JP2002251517A - 収支管理システム、収支管理方法、収支情報管理サーバ及び収支情報管理方法 - Google Patents

収支管理システム、収支管理方法、収支情報管理サーバ及び収支情報管理方法

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JP2002251517A
JP2002251517A JP2001047988A JP2001047988A JP2002251517A JP 2002251517 A JP2002251517 A JP 2002251517A JP 2001047988 A JP2001047988 A JP 2001047988A JP 2001047988 A JP2001047988 A JP 2001047988A JP 2002251517 A JP2002251517 A JP 2002251517A
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Masakazu Shinohara
正和 篠原
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Sony Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 個人の収支管理を容易にする。 【解決手段】 収支情報生成装置100は、商品の購入
等が発生した場合、収支情報生成手段110によって収
支情報を生成し、収支情報送出手段120が予め登録さ
れた送信先の収支情報管理サーバ200へ生成された収
支情報を送信する。収支情報管理サーバ200は、収支
情報取得手段210によって送信された収支情報を取得
する。収支情報管理手段220は、収支情報を分析し、
所定の項目ごとの統計を算出して、収支統計情報を生成
し、収支統計情報記憶手段230に記憶する。また、端
末装置300からの要求時、収支統計情報を収支統計情
報送出手段240経由で端末装置300へ送る。端末装
置300は、収支統計情報取得手段310により収支統
計情報を取得し、表示手段320へ送る。表示手段32
0は、取得した収支統計情報に基づく表示を行なう。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は収支管理システム、
収支管理方法、収支情報管理サーバ及び収支情報管理方
法に関し、特にユーザの収支に関する情報の管理を行な
う収支管理システム、収支管理方法、収支情報管理サー
バ及び収支情報管理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、個人、あるいは家庭の収支の管理
は、紙に印刷されたお小遣い帳や家計簿等への記録によ
り行なわれてきた。近年では、コンピュータの記憶装置
に家計簿ソフト等の収支管理プログラムを格納し、この
収支管理プログラムを動作させて行なう収支管理も普及
している。
【0003】いずれの方法を用いた場合も、収入及び支
出の発生日時、費目、細目、金額等については、収支管
理を行なう個人が1日の終わり等に手入力で入力する。
例えば、帳面に記帳して収支管理を行なう場合、買い物
をした後、レシート等を参照して、買い物を品目毎に分
類し、金額とともに記帳し、収支の集計を行なう。収支
管理プログラムを用いた場合、収支の集計は自動で行な
われるが、買い物の品目を分類し、金額とともに入力す
る手順は、記帳の場合と同様に行なう。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の収支管
理では、データを手入力する必要があるため、収支の管
理に非常に手間がかかるという問題がある。
【0005】通常、記帳あるいはデータの入力(以下、
まとめてデータ入力する)は、買い物等が終了して、自
宅に戻ってから行なわれる。ところが、帰宅し、データ
の入力を行なう時点までの全収入、及び支出金額を記憶
しておくことは非常に困難である。このため、買い物時
にもらったレシート等により、購入した物品を思い出し
ながら費目を分離し、品目や金額のデータ入力を行な
う。
【0006】しかしながら、帰宅後に収支データの整理
を行なうのは非常に面倒であり、データ入力をついつい
先送りにしてしまいがちである。先送りにすると、ます
ますデータ入力が面倒になってしまい、3日坊主で終わ
ってしまうという例は数多くある。
【0007】さらに、レシートに基づくデータ入力で
は、レシートなしの買い物や、レシートのもらい忘れ、
あるいは紛失等が発生すると、正確なデータ入力ができ
なくなってしまう。このため、実際の収支との間に誤差
が生じてしまうという問題もある。
【0008】また、たとえ毎日データ入力で支出管理を
していたとしても、データ入力は、その日の買い物が終
了してから、すなわち1日単位でまとめて行われる。こ
のため、1日の途中、何時時点でどのくらい使ったか
は、その時点ではわからないという問題もある。
【0009】本発明はこのような点に鑑みてなされたも
のであり、個人の収支管理を容易にする収支管理システ
ム、収支管理方法、収支情報管理サーバ及び収支情報管
理方法を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明では上記課題を解
決するために、ユーザの収支に関する情報の管理を行な
う収支管理システムにおいて、前記ユーザの収入あるい
は支出に関する所定の事象が発生した際、または必要に
応じて、前記事象についての収支情報を生成する収支情
報生成手段と、前記収支情報を予め登録された送出先に
所定の通信回線を介して送出する収支情報送出手段を備
えた収支情報生成装置と、前記通信回線を介して前記収
支情報を取得する収支情報取得手段と、取得した前記収
支情報を分析し、所定の項目ごとの統計を算出して前記
ユーザの収入と支出に関する収支統計情報を生成すると
ともに、必要に応じて前記収支統計情報を前記ユーザに
送出する収支情報管理手段と、生成された前記収支統計
情報を記憶する収支統計情報記憶手段と、前記収支情報
管理手段に従って前記通信回線を介して要求のあったユ
ーザについての前記収支統計情報を送出する収支統計情
報送出手段と、を備えた収支情報管理サーバと、前記通
信回線を介して前記ユーザについての収支統計情報を前
記収支情報管理サーバから取得する収支統計情報取得手
段と、前記収支統計情報に基づく表示を行なう表示手段
と、を備えた端末装置と、を有することを特徴とする収
支管理システム、が提供される。
【0011】このような収支管理システムは、収支情報
を生成する収支情報生成装置と、収支情報を管理する収
支情報管理サーバと、収支情報管理サーバより情報の提
供を受ける端末装置と、から構成される。収支情報生成
装置では、収支情報生成手段は、予め登録されたユーザ
について、収入あるいは支出に関する所定の事象が発生
した際に、この事象に関する収支情報を生成する。収支
情報送出手段は、通信回線を介して、予め登録された収
支情報管理サーバに収支情報を送信する。収支情報管理
サーバは、所定の通信回線を介して収支情報を取得し、
取得した収支情報を収支情報管理手段へ送る。収支情報
管理手段は、取得した収支情報を分析し、所定の項目ご
との統計を算出して、ユーザの収入と支出に関する収支
統計情報を生成し、これを収支統計情報記憶手段に記憶
する。また、必要に応じて、通信回線を介して要求のあ
ったユーザについての収支統計情報を収支統計情報記憶
手段より読み出し、収支統計情報送出手段より端末装置
に対して送出する。端末装置では、収支統計情報取得手
段は、通信回線を介して収支情報管理サーバより収支統
計情報を取得し、表示手段へ送る。表示手段は、取得し
た収支統計情報に基づく表示を行ない、ユーザに収支統
計情報を提供する。
【0012】また、上記課題を解決するために、ユーザ
の収支に関する情報の管理を行なう収支管理方法におい
て、収支情報生成装置が、前記ユーザの収入あるいは支
出に関する所定の事象が発生した際、または必要に応じ
て、前記事象についての収支情報を生成し、予め登録さ
れた送出先に所定の通信回線を介して送出する手順と、
収支情報管理サーバが、前記通信回線を介して前記収支
情報を取得し、取得した前記収支情報を分析し、所定の
項目ごとの統計を算出して前記ユーザの収入と支出に関
する収支統計情報を生成し、前記収支統計情報を記憶・
管理するとともに、必要に応じて前記収支統計情報を前
記ユーザに提供する手順と、端末装置が、前記収支情報
管理サーバから前記収支統計情報を取得し、前記収支統
計情報に基づく表示を行なう手順と、を有することを特
徴とする収支管理方法、が提供される。
【0013】このような手順の収支管理方法では、収支
情報生成装置は、ユーザの収入あるいは支出に関する所
定の事象が発生した際に、この事象に関する収支情報を
生成し、予め登録された収支情報管理サーバへ所定の通
信回線を介して送信する。収支情報管理サーバは、通信
回線を介してこの収支情報を取得する。続いて、取得し
た収支情報を分析し、所定の項目ごとの統計を算出して
前記ユーザの収入と支出に関する収支統計情報を生成
し、前記収支統計情報を記憶装置に記憶して管理する。
また、ユーザからの要求時等、必要に応じて、収支統計
情報をユーザに提供する。端末装置は、収支情報管理サ
ーバから収支統計情報を取得し、収支統計情報に基づく
データの表示を行ない、ユーザに収支統計情報を提示す
る。
【0014】また、上記課題を解決するために、ユーザ
の収支に関する情報の管理を行なう収支情報管理サーバ
において、前記ユーザの収入あるいは支出に関する所定
の事象が発生した際に、前記事象についての収支情報を
取得する収支情報取得手段と、取得した前記収支情報を
分析し、所定の項目ごとの統計を算出して前記ユーザの
収入と支出に関する収支統計情報を生成する収支情報管
理手段と、生成された前記収支統計情報を記憶する収支
統計情報記憶手段と、必要に応じて前記収支統計情報を
送出する収支統計情報送出手段と、を有することを特徴
とする収支情報管理サーバ、が提供される。
【0015】このような構成の収支情報管理サーバで
は、収支情報取得手段は、予め登録されたユーザの収入
あるいは支出に関する所定の事象が発生した際に、この
事象についての収支情報を取得し、収支情報管理手段へ
送る。収支情報管理手段は、取得した収支情報を分析
し、所定の項目ごとの統計を算出して、ユーザの収入と
支出に関する収支統計情報を生成し、収支統計情報記憶
手段に記憶する。収支統計情報送出手段は、ユーザから
の要求時等、必要に応じて、収支統計情報を要求先ある
いは予め決められた送出先に送出される。
【0016】また、上記課題を解決するために、ユーザ
の収支に関する情報の管理を行なう収支情報管理方法に
おいて、前記ユーザの収入あるいは支出に関する所定の
事象が発生した際、または必要に応じて、前記事象につ
いての収支情報を取得し、取得した前記収支情報を分析
し、所定の項目ごとの統計を算出して前記ユーザの収入
と支出に関する収支統計情報を生成し、前記収支統計情
報を記憶・管理するとともに、必要に応じて前記収支統
計情報を前記ユーザに提供する手順を有することを特徴
とする収支情報管理方法、が提供される。
【0017】このような手順の収支情報管理方法では、
予め登録されたユーザの収入あるいは支出に関する所定
の事象が発生した際に、この事象についての収支情報を
取得する。続いて、取得した収支情報を分析し、所定の
項目ごとの統計を算出して前記ユーザの収入と支出に関
する収支統計情報を生成し、記憶・管理する。収支統計
情報は、ユーザからの要求時等、必要に応じて、要求先
あるいは予め決められた送出先に送出される。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。図1は、本発明の一実施の形態で
ある収支管理システムの構成図である。
【0019】本発明に係る収支管理システムは、ユーザ
の収支に関する収支情報を生成する収支情報生成装置1
00、収支情報を管理する収支情報管理サーバ200、
及び収支情報管理サーバ200の生成した収支統計情報
をユーザに提示する端末装置300から構成される。各
装置間は、専用線あるいはインターネット等の通信回線
を介して接続している。
【0020】収支情報生成装置100は、収支情報を生
成する収支情報生成手段110と、収支情報を登録され
た相手先に送出する収支情報送出手段120とから構成
される。収支情報生成装置100は、ユーザの銀行口座
を管理する管理サーバや、商品を購入する店舗の端末、
あるいはユーザの保有するPDA、パーソナルコンピュ
ータ等に組み込まれる。
【0021】収支情報生成手段110は、予め登録され
たユーザの収入あるいは支出に関する所定の事象が発生
した際、または必要に応じて、この事象に関する収支情
報を生成する。例えば、銀行口座等に給与が振り込まれ
る等した場合、入金した金額等の収支情報を生成する。
あるいは、ユーザの銀行口座に入出金による変動があっ
た場合、これに応じた収支情報を生成する。支出につい
ては、例えば、商品購入時、から、支払い金額や商品名
や商品カテゴリー等の購入商品に関する収支情報を生成
する。
【0022】収支情報送出手段120は、生成された収
支情報を、予め登録された送出先の収支情報管理サーバ
200へ送信する。送出先は、例えば収支情報生成装置
100内に登録しておくか、あるいは、商品購入時等に
ユーザの個人情報とともに取得する。
【0023】収支情報管理サーバ200は、収支情報を
取得する収支情報取得手段210、収支情報を分析して
収支統計情報を生成し、管理を行なう収支情報管理手段
220、収支統計情報を記憶する収支統計情報記憶手段
230、及び収支統計情報を端末装置300に送出する
収支統計情報送出手段240から構成される。
【0024】収支情報取得手段210は、収支情報生成
装置100より収支情報を取得し、収支情報管理手段2
20へ送る。収支情報管理手段220は、収支情報を取
得し、これを分析し、所定の項目ごとの統計を算出して
ユーザの収入と支出に関する収支統計情報を生成する。
収支情報に含まれる商品カテゴリー等から、支出の費目
を分類し、指定項目別の支出額総計を算出する。生成し
た収支統計情報は、収支統計情報記憶手段230に記憶
しておき、ユーザからの要求時等、必要に応じて収支統
計情報送出手段240経由でユーザに送出する。また、
必要に応じて、生成した収支統計情報からユーザの消費
スタイル等を分析し、この分析結果をユーザに提供する
こともできる。さらに、商品購入の決済が終了する前
に、暫定の収支情報を取得可能とし、予め、購入可能条
件を設定しておけば、その商品の購入が条件に適合して
いるかどうかをチェックし、適合していなければ、警告
を送る、購入制限をかける等の処理を行なうこともでき
る。
【0025】収支統計情報記憶手段230は、収支情報
管理手段220により生成された収支統計情報を記憶す
る。収支統計情報送出手段240は、端末装置300か
らの収支統計情報要求等を取得し、収支情報管理手段2
20へ送り、収支情報管理手段220に従って、要求の
あったユーザの収支統計情報を端末装置300へ送出す
る。
【0026】端末装置300は、通信回線を介して収支
統計情報を取得する収支統計情報取得手段310と、収
支統計情報に基づく表示を行なう表示手段320と、か
ら構成される。端末装置300は、ユーザが収支情報を
確認することが可能な装置で、例えば、ユーザの保有す
るパーソナルコンピュータ、PDA、表示部を有するI
Cカード等や、店舗に備え付けられた店舗端末等に組み
込まれる。
【0027】収支統計情報取得手段310は、通信回線
を介して収支情報管理サーバ200に対して収支統計情
報を要求し、収支統計情報を取得する。取得した収支統
計情報は、表示手段320へ送られる。
【0028】表示手段320は、取得した収支統計情報
に基づく所定の表示画面を構成する表示信号を生成し、
表示画面に表示する。このような構成の収支管理システ
ムの動作及び収支管理方法について説明する。収支情報
生成装置100では、収支情報生成手段110は、予め
登録されたユーザの収支に関する事象、例えば、商品の
購入等が発生した場合、これに応じた収支情報を生成
し、収支情報送出手段120へ送る。収支情報送出手段
120は、予め登録された送信先の収支情報管理サーバ
200へ生成された収支情報を送信する。送信は、事象
が発生した時点、例えば商品の購入時等に行なわれる。
収支情報管理サーバ200の収支情報取得手段210
は、収支情報生成装置100が送信した収支情報を取得
し、収支情報管理手段220へ送る。収支情報管理手段
220は、収支情報を分析し、所定の項目ごとの統計を
算出して、収支統計情報を生成し、収支統計情報記憶手
段230に記憶する。端末装置300の収支統計情報取
得手段310は、ユーザからの要求時や必要に応じて、
収支情報管理サーバ200に収支統計情報を要求する。
収支情報管理サーバ200の収支統計情報送出手段24
0は、要求を収支情報管理手段220へ送る。収支情報
管理手段220は、収支統計情報記憶手段230に記憶
された収支統計情報を読み出し、収支統計情報送出手段
240経由で端末装置300へ送る。端末装置300
は、収支統計情報取得手段310により収支統計情報を
取得し、表示手段320へ送る。表示手段320は、取
得した収支統計情報に基づく表示を行なう。
【0029】上記説明では、収支情報生成装置100と
端末装置300とは別装置としたが、それぞれの装置を
構成する各手段を同一の装置内に設けることもできる。
次に、収支管理システムの実際の運用例を説明する。図
2は、本発明の一実施の形態である収支管理システムを
構成する各装置の関係図である。図1と同じものには同
じ番号を付し、説明は省略する。
【0030】本発明に係る収支管理システムは、収支情
報を生成する店舗端末101、銀行の銀行口座管理サー
バ102、決済代行会社の決済管理サーバ103、収支
情報管理サーバ200、及びユーザの保有するパーソナ
ルコンピュータ301、PDA302、ICカード30
3、から構成される。これらは、ネットワークにより接
続している。
【0031】店舗端末101は、ユーザが商品を購入し
た際に、その決済を行なう。決済の方法は、現金支払
い、決済代行会社による支払い等、任意の方法が選択さ
れる。このとき、ICカード303から個人情報を読み
出す等してユーザの収支を管理する収支情報管理サーバ
200のアドレスを取得し、購入データとユーザを識別
する情報とから成る支払い情報を収支情報管理サーバ2
00へネットワークを介して送信する。支払い情報と
は、収支情報のうち、主として支出に関する情報のこと
を指す。購入データは、金額はもとより、商品名、商品
カテゴリー、メーカー(JANコード)、購入店舗、地
域、商品特性(例えば、食品であれば、添加物あり等)
等、任意の様々な情報から構成することができる。ま
た、店舗端末101は、必要に応じて、収支情報管理サ
ーバ200から収支統計情報を取得し、これを表示する
端末装置300の機能を備えることもできる。さらに、
店舗端末101が、収支情報を管理する収支情報管理サ
ーバ200の機能を備える構成とすることもできる。
【0032】銀行の銀行口座管理サーバ102は、予め
登録されたユーザの銀行口座に変動が生じた場合、これ
に応じた収支情報を生成し、収支情報管理サーバ200
へ送信する。
【0033】決済代行会社の決済管理サーバ103は、
予めユーザとの間の契約により、インターネット等によ
る買い物の決済を代行する。決済管理サーバ103は、
予め登録されたユーザの決済の代行を処理する際に、こ
れに応じた収支情報を生成し、収支情報管理サーバ20
0へ送信する。
【0034】パーソナルコンピュータ301は、ユーザ
が収支統計情報を見たい時、収支情報管理サーバ200
から収支統計情報を取得し、これを表示する。また、支
払い情報を生成・送信する機能を備え、インターネット
等を用いて買い物をする場合等に支払い情報を直接収支
情報管理サーバ200へ送信することもできる。
【0035】PDA302は、ユーザが携帯し、買い物
の前等、ユーザが収支統計情報を見たい時、店舗等の買
い物時に、支払い情報を直接収支情報管理サーバ200
へ送信することもできる。また、支払い情報を生成・送
信する機能を備え、店舗等の買い物時に、支払い情報を
直接収支情報管理サーバ200へ送信することもでき
る。また、PDA302の他、携帯電話等、ユーザが携
帯可能な機器に、支払い情報の生成と送信機能を搭載し
てもよい。
【0036】ICカード303には、ICカード303
を保有するユーザの個人情報、例えば、個人を特定する
ための情報、決済を行なう決済代行会社や銀行口座等を
特定するための情報、ユーザの収支を管理する収支情報
管理サーバ200を特定するための情報等が記録されて
いる。ICカード303の情報は、PDA302、店舗
端末101から読み出すことができる。また、ICカー
ド303は、無線通信機能と、支払い情報を生成・送信
する機能を備え、店舗等の買い物時に、支払い情報を直
接収支情報管理サーバ200へ送信することもできる。
さらに、表示部を備えることにより、支払い情報を直接
収支情報管理サーバ200へ送信することもできる。ま
た、ICカード303が電子マネーの機能を有する場合
には、銀行口座の残高+ICカード303内に入ってい
る金額が管理の対象になる。
【0037】以下、実際の運用例として、ICカード3
03を用いて店舗で買い物をする場合の収支管理、及び
パーソナルコンピュータ301よりインターネット電子
決済を行なった場合の収支管理について説明する。
【0038】まず、ICカード303を用いて店舗で買
い物をする場合について説明する。図3は、店舗での買
い物の収支管理を行なう収支管理システムの構成図であ
る。図1、図2と同じものには同じ番号を付し、説明は
省略する。また、ここでは、ICカード303は、個人
情報として、個人を特定するための情報とともにユーザ
の収支を管理する収支情報管理サーバ200を特定する
ための情報が記録されているとする。また、この個人情
報は、PDA302及び店舗端末101から読み出し可
能であるとする。
【0039】店舗端末101は、支払い情報生成手段1
11、支払い情報送出手段121、及び個人情報入出力
手段131から構成される。支払い情報生成手段111
は収支情報生成手段110と、支払い情報送出手段12
1は収支情報送出手段120と同等の機能を有する。ユ
ーザが商品購入時、個人情報入出力手段131により、
ICカード303の個人情報を直接、あるいはPDA3
02経由で読み出し、支払い情報の送信先である収支情
報管理サーバ200のアドレスを取得する。支払い情報
生成手段111は、ユーザが購入した商品に関する情報
を含む支払い情報を生成し、支払い情報送出手段121
へ送る。支払い情報送出手段121は、取得した送信ア
ドレスに従って、支払い情報を収支情報管理サーバ20
0へ出力する。
【0040】収支情報管理サーバ200は、支払い情報
を取得し、これに基づき収支統計情報の更新を行なう。
パーソナルコンピュータ301は、収支統計情報取得手
段311と表示手段321とから構成されており、ユー
ザの要求があった場合に、収支情報管理サーバ200か
ら収支統計情報を取得し、この収支統計情報に基づく表
示を行なう。収支統計情報取得手段311は収支統計情
報取得手段310と、表示手段321は表示手段320
と同等の機能を有する。
【0041】PDA302は、収支統計情報取得手段3
12、表示手段322、個人情報入出力手段332、及
び個人情報送出手段342から構成されており、小型
で、ユーザが買い物の際等に携帯することができる。収
支統計情報取得手段312は収支統計情報取得手段31
0と、表示手段322は表示手段320と同等の機能を
有する。個人情報入出力手段332は、ICカード30
3に記録された個人情報を読み込む。個人情報送出手段
342は、読み込んだ個人情報を店舗端末101へ送
る。
【0042】このような構成の収支管理システムの動作
及び収支管理方法について説明する。ユーザは、ICカ
ード303、及び必要に応じてPDA302を携帯し、
買い物に出かける。店舗において商品を購入する際、I
Cカード303の個人情報を直接、あるいはPDA30
2経由で店舗端末101に送る。店舗端末101の個人
情報入出力手段131は、いずれかの方法でユーザの個
人情報を取得し、支払い情報生成手段111へ送る。支
払い情報生成手段111で支払い情報が生成され、支払
い情報送出手段121より収支情報管理サーバ200に
向けて送信される。収支情報管理サーバ200は、支払
い情報を取得し、収支統計情報を更新する。更新された
収支統計情報、すなわち、現時点での支出額を知りたい
場合、ユーザは、PDA302を操作し、収支統計情報
取得手段312により収支情報管理サーバ200の収支
統計情報を取得し、表示手段322によりこれを表示す
る。このように、買い物の現場等であっても、随時、支
出状態をリアルタイムで確認することができる。また、
商品購入前に同様の手順で、支出状態を確認することも
できる。このように、どのような場合であっても、支出
状態をリアルタイムで確認することができるため、計画
的支出に役立つ。
【0043】ここでは、支出統計情報の確認はPDA3
02で行なうとしたが、同様の機能を店舗端末101あ
るいはICカード303に組み込むことにより、店舗端
末101あるいはICカード303で支出状態を確認す
ることが可能となる。また、PDA302に支払い情報
の生成と送信機能を組み込むことにより、支払い情報を
直接収支情報管理サーバ200に送信することもでき
る。
【0044】上記の説明では、店舗端末101により決
済が行なわれた後に、支払い情報が生成されて収支情報
管理サーバ200に送られるとしたが、店舗端末101
が決済を行なう前に、仮の支払い情報を収支情報管理サ
ーバ200へ送信し、収支情報管理サーバ200が買い
物のチェックを行なうようにすることもできる。図4
は、本発明の一実施の形態である買い物のチェックを行
なう収支管理システムの構成図である。図1、図3と同
じものには同じ番号を付し、説明は省略する。ここで
は、買い物チェックの結果を表示する機能を店舗端末1
05が備えているとする。
【0045】店舗端末105は、個人情報入出力手段1
31、仮収支情報生成手段115、仮収支情報送出手段
125、仮収支統計情報取得手段145、及び表示手段
155から構成される。仮収支情報生成手段115は、
実際の商品購入が行なわれる前に、その商品を購入した
と仮定して暫定的に仮収支情報を生成する。データが暫
定であるだけでその機能は、収支情報生成手段110と
同等である。仮収支情報送出手段125は、生成された
仮収支情報を収支情報管理サーバ201に送信する。そ
の機能は、収支情報送出手段120と同等である。仮収
支統計情報取得手段145は、収支情報管理サーバ20
1の生成した仮収支統計情報を取得し、表示手段155
へ送る。その機能は、収支統計情報取得手段310と同
等である。表示手段155は、仮収支統計情報に基づく
表示を行なう。その機能は、表示手段320と同等であ
る。
【0046】収支情報管理サーバ201は、収支情報取
得手段211、収支情報管理手段221、収支統計情報
記憶手段230、及び収支統計情報送出手段241から
構成される。収支情報取得手段211は、収支情報取得
手段210と同等であり、店舗端末105から送信され
た仮収支情報を取得し、収支情報管理手段221へ送
る。収支情報管理手段221は、収支情報管理手段22
0の機能に加えて、仮収支情報に基づき、統計処理を行
なった仮収支統計情報を生成する。仮収支統計情報は、
収支統計情報記憶手段230へは出力せずに、収支統計
情報送出手段241経由で店舗端末105へ送信する。
収支統計情報送出手段241は、収支統計情報送出手段
240と同等であり、収支情報管理手段221に従っ
て、仮収支統計情報を店舗端末105に送信する。
【0047】このような構成の収支管理システムの動作
及び収支管理方法について説明する。ユーザは、商品購
入前に、チェックを指示する。店舗端末105は、仮収
支情報生成手段115により、その商品を購入したと仮
定して仮収支情報を生成し、仮収支情報送出手段125
より仮収支情報を送信する。収支情報管理サーバ201
の収支情報管理手段221は、収支情報取得手段211
経由で仮収支情報を取得し、仮収支情報に基づき仮収支
統計情報を生成し、収支統計情報送出手段241経由で
店舗端末105へ送信する。店舗端末105は、仮収支
統計情報取得手段145でこれを取得し、表示手段15
5により表示する。このように、商品購入前に、商品を
購入した際の支出状態がどのようになるかを事前に知る
ことが可能となる。
【0048】さらに、収支情報管理手段221に予め、
購入可能条件を設定しておき、生成された仮収支統計情
報をチェックさせることもできる。例えば、予め、使用
限度額を設定しておき、その商品を購入した場合に、限
度額を超えないかどうかをチェックさせる。必要に応じ
て、警告や購入制限を行なう。このように、支出額を予
め算出し、さまざまな項目条件により制限することによ
り、幅広い支出管理が可能となる。
【0049】上記説明では、購入条件を収支情報管理サ
ーバ201に登録するとしたが、ICカード303の個
人情報に購入条件を加えるとすることもできる。店舗端
末105は、ICカード303より購入条件を読み出
し、仮収支情報とともに収支情報管理サーバ201へ送
信する。また、通常の収支情報に購入制限を付加して送
信することも可能である。
【0050】収支情報管理サーバによる購入制限につい
て説明する。例えば、子供にお小遣いとしてICカード
303や電子マネーを渡す場合、予めICカード303
