JP2003527665A - Rfid技術を使用した顧客と購入選択品の識別を使用して、方向づけられたマーケティングインセンティブを提供する方法とシステム - Google Patents

Rfid技術を使用した顧客と購入選択品の識別を使用して、方向づけられたマーケティングインセンティブを提供する方法とシステム

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JP2003527665A JP2001522474A JP2001522474A JP2003527665A JP 2003527665 A JP2003527665 A JP 2003527665A JP 2001522474 A JP2001522474 A JP 2001522474A JP 2001522474 A JP2001522474 A JP 2001522474A JP 2003527665 A JP2003527665 A JP 2003527665A
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ジェームズ, ビー. クラーク,
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カタリナ マーケティング インターナショナル,インク.
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Abstract

(57)【要約】 ターゲットを絞った購入インセンティブを小売り客に発行することと、マーケティング分析とをサポートする、無線周波数識別(RFID)技術を使用した方法とシステム。RFID技術は小売り客の現在の購入選択品を決定するために使用され、顧客の現在の購入選択品のみに基づくか、前の購入履歴と組み合わせたものに基づくかのいずれかで、ターゲットを絞ったマーケティングインセンティブが顧客に与えられる。顧客の購入選択品は店中の種々のポイントで決定することができ、ターゲットを絞ったインセンティブは買い物の間に提供される。オプションとして現在の購入選択品はデータベースに追加され、将来、方向づけられたインセンティブを選択するか購入パターンを分析する際に使用してマーケティング戦略の開発をサポートすることができる。RFID技術と他の技法を使用して顧客を識別し、顧客の識別を、購入選択品と関連づけるか、小売店に顧客が訪問した記録と関連づけるかのいずれかで購入データベースに記憶することが可能である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は一般に、小売り客に購入インセンティブを選択し配ることと、データ
収集に関連する技術を改良して、インセンティブの効果の分析とターゲットの絞
り込みをサポートすることに関する。
【0002】
【従来の技術】
小売販売向けの製品のメーカは、市場シェアと売り上げ全体を増大させるため
に、小売り客向けのインセンティブプログラムを改善しようと不断に努力してい
る。小売り消費者のインセンティブプログラムは、インセンティブを、競合製品
を購入する顧客、または、当該メーカが提供する製品を買う気があるが、そのカ
テゴリの中の製品を最近買っていないことを示している顧客に提供するともっと
も効果的である。後者の場合の例は、キャットフードを買うが、猫の寝わら(ca
t box litter)を買わない顧客である。このような顧客は、彼または彼女が今ま
たは将来、猫の寝わらのカテゴリに入る製品を買うかもしれないということを示
している。
【0003】 何年にも渡って、バーコードの使用は小売店において顧客が購入のために選択
した品目のリストを生成する効率を大幅に高めて来た。小売り客が選択する製品
はすべて、製品を識別する「バーコード」であらかじめマークが付けられている
。「バーコード」は小売店のスキャニング装置で読み取り可能である、製品に印
刷されるかまたは製品に付けられたパターンである。現在小売店にいる顧客の購
入選択品のリストは、その顧客が購入しようとする品目のリストを決定し、これ
らの品目の各々の価格を識別し、店が受け取るべき合計金額を計算するという目
的で必要である。
【0004】 マーケティングのインセンティブを、顧客の現在の購入のみに基づかせるか、
または現在の購入と顧客の購入履歴とを組み合わせたものに基づかせる既存の技
術は、製品自体に印刷されたバーコード情報をスキャニングすることに基づいて
いる。インセンティブは、割引クーポンまたはその店の特売品の通知を顧客に提
供することを含む。たとえば米国特許第5、173、851号を参照されたい。
米国特許第5、173、851号とここに引用されているすべての参考文献は、
参照により本明細書に組み込まれている。この既存の技術は、小売り客が購入し
た全品目の組の内容を決定するために、各品目を物理的に処理し個別にスキャン
しなければならないという事実によって限定されている。顧客の購入選択品の各
々を物理的に処理するため、これらの技法の現実的な応用は、顧客が購入のため
に選択した品目を1つづつ取り出して購入品の合計支払い金額を決定し支払う時
である、小売り客のチェックアウトプロセスに限定される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の目的は、示された購入パターンと、顧客が行った購入選択に基づいて
、購入インセンティブを顧客に方向づけることを容易にすることである。
【0006】 本発明の別の目的は、小売り客と彼または彼女の購入選択品の識別を容易にし
て、顧客と、彼または彼女の購入選択品のパターンまたは彼または彼女の買い物
訪問のパターンとを関連させたデータの収集をサポートすることである。
【0007】 本発明の別の目的は、購入インセンティブをターゲットの顧客に絞ることをサ
ポートするために、小売り客の買い物パターンまたは購入パターンを定義するデ
ータの収集を容易にすることである。
【0008】 本発明の別の目的は、一般的な消費者の購入パターンデータの収集を改善し、
消費者の購入行動の統計的な分析をサポートすることである。
【0009】 本発明のさらに別の目的は、データの改善された収集を可能にして、購入イン
センティブの成果の特徴づけをサポートすることである。
【0010】 本発明のさらに別の目的は、購入インセンティブプログラムを構成するより大
きな代替の方法を提供することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本発明は、これらの目的と他の目的を、店中の1つまたは複数のポイントに置
かれた、購入選択品の電子的に可読なリストを生成する無線周波数識別(Radio
Frequency Identification, RFID)局を使用して、小売り客が購入のために
選択した品目を決定することによって達成する。本発明はオプションとして、シ
ョッピングカートまたは小売り客自身を識別し、購入選択品のリストをカートま
たはその個人に関連づけて、買い物訪問の間の購入選択品の変化を追跡調査する
場合もある。RFID局は、小売店で販売用に提供されている各品目に付けられ
たRFIDデバイスを読み取ることによって、購入のために選択された品目を決
定する。オプションとしては、顧客自身がRFIDデバイスを持ち歩いて彼また
は彼女の個人的な識別を容易にすることもある。本発明はまた、顧客に提供する
購入インセンティブを選択し、以前に顧客に提供された購入インセンティブの効
果を分析するために、購入選択品のリストを分析することもできる。本発明は、
顧客の個人識別を読み取り、蓄積して、さらに顧客の購入パターンの特徴を示す
こともできる。顧客がチェックアウトし支払いをする場所でRFID局を使用す
ると、提供された購入インセンティブを自動的に適用することが可能になり、チ
ェックアウトプロセスがさらに容易になる。
【0012】
【発明の実施の形態】
図1と図2に示された好ましい実施形態は、小売店で使用される本発明の実施
形態を示す。図1は、無線周波数識別(RFID)デバイスを読み取ることによ
って顧客の購入選択品を決定する機器を伴う場所である、無線周波数識別(RF
ID)「局」100を示す。顧客の購入選択品とは、顧客が品目を彼または彼女
のショッピングカートに入れることによって、購入のために選択した品目である
。図1は、RFID局のところにある、購入選択品キャリアの特定の実施形態で
あるショッピングカート101を示し、この中には、購入のために選択した複数
の品目102が含まれる。
【0013】 購入のために選択された品目102にも、本発明を使用する小売店が販売用に
提供するすべての品目にも、無線周波数識別(RFID)デバイス(図示せず)
が取り付けられている。RFIDデバイスは、無線周波数受信器と送信器を含む
小さな無線周波数トランスポンダである。RFIDデバイスは局が発信する無線
周波数「クエリー(query)」信号に応答して、一意的な(unique、ユニークな
、独特な)識別信号を送信する。本発明の実施形態では、特定の小売店の、他の
どのRFIDデバイスとも異なる信号を発信するRFIDデバイスを使用するこ
ともあり、本発明の別の実施形態では、RFIDデバイスが同じタイプの製品に
取り付けられている時には同じ識別信号を発信するRFIDデバイスを使用する
こともある。後者の実施形態では、現在小売り販売用に提供されているほとんど
の製品に印刷されるかまたは取り付けられている、統一商品コード(UPC)と
同様な方法で製品を識別するRFIDデバイスを使用することもできる。
【0014】 特定の実施形態によって使用される購入選択品キャリアは、食料品店または他
の小売店に一般的に見られる従来のショッピングカートでもよいし、小売店が使
用する任意のタイプの製品キャリアでもよい。本発明の別の実施形態を使用する
と、店がショッピングカートにあたるものを使用していない場合、または顧客が
ショッピングカートにあたるものを使用することを選択しなかった場合、顧客は
品目を棚または他の領域に置き、RFID局が、品目に付けられたRFIDデバ
イスを読み取ることも可能である。
【0015】 図1はさらに、RFID局がRFID読み取り装置108とRFシールド10
6を備えていることを示す。RFID読み取り装置108はRFID技術を使用
して、購入選択品の電子的に可読なリストを生成する。RFID局が小売店の買
い物領域内にある場合、顧客は買い物訪問の間、ショッピングカート1に自由に
品目を追加したり除去したりする。RFシールド6は、他のショッピングカート
にある品目または店の棚にある品目など、顧客のショッピングカート101の外
側にある品目を間違って検出することを防ぐために使用される。
【0016】 図1はさらに、RFID局がRFインタフェース105を備えていることを示
す。RFIDインタフェース105は、RFIDデバイスをクエリーしショッピ
ングカートに含まれる品目に取り付けられたRFIDデバイスから送信された信
号を監視するために使用される、必要なRF信号を生成し処理するために必要な
動作と機器を制御するようにプログラミングされたマイクロコントローラを含む
。本明細書では、RFIDデバイスから送信される信号をクエリーし監視する動
作は、RFIDデバイスを「読み取る」と呼ばれる。顧客が購入のために選択し
た品目を決定するRFIDシステムの動作は、当業者に知られている。本発明は
、購入のために選択された複数の製品を識別するために使用されているRFID
システムの動作している任意の実施形態と共に機能することは明らかである。
【0017】 本発明は、小売店の1つまたは複数のポイントにおかれたRFID局100を
使用し、顧客がRFID局100に行った時点ですでに行われている購入選択を
決定することができる。顧客が彼または彼女のショッピングカートをRFID局
100に提示すると、RFID機器はカートの中身を「読み取り」、カートに入
れられた購入選択品を決定する。ついでRFID局は、RFIDデバイスからの
送信を受信することによって決定されたように、カートの中身に基づいて購入イ
ンセンティブを顧客に発行することができる。RFID局が顧客に提供すること
のできる購入インセンティブはさらに次に定義されるが、指定された製品がその
買い物訪問の間に購入された場合、その製品の購入に対して割引を提供するクー
ポンまたはクーポンの等価物を含む。顧客は、チェックアウトして彼または彼女
の購入に対して支払う前に、買い物訪問の間にRFID局に何回か行くこともあ
る。
【0018】 小売店の買い物領域内にあるRFID局100は、その店の小売価格のデータ
ベースと通信して、カート内に含まれる各品目の価格を決定することができる。
これによって、RFID局100はカートに入っていると決定された品目の合計
価格を計算し表示し、また、オプションとしてはカートに含まれる品目と各々の
品目の価格をリストすることが可能になる。顧客が彼または彼女の買い物訪問の
間にRFID局に行くモチベーションは、購入インセンティブを受け取ること、
または彼らの現在の購入選択品の合計金額を知らされることである。ディスプレ
イはCRT画面またはこの等価物であることもあるが、顧客に渡される印刷物で
ある場合もある。ディスプレイはまた、スポンサーまたは小売店自体からのロゴ
または他の広告など、プロモーション用の情報を含む追加の情報を含むこともあ
る。
【0019】 本発明は、顧客、または顧客が使用するショッピングカートがRFID局によ
って識別可能な場合、同じ買い物訪問の間、何回もRFID局を行く間の、顧客
の購入選択品の変化の特徴を示すこともできる。顧客またはショッピングカート
をこのように識別する本発明の実施形態では、顧客またはショッピングカートの
識別を、RFID局に行くたびに生成される顧客の購入選択品のリストと関連づ
けて記憶することもできる。顧客の購入選択品のリストは中央の場所に記憶され
て、記憶されたリストにアクセスするコンピュータは、異なる回に生成されたリ
ストを検索し比較することができる。顧客に提供された購入インセンティブの効
果は、購入インセンティブが顧客に提供された後にRFID局に行った時に読み
込まれた、購入選択品の変化を示すことによって特徴を示すことが可能である。
RFIDに行く間に行われた変更は、前にRFID局に行った時に行われた購入
選択品が提供によって影響を与えられている場合もあるし、変化の分析によって
、一部の購入選択品の変化が購入インセンティブの提供に相関していることが決
定される場合もある。例としては、顧客がすでに購入のために選択した製品の競
合である製品について、割引を組み合わせて提供することが含まれる。顧客が購
入インセンティブでプロモーションされた製品と元の製品を取り換えた場合、こ
れは購入インセンティブの効果の証拠となる。
【0020】 本発明は、種々の技法を介して、顧客の個人識別または顧客が使用するショッ
ピングカートの識別を決定することができる。顧客の個人識別は、RFID局が
顧客を個人識別し、これと共にショッピングカートに含まれる品目を識別するこ
とができるようにするRFIDデバイスを顧客自身に与えることによって実行さ
れる場合がある。本発明はまた、顧客の識別の印で符号化されたカードまたは他
のデバイスを顧客に提示してもらうか、またはバイオメトリックスを含む他の識
別技法を介して顧客を個人識別する場合もある。顧客は、店に関連する頻繁な買
い物客カード(お得意様カード、frequent shopper card)を提示してもよいし
、または、顧客が彼または彼女の購入品について支払うために使用するクレジッ
トカードまたはデビットカードを提示してもよいし、または、顧客が購入品につ
いて支払うために使用する小切手口座を識別する小切手口座番号を伴う小切手を
提示してもよい。RFID局に手動で入力されるか、カードまたは他のデバイス
から自動的に読み出される顧客の電話番号も、顧客を個人識別する別のオプショ
ンである。顧客が持ち運ぶRFIDデバイスを使用すると、RFID局の動作と
顧客がとらなければならない行動が容易になるので、RFIDデバイスの使用が
好ましい。
【0021】 顧客を個人識別する本発明の実施形態を使用する小売店は、店に登録しようと
決心した顧客に関する個人情報を記憶することもできる。店に登録する顧客は個
人情報を店に提供し、RFIDデバイスまたはマシン可読識別カードなどの識別
デバイスを与えられ、小売店は顧客を自動的に識別できるようになる。顧客が提
供し、顧客の識別と関連づけられて小売店がデータベースに記憶する個人情報は
顧客の年齢、家族状況、世帯の子供の数と年齢、ペットの所有、特別な買い物客
(優待客、special shopper)のステータス、この小売店に頻繁に訪れる訪問者
かあまり来ない訪問者かなどの特徴、および購入の特徴に影響を与える可能性の
ある他の人口学的なデータを含む。この情報を、顧客に提供する購入インセンテ
ィブの選択に組み込むことによって、顧客が関連づけられた購入を行うことのモ
チベーションとなる購入インセンティブが選択される可能性が高まる。
【0022】 顧客の自動的な個人識別を組み込んだ本発明の実施形態を使用する小売店は、
購入選択品のリストを顧客の識別に関連づけて蓄積し記憶させることもできる。
顧客の購入選択品のリストは多数の訪問に渡って蓄積され、顧客の購入の好みや
購入パターンの特徴をよりよく表す。本発明は顧客を一意的に識別することによ
って、顧客が行った購入選択品のリストを顧客の識別に関連づけて記憶すること
ができ、顧客の購入行動の統計学的な分析と、顧客に購入インセンティブを方向
