JP2003524237A - 複数分割購入契約を作成し実行するシステムと方法 - Google Patents

複数分割購入契約を作成し実行するシステムと方法

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JP2003524237A JP2001550657A JP2001550657A JP2003524237A JP 2003524237 A JP2003524237 A JP 2003524237A JP 2001550657 A JP2001550657 A JP 2001550657A JP 2001550657 A JP2001550657 A JP 2001550657A JP 2003524237 A JP2003524237 A JP 2003524237A
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Abstract

(57)【要約】 小売り品目に対して、複数分割購入契約を作成し契約の履行を監視する自動化された方法とシステム。最初に、顧客の以前の購入を分析するか、または、顧客に彼または彼女の使用状況を質問するかのいずれかによって、顧客の指定された期間に渡るある製品に対する要件を決定する。ついで、定期的な購入のスケジュールを決定して、顧客が契約期間の間にその製品に対する分割購入を行なうことによって、その製品に対する彼または彼女の必要性を満たすことができるようにする。分割購入は監視され記録され、顧客が契約の条件を遵守しているかどうかが決定される。顧客は契約を破っていれば追加のコストを負うことがあり、契約を満足させていれば特典を受けることもある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は一般に、複数分割購入契約(複数購入分割払い契約、 multiple purch
ase installment contract)を作成し履行を監視する自動化された方法とシステ
ムに関し、より具体的には、電子通信と自動化されたデータ処理装置を使用して
契約の作成と履行の監視に関するタスクを実行する自動化された方法とシステム
に関する。
【0002】
【背景技術】
製品のプロモータは多くの技法を使用してブランド忠実度を高め、特定の製造
業者の製品を消費者により多く購入させるインセンティブを提供している。ある
製造業者の製品をより多く購入するように顧客に促す一般的な技法の1つは、単
位量あたりでより安い価格で多くの量のパッケージを提供することでる。また、
製造業者はたとえば、「6パック」のビン入り飲料または他の品目など、製品の
複数パッケージを単一のパッケージに組み合わせて販売することもある。
【0003】 ある製造業者の製品をより多く購入するように消費者を促すさらなるステップ
は、いわゆる、「会員制大型ディスカウントショップ」である。会員制大型ディ
スカウントショップは典型的には、非常に大量を含むパッケージになっている製
品のみを提供する。会員制大型ディスカウントショップは典型的には、これらの
品目を他の小売業者で入手可能であるより単位量あたりで安いコストで提供して
顧客にこれらのより大きなパッケージを買うように促す。会員制大型ディスカウ
ントショップによって販売用に提供される品目は、単一の大きなパッケージにな
っていることもあり、または、会員制大型ディスカウントショップは、1つの「
品目」に組み合わせられたより小さな入れ物を含む1つの「品目」を提供し、顧
客はその1つの品目を全体として買わなければならないこともある。後者の品目
の例は、会員制大型ディスカウントショップが提供する有利な価格を受けるため
に、顧客が買わなければならない、従来サイズの歯磨き粉チューブの10個入り
パッケージを含む。顧客に大量の製品のパッケージを購入するように求めること
は、製品が単位あたりでは割引されたコストで購入できても、大量に購入するた
めに顧客は大金を費やすことが求められるという欠点を有する。顧客に製品の大
量のパッケージを購入するように求めることはまた、顧客に大きなパッケージを
保存することを求めるため顧客に不便を感じさせ、また、ほとんどの家庭では通
常は大量の生鮮食品を短期間に消費することはないので、この技法の生鮮食品へ
の応用は限られている。
【0004】
【発明の開示】
本発明の目的は、製品のプロモータが、特定の事業体によって生産されるかま
たは販売促進される製品に対して、複数分割購入契約を顧客に提供できるように
することであり、この契約の条件は顧客のニーズに対してカスタマイズされる。
【0005】 本発明の別の目的は、製品のプロモータが、1つまたは複数の契約のオファー
を顧客に行なうことができるようにし、顧客が電子通信を使用した自動化された
システムを介して契約のオファーを受諾することができるようにすることである
【0006】 本発明のさらなる目的は、製品のプロモータが特定の顧客によるある製品の複
数購入を含むと予想される期間に渡って、その製品に対するその顧客の要件を決
定できるようにする方法とシステムを提供することである。
【0007】 本発明のさらに別の目的は、製品のプロモータが、複数分割購入契約の下で顧
客が行なった複数分割購入を自動的に監視し、その顧客が契約を遵守しているか
違反しているかを自動的に決定できるようにすることである。
【0008】 本発明はこれらの目的およびさらなる目的を、契約の条件を決定し、契約を提
供し、顧客がその契約を受諾したことを受け取り、契約の下で行なわれた購入を
監視し、顧客が彼または彼女の契約の下で要件を満たしているかどうかを決定す
るために必要な動作を実行し、また、契約を満足させたことに対して特典を適用
し、違反したことに対して追加のコストを適用できる、自動化された方法、シス
テム、およびコンピュータプログラム製品を提供することによって達成する。
【0009】
【発明の実施の形態】
本発明は顧客に複数分割で製品を購入することを求める契約を、顧客が結べる
ようにする自動化された技法を提供する。製品は製造業者のブランドおよび製品
タイプに関して指定される。本発明はさらに、複数分割購入契約を結んだ顧客が
行なった購入を自動的に監視し、顧客が契約の条件を満足させているかどうか、
またいつ満足させたかを決定する。好ましい実施形態は、1)本発明が必要とす
るデータ処理を実行するサーバ、2)顧客がシステムと相互作用できるようにす
る電子通信端末、および、3)顧客が製品を購入する小売業者、という3つの概
念上の構成要素を使用する。本発明の種々の実施形態は、これらの構成要素を単
一のデバイスの中に組み合わせることもできるし、または、本発明を実装するシ
ステムの異なるデバイスの間で、処理を異なるように分割することもできること
は明らかであろう。本発明の範囲に含まれる小売業者は、物理的な小売業者の場
所と、ワールドワイドウェブ上で小売り販売を行なうインターネットの小売業者
の両方を含むが、これらに限定されるものではない。
【0010】 本発明は、特定の製品の販売を促進するための、製品のスポンサと小売業者の
間の共同の努力を介して運用できる。製品のスポンサは、製造業者または卸売業
者など、製品の販売を促進することに関心のある事業体である。複数分割購入契
約の対象となる製品は、その製品の売り上げを増加させるか促進しようとする製
品のプロモータがいるため、本明細書では「プロモーション製品」と呼ばれる。
本発明は、特定のブランドの製品または、特定の製造業者によって生産された製
品を販売促進するために使用することができる。本発明を実装するシステムによ
って作成される契約は、顧客に、プロモーション製品を指定された小売業者から
購入するように求めることができるが、顧客に小売業者を選択する融通性を与え
ても本発明は同じようにうまく機能し、顧客にとってはより魅力的である。
【0011】 好ましい実施形態を図を参照して説明するが、図の中で同様な数字を付けられ
た要素は、同じ機能または同様な機能を果たす。図1は、本発明を実装するシス
