JP5687791B1 - クーポン管理システムおよびクーポン管理プログラム - Google Patents

クーポン管理システムおよびクーポン管理プログラム Download PDF

Info

Publication number
JP5687791B1
JP5687791B1 JP2014114095A JP2014114095A JP5687791B1 JP 5687791 B1 JP5687791 B1 JP 5687791B1 JP 2014114095 A JP2014114095 A JP 2014114095A JP 2014114095 A JP2014114095 A JP 2014114095A JP 5687791 B1 JP5687791 B1 JP 5687791B1
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
coupon
customer
purchase
information
coupons
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2014114095A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2015228167A (ja
Inventor
仁勝 大野
仁勝 大野
田中 達雄
達雄 田中
学 森田
学 森田
敦之 櫻庭
敦之 櫻庭
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nomura Research Institute Ltd
Original Assignee
Nomura Research Institute Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nomura Research Institute Ltd filed Critical Nomura Research Institute Ltd
Priority to JP2014114095A priority Critical patent/JP5687791B1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5687791B1 publication Critical patent/JP5687791B1/ja
Publication of JP2015228167A publication Critical patent/JP2015228167A/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Abstract

【課題】クレジットカードの決済時に一括して適用可能なクーポンを適用して割引額をキャッシュバックするクーポンサービスにおいて、キャッシュバック額が最大となるような好適な組合せでクーポンを適用する。【解決手段】加盟店から顧客に対して発行される複数のクーポンそれぞれに係る情報をクーポンテーブル17に記録し、各クーポンについて、発行条件に該当する顧客に対してクーポンを発行した旨の情報を発行状況テーブル18に記録するクーポン発行部11と、顧客によるクレジットカードでの購買の記録である利用明細24を取得し、顧客へのクーポンの発行状況の情報に基づいて、利用明細24に含まれる顧客の購買に対して適用可能なクーポンを抽出し、当該購買に対して適用可能なクーポンが複数ある場合に、クーポンを適用した場合の割引額が最大となるクーポンを選択するクーポン適用部12とを有する。【選択図】図1

Description

本発明は、電子的なクーポンの発行や使用を管理する技術に関し、特に、クレジットカード等を利用する購買と連携したクーポンの発行や使用を管理するクーポン管理システムおよびクーポン管理プログラムに適用して有効な技術に関するものである。
小売店舗などにおける販促活動として、顧客に対してクーポンの発行を行う場合がある。クーポンを紙などの媒体として発行する場合、発行側の製作・配布コストがかかり、また、発行を受けた顧客の方でも、複数のクーポンを受領した場合にかさばってしまい、保管や携帯のための負担が大きく、また、紛失や期限切れ、失念などにより使用機会を失する場合もある。このため、近年の携帯端末の普及と合わせ、クーポンを電子的な情報として携帯端末等に対して発行するなどの仕組みも広く用いられている。
しかしながら、携帯端末等にクーポン情報を保持して携行するような仕組みでも、例えば、クーポンの使用時には携帯端末でクーポン情報を表示したり提示したりする必要があり、また、店舗でも、携帯端末からクーポン情報を読み取ったり手作業により入力したりする負荷や、システム対応などのコストが必要となる。
これに対し、例えば、各顧客が保有するクーポン情報をセンターシステムで一元的に管理し、その際に、顧客が店舗(クレジットカード加盟店)での購買、決済時に使用するクレジットカードの情報と関連付けて管理することで、店舗や顧客のクーポンの管理負荷を低減させる仕組みが提案されている。
例えば、特開2003−132283号公報(特許文献1)には、カード端末装置と双方向情報伝送可能に接続された加盟店支援サーバが、顧客の利用に対してクーポンを付与するキャンペーン情報を登録し、カードから読み取られた顧客情報及び売上情報を受信し、売上情報について適用可能なキャンペーン情報があれば発生したクーポン情報を顧客情報と関連付けて保管し、売上情報について利用可能な保管されたクーポン情報があれば、当該クーポン情報を利用させるべくカード端末装置へ伝送するシステムが記載されている。
特開2003−132283号公報
特許文献1に記載されたような技術では、センターシステムでクーポン情報を一元的に管理し、クレジットカードの使用とクーポンの使用とを連携させることで、店舗および顧客の管理負荷を低減させることができる。
しかしながら、特許文献1に記載された技術では、顧客がカード決済をする場合に、カード情報および売上情報に基づいて使用可能なクーポンの有無をサーバ上で判別し、ある場合には、当該クーポンの情報が店舗のカード端末装置に伝送され、顧客がクーポンの使用を選択した場合に、支払額が割り引かれて売上額が決定する。このような仕組みでは、店舗のカード端末装置側にはまだ何らかの対応が必要となる。
また、上記のような従来技術では、例えば、家電など多数の商品を販売している店舗において、多数の種類のクーポンを発行しているような場合、1人の顧客に対して複数のクーポンが発行される場合があり、ある購買に対して使用可能なクーポンが複数存在する、という場合も生じ得る。この場合、クレジットカードでのある購買に対してどのクーポンを使用するかによって割引額は変動し得る。従って、特許文献1に記載された技術のように、ある購買に対して使用するクーポンを顧客自身が決定する仕組みでは、全体として割引額が最大となるようにクーポンを使用することは難しい。
そこで本発明の目的は、クレジットカード等のような購買記録装置での購買に対して決済時に一括して適用可能なクーポンを適用して割引額をキャッシュバックするクーポンサービスにおいて、キャッシュバック額が最大となるような好適な組合せでクーポンを適用するクーポン管理システムおよびクーポン管理プログラムを提供することにある。
本発明の前記ならびにその他の目的と新規な特徴は、本明細書の記述および添付図面から明らかになるであろう。
本願において開示される発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、以下のとおりである。
本発明の代表的な実施の形態によるクーポン管理システムは、顧客を一意に特定する顧客識別情報を取得し、当該顧客による購買の情報と当該顧客とを紐づけて購買履歴情報管理装置に記憶させる購買記録装置を用いた購買と連携する電子的なクーポンを発行し、前記購買記録装置を用いた購買に対して適用可能なクーポンによる割引額を算出するクーポン管理システムであって、以下の特徴を有するものである。
すなわち、クーポン管理システムにおいて、前記電子的なクーポンは、前記顧客が前記購買記録装置を用いた購買を行う仕組みに加盟する加盟店により当該加盟店の顧客に対して発行されるものであり、前記クーポン管理システムは、前記加盟店から前記加盟店の顧客に対して発行される複数のクーポンそれぞれに係る情報をクーポン記録部に記録し、各クーポンについて、発行条件に該当する顧客に対して当該クーポンを発行した旨の情報を発行状況記録部に記録するクーポン発行部と、前記購買記録装置を用いて行われた所定期間内の購買の決済時に、前記加盟店の顧客による所定期間内の前記購買記録装置での購買の記録である利用明細を取得し、前記発行状況記録部に記録された当該顧客へのクーポンの発行状況の情報に基づいて、前記利用明細に含まれる当該顧客の複数の購買のそれぞれに対して適用可能なクーポンの組合せを抽出し、抽出した組合せが複数ある場合に、前記複数の購買に対してそれぞれ適用した場合の割引額の合計が最大となるクーポンの組合せである最適組合せを選択するクーポン適用部と、前記決済に前記最適組合せを適用することにより得られる割引額であって合計が最大となる割引額を、前記顧客が前記購買記録装置を用いて行う購買の将来の決済で還元するキャッシュバック処理を行うキャッシュバック処理部と、を有するものである。
また、本発明は、クーポン管理システムとして機能するよう、コンピュータに処理を実行させるクーポン管理プログラムにも適用することができる。
本願において開示される発明のうち、代表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば以下のとおりである。
すなわち、本発明の代表的な実施の形態によれば、購買記録装置としてクレジットカードを使用し、その決済期間内での各購買に対して決済時に一括して適用可能なクーポンを適用して割引額をキャッシュバックするクーポンサービスにおいて、キャッシュバック額が最大となるような好適な組合せで、クーポンを適用することが可能となる。
本発明の一実施の形態であるクーポン管理システムを有する情報処理システムの構成例について概要を示した図である。 本発明の一実施の形態におけるクーポン管理システムの顧客テーブルのデータ構成の例について概要を示した図である。 本発明の一実施の形態におけるクーポン管理システムの加盟店テーブルのデータ構成の例について概要を示した図である。 本発明の一実施の形態におけるクーポン管理システムのクーポンテーブルのデータ構成の例について概要を示した図である。 本発明の一実施の形態におけるクーポン管理システムの発行状況テーブルのデータ構成の例について概要を示した図である。 本発明の一実施の形態におけるクレジットカードの決済時にクーポンを適用してキャッシュバック情報を作成する処理の流れの例について概要を示したフローチャートである。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、実施の形態を説明するための全図において、同一部には原則として同一の符号を付し、その繰り返しの説明は省略する。
本発明の一実施の形態であるクーポン管理システムは、複数の加盟店に対して、電子的なクーポンを加盟店の顧客に対して発行するサービスを提供する事業者等が運営する情報処理システムである。ここでのクーポンは、顧客が加盟店で購買を行う度に使用して割引を受けるのではなく、クレジットカード等の購買記録装置を利用した購買を対象として、月次での購買記録装置の決済の際に、決済期間内での各購買に対して、予め顧客が保有するクーポンの中で適用可能なものを自動的に使用したものとし、全体での割引額を一括してキャッシュバックするという、購買記録装置の利用と連携させるものとする。
これにより、加盟店側では特別なシステムの構築や改変などをすることなくクーポンを発行して使用させることができる。また、顧客についても、通常のクレジットカード等による購買を行うだけで、当該購買に対して使用するクーポンを自ら選択することなく、保有するクーポンを割引額が最大となるように使用することが可能となる。
なお、本実施の形態において、購買記録装置とは、顧客を一意に特定する顧客識別情報を取得し、顧客の購買履歴情報を管理する購買履歴情報管理装置に対し、顧客を特定する情報と当該顧客により当該購買記録装置を用いて行われた購買の情報とを紐づけて記憶させるための装置であり、代表的には後払い決済を行うクレジットカードが挙げられ、そのほかに、デビットカードや電子マネーカード(電子マネーを利用するための端末含む)、各種ポイントカード等、購買時の支払や決済の手段として利用することができる各種媒体や装置を含む。以下に示す本実施の形態では、購買記録装置としてクレジットカードを例に挙げて説明するものとする。
購買履歴情報管理装置は、例えばクレジットカード会社等の決済サービスであり、顧客の氏名やID等の顧客識別情報と、顧客連絡先等の顧客情報を有するとともに、当該顧客についてその顧客が当該購買記録装置を用いて行った購買に関する購買情報を保持する。購買記録装置を用いた購買に関する情報は、購買記録装置を介して購買履歴情報管理装置に記憶され、所定期間毎に当該期間内の購買についての決済処理が行われる。決済処理の期間は、例えばクレジットカードであれば月毎が代表的であるが、これに限定されず、一日毎に決済処理を行う等してよく、任意の期間でよい。
また、加盟店とは、ある購買記録装置(例えばクレジットカードA)を利用した購買を行った後、当該購買についての決済処理を行う決済サービスを提供する仕組みの利用者たる地位を有し、顧客に商品やサービスを提供する店舗である。店舗の形態はバーチャル、リアルのいずれであるかを問わない。加盟店は1以上の下部組織(例えば支店)を有してよく、下部組織として1以上のテナントを有するショッピングモールの運営者等も含む。
電子的なクーポンは、加盟店から当該加盟店の顧客に対して発行されるものであり、通常は加盟店自体がその顧客に直接発行するものであるが、これには、当該加盟店の下部組織がその顧客に発行するものも包含される。従って、例えばショッピングモールの運営者が、その顧客に各テナントで使用可能なクーポンを直接発行してもよく、また、当該ショッピングモールの各テナントがそれぞれその顧客に個別に発行してもよい。
さらに、キャッシュバックを行うキャッシュバック処理には、クレジットカード会社等の決済処理事業者が行う決済処理の際にキャッシュバックが適用されるように直接処理するものに限らず、決済処理事業者に対して、決済処理の際にキャッシュバックを適用するよう依頼するキャッシュバック処理依頼を含むものとする。
本実施の形態のクーポン管理システムでは、上記のような仕組みを実現するため、各加盟店が、顧客に対してクーポンを作成して発行することを可能とするとともに、各顧客に対して発行されたクーポンの情報を管理する。一方で、クレジットカード会社から月次等のタイミングで集計した各顧客についての利用明細の情報を取得し、利用明細中の各購買に対して、当該顧客が保有するクーポンのうち適用可能なものを使用したものとして割引額を算出する。さらに、全体での割引額を一括してキャッシュバックするよう依頼する情報を作成して、クレジットカード会社に対して送信し、キャッシュバックを依頼する。
本実施の形態では、顧客が複数のクーポンを保有しており、各購買に対して適用可能なクーポンの組合せが複数存在するような場合に、キャッシュバック額が最大となるような好適な組合せを選択して適用する。これにより、顧客のクーポン使用の利便性を高め、加盟店における効果的なマーケティングのツールとして利用可能とするものである。
<システム構成>
図1は、本発明の一実施の形態であるクーポン管理システムを有する情報処理システムの構成例について概要を示した図である。当該情報処理システムでは、クーポンサービスを運営する事業者等の情報処理システムであるクーポン管理システム10と、クレジットカード会社の情報処理システムであるカード会社システム20とが、インターネット等のネットワーク30を介して接続されている。
また、クーポン管理システム10およびこれを運営する事業者等により提供されるクーポンサービスに加盟する1つ以上の加盟店がそれぞれ有する加盟店クライアント41や、各顧客がそれぞれ有する顧客クライアント51などの情報処理端末が、ネットワーク30を介してクーポン管理システム10にアクセスすることが可能である。また、加盟店が有するPOS(Point Of Sale)レジやカードリーダーなどのクレジットカード読取り機能を有する加盟店端末42が、ネットワーク30を介してカード会社システム20に接続されている。
クーポン管理システム10は、例えば、サーバ機器やクラウドコンピューティングサービスによる仮想サーバなどにより実装されるサーバシステムからなり、ソフトウェアプログラムにより実装されるクーポン発行部11、クーポン適用部12、および入出力部13などの各部を有する。
また、クーポン管理システム10は、データベースやファイル、メモリテーブル等により実装される設定情報14、顧客テーブル15、加盟店テーブル16、クーポンテーブル17、および発行状況テーブル18などのデータやテーブルを有する。顧客テーブル15および加盟店テーブル16は、それぞれ、クーポンサービスを利用する顧客および加盟店についてのマスタ情報を保持するテーブルである。クーポンテーブル17は、加盟店からの指示により発行されたクーポンの内容に係る情報を保持するテーブルである。発行状況テーブル18は、各顧客に対してどのクーポンが発行されているか、すなわち、各顧客がどのクーポンを保有しているかの情報を保持するテーブルである。
クーポン発行部11は、後述する入出力部13により、各加盟店の加盟店クライアント41からネットワーク30を介して受け付けた担当者等による指示、および設定情報14に登録されている設定内容に基づいて、顧客に対して電子的なクーポンを発行し、当該クーポンの情報をクーポンテーブル17に登録するとともに、発行を受けた顧客の情報を発行状況テーブル18に登録する機能を有する。なお、本実施の形態でのクーポンは、当該クーポンサービスに提携するクレジットカード会社が発行したクレジットカードを利用した購買に対して、所定の額もしくは割合で割引を行うことを内容とするものである。
各加盟店の担当者等は、クーポンを発行するための指示として、例えば、“30代男性”や、“○○地域に居住する女性”など、対象となる顧客の属性の条件と、“5%引き”や“無料(100%引き)”、“1000円引き”などの割引内容とを指定することができる。クーポン発行部11は、指定された条件に該当する顧客に対して自動的に指定された内容のクーポンを発行する。発行を受けた顧客が有する顧客クライアント51に対して、ネットワーク30を介して発行されたクーポンの情報を通知し、さらに顧客クライアント51上に保持させるようにしてもよい。
クーポン適用部12は、後述する入出力部13により、クレジットカードの月次等の決済のタイミングでカード会社システム20により作成された各顧客の利用明細24のデータを、ネットワーク30を介して取得し、利用明細24に記録された各購買に対して、当該顧客が発行を受けている複数のクーポンのうち適用可能なものを選択して適用する機能を有する。その際、本実施の形態では、各購買に対して適用可能なクーポンを抽出し、適用可能なクーポンが複数ある場合、各購買と各クーポンとの組合せを抽出し、キャッシュバック額(割引額)が最大となるような好適な組合せを選択して適用する。
また、クーポン適用部12では、各顧客の利用明細24に記載された各購買に対して好適な組合せとして選択されたクーポンをそれぞれ適用することで得られるキャッシュバック額に基づいて、カード会社システム20に対してキャッシュバックの実行を依頼するためのキャッシュバック情報19(いわゆる「赤伝票」など)を作成して、入出力部13により、ネットワーク30を介してカード会社システム20に送信する。
さらに、適用したクーポンが再使用可能なタイプ(例えば、有効期間内であれば何度でも使用可能なもの)ではなく消耗するタイプ(例えば、1回限り使用可能なもの)である場合は、適用した結果に基づいて発行状況テーブル18における使用回数の情報を更新したり、使用済みもしくは無効の状態に更新することで発行済みのクーポンを消し込んだりする処理を行う。
入出力部13は、例えば、図示しないWebサーバプログラム等を有し、加盟店の加盟店クライアント41や顧客の顧客クライアント51上の図示しないWebブラウザ等を介して、クーポンの発行などの操作や、クーポンの使用状況、保有状況などの閲覧を行うためのユーザインタフェースを提供する。また、カード会社システム20との間で、利用明細24やキャッシュバック情報19などのデータやメッセージの送受信を行うためのインタフェースを有する。
図1の例では、クーポン管理システム10を1つのサーバシステムとして構成しているが、これに限らず、例えば、1つ以上の機能単位でまとめて複数のシステムやサブシステムに分散させた形で構成してもよい。
カード会社システム20は、クーポン管理システム10により提供されるクーポンサービスと連携・提携しているクレジットカード会社の情報処理システムである。クレジットカード会社が一般的に有するシステムとして、例えば、図示しないソフトウェアプログラムにより実行される処理により、加盟店におけるクレジットカードを利用した顧客の支払いに係る情報を加盟店端末42からネットワーク30を介して受け付けて記録するとともに、信用情報の確認や、加盟店に対する立て替え払いの処理を行う。また、月次などのタイミングで、期間中の各顧客の購買の全部もしくは一部の支払いについて、各顧客との間で一括して決済する処理を行う。
また、カード会社システム20は、例えば、データベースやファイル等により実装される保有者テーブル21、利用明細テーブル22、および決済情報テーブル23などの各テーブルを有する。保有者テーブル21は、当該カード会社システム20を運営するクレジットカード会社が発行したクレジットカードの保有者(カードホルダー)のマスタ情報を保持するテーブルである。利用明細テーブル22は、各カードホルダーについてのクレジットカードの利用明細(使用履歴)の情報を保持するテーブルである。決済情報テーブル23は、月次などのタイミングで算出された各顧客(が指定する銀行等の金融機関)とクレジットカード会社との間の決済に係る情報を保持するテーブルである。
加盟店クライアント41は、例えば、PC(Personal Computer)等の情報処理端末であり、図示しないWebブラウザ等により、ネットワーク30を介してクーポン管理システム10の入出力部13にアクセスし、加盟店の担当者等に対して画面等のユーザインタフェースを提供する。加盟店の担当者は、当該画面を介して、当該加盟店で使用可能なクーポンを所定の顧客に対して発行することができる。ここでは、上述したように、例えば、発行の対象となる顧客の属性の条件と、発行するクーポンの内容を指定することができる。
加盟店端末42は、例えば、POSレジやカードリーダーなどのクレジットカード読取り機能を有する情報処理端末であり、カード会社システム20を運営するクレジットカード会社が発行したクレジットカードに対応可能なものである。図1の例では、加盟店クライアント41と加盟店端末42とを別の端末として構成しているが、同一の端末で構成してもよい。
顧客クライアント51は、カード会社システム20を運営するクレジットカード会社が発行したクレジットカード52を保有する顧客が有するPCやタブレット端末、スマートフォン、携帯電話などの情報処理端末であり、図示しないWebブラウザ等により、ネットワーク30を介してクーポン管理システム10の入出力部13にアクセスし、顧客に対して画面等のユーザインタフェースを提供する。
顧客は、当該画面を介して、自身に対して発行されている、すなわち、自身が保有するクーポンの一覧や内容を閲覧することができる。また、各クーポンについて、次回のクレジットカードの決済の対象となる各購買に対して、クーポン管理システム10により自動的に適用することを許可するか否かを設定することができる。これにより、顧客が自動的な適用を許可した(すなわち、使用を宣言した)クーポンのみが適用されるように制限し、他のクーポンの使用を温存することができる。なお、次回の決済の際に限らず、将来の任意の決済の際に使用するよう設定できるようにしてもよい。これらの設定内容は、クーポン管理システム10の発行状況テーブル18に登録される。