づけることと、顧客にこれまで提供された購入インセンティブの償却をサポート
することができる。顧客を個人識別する実施形態は、前の訪問から顧客の購入の
記憶されたリストを検索し、顧客の購入パターンを決定し、これらのパターンを
現在の購入選択品に組み合わせて使用して顧客の行動を誘う可能性がもっとも高
い購入インセンティブを決定するRFID局を含む場合がある。
【0023】 顧客の自動的な個人識別を組み込んだ本発明の実施形態はまた、顧客が行った
購入選択品のリストなしで、顧客の識別のみを蓄積し記憶する場合もある。顧客
の識別のみを記憶すると、顧客が、店またはRFID局に行った頻度を本発明に
よって分析することができる。顧客の識別の記憶は、顧客が訪問した時間または
顧客によって行われた購入選択の価格を記憶することによって増加される場合が
ある。記憶される時間は、のちに実行されるデータ分析の要件によって異なるが
、訪問した日の時間帯、訪問した日付、またはこの両方を含むことがある。顧客
が店に入った時に顧客の識別が読み込まれる場合、顧客が小売店に入ったことが
記録されその訪問の間に行われた購入、または顧客がまったく購入を行わなかっ
たことに相関される。顧客が小売店に入ったことが記録される場合、記録された
データの分析を使用して、その小売店に訪問した間に顧客が購入を行わなかった
かどうかと、顧客がその小売店の中で過ごした時間を決定することができる。顧
客が購入をせずにその小売店を訪問する頻度を使用して、この顧客に方向づける
インセンティブを選択するか、一般的なマーケティング戦略を決定することが可
能である。
【0024】 顧客自身を個人的に識別することの代替は、顧客が使用するショッピングカー
トを識別することである。ショッピングカートは、RFIDデバイスを小売店内
の各ショッピングカートに取り付けるか、または光学的に可読な識別をカートに
取り付けて、RFID局にこの識別を読み取る機構を備えるかのいずれかによっ
てRFID局において識別できる。ショッピングカートに取り付けることのでき
る、光学的に可読な識別の例は、適切な画像処理で読み取ることのできる、小売
店内のカートごとに一意的な(ユニークな)バーコードまたは、別のマーキング
を含む。画像処理の使用を介したバーコードおよび他のシンボルの認識は、当業
者に知られている。
【0025】 同じ買い物訪問の間に何回もRFID局に行く特定の顧客を識別する別の代替
の技法は、RFID局に行った時点で購入のために選択されている品目を記録し
、これらを、この後のRFID局に行った時に読み込まれた品目に相関させるこ
とを含む。この代替例は、小売店内で販売用に提供される各品目に一意的な(ユ
ニークな)RFIDデバイスを付け、前にRFID局に行った時に生成された品
目とほとんど同じ品目を含む、後でRFID局が生成したリストと関連づけるこ
とによって実装できる。この技法で使用されるRFIDデバイスは、店の中にあ
る各々のすべての品目に一意的な(ユニークな)「連続番号」を提供し、製品の
価格を識別し在庫管理をサポートするのに十分な、製品のタイプと量を識別する
だけではない。店の中の各品目は個別に識別可能なので、前にスキャンされたシ
ョッピングカートと同じ品目を含むショッピングカートは同じ顧客に属する可能
性がある。顧客は彼または彼女のショッピングカートからほとんどまたはすべて
の購入選択品を除去する場合があるので、この技法はエラーを起こしやすいが、
この技法は統計的な分析をサポートするのに十分なデータの収集をサポートする
。一意的な(ユニークな)RFIDデバイスが各品目について使用されず、RF
IDデバイスは製品価格と在庫管理をサポートするために十分な製品のタイプと
量の識別しかサポートしない場合でもこの技法を使用することはできるが、エラ
ーが起きる可能性はさらに高くなる。RFIDデバイスを使用して製品のタイプ
と量だけを識別する実施形態は、顧客が行い、RFID局において決定された購
入選択の組み合わせの特徴を表す。ほとんど同じ購入選択品を伴うショッピング
カートが次にRFID局に提示されると、同じショッピングカートであると仮定
される。この後者の技法は顧客の識別に際してエラーを発生する可能性があるが
、マーケティングの統計的な分析をサポートすることができる。
【0026】 顧客が使用するショッピングカートを識別する本発明の上記の実施形態は、チ
ェックアウトプロセスの間ショッピングカートを識別し、顧客が彼または彼女の
購入品に対して支払った後にはこのショッピングカートをその顧客に関連づける
のをやめることによって、処理を促進することができる。
【0027】 図2はRFID局と関連する構成要素の要素を概念的に示す。RFIDシステ
ムコントローラ5は購入選択品の電子的に可読なリストを生成する。RFID局
はまた、上記のように顧客または顧客が使用するショッピングカートを識別する
ことができる。顧客選択品のリストに含まれるデータ構造の図が図3に示されて
いる。図3は、購入のために選択された2つの品目の電子的に可読なリストを、
1行あたり1品目で示す。行の要素は、1)製品のブランド、2)製品のタイプ
(この例ではスープと牛乳)、および3)購入のために選択された製品の容器の
大きさである。リストの中に含まれる情報はインセンティブプロセッサ(incent
ive processor)9のニーズに応じて、これよりも多い場合も少ない場合もある
。購入選択品のリストは、顧客の購入パターンを分析するために、インセンティ
ブプロセッサ9が記憶することができる。顧客または顧客が使用しているショッ
ピングカートがRFID局において識別される場合、インセンティブプロセッサ
は顧客自身の識別または顧客のカートの識別と関連づけて、購入選択品のリスト
を記憶する場合がある。顧客の購入選択品の記憶されたリストを使用して、その
顧客に購入インセンティブを方向づけたり、マーケティング分析をサポートする
ことが可能である。この購入選択品のリストと関連する顧客の識別のリストは、
買い物履歴データベース20の中に記憶される。
【0028】 RFID局は、購入選択品を提示する顧客を識別する機器を含む場合もある。
本発明の特定の実施形態が上記のように顧客と関連づけるか、顧客によって使用
されるカートと関連づけるか、カート内の製品に関連づけるかのいずれかによっ
て、RFIDデバイスによって顧客の識別を行う場合、RFID読取システム8
は顧客を識別するために使用される情報を生成し、この情報をインセンティブプ
ロセッサ9に供給する。デバイスによって顧客がRFID技法を使用しないと識
別された場合、RFID局は顧客ID読取装置12を含んで顧客の識別を読み取
る。RFID以外の顧客の識別技法を使用した実施形態の中で顧客の識別を決定
するために使用される機器は、カートに付いたバーコードを光学的に読み取る機
器と、顧客が提示したカードまたは支払い商品券(token)を読み取る装置を含
む。
【0029】 RFID局において読み取られるようにショッピングカートを提示する顧客の
識別を決定する本発明の実施形態は、より広い範囲の技法を使用して、顧客に提
供する購入インセンティブを選択し、また、提供できるプロモーションのタイプ
に追加の融通性を有する場合がある。顧客の個人識別が決定された場合、インセ
ンティブプロセッサ9は顧客の識別と関連させて購入選択品のリストを記憶する
ことができるので、購入インセンティブの選択を顧客が示した購入の好みに基づ
かせることができる。
【0030】 店中にRFID局を置き、顧客または顧客が使用するショッピングカートを識
別することによって、インセンティブプロセッサは、顧客に店の異なる場所に行
くように促す購入インセンティブを実装することができる。店の他の場所に行く
ことを顧客に奨励する購入インセンティブは、RFID局において顧客に対して
、彼または彼女が店の指定された場所に行けば、彼または彼女は、指定された製
品についての割引など特定の購入インセンティブを受け取ることができるという
ことを知らせる。顧客が指定された場所に行くことは、購入インセンティブの提
供という特典を受け取る条件となる。指定された場所はその近くに配置された第
2のRFID局を有し、顧客がその場所に行くことは、この第2のRFID局に
行くことによって確認することができる。第2のRFID局が顧客の購入選択品
を読み取ることに関連して、顧客には提供を受け取る通知が与えられる。
【0031】 インセンティブプロセッサ9は、インセンティブデータベース18に記憶され
た、定義された購入インセンティブのデータベースから、購入インセンティブの
定義を選択することができる。インセンティブデータベース18に記憶された購
入インセンティブの定義は、顧客に提供する購入インセンティブと、特定の顧客
に購入インセンティブを提供する引き金となる「イベント」とを含む。引き金と
なるイベントが観察された場合、購入インセンティブがその顧客に提供される。
引き金となるイベントは、顧客が特定の品目または品目の特定の組み合わせを購
入したことを示すことを含む場合がある。顧客の識別が前の訪問の購入選択品の
リストと共に記憶されている場合、購入された品目の組み合わせが、多数の買い
物訪問で発生することがある。インセンティブプロセッサは、示された実施形態
ではショッピングカートである、購入選択品キャリア内に含まれる品目の電子的
に可読なリストを確認し、ショッピングカートの中身、およびオプションとして
は他の要因に基づいて顧客に提供する購入インセンティブを決定する。インセン
ティブデータベース18は定期的に更新されて新しい購入インセンティブとイン
センティブ引き金イベントを反映する。インセンティブデータべースと、このよ
うなデータベースを設計し実装するために使用される技法は、米国特許第5、1
73、851号に開示されている。米国特許第5、173、851号とここに引
用されたすべての参考文献は、参照により本明細書に組み込まれている。
【0032】 本発明が顧客に提供することのできるタイプの購入インセンティブは、顧客が
購入に興味を持つ可能性のある製品に関する情報を顧客に提供することと、指定
された品目または品目の組み合わせについて割引された価格を提供することを含
む。本発明は、小売店内で販売用に提供されている製品に関しての情報を顧客に
提供することもあり、このような情報はすべての顧客に入手可能な製品について
の割引された価格を含む場合もある。本発明は、顧客が彼または彼女の購入選択
品を介して示した興味に基づいて、その顧客に伝える特定の製品を選択すること
もできる。顧客が示した興味は、顧客がRFID局に行く前に行い、現在彼のシ
ョッピングカートの中にある購入選択品の分析を介して決定することもできるし
、または、顧客の興味は前の買い物訪問の間に行われた購入選択の分析によって
さらに決定することもできる。本発明はまた、顧客に、提案される購入品のリス
トを提供することもできる。提案される購入品は、顧客によってすでに購入のた
めに選択された品目に基づく場合もあり、または過去に観察されたその顧客によ
る購入品によってさらに洗練させることもできる。提案される購入品は、すでに
購入した品目と、リストで提案された品目を使用して食事を準備する方法を顧客
に教えるレシピを含むこともある。
【0033】 指定された品目についての割引された価格を含む購入インセンティブを使用す
ると、顧客は指定された品目または品目の組み合わせを割り引かれた価格で購入
することができる。価格割引購入インセンティブは、望ましいプロモーションに
したがって種々の購入品の組み合わせに基づいて価格クレジットを提供するよう
に構成される場合もある。価格割引購入インセンティブの提供は、購入インセン
ティブの詳細によって定義することができる。購入インセンティブ提供の詳細は
、提供のtow(2つ)の部分、すなわち提供の条件と提供の条件が満たされた時
に与えられる特典を定義する。提供の条件は、購入インセンティブ提供の特典を
受け取るために顧客が行わなければならない行動である。購入インセンティブ提
供の特典は、顧客が提供の条件を満たした時に、彼または彼女に与えられるもの
である。購入インセンティブ提供の詳細の例は、顧客が製品Xを買うという条件
を満たした時に、1ドルの割引を受けるという特典である。価格割引購入インセ
ンティブは印刷されたクーポンとして顧客に提供される場合もあれば、割引は顧
客の識別と関連づけて記憶される場合もある。顧客が個人識別されると、顧客は
、現在の買い物訪問の間またはこの後の買い物訪問の間に、彼自身または彼女自
身が識別されると割引を受け取ることができる。本発明の実施形態が、顧客が使
用している購入選択品キャリアを識別するだけの場合、印刷された商品券は現在
の買い物訪問の間だけしか使用可能にならないので、購入インセンティブは提供
されない。
【0034】 インセンティブプロセッサ9は、PC互換のデスクトップコンピュータか、ま
たは特別に設計されたマイクロプロセッサまたは特定用途向けIC(ASIC)
に基づいたコントローラユニットのいずれかで実行することができる。このよう
なコントローラユニットの設計と開発は当業者には知られている。インセンティ
ブプロセッサの例は、米国特許第5、173、851号に記述されている。米国
特許第5、173、851号とこの特許に引用されたすべての参考文献は、参照
により本明細書に組み込まれている。
【0035】 望ましい購入インセンティブの提供がインセンティブプロセッサ(9)によっ
て決定されると、顧客は購入インセンティブ提供の通知を受ける。この実施形態
で提供される購入インセンティブは、クーポンプリンタ10によって印刷された
、ターゲットを絞ったクーポンか「ペーパーレスクーポン」を含み、これは、顧
客が指定された品目を購入する場合、その品目について価格を0に引き下げる、
すなわち顧客にただで品目を提供することを含む、指定された品目に対する価格
の調節から成る場合もある。「ペーパーレス」クーポン購入インセンティブの提
供と関連して提供される割引は、顧客が指定された品目に対して支払う時に自動
的に受け取られ、従来のクーポンのように購入時に「紙」のクーポンを提示する
必要性を除去する。それでも「ペーパーレス」クーポンを発行するRFID局は
、購入インセンティブを識別し、関連する情報または他のプロモーション用のデ
ータを提供する通知を顧客に印刷する場合もあるが、顧客は割引を受けるために
チェックアウトで印刷されたメッセージを生成することは求められない。印刷さ
れたクーポンがRFID局によって顧客に提供される時には、彼または彼女は印
刷されたクーポンの購入インセンティブが提供されることについて通知を受ける
。また、当業者であれば知っているように、RFID局はビジュアルディスプレ
イを有して、顧客の口座にクレジットされる購入インセンティブの提供を彼また
は彼女に伝えることもできる。
【0036】 「ペーパーレス」クーポンに関連づけられた価格調節データは小売店が使用す
る販売時点(POS)システム14に通信される。POSシステムは小売店で販
売用に提供されている各品目の価格のデータベースを含み、この価格のデータベ
ースを使用して顧客がチェックアウトしている間に各購入された品目の価格を決
定する。本明細書では顧客のチェックアウトは、顧客が小売店を出る前に行うス
テップであって、小売店は顧客が購入のために選択した品目とその価格を識別し
、顧客はこれらの購入した品目について支払いをするステップを記述するために
使用されている。販売時点システムの構成要素の設計と仕様は、当業者には知ら
れている。顧客のチェックアウトが発生する場所は、オペレータが顧客のチェッ
クアウトと支払い機能を行うことを可能にするPOS端末を有する。チェックア
ウトと支払い場所にあるPOS端末にRFID局を組み込み、チェックアウトと
支払いの動作に関連して、顧客の購入選択品の決定と購入インセンティブ配布の
決定を容易にすることもできる。
【0037】 本発明の実施形態を使用してペーパーレスクーポンを実装する小売店は、個別
の顧客に関するペーパーレスクーポンの価格調整の詳細を受け取り、これらの購
入インセンティブ提供の詳細を、その顧客の識別と関連づけて記憶するPOSシ
ステムを含む。顧客が小売店のチェックアウトの場所で彼または彼女が購入選択
品について支払う時、POSシステムは彼または彼女が購入選択品について支払
う顧客の識別である第2の識別を決定し、ついで、この顧客に関連づけられて記
憶されているすべての購入インセンティブの提供を検索する。第2の識別は顧客
自身を個人識別する識別である場合もあり、または、顧客が使用する購入選択品
キャリアの識別である場合もある。顧客と関連づけられて記憶されている購入イ
ンセンティブ提供が検索されると、POSシステムは、検索された購入インセン
ティブ提供の詳細に含まれている条件のうち満たされている条件があるかどうか
を決定する。ある購入インセンティブ提供が、満たされている詳細の条件を有す
る場合、POSシステムは関連する特典を適用する。POSシステムは、購入イ
ンセンティブ提供の効果を分析するために、顧客に与えられた購入インセンティ
ブの特典を記録し、オプションとしては購入した品目の全リストも共に記録する
場合もある。
【0038】 RFID局は、紙のクーポンまたは顧客に渡される他の通知を印刷することの
できるプリンタ10を備える。プリンタ10は、指定された製品が所与の期間に
購入された場合、その製品に対する購入価格の割引を顧客に提供する割引クーポ
ンを印刷することができる。プリンタ10はまたすべての顧客に入手可能な特定
の品目に対する割引など、店内の特売品を顧客に知らせる通知を印刷するだけの
場合もある。プリンタ10はまた、顧客がすでに購入のために選択した品目に基
づいて、提案される買い物リストを印刷することもできる。提案される買い物リ
ストは、顧客の現在の購入選択品によって彼または彼女が購入傾向を示した品目
を含む場合がある。このような提案される買い物リストの例は、ペット関連品目
を購入した顧客に与えられる、ペット用品のリストである。以前の訪問の間に行
われた購入選択のリストを顧客の個人識別に関連づけて記憶する本発明の実施形
態は、さらにこれらの購入選択品の記憶されたリストを使用して、提案される買
い物リストを定義することもできる。
【0039】 チェックアウトと購入場所に組み込まれたRFID局はまた、顧客に対して購
入インセンティブの提供も提供する。顧客がチェックアウトする場所において提
供される購入インセンティブの目的は、顧客を店に戻るように誘うことであるが
、小売店内で提供される購入インセンティブの目的は主に、現在の買い物訪問の
間に他の製品を買うように誘うものであるので、前者と後者は異なる場合がある
。顧客を個人識別するRFID局を含む本発明の実施形態は、顧客に関連する支
払い口座の情報を記憶し、自動的にこの口座に顧客の購入額を請求することもで
きる。RFIDデバイスを個別の顧客に発行し、これらの顧客の各々に対して支
払い口座の情報を記憶し、チェックアウトの場所で顧客を識別し、記憶された支
払い口座に対して購入価格を自動的に請求する本発明の1実施形態は、顧客のチ
ェックアウトプロセスを大幅に促進し容易にする。
【0040】 購入インセンティブが与えられる顧客を個人識別する本発明の実施形態は、小
売店が個別の顧客に関する住所を保持している場合には、顧客に入手可能になっ
た購入インセンティブについて、家にいる顧客に通知することもできる。小売店
は郵便用の住所または電子メールアドレスのいずれかを使用して印刷されたメッ
セージと広告、または電子的なメッセージと広告を、購入インセンティブを提供
されている顧客に送ることができる。小売店は、彼らが通知する顧客の住所を伴
うデータベースを維持する。印刷された郵便は、クーポンのコピー、または他の
製品に関して顧客に向けられたクーポンを含む。電子通信は顧客に、その顧客が
入手可能であるペーパーレスの割引と、すべての顧客に入手可能な店内の特売品
を通知することができる。
【0041】 本発明ではまた、RFID局で生成された購入選択品のリストを記憶して、購
入パターンの統計的な特徴を収集することをサポートし、マーケティング分析を
サポートすることが可能である。特定の実施形態で顧客がRFID局に行ったこ
とに関連して顧客の識別を決定する場合、購入選択品のリストを顧客の識別と関
連づけて記憶することもできる。何回もの買い物訪問に渡って購入選択品のリス
トを個人の顧客の識別と関連づけて記憶すると、その顧客に関する長期的な買い
物の習慣の特徴を示すことが可能になり、これは、顧客に反応させて購入インセ
ンティブに指定された品目を購入させる可能性が高い、その顧客に提供する購入
インセンティブを選択することがサポートされる。購入選択品の履歴を使用して
マーケティング分析をサポートすることは、当業者には知られている。
【0042】 図2に示された実施形態は、別々のユニットまたはマシンに含まれている実施
形態の主な構成要素を示す。これは本発明の要件ではなく、種々の要素をより少
ないマシンに含むことも可能であるし、種々のマシンの間で異なる方法で分散さ
せることも可能であるし、実際には単一のコンピュータを伴う単一のマシンに含
めることも可能である。このような再分散を使用する実施形態は、当業者によっ
て設計することができる。
【0043】 本発明の多くの修正例および変形例が上記の教示の下で可能であることは明ら
かである。したがって、首記の請求項の範囲の中で、本発明は本明細書に具体的
に記述された方法とは異なる方法でも実行できることを理解されたい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 無線周波数識別(RFID)局全体の概念図、および、RFID局に関連づけ
られた装置と、RFID局にあるショッピングカートの図である。
【図2】 RFID局を備える装置の概念図である。
【図3】 顧客が購入のために選択した品目の電子的に可読なリストの構成を示す図であ
る。
【符号の説明】
100 無線周波数識別(RFID)局 101 ショッピングカート 102 購入のために選択した品目 105 RFインタフェース 106 RFシールド 108 RFID読み取り装置 109 インセンティブプロセッサ 110 クーポンプリンタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G07G 1/12 341 G07G 1/12 341A 1/14 1/14 (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SL,SZ,TZ,UG,ZW ),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU, TJ,TM),AE,AL,AM,AT,AU,AZ, BA,BB,BG,BR,BY,CA,CH,CN,C R,CU,CZ,DE,DK,DM,EE,ES,FI ,GB,GD,GE,GH,GM,HR,HU,ID, IL,IN,IS,JP,KE,KG,KP,KR,K Z,LC,LK,LR,LS,LT,LU,LV,MA ,MD,MG,MK,MN,MW,MX,NO,NZ, PL,PT,RO,RU,SD,SE,SG,SI,S K,SL,TJ,TM,TR,TT,TZ,UA,UG ,UZ,VN,YU,ZA,ZW Fターム(参考) 3E042 AA01 CA02 CA10 CC02 CC03 CC04 CD04 CE05 EA01 EA07 5B058 CA15 CA24 KA02 KA04 KA05 KA06 YA20

Claims (108)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 購入インセンティブを顧客に方向づけ(direct)、マーケティング分析をサポ
    ートする、コンピュータで実装される方法であって、該方法は、 複数の無線周波数信号を、対応する複数の無線周波数送信デバイスから受信す
    るステップであって、該信号の各々は、顧客が購入のために選択した複数の品目
    の中に含まれるユニークな品目(unique item)を識別するデータを含む、該ス
    テップと、 前記複数の品目のうち少なくとも1つに基づいて、人に提供すべきインセンテ
    ィブを決定するステップと、 前記顧客に前記インセンティブの提供を通知するステップと を含む前記方法。
  2. 【請求項2】 前記受信するステップと前記通知するステップは、前記顧客が前記複数のユニ
    ークな品目のうち任意の1つを購入する取引の前に発生する請求項1に記載の方
    法。
  3. 【請求項3】 前記受信するステップと前記通知するステップは、顧客のチェックアウト行動
    に関連して発生する請求項1に記載の方法。
  4. 【請求項4】 前記顧客が購入のために選択した前記複数の品目の合計価格を計算するステッ
    プと、 前記合計価格を表示するステップと をさらに含む請求項1に記載の方法。
  5. 【請求項5】 前記合計価格を表示するステップはさらに、プロモーション用の情報を表示す
    ることを含む請求項4に記載の方法。
  6. 【請求項6】 前記インセンティブは店内の特売品の印刷されたリストを含み、前記通知する
    ステップは、該店内の特売品の該印刷されたリストを前記顧客のために印刷する
    ことを含む請求項1に記載の方法。
  7. 【請求項7】 前記インセンティブは複数の提案される購入品の印刷されたリストを含み、該
    複数の提案される購入品は、前記複数の品目に基づいて選択される請求項1に記
    載の方法。
  8. 【請求項8】 前記インセンティブの提供は、前記顧客が店の異なる場所に行くことを求める
    前提条件を有する請求項1に記載の方法。
  9. 【請求項9】 前記インセンティブは印刷されたクーポンを含み、前記通知するステップは前
    記顧客のために前記クーポンを印刷することを含む請求項1に記載の方法。
  10. 【請求項10】 前記複数の品目のリストと、前記インセンティブの詳細をコンピュータデータ
    ベースに記憶するステップと、 前記印刷されたクーポンの使用を前記コンピュータデータベースに記憶するス
    テップと、 マーケティング統計を決定するために前記データベースの内容を分析するステ
