JP2003016243A - 顧客の購買行動分析システム - Google Patents
顧客の購買行動分析システムInfo
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- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 5
- 230000006399 behavior Effects 0.000 description 34
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 9
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 5
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Abstract
(57)【要約】
【課題】顧客が店舗内に入場してから退場するまでの間
の行動を、人手によらず集計、分析することのできる顧
客の購買行動分析システムを提供する。 【解決手段】顧客７０が保持しているＩＣカード１０に
記録されている顧客情報１２０を店舗内に適宜配置され
た端末機１１〜２５で検出し、その情報と精算機４０の
精算情報４１とをコンピュータ３０に送信し、コンピュ
ータ３０で受信情報を集計、分析する。
の行動を、人手によらず集計、分析することのできる顧
客の購買行動分析システムを提供する。 【解決手段】顧客７０が保持しているＩＣカード１０に
記録されている顧客情報１２０を店舗内に適宜配置され
た端末機１１〜２５で検出し、その情報と精算機４０の
精算情報４１とをコンピュータ３０に送信し、コンピュ
ータ３０で受信情報を集計、分析する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、顧客の購買行動分
析システムに関し、特に、顧客が店舗内に入場して移動
しながら商品を購入し、精算してから退場するまでの間
の行動を、ＩＣカードに付属の非接触型ＩＣ媒体に記録
されている顧客情報を端末機で検出し、その情報をコン
ピュータで集計、分析する顧客の購買行動分析システム
に関する。
析システムに関し、特に、顧客が店舗内に入場して移動
しながら商品を購入し、精算してから退場するまでの間
の行動を、ＩＣカードに付属の非接触型ＩＣ媒体に記録
されている顧客情報を端末機で検出し、その情報をコン
ピュータで集計、分析する顧客の購買行動分析システム
に関する。
【０００２】
【従来の技術】一般に、百貨店、スーパー、ディスカウ
ントショップなどでは、顧客は、店舗内を移動して所望
の商品を探し、最終的に精算所で購入品の支払いを行う
というシステムになっているが、商品そのものに対する
顧客の嗜好とは別に、商品陳列棚の配置場所や各商品の
レイアウトなどの要因により、店舗内の商品の売上げが
左右される場合があり、そのため、店舗内での顧客の移
動行動と実際の購買行動との関係を分析することが、店
舗の売上げの増加を図る上で必要な要素となってくる。
ントショップなどでは、顧客は、店舗内を移動して所望
の商品を探し、最終的に精算所で購入品の支払いを行う
というシステムになっているが、商品そのものに対する
顧客の嗜好とは別に、商品陳列棚の配置場所や各商品の
レイアウトなどの要因により、店舗内の商品の売上げが
左右される場合があり、そのため、店舗内での顧客の移
動行動と実際の購買行動との関係を分析することが、店
舗の売上げの増加を図る上で必要な要素となってくる。
【０００３】従来、このような顧客の購買行動を把握す
る作業は、人手で行うのが普通であり、例えば、入店し
て来た顧客の後を観察者が追尾し、その顧客の移動経
路、購入した商品、購入はしなかったが興味をもったと
思われる商品などを随時記録しておくことで、顧客の購
買行動を把握していた。
る作業は、人手で行うのが普通であり、例えば、入店し
て来た顧客の後を観察者が追尾し、その顧客の移動経
路、購入した商品、購入はしなかったが興味をもったと
思われる商品などを随時記録しておくことで、顧客の購
買行動を把握していた。
【０００４】しかし、上記作業は、人手で行うため観察
者が常時所定の顧客の後ろからついて回る必要があり、
観察者１人当たりの顧客の行動を把握できる人数には限
度があり、効率が悪く、顧客行動のデータ収集のサンプ
ル量を多く採集することは困難であり、従って、その少
ないデータから分析を行うと、正確性に欠ける結果を生
じるという欠点がある。
者が常時所定の顧客の後ろからついて回る必要があり、
観察者１人当たりの顧客の行動を把握できる人数には限
度があり、効率が悪く、顧客行動のデータ収集のサンプ
ル量を多く採集することは困難であり、従って、その少
ないデータから分析を行うと、正確性に欠ける結果を生
じるという欠点がある。
【０００５】また、人海戦術により多くの顧客行動のデ
ータ収集を行うこともできるが、この場合、多人数の観
察者を必要とし、観察者の増員に伴い多大な人件費が発
生するという欠点がある。
ータ収集を行うこともできるが、この場合、多人数の観
察者を必要とし、観察者の増員に伴い多大な人件費が発
生するという欠点がある。
【０００６】上記欠点を解決すべく、店舗内の各所に監
視ビデオカメラを配置し、監視ビデオカメラにより店舗
内を撮影して録画しておき、撮影後、担当者がこの録画
を見ながら顧客の移動経路をチェックすることにより、
顧客行動を分析する方法がある。
視ビデオカメラを配置し、監視ビデオカメラにより店舗
内を撮影して録画しておき、撮影後、担当者がこの録画
を見ながら顧客の移動経路をチェックすることにより、
顧客行動を分析する方法がある。
【０００７】しかし、監視ビデオカメラによる録画デー
タを分析する方法は、分析する担当者は、長時間を掛け
て録画テープを見なければならず、多大な労力と時間を
要するという欠点がある。
タを分析する方法は、分析する担当者は、長時間を掛け
て録画テープを見なければならず、多大な労力と時間を
要するという欠点がある。
【０００８】
【発明が解決しようとする課題】以上説明したように、
顧客の購買行動を把握する作業を人手で行う場合は、観
察者１人当たりの顧客の行動を把握できる人数には限度
があり、顧客行動のデータ収集のサンプル量を多くは採
集できず、正確な分析結果が得られないケースがあると
いう課題がある。
顧客の購買行動を把握する作業を人手で行う場合は、観
察者１人当たりの顧客の行動を把握できる人数には限度
があり、顧客行動のデータ収集のサンプル量を多くは採
集できず、正確な分析結果が得られないケースがあると
いう課題がある。
【０００９】観察者を増員してより多くの顧客の行動の
データ収集を行う場合は、観察者の増員に伴い多大な人
件費が発生するという課題がある。
データ収集を行う場合は、観察者の増員に伴い多大な人
件費が発生するという課題がある。
【００１０】また、監視ビデオカメラによる録画データ
を分析する方法は、長時間録画が可能なビデオカメラを
多数配置しなければならず、且つ、録画データの分析作
業に多大な労力と時間とを要するという課題がある。
を分析する方法は、長時間録画が可能なビデオカメラを
多数配置しなければならず、且つ、録画データの分析作
業に多大な労力と時間とを要するという課題がある。
【００１１】本発明の目的は、上記課題を解決すべく、
顧客が店舗内に入場してから退場するまでの間の行動
を、顧客が保持しているＩＣカードに記録されている顧
客情報を店舗内に適宜配置された端末機で検出し、その
情報をコンピュータで集計、分析することのできる顧客
の購買行動分析システムを提供することにある。
顧客が店舗内に入場してから退場するまでの間の行動
を、顧客が保持しているＩＣカードに記録されