JP2006024202A - 意思決定支援システム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 本発明は、指定された要素を算出するために必要とされる要素の項目を、指定された要素を基にモデルデータベース3を検索することにより抽出し、抽出された要素の項目の基礎データを受け付ける。そして、モデルデータベース3に格納された連結情報、基礎データデータベース4に格納された基礎データ、関係式データベース5に格納された関係式に基づいて、指定された要素の値を算出する。そして、算出された要素の値を表示する。
【選択図】 図1
Description
前記業務指標算出装置により算出された業務指標を閲覧する際に、該閲覧に先立って前記閲覧者が予め定められた閲覧基準を満足するか又は予め登録された対象者かどうかによって閲覧者の認証を行う認証用サーバと、前記業務指標算出装置で演算された前記上下水道事業体の業務指標を閲覧する際に使用するものであって、前記上下水道事業体の指定並びに該指定された前記上下水道事業体の業務指標を、前記閲覧要求があったとき、又は定期的に出力可能な業務指標出力装置と、前記上下水道事業体のデータ収集用サーバと前記業務指標算出サービスセンタ間、前記業務指標出力装置と前記業務指標算出サービスセンタ間が、それぞれ通信路を介して接続されると共に該通信路に接続された通信手段により信号伝送が可能な通信システムと、を具備したことを特徴とする意思決定支援システム、である。
前記業務指標算出装置により算出された業務指標を閲覧する際に、該閲覧に先立って前記閲覧者が予め定められた閲覧基準を満足するか又は予め登録された対象者かどうかによって閲覧者の認証を行う認証用サーバと、前記業務指標算出装置で演算された前記上下水道事業体の業務指標を閲覧する際に使用するものであって、前記上下水道事業体の指定並びに該指定された前記上下水道事業体の業務指標を、前記閲覧要求があったとき、又は定期的に出力可能な業務指標出力装置と、前記上下水道事業体のデータ収集用サーバと前記業務指標算出サービスセンタ間、前記業務指標出力装置と前記業務指標算出サービスセンタ間が、それぞれ通信路を介して接続されると共に該通信路に接続された通信手段により信号伝送が可能な通信システムと、前記業務指標算出装置により求められた複数の業務指標のデータの平均処理により改善点診断基準を求め、該改善点診断基準と、前記業務指標出力装置により指定された上下水道事業体の業務指標の対比により、各業務指標の評価を行い、改善点診断情報を出力可能な改善点診断装置と、を具備したことを特徴とする意思決定支援システム、である。
前記業務指標算出装置により算出された業務指標を閲覧する際に、該閲覧に先立って前記閲覧者が予め定められた閲覧基準を満足するか又は予め登録された対象者かどうかによって閲覧者の認証を行う認証用サーバと、前記業務指標算出装置で演算された前記上下水道事業体の業務指標を閲覧する際に使用するものであって、前記上下水道事業体の指定並びに該指定された前記上下水道事業体の業務指標を、前記閲覧要求があったとき、又は定期的に出力可能な業務指標出力装置と、前記上下水道事業体のデータ収集用サーバと前記業務指標算出サービスセンタ間、前記業務指標出力装置と前記業務指標算出サービスセンタ間が、それぞれ通信路を介して接続されると共に該通信路に接続された通信手段により信号伝送が可能な通信システムと、前記業務指標のうち、前記運用系システム及び前記業務用システムが相互に関係する業務指標に係る入力データの変更を行うことで、得られる前記業務指標のシミュレーション結果を出力可能であって、シミュレーションを実行するための入力データの操作画面及び出力データを表示可能なシミュレーション装置と、前記通信システムに接続され、前記業務指標出力装置の入力操作により前記シミュレーション装置の入力データの操作画面及び出力データを表示するシミュレーション結果開示用サーバと、を具備したことを特徴とする意思決定支援システム、である。
前記業務指標算出装置により算出された業務指標を閲覧する際に、該閲覧に先立って前記閲覧者が予め定められた閲覧基準を満足するか又は予め登録された対象者かどうかによって閲覧者の認証を行う認証用サーバと、前記業務指標算出装置で演算された前記上下水道事業体の業務指標を閲覧する際に使用するものであって、前記上下水道事業体の指定並びに該指定された前記上下水道事業体の業務指標を、前記閲覧要求があったとき、又は定期的に出力可能な業務指標出力装置と、前記上下水道事業体のデータ収集用サーバと前記業務指標算出サービスセンタ間、前記業務指標出力装置と前記業務指標算出サービスセンタ間が、それぞれ通信路を介して接続されると共に該通信路に接続された通信手段により信号伝送が可能な通信システムと、前記業務指標算出装置により求められた複数の業務指標のデータの平均処理により改善点診断基準を求め、該改善点診断基準と、前記業務指標出力装置により指定された上下水道事業体の業務指標の対比により、各業務指標の評価を行い、改善点診断情報を出力可能な改善点診断装置と、前記業務指標のうち、前記運用系システム及び前記業務用システムが相互に関係する業務指標に係る入力データの変更を行うことで、得られる前記業務指標のシミュレーション結果を出力可能であって、シミュレーションを実行するための入力データの操作画面及び出力データを表示可能なシミュレーション装置と、前記通信システムに接続され、前記業務指標出力装置の入力操作により前記シミュレーション装置の入力データの操作画面及び出力データを表示するシミュレーション結果開示用サーバと、を具備したことを特徴とする意思決定支援システム、である。
図1は、本発明の第1の実施の形態に係る水道事業意思決定支援システムの構成を示す図である。
総収益=有収水量×水道料金
時間経過を考慮する場合には、以下の微分方程式を解く。
総収益(t)=総収益(t‐dt)+(有収水量×水道料金)dt
以上の手法によって、S1において指定された要素が演算され、演算された要素の値は表示部7に表示されるとともに(S8)、解析データベース6に格納される(S9)。ユーザが、入力部1から基礎データデータベース4に格納された基礎データの指定された要素の下位要素の値を変更すると、演算部2は指定された要素(上位要素)の再演算を行なう。
次に、本発明の第2の実施の形態に係る水道事業意思決定支援システムについて説明する。本実施の形態に係る水道事業意思決定支援システムと第1の実施の形態に係る水道事業意思決定支援システムと異なる点は、データ収集部11を設けたことにある。
次に、本発明の第3の実施の形態に係る水道事業意思決定支援システムについて説明する。本実施の形態に係る水道事業意思決定支援システムと第1の実施の形態に係る水道事業意思決定支援システムと異なる点は、シミュレータ部21を設けたことにある。
次に、本発明の第4の実施の形態に係る水道事業意思決定支援システムについて説明する。本実施の形態に係る水道事業意思決定支援システムと第1の実施の形態に係る水道事業意思決定支援システムと異なる点は、モデル構築部31及び相関関係分析部32を設けたことにある。
まず、モデル構築部31の概要を説明する。モデル構築部31は画面上に図2で示すような経営システムモデルを描くエディタ機能を提供する。画面上には要素を表す図形や要素間を連携する線が用意されており、ユーザはそのアイコンをドラッグアンドドロップすることによって経営システムモデルを作成することができる。また、ユーザは上位要素のプロパティとして下位要素からの連携を表す関係式を入力する。モデル構築部31で作成された要素間の連結情報及び関係式は、モデルデータベース3及び関係式データベース5にそれぞれ保存され演算に利用される。
次に、相関関係分析部32について説明する。要素・関係式を上記モデル構築部31によって追加する場合、ユーザの知識だけでは要素間の関連の有無を明らかにするのは難しい。そのため、相関関係分析部32によってユーザのモデル構築を支援する。
次に、本発明の第5の実施の形態に係る水道事業意思決定支援システムについて説明する。本実施の形態に係る水道事業意思決定支援システムと第1の実施の形態に係る水道事業意思決定支援システムと異なる点は、シナリオデータベースを設けたことにある。
総収益t=総収益t‐dt+(有収水量×水道料金)dt