    ップとをさらに含む請求項9に記載の方法。
  11. 【請求項11】 前記顧客に関連する第1の識別を決定するステップと、 前記インセンティブの詳細を前記第1の識別と関連づけてコンピュータデータ
    ベースに記憶するステップと、 第2の顧客が第2の品目の組を購入する購入取引の間、該第2の顧客に関連す
    る第2の識別を決定するステップと、 検索されたインセンティブの組を前記データベースから検索するステップであ
    って、該検索されたインセンティブの組は、前記第2の識別と関連づけられて記
    憶されたインセンティブの詳細を含む、該ステップと、 前記第2の品目の組が、前記検索されたインセンティブの組に含まれている特
    定の条件を満たすことを決定したことに応答して、該特定の条件を満たしている
    ことと関連づけられた特典(benefit)を適用するステップ をさらに含む請求項1に記載の方法。
  12. 【請求項12】 前記複数の品目と前記インセンティブを前記第1の識別に関連づけて特定する
    第1のリストを記録するステップと、 第2の顧客に関連する第2の識別を決定するステップと、 前記第2の識別を決定するステップに関連して、購入選択品(購入のために選
    択された品目、購入セレクション、purchase selections)の第2の組の第2の
    リストを生成するステップであって、該生成するステップは前記第2の顧客が購
    入のために選択した品目と関連づけられた無線周波数識別デバイスから複数の信
    号を受信することに基づく、該ステップと、 前記第1のリストと前記第2のリストの間で購入選択品の差を決定し、この差
    を前記インセンティブに帰するものとすることによって該インセンティブの効果
    の特徴を表すステップと をさらに含む請求項11に記載の方法。
  13. 【請求項13】 前記第1の識別を決定するステップは、前記顧客を個人識別するステップを含
    む請求項11に記載の方法。
  14. 【請求項14】 前記個人識別するステップは、前記顧客が運ぶ個人用無線周波数識別デバイス
    を読み取ることを含む請求項13に記載の方法。
  15. 【請求項15】 前記個人識別するステップは、前記顧客が提示する識別カードを読み取ること
    を含む請求項13に記載の方法。
  16. 【請求項16】 前記個人識別するステップは、前記顧客に関連する口座を決定することを含む
    請求項13に記載の方法。
  17. 【請求項17】 前記口座は、 小切手口座、 クレジットカード口座、 デビットカード口座、および 電話口座(telephone account)のうち1つである請求項16に記載の方法。
  18. 【請求項18】 前記購入選択品の第2の組の合計価格を計算するステップと、 前記合計価格を前記口座に請求するステップと をさらに含む請求項16に記載の方法。
  19. 【請求項19】 前記第1の顧客の家の住所を記憶するステップと、 前記第1の顧客の家に前記インセンティブの通知を郵送するステップと をさらに含む請求項13に記載の方法。
  20. 【請求項20】 前記第1の顧客のインターネット電子メールアドレスまたは他の電子通信アド
    レスを記憶するステップと、 インターネットの電子メールまたは他の電子通信によって、前記第1の顧客の
    家に前記インセンティブの通知を連絡するステップと をさらに含む請求項13に記載の方法。
  21. 【請求項21】 前記識別を決定するステップは、前記顧客が使用する購入選択品キャリア(購
    入のために選択した品物を運ぶキャリア、購入セレクションキャリア、purchase
    selection carrier)を一意的に(uniquely、ユニークに)決定するステップを
    含む請求項11に記載の方法。
  22. 【請求項22】 前記購入選択品キャリアを一意的に決定するステップは、該購入選択品キャリ
    アに取り付けられた無線周波数識別デバイスを読み取ることを含む請求項21に
    記載の方法。
  23. 【請求項23】 前記購入選択品キャリアを一意的に決定するステップは、該購入選択品キャリ
    アの中に含まれる前記複数のユニークな品目を特定するリストを記録することを
    含む請求項21に記載の方法。
  24. 【請求項24】 前記無線周波数信号の各々は、同様な品目から個別の品目を一意的に区別する
    請求項23に記載の方法。
  25. 【請求項25】 前記購入選択品キャリアを一意的に決定するステップは、該購入選択品キャリ
    アに付けられた一意的で光学的に可読な印(insignia)を読み取ることを含む請
    求項23に記載の方法。
  26. 【請求項26】 前記一意的で光学的に可読な印はバーコードを含む請求項25に記載の方法。
  27. 【請求項27】 購入インセンティブを顧客に方向づけ、マーケティング分析をサポートする、
    コンピュータで実装される方法であって、該方法は、 顧客によって行われた購入選択品の組の電子的に可読なリストを生成するステ
    ップであって、該生成するステップは、顧客が購入のために選択した品目に関連
    づけられた無線周波数識別デバイスから複数の信号を受信することに基づく、該
    ステップと、 前記顧客を個人識別する識別を決定するステップと、 前記電子的に可読なリストを前記識別に関連づけてコンピュータデータベース
    に記憶するステップと、 前記顧客に提供するインセンティブを決定するステップであって、該インセン
    ティブを決定するステップは、 (1) 前記コンピュータデータベースから記憶されたリストの組を検索す
    ることであって、該記憶されたリストの組は前記識別に関連づけて記憶されてい
    る複数の購入選択品リストを含むことと、 (2) 前記インセンティブを、前記購入選択品の組と、前記記憶されたリ
    ストの組に含まれる追加の購入選択品に基づかせることとを含み、 及び、 前記顧客に前記インセンティブを通知するステップ を含む前記方法。
  28. 【請求項28】 前記識別は、前記顧客が運ぶ個人用無線周波数識別デバイスを含む請求項27
    に記載の方法。
  29. 【請求項29】 前記識別は前記顧客が提示する識別カードを含む請求項27に記載の方法。
  30. 【請求項30】 前記識別は前記顧客に関連する口座を含む請求項27に記載の方法。
  31. 【請求項31】 前記口座は 小切手口座 クレジットカード口座 デビットカード口座、および 電話口座のうち1つである請求項30に記載の方法。
  32. 【請求項32】 前記購入選択品の組の合計価格を計算するステップと、 前記合計価格の一部または全部を前記口座に請求するステップと をさらに含む請求項30に記載の方法。
  33. 【請求項33】 前記小売り客の家の住所を記憶するステップと、 前記第1の顧客の家に追加のインセンティブを郵送するステップと をさらに含む請求項27に記載の方法。
  34. 【請求項34】 前記追加のインセンティブは、 広告と、 割引クーポンのうち1つまたは両方を含む請求項33に記載の方法。
  35. 【請求項35】 前記追加のインセンティブは前記記憶されたリストの組の分析に関連して選択
    される請求項33に記載の方法。
  36. 【請求項36】 前記第1の顧客のインターネットの電子メールアドレスまたは他の電子通信ア
    ドレスを記憶するステップと、 電子メールまたは他の電子通信によって前記第1の顧客の家に追加のインセン
    ティブを連絡するステップと をさらに含む請求項27に記載の方法。
  37. 【請求項37】 前記インセンティブは、 広告と、 割引クーポンのうち1つまたは両方を含む請求項36に記載の方法。
  38. 【請求項38】 前記追加のインセンティブは、前記記憶されたリストの組の分析に関連して選
    択される請求項36に記載の方法。
  39. 【請求項39】 前記インセンティブの詳細を前記識別と関連づけて記憶するステップと、 第2の顧客が第2の品目の組を購入する購入取引の間、該第2の顧客に関連づ
    けられた第2の識別を決定するステップと、 前記第2の顧客が前記第2の品目の組について支払う間に、記憶されたインセ
    ンティブの組を検索するステップであって、該記憶されたインセンティブの組は
    、前記第2の識別と関連づけて記憶されているすべてのインセンティブの詳細を
    含むステップと、 前記品目の第2の組が前記検索されたインセンティブの組の中に含まれる特定
    の条件を満たすことを決定したことに応答して、該特定の条件を満たすことに関
    連づけられた特典を適用するステップと をさらに含む請求項27に記載の方法。