<データ構成>
図2は、クーポン管理システム10の顧客テーブル15のデータ構成の例について概要を示した図である。顧客テーブル15は、クーポンサービスを利用する顧客についての情報を保持するマスタテーブルであり、例えば、顧客ID、顧客名、電子メールアドレス、クレジットカード番号、決済日、性別、生年月日、住所、職業、家族情報、趣味、および車保有などの各項目を有する。
顧客IDの項目は、各顧客を一意に識別するID等の情報を保持する。顧客名および電子メールアドレスの項目は、それぞれ、対象の顧客の氏名もしくはニックネーム等、および連絡先の電子メールアドレスの情報を保持する。クレジットカード番号および決済日の項目は、それぞれ、対象の顧客が保有し、当該クーポンサービスにおいて利用するクレジットカードのカード番号、および毎月の決済日の情報を保持する。決済日の項目の値の日にカード会社システム20において作成された利用明細24におけるカード番号が、クレジットカード番号の項目の値に合致する場合に、当該利用明細24中の各購買は、クーポン適用部12によるクーポンの適用の対象となる。
性別、生年月日、住所、および職業の各項目は、それぞれ、対象の顧客の属性として、性別を識別するコード値等の情報、生年月日、住所、および職業を識別するコード値等の情報を保持する。また、家族情報、趣味、および車保有の各項目は、それぞれ、対象の顧客の関連属性として、家族構成や趣味、車保有の有無などを識別するコード値等の情報を保持する。これらの属性や関連属性の情報が、クーポンが発行された時点で当該クーポンに対して設定された発行対象の顧客の属性の条件に合致する場合に、対象の顧客に対して当該クーポンが発行される。
図3は、クーポン管理システム10の加盟店テーブル16のデータ構成の例について概要を示した図である。加盟店テーブル16は、クーポンサービスを利用する加盟店についての情報を保持するマスタテーブルであり、例えば、加盟店ID、加盟店名称、電子メールアドレス、業種、店舗規模、営業エリア、およびクーポン重複可能数などの各項目を有する。
加盟店IDの項目は、各加盟店を一意に識別するID等の情報を保持する。加盟店名称および電子メールアドレスの各項目は、それぞれ、対象の加盟店の名称、および連絡先の電子メールアドレスの情報を保持する。
業種、店舗規模、および営業エリアの各項目は、それぞれ、対象の加盟店の業種、店舗の規模、および営業するエリアや地域を識別するコード値等の情報を保持する。なお、加盟店は、当該クーポンサービスに提携するクレジットカード会社が発行したクレジットカードによる取引が可能な店舗であれば、実店舗に限らず、オンラインショッピングを行うことができるWebサイト等の仮想的な店舗であってもよい。
クーポン重複可能数の項目は、対象の加盟店が複数種類のクーポンを発行する場合に、1人の顧客に対して重複して発行されることを許容する上限数についての設定情報を保持する。例えば、“30代男性”という条件のクーポンと、“車保有男性”という条件の2種類のクーポンを有効期間が重複する状態で発行した場合、“30代で車保有する男性”には上記2つのクーポンが重複して発行されることになる。この場合に、例えば、クーポン重複可能数の項目の値が“1”に設定されていると、“30代で車保有する男性”には、所定の条件に従っていずれか一方のクーポンのみが発行されるよう制御することができる。
図4は、クーポン管理システム10のクーポンテーブル17のデータ構成の例について概要を示した図である。クーポンテーブル17は、加盟店からの指示により発行されたクーポンの内容に係る情報を保持するテーブルであり、例えば、クーポンID、クーポン名、発行加盟店ID、割引内容、適用条件1、適用条件2、…、有効期間、使用可能回数、発行日、および発行上限数などの各項目を有する。
クーポンIDの項目は、各クーポンを一意に識別するID等の情報を保持する。クーポン名の項目は、対象のクーポンの内容を簡潔に示すタイトル等の名称の情報を保持する。発行加盟店IDの項目は、対象のクーポンを発行した加盟店を特定する加盟店IDの情報を保持する。割引内容および適用条件1、適用条件2、…の各項目は、それぞれ、対象のクーポンの割引額もしくは割引率、および適用可能な購買を特定するための1つ以上の適用条件の情報を保持する。適用条件としては、例えば、購買した商品の種類や価格、購買した日付や曜日、時間帯などの各種の条件を、パラメータや変数、コード値等を使用した論理式などを使用して設定することができる。
有効期間および使用可能回数の各項目は、それぞれ、対象のクーポンを使用することができる有効期間の情報、および使用可能回数の情報を保持する。例えば、対象のクーポンが有効期間中再使用可能なタイプの場合は、使用可能回数にその旨を示すハイバリューなどの値を設定する。また、対象のクーポンが消耗するタイプの場合は、使用可能な回数(例えば、1回限りでなくなるものであれば“1”)を設定する。
発行日の項目は、対象のクーポンを発行した日付の情報を保持する。発行上限数の項目は、対象のクーポンを発行する数の上限値の情報を保持する。上記の適用条件1、適用条件2、…に該当する顧客が多数存在する場合に、クーポンが想定以上に大量に使用されることを防止するため、当該発行上限数以上の数の顧客に対して対象のクーポンが発行されないように制御することができる。
図5は、クーポン管理システム10の発行状況テーブル18のデータ構成の例について概要を示した図である。発行状況テーブル18は、各顧客に対してどのクーポンが発行されているか、すなわち、各顧客がどのクーポンを保有しているかという発行状況の情報を保持するテーブルであり、例えば、発行No.、顧客ID、クーポンID、使用回数、有効フラグ、および使用許可フラグなどの各項目を有する。
発行No.の項目は、各発行状況の情報を一意に識別するシーケンス番号等の情報を保持する。顧客IDおよびクーポンIDの各項目は、それぞれ、対象の発行状況の情報における顧客および当該顧客が保有しているクーポンを特定する顧客IDおよびクーポンIDの情報を保持する。使用回数の項目は、対象のクーポンが対象の顧客により使用された(すなわち、クーポン管理システム10により自動的に適用された)回数の情報を保持する。
有効フラグの項目は、対象のクーポンが現時点で有効か否かを示すフラグの情報を保持する。例えば、対象のクーポンが有効期間外の場合や、対象のクーポンが消耗するタイプの場合で使用可能回数を使用し切ってしまった場合などに、当該フラグによって対象のクーポンを無効とすることができる。使用許可フラグの項目は、対象の顧客が、次回の決済時に対象のクーポンの使用を宣言している(すなわち、クーポン管理システム10による自動的な適用を許可している)か否かを示すフラグの情報を保持する。
このように、本実施の形態では、加盟店から当該加盟店のある顧客に対して複数種類のクーポンが重複して発行される(一人の顧客が複数種類のクーポンを保有する)ことを許容している。この場合、一人の顧客に対するクーポンの発行の重複(一人の顧客のクーポン保有数)が過大となることを抑制するため、クーポンの発行の際に、当該発行状況テーブル18に基づいて顧客毎のクーポンの保有数(重複数)を算出し、所定の数以上クーポンの保有が重複しないよう発行を制御してもよい。
なお、上述の図2〜図5で示した各テーブルのデータ構成(項目)はあくまで一例であり、同様のデータを保持・管理することが可能な構成であれば、他のテーブル構成やデータ構成であってもよい。
<処理の流れ>
図6は、クレジットカードの決済時にクーポンを適用してキャッシュバック情報を作成する処理の流れの例について概要を示したフローチャートである。ここでは、予め、加盟店の担当者が加盟店クライアント41を利用してクーポン管理システム10にアクセスして、対象の顧客の属性の条件および割引内容を指定してクーポンを発行しているものとする。また、クーポンの発行を受けた各顧客が、顧客クライアント51を利用してクーポン管理システム10にアクセスして、各クーポンについて次回のクレジットカードの決済時に自動的な適用を許可するか否かをそれぞれ指定しているものとする。
クーポン管理システム10のクーポン適用部12は、まず、設定情報14を読み込んで各種の設定情報を取得し(S01)、設定情報に従って、カード会社システム20にアクセスし、所定期間内の顧客による購買の記録である利用明細24がある場合にはこれを取得する(S02)。
この利用明細24に含まれる購買は、所定期間(例えば、クレジットカードの決済期間)内に顧客が行った過去の購買の記録・履歴であるが、これらの各購買が行われた際には、顧客によって使用するクーポンは選択されていない。すなわち、利用明細24には、これに含まれる各購買に対して適用されるクーポンを指定・選択する情報は含まれていない。本実施の形態では、このような、使用するクーポンを指定・選択せずに行われた所定期間内における過去の各購買に対して、その決済時に、適用可能なクーポンをクーポン管理システム10によりそれぞれ自動的に抽出し、キャッシュバック額が最大となるような好適な組合せを選択することにより、顧客が得られる利益を算出する。
具体的には、利用明細24を取得した後、利用明細24に含まれるクレジットカード番号毎に、顧客テーブル15を参照して顧客IDを特定し、発行状況テーブル18を参照して、対象の顧客に対するクーポンの発行状況を取得する(S03)。
その後、顧客毎に、利用明細24に含まれる各購買に対して、購買の内容とクーポンテーブル17に設定された適用条件とに基づいて適用可能なクーポンの組合せを全て抽出し(S04)、抽出した組合せ毎にクーポンを適用した際のキャッシュバック額の合計をそれぞれ算出する(S05)。
その後、顧客毎に、各組合せについてキャッシュバック額の降順でソートし(S06)、その最上位の組合せを、実際に適用するクーポンの組合せとして取得する(S07)。その後、最上位の組合せに係るキャッシュバック額に基づいて、カード会社システム20に対してキャッシュバックを依頼するためのキャッシュバック情報19を作成し(S08)、これをカード会社システム20に対して送信する。その後、最上位の組合せに係るクーポンが使用されたものとして、発行状況テーブル18における使用回数や有効フラグなどの内容を更新して使用状況を反映させ(S09)、処理を終了する。
以上に説明したように、本発明の一実施の形態であるクーポン管理システム10によれば、各加盟店が、顧客に対して電子的なクーポンを作成して発行することを可能とするとともに、各顧客に対して発行されたクーポンの情報を一元的に管理する。一方で、クレジットカード会社から月次等のタイミングで集計した各顧客についての利用明細の情報を取得し、利用明細中の各購買に対して、顧客が保有するクーポンのうち適用可能なものを自動的に使用したものとして割引額を算出する。さらに、全体での割引額を一括してキャッシュバックするよう依頼する情報を作成して、クレジットカード会社に対して送信し、キャッシュバックを依頼する。
その際、顧客が複数のクーポンを保有しており、各購買に対して適用可能なクーポンの組合せが複数存在するような場合に、キャッシュバック額が最大となるような好適な組合せを選択して適用する。このように、本実施の形態では、顧客は、自身に対して発行されたクーポンについて使用を許可するか否かの選択はするものの、クレジットカードを利用した購買を行う際に、当該購買に対して使用するクーポンの指定・選択を個別にすることなく購買を行う。このように行われた購買は、それぞれに対してどのクーポンが適用されるかが指定されない状態で利用明細24に記録され、決済時に、過去の各購買に対して、顧客により適用が許可されたクーポンの中から好適なクーポンの組合せが自動で選択される。これにより、顧客のクーポン使用の利便性を高め、加盟店にとっても、システム改変等の負担を増やさずに効果的なマーケティングのツールとして利用することが可能となる。
以上、本発明者によってなされた発明を実施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は上記の実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。例えば、上記の実施の形態は本発明を分かりやすく説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。また、上記の実施の形態の構成の一部について、他の構成の追加・削除・置換をすることが可能である。
例えば、上記の実施の形態では、対象のクレジットカード会社を1社としているが、複数のクレジットカード会社と提携可能とし、顧客が複数枚のカードを使用する構成とすることも可能である。この場合、例えば、加盟店が、発行するクーポンに対して使用可能なクレジットカード会社を限定できるようにしてもよいし、顧客がどのクレジットカードに対してどのクーポンを使用するかを設定できるようにしてもよい。
また、上記の各図において、制御線や情報線は説明上必要と考えられるものを示しており、必ずしも実装上の全ての制御線や情報線を示しているとは限らない。実際にはほとんど全ての構成が相互に接続されていると考えてもよい。
本発明は、クレジットカードの使用と連携したクーポンの発行や使用を管理するクーポン管理システムおよびクーポン管理プログラムに利用可能である。
10…クーポン管理システム、11…クーポン発行部、12…クーポン適用部、13…入出力部、14…設定情報、15…顧客テーブル、16…加盟店テーブル、17…クーポンテーブル、18…発行状況テーブル、19…キャッシュバック情報、
20…カード会社システム、21…保有者テーブル、22…利用明細テーブル、23…決済情報テーブル、
30…ネットワーク、
41…加盟店クライアント、42…加盟店端末、
51…顧客クライアント、52…クレジットカード。

Claims (7)

  1. 顧客を一意に特定する顧客識別情報を取得し、当該顧客による購買の情報と当該顧客とを紐づけて購買履歴情報管理装置に記憶させる購買記録装置を用いた購買と連携する電子的なクーポンを発行し、前記購買記録装置を用いた購買に対して適用可能なクーポンによる割引額を算出するクーポン管理システムであって、
    前記電子的なクーポンは、前記顧客が前記購買記録装置を用いた購買を行う仕組みに加盟する加盟店により当該加盟店の顧客に対して発行されるものであり、
    前記加盟店から前記加盟店の顧客に対して発行される複数のクーポンそれぞれに係る情報をクーポン記録部に記録し、各クーポンについて、発行条件に該当する顧客に対して当該クーポンを発行した旨の情報を発行状況記録部に記録するクーポン発行部と、
    前記購買記録装置を用いて行われた所定期間内の購買の決済時に、前記加盟店の顧客による所定期間内の前記購買記録装置での購買の記録である利用明細を取得し、前記発行状況記録部に記録された当該顧客へのクーポンの発行状況の情報に基づいて、前記利用明細に含まれる当該顧客の複数の購買のそれぞれに対して適用可能なクーポンの組合せを抽出し、抽出した組合せが複数ある場合に、前記複数の購買に対してそれぞれ適用した場合の割引額の合計が最大となるクーポンの組合せである最適組合せを選択するクーポン適用部と、
    前記決済に前記最適組合せを適用することにより得られる割引額であって合計が最大となる割引額を、前記顧客が前記購買記録装置を用いて行う購買の将来の決済で還元するキャッシュバック処理を行うキャッシュバック処理部と、
    を有する、クーポン管理システム。
  2. 請求項1に記載のクーポン管理システムにおいて、
    顧客の情報処理端末からの指示に基づいて、当該顧客に対して発行されている各クーポンについて、前記購買記録装置を用いた購買の次回の決済時に、各購買への適用の対象とするか否かの情報を前記発行状況記録部に記録し、各購買に対して当該顧客が使用するクーポンを顧客に選択させることなく前記最適組合せを選択する、クーポン管理システム。
  3. 請求項1または2に記載のクーポン管理システムにおいて、
    前記加盟店の情報処理端末からの要求は、発行するクーポンの割引額もしくは割引率の情報を含む、クーポン管理システム。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載のクーポン管理システムにおいて、
    前記加盟店の情報処理端末からの要求は、クーポンを発行する対象の顧客の属性の条件の情報を含む、クーポン管理システム。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載のクーポン管理システムにおいて、
    顧客に対して発行されるクーポンには再使用可能なクーポンが含まれ、
    前記クーポン適用部は、前記利用明細に含まれる顧客の各購買に対して割引額の合計が最大となる組合せに係るクーポンを適用した際に、当該各クーポンを適用した旨の情報を前記発行状況記録部に記録する、クーポン管理システム。
  6. 顧客を一意に特定する顧客識別情報を取得し、当該顧客による購買の情報と当該顧客とを紐づけて購買履歴情報管理装置に記憶させる購買記録装置を用いた購買と連携する電子的なクーポンを発行し、前記購買記録装置を用いた購買に対して適用可能なクーポンによる割引額を算出するクーポン管理システムとして機能するよう、コンピュータに処理を実行させるクーポン管理プログラムであって、
    前記電子的なクーポンは、前記顧客が前記購買記録装置を用いた購買を行う仕組みに加盟する加盟店により当該加盟店の顧客に対して発行されるものであり、
    コンピュータに、
    前記加盟店から前記加盟店の顧客に対して発行される複数のクーポンそれぞれに係る情報をクーポン記録部に記録し、各クーポンについて、発行条件に該当する顧客に対して当該クーポンを発行した旨の情報を発行状況記録部に記録するクーポン発行処理と、
    前記購買記録装置を用いて行われた所定期間内の購買の決済時に、前記加盟店の顧客による所定期間内の前記購買記録装置での購買の記録である利用明細を取得し、前記発行状況記録部に記録された当該顧客へのクーポンの発行状況の情報に基づいて、前記利用明細に含まれる当該顧客の複数の購買のそれぞれに対して適用可能なクーポンの組合せを抽出し、抽出した組合せが複数ある場合に、前記複数の購買に対してそれぞれ適用した場合の割引額の合計が最大となるクーポンの組合せである最適組合せを選択するクーポン適用処理と、
    前記決済に前記最適組合せを適用することにより得られる割引額であって合計が最大となる割引額を、前記顧客が前記購買記録装置を用いて行う購買の将来の決済で還元するキャッシュバック処理と、
    を実行させる、クーポン管理プログラム。
  7. 請求項6に記載のクーポン管理プログラムにおいて、
    顧客に対して発行されるクーポンには再使用可能なクーポンが含まれ、
    前記クーポン適用処理では、前記利用明細に含まれる顧客の各購買に対して割引額の合計が最大となる組合せに係るクーポンを適用した際に、当該各クーポンを適用した旨の情報を前記発行状況記録部に記録する、クーポン管理プログラム。