ここで、上記(総収益‐総費用)、(有収水量×水道料金)が常に一定であれば上記はすぐに計算されるが、(総収益‐総費用)、(有収水量×水道料金)が変化する場合には時系列データを保持している必要がある。
次に、本発明の第6の実施の形態に係る水道事業意思決定支援システムについて説明する。本実施の形態に係る水道事業意思決定支援システムと第1の実施の形態に係る水道事業意思決定支援システムと異なる点は、最適化部51を設けたことにある。
管路事故率=F3(管路更新周期)
臭気量=F4(高度処理設備率)
この場合、目的関数Fは以下のように表される。
すなわち、S62において決定された下位要素と最適化対象となる要素との関係式に基づいて、目的関数が生成される(S63)。
上述の実施の形態における意思決定支援システムは、スタンドアロンタイプのシステムについて説明した。しかしながら、本発明は種々変形可能であり、例えば、ASP(Application Service Provider)タイプのシステムとして提供することも可能である。
経営システムを構成する要素に、後述するISO/TC224で規定される業務指標を付加し、業務指標を算出するシステムとしても利用できる。上記業務指標は、安心(すべての国民が安心しておいしく飲める水道水の供給)、安定(いつでもどこでも安定的に生活水を確保)
、持続(いつまでも安心できる水を安定して供給)、持続(社会的及び経済的発展)、環境(環境保全への貢献)、管理(水道システムの適正な実行・業務運営及び維持管理)、国際の項目に分類され、各項目に該当する業務指標並びにその定義が規定され、各定義に対応する演算式により求めることができる。例えば、水源利用率(%)=一日平均配水量/確保している水源水量…、給水人口一人当たり貯留飲料水量(L/人)={[配水池総容量(緊急貯水槽容量は除く)×1/2+緊急貯水槽容量]/給水人口}×100…、営業収支比率=営業収益/営業費用×100…と規定されている。
図23を参照して第8の実施の形態を説明する。
電子査察事業体・住民101は、ユーザ必要とする上下水道事業体を指定したり、後述する業務指標算出サービスセンタ119で算出された業務指標を表示したり、電気信号等で出力できるように端末102と、公衆回線等118との通信を行う通信手段例えばルータ103を備えている。
以下、第9の実施の形態について図24を参照して説明する。第8の実施の形態の構成に、上下水道事業体の業務指標データから改善点を算出し、これを端末102、107から出力できるように、以下のような構成の改善点診断装置201を追加したものである。具体的には、計算部202と、全国平均データベース203と、変更不可項目データベース204と、重要度データベース205と、診断情報データベース206からなる改善点診断装置201を新たに追加した構成で、これ以外構成は図23と同一であるので、ここではこの異なる点のみを説明する。
以下、第10の実施の形態について図25を参照して説明する。第8の実施の形態の構成に、計算部302及び算出式データベース303からなるシミュレーション装置301とシミュレーション結果開示用サーバ304を追加したもので、このようにして上下水道事業者が通信手段を介してデータを変更することによって、変更後の業務指標の変化をシミュレートすることのできる業務指標算出システムを提供しようとするものである。
図25の実施の形態によれば、上下水道事業者はデータ収集用サーバ108に業務指標算出に必要なデータを入力しておくだけで、自動的に業務指標が算出され、国や県の行う電子査察や住民への情報公開に対応できるとともに、公衆回線もしくはインターネット118を介して自由にシミュレーション機能を利用できる。
場合によっては外部データベースシステム115を設けず、これに代るものであってもよい。
304を設けた例について説明したが、これらは業務指標算出サービスセンタ119以外の場所であってもよい。
Claims (13)
- 経営システムモデルの各要素間の繋がりの有無を示す連結情報を格納するモデルデータベースと、
前記経営システムモデルの各要素の基礎データを格納する基礎データデータベースと、
算出を希望する経営システムモデルの要素の指定を受け付ける手段と、