に、「砂糖を使った(商品特性)お菓子(商品カテゴリ
ー)は、1ヶ月(期間)に500円(金額)まで、さら
に購入できる店舗は近所の山田商店(店舗)」というよ
うな購入制限を記録しておく。()内は、購入条件の項
目を示している。これらに購入条件は、仮収支情報ある
いは収支情報とともに収支情報管理サーバ201へ送信
される。収支情報管理サーバ201の収支情報管理手段
221は、生成した仮収支統計情報あるいは収支統計情
報を、取得した購入条件でチェックする。総額を除くチ
ェックは、統計情報算出前に行なわれてもよい。チェッ
クの結果、必要に応じて、警告や、購入制限等の結果情
報を生成する。結果情報は、収支統計情報送出手段24
1経由で店舗端末105に送信される。店舗端末105
は、表示手段155により結果情報に基づく表示を行
い、ユーザに警告を伝える。
【0051】次に、ユーザ端末よりインターネット電子
決済を行なう場合について説明する。図5は、インター
ネット電子決済の収支管理を行なう収支管理システムの
構成図である。図1、図2と同じものには同じ番号を付
し、説明は省略する。
【0052】決済管理サーバ103は、支払い情報生成
手段113、支払い情報送出手段123、及び決済処理
手段133から構成される。支払い情報生成手段113
は収支情報生成手段110と、支払い情報送出手段12
3は収支情報送出手段120と、同等の機能を持つ。決
済処理手段133は、ユーザ端末であるパーソナルコン
ピュータ304からの依頼により決済を行なう。
【0053】パーソナルコンピュータ304は、収支統
計情報取得手段314、表示手段324、購入処理手段
334、決済情報送出手段354、支払い情報生成手段
364、及び支払い情報送出手段374から構成され
る。収支統計情報取得手段314は収支統計情報取得手
段310と、表示手段324は表示手段320と、支払
い情報生成手段364は収支情報生成手段110と、支
払い情報送出手段374は収支情報送出手段120と、
同等の機能を持つ。購入処理手段334は、インターネ
ット等により商品を購入する際の処理を行なう。このと
き購入した商品等の情報は、支払い情報生成手段364
または決済情報送出手段354へ送る。決済情報送出手
段354は、商品購入時の決済の依頼を、取得した商品
等の情報とともに決済管理サーバ103に送信する。
【0054】このような構成の収支管理システムの動作
及び収支管理方法について説明する。ユーザは、パーソ
ナルコンピュータ304の購入処理手段334を用い
て、インターネット等による商品の購入を行なう。購入
した商品等に関する情報は、決済方法等の条件に応じ
て、支払い情報生成手段364または決済情報送出手段
354へ送る。パーソナルコンピュータ304の場合、
支払い情報生成手段364により支払い情報を生成し、
支払い情報送出手段374経由で収支情報管理サーバ2
00へ送信する。決済管理サーバ103は、決済処理手
段133で決済処理を行なうとともに、支払い情報生成
手段113により支払い情報を生成し、支払い情報送出
手段123経由で収支情報管理サーバ200へ送信す
る。収支情報管理サーバ200は、支払い情報を取得
し、収支統計情報を更新する。パーソナルコンピュータ
304は、ユーザからの要求に応じて、収支情報管理サ
ーバ200から収支統計情報を取得し、この収支統計情
報に基づく表示を行なう。
【0055】次に、店頭端末105、パーソナルコンピ
ュータ301、304、あるいはPDA302等の収支
統計情報を表示する端末装置における収支統計情報表示
について説明する。
【0056】図6は、収支統計情報の表示画面の一例で
ある。ここでは、書籍代の収支統計情報を表示してい
る。書籍購入時、商品のカテゴリーとして書籍代と、さ
らに書籍の分野を示す細目が含まれる支払い情報が、収
支情報管理サーバ200に送信される。収支情報管理サ
ーバ200は、書籍代の支出額の統計を算出するととも
に、細目に従って分野別の支出額の統計を算出する。さ
らに、これらに基づき、分野ごとの書籍代のパーセンテ
ージを算出する。図6は、このようにして算出された収
支統計情報を表示したものであり、書籍代の総額、分野
ごとの書籍代の総額、各分野の書籍の全体の書籍代に占
めるパーセンテージが表示される。このように、詳細な
項目ごとの支出状況を見ることで、自分の消費スタイル
を認識することができる。
【0057】また、収支情報管理サーバ200に、予め
支出額を制限する条件を登録することによりユーザの支
出を制限することもできる。図7は、支出制限の表示画
面の一例である。(1)は、支出が制限される前の表示
画面の一例であり、(2)は、支出が制限された状態の
表示画面の一例である。ここでは、支出として使用可能
な使用額制限を200000円としている。
【0058】収支情報管理サーバ200は、予め使用額
制限を記憶しておき、使用額制限を受けた商品カテゴリ
ーの支出が発生するごとに、支出額の総計を算出し、残
りの使用可能額を算出する。使用可能額がなくなった時
点で、支出の制限を行なう。(1)では、支出に使用し
た現在使用額が80000円であり、使用可能額が残り
160000円であることを示している。さらに、ここ
では、現在使用額が使用額制限に占める割合をグラフで
表示している。(2)では、現在使用額が200000
円に達し、これ以上購入できないことを表示している。
【0059】使用額制限は、期間、商品名または商品カ
テゴリー、店舗または地域等の項目ごとに任意に設定す
ることができる。このように、支出額をさまざまな項目
条件により制限することにより、幅広い支出管理が可能
となる。
【0060】上記の説明では、収支の統計管理を収支管
理サーバで行なうとしたが、実際の金額データの処理を
端末装置側で行なうとすることもできる。この構成で
は、収支管理サーバには、JANコードや商品等に関す
る対応表データのみを置き、実際の金額生データはPD
A等の端末装置に蓄積し、収支情報管理手段の機能を実