JP2014114095A 2014-06-02 2014-06-02 クーポン管理システムおよびクーポン管理プログラム Active JP5687791B1 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014114095A JP5687791B1 (ja) 2014-06-02 2014-06-02 クーポン管理システムおよびクーポン管理プログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014114095A JP5687791B1 (ja) 2014-06-02 2014-06-02 クーポン管理システムおよびクーポン管理プログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP5687791B1 true JP5687791B1 (ja) 2015-03-18
JP2015228167A JP2015228167A (ja) 2015-12-17

Family

ID=52822384

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014114095A Active JP5687791B1 (ja) 2014-06-02 2014-06-02 クーポン管理システムおよびクーポン管理プログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5687791B1 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101723662B1 (ko) * 2015-12-01 2017-04-06 허성호 음료 제공 서비스 방법 및 장치
WO2024034471A1 (ja) * 2022-08-12 2024-02-15 Ishin株式会社 クーポン提供システム、クーポン提供方法およびクーポン提供プログラム

Families Citing this family (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101732370B1 (ko) * 2015-08-25 2017-05-08 주식회사 펀플웍스 디지털 콘텐츠를 제공하는 방법, 서버 및 시스템
JP2017167841A (ja) * 2016-03-16 2017-09-21 コスモ石油マーケティング株式会社 クーポンを利用した割引処理システムおよび割引処理方法
JP2017204117A (ja) * 2016-05-11 2017-11-16 大日本印刷株式会社 クーポン配信装置及びクーポン配信プログラム
JP6767254B2 (ja) * 2016-12-20 2020-10-14 ヤフー株式会社 自動発注システム、自動発注方法、および自動発注プログラム
JP7174977B2 (ja) * 2017-05-17 2022-11-18 株式会社 エヌティーアイ 決済装置、方法、コンピュータプログラム
JP7017224B2 (ja) * 2017-08-16 2022-02-08 株式会社 エヌティーアイ 決済装置、決済方法、コンピュータプログラム、仮想貨幣データ生成装置、方法
JP6513861B1 (ja) * 2018-06-28 2019-05-15 ヤフー株式会社 情報処理装置、情報処理方法および情報処理プログラム
JP6616481B1 (ja) * 2018-11-12 2019-12-04 株式会社メルカリ プログラム、情報処理装置、及び情報処理方法
JP6889298B2 (ja) * 2019-03-20 2021-06-18 Kddi株式会社 情報処理装置及び情報処理方法
JP6909939B2 (ja) * 2019-03-20 2021-07-28 Kddi株式会社 情報処理装置及び情報処理方法
JP7189067B2 (ja) * 2019-04-03 2022-12-13 ヤフー株式会社 情報処理装置、情報処理方法および情報処理プログラム
JP7076507B2 (ja) * 2020-08-07 2022-05-27 楽天グループ株式会社 情報処理システム、情報処理方法およびプログラム
JP6868151B1 (ja) * 2020-12-21 2021-05-12 Kddi株式会社 決済処理方法及び決済処理装置
JP7346689B1 (ja) * 2022-09-30 2023-09-19 PayPay株式会社 情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラム

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003524237A (ja) * 1999-12-29 2003-08-12 カタリナ マーケティング インターナショナル,インク. 複数分割購入契約を作成し実行するシステムと方法
JP2004510211A (ja) * 1999-06-30 2004-04-02 カタリナ マーケティング インターナショナル,インク. 異なる場所で販売される相互売り込み商品およびサービスの自動化方法およびシステム
JP2006023864A (ja) * 2004-07-06 2006-01-26 Sony Corp 電子商取引システム,電子商取引サーバ,およびコンピュータプログラム。
JP2009163533A (ja) * 2008-01-08 2009-07-23 Culture Convenience Club Co Ltd サービスクーポン管理発行システム
JP2010165187A (ja) * 2009-01-15 2010-07-29 Sony Corp 電子クーポン処理システム
JP2013196059A (ja) * 2012-03-15 2013-09-30 Fujitsu Ltd 通信装置、通信プログラム、および、通信方法
JP2014092864A (ja) * 2012-11-01 2014-05-19 Nomura Research Institute Ltd クーポン管理システム、クーポン管理プログラム、およびクーポン管理方法

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004510211A (ja) * 1999-06-30 2004-04-02 カタリナ マーケティング インターナショナル,インク. 異なる場所で販売される相互売り込み商品およびサービスの自動化方法およびシステム
JP2003524237A (ja) * 1999-12-29 2003-08-12 カタリナ マーケティング インターナショナル,インク. 複数分割購入契約を作成し実行するシステムと方法
JP2006023864A (ja) * 2004-07-06 2006-01-26 Sony Corp 電子商取引システム,電子商取引サーバ,およびコンピュータプログラム。
JP2009163533A (ja) * 2008-01-08 2009-07-23 Culture Convenience Club Co Ltd サービスクーポン管理発行システム
JP2010165187A (ja) * 2009-01-15 2010-07-29 Sony Corp 電子クーポン処理システム
JP2013196059A (ja) * 2012-03-15 2013-09-30 Fujitsu Ltd 通信装置、通信プログラム、および、通信方法
JP2014092864A (ja) * 2012-11-01 2014-05-19 Nomura Research Institute Ltd クーポン管理システム、クーポン管理プログラム、およびクーポン管理方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101723662B1 (ko) * 2015-12-01 2017-04-06 허성호 음료 제공 서비스 방법 및 장치
WO2024034471A1 (ja) * 2022-08-12 2024-02-15 Ishin株式会社 クーポン提供システム、クーポン提供方法およびクーポン提供プログラム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2015228167A (ja) 2015-12-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5687791B1 (ja) クーポン管理システムおよびクーポン管理プログラム
US20210334833A1 (en) Transaction processing system
JP5542236B1 (ja) クーポン管理システムおよびクーポン管理プログラム
JP6598397B2 (ja) 情報処理装置、情報処理方法及びプログラム
EP3374956A1 (en) Systems and methods for processing loyalty rewards
US20140156368A1 (en) Systems and methods for providing credit to financial service accounts
JP2017097434A (ja) 異なるチャネルで販売される商品の販売情報を統合的に管理するシステム及び方法
JP2014137811A (ja) ポイントサービス装置、ポイントサービスシステム及びポイントサービス方法
US20160343024A1 (en) Customer reward systems and methods
JP7346650B2 (ja) 取得装置、取得方法及び取得プログラム
JP2023089044A (ja) 生成装置、生成方法及び生成プログラム
JP7121183B1 (ja) 提供装置、提供方法及び提供プログラム
JP7078777B2 (ja) 一般消費者向け持ち株会システム及び方法
JP2015156180A (ja) カード決済総合ネットワークのキャンペーン管理システムとアフィリエイト広告管理システムとが協働して広告閲覧者を実店舗に誘導するコンピューティング
JP6127246B2 (ja) 物々交換をクーポンを介して現金化するクーポン流通仲介システムおよびクーポン流通仲介装置
TW201327446A (zh) 網路平台信託交易方法及該網路交易平台
KR101306141B1 (ko) 맞춤형 할인 서비스 제공 서버 및 그 방법
CA2846601A1 (en) A system for processing, activating and redeeming value added prepaid cards
JP7457862B1 (ja) 店舗端末、制御方法及び制御プログラム
JP7141504B1 (ja) 提供装置、提供方法及び提供プログラム
JP7426533B1 (ja) 情報処理装置、情報処理方法、及び情報処理プログラム
JP7372431B1 (ja) 情報処理装置、情報処理システム、情報処理方法および情報処理プログラム
JP7320118B1 (ja) 情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラム
JP2018116501A (ja) 情報処理システム、情報処理方法および情報処理プログラム
JP6331172B2 (ja) 物々交換をクーポンを介して現金化するクーポン流通仲介システムおよびクーポン流通仲介装置

Legal Events

Date Code Title Description
TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20150120

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20150122

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5687791

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250