テムの構成要素を示す。サーバ101は、本発明が必要とする処理を実装するよ
うにプログラミングされたコンピュータである。好ましい実施形態では、サーバ
101は、本発明の方法を実装するために必要なデータを含むデータベースを維
持する。サーバ101は通常は、製品の製造業者、卸売り業者、または、本発明
を実装するシステムを運用するサービスを提供する独立した運営など、小売業者
から独立した事業体によって運営される。本発明を実装するサーバ101とシス
テムの他の構成要素は、複数の小売業者と複数スポンサに契約関係を有する、独
立した組織が運用してもよい。本発明を実装するシステムを運用する独立した組
織は、顧客に、製品を購入する小売業者の選択権を与え、同時に、複数のスポン
サからの製品のより広い選択肢を提供する。
【0012】 好ましい実施形態を使用する顧客は、電子通信インタフェースを介してサーバ
101と通信し、好ましい実施形態では電子通信インタフェースは、電子通信リ
ンク112、端末102、および、プリンタ103とIDリーダ104など、端
末102に接続されたオプションのデバイスとを備える。電子通信端末102は
、電子通信リンク112によってサーバ101と双方向的に通信し、顧客に情報
を表示する表示画面と、キーボード、タッチスクリーンインタフェース、または
マウス駆動型セレクタなどのユーザ入力設備とを備え、顧客は、情報を入力する
かまたは、表示画面上でオプションを選択するかのいずれかで、情報を入力する
ことができる。電子通信端末102は、オプションのプリンタ103を有するこ
ともあり、オプションのプリンタ103は、端末102を使用する顧客のために
文書を印刷するために使用される。プリンタ102によって生成される文書は、
顧客に興味のある情報を含んでいてもよいし、契約の対象である、続く製品の購
入に関連して顧客の識別として使用できる文書でもよい。端末102はまた、端
末が顧客の識別を決定することのできる、オプションの顧客IDリーダ104を
有していてもよい。IDリーダ104は、典型的には顧客IDリーダ109と同
様であり、通常は、本発明を実装するシステムが作成した契約の下で購入を行な
う時に小売業者において顧客が使用する識別を読み取るために使用される。
【0013】 端末102は、電子通信リンクとしての機能を果たすインターネットに接続さ
れ、ワールドワイドウェブブラウザとして使用されるパーソナルコンピュータで
あってもよく、端末102は、サーバ101によって電子通信リンクを介して顧
客の電子メールアドレスに送信される電子メールを読むために使用されるパーソ
ナルコンピュータであってもよく、または、端末102は、公共の場所にあり、
公共の使用が可能な自動キオスクにあってもよい。端末102とサーバ101は
、当業者に知られているように、1つまたは複数の通信方法を介して、電子通信
リンク112上で双方向的に通信する。顧客は、たとえばワールドワイドウェブ
インタフェース上など同じ電子通信インタフェースを介してサーバ101に情報
を通信しサーバ101から情報を受信してもよいし、または、情報をワールドワ
イドウェブインタフェースから受信し、電子メールを介して情報をサーバ101
に送信するなど、異なるインタフェースを介してサーバ101に情報を通信しサ
ーバ101から情報を受信してもよい。自動キオスクは、小売業者の中の便利な
場所、または公共に便利な他の場所に置いてもよい。自動キオスクはまた、オプ
ションのIDリーダ104を内蔵して、端末102を使用する顧客をより速く識
別することによって、顧客の相互作用を最小にするように設計することができる
【0014】 本発明を実装するシステムは、複数の小売業者と相互作用することができる。
この複数の小売業者は、説明のために、同じ小売りチェーンの一部として運営さ
れる個別の小売業者から成り立っていてもよいし、または、複数の小売業者は本
発明を実装するシステムと相互作用していることを除いては関係のない小売業者
から成り立っていてもよい。各小売業者は、小売業者POS(販売時点)システ
ム108を備え、POSシステム108は小売業者が使用して、顧客の注文およ
び顧客の購入に対する顧客の支払いのチェックアウトを含む、購入取引の間の顧
客の購入を処理する。小売業者のPOS108は本質的に、小売業者のチェック
アウトステーションで使用される機器を含み、複数のチェックアウトステーショ
ンを伴う小売業者は、複数のチェックアウトステーションの各々にある、対応す
る小売業者POS機器を有することになる。インターネットに基づく小売業者、
すなわち、顧客がインターネットまたは他の電子通信ネットワーク上で相互作用
することができ、インターネット上または他の通信手段で受信された顧客の注文
に応答して、購入された製品を顧客に送る小売業者は、この明細書で指定され、
小売業者POS108によって実行される機能と同様な機能を実行するシステム
を使用できる。
【0015】 好ましい実施形態の小売業者POS108は、顧客の識別を自動的に読み取り
、顧客を識別する電子的に可読なデータストリームを提供するために使用される
顧客IDリーダ109に接続される。好ましい実施形態は、印刷されたバーコー
ドに符号化された顧客識別の使用を介して顧客を識別する。顧客は、印刷された
バーコードを有するカードまたは他の文書のいずれかを持ち運び、自分のカード
または文書を小売業者POSのオペレータまたは顧客IDリーダ104自体に提
示する。オペレータはついでバーコードを伴う顧客識別を顧客IDリーダ104
に提示し、バーコードが読み出される。
【0016】 本発明が使用する顧客識別は、小売業者の得意客プログラムに関連づけられた
識別であってもよい。小売業者の得意客プログラムは、各購入の間に識別を提示
した顧客にインセンティブを提供する。得意客プログラムは、各顧客が購入した
品目のリストを記録することができ、記録されたリストはさらに、顧客識別と関
連づけることができる。特定の顧客に関して記録された購入選択品の累積を小売
業者が分析し、その顧客の購入パターンを決定することができる。独立した組織
が運営し本発明を実装するシステムも、小売業者の特定の得意客カードを使用し
て購入を行なう顧客を識別することができる。このようなシステムは、得意客カ
ード番号と小売業者の識別を顧客データのデータベース107の中に記録する。
小売業者POS108は小売業者自体の識別と共に顧客識別をサーバ101に送
信し、サーバ101は受信した顧客の識別と小売業者の識別を、顧客データのデ
ータベース107に記憶されたデータと比較して、顧客を一意的に識別する。
【0017】 インターネットの小売業者は、種々の方法で顧客を識別することができる。イ
ンターネットの小売業者は、顧客に、端末102を介したユーザインタフェース
上で得意客会員番号を提供してもらうこともできるし、または、インターネット
の小売業者は、インターネットの小売りショッピングの性質から考えて、顧客が
より容易に提供することのできる、他の識別情報を使用することもできる。イン
ターネットの小売業者が使用して顧客を識別することのできる識別情報の例は、
次の情報を単独または組み合わせて使用することを含むが、これらに限定される
ものではない。a)顧客の名前とメールアドレス、b)顧客の支払い口座の番号
、c)顧客が使用するワールドワイドウェブブラウザに送信されるクッキー。
【0018】 好ましい実施形態の小売業者POSはまた、スキャナ110に接続される。ス
キャナ110は、小売業者が販売する品目の上に印刷されるか接着されているバ
ーコードを自動的に読み出すために使用される。これによって、小売業者は、顧
客が購入している品目を迅速に決定し、顧客に要求される合計の支払いを決定す
るチェックアウト場所を有することができる。スキャナが生成するデータを使用
して、その取引において購入された品目のマシン可読リストを作成することがで
きる。このマシン可読リストはついで、顧客IDリーダ109によって読み取ら
れた顧客識別と関連づけて、購入履歴データベース105の中に記録し、後から
分析して顧客の購入パターンを決定することができる。購入履歴データベース1
05に累積されている複数の購入取引データを分析し、各顧客が種々の製品を消
費する速度を決定することができる。
【0019】 本発明の好ましい実施形態は、顧客IDリーダ109の使用を介した顧客の識
別の電子的に可読な形態と、スキャナ110の助けで生成された顧客の購入品の
電子的に可読なリストとを生成するように設計された小売業者POS108を使
用する。小売業者POS108は、このデータとデータのフォーマットを決定し
、顧客識別と購入の記述をサーバ101に通信する。小売業者POS108は小
売業者通信リンク113を介してサーバ101に通信する。小売業者通信リンク
113は、当業者に知られているように、ダイアルアップ電話線、パケット交換
網など、小売業者とサーバ101の間の任意の通信リンクであってよい。
【0020】 サーバ101は、次に説明する処理を実行して購入データを蓄積し、顧客の購
入パターンの決定をサポートし、顧客が行なった購入が、本発明を実装するシス
テムが作成し監視する契約の資格のある分割購入を含むかどうかを決定する。次
に説明するように、小売業者POS108から受信されたデータは、サーバ10
1が維持するデータベースに記憶される。
【0021】 本発明の方法を使用する契約を作成し履行を監視する処理ステップは、図2に
示されている。この方法はステップ201で、指定された期間に渡って特定の製
品に対する顧客の要件を推定することによって開始する。特定の製品に対する顧
客の要件が推定される期間は、本発明を実装するシステムの構成によって設定さ
れるが、このシステムでは、顧客が、範囲内の期間の組または任意の期間から選
択することができる。顧客の要件を推定する期間は、本発明が作成するべき契約
の期間でもあり、契約のスポンサが設定した期間に基づき、その期間に渡って顧
客にかなりの量の製品を買わせられるほど十分に長いが、しかし、長すぎて顧客
にとって魅力的でなかったり、スポンサの側にコスト増大の高いリスクを負わせ
るほど長すぎてはならない。より多くのプロモーション製品が契約の期間に渡っ
て購入されるため、スポンサは、より長い期間を伴う契約に対してより安い価格
を提供したいと思うであろう。
【0022】 好ましい実施形態は、2つの方法のうち1つで、指定された製品に対する顧客
の量的な要件を推定する。顧客の要件を推定する他の方法を使用することもでき
、これも本発明の範囲内である。顧客の要件を推定するために使用される1つの
方法では、所定の期間の間の複数の購入取引に渡ってその顧客が行なった以前の
購入を分析し、同じ期間または異なる期間に渡るその顧客の将来の要件を推定す
ることである。好ましい実施形態では契約を作成する前と作成した後の両方で、
すべての購入取引の間に顧客の識別を読み出し、ついで、これらの購入の記述を
、顧客識別と関連づけて購入履歴データベース105に記憶する。ついで、購入
履歴データベース105は、複数の購入取引の間に行なわれた顧客の製品購入の
記述を記憶し、ついでこの累積された購入履歴データを分析して顧客の購入パタ
ーンを識別する。ついで顧客の購入パターンは特定の製品に関する顧客の使用速
度を推定する基礎とすることができ、顧客の要件は、これらの推定された使用速
度に基づいて推定できる。
【0023】 以前の購入を分析して、プロモーション製品に関する顧客の使用速度を推定す
ることは、本明細書では、「ベース製品」(base products,基本となる製品)と呼
ばれる選択された製品の分析によって行なうことができ、ベース製品の消費はプ
ロモーション製品に関連する。プロモーション製品の各々は、サーバ101が以
前の購入を使用してプロモーション製品に関する顧客の消費速度を推定する、関
連づけられた「ベース製品」の組を有する。顧客が分割購入契約を結びたいと思
うプロモーション製品を識別すると、サーバ101はその顧客の識別と関連づけ
られて記憶され、購入履歴データベース105の中に記憶されている以前の購入
を検索し、その顧客による、プロモーション製品に関連するベース製品の以前の
購入を識別し、プロモーション製品に対するその顧客の要件を推定するために必
要な処理を実行する。
【0024】 ベース製品に関するある顧客の購入履歴を観察することによって、プロモーシ
ョン製品に関するその顧客の消費速度を推定する例は、同じ製品カテゴリのある
製品をその顧客がどれくらい消費するかを観察することである。洗濯用洗剤とい
う製品カテゴリの例では、ある顧客が6カ月の期間にどれくらい洗濯用洗剤を買
ったかが観察され、顧客の「1カ月あたり」の平均消費を推定し、これと将来の
期間の月数を掛け合わせる。プロモーション製品と同じ製品カテゴリの中にある
製品はプロモーション製品と同等の製品であるが、製品は任意のブランドであっ
てよく、また、液体洗剤と粉石鹸など同様な品目であってもよい。他の例は、プ
ロモーション製品の要件の推定を、関連するカテゴリの製品の購入に基づかせる
。関連するカテゴリの購入に基づいて要件を推定する例は、購入されたおむつの
量を観察し、家族の中の乳児の数とおよその年齢を決定することによって、その
家庭のベビーフードに対する要件を推定することを含む。
【0025】 指定された時間に渡る顧客の要件を推定する代替の方法は、顧客が入力するデ
ータを介する。この代替の方法は、図3に示され、次の図3の論議の中で説明さ
れる。
【0026】 本発明は、顧客が複数分割購入契約で買いたいと思う、プロモーション製品(
複数可)を顧客に指定してもらうことによって動作することもできる。これらの
実施形態では、顧客は、製品カテゴリ、合計量(合計量は、指定された数の期間
に渡って購入すべき周期的な量として提示することもできる)、および、可能性
としては他の契約条件を提供することができる。顧客が提供する、プロモーショ
ン製品の詳細または他の契約条件に応答して、サーバ101は、顧客に、指定さ
れた製品をサーバ101のプログラミングによって決定された価格で販売すると
いう契約のオファーで応答する。顧客が提供した詳細に応答してスポンサの契約
条件を選択するプログラミングも当業者であれば容易に設計、開発できるであろ
う。
【0027】 特定の製品に対する顧客の要件の推定が一度生成されると、1つまたは複数の
分割販売契約の契約条件がステップ202で決定される。本発明が作成する複数
販売分割契約の一部となるべき契約条件は、契約のスポンサによって指定される
が、サーバ101を介してスポンサが提供する契約条件を指定して、スポンサが
指定した要因に基づいて変えてもよい。スポンサは、契約期間、または、顧客が
契約の下で購入する製品の合計量に依存する、異なる契約条件を指定することも
できる。またスポンサは、購入履歴データベース105に含まれるデータの分析
から導出される顧客の観察された購入パターンに基づいて、異なる契約条件を指
定することもできる。 本発明のシステムは、ステップ202で顧客の購入の好
みを分析し、契約条件が依存する顧客の購入パターンを決定することを含んでも
よい。契約条件を変える基礎としてもよい購入パターンの例は、ブランド購入挙
動を示す顧客の購入パターン、すなわち、彼または彼女が過去に、スポンサのブ
ランドの特定の製品カテゴリのみを購入しているという購入パターンを含む。こ
のような顧客がブランド忠実度を過去に示していた場合、顧客はこのブランドを
将来も購入しつづけると思われるため、スポンサはその顧客にあまり好意的な契
約条件を提供したいとは思わないであろう。顧客のブランド購入挙動が、彼また
は彼女が過去に種々のブランドを購入していること、または、他のブランドのみ
を購入していることを示した場合、スポンサはより好意的な契約条件を提供して
、契約の間はスポンサのブランドのみを購入するように顧客に促そうとするであ
ろう。スポンサが指定する契約条件はまた、ステップ201で顧客に期間の選択
肢が与えられている場合、契約の期間に基づいて変わる場合もある。スポンサが
顧客に提供したい契約の条件を変える場合のある他のパラメータは、スポンサが
容易に定義することができ、ステップ202で決定され、顧客に提供する契約の
条件を決定する。契約のオファーは、契約の下でのすべての購入を指定された小
売業者から行なうことを顧客に求める契約条件を含んでいてもよい。
【0028】 ステップ202で決定される契約条件は、契約を満足させるために顧客が行な
わなければならない購入に対する種々の要件と制限を含んでいてもよい。契約条
件は、契約の種々の期間、購入しなければならないプロモーション製品の量、ま
たは、購入しなければならない分割の数を定義することができる。また契約は、
指定された数の分割を必要とする場合もあるか、または、 任意の数または大き
さの分割で契約の期間に渡って固定された合計購入量を購入することを可能にす
る場合もある。契約は、契約の期間の間に顧客が購入しなければならない製品セ
ット全体を指定する。製品セット全体は固定された量であってもよいし、契約は
、指定された範囲内の量のプロモーション製品を購入することを求め、スポンサ
に最小の売上を保証し、顧客は最小量以上で指定された最大量より少ない量を契
約価格で購入することができるようにするだけでもよい。1つの契約だけが受諾
できる命令を伴ういくつかの契約を顧客に提供し、顧客が契約を選択して受諾し
てもよい。
【0029】 契約条件が決定すると、本発明ではステップ203で1つまたは複数の契約の
オファーを顧客に通信する。好ましい実施形態のサーバ101は、契約条件を組
み合わせ、顧客に表示すべき情報を定義する。ついでサーバ101は、顧客に表
示すべき情報を端末102に送信する。上記のように端末102は、顧客に情報
を表示するために使用され、顧客はリアルタイムで相互作用してさらに情報を表
示することを選択するかまたは、彼または彼女に入手可能な選択肢を修正するよ
うに決定することができるワールドワイドウェブブラウザまたは自動キオスクで
あってよい。端末102はまた、サーバ101によって生成され、契約のオファ
ーを含み、さらに多い情報を受信するかオファーを受諾する方法を顧客に示す、
電子メールメッセージを表示することもできる。
【0030】 ついでプロセスはステップ204に進み、ここでは顧客はステップ203で通
信されたオファーのうち1つを受諾してもよいし、受諾しなくてもよい。ステッ
プ203で多数の契約が顧客に提供されている場合、顧客はこれらの契約のオフ
ァーのうちから1つを選択して受諾することができる。提供されている契約が1
つだけの場合、顧客はその契約のオファーを受諾するように選択することができ
る。顧客が契約のオファーを受諾することを断った場合、処理は終了し、顧客は
契約を結ばない。顧客が契約のオファーを受諾することを選択した場合、顧客に
契約の条件の下で指定された製品の指定された量を購入するように求める分割購
入契約が作成される。サーバ101は、契約の定義を契約データベース111に
記憶し、顧客の将来の購入を契約の要件と自動的比較し、顧客が契約を遵守し満
足させているかを自動的に監視し決定できるようにする。ステップ204の処理
はさらに、顧客に個人情報を提供することを求めて小売業者と顧客の通信を促進
するか、または、方向づけられたプロモーションを顧客に提供できるようにする
こともある。顧客は、彼または彼女の住所、年齢などの人口学的なデータ、家族
の人数と家庭のペットのタイプなどを提供するように求められるか促される場合
もある。受諾の時に追加コストを請求する口座を提供してもよい。サーバ101
は、たとえば以前の契約を作成する時、または、顧客が得意客カードに署名した
時と共に情報がすでに収集されている場合、この情報を顧客の識別と関連づけて
記憶してもよい。
【0031】 本発明が作成する契約は、顧客が契約を完全に実行しなかった場合に、追加の
コストを顧客に請求することもできる。このような契約は通常、顧客に、指定さ
れた合計量を購入するという約束の見返りとして、顧客に割引価格で分割購入を
行なってもらう。顧客がその指定された量を購入しない場合、この追加コストが
割引の分をスポンサに補償する。顧客が契約条件を満足させない時に追加コスト
が適用される場合、顧客は、追加コストを請求できる口座番号を提供するように
求められる場合もある。この口座番号は、ステップ204の受諾プロセスの一部
として要求してもよい。顧客が契約のオファーを受諾できる端末101で表示さ
れるデータによって、顧客はこの口座番号を入力し顧客データベース107に記
憶させることができる。
【0032】 契約の期間は決定ステップ204で契約を作成した直後に開始してもよいし、
契約は、契約を作成した後の指定された時に開始してもよい。契約が作成され契
約期間が開始すると、顧客は契約の下で分割で購入することができる。契約の下
の購入はステップ205で行なわれる。購入の間、顧客は彼または彼女の識別を
提示するが、識別は、顧客の支払い口座を識別するデバイス、得意客カード、契
約の作成時または契約作成に続く契約期間の間に顧客が端末102を使用した時
にプリンタ103が顧客に対して印刷する識別、または、小売業者が使用し顧客
IDリーダ109が読むことのできる任意の識別であってよい。好ましい実施形
態ではこれらの購入は小売業者において発生し、小売業者POS108によって
決定され電子的に可読な記述になるが、小売業者POS108も顧客IDリーダ
109および/またはスキャナ110を使用して顧客およびその顧客が購入した
製品を識別する。顧客がマシン可読識別を提示するすべての購入取引に関して、
好ましい実施形態の小売業者POS108は、顧客識別と、購入された品目の記
述である電子的に可読な購入の記述を、顧客の購入が終了した後にサーバ101
に送信する。サーバ101は購入の記述と顧客の識別を受信すると、契約データ
ベース111を確認し、その顧客の識別と関連して任意の分割契約が記憶されて
いるかどうかを決定する。サーバ101は、顧客の購入時をカバーする履行期間
を伴う任意の分割購入契約の記述を検索する。サーバ101はついで、顧客の購
入を、この顧客に関して検索された契約の要件と比較し、任意の購入が検索され
た契約のうち1つの分割購入としての資格があるかどうかを決定する。サーバ1
01は、購入を記述するデータを契約の条件と比較して、この購入が分割の一部
かどうかを決定する。購入が分割の一部である場合、購入はプロモーション製品
購入データベース106の中に記憶される。契約の条件が、資格のある品目の購
入に対して割引を提供することを求めている場合、たとえば、契約によって、プ
ロモーション製品の各購入に対して1ドルの割引を適用することが提供されてい
る場合、サーバ101はこの割引を小売業者POS108に通信し、小売業者P
OS108はこの割引を適用する。好ましい実施形態のサーバ101はまた、小
売業者POS108から受信された全記述の各々を購入履歴データベース105
の中に記憶し、以前の購入を分析してその顧客が示した購入パターンを決定する
ことをサポートする。
【0033】 顧客が複数分割契約の下の購入に対して割引を受ける場合、割引は多くの方法
で提供できる。上記のように、製品の購入価格に直接割引を提供することもでき
る。直接割引とは別の方法としては、将来の訪問の時に使用できるクーポンなど
の割引証明書を顧客に提供することが含まれる。割引証明書は、顧客に、任意の
製品の購入に対する割引を与えるものであってもよいし、または、証明書は顧客
が指定された製品を購入した時に割引を与えるだけであってもよい。小売業者P
OS108は、契約の下で購入が行なわれたことに応答してこのような証明書を
印刷するように構成することができる。
【0034】 サーバ101は、契約データベース111とプロモーション製品の購入データ
ベース106を定期的に確認して、複数分割購入契約を顧客が満足させているか
、または、任意の契約の期間が終わったかどうかを決定することができる。ステ
ップ206はこの定期的な確認を示すが、確認を各購入の後に実行して、合計の
契約購入量の要件が満足させられているかどうかを決定することもできる。現在
未決定の契約と顧客の購入の定期的な確認を顧客の購入から独立して発生させ、
契約の期間が終了したかどうかを決定することもできる。代替の実施形態では、
周期的な確認だけを実行し、各顧客の購入に続いて契約を遵守しているかどうか
を確認する、図2の好ましい実施形態に示された処理を実施しない場合もある。
顧客が契約の要件全部を満たす製品を購入していない場合、または、契約期間が
終了していない場合、サーバ101は、顧客がさらに製品を買うまで、契約の期
間が終了したかどうかを定期的に決定する以外には、この顧客に対する別の処理
は行なわない。
【0035】 ステップ206の処理で、顧客が契約で求められている量全部を購入したこと
が決定されるか、または契約の期間が終了した、すなわち、契約が完了したこと
が決定された場合、処理はステップ207に進む。ステップ207では、サーバ
101は顧客が契約の条件をすべて満足させたかどうかを決定する。契約が満足
されている場合、処理はステップ208に進み、ステップ208ではサーバ10
1は契約の条件を確認して、契約が満足されると顧客に特典を与えることが必要
であるかどうかを決定する。顧客に契約を結ぶように促すものは、各購入に割引
価格を提供することの追加としてまたは割引価格を提供する代わりとして、払い
戻しまたは他の価値ある品目(item of value)などの特典を顧客に提供するこ
とであってもよい。このような特典が提供される場合、処理はステップ211に
進み、特典が提供される。ステップ211で提供される特典の例は、顧客データ
ベース107に記憶された顧客の住所に小切手を郵送すること、顧客データベー
ス107の中で識別されたクレジットカード口座または銀行口座にクレジットを
提供すること、または、価値ある品目への証明書を顧客の住所に郵送することを
含む。
【0036】 ステップ207で、契約の条件が満足されていないことが決定された場合、処
理はステップ209に進む。この時点では、契約は満足されていない。契約の条
件で、契約を完全に実行していないために追加のコストを顧客に請求することを
要求してもよい。ステップ209では、契約データベース111から検索された
契約の条件を確認し、このような追加のコストを請求すべきかどうかを決定する
。適用すべき追加のコストがない場合、この契約に関する処理は完了する。追加
のコストを適用すべき場合、処理はステップ210に進み追加のコストを適用す
る。追加のコストは、顧客が行なわなければならない支払いであってもよいし、
または、追加のコストはその顧客に将来提供する有利な契約を少なくすることを
含む、顧客に適用する任意のコストの形態をとってもよい。追加のコストを請求
した後、この契約に関する処理は完了する。
【0037】 図3はさらに、ステップ201で実行され、指定された期間に渡る、ある製品
に対する顧客の量的な要件を推定する自動化された計算プロセスが使用するデー
タを顧客が入力することのできるオプションの処理を示す。顧客は電子通信イン
タフェースを介してデータを入力するが、電子通信インタフェースはワールドワ
イドウェブディスプレイ、端末102と電子通信リンク112を使用する電子メ
ールであってもよく、または同様な通信装置を使用してもよい。電子通信インタ
フェースは、端末102とサーバ101の間の他の通信に使用されるインタフェ
ースと同じであってもよいし、または、電子メール通信など別のインタフェース
を使用してもよい。図3の処理はステップ301で始まり、ステップ301では
、顧客は製品を購入したい小売業者を選択する。異なる小売業者が異なるプロモ
ータと協力でき、複数分割購入契約に関して異なる小売業者で異なるブランドが
入手可能であるという事実のために、小売業者の選択が必要となる場合がある。
本発明が提供する契約は特定の小売業者に限定しなくてもよく、このような場合
、顧客は小売業者を識別することは求められない。顧客は、彼または彼女に提示
されたリストから小売業者の明示的な選択を行なってもよいし、または、特定の
小売業者の中に配置された店内の自動キオスクである端末102を使用すること
によって、小売業者を暗示的に選択してもよい。小売業者はまた、端末102を
使用して、契約を提供し特定の小売業者と関連するワールドワイドウェブページ
を表示することによって、暗示的に選択することもできる。
【0038】 次に顧客はステップ302に進み、ここで彼または彼女は興味のある製品を選
択することができる。端末102は、顧客が選択できる製品リストを表示するこ
とができる。一覧される製品は通常は、製品を販売促進するスポンサを有する製
品によって決定されるので、顧客にとって有利な契約条件を伴う複数分割購入契
約の下で購入できる。顧客はたとえば洗濯用洗剤などのカテゴリによって製品を
選択してもよいし、または製品の特定のブランドによって選択してもよい。
【0039】 一度製品を選択すると処理は303に進み、ここで顧客は、顧客が所与の期間
の間に使用する、ステップ302で選択された製品の量をサーバ101が推定で
きるようにするデータで質問に答えるように促される。このステップはまた、選
択された製品を購入すると約束したい期間の長さに関する情報を提供するように
顧客に促すことも含んでいてもよい。期間は、顧客による直接の照会と選択によ
って選択することもでき、または、たとえば、顧客に彼らの子供の年齢に関して
聞き、これによって顧客がおむつに対して有する需要のタイプと期間を決定する
など間接的な質問を使用することもできる。使用速度は、1週間にその家庭が洗
濯する洗濯物の量に関して聞くことによって洗濯用洗剤の使用量を推定するなど
、顧客の習慣に対する問い合わせによって決定することもできる。顧客が要求さ
れた情報を入力すると、サーバ101は対象製品について顧客の推定される使用
速度を計算する。
【0040】 図4は、顧客が契約のオファーを受諾するステップ204で実行される処理を
より詳細に示す。顧客は、ステップ401でオファーを受諾するかどうかを決定
する。顧客がオファーを受諾しない場合、処理はここで完了する。顧客が契約の
オファーを選択しない場合処理はステップ402に進み、ここで顧客はオファー
を受諾する肯定的なステップを実行し、これによって契約を作成する自分の同意
を示す。ステップ402で顧客がとった肯定的なステップは、たとえば、端末1
02の設備を使用して顧客が指定された一連のステップを実行するように(たと
えばワールドワイドウェブページの「ボタン」を「クリックする」など)端末1
01上のワールドワイドウェブページの表示を操作することと、又は、返信の電
子メールをサーバ101に送信するなどによって行なわれる。ついで、顧客が契
約を受諾したことはサーバ101に通信される。
【0041】 顧客が契約に対する同意を提供すると処理はステップ403に進み、支払い担
保の用紙を顧客に提供してもらう必要があるかどうかを決定する。一部の契約は
、契約が求める量を顧客が全部購入しなかった場合、または、他の契約条件を満
たさなかった場合、顧客に追加のコストを請求する場合がある。追加のコストを
請求する場合、システムは契約の作成時に追加コストに対する支払い担保の用紙
を要求することができる。サーバ101内に記憶された候補となる契約が、担保
を提供しなければならないかどうかと、提供できる担保のタイプを定義する。担
保が必要な場合、顧客はステップ404に進んで、契約に対する担保を提供する
。認められる担保は、たとえば、追加のコストを差し引くことのできるクレジッ
トカード番号または小切手口座番号を含んでいてもよい。
【0042】 ついでこの処理は、顧客に識別を提供すべきかどうかを決定する。端末102
に付属するプリンタ103を使用して、顧客が識別のために使用できるシートを
印刷することができる。例としての識別シートは図6に示され、次に説明される
。端末102として使用される家庭のコンピュータなど従来のプリンタで印刷さ
れるシートの他に、端末102として使用される店内自動キオスクが印刷された
識別カードまたは一般的な識別カードを顧客に与えることができる。これらのカ
ードは、印刷されたバーコードまたは磁気ストライプ上に符号化され、顧客ID
リーダ109によって読み取られる識別番号を有していてもよい。印刷された識
別シートまたは他の提供された識別は、たとえば得意客カードなど顧客IDリー
ダ109によって認識される識別デバイスを顧客が有していない場合に特に有用
である。識別が提供される場合、処理はステップ406に進んで、シートまたは
他の識別デバイスが生成される。
【0043】 図5は、小売業者POS108において顧客が購入取引を実行する時に実行さ
れる処理を示す。図5は、図2に示されたステップ205で実行される処理をよ
り詳細に記述する。顧客の識別はまず、ステップ501で顧客IDリーダ109
によって読み取られる。これは、印刷されたバーコードまたは磁気ストライプの
いずれかに符号化された識別番号を伴う印刷されたシートまた識別カード上に符
号化されたバーコードを読み取ることを含んでいてもよい。本発明が、顧客ID
リーダ109と互換性のある任意の識別デバイスまたは技法と共同して機能でき
ることは明らかであろう。
【0044】 顧客の購入選択品の記述はついで、ステップ502で蓄積される。小売業者が
印刷されたバーコードを付けた製品を販売している場合、小売業者はすでに光ス
キャナ110を使用してこれらのバーコードを読み取り、顧客が購入している品
目のリストを蓄積しているであろう。本発明はこの一般に使用されるアーキテク
チャはを使用し、顧客が購入している品目の電子的に可読なリストを生成する。
小売業者がバーコードを伴う品目を販売していない場合、小売業者は在庫番号を
手動でコンピュータに入力する(keying)など、他の方法を使用して電子的に可
読な購入品のリストを得て、サーバ101に送信する。この電子的に可読なリス
トと顧客の識別はサーバ101に通信される。
【0045】 ステップ503では、購入された品目の電子的に可読なリストと顧客の識別は
サーバ101に通信される。ついで好ましい実施形態のサーバ101は全リスト
を顧客の識別と関連づけて、購入履歴データベース内に記憶する。
【0046】 ついで処理はステップ504に進み、ステップ502で生成された購入品の電
子的に可読なリストを分析して、本発明を実装するシステムが作成した複数分割
購入契約の対象である品目を顧客が購入したかどうかを決定する。サーバ101
は顧客の識別に関連づけられた契約を検索し、顧客が現在行なった購入を検索さ
れた契約の要件と比較して、任意の購入品が顧客が結んだ分割契約の対象である
かどうかを決定する。顧客がプロモーション製品を購入している場合、処理はス
テップ504に進み、ここで購入はプロモーション製品購入データベース内に記
憶される。サーバ101は顧客の識別と関連して、購入されたプロモーション製
品の記述と購入の時間と日付を記憶する。購入の時間と日付が記憶され、分割購
入取引の時間を限定する契約条件を満足しているかどうかを決定することができ
る。処理はステップ505に進み、その購入に対して割引が適用されるかどうか
が決定される。契約データベース111から検索された契約の条件は、プロモー
ション製品の個別の購入に対して提供される任意の割引を示す。この購入に対し
て適用される割引がある場合、処理はステップ506に進んでこの割引を適用す
る。小売業者のPOS108は、購入から割引を自動的に差し引き、顧客に与え
られるレシートにこの割引を示す。
【0047】 図6は、プリンタ103などの従来のプリンタで顧客に印刷される、顧客識別
文書を示す。図6に示された識別は、たとえばインターネット端末または店内の
自動キオスクである端末102を介して複数分割購入契約を結んだ顧客に提供す
ることができる。図6に示された印刷された識別を使用することによって、小売
業者または別の事業体が配布した識別カードを有しない顧客でも契約を結ぶこと
ができる。顧客の識別は図6の右下の角に示されているバーコードに符号化され
た識別番号を介して提供される。印刷された識別文書はまた、顧客が結んだ契約
を説明する印刷された情報と、資格のある購入はどのように行なえばよいかに関
する指示を有していてもよい。顧客は、契約期間の間に異なる時に印刷された識
別文書を有する場合がある。契約期間の間に識別文書を印刷する場合、図6の、
「2000年の3月6日時点で、あなたは14箱買っています」という行が示す
ように、顧客の購入の経過を識別の上に印刷することもできる。サーバ101は
また、顧客に、契約の間に行なった購入と、これから将来すべき購入の数とを通
信するように構成することもできる。この情報は、電子メールなどの電子通信、
または、顧客がアクセスでき顧客が結んだ分割購入契約と契約を満足させために
行なわれた購入とをまとめたワールドワイドウェブページなどの使用を介して通
信することができる。
【0048】 当業者であれば理解されるように、本明細書に記述されたシステムとプロセス
は、本明細書の教示に従って(たとえば図2から図5)プログラミングされた従
来の汎用マイクロプロセッサ(たとえばサーバ101)を使用して実装すること
もできる。適切なソフトウェアの符号化は、本開示の教示に基づいて熟練したプ
ログラマが容易に準備することができ、また当業者であれば明らかであろう。し
かし、当業者であれば明らかなように、本発明は、特定用途向けICを準備する
ことによるか、または従来のコンポーネント回路の適切なネットワークを相互接
続することによっても実装できる。
【0049】 本発明はまた、記憶媒体上でホストされ、本発明に従ったプロセスを実行する
ようにマイクロプロセッサをプログラミングするために使用できる命令を含む、
コンピュータに基づいた製品を含む。この記憶媒体は、フロッピーディスク(登
録商標)、光ディスク、CD−ROM、光磁気ディスク、ROM、RAM、EP
ROM、EEPROM、フラッシュメモリ、磁気カードまたは光カード、または
電子命令を記憶するのに適した任意のタイプの媒体を含むが、これらに限定され
るものではない。
【0050】 上の教示に鑑みて、本発明の多くの修正例および変形例が可能であることは明
らかであろう。したがって、付随する請求項の範囲の中で、本発明は本明細書に
具体的に記述された方法とは別の方法でも実行できることを理解されたい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明を実装するシステムを備える構成要素の概念図を示す図である。
【図2】 本発明を実装するシステムが実行するステップの処理フローチャートを示す図
である。
【図3】 製品に対する顧客の量的要件を推定するために使用されるデータを顧客が入力
する時に実行されるステップの処理フローチャートを示す図である。
【図4】 顧客が契約のオファーを受諾したことに関連して実行される処理を示す処理フ
ローチャートを示す図である。
【図5】 顧客が購入取引を実行したことに関連して実行される処理を示す処理フローチ
ャートを示す図である。
【図6】 分割購入と共に使用される印刷された識別を示す図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SL,SZ,TZ,UG,ZW ),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU, TJ,TM),AE,AL,AM,AT,AU,AZ, BA,BB,BG,BR,BY,CA,CH,CN,C R,CU,CZ,DE,DK,DM,EE,ES,FI ,GB,GD,GE,GH,GM,HR,HU,ID, IL,IN,IS,JP,KE,KG,KP,KR,K Z,LC,LK,LR,LS,LT,LU,LV,MA ,MD,MG,MK,MN,MW,MX,NO,NZ, PL,PT,RO,RU,SD,SE,SG,SI,S K,SL,TJ,TM,TR,TT,TZ,UA,UG ,UZ,VN,YU,ZA,ZW

Claims (60)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子通信インタフェース上で、複数分割購入契約を作成し履行を監視する、コ
    ンピュータで実装される方法であって、前記方法は、 前記電子通信インタフェースを介して、複数分割で製品セット全体を購入する
    契約に対する顧客の同意を受け取るステップであって、前記製品セット全体は特
    定のスポンサからの製品を含む、該受け取るステップと、 複数の購入の記述を前記顧客の識別と関連づけて記録するステップであって、
    前記複数の購入の記述に含まれる各購入の記述は、前記顧客による、前記製品セ
    ット全体の中に含まれる品目の現在の購入を記述する、該記録するステップと、 前記複数分割購入契約が満足されているかどうかを決定するために、前記複数
    の購入の記述を分析するステップ とを含む前記方法。
  2. 【請求項2】 前記電子通信インタフェースは、インターネットのワールドワイドウェブイン
    タフェース、電子メールインタフェース、およびキオスクのうち1つである請求
    項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】 前記製品セット全体は、前記顧客によって指定される請求項1に記載の方法。
  4. 【請求項4】 前記製品セット全体は前記スポンサによって指定される請求項1に記載の方法
  5. 【請求項5】 前記記録するステップは、小売業者の販売時点の場所にある装置を介して発生
    する請求項1に記載の方法。
  6. 【請求項6】 前記記録するステップは、インターネット小売業者によって運用される装置を
    介して発生する請求項1に記載の方法。
  7. 【請求項7】 前記顧客識別は、得意客カード(frequent shopper card)、小切手口座番号
    、および、前記電子通信ネットワーク上で送信されたメッセージによって生成さ
    れた印刷された識別のうち1つを読み取ることによって決定される請求項1に記
    載の方法。
  8. 【請求項8】 前記契約は、前記現在の購入の結果適用すべき割引を提供する請求項1に記載
    の方法。
  9. 【請求項9】 前記割引は前記現在の購入に適用される請求項8に記載の方法。
  10. 【請求項10】 前記割引は将来の購入に適用すべき将来の割引を指定する証明書を介して提供
    され、前記証明は前記現在の購入に関連して提供される請求項8に記載の方法。
  11. 【請求項11】 前記割引は指定された製品の将来の購入に適用すべき将来の割引を指定する証
    明書を介して提供され、前記証明は前記現在の購入に関連して提供される請求項
    8に記載の方法。
  12. 【請求項12】 前記契約は前記製品セット全体を指定された数の分割で購入するように要求す
    る請求項1に記載の方法。
  13. 【請求項13】 前記製品セット全体は、可変的な量の、購入するプロモーション製品(promot
    ed product)を指定する請求項1に記載の方法。
  14. 【請求項14】 前記契約を満足しているかどうかを決定するステップに基づいてさらなる義務
    の実行という条件を設けるステップをさらに含む請求項1に記載の方法。
  15. 【請求項15】 前記さらなる義務は、前記契約が満足されなかった場合に、前記顧客に追加の
    コストを請求することを含む請求項14に記載の方法。
  16. 【請求項16】 前記さらなる義務は、前記契約が満足された場合に前記顧客に特典を提供する
    ことを含む請求項14に記載の方法。
  17. 【請求項17】 プロモーション製品に対して複数分割購入契約を提供し作成する、コンピュー
    タで実装される方法であって、前記方法は、 指定された期間に渡って前記プロモーション製品に対する顧客の量の要件(cu
    stomer's quantity requirement)を評価するステップと、 契約のオファーを前記顧客に通信するステップであって、前記契約のオファー
    は、前記指定された期間内に前記量の要件を購入することを求めることを含む1
    つまたは複数の契約条件(contractual term)を含み、前記通信するステップは
    第1の電子通信インタフェースを介して実行される、該通信するステップと、 前記顧客が前記契約のオファーを受諾したことを通信できるようにするステッ
    プであって、前記受諾は第2の電子通信インタフェースを介して通信される、該
    ステップと を含む前記方法。
  18. 【請求項18】 前記第1の電子通信インタフェースと前記第2の電子通信インタフェースは同
    じインタフェースである請求項17に記載の方法。
  19. 【請求項19】 前記1つまたは複数の契約条件は前記要件に依存する請求項17に記載の方法
  20. 【請求項20】 前記第1の電子通信インタフェースと前記第2の電子通信インタフェースは各
    々、インターネットのワールドワイドウェブインタフェース、電子メールインタ
    フェース、キオスクのうち1つである請求項17に記載の方法。
  21. 【請求項21】 前記1つまたは複数の契約条件は、合計の購入量と購入価格を含み、 前記購入価格は前記合計の購入量に基づいて選択される請求項17に記載の方
    法。
  22. 【請求項22】 前記1つまたは複数の契約条件はさらに、前記指定された期間に基づいて選択
    される購入価格を含む請求項17に記載の方法。
  23. 【請求項23】 前記推定するステップは、第3の電子通信インタフェースを介して前記顧客が
    提供したデータについて操作する、自動化された計算プロセスを含む請求項17
    に記載の方法。
  24. 【請求項24】 前記第3の電子通信インタフェースは、前記第1の電子通信インタフェースと
    前記第2の電子通信インタフェースの両方またはいずれかと共通である請求項2
    3に記載の方法。
  25. 【請求項25】 前記推定するステップは、 顧客の、ベース製品セットの購入パターンを決定するステップであって、前記
    顧客の購入パターンを決定するステップは複数の購入取引の間に前記ベース製品
    セットの中に含まれる品目の前記顧客による購入を監視し、その記述を記録する
    ステップを含む、前記決定するステップと、 前記記述の分析によって決定された使用パターンに基づいて前記要件を計算す
    るステップと を含む請求項17に記載の方法。
  26. 【請求項26】 前記1つまたは複数の契約条件のうち少なくとも一部が、前記購入パターンに
    基づいて選択される請求項25に記載の方法。
  27. 【請求項27】 前記1つまたは複数の契約条件は、前記購入パターンで観察されたブランド購
    入挙動に基づいて選択される購入価格を含む請求項25に記載の方法。
  28. 【請求項28】 前記プロモーション製品と前記ベース製品は同じ製品カテゴリの中にある請求
    項25に記載の方法。
  29. 【請求項29】 前記プロモーション製品と前記ベース製品は関連する製品カテゴリの中にある
    請求項25に記載の方法。
  30. 【請求項30】 複数分割購入契約を作成し履行を監視するシステムであって、前記システムは
    、 複数分割で製品セット全体を購入する契約に顧客が同意したことを受け取る電
    子通信インタフェースであって、前記セット全体は特定のスポンサからの製品を
    含む、該電子通信インタフェースと、 購入履歴データベースに、前記顧客の識別と関連づけて複数の購入の記述を記
    録する手段であって、前記複数の購入の記述に含まれる各購入の記述は、前記顧
    客による、前記製品セット全体の中に含まれる品目の購入を記述する、該記録す
    る手段と、 前記複数分割購入契約が満足されているかどうかを決定するために、前記複数
    の購入の記述を分析する手段と を備えた前記システム。
  31. 【請求項31】 前記電子通信インタフェースは、インターネットのワールドワイドウェブイン
    タフェース、電子メールインタフェース、キオスクのうち1つである請求項30
    に記載のシステム。
  32. 【請求項32】 前記製品セット全体は、前記顧客によって指定される請求項30に記載のシス
    テム。
  33. 【請求項33】 前記製品セット全体は、前記スポンサによって指定される請求項30に記載の
    システム。
  34. 【請求項34】 前記記録手段は、小売業者の販売時点の場所にある装置を含む請求項30に記
    載のシステム。
  35. 【請求項35】 前記記録手段は、インターネット小売業者によって運用される装置を含む請求
    項30に記載のシステム。
  36. 【請求項36】 前記顧客識別は、得意客カード、小切手口座番号、および、前記電子通信ネッ
    トワーク上で送信されたメッセージによって生成された印刷された識別のうち1
    つを読み取ることによって決定される請求項30に記載のシステム。
  37. 【請求項37】 前記契約は、前記現在の購入の結果適用すべき割引を提供する請求項30に記
    載のシステム。
  38. 【請求項38】 前記割引は前記現在の購入に適用される請求項37に記載の方法。
  39. 【請求項39】 前記割引は将来の購入に適用すべき将来の割引を指定する証明書を介して提供
    され、前記証明は前記現在の購入に関連して提供される請求項37に記載のシス
    テム。
  40. 【請求項40】 前記割引は指定された製品の将来の購入に適用すべき将来の割引を指定する証
    明書を介して提供され、前記証明は前記現在の購入に関連して提供される請求項
    37に記載のシステム。
  41. 【請求項41】 前記契約は前記製品セット全体を指定された数の分割で購入するように要求す
    る請求項30に記載のシステム。
  42. 【請求項42】 前記製品セット全体は、可変的な量の、購入するプロモーション製品を指定す
    る請求項30に記載のシステム。
  43. 【請求項43】 さらなる義務を実行する手段をさらに備え、前記さらなる義務を実行する手段
    は、前記分析手段が行なった決定に応答して動作する請求項30に記載のシステ
    ム。
  44. 【請求項44】 前記さらなる義務は、前記契約が満足されなかった場合に、前記顧客に追加の
    コストを請求することを含む請求項43に記載のシステム。
  45. 【請求項45】 前記さらなる義務は、前記契約が満足された場合に前記顧客に特典を提供する
    ことを含む請求項43に記載のシステム。
  46. 【請求項46】 プロモーション製品に関して複数分割購入契約を提供し作成するシステムであ
    って、前記システムは、 指定された期間に渡って前記プロモーション製品に対する顧客の量の要件を評
    価する手段と、 契約のオファーを前記顧客に通信する第1の電子通信インタフェースであって
    、前記契約のオファーは前記指定された期間内で前記量の要件を購入することを
    求めることを含む1つまたは複数の契約条件を含み、前記通信リンクは含む、該
    第1の電子通信インターフェースと、 前記顧客が前記契約のオファーの受諾を通信できるようにする第2の電子通信
    インタフェースと を備えた前記システム。
  47. 【請求項47】 前記第1の電子通信インタフェースと前記第2の電子通信フェースは同じイン
    タフェースである請求項46に記載のシステム。
  48. 【請求項48】 前記1つまたは複数の契約条件は前記要件に依存する請求項46に記載のシス
    テム。
  49. 【請求項49】 前記第1の電子通信インタフェースと前記第2の電子通信インタフェースは各
    々、インターネットのワールドワイドウェブインタフェース、電子メールインタ
    フェース、キオスクのうち1つである請求項46に記載のシステム。
  50. 【請求項50】 前記1つまたは複数の契約条件は、合計の購入量と購入価格を含み、前記購入
    価格は前記合計の購入量に基づいて選択される請求項46に記載のシステム。
  51. 【請求項51】 前記1つまたは複数の契約条件はさらに、前記指定された期間に基づいて選択
    される購入価格を含む請求項46に記載のシステム。
  52. 【請求項52】 前記推定手段は、第3の電子通信インタフェースを介して前記顧客が提供した
    データについて操作する、自動化された計算処理装置を備える請求項46に記載
    のシステム。
  53. 【請求項53】 前記第3の電子通信インタフェースは、前記第1の電子通信インタフェースと
    前記第2の電子通信インタフェースの両方またはいずれかと共通である請求項5
    2に記載のシステム。
  54. 【請求項54】 前記推定手段は、 顧客の、ベース製品セットの購入パターンを決定する手段であって、複数の購
    入取引の間に前記ベース製品セットの中に含まれる品目を前記顧客が購入したこ
    とを監視しその記述を記憶する手段を含む、前記顧客の購入パターンを決定する
    手段と、 前記記述の分析によって決定された使用パターンに基づいて前記要件を計算す
    る手段と を備えた請求項46に記載のシステム。
  55. 【請求項55】 前記1つまたは複数の契約条件のうち少なくとも一部が、前記購入パターンに
    基づいて選択される請求項54に記載のシステム。
  56. 【請求項56】 前記1つまたは複数の契約条件は、前記購入パターンで観察されたブランド購
    入挙動に基づいて選択される購入価格を含む請求項54に記載のシステム。
  57. 【請求項57】 前記プロモーション製品と前記ベース製品は同じ製品カテゴリの中にある請求
    項54に記載のシステム。
  58. 【請求項58】 前記プロモーション製品と前記ベース製品は関連する製品カテゴリの中にある
    請求項54に記載のシステム。
  59. 【請求項59】 コンピュータ記憶媒体に埋め込まれ、コンピュータに、電子通信インタフェー
    ス上で複数分割購入契約を作成し履行を監視させるコンピュータプログラムを有
    するコンピュータ記憶媒体を備えるコンピュータプログラム製品であって、前記
    コンピュータプログラムは、 前記電子通信インタフェースを介して、顧客が製品セット全体を複数分割で購
    入する契約に同意したことを受け取るステップであって、前記製品セット全体は
    特定のスポンサからの製品を含む、該受け取るステップと、 複数の購入の記述を前記顧客の識別と関連づけて記録するステップであって、
    前記複数の購入の記述に含まれる前記購入の記述の各々は、前記製品セット全体
    の中に含まれる品目を前記顧客が購入したことを記述する、該記録するステップ
    と、 前記複数分割購入契約が満足されているかどうかを決定するために、前記複数
    の購入の記述を分析するステップと を実行するコンピュータプログラム製品。
  60. 【請求項60】 コンピュータ記憶媒体に埋め込まれ、コンピュータに、プロモーション製品に
    対して複数分割購入契約を提供させ作成させるコンピュータプログラムを有する
    コンピュータ記憶媒体を備えるコンピュータプログラム製品であって、前記コン
    ピュータプログラムは、 指定された期間に渡って、前記プロモーション製品に対する顧客の量の要件を
    評価するステップと、 前記顧客に契約のオファーを通信するステップであって、前記契約のオファー
    は前記指定された期間内に前記量の要件を購入することを求めることを含む1つ
    または複数の契約条件を含み、前記通信するステップは第1の電子通信インタフ
    ェースを介して実行される、該通信するステップと、 前記顧客が前記契約のオファーの受諾を通信できるようにするステップであっ
    て、前記受諾は第2の電子通信インタフェースを介して通信される、該ステップ
    と を実行するコンピュータプログラム製品。
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