JP2015028684A - 営業支援方法および営業支援システム - Google Patents

営業支援方法および営業支援システム Download PDF

Info

Publication number
JP2015028684A
JP2015028684A JP2013157363A JP2013157363A JP2015028684A JP 2015028684 A JP2015028684 A JP 2015028684A JP 2013157363 A JP2013157363 A JP 2013157363A JP 2013157363 A JP2013157363 A JP 2013157363A JP 2015028684 A JP2015028684 A JP 2015028684A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
customer
server
sales
terminal
calculation
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2013157363A
Other languages
English (en)
Inventor
里恵 赤星
Rie Akaboshi
里恵 赤星
鈴木 滋
Shigeru Suzuki
滋 鈴木
寛子 遠藤
Hiroko Endo
寛子 遠藤
啓 中嶋
Hiroshi Nakajima
啓 中嶋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP2013157363A priority Critical patent/JP2015028684A/ja
Priority to SG10201402455RA priority patent/SG10201402455RA/en
Priority to IN2510CH2014 priority patent/IN2014CH02510A/en
Priority to MYPI2014701424A priority patent/MY177392A/en
Priority to CN201410261666.2A priority patent/CN104346684A/zh
Priority to US14/304,446 priority patent/US20150039387A1/en
Publication of JP2015028684A publication Critical patent/JP2015028684A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06QINFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES; SYSTEMS OR METHODS SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G06Q30/00Commerce
    • G06Q30/02Marketing; Price estimation or determination; Fundraising
    • G06Q30/0201Market modelling; Market analysis; Collecting market data

Landscapes

  • Business, Economics & Management (AREA)
  • Strategic Management (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Accounting & Taxation (AREA)
  • Development Economics (AREA)
  • Finance (AREA)
  • Entrepreneurship & Innovation (AREA)
  • Game Theory and Decision Science (AREA)
  • Data Mining & Analysis (AREA)
  • Economics (AREA)
  • Marketing (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Business, Economics & Management (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
  • Information Transfer Between Computers (AREA)

Abstract

【課題】営業活動が行われる状況に柔軟かつ確実に対応し、効果的な営業支援を可能とする。
【解決手段】タブレット端末100が、サーバ300から配信された営業活動用のデータを出力部にて表示させ、営業活動用のデータに関する操作内容が所定項目を含む場合、当該操作内容を含む計算依頼をサーバ300に送信して計算結果を取得し、操作内容が所定項目を含まない場合、当該タブレット端末100が操作内容を所定の計算アルゴリズムに適用して計算結果を得る処理と、サーバ300から取得した計算結果ないし当該タブレット端末100で得た計算結果を、該当顧客の識別情報と対応付けて記憶部に格納し、計算結果を出力部にて表示させる処理とを実行し、サーバ300が、タブレット端末100から操作内容を含む計算依頼を受信し、当該操作内容を所定の計算アルゴリズムに適用して計算結果を算出し、計算結果をタブレット端末100に返信する処理を実行する。
【選択図】図1