現するプログラムを端末装置に持つ。この場合、金額生
データ等の個人情報が外部に出力されないため、個人情
報を保護することができる。
【0061】また、表示媒体は、PDA、携帯電話、パ
ーソナルコンピュータ、ICカード表面、レジ端末等、
ネットワークに接続した機器であれば、何でも利用で
き、グラフィカルにわかりやすい表示を、見たいときに
随時見られるようにする。
【0062】さらに、収支情報管理サーバに、他人との
データの比較や、ランキングを行なう機能を持たせた
り、先週あるいは先月のデータ等を元に、現状分析とア
ドバイスをしてくれる機能を持たせたりすることもでき
る。友人との間でルールを設定し、そのグループ内でラ
ンキングを行なうこともできる。
【0063】なお、上記の処理機能は、コンピュータに
よって実現することができる。その場合、収支管理シス
テムが有すべき機能の処理内容は、コンピュータで読み
取り可能な記録媒体に記録されたプログラムに記述して
おく。そして、このプログラムをコンピュータで実行す
ることにより、上記処理がコンピュータで実現される。
コンピュータで読み取り可能な記録媒体としては、磁気
記録装置や半導体メモリ等がある。市場に流通させる場
合には、CD−ROM(Compact Disc Read Only Memor
y)やフロッピー(登録商標)ディスク等の可搬型記録媒
体にプログラムを格納して流通させたり、ネットワーク
を介して接続されたコンピュータの記憶装置に格納して
おき、ネットワークを通じて他のコンピュータに転送す
ることもできる。コンピュータで実行する際には、コン
ピュータ内のハードディスク装置等にプログラムを格納
しておき、メインメモリにロードして実行する。
【0064】
【発明の効果】以上説明したように本発明の収支管理シ
ステムでは、収支情報管理サーバは、予め登録されたユ
ーザの収支に関する事象が発生した際に生成された収支
情報を取得して分析し、所定の項目ごとの統計を算出し
て、収支統計情報を生成する。また、端末装置からの要
求に応じて収支統計情報を送出する。端末装置では、収
支統計情報を取得して表示を行ない、ユーザに収支統計
情報を提供する。
【0065】また、本発明の収支管理方法では、収支情
報管理サーバは、ユーザの収支に関する事象が発生した
際に、この事象に関する収支情報を取得する。続いて、
取得した収支情報を分析し、所定の項目ごとの統計を算
出して収支統計情報を生成し、前記収支統計情報を記憶
装置に記憶して管理する。端末装置は、収支情報管理サ
ーバから収支統計情報を取得し、収支統計情報に基づく
表示を行ない、ユーザに収支統計情報を提示する。
【0066】このように、収支に関する所定の事象が発
生した場合、収支情報管理サーバが、これに応じて収支
統計情報を自動で生成するため、収支統計を手入力する
必要がなくなり、労力を大幅に削減することができる。
また、事象発生とともに収支統計情報が更新されるた
め、支出の状況をリアルタイムで確認することができ
る。この結果、計画的な支出をすることが可能になる。
【0067】このように、収支情報管理サーバが収支に
関する所定の事象が発生した際に、この収支情報を取得
し、これに応じて収支統計情報を自動で生成するため、
収支統計を手入力する必要がなくなり、労力を大幅に削
減することができる。また、事象発生とともに収支統計
情報が更新されるため、支出の状況をリアルタイムで確
認することができる。この結果、計画的な支出をするこ
とが可能になる。
【0068】また、本発明の収支情報管理サーバは、予
め登録されたユーザの収支に関する事象が発生した際
に、この収支情報を取得してユーザの収入と支出に関す
る収支統計情報を生成する。収支統計情報は、要求のあ
ったユーザ、または予め決められた送出先に送出する。
【0069】このように、収支情報管理サーバがユーザ
の収支に関する所定の事象が発生した際に、これに基づ
き収支統計情報を自動で生成するため、収支統計を手入
力する必要がなくなり、労力を大幅に削減することがで
きる。
【0070】また、本発明の収支情報管理方法は、予め
登録されたユーザの収支に関する事象が発生した際に、
この収支情報を取得してユーザの収入と支出に関する収
支統計情報を生成する。収支統計情報は、要求のあった
ユーザ、または予め決められた送出先に送出される。
【0071】このように、収支情報管理サーバがユーザ
の収支に関する所定の事象が発生した際に、これに基づ
き収支統計情報を自動で生成するため、収支統計を手入
力する必要がなくなり、労力を大幅に削減することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態である収支管理システム
の構成図である。
【図2】本発明の一実施の形態である収支管理システム
を構成する各装置の関係図である。
【図3】店舗での買い物の収支管理を行なう収支管理シ
ステムの構成図である。
【図4】本発明の一実施の形態である買い物のチェック
を行なう収支管理システムの構成図である。
【図5】インターネット電子決済の収支管理を行なう収
支管理システムの構成図である。
【図6】収支統計情報の表示画面の一例である。
【図7】支出制限の表示画面の一例である。
【符号の説明】
100・・・収支情報生成装置、110・・・収支情報生成手
段、120・・・収支情報送出手段、200・・・収支情報管
理サーバ、210・・・収支情報取得手段、220・・・収支
情報管理手段、230・・・収支統計情報記憶手段、24
0・・・収支統計情報送出手段、300・・・端末装置、31
0・・・収支統計情報取得手段、320・・・表示手段

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ユーザの収支に関する情報の管理を行な
    う収支管理システムにおいて、 前記ユーザの収入あるいは支出に関する所定の事象が発
    生した際、または必要に応じて、前記事象についての収
    支情報を生成する収支情報生成手段と、前記収支情報を