  40. 【請求項40】 購入インセンティブを顧客に方向づけ、マーケティング分析をサポートする、
    コンピュータで実装される方法であって、該方法は、 買い物訪問(shopping visit)の間、顧客を個人識別する識別を決定するステ
    ップであって、前記識別は、該顧客に関連づけられた無線周波数識別デバイスか
    ら信号を受信することによって決定される、該ステップと、 前記識別を買い物履歴データベースに記憶するステップと を含む前記方法。
  41. 【請求項41】 前記顧客に提供するインセンティブを決定するステップであって、該インセン
    ティブを決定するステップは前記顧客の履歴データベースを分析することを含む
    、該ステップと、 前記顧客に前記インセンティブを通知するステップ をさらに含む請求項40に記載の方法。
  42. 【請求項42】 前記記憶するステップは、 前記顧客が行った購入の合計購入価格を前記識別と関連づけて記憶することを
    さらに含む請求項40に記載の方法。
  43. 【請求項43】 前記記憶するステップは、前記買い物訪問の時間の表示を前記識別に関連づけ
    て記憶することをさらに含む請求項40に記載の方法。
  44. 【請求項44】 前記識別は、前記顧客が運ぶ個人用無線周波数識別デバイスを含む請求項40
    に記載の方法。
  45. 【請求項45】 前記識別は、前記顧客が提示する識別カードを含む請求項40に記載の方法。
  46. 【請求項46】 前記識別は、前記顧客に関連づけられた口座を含む請求項40に記載の方法。
  47. 【請求項47】 前記口座は 小切手口座、 クレジットカード口座、 デビットカード口座、および 電話口座のうち1つである請求項46に記載の方法。
  48. 【請求項48】 前記購入選択品の組の合計価格を計算するステップと、 前記合計価格の一部または全部を前記口座に請求するステップとをさらに含む
    請求項46に記載の方法。
  49. 【請求項49】 前記小売り客の家の住所を記憶するステップと、 前記第1の顧客の家に追加のインセンティブを郵送するステップとをさらに含
    む請求項46に記載の方法。
  50. 【請求項50】 前記追加のインセンティブは、 広告と、 割引クーポンのうち1つまたは両方を含む請求項49に記載の方法。
  51. 【請求項51】 前記追加のインセンティブは、前記記憶されたリストの組の分析に関連して選
    択される請求項49に記載の方法。
  52. 【請求項52】 前記第1の顧客のインターネットの電子メールアドレスまたは他の電子通信ア
    ドレスを記憶するステップと、 電子メールまたは他の電子通信によって前記第1の顧客の家に追加のインセン
    ティブを連絡するステップと をさらに含む請求項40に記載の方法。
  53. 【請求項53】 前記追加のインセンティブは、 広告と、 割引クーポンのうち1つまたは両方を含む請求項52に記載の方法。
  54. 【請求項54】 前記追加のインセンティブは、前記記憶されたリストの組の分析に関連して選
    択される請求項52に記載の方法。
  55. 【請求項55】 購入インセンティブを顧客に方向づけ、マーケティング分析をサポートするシ
    ステムであって、該システムは、 複数の無線周波数信号を対応する複数の無線周波数送信デバイスから受信する
    手段であって、該信号の各々は、顧客が購入のために選択した複数の品目の中に
    含まれるユニークな品目を識別するデータを含む、該手段と、 前記複数の品目のうち少なくとも1つに基づいて人に提供すべきインセンティ
    ブを決定する手段と、 前記顧客に前記インセンティブの提供を通知する手段と を備えた前記システム。
  56. 【請求項56】 前記受信する手段と前記通知する手段は、前記顧客が前記複数のユニークな品
    目のいずれかを購入する取引の前に作動する請求項55に記載のシステム。
  57. 【請求項57】 前記受信する手段と前記通知する手段は、顧客のチェックアウト行動に関連し
    て作動する請求項55に記載のシステム。
  58. 【請求項58】 前記顧客が購入のために選択した前記複数の品目の合計価格を計算する手段と
    、 前記合計価格を表示する手段と をさらに含む請求項55に記載のシステム。
  59. 【請求項59】 前記合計価格を表示する手段はさらに、プロモーション用の情報を表示する手
    段を含む請求項58に記載のシステム。
  60. 【請求項60】 前記インセンティブは、店内の特売品の印刷されたリストを含み、前記通知す
    る手段は、該店内の特売品の印刷されたリストを前記顧客のために印刷する手段
    を備える請求項55に記載のシステム。
  61. 【請求項61】 前記インセンティブは、複数の提案される購入品の印刷されたリストを含み、
    該複数の提案される購入品は、前記複数の品目に基づいて選択される請求項55
    に記載のシステム。
  62. 【請求項62】 前記インセンティブの提供は、前記顧客が店の異なる場所へ行くことを求める
    前提条件を有する請求項55に記載のシステム。
  63. 【請求項63】 前記インセンティブは印刷されたクーポンを含み、前記通知する手段は、前記
    顧客のために該クーポンを印刷する手段を備える請求項55に記載のシステム。
  64. 【請求項64】 前記複数の品目のリストと、前記インセンティブの詳細をコンピュータデータ
    ベースに記憶する手段と、 前記印刷されたクーポンの使用を前記コンピュータデータベースに記憶する手
    段と、 マーケティング統計を決定するために前記データベースの内容を分析する手段
    とをさらに備える請求項63に記載のシステム。
  65. 【請求項65】 前記顧客に関連する第1の識別を決定する手段と、 前記インセンティブの詳細を前記第1の識別と関連づけてコンピュータデータ
    ベースに記憶する手段と、 第2の顧客が第2の品目の組を購入する購入取引の間、該第2の顧客と関連づ
    けられた第2の識別を決定する手段と、 検索されたインセンティブの組を前記データベースから検索する手段であって
    、該検索されたインセンティブの組は前記第2の識別と関連づけて記憶されたイ
    ンセンティブの詳細を含む、該手段と、 特定の条件を満足することに関連づけられた特典を適用する手段であって、該
    特典を適用する手段は、前記第2の品目の組が前記検索されたインセンティブの
    組に含まれる特定の条件を満たすことを決定したことに応答して作動する手段と
    をさらに備えた請求項55に記載のシステム。
  66. 【請求項66】 前記第1の識別と関連づけて前記複数の品目と前記インセンティブを特定する
    第1のリストを記録する手段と、 第2の顧客に関連づけられた第2の識別を決定する手段と、 購入選択品の第2の組の第2のリストを生成する、前記第2の識別を決定する
    手段に関連して作動する手段であって、該生成する手段は前記第2の顧客が購入
    のために選択した品目と関連づけられた無線周波数識別デバイスから複数の信号
    を受信することを使用する、該手段と、 前記第1のリストと前記第2のリストの間で購入選択品の差を決定し、該差を
    前記インセンティブに帰することによって、該インセンティブの効果の特徴を示
    す手段とをさらに備える請求項65に記載のシステム。
  67. 【請求項67】 前記第1の識別を決定する手段は、前記顧客を個人識別する手段を備える請求
    項65に記載のシステム。
  68. 【請求項68】 前記個人識別する手段は、前記顧客が運ぶ個人用無線周波数識別デバイスを読
    み取る手段を備える請求項67に記載のシステム。
  69. 【請求項69】 前記個人識別する手段は、前記顧客が提示する識別カードを読み取る手段を備
    える請求項67に記載のシステム。
  70. 【請求項70】 前記個人識別する手段は、前記顧客に関連する口座を決定する手段を備える請
    求項67に記載のシステム。
  71. 【請求項71】 前記口座は 小切手口座、 クレジットカード口座、 デビットカード口座、および 電話口座のうち1つである請求項70に記載のシステム。
  72. 【請求項72】 前記第2の購入選択品の組の合計価格を計算する手段と、 前記合計価格を前記口座に請求する手段と をさらに備える請求項70に記載のシステム。
  73. 【請求項73】 前記第1の顧客の家の住所を記憶する手段と、 前記第1の顧客の家に前記インセンティブの通知を郵送する手段と をさらに備える請求項67に記載のシステム。