Description

本発明は、営業支援方法および営業支援システムに関するものであり、具体的には、営業活動が行われる状況に柔軟かつ確実に対応し、効果的な営業支援を可能とする技術に関する。なお、本明細書における営業活動については、営利を目的としない業務、活動も含まれる。例えば、商品購入以外の税金などの説明などの活動を支援する技術も本発明の技術分野に含まれる。
何らかの業務において説明などを行う場合、説明相手の状況、ニーズなどの把握が必要になってくる。例えば、金融機関等の営業担当者が顧客に対して営業活動を行う場合、顧客の属性やニーズにマッチした商品を的確に提案し、法令上定められた詳細な商品説明を行った上で、契約や販売の手順を確実に実行する必要がある。こうした作業を円滑に実行して、業務効率を向上させることを目的とした各種技術が従来から提案されている。
すなわち、営業活動に関する営業情報を、複数の顧客接点となる営業チャネルと渉外活動手段とに配信する営業情報配信部と、前記複数のチャネルまたは前記渉外活動手段から前記営業情報に基づく取引結果を含む顧客反応および新たに入手した顧客情報を営業結果情報として集信する営業結果情報集信部と、前記営業結果情報集信部で集信した営業結果情報を格納する情報管理部と、前記情報管理部に格納された営業結果情報を分析し、当該分析結果に基づいて新たな営業情報を作成し、当該営業情報を前記営業情報配信部に対して与える情報分析部とを備えたシステム(特許文献1参照)などが提案されている。
特開2004−164205号公報
一方、顧客ニーズは固定的とは限らず、そうしたニーズに応じた営業活動を行うためには、多岐に亘る商品説明用のパンフレットや各種パターン別の見積もり書等を顧客先に携行する必要がある。また、パンフレット等を用いて営業活動を行うとした場合、顧客毎に様々に異なる商品の商談履歴や商談進捗状況の管理を漏れなく行うことは非常に煩雑であり、営業担当者に過度な負担を招く懸念が強い。また、商談内容について営業担当者と顧客とで商談当日のみならず商談後日であっても共有し、最終的なクロージングに向けて効率的に意見をすり合わせることも実現されていない。
他方、上述したパンフレット類を電子化して情報処理端末に格納し、これを顧客先に持参して商品説明等を行うとしても、パンフレット記載の商品について、様々な条件に応じた利害得失等のシミュレーションや料金算定といったダイナミックな処理をその場で迅速に実行することはなく、営業機会の損失につながる恐れもあった。
そこで本発明の目的は、営業活動が行われる状況に柔軟かつ確実に対応し、効果的な営業支援を可能とする技術を提供することにある。
上記課題を解決する本発明の営業支援方法は、営業活動用の各種データの提供を行うサーバと、前記サーバから得た営業活動用のデータを処理して営業担当者ないし顧客に提示する営業用端末とを含むコンピュータシステムにおいて、前記営業用端末が、前記サーバから配信された営業活動用のデータを出力部にて表示させ、前記営業活動用のデータに関する操作内容を入力部にて取得する処理と、前記入力部で取得した操作内容が所定項目を含む場合、当該操作内容を含む計算依頼を前記サーバに送信して当該サーバから計算結果を取得し、前記操作内容が所定項目を含まない場合、当該営業用端末が前記操作内容を所定の計算アルゴリズムに適用して計算結果を得る処理と、前記サーバから取得した計算結果ないし当該営業用端末で得た計算結果を、入力部で得た該当顧客の識別情報と対応付けて記憶部に格納し、前記計算結果を出力部にて表示させる処理とを実行し、前記サーバが、前記営業用端末から前記操作内容を含む計算依頼を受信し、当該操作内容を所定の計算アルゴリズムに適用して計算結果を算出し、当該算出した計算結果を前記営業用端末に返信する処理を実行することを特徴とする。
また、本発明の営業支援システムは、営業活動用の各種データの提供を行うサーバと、前記サーバから得た営業活動用のデータを処理して営業担当者ないし顧客に提示する営業用端末とを含むコンピュータシステムであって、前記営業用端末が、前記サーバから配信された営業活動用のデータを出力部にて表示させ、前記営業活動用のデータに関する操作内容を入力部にて取得する処理と、前記入力部で取得した操作内容が所定項目を含む場合、当該操作内容を含む計算依頼を前記サーバに送信して当該サーバから計算結果を取得し、前記操作内容が所定項目を含まない場合、当該営業用端末が前記操作内容を所定の計算アルゴリズムに適用して計算結果を得る処理と、前記サーバから取得した計算結果ないし当該営業用端末で得た計算結果を、入力部で得た該当顧客の識別情報と対応付けて記憶部に格納し、前記計算結果を出力部にて表示させる処理とを実行する演算部を備えるものであり、前記サーバが、前記営業用端末から前記操作内容を含む計算依頼を受信し、当該操作内容を所定の計算アルゴリズムに適用して計算結果を算出し、当該算出した計算結果を前記営業用端末に返信する処理を実行する演算部を備えるものである、
ことを特徴とする。
本発明によれば、営業活動が行われる状況に柔軟かつ確実に対応し、効果的な営業支援が可能となる。
本実施形態の営業支援システムを構成するネットワーク図である。 本実施形態におけるタブレット端末の構成例を示す図である。 本実施形態における顧客端末の構成例を示す図である。 本実施形態におけるサーバの構成例を示す図である。 本実施形態におけるコンテンツデータ管理テーブルのデータ構成例を示す図である。 本実施形態におけるコンテンツ配信管理テーブルのデータ構成例を示す図である。 本実施形態における計算モジュール管理テーブルのデータ構成例を示す図である。 本実施形態における案件管理テーブルのデータ構成例を示す図である。 本実施形態における顧客管理テーブルのデータ構成例を示す図である。 本実施形態における試算テーブル(保険商品)のデータ構成例を示す図である。 本実施形態における試算テーブル(ローン商品)のデータ構成例を示す図である。 本実施形態における付箋テーブルのデータ構成例を示す図である。 本実施形態における操作ログ管理テーブルのデータ構成例を示す図である。 本実施形態における営業支援方法の処理手順例を示すフロー図である。 本実施形態における画面例を示す図である。
−−−システム構成−−−
以下に本発明の実施形態について図面を用いて詳細に説明する。図1は、本実施形態の営業支援システム10を構成するネットワーク図である。図1に示す営業支援システム10は、営業活動が行われる状況に柔軟かつ確実に対応し、効果的な営業支援を可能とするコンピュータシステムである。この営業支援システム10は、例えば、金融機関の営業担当者(いわゆるテラーなど窓口担当者の概念も含む)が用いる営業用端末すなわちタブレット端末100と、このタブレット端末100に金融商品説明用のコンテンツ(例:電子パンフレット等)の配信や営業活動に伴って生じるデータの管理を行うサーバ300とが、インターネット回線50を介して接続された構成となっている。また、このインターネット回線50には、該当金融機関の顧客が用いる顧客端末200も接続可能となっており、インターネット回線50を介して顧客端末200とサーバ300の間も接続可能な構成となっている。
タブレット端末100は、サーバ300から、上述の金融商品説明用のコンテンツを得て、これを液晶ディスプレイ等の出力部106にて画面出力し、営業担当者及び顧客に提示可能な端末であり、営業担当者が顧客先に携行して用いる端末である。
また、上述のサーバ300は、金融商品説明用のコンテンツや、当該コンテンツに基づくタブレット端末100での商品説明等の営業活動に伴うデータを管理している。上述した、電子パンフレット等のコンテンツは、該当金融商品の商品説明から、顧客の条件に応じたコストや運用結果等の試算や見積もり、及び、最終的に契約締結を行うクロージングに至る業務フローに沿った、金融商品の販売支援を行う画面データから構成された電子データである。タブレット端末100は、こうしたコンテンツを画面出力することで、法令等に則った商品説明や顧客意思確認等の必要な業務手順を営業担当者に確実に実行させると共に、効率的な商品販売用の営業活動を支援している。
一方、顧客端末200は、タブレット端末100により行われた営業活動の結果、すなわち金融商品に関する商品説明や試算、見積もり等の履歴や結果のデータ類を、サーバ300にアクセスして取得し、これを出力部206に画面表示する端末となる。金融機関の顧客は、この顧客端末200での表示内容を閲覧し、自身が受けた営業活動における、商談の進み具合やその内容などについて、営業担当者と認識を共有可能となる。
なお、営業支援システム10を構成するタブレット端末100のハードウェア構成は以下の如くとなる。図2は本実施形態におけるタブレット端末100の構成例を示す図である。タブレット端末100は、ハードディスクドライブやSSD(Solid State Drive)など適宜な不揮発性記憶装置で構成される記憶部101、RAMなど揮発性記憶装置で構成されるメモリ103、記憶部101に保持されるプログラム102をメモリ103に読み出すなどして実行し装置自体の統括制御を行なうとともに各種判定、演算及び制御処理を行なうCPUなどの演算部104、ユーザからのタッチ動作やタッチペン等の入力等を受け付ける入力部105、処理データの表示を行うディスプレイ等の出力部106、インターネット回線50などの適宜な広域ネットワークと接続しサーバ300との通信処理を担う通信部107を備える。なお、記憶部101内には、本実施形態の営業用端末として必要な機能を実装する為のプログラム102と、各種のテーブル125〜133、およびWEBブラウザ110が少なくとも記憶されている。テーブル125〜133の詳細については後述する。
一方、顧客端末200は、一般的なパーソナルコンピュータと同様のハードウェア構成、およびプログラム構成を備え、WEBブラウザ210を介して上述のインターネット回線50にアクセスし、サーバ300と通信可能となっている。こうした一般的な構成については、図3に例示する通りである。よって、顧客端末200のハードウェア構成についての詳細説明は省略する。
また、営業支援システム10をタブレット端末100と共に構成するサーバ300のハードウェア構成は以下の如くとなる。図4は本実施形態におけるサーバ300の構成例を示す図である。
サーバ300は、ハードディスクドライブやSSD(Solid State Drive)など適宜な不揮発性記憶装置で構成される記憶部301、RAMなど揮発性記憶装置で構成されるメモリ303、記憶部301に保持されるプログラム302をメモリ303に読み出すなどして実行し装置自体の統括制御を行なうとともに各種判定、演算及び制御処理を行なうCPUなどの演算部304、インターネット回線50など適宜な広域ネットワークと接続し、上述のタブレット端末100との通信処理を担う通信部305を備える。
このサーバ300も記憶部301において、プログラム302の他、タブレット端末100と同様の各種テーブル325〜333を保持している。テーブル325〜333の詳細については後述する。
続いて、本実施形態の営業支援システム10を構成するタブレット端末100およびサーバ300がそれぞれ備える機能について説明する。なお、本実施形態の営業支援システム10において上述の顧客端末200を含むものとしてもよい。
また、以下に説明する機能は、例えば営業支援システム10を構成する各装置が備えるプログラムを実行することで実装される機能と言える。
ここで、上述のタブレット端末100は、サーバ300から配信された営業活動用のデータを出力部106にて表示させ、この営業活動用のデータに関する操作内容を入力部105にて取得する機能を備えている。なお、サーバ300は、上述の営業活動用のデータとして、複数のフレームに分割された商品説明用の画面データをタブレット端末100に配信するものとする。
また、タブレット端末100は、入力部105で取得した上述の操作内容が所定項目を含む場合、当該操作内容を含む計算依頼をサーバ300に送信して当該サーバ300から計算結果を取得し、他方、上述の操作内容が所定項目を含まない場合、当該タブレット端末100が上述の操作内容を所定の計算アルゴリズムに適用して計算結果を得る機能を備えている。
また、タブレット端末100は、上述の計算依頼に基づいてサーバ300から取得した計算結果ないし当該タブレット端末100で得た計算結果を、入力部105で得た該当顧客の識別情報と対応付けて記憶部101に格納し、上述の計算結果を出力部106にて表示させる機能を備えている。
なお、上述のタブレット端末100は、入力部105で取得した操作内容及び計算結果の各情報を、入力部105で得た該当顧客の識別情報に対応付けて記憶部101に格納し、当該記憶部101に格納した各情報を顧客の識別情報と共にサーバ300に送信する機能を更に備えている。
また、タブレット端末100は、入力部105で取得した操作内容が所定項目を含む場合、上述の計算依頼をサーバ300に送信する意向の有無について確認する情報を出力部106に出力し、上述の意向の存在を入力部105にて営業担当者(ないし顧客)から指定された場合に、サーバ300への計算依頼の送信を実行する機能を更に備えている。
なお、上述したように、営業活動用のデータとして複数のフレームに分割された商品説明用の画面データがサーバ300からタブレット端末100に配信される場合、タブレット端末100は、サーバ300から配信された上述の商品説明用の画面データを出力部106にて表示させ、該当商品に関して営業担当者ないし該当顧客が入力部105にて入力した付記情報を、付箋状の表示オブジェクトに記載し、当該表示オブジェクトを所定フレーム内に表示させる機能を更に備えている。
また、この場合、タブレット端末100は、上述の所定フレーム内に表示させた表示オブジェクトが示す付記情報を、上述の如く取得した各情報と共に、顧客の識別情報に対応付けて記憶部101に格納し、当該記憶部101に格納した各情報及び付記情報を顧客の識別情報と共にサーバ300に送信する機能を更に備えている。
一方、サーバ300は、タブレット端末100から上述の操作内容を含む計算依頼を受信し、当該操作内容を所定の計算アルゴリズムに適用して計算結果を算出し、当該算出した計算結果をタブレット端末100に返信する機能を備えている。
また、サーバ300は、タブレット端末100から送信された上述の各情報と顧客の識別情報とを受信して記憶部301に格納し、該当顧客の顧客端末200に宛てて、各情報の格納先アドレスを通知する機能を備えている。
また、サーバ300は、上述の顧客端末200から、上述の格納先アドレスを指定したアクセス要求を受信して、該当格納先アドレスに格納した各情報を顧客端末200に返信する機能を更に備えている。
また、サーバ300は、タブレット端末100から上述の各情報及び付記情報と顧客の識別情報とを受信して記憶部301に格納し、該当顧客の顧客端末200に宛てて、上述の各情報及び付記情報の格納先アドレスを通知する機能を更に備えている。
また、サーバ300は、顧客の顧客端末200から、上述の格納先アドレスを指定したアクセス要求を受信して、該当格納先アドレスに格納した上述の各情報及び付記情報を顧客端末200に返信する機能を更に備えている。
−−−データ構造例−−−
次に、本実施形態の営業支援システム10を構成する各装置が用いるテーブルにおけるデータ構造例について説明する。なお、以下で説明する各テーブルは、タブレット端末100およびサーバ300で共通に保持しているため、両者でテーブル構造が異なる場合にのみ、その相違点について説明することとする。
図5は本実施形態におけるコンテンツデータ管理テーブル125のデータ構成例を示す図である。コンテンツデータ管理テーブル125は、営業活動用のデータたる商品説明用の電子パンフレット等のコンテンツを管理するテーブルであり、サーバ300から営業活動前に事前配信されたコンテンツのデータを格納している。こうしたコンテンツデータ管理テーブル125は、該当コンテンツを一意に示すコンテンツIDをキーとして、該当コンテンツの版を示すコンテンツVer.、コンテンツの実体データたるコンテンツファイル、該当コンテンツで試算や見積もりに利用する計算モジュールの識別情報たる計算モジュールID、該当計算モジュールの適用開始日時、および適用終了日時といったデータを対応付けたレコードの集合体となっている。同じ金融商品に関するコンテンツであっても、商品内容の改変や法改正等でバージョンはインクリメントされる状況にあり、図5にて示すように、同じコンテンツIDに関して複数のバージョンが存在することもありうる。また同様に、図5で示すように各バージョン間で適用する計算モジュールも異なる場合もあり、その適用開始・終了の日時も異なる。
なお、サーバ300におけるコンテンツデータ管理テーブル325も同様のデータ構造を備えているが、各タブレット端末100に配信する全てのコンテンツについて管理するテーブルとなるため、テーブルにおけるレコード数はタブレット端末100におけるコンテンツデータ管理テーブル125よりも当然多くなる。但しその他のデータ構造については同様であるため、ここでの詳細説明は省略する。
図6は本実施形態におけるコンテンツ配信管理テーブル126のデータ構成例を示す図である。このコンテンツ配信管理テーブル126は、タブレット端末100がサーバ300から配信を受けたコンテンツの情報を管理するテーブルであり、タブレット端末100を一意に識別する端末IDをキーとして、該当タブレット端末100を利用する営業担当者の識別情報たる営業員ID、および該当コンテンツのコンテンツIDのデータを対応付けた構造となっている。なお、サーバ300におけるコンテンツ配信管理テーブル326も同様のデータ構造を備えているが、コンテンツ配信対象である全タブレット端末100に関する各レコードを管理するテーブルとなるため、当該テーブルにおけるレコード数は、コンテンツ配信の対象となったタブレット端末100の数に応じたものとなる。
図7は本実施形態における計算モジュール管理テーブル127のデータ構成例を示す図である。この計算モジュール管理テーブル127は、コンテンツデータ管理テーブル125にて規定した計算モジュールIDに対応する計算モジュールの情報を管理するテーブルであり、計算モジュールIDをキーとして、計算モジュールVer.、計算モジュールの実体である計算モジュールファイル、計算モジュールの適用開始・終了の日時といったデータを対応付けたレコードの集合体となっている。
なお、サーバ300における計算モジュール管理テーブル327も同様のデータ構造を備えているが、各タブレット端末100に配信する全てのコンテンツに関係する計算モジュールについて管理するテーブルとなるため、テーブルにおけるレコード数はタブレット端末100における計算モジュール管理テーブル127よりも当然多くなる。
図8は本実施形態における案件管理テーブル128のデータ構成例を示す図である。案件管理テーブル128は、後述する試算テーブル130、131、付箋テーブル132、及び操作ログ管理テーブル133と共に、タブレット端末100における操作内容(金融商品説明用のコンテンツに関する操作内容)の格納先となるテーブルである。こうした案件管理テーブル128は、顧客との商談案件を一意に識別する案件IDをキーとして、該当案件を担当する営業担当者の営業員ID、該当顧客を一意に識別する顧客ID、利用したコンテンツを示すコンテンツID、該当金融商品の種別(例:保険、ローン等)を示す業務ID、該当金融商品に関して行った試算、見積の識別情報たる試算ID、営業担当者による付記情報を識別する付箋ID、該当案件に関する業務実行日時を示すログイン日時、およびログオフ日時といったデータを対応付けたレコードの集合体となっている。
なお、サーバ300における案件管理テーブル328も同様のデータ構造を備えているが、コンテンツ配信対象となる全タブレット端末100における全ての案件について管理するテーブルとなるため、テーブルにおけるレコード数はタブレット端末100における案件管理テーブル128よりも当然多くなる。
図9は本実施形態における顧客管理テーブル129のデータ構成例を示す図である。この顧客管理テーブル129は、該当営業担当者が営業活動を行う顧客に関する情報を管理するテーブルであり、顧客IDをキーとして、顧客メールアドレス、および、情報共有URLといったデータを対応付けたレコードの集合体となっている。このうち、情報共有URLは、該当案件のコンテンツに関する操作内容や商談の進捗状況、試算結果、付記情報等のデータを、該当顧客に対して公開する際のインターネット上の公開場所を示す情報であり、サーバ300から顧客端末200に通知されるものとなる。但し、この情報共有URLは、サーバ300における顧客管理テーブル329でのみ保持する値となる。
図10は本実施形態における試算テーブル(保険商品)130のデータ構成例を示す図である。試算テーブル(保険商品)130は、上述の案件管理テーブル128にて示した試算IDに対応する、保険商品の試算や見積に関する計算に用いた入力値(すなわち操作内容等)とその計算結果(所定アルゴリズムを備える計算モジュールに操作内容等の値を適用して算出した計算結果)を格納したテーブルである。こうした試算テーブル(保険商品)130は、試算IDをキーとして、業務ID、該当保険商品を一意に識別する商品ID、顧客の生年月日、性別、顧客が希望する保険金額、プラン、積立利率、運用時に適用する為替レート、保険商品の運用期間、概算レベルの試算か精密な見積かを示す試算区分、および試算結果(計算結果)といったレコードの集合体となっている。
なお、サーバ300における試算テーブル(保険商品)330も同様のデータ構造を備えているが、全タブレット端末100における全案件の試算について管理するテーブルとなるため、テーブルにおけるレコード数はタブレット端末100における試算テーブル(保険商品)130よりも当然多くなる。
図11は本実施形態における試算テーブル(ローン商品)131のデータ構成例を示す図である。試算テーブル(ローン商品)131は、上述の試算テーブル(保険商品)130と同様に上述の案件管理テーブル128にて示した試算IDに対応する、ローン商品の試算や見積に関する計算に用いた入力値(すなわち操作内容等)とその計算結果(所定アルゴリズムを備える計算モジュールに操作内容等の値を適用して算出した計算結果)を格納したテーブルである。こうした試算テーブル(ローン商品)131は、試算IDをキーとして、業務ID、商品ID、顧客の生年月日、性別、顧客が希望する借入金額、借入期間、返済方法、適用する金利、試算区分、および試算結果(計算結果)といったレコードの集合体となっている。
なお、サーバ300における試算テーブル(ローン商品)331も同様のデータ構造を備えているが、全タブレット端末100における全案件の試算について管理するテーブルとなるため、テーブルにおけるレコード数はタブレット端末100における試算テーブル(ローン商品)131よりも当然多くなる。
図12は本実施形態における付箋テーブル132のデータ構成例を示す図である。付箋テーブル132は、金融商品に関して営業担当者ないし該当顧客がタブレット端末100にて入力した付記情報を管理するテーブルであり、該当付記情報を記載した付箋状の表示オブジェクトの識別情報たる付箋IDをキーとして、該当表示オブジェクトを表示したコンテンツのID、コンテンツ内での表示位置たるページ番号および開始位置、更に、付記情報の内容たるメモデータといったデータを対応付けたレコードの集合体となっている。
なお、サーバ300における付箋テーブル332も同様のデータ構造を備えているが、全タブレット端末100における全案件の付記情報について管理するテーブルとなるため、テーブルにおけるレコード数はタブレット端末100における付箋テーブル132よりも当然多くなる。
図13は本実施形態における操作ログ管理テーブル133のデータ構成例を示す図である。操作ログ管理テーブル133は、上述のコンテンツがタブレット端末100にて表示された時間すなわち操作時間について管理するテーブルであり、該当コンテンツが利用された案件の案件IDをキーとして、該当コンテンツのコンテンツID、コンテンツ中での参照ページ、および参照開始時刻といったデータを対応付けたレコードの集合体となっている。
なお、サーバ300における操作ログ管理テーブル333も同様のデータ構造を備えているが、全タブレット端末100における全案件の操作時間等について管理するテーブルとなるため、テーブルにおけるレコード数はタブレット端末100における操作ログ管理テーブル133よりも当然多くなる。
−−−処理手順例−−−
以下、本実施形態における営業支援方法の実際手順について図に基づき説明する。以下で説明する営業支援方法に対応する各種動作は、営業支援システム10を構成するタブレット端末100およびサーバ300(最大構成の場合には、顧客端末200含む)がメモリ等に読み出して実行するプログラムによって実現される。そして、このプログラムは、以下に説明される各種の動作を行うためのコードから構成されている。
図9は、本実施形態における営業支援方法の処理手順例を示すフロー図である。ここではまず、金融機関の営業担当者が、顧客先に営業に赴く前に、タブレット端末100を手にし、金融商品説明用のコンテンツの配信要求ボタンを入力部105にて押下したとする。この入力部105での配信要求ボタン押下を受けたタブレット端末100の算部104は、通信部107を介し、上述の配信要求をサーバ300に送信する(s100)。一方、これを受けるサーバ300は、該当配信要求が示す属性情報に応じたコンテンツを記憶部301のコンテンツデータ管理テーブル325から読み出し、上述のタブレット端末100に返信する(s101)。サーバ300は、この返信処理に際し、自身の記憶部301に備えるコンテンツ配信管理テーブル326において、該当タブレット端末100の端末ID、営業担当者の営業員ID、および配信したコンテンツのコンテンツIDの各情報を含むレコードを登録する。
なお、配信要求が示す属性情報としてはコンテンツIDがあげられるが、金融商品の識別情報、或いは、上述の営業担当者が所属する金融機関やその部署といった識別情報、といった情報も概念に含まれるとしてもよい。その場合、サーバ300はこうした属性情報をキーにして、該当情報に関して記憶部301に保存してあるコンテンツを読み出して、上述のタブレット端末100に返信することとなる。このため、サーバ300は、記憶部301のコンテンツデータ管理テーブル325において様々なコンテンツ(例:金融商品の電子パンフレット等)を、上述の属性情報と対応付けて予め保持しているものとする。
サーバ300からコンテンツの配信を受けたタブレット端末100は、該当コンテンツを、記憶部101におけるコンテンツデータ管理テーブル125に格納する(s102)。当然ながら、サーバ300がタブレット端末100に配信するコンテンツのデータには、コンテンツデータ管理テーブル325のレコードが含む各項目の値も付帯しているものとする。タブレット端末100は、こうしたコンテンツの格納処理に際し、自身の記憶部101に備えるコンテンツ配信管理テーブル126において、自身の端末ID、営業担当者の営業員ID、および格納したコンテンツのコンテンツIDの各情報を含むレコードを登録する。
上述の営業担当者は、上述の通り必要なコンテンツをタブレット端末100に格納して営業活動の準備を整えたならば、顧客先への営業に赴くこととなる。顧客先に赴いた営業担当者は、営業活動開始に当たって、タブレット端末100における所定アプリケーションを起動して、該当顧客の顧客IDを入力する。所定アプリケーションとしては、上述のコンテンツを画面表示させ、金融商品販売の業務フローを順次実行するアプリケーション(既存の業務フローアプリケーションを転用してよい)などが想定できる。
上述の顧客IDの入力を受けたタブレット端末100は、該当顧客IDをキーに、案件管理テーブル128および操作ログ管理テーブル133でのレコード検索を行い(s103)、既存のレコードがあれば(s104:y)、該当レコードの情報、すなわち該当顧客に関して既に商談を進めている案件の各情報(勿論、コンテンツも含む)を抽出する(s105)。
また、ここで抽出した情報に試算ID、付箋IDの値が含まれている場合(s106:y)、タブレット端末100は、記憶部101における試算テーブル130、131、および付箋テーブル132から、該当試算IDに対応する試算内容に関する情報、および該当付箋IDに対応する付記情報をそれぞれ抽出する(s107)。
ここまでで該当顧客に関して各情報を抽出したタブレット端末100は、該当コンテンツと、これに対する操作内容や計算結果、付記情報等とを適宜合わせて、出力部106にて画面表示させる(s108)。図15にて表示画面1000の例を示す。図15にて示すように、画面1000は、複数のフレーム1001、1002に分割された構成となっており、そのうち1つのフレーム1002において付箋状の表示オブジェクト1010が表示される構成を備える。この表示オブジェクト1010は、該当金融商品に関して営業担当者ないし該当顧客が入力部105にて入力した付記情報を記載したオブジェクトである。
なお、上述のステップs103において、上述の顧客IDをキーに、案件管理テーブル128および操作ログ管理テーブル133でのレコード検索を行った結果、既存のレコードがなかった場合(s104:n)、タブレット端末100は、新規顧客に関する営業活動が開始されることと認識し、案件管理テーブル128および顧客管理テーブル129に新規のレコードを生成して登録する(s109)。この場合、こうし新規顧客にインタビューして、その要望に対応した金融商品を認識した営業担当者は、コンテンツデータ管理テーブル125から該当コンテンツを読み出す作業を行い、タブレット端末100にて画面表示させることになる。タブレット端末100は、営業担当者が入力部105で指定したコンテンツを出力部106にて画面表示する(s110)。上述の如く新規顧客が要望した金融商品に対応するコンテンツのID(営業担当者が入力部105で指定したコンテンツに対応するもの)については、タブレット端末100が、案件管理テーブル128の該当レコードに設定する。
こうして、既存顧客ないし新規顧客について該当金融商品とそのコンテンツを、タブレット端末100が画面表示した状態となる。この状態においてタブレット端末100は、コンテンツに関する操作内容を入力部105にて取得する(s111)。操作内容としては、該当金融商品の試算や見積、或いは購入に際して必要となるため、営業担当者が顧客からインタビューして入力部105で指定した、顧客の生年月日や性別、投資の金額、金利などといった、上述の試算テーブル130、131の構成項目に対応した値となる。また、該当金融商品に関して営業担当者ないし該当顧客が入力部105にて新たに入力した付記情報も上述の操作内容に含まれる。この付記情報は、タブレット端末100により、付箋状の表示オブジェクト1010に記載され、画面1000における所定フレーム内1002に表示される。また、タブレット端末100は、新たな付記情報の追加に伴い、該当付記情報に関して、付箋テーブル132に新規のレコードを追加することとなる。また、案件管理テーブル128の該当案件のレコードにおいて、上述の付箋テーブル132の該当レコードと同じ付箋IDを設定する。
ここでタブレット端末100は、上述のごとく入力部105で取得した操作内容が、所定項目を含むか判定する(s112)。上述の操作内容が、例えば「積立利率」、「為替レート」、「運用期間」、「試算区分:見積」の各項目を含む場合(s112:y)、タブレット端末100は、上述の操作内容を含む計算依頼をサーバ300に送信する意向の有無について確認する情報を出力部106に出力する(s113)。
タブレット端末100は、上述の意向の存在を入力部105にて営業担当者(ないし顧客)から指定された場合(s114:y)、サーバ300への計算依頼の送信を実行する(s115)。他方、サーバ300は、タブレット端末100から上述の計算依頼を受信し、当該計算依頼が含む操作内容の各値を所定の計算アルゴリズムに適用して計算結果を算出し、当該算出した計算結果をタブレット端末100に返信する(s116)。一方、タブレット端末100は、上述の計算依頼に応じた計算結果をサーバ300から受信して取得する(s117)。
なお、サーバ300がステップs116の処理にて適用する計算アルゴリズムは、コンテンツデータ管理テーブル325で該当コンテンツについて規定している、なおかつ適用開始・終了の間に現時刻が含まれる計算モジュールであり、計算モジュール管理テーブル327の計算モジュールファイルがその実体である。計算モジュールファイルが示す計算アルゴリズムは、例えば、操作内容の各値を入力値とし、その際の金融商品の運用結果等を算定する多項式が想定できる。
上述のステップs114の結果、上述の意向が存在しないことを入力部105にて営業担当者(ないし顧客)から指定された場合(s114:n)、タブレット端末100は、処理をステップs118に進める。
上述のステップ112において、上述の操作内容が、所定項目を含まない場合(s112:n)、或いは、上述の意向が存在しないことを入力部105にて営業担当者(ないし顧客)から指定された場合(s114:n)、タブレット端末100は、上述の操作内容の値を、サーバ300と同様に、該当計算モジュールに適用して計算結果を得る(s118)。
タブレット端末100は、上述の計算依頼に基づいてサーバ300から取得した計算結果ないし当該タブレット端末100で得た計算結果を、入力部105で得た該当顧客の識別情報と対応付けてレコードを生成し、記憶部101の試算テーブル130、131に格納し、上述の計算結果を出力部106にて表示させる(s119)。なお、タブレット端末100は、上述の如く計算結果を得た案件については、案件管理テーブル128の該当レコードにおいて試算ID(試算テーブル130、131と共通)を生成・設定する。
またこの時、タブレット端末100は、入力部105で取得した操作内容及び計算結果の各情報と、該当顧客の識別情報と対応付け、これをサーバ300に送信する(s120)。サーバ300は、タブレット端末100から送信された上述の各情報と顧客の識別情報とを受信して記憶部301における、案件管理テーブル328、試算テーブル330、331らに格納すると共に、該当顧客の顧客端末200のメールアドレス(顧客管理テーブル329から取得)に宛てて、各情報の格納先アドレスを通知する(s121)。
格納先アドレスの通知を受けた顧客端末200は、これを出力部206にて画面表示し、顧客の閲覧に供する。該当顧客は、この顧客端末200において上述の格納先アドレス(例えば、クリッカブルなハイパーリンクとなっている)をクリックしたとする。顧客端末200はこれを受けて、WEBブラウザ210を起動して、該当格納先アドレスを宛先としたアクセス要求をサーバ300に送信することとなる。
この場合、サーバ300は、上述の顧客端末200からの、格納先アドレスを指定したアクセス要求を受信し(s122)、記憶部301における該当格納先アドレスに格納した各情報を顧客端末200に返信する(s123)。顧客端末200では、サーバ300から返信された情報を受信して画面表示し、該当顧客の閲覧に供する。顧客は自身が関係している商談の中身や進捗状況、試算や見積の結果について、上述の営業担当者と認識を共有することとなる。
以上、本発明を実施するための最良の形態などについて具体的に説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能である。
こうした本実施形態によれば、営業活動が行われる状況に柔軟かつ確実に対応し、効果的な営業支援が可能となる。
本明細書の記載により、少なくとも次のことが明らかにされる。すなわち、本実施形態の営業支援方法において、前記営業用端末が、前記取得した操作内容及び計算結果の各情報を、入力部で得た該当顧客の識別情報に対応付けて記憶部に格納し、当該記憶部に格納した前記各情報を前記顧客の識別情報と共に前記サーバに送信する処理を更に実行し、前記サーバが、前記営業用端末から送信された前記各情報と前記顧客の識別情報とを受信して記憶部に格納し、該当顧客の顧客端末に宛てて、前記各情報の格納先アドレスを通知する処理と、前記顧客の顧客端末から、前記格納先アドレスを指定したアクセス要求を受信して、該当格納先アドレスに格納した前記各情報を前記顧客端末に返信する処理とを更に実行するとしてもよい。
これによれば、商品に関する各種シミュレーション結果といった所定の計算結果を含む商談内容について、営業担当者と顧客とで商談当日のみならず商談後日であっても共有し、最終的なクロージングに向けて効率的に意見をすり合わせることが可能となる。しかも、こうした効果は、営業担当者に過度な負担を強いることなく実現され、営業効率向上も図られることになる。
また、本実施形態の営業支援方法において、前記営業用端末が、前記入力部で取得した操作内容が所定項目を含む場合、前記計算依頼を前記サーバに送信する意向の有無について確認する情報を出力部に出力し、前記意向の存在を入力部にて指定された場合に、前記サーバへの前記計算依頼の送信を実行するとしてもよい。
これによれば、営業用端末とサーバとの間の回線状況が不良である状況や、顧客要望への迅速対応が必要な状況などに対し、必要な計算をサーバで実行させるのではなく、たとえ簡易な内容であっても営業用端末で迅速に実行し、各種状況に的確に対応して顧客満足度を向上させることが可能となる。
また、本実施形態の営業支援方法において、前記サーバが、前記営業活動用のデータとして、複数のフレームに分割された商品説明用の画面データを営業用端末に配信し、前記営業用端末が、前記サーバから配信された前記商品説明用の画面データを出力部にて表示させ、該当商品に関して営業担当者ないし該当顧客が入力部にて入力した付記情報を、付箋状の表示オブジェクトに記載し、当該表示オブジェクトを所定フレーム内に表示させる処理と、前記所定フレーム内に表示させた前記表示オブジェクトが示す前記付記情報を、前記取得した前記各情報と共に、前記顧客の識別情報に対応付けて記憶部に格納し、当該記憶部に格納した前記各情報及び前記付記情報を前記顧客の識別情報と共に前記サーバに送信する処理を更に実行し、前記サーバが、前記営業用端末から前記各情報及び前記付記情報と前記顧客の識別情報とを受信して記憶部に格納し、該当顧客の顧客端末に宛てて、前記各情報及び前記付記情報の格納先アドレスを通知する処理と、前記顧客の顧客端末から、前記格納先アドレスを指定したアクセス要求を受信して、該当格納先アドレスに格納した前記各情報及び前記付記情報を前記顧客端末に返信する処理とを更に実行するとしてもよい。
これによれば、顧客毎に様々に異なる商品の細かな商談内容についても、付箋という形式で、営業担当者と顧客とで商談当日のみならず商談後日であっても共有し、最終的なクロージングに向けて更に精緻かつ効率的に意見をすり合わせることが可能となる。
10 営業支援システム
50 インターネット回線
100 タブレット端末(営業用端末)
101、201 記憶部
102、202 プログラム
103、203 メモリ
104、204 演算部
105、205 入力部
106、206 出力部
107、207 通信部
110、210 WEBブラウザ
125、325 コンテンツデータ管理テーブル
126、326 コンテンツ配信管理テーブル
127、327 計算モジュール管理テーブル
128、328 案件管理テーブル
129、329 顧客管理テーブル
130、330 試算テーブル(保険商品)
131、331 試算テーブル(ローン商品)
132、332 付箋テーブル
133、333 操作ログ管理テーブル
200 顧客端末
300 サーバ
301 記憶部
302 プログラム
303 メモリ
304 演算部
305 通信部