    予め登録された送出先に所定の通信回線を介して送出す
    る収支情報送出手段を備えた収支情報生成装置と、 前記通信回線を介して前記収支情報を取得する収支情報
    取得手段と、取得した前記収支情報を分析し、所定の項
    目ごとの統計を算出して前記ユーザの収入と支出に関す
    る収支統計情報を生成するとともに、必要に応じて前記
    収支統計情報を前記ユーザに送出する収支情報管理手段
    と、生成された前記収支統計情報を記憶する収支統計情
    報記憶手段と、前記収支情報管理手段に従って前記通信
    回線を介して要求のあったユーザについての前記収支統
    計情報を送出する収支統計情報送出手段と、を備えた収
    支情報管理サーバと、 前記通信回線を介して前記ユーザについての収支統計情
    報を前記収支情報管理サーバから取得する収支統計情報
    取得手段と、前記収支統計情報に基づく表示を行なう表
    示手段と、を備えた端末装置と、 を有することを特徴とする収支管理システム。
  2. 【請求項2】 前記収支情報生成装置は、さらに、必要
    に応じて、前記事象が発生したと仮定した仮収支情報を
    生成する仮収支情報生成手段と、前記仮収支情報を送出
    する仮収支情報送出手段と、を有し、 前記収支情報管理サーバの収支情報管理手段は、さら
    に、前記仮収支情報を取得して前記仮収支情報に応じた
    仮収支統計情報を生成することを特徴とする請求項1記
    載の収支管理システム。
  3. 【請求項3】 前記収支情報管理サーバの収支情報管理
    手段は、さらに、予め登録された所定の条件に従って、
    前記収支情報あるいは前記収支統計情報を調べ、必要に
    応じて、警告や購入制限に関する結果情報を生成し、 前記収支統計情報送出手段は、さらに、前記収支統計情
    報とともに前記結果情報を送出することを特徴とする請
    求項1記載の収支管理システム。
  4. 【請求項4】 前記収支情報生成装置は、店舗に設置さ
    れた店舗端末であり、前記収支情報生成手段は、前記ユ
    ーザによって商品購入が行なわれた場合、すぐに、前記
    商品の購入金額、商品カテゴリーを含む商品に関する情
    報を有する収支情報を生成することを特徴とする請求項
    1記載の収支管理システム。
  5. 【請求項5】 前記店舗端末は、さらに、前記端末装置
    の機能を有することを特徴とする請求項4記載の収支管
    理システム。
  6. 【請求項6】 前記収支情報生成装置は、ICカードや
    PDA(Personal Digital Assistants:携帯情報端
    末)、携帯電話を含む携帯可能な機器であることを特徴
    とする請求項1記載の収支管理システム。
  7. 【請求項7】 前記携帯可能な機器は、さらに、前記端
    末装置の機能を有することを特徴とする請求項6記載の
    収支管理システム。
  8. 【請求項8】 ユーザの収支に関する情報の管理を行な
    う収支管理方法において、 収支情報生成装置が、前記ユーザの収入あるいは支出に
    関する所定の事象が発生した際、または必要に応じて、
    前記事象についての収支情報を生成し、予め登録された
    送出先に所定の通信回線を介して送出する手順と、 収支情報管理サーバが、前記通信回線を介して前記収支
    情報を取得し、取得した前記収支情報を分析し、所定の
    項目ごとの統計を算出して前記ユーザの収入と支出に関
    する収支統計情報を生成し、前記収支統計情報を記憶・
    管理するとともに、必要に応じて前記収支統計情報を前
    記ユーザに提供する手順と、 端末装置が、前記収支情報管理サーバから前記収支統計
    情報を取得し、前記収支統計情報に基づく表示を行なう
    手順と、 を有することを特徴とする収支管理方法。
  9. 【請求項9】 ユーザの収支に関する情報の管理を行な
    う収支情報管理サーバにおいて、 前記ユーザの収入あるいは支出に関する所定の事象が発
    生した際に、前記事象についての収支情報を取得する収
    支情報取得手段と、 取得した前記収支情報を分析し、所定の項目ごとの統計
    を算出して前記ユーザの収入と支出に関する収支統計情
    報を生成する収支情報管理手段と、 生成された前記収支統計情報を記憶する収支統計情報記
    憶手段と、 必要に応じて前記収支統計情報を送出する収支統計情報
    送出手段と、 を有することを特徴とする収支情報管理サーバ。
  10. 【請求項10】 ユーザの収支に関する情報の管理を行
    なう収支情報管理方法において、 前記ユーザの収入あるいは支出に関する所定の事象が発
    生した際、または必要に応じて、前記事象についての収
    支情報を取得し、 取得した前記収支情報を分析し、所定の項目ごとの統計
    を算出して前記ユーザの収入と支出に関する収支統計情
    報を生成し、 前記収支統計情報を記憶・管理するとともに、必要に応
    じて前記収支統計情報を提供する手順を有することを特
    徴とする収支情報管理方法。
  11. 【請求項11】 ユーザの収支に関する情報の管理を行
    なう収支管理をコンピュータに実行させるためのプログ
    ラムにおいて、 コンピュータに、前記ユーザの収入あるいは支出に関す
    る所定の事象が発生した際、または必要に応じて、前記
    事象についての収支情報を取得し、 取得した前記収支情報を分析し、所定の項目ごとの統計
    を算出して前記ユーザの収入と支出に関する収支統計情
    報を生成し、 前記収支統計情報を記憶・管理するとともに、必要に応
    じて前記収支統計情報を提供する手順を実行させるため
    のプログラム。
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