  74. 【請求項74】 前記第1の顧客のインターネット電子メールアドレスまたは他の電子通信アド
    レスを記憶するデータベースと、 インターネット電子メールまたは他の電子通信によって、前記第1の顧客の家
    に前記インセンティブの通知を連絡する手段と をさらに備える請求項67に記載のシステム。
  75. 【請求項75】 前記識別を決定する手段は、前記顧客が使用する購入選択品キャリアを一意的
    に決定する手段を備える請求項65に記載のシステム。
  76. 【請求項76】 前記購入選択品キャリアを一意的に決定する手段は、該購入選択品キャリアに
    取り付けられた無線周波数識別デバイスを読み取る手段を備える請求項75に記
    載のシステム。
  77. 【請求項77】 前記購入選択品キャリアを一意的に決定する手段は、該購入選択品キャリア内
    に含まれる前記複数のユニークな品目を特定するリストを記録する手段を備える
    請求項75に記載のシステム。
  78. 【請求項78】 前記無線周波数信号の各々は、同様の品目から個別の品目を一意的に区別する
    請求項77に記載のシステム。
  79. 【請求項79】 前記購入選択品キャリアを一意的に決定する手段は、該購入選択品キャリアに
    付けられた一意的で光学的に可読な印を読み取る手段を備える請求項77に記載
    のシステム。
  80. 【請求項80】 前記一意的で光学的に可読な印はバーコードを含む請求項79に記載のシステ
    ム。
  81. 【請求項81】 購入インセンティブを顧客に方向づけ、マーケティング分析をサポートする、
    コンピュータで実装されるシステムであって、該システムは、 顧客が行った購入選択の組の電子的に可読なリストを生成する手段であって、
    該生成する手段は、該顧客が購入のために選択した品目に関連づけられた無線周
    波数識別デバイスから複数の信号を受信することを利用する、該手段と、 前記顧客を個人識別する識別を決定する手段と、 前記電子的に可読なリストを前記識別に関連づけてコンピュータデータベース
    に記憶する手段と、 前記顧客に提供するインセンティブを決定する手段であって、該インセンティ
    ブを決定する手段は、 (1) 前記コンピュータデータベースから記憶されたリストの組を検索す
    る手段であって、該記憶されたリストの組は前記識別と関連づけて記憶されてい
    る複数の購入選択品のリストを含む、該手段と、 (2) 前記インセンティブを、前記購入選択品の組と、前記記憶されたリ
    ストの組に含まれる追加の購入選択品に基づかせる手段とを有し、 及び、 前記顧客に前記インセンティブを通知する手段を 備えた前記システム。
  82. 【請求項82】 前記識別は、前記顧客が運ぶ個人用無線周波数識別デバイスを含む請求項81
    に記載のシステム。
  83. 【請求項83】 前記識別は、前記顧客が提示する識別カードを含む請求項81に記載のシステ
    ム。
  84. 【請求項84】 前記識別は、前記顧客と関連する口座を含む請求項81に記載のシステム。
  85. 【請求項85】 前記口座は 小切手口座、 クレジットカード口座、 デビットカード口座、および 電話口座のうち1つである請求項84に記載のシステム。
  86. 【請求項86】 前記購入選択品の組の合計価格を計算する手段と、 前記合計価格の一部または全部を前記口座に請求する手段と をさらに備える請求項84に記載のシステム。
  87. 【請求項87】 前記小売り客の家の住所を記憶するデータベースと、 第1の顧客の家に追加のインセンティブの通知を郵送する手段と をさらに備える請求項81に記載のシステム。
  88. 【請求項88】 前記追加のインセンティブは、 広告と、 割引クーポンのうち1つまたは両方を含む請求項87に記載のシステム。
  89. 【請求項89】 前記追加のインセンティブは前記記憶されたリストの組の分析に関連して選択
    される請求項87に記載のシステム。
  90. 【請求項90】 前記第1の顧客のインターネット電子メールアドレスまたは他の電子通信アド
    レスを記憶するデータベースと、 電子メールまたは他の電子通信によって前記第1の顧客の家に追加のインセン
    ティブを通信する手段と をさらに備える請求項81に記載のシステム。
  91. 【請求項91】 前記インセンティブは、 広告と、 割引クーポンのうち1つまたは両方を含む請求項90に記載のシステム。
  92. 【請求項92】 前記追加のインセンティブは前記記憶されたリストの組の分析に関連して選択
    される請求項90に記載のシステム。
  93. 【請求項93】 前記インセンティブの詳細を前記識別に関連づけて記憶するデータベースと、 第2の顧客が第2の品目の組を購入する購入取引の間、該第2の顧客に関連す
    る第2の識別を決定する手段と、 前記第2の顧客が前記第2の品目の組について支払う間に記憶されたインセン
    ティブの組を検索する手段であって、該記憶されたインセンティブの組は前記第
    2の識別と関連づけて記憶されたすべてのインセンティブの詳細からなる手段と
    、 前記第2の品目の組が、前記検索されたインセンティブの組に含まれる特定の
    条件を満たすことを決定したことに応答して、該特定の条件を満たすことに関連
    づけられた特典を適用する手段と をさらに備える請求項81に記載のシステム。
  94. 【請求項94】 購入インセンティブを顧客に方向づけ、マーケティング分析をサポートする、
    コンピュータで実装されるシステムであって、該システムは、 買い物訪問の間、顧客を個人識別する識別を決定する手段であって、該識別は
    前記顧客に関連づけられた無線周波数識別デバイスから信号を受信することによ
    って決定される、該手段と、 前記識別を買い物履歴データベースに記憶する手段と を備えた前記システム。
  95. 【請求項95】 前記顧客に提供するインセンティブを決定する手段であって、該インセンティ
    ブを決定する手段は、前記顧客履歴データベースを分析する手段を備える、該手
    段と、 前記顧客に前記インセンティブを通知する手段と をさらに備える請求項94に記載のシステム。
  96. 【請求項96】 前記記憶する手段は、前記顧客が行った購入の合計購入価格を、前記識別と関
    連づけて記憶する手段をさらに備える請求項94に記載のシステム。
  97. 【請求項97】 前記記憶する手段は前記買い物訪問の時間表示を、前記識別と関連づけて記憶
    する手段をさらに備える請求項94に記載のシステム。
  98. 【請求項98】 前記識別は、前記顧客が運ぶ個人用無線周波数識別デバイスを備える請求項9
    4に記載のシステム。
  99. 【請求項99】 前記識別は、前記顧客が提示する識別カードを含む請求項94に記載のシステ
    ム。
  100. 【請求項100】 前記識別は前記顧客に関連する口座を含む請求項94に記載のシステム。
  101. 【請求項101】 前記口座は 小切手口座、 クレジットカード口座、 デビットカード口座、および 電話口座のうち1つである請求項100に記載のシステム。
  102. 【請求項102】 前記購入選択品の組の合計価格を計算する手段と、 前記合計価格の一部または全部を前記口座に請求する手段とをさらに備える請
    求項100に記載のシステム。
  103. 【請求項103】 前記小売り客の家の住所を記憶する手段と、 第1の顧客の家に追加のインセンティブを郵送する手段とをさらに備える請求
    項100に記載のシステム。
  104. 【請求項104】 前記追加のインセンティブは、 広告と、 割引クーポンのうち1つまたは両方を含む請求項103に記載のシステム。
  105. 【請求項105】 前記追加のインセンティブは前記記憶されたリストの組の分析に関連して選択
    される請求項103に記載のシステム。
  106. 【請求項106】 前記第1の顧客のインターネット電子メールアドレスまたは他の電子通信アド
    レスを記憶するデータベースと、 電子メールまたは他の電子通信によって前記第1の顧客の家に追加のインセン
    ティブを連絡する手段と をさらに備える請求項94に記載のシステム。
  107. 【請求項107】 前記インセンティブは、 広告と、 割引クーポンのうち1つまたは両方を含む請求項106に記載のシステム。
  108. 【請求項108】 前記追加のインセンティブは前記記憶されたリストの組の分析に関連して選択
    される請求項106に記載のシステム。
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