Claims (5)

  1. 営業活動用の各種データの提供を行うサーバと、前記サーバから得た営業活動用のデータを処理して営業担当者ないし顧客に提示する営業用端末とを含むコンピュータシステムにおいて、
    前記営業用端末が、
    前記サーバから配信された営業活動用のデータを出力部にて表示させ、前記営業活動用のデータに関する操作内容を入力部にて取得する処理と、
    前記入力部で取得した操作内容が所定項目を含む場合、当該操作内容を含む計算依頼を前記サーバに送信して当該サーバから計算結果を取得し、前記操作内容が所定項目を含まない場合、当該営業用端末が前記操作内容を所定の計算アルゴリズムに適用して計算結果を得る処理と、
    前記サーバから取得した計算結果ないし当該営業用端末で得た計算結果を、入力部で得た該当顧客の識別情報と対応付けて記憶部に格納し、前記計算結果を出力部にて表示させる処理とを実行し、
    前記サーバが、
    前記営業用端末から前記操作内容を含む計算依頼を受信し、当該操作内容を所定の計算アルゴリズムに適用して計算結果を算出し、当該算出した計算結果を前記営業用端末に返信する処理を実行する、
    ことを特徴とする営業支援方法。
  2. 前記営業用端末が、
    前記取得した操作内容及び計算結果の各情報を、入力部で得た該当顧客の識別情報に対応付けて記憶部に格納し、当該記憶部に格納した前記各情報を前記顧客の識別情報と共に前記サーバに送信する処理を更に実行し、
    前記サーバが、
    前記営業用端末から送信された前記各情報と前記顧客の識別情報とを受信して記憶部に格納し、該当顧客の顧客端末に宛てて、前記各情報の格納先アドレスを通知する処理と、
    前記顧客の顧客端末から、前記格納先アドレスを指定したアクセス要求を受信して、該当格納先アドレスに格納した前記各情報を前記顧客端末に返信する処理とを更に実行する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の営業支援方法。
  3. 前記営業用端末が、
    前記入力部で取得した操作内容が所定項目を含む場合、前記計算依頼を前記サーバに送信する意向の有無について確認する情報を出力部に出力し、前記意向の存在を入力部にて指定された場合に、前記サーバへの前記計算依頼の送信を実行する、
    ことを特徴とする請求項2に記載の営業支援方法。
  4. 前記サーバが、
    前記営業活動用のデータとして、複数のフレームに分割された商品説明用の画面データを営業用端末に配信し、
    前記営業用端末が、
    前記サーバから配信された前記商品説明用の画面データを出力部にて表示させ、該当商品に関して営業担当者ないし該当顧客が入力部にて入力した付記情報を、 前記サーバが、
    前記営業用端末から前記各情報及び前記付記情報と前記顧客の識別情報とを受信して記憶部に格納し、該当顧客の顧客端末に宛てて、前記各情報及び前記付記情報の格納先アドレスを通知する処理と、
    前記顧客の顧客端末から、前記格納先アドレスを指定したアクセス要求を受信して、該当格納先アドレスに格納した前記各情報及び前記付記情報を前記顧客端末に返信する処理とを更に実行する、
    ことを特徴とする請求項3に記載の営業支援方法。
  5. 営業活動用の各種データの提供を行うサーバと、前記サーバから得た営業活動用のデータを処理して営業担当者ないし顧客に提示する営業用端末とを含むコンピュータシステムであって、
    前記営業用端末が、
    前記サーバから配信された営業活動用のデータを出力部にて表示させ、前記営業活動用のデータに関する操作内容を入力部にて取得する処理と、
    前記入力部で取得した操作内容が所定項目を含む場合、当該操作内容を含む計算依頼を前記サーバに送信して当該サーバから計算結果を取得し、前記操作内容が所定項目を含まない場合、当該営業用端末が前記操作内容を所定の計算アルゴリズムに適用して計算結果を得る処理と、
    前記サーバから取得した計算結果ないし当該営業用端末で得た計算結果を、入力部で得た該当顧客の識別情報と対応付けて記憶部に格納し、前記計算結果を出力部にて表示させる処理とを実行する演算部を備えるものであり、
    前記サーバが、
    前記営業用端末から前記操作内容を含む計算依頼を受信し、当該操作内容を所定の計算アルゴリズムに適用して計算結果を算出し、当該算出した計算結果を前記営業用端末に返信する処理を実行する演算部を備えるものである、
    ことを特徴とする営業支援システム。
JP2013157363A 2013-07-30 2013-07-30 営業支援方法および営業支援システム Pending JP2015028684A (ja)