前記指定された要素を算出するために必要とされる要素の項目を、前記指定された要素を基に前記モデルデータベースを検索することにより抽出する手段と、
前記抽出された要素の項目の基礎データを受け付ける手段と、
前記受け付けられた要素の基礎データを前記基礎データデータベースに格納する手段と、
経営システムモデルの各要素間の関係を示す関係式を格納する関係式データベースと、
前記モデルデータベースに格納された連結情報、前記基礎データデータベースに格納された基礎データ、前記関係式データベースに格納された関係式に基づいて、前記指定された要素の値を算出する手段と、
前記算出された要素の値を表示する手段と
を具備することを特徴とする意思決定支援システム。 - 経営システムモデルの各要素のうち、所定の要素の基礎データを収集する自動収集手段をさらに具備し、
前記基礎データの受け付け手段は、
前記抽出された要素の項目の基礎データのうち、前記自動収集手段によって収集された基礎データ以外の基礎データを受け付けることを特徴とする請求項1記載の意思決定支援システム。 - 前記算出手段による演算は、前記モデルデータベースに格納された連結情報、前記基礎データデータベースに格納された基礎データに基づく連立方程式を解く演算を含むことを特徴とする請求項1記載の意思決定支援支援システム。
- ユーザからの指示に基づいて、前記モデルデータベースに格納された連結情報及び前記関係式データベースに格納された関係式を変更する手段をさらに具備することを特徴とする請求項1記載の意思決定支援システム。
- ユーザによって選択された要素と、他の要素との相関関係を算出する手段と、
前記算出された相関関係を基に、他の要素を表示する手段と
をさらに具備することを特徴とする請求項4記載の意思決定支援システム。 - 前記経営システムモデルの各要素の将来に影響を与える要素の値を示すシナリオデータを保存するシナリオデータベースをさらに具備し、
前記算出手段は、さらに前記シナリオデータベースに格納されたシナリオデータに基づいて、前記指定された要素の値を算出することを特徴とする請求項1記載の意思決定支援システム。 - ユーザが希望する最適化対象となる要素に影響を与える要素を前記モデルデータベースを検索することにより決定する手段と、
前記決定された要素と最適化対象となる要素との関係式を前記関係式データベースを検索することにより決定する手段と、
前記決定された関係式に基づいて、前記最適化対象となる要素を最適化するために使用される目的関数を生成する手段と、
前記決定された要素の制約条件を受け付ける手段と、
前記受け付けられた制約条件を基に、前記生成された目的関数が最小となる前記決定された要素の値を算出する手段と
をさらに具備することを特徴とする請求項1記載の意思決定支援システム。 - 前記意思決定支援システムは、ASP(Application Service Provider)タイプのシステムであることを特徴とする請求項1記載の意思決定支援システム。
- 上下水道事業体に有し、実際のプラント施設により原水を上水処理を行って需要家に供給し、該需要家等からの下水を前記プラント施設により処理して排水し、前記上下水道事業が安心、安定して運用できると共に、地球環境上並びに国際関係上からも好ましく運用可能とし、ISO/TC224に基づく業務指標の関連データを収集可能なデータ収集用サーバを含む運用系システムと、
前記上下水道事業体に有し、前記上下水道事業の営業を持続可能にするための前記業務指標の算出のために必要な業務用の関連データを収集するデータ収集用サーバを含む業務用システムと、
前記上下水道事業体とは離隔した位置にある業務指標算出サービスセンタ内に設置され、前記運用系システム及び前記業務用システム内のデータ収集サーバで収集されたデータを取り込み、これをISO/TC224の定義に基づき定められた業務指標の演算式に代入することで、前記所望の上下水道事業体の業務指標が算出可能で、この算出結果が保存可能な業務指標算出装置と、
前記業務指標算出装置により算出された業務指標を閲覧する際に、該閲覧に先立って前記閲覧者が予め定められた閲覧基準を満足するか又は予め登録された対象者かどうかによって閲覧者の認証を行う認証用サーバと、
前記業務指標算出装置で演算された前記上下水道事業体の業務指標を閲覧する際に使用するものであって、前記上下水道事業体の指定並びに該指定された前記上下水道事業体の業務指標を、前記閲覧要求があったとき、又は定期的に出力可能な業務指標出力装置と、
前記上下水道事業体のデータ収集用サーバと前記業務指標算出サービスセンタ間、前記業務指標出力装置と前記業務指標算出サービスセンタ間が、それぞれ通信路を介して接続されると共に該通信路に接続された通信手段により信号伝送が可能な通信システムと、
を具備したことを特徴とする意思決定支援システム。 - 上下水道事業体に有し、実際のプラント施設により原水を上水処理を行って需要家に供給し、該需要家等からの下水を前記プラント施設により処理して排水し、前記上下水道事業が安心、安定して運用できると共に、地球環境上並びに国際関係上からも好ましく運用可能とし、ISO/TC224に基づく業務指標の関連データを収集可能なデータ収集用サーバを含む運用系システムと、
前記上下水道事業体に有し、前記上下水道事業の営業を持続可能にするための前記業務指標の算出のために必要な業務用の関連データを収集するデータ収集用サーバを含む業務用システムと、
前記上下水道事業体とは離隔した位置にある業務指標算出サービスセンタ内に設置され、前記運用系システム及び前記業務用システム内のデータ収集サーバで収集されたデータを取り込み、これをISO/TC224の定義に基づき定められた業務指標の演算式に代入することで、前記所望の上下水道事業体の業務指標が算出可能で、この算出結果が保存可能な業務指標算出装置と、
前記業務指標算出装置により算出された業務指標を閲覧する際に、該閲覧に先立って前記閲覧者が予め定められた閲覧基準を満足するか又は予め登録された対象者かどうかによって閲覧者の認証を行う認証用サーバと、
前記業務指標算出装置で演算された前記上下水道事業体の業務指標を閲覧する際に使用するものであって、前記上下水道事業体の指定並びに該指定された前記上下水道事業体の業務指標を、前記閲覧要求があったとき、又は定期的に出力可能な業務指標出力装置と、
前記上下水道事業体のデータ収集用サーバと前記業務指標算出サービスセンタ間、前記業務指標出力装置と前記業務指標算出サービスセンタ間が、それぞれ通信路を介して接続されると共に該通信路に接続された通信手段により信号伝送が可能な通信システムと、
前記業務指標算出装置により求められた複数の業務指標のデータの平均処理により改善点診断基準を求め、該改善点診断基準と、前記業務指標出力装置により指定された上下水道事業体の業務指標の対比により、各業務指標の評価を行い、改善点診断情報を出力可能な改善点診断装置と、
を具備したことを特徴とする意思決定支援システム。 - 上下水道事業体に有し、実際のプラント施設により原水を上水処理を行って需要家に供給し、該需要家等からの下水を前記プラント施設により処理して排水し、前記上下水道事業が安心、安定して運用できると共に、地球環境上並びに国際関係上からも好ましく運用可能とし、ISO/TC224に基づく業務指標の関連データを収集可能なデータ収集用サーバを含む運用系システムと、
前記上下水道事業体に有し、前記上下水道事業の営業を持続可能にするための前記業務指標の算出のために必要な業務用の関連データを収集するデータ収集用サーバを含む業務用システムと、
前記上下水道事業体とは離隔した位置にある業務指標算出サービスセンタ内に設置され、前記運用系システム及び前記業務用システム内のデータ収集サーバで収集されたデータを取り込み、これをISO/TC224の定義に基づき定められた業務指標の演算式に代入することで、前記所望の上下水道事業体の業務指標が算出可能で、この算出結果が保存可能な業務指標算出装置と、
前記業務指標算出装置により算出された業務指標を閲覧する際に、該閲覧に先立って前記閲覧者が予め定められた閲覧基準を満足するか又は予め登録された対象者かどうかによって閲覧者の認証を行う認証用サーバと、
前記業務指標算出装置で演算された前記上下水道事業体の業務指標を閲覧する際に使用するものであって、前記上下水道事業体の指定並びに該指定された前記上下水道事業体の業務指標を、前記閲覧要求があったとき、又は定期的に出力可能な業務指標出力装置と、
前記上下水道事業体のデータ収集用サーバと前記業務指標算出サービスセンタ間、前記業務指標出力装置と前記業務指標算出サービスセンタ間が、それぞれ通信路を介して接続されると共に該通信路に接続された通信手段により信号伝送が可能な通信システムと、
前記業務指標のうち、前記運用系システム及び前記業務用システムが相互に関係する業務指標に係る入力データの変更を行うことで、得られる前記業務指標のシミュレーション結果を出力可能であって、シミュレーションを実行するための入力データの操作画面及び出力データを表示可能なシミュレーション装置と、
前記通信システムに接続され、前記業務指標出力装置の入力操作により前記シミュレーション装置の入力データの操作画面及び出力データを表示するシミュレーション結果開示用サーバと、
を具備したことを特徴とする意思決定支援システム。 - 上下水道事業体に有し、実際のプラント施設により原水を上水処理を行って需要家に供給し、該需要家等からの下水を前記プラント施設により処理して排水し、前記上下水道事業が安心、安定して運用できると共に、地球環境上並びに国際関係上からも好ましく運用可能とし、ISO/TC224に基づく業務指標の関連データを収集可能なデータ収集用サーバを含む運用系システムと、
前記上下水道事業体に有し、前記上下水道事業の営業を持続可能にするための前記業務指標の算出のために必要な業務用の関連データを収集するデータ収集用サーバを含む業務用システムと、
前記上下水道事業体とは離隔した位置にある業務指標算出サービスセンタ内に設置され、前記運用系システム及び前記業務用システム内のデータ収集サーバで収集されたデータを取り込み、これをISO/TC224の定義に基づき定められた業務指標の演算式に代入することで、前記所望の上下水道事業体の業務指標が算出可能で、この算出結果が保存可能な業務指標算出装置と、
前記業務指標算出装置により算出された業務指標を閲覧する際に、該閲覧に先立って前記閲覧者が予め定められた閲覧基準を満足するか又は予め登録された対象者かどうかによって閲覧者の認証を行う認証用サーバと、
前記業務指標算出装置で演算された前記上下水道事業体の業務指標を閲覧する際に使用するものであって、前記上下水道事業体の指定並びに該指定された前記上下水道事業体の業務指標を、前記閲覧要求があったとき、又は定期的に出力可能な業務指標出力装置と、
前記上下水道事業体のデータ収集用サーバと前記業務指標算出サービスセンタ間、前記業務指標出力装置と前記業務指標算出サービスセンタ間が、それぞれ通信路を介して接続されると共に該通信路に接続された通信手段により信号伝送が可能な通信システムと、
前記業務指標算出装置により求められた複数の業務指標のデータの平均処理により改善点診断基準を求め、該改善点診断基準と、前記業務指標出力装置により指定された上下水道事業体の業務指標の対比により、各業務指標の評価を行い、改善点診断情報を出力可能な改善点診断装置と、
前記業務指標のうち、前記運用系システム及び前記業務用システムが相互に関係する業務指標に係る入力データの変更を行うことで、得られる前記業務指標のシミュレーション結果を出力可能であって、シミュレーションを実行するための入力データの操作画面及び出力データを表示可能なシミュレーション装置と、
前記通信システムに接続され、前記業務指標出力装置の入力操作により前記シミュレーション装置の入力データの操作画面及び出力データを表示するシミュレーション結果開示用サーバと、
を具備したことを特徴とする意思決定支援システム。 - 前記通信システムに通信可能で、所定周期或いはデータ更新される毎に、原水水質、人口等の上下水道事業体外部データを保存すると共に、前記業務指標の算出時に前記業務指標算出装置に該保存した上下水道事業体外部データを転送する外部データベースシステム
を追加したことを特徴とする請求項9〜12のいずれか一つに記載の意思決定支援システム。
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