼出対象であるかの呼出相手先情報を当該親機に割当てられた親機アドレスに対応させ、その呼出対象先の当該親機に対しての優先度を複数パターンで記憶することができる。なお、その設定手段としては、例えば、汎用ネットワーク4に接続されたパーソナルコンピュータ等の外部機器(不図示)が好適とされる。
具体的に、第1のインターホン子機1aの子機記憶部14aには、第1乃至第4のインターホン親機2a、3a、2b、3b全てを呼出対象とする呼出相手先情報を当該親機に割当てられた親機アドレスに対応させ、自駅(A駅)の第1、第2のインターホン親機2a、3aへの優先度は「通常レベル」及びB駅の第3、第4のインターホン親機2b、3bへの優先度は「低レベル」とするA駅子機用優先度パターン(以下、第1のA駅子機用優先度パターンという)P1aと、B駅の第3、第4のインターホン親機2b、3bのみ呼出対象とする呼出相手先情報を当該親機に割当てられた親機アドレスに対応させ、これらインターホン親機2b、3bへの優先度は「通常レベル」とするA駅子機用優先度パターン(以下、第2のA駅子機用優先度パターンという)P2aと、が記憶されているものとする。
なお、第1のインターホン子機1aの子機CPU15aによれば、その待受状態、すなわち、子機操作部10aの使用による操作(呼出操作)が行われていない状態において、第1乃至第4のインターホン親機2a、3a、2b、3bの選択操作部21a、31a、21b、31bのうち何れか1の当該操作部の使用による選択操作を検出した場合を除き、子機記憶部14aに記憶されている第1、第2のA駅子機用優先度パターンP1a、P2aのうち第1のA駅子機用優先度パターンP1aを優先して読出す設定が予めなされているものとする。ここで、第1乃至第4のインターホン親機2a、3a、2b、3bの選択操作部21a、31a、21b、31bのうち何れか1の当該操作部の使用としては、不必要で不適切な選択操作がなされることに鑑み、通常、自駅(A駅)の第1、第2のインターホン親機2a、3aの選択操作部21a、31aのうち何れか1の当該操作部の使用による選択操作を有効とすることが望ましいものである。
一方、第2のインターホン子機1bの子機記憶部14bには、第1乃至第4のインターホン親機2a、3a、2b、3bのうち自駅(B駅)の第3、第4のインターホン親機2b、3bのみ呼出対象とする呼出相手先情報を当該親機に割当てられた親機アドレスに対応させ、その呼出しの優先度は「通常レベル」とするB駅子機用優先度パターンが記憶されているものとする。
[第1の呼出動作]
次に、第1の呼出動作として、A駅の例えば、エレベータ、券売機又は改札等に居る人物(第1の呼出者)が第1のインターホン子機1aの子機操作部10aを使用して操作(呼出操作)を行うと、この操作を検出した子機CPU15aは、子機記憶部14aに記憶されている第1、第2のA駅子機用優先度パターンP1a、P2aのうち第1のA駅子機用優先度パターンP1aを読出す。この後、子機CPU15aは、例えば、SIP対応フォーマットのマルチキャスト信号で自子機アドレス、第1、第2のインターホン親機2a、3aをそれぞれ指定する親機アドレス及び「通常レベル」で同一の優先度情報を付加した呼出信号(以下、第1の呼出信号という)と、同様なマルチキャスト信号で自子機アドレス、第3、第4のインターホン親機2b、3bをそれぞれ指定する親機アドレス及び「低レベル」で同一の優先度情報を付加した呼出信号(以下、第2の呼出信号という)とを生成する。
また、第1のインターホン子機1aの子機CPU15aで生成された第1、第2の呼出信号は、子機I/F16aから汎用ネットワーク4を経由して、第2のインターホン子機1bの子機I/F16bと第1乃至第4のインターホン親機2a、3a、2b、3bの親機I/F26a、36a、26b、36bと、にそれぞれ伝送される。なお、第1、第2の呼出信号はマルチキャスト信号であるため、当該呼出信号の伝送路(伝送回線)である汎用ネットワーク4に負荷を与えることなく、効率のよい信号伝送が可能となる。
第2のインターホン子機1bの子機CPU16bと第1乃至第4のインターホン親機2a、3a、2b、3bの親機CPU25a、35a、25b、35bとはそれぞれ、自機器のI/F16b、26a、36a、26b、36bを経由して受信した第1、第2の呼出信号に付加されているアドレスと自機器に割当てられたアドレスとの照合を行う。ここでは、第1乃至第4のインターホン親機2a、3a、2b、3bの親機CPU25a、35a、25b、35bでそれぞれ当該アドレスが一致するため、同様に付加されている子機アドレスに該当する第1のインターホン子機1aで呼出操作を行った人物(第1の呼出者)からの呼出しがあることを検出する。
ここで、第1乃至第4のインターホン親機2a、3a、2b、3bの親機CPU25a、35a、25b、35bによれば、第1のインターホン子機1aで呼出操作を行った人物(第1の呼出者)からの呼出しを検出した呼出時において、第2のインターホン子機1bで呼出操作を行った人物、すなわち、B駅の例えば、エレベータ、券売機又は改札等に居る人物からの呼出しがない場合、自機器で検出した呼出しの優先度が「通常レベル」、「低レベル」のように異なっていても、親機スピーカ23a、33a、23b、33bの使用による呼出報知として、例えば、通常レベルでレベル差を持たせない同一パターンの呼出音や音声メッセージ等を出力させることができる。
この後、前述の呼出報知を確認した呼出対象者、すなわち、第1、第2のインターホン親機2a、3aがそれぞれ設置されたA駅の例えば、駅務室に居る駅係員及び第3、第4のインターホン親機2b、3bがそれぞれ設置されたB駅の例えば、駅務室に居る駅係員によれば、最先に応答操作を行った駅係員のみ第1のインターホン子機1aで呼出操作を行った人物(第1の呼出者)との間で通話を成立させることができる。ここでは、第1のインターホン親機2aが設置されたA駅の例えば、駅務室に居る駅係員が最先に、通話操作部20aを使用して応答操作を行うと、この操作を検出した親機CPU25aは、親機音声処理部24aを能動として親機マイク22a及び親機スピーカ23aと当該親機音声処理部を経由して親機I/F26aとの間の信号伝送路を形成するとともに、例えば、SIP対応の信号フォーマットで自親機アドレス及び第1のインターホン子機1aを指定する子機アドレスを付加した応答信号(以下、第1の応答信号という)を生成する。
また、第1のインターホン親機2aの親機CPU25aで生成された第1の応答信号は、親機I/F26aから汎用ネットワーク4を経由して、第1、第2のインターホン子機1a、1bの子機I/F16a、16bと第2乃至第4のインターホン親機3a、2b、3bの親機I/F36a、26b、36bと、にそれぞれ伝送される。
第1、第2のインターホン子機1a、1bの子機CPU15a、15bと第2乃至第4のインターホン親機3a、2b、3bの親機I/F35a、25b、35bとはそれぞれ、自機器のI/F16a、16b、36a、26b、36bを経由して受信した第1の応答信号に付加されている子機アドレスと自機器に割当てられたアドレスとの照合を行う。ここでは、第1のインターホン子機1aの子機CPU15aのみ当該アドレスが一致するため、同様に付加されている親機アドレスに該当する第1のインターホン親機2aで応答操作を行った人物(呼出対象者である駅係員)からの応答があったことを検出する。
この後、第1のインターホン子機1aの子機CPU15aは、子機音声処理部13aを能動として子機マイク11a及び子機スピーカ12aと当該子機音声処理部を経由して子機I/F16aとの間の信号伝送路を形成することで、A駅の例えば、エレベータ、券売機又は改札等に居る人物(第1の呼出者)が使用する子機マイク11a及び子機スピーカ12aと、呼出相手者のうち最先の応答者である、第1のインターホン親機2aが設置されたA駅の例えば、駅務室に居る駅係員が使用する親機マイク22a及び親機スピーカ23aとの間の信号伝送路、すなわち、通話路が形成され、形成された通話路を経由して音声信号を送受信することで通話が成立する。
[第2の呼出動作]
次に、第2の呼出動作として、前述のような第1の呼出動作が継続中であり、第1、第2のインターホン親機2a、3aがそれぞれ設置されたA駅の例えば、駅務室に居る駅係員及び第3、第4のインターホン親機2b、3bがそれぞれ設置されたB駅の例えば、駅務室に居る駅係員の何れも応答していないとき、B駅の例えば、エレベータ、券売機又は改札等に居る人物(第2の呼出者)が第2のインターホン子機1bの子機操作部10bを使用して操作(呼出操作)を行うと、この操作を検出した子機CPU15bは、子機記憶部14bに記憶されているB駅子機用優先度パターンP1bを読出す。この後、子機CPU15bは、例えば、SIP対応フォーマットのマルチキャスト信号で自子機アドレス、第3、第4のインターホン親機2b、3bをそれぞれ指定する親機アドレス及び「通常レベル」で同一の優先度情報を付加した呼出信号(以下、第3の呼出信号という)を生成する。
また、第2のインターホン子機1bの子機CPU15bで生成された第3の呼出信号は、子機I/F16bから汎用ネットワーク4を経由して、第1のインターホン子機1aの子機I/F16aと第1乃至第4のインターホン親機2a、3a、2b、3bの親機I/F26a、36a、26b、36bと、にそれぞれ伝送される。なお、第3の呼出信号はマルチキャスト信号であるため、当該呼出信号の伝送路(伝送回線)である汎用ネットワーク4に負荷を与えることなく、効率のよい信号伝送が可能となる。
第1のインターホン子機1aの子機CPU16aと第1乃至第4のインターホン親機2a、3a、2b、3bの親機CPU25a、35a、25b、35bとはそれぞれ、自機器のI/F16a、26a、36a、26b、36bを経由して受信した第3の呼出信号に付加されているアドレスと自機器に割当てられたアドレスとの照合を行う。ここでは、第3、第4のインターホン親機2b、3bの親機CPU25b、35bでそれぞれ当該アドレスが一致するため、同様に付加されている子機アドレスに該当する第2のインターホン子機1bで呼出操作を行った人物(第2の呼出者)からの呼出しがあることを検出する。
ここで、第3、第4のインターホン親機2b、3bの親機CPU25b、35bによれば、同様に付加されている優先度情報が「通常レベル」で同一であり前述のような第1の呼出者からの呼出しの優先度である「低レベル」と比較してそのレベルが高いため、第1の呼出者からの呼出しにかかる呼出報知の制御を中止する一方、第2の呼出者からの呼出しにかかる呼出報知として、例えば、通常レベルを示すパターンの呼出音や音声メッセージ等を出力させることができる。
この後、前述の呼出報知を確認した呼出対象者、すなわち、第3、第4のインターホン親機2b、3bがそれぞれ設置されたB駅の例えば、駅務室に居る駅係員によれば、最先に応答操作を行った駅係員のみ第2のインターホン子機1bで呼出操作を行った人物(第2の呼出者)との間で通話を成立させることができる。ここでは、第4のインターホン親機3bが設置されたB駅の例えば、駅務室に居る駅係員が最先に、通話操作部30bを使用して応答操作を行うと、この操作を検出した親機CPU35bは、親機音声処理部34bを能動として親機マイク32b及び親機スピーカ33bと当該親機音声処理部を経由して親機I/F36bとの間の信号伝送路を形成するとともに、例えば、SIP対応の信号フォーマットで自親機アドレス及び第2のインターホン子機1bを指定する子機アドレスを付加した応答信号(以下、第2の応答信号という)を生成する。
また、第4のインターホン親機3bの親機CPU35bで生成された第3の応答信号は、親機I/F36bから汎用ネットワーク4を経由して、第1、第2のインターホン子機1a、1bの子機I/F16a、16bと第1乃至第3のインターホン親機2a、3a、2bの親機I/F26a、36a、26bと、にそれぞれ伝送される。
第1、第2のインターホン子機1a、1bの子機CPU15a、15bと第1乃至第3のインターホン親機2a、3a、2bの親機I/F25a、35a、25bとはそれぞれ、自機器のI/F16a、16b、26a、36a、26bを経由して受信した第2の応答信号に付加されている子機アドレスと自機器に割当てられたアドレスとの照合を行う。ここでは、第2のインターホン子機1bの子機CPU15bのみ当該アドレスが一致するため、同様に付加されている親機アドレスに該当する第4のインターホン親機3bで応答操作を行った人物(呼出対象者である駅係員)からの応答があったことを検出する。
この後、第2のインターホン子機1bの子機CPU15bは、子機音声処理部13bを能動として子機マイク11b及び子機スピーカ12bと当該子機音声処理部を経由して子機I/F16bとの間の信号伝送路を形成することで、B駅の例えば、エレベータ、券売機又は改札等に居る人物(第2の呼出者)が使用する子機マイク11b及び子機スピーカ12bと、呼出相手者のうち最先の応答者である、第4のインターホン親機3bが設置されたB駅の例えば、駅務室に居る駅係員が使用する親機マイク32b及び親機スピーカ33bとの間の信号伝送路、すなわち、通話路が形成され、形成された通話路を経由して音声信号を送受信することで通話が成立する。
なお、前述までの第2の呼出動作が継続中であるとき、第1の呼出動作にかかる呼出報知を確認して応答操作を行ったA駅の例えば、駅務室に居る駅係員によれば、呼出元である、A駅の例えば、エレベータ、券売機又は改札等に居る人物(第1の呼出者)との間で通話を成立させることができる。すなわち、第1、第2ぞれぞれの呼出動作にかかる通話を独立して行うことができる。
[優先度のパターン選択・切換動作及び第3の呼出動作]
次に、前述のような第1の呼出動作が行われていない待受状態において、第1、第2のインターホン親機2a、3aがそれぞれ設置されたA駅の例えば、駅務室に居る駅係員のうち何れかの駅係員、ここでは、第2のインターホン親機3aが設置されたA駅の例えば、駅務室に居る駅係員が、選択操作部31aを使用して選択操作を行うと、この操作を検出した親機CPU35aは、例えば、SIP対応の信号フォーマットで自親機アドレス及び第1のインターホン子機1aを指定する子機アドレスを付加した優先度切換信号を生成する。
また、第1のインターホン親機2aの親機CPU35aで生成された優先度切換信号は、親機I/F36aから汎用ネットワーク4を経由して、第1、第2のインターホン子機1a、1bの子機I/F16a、16bと第1、第3及び第4のインターホン親機2a、2b、3bの親機I/F26a、26b、36bと、にそれぞれ伝送される。
第1、第2のインターホン子機1a、1bの子機CPU15a、15bと第1、第3及び第4のインターホン親機2a、2b、3bの親機I/F25a、25b、35bとはそれぞれ、自機器のI/F16a、16b、26a、26b、36bを経由して受信した優先度切換信号に付加されている子機アドレスと自機器に割当てられたアドレスとの照合を行う。ここでは、第1のインターホン子機1aの子機CPU15aのみ当該アドレスが一致するため、同様に付加されている親機アドレスに該当する第2のインターホン親機3bで選択操作が行われたことを検出する。
この後、第1のインターホン子機1aの子機CPU15aは、子機記憶部14aに記憶されている第1、第2のA駅子機用優先度パターンP1a、P2aのうち第1のA駅子機用優先度パターンP1aを優先して読出す設定を、第2のA駅子機用優先度パターンP1bを優先して読出す設定に切換えることができる。
このような優先度の切換えがなされた後のタイミングにおいて、A駅の例えば、エレベータ、券売機又は改札等に居る人物(第3の呼出者)が第1のインターホン子機1aの子機操作部10aを使用して操作(呼出操作)を行うと、この操作を検出した子機CPU15aは、子機記憶部14aに記憶されている第1、第2のA駅子機用優先度パターンP1a、P2aのうち第2のA駅子機用優先度パターンP1bを読出す。この後、子機CPU15aは、例えば、SIP対応フォーマットのマルチキャスト信号で自子機アドレス、第3、第4のインターホン親機2b、3bをそれぞれ指定する親機アドレス及び「通常レベル」で同一の優先度情報を付加した呼出信号(以下、第4の呼出信号という)を生成する。
また、第1のインターホン子機1aの子機CPU15aで生成された第4の呼出信号は、子機I/F16aから汎用ネットワーク4を経由して、第2のインターホン子機1bの子機I/F16bと第1乃至第4のインターホン親機2a、3a、2b、3bの親機I/F26a、36a、26b、36bと、にそれぞれ伝送される。なお、第4の呼出信号はマルチキャスト信号であるため、当該呼出信号の伝送路(伝送回線)である汎用ネットワーク4が圧迫することなく、効率のよい信号伝送が可能となる。
第2のインターホン子機1bの子機CPU15bと第1乃至第4のインターホン親機2a、3a、2b、3bの親機CPU25a、35a、25b、35bとはそれぞれ、自機器のI/F16b、I/F26a、36a、26b、36bを経由して受信した第4の呼出信号に付加されているアドレスと自機器に割当てられたアドレスとの照合を行う。ここでは、第3、第4のインターホン親機2b、3bの親機CPU25b、35bでそれぞれ当該アドレスが一致するため、同様に付加されている子機アドレスに該当する第1のインターホン子機1aで呼出操作を行った人物(第3の呼出者)からの呼出しがあることを検出する。
ここで、第3、第4のインターホン親機2b、3bの親機CPU25b、35bによれば、同様に付加されている優先度情報が「通常レベル」であり前述のような第2の呼出者からの呼出しの優先度である「通常レベル」と同一であるため、第3の呼出者からの呼出しにかかる呼出報知として、例えば、通常レベルを示すパターンの呼出音や音声メッセージ等を出力させることができる。
この後、前述の呼出報知を確認した呼出対象者、すなわち、第3、第4のインターホン親機2b、3bがそれぞれ設置されたB駅の例えば、駅務室に居る駅係員によれば、最先に応答操作を行った駅係員のみ第1のインターホン子機1aで呼出操作を行った人物(第3の呼出者)との間で通話を成立させることができる。ここでは、第3のインターホン親機2bが設置されたB駅の例えば、駅務室に居る駅係員が最先に、通話操作部20bを使用して応答操作を行うと、この操作を検出した親機CPU35bは、親機音声処理部24bを能動として親機マイク22b及び親機スピーカ23bと当該親機音声処理部を経由して親機I/F26bとの間の信号伝送路を形成するとともに、例えば、SIP対応の信号フォーマットで自親機アドレス及び第1のインターホン子機1aを指定する子機アドレスを付加した応答信号(以下、第3の応答信号という)を生成する。
また、第3のインターホン親機2bの親機CPU25bで生成された第3の応答信号は、親機I/F26bから汎用ネットワーク4を経由して、第1、第2のインターホン子機1a、1bの子機I/F16a、16bと第1、第2及び第4のインターホン親機2a、3a、3bの親機I/F26a、36a、36bと、にそれぞれ伝送される。
第1、第2のインターホン子機1a、1bの子機CPU15a、15bと第1、第2及び第4のインターホン親機2a、3a、3bの親機I/F25a、35a、35bとはそれぞれ、自機器のI/F16a、16b、26a、36a、36bを経由して受信した第3の応答信号に付加されている子機アドレスと自機器に割当てられたアドレスとの照合を行う。ここでは、第1のインターホン子機1aの子機CPU15aのみ当該アドレスが一致するため、同様に付加されている親機アドレスに該当する第3のインターホン親機2bで応答操作を行った人物(呼出対象者である駅係員)からの応答があったことを検出する。
この後、第1のインターホン子機1aの子機CPU15aは、子機音声処理部13aを能動として子機マイク11a及び子機スピーカ12aと当該子機音声処理部を経由して子機I/F16aとの間の信号伝送路を形成することで、A駅の例えば、エレベータ、券売機又は改札等に居る人物(第3の呼出者)が使用する子機マイク11a及び子機スピーカ12aと、呼出相手者のうち最先の応答者である、第3のインターホン親機2bが設置されたB駅の例えば、駅務室に居る駅係員が使用する親機マイク22b及び親機スピーカ23bとの間の信号伝送路、すなわち、通話路が形成され、形成された通話路を経由して音声信号を送受信することで通話が成立する。
したがって、例えば、同一のエリア内であるA駅のインターホン親機2a、3aが少なく特定のインターホン子機1a(1b)からの同時呼出しに迅速に応答できないおそれがある場合であっても、異なるエリア内であるB駅のインターホン親機2b、3bへの呼出しの優先度が高くなるように切換えて同時呼出しを行うことで、呼出状態で保留することなく迅速な応答が可能となる。
以上の説明から明らかなように、本発明の実施例によれば、1又は複数のインターホン子機(第1、第2のインターホン子機)1a、1bと複数のインターホン親機(第1乃至第4のインターホン親機)2a、3a、2b、3bとを、それぞれ異なるエリア内(A駅、B駅)に設置し、特定の当該子機から複数のインターホン親機2a、3a、2b、3bに同時呼出しを行うにあたって、その呼出しの優先度を呼出相手先の親機毎で子機記憶部14a、14bに記憶することにより、子機操作部10a、10bの使用による操作(呼出操作)を検出した子機CPU15a、15bは、子機記憶部14a、14bから読出される優先度を付加した呼出信号を生成してインターホン親機2a、3a、2b、3bに送信することができる。したがって、呼出相手先であるインターホン親機2a、3a、2b、3bの親機CPU25a、35a、25b、35bによれば、インターホン子機1a、1bの子機CPU15a、15bから送信されてくる呼出信号に付加された優先度に対応させて呼出報知の制御を行うことができる。
また、1又は複数のインターホン子機(第1、第2のインターホン子機)のうち特定の当該子機から複数のインターホン親機2a、3a、2b、3bへの同時呼出しを汎用ネットワーク4を経由して行うにあたり、その呼出しの優先度が同一であったときには同一の優先度を付加した呼出信号をマルチキャスト信号で送信することができる。したがって、呼出信号の伝送路(伝送回線)である汎用ネットワーク4に負荷を与えることなく、効率のよい信号伝送が可能となる。
さらに、1又は複数のインターホン子機(第1、第2のインターホン子機)のうち特定の当該子機から複数のインターホン親機2a、3a、2b、3bへの同時呼出しを行うにあたり、その優先度(のパターン)を容易に切換えることができる。したがって、例えば、同一のエリア内に呼出相手先の当該親機が少なく特定の子機からの同時呼出しに迅速に応答できないおそれがある場合であっても、異なるエリア内に設置された当該親機への呼出しの優先度が高くなるように切換えて同時呼出しを行うことで、呼出状態で保留することなく迅速な応答が可能となる。
本発明のインターホンシステムにおいては、特定の実施の形態をもって説明してきたが、この形態に限定されるものでなく、本発明の効果を奏する限り、これまで知られた如何なる構成の当該システムであっても採用できるということはいうまでもないことである。
具体的に、本発明の実施例においては、異なるエリア内である、A駅、B駅にそれぞれ設置されるインターホン子機及びインターホン親機として、駅毎で1台の当該子機及び2台の当該親機を適用したが、その台数に限定されるものではなく、より複数台のように例えば、駅の規模等に対応させることができる。
また、本発明の実施例においては、インターホン子機1a、1bの構成態様として映像撮像機能及びその信号処理機能が不備とされる当該子機を適用したが、この態様に限定されるものではない。例えば、映像撮像機能及びその信号処理機能が備えられた当該子機とともに映像出画機能及びその信号処理機能が備えられたインターホン親機2a、3a、2b、3bを適用することもできる。
1a、1b……第1、第2のインターホン子機(1又は複数のインターホン子機)
14a、14b……子機記憶部
15a、15b……子機CPU
2a、3a、2b、3b……第1乃至第4のインターホン親機(複数のインターホン親機)
4……汎用ネットワーク

Claims (3)

  1. 1又は複数のインターホン子機と、前記インターホン子機からの呼出しに応答して通話を行う複数のインターホン親機とを、それぞれ異なるエリア内に設けて相互に接続するインターホンシステムであって、
    前記インターホン子機は、前記インターホン親機を呼出すために操作する呼出操作部と、当該子機から前記インターホン親機への呼出しの優先度を当該親機毎に記憶する子機記憶部と、前記子機操作部の操作を検出したとき前記子機記憶部から読出される前記優先度を付加した呼出信号を生成して前記インターホン親機に送信する子機CPUとを備え、
    前記インターホン親機は、前記インターホン子機の前記子機CPUから送信されてくる前記呼出信号に付加された優先度に対応させて呼出報知を行う親機CPUとを備えることを特徴とするインターホンシステム。
  2. 前記インターホン子機、前記インターホン親機はそれぞれ、LAN等の汎用ネットワークを経由して相互に接続され、
    前記インターホン子機の前記子機CPUは、前記子機記憶部から読出される前記優先度が同一であったとき、同一の優先度を付加した呼出信号をマルチキャスト信号で前記インターホン親機に送信することを特徴とする請求項1記載のインターホンシステム。
  3. 前記インターホン子機の前記子機記憶部には、前記インターホン親機からの選択操作で切換えが可能な優先度が複数パターン記憶され、
    前記子機CPUは、前記子機記憶部に記憶された前記複数パターンの優先度のうち読出す当該優先度を切換えることを特徴とする請求項1又は請求項2記載のインターホンシステム。
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