Priority Applications (6)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013157363A JP2015028684A (ja) 2013-07-30 2013-07-30 営業支援方法および営業支援システム
SG10201402455RA SG10201402455RA (en) 2013-07-30 2014-05-19 Business support method and system
IN2510CH2014 IN2014CH02510A (ja) 2013-07-30 2014-05-20
MYPI2014701424A MY177392A (en) 2013-07-30 2014-05-30 Business support method and system
CN201410261666.2A CN104346684A (zh) 2013-07-30 2014-06-12 营业援助方法以及营业援助系统
US14/304,446 US20150039387A1 (en) 2013-07-30 2014-06-13 Business support method and system

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013157363A JP2015028684A (ja) 2013-07-30 2013-07-30 営業支援方法および営業支援システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2015028684A true JP2015028684A (ja) 2015-02-12

Family

ID=52428491

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013157363A Pending JP2015028684A (ja) 2013-07-30 2013-07-30 営業支援方法および営業支援システム

Country Status (6)

Country Link
US (1) US20150039387A1 (ja)
JP (1) JP2015028684A (ja)
CN (1) CN104346684A (ja)
IN (1) IN2014CH02510A (ja)
MY (1) MY177392A (ja)
SG (1) SG10201402455RA (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2017189933A1 (en) 2016-04-27 2017-11-02 Krypton Project, Inc. System, method, and apparatus for operating a unified document surface workspace
US20200026706A1 (en) * 2018-07-23 2020-01-23 Monday.com Ltd. System and method for generating a tagged column-oriented data structure

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001188732A (ja) * 1999-12-27 2001-07-10 Keisuke Yamamoto 情報送信システム、情報送信方法、及び情報送信プログラムを記憶したコンピュータプログラム記憶媒体
JP2001229300A (ja) * 1999-12-09 2001-08-24 Sony Corp 保険の設計サービス提供システムとその装置およびその方法
JP2004164205A (ja) * 2002-11-12 2004-06-10 Oki Electric Ind Co Ltd 営業支援システム
JP2006024202A (ja) * 2004-06-11 2006-01-26 Toshiba Corp 意思決定支援システム
JP2007026147A (ja) * 2005-07-19 2007-02-01 Fujitsu Ltd 保険営業支援方法、プログラム及び装置
WO2012086080A1 (ja) * 2010-12-24 2012-06-28 わっぜか株式会社 ページの遷移管理システム、遷移管理用サーバ装置および遷移管理用プログラム

Family Cites Families (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6119104A (en) * 1997-11-24 2000-09-12 Keycorp Composite banking desktop system
US20020059137A1 (en) * 2000-06-27 2002-05-16 Freeman Douglas K. Online mortgate application processing and tracking system
JP2002207876A (ja) * 2001-01-10 2002-07-26 Akiyoshi Inoue ローンの仲介処理システム及び方法
US7447656B2 (en) * 2001-08-15 2008-11-04 Medha Parthasarathy Electronic lending and borrowing system
US7680728B2 (en) * 2001-08-16 2010-03-16 Mortgage Grader, Inc. Credit/financing process
US20030172025A1 (en) * 2002-02-08 2003-09-11 Gallina Mike A. Computerized system and method for qualifying mortgage loan clients
US20040138934A1 (en) * 2003-01-09 2004-07-15 General Electric Company Controlling a business using a business information and decisioning control system
CN101005428A (zh) * 2006-01-19 2007-07-25 华为技术有限公司 一种检测与解决数据同步冲突的实现方法
US20080109349A1 (en) * 2006-11-08 2008-05-08 George Jenich System and method of processing loan applications
US20100057610A1 (en) * 2008-07-17 2010-03-04 Pinkerton Jeffrey A Mortgage refinance notification and marketing system

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001229300A (ja) * 1999-12-09 2001-08-24 Sony Corp 保険の設計サービス提供システムとその装置およびその方法
JP2001188732A (ja) * 1999-12-27 2001-07-10 Keisuke Yamamoto 情報送信システム、情報送信方法、及び情報送信プログラムを記憶したコンピュータプログラム記憶媒体
JP2004164205A (ja) * 2002-11-12 2004-06-10 Oki Electric Ind Co Ltd 営業支援システム
JP2006024202A (ja) * 2004-06-11 2006-01-26 Toshiba Corp 意思決定支援システム
JP2007026147A (ja) * 2005-07-19 2007-02-01 Fujitsu Ltd 保険営業支援方法、プログラム及び装置
WO2012086080A1 (ja) * 2010-12-24 2012-06-28 わっぜか株式会社 ページの遷移管理システム、遷移管理用サーバ装置および遷移管理用プログラム

Also Published As

Publication number Publication date
IN2014CH02510A (ja) 2015-07-03
SG10201402455RA (en) 2015-02-27
MY177392A (en) 2020-09-14
CN104346684A (zh) 2015-02-11
US20150039387A1 (en) 2015-02-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5687791B1 (ja) クーポン管理システムおよびクーポン管理プログラム
JP6861729B2 (ja) 目立たないサイドチャネルデータ回復を有する購入取引データ検索システム
US8719092B2 (en) Method and system for directing information to a plurality of users
JP2009048538A (ja) 顧客情報取引システム、顧客情報取引方法、サーバ及びプログラム
JP2003242243A (ja) リサイクル対象の電子機器に対するポイント管理方法及びプログラム
JP2017097434A (ja) 異なるチャネルで販売される商品の販売情報を統合的に管理するシステム及び方法
KR20210050084A (ko) O2o 서비스를 기반으로 하는 의약품 유통 플랫폼
JP2009238100A (ja) 販売支援装置、販売支援プログラム、および販売支援方法
JP2015052885A (ja) クーポン管理システムおよびクーポン管理プログラム
CN109146614B (zh) 一种基于小程序的商城数据处理方法及系统
JP2015028684A (ja) 営業支援方法および営業支援システム
KR100975724B1 (ko) 실시간 마케팅 서비스를 제공하는 서버
KR102539084B1 (ko) 제품 거래 관리 방법 및 장치
JP2009070028A (ja) 投資契約支援装置、投資契約支援プログラム
US20200402173A1 (en) Investment system
TWI780578B (zh) 協助供應商取得貸款的電商平台伺服器及方法
JP6046593B2 (ja) 企画効果分析システム、企画効果分析方法、および企画効果分析プログラム
JP2003167997A (ja) 顧客情報管理システム
KR102454401B1 (ko) 연쇄 거래 대상 책의 등록 정보를 관리하는 서버를 이용한 책 거래 장치, 시스템 및 방법
JP2010286933A (ja) アンケート管理システム及び管理方法
TWI639129B (zh) 社群互動之信用評等及媒合之方法及系統
Seipalla et al. A Review of E-commerce As Part From the Excelence Movement Theory in Hospital Management System
TW202213244A (zh) 互動式保險商品推薦系統及方法
JP2002251517A (ja) 収支管理システム、収支管理方法、収支情報管理サーバ及び収支情報管理方法
JP2023154267A (ja) データ処理装置及びプログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20160215

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20161216

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170131

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170313

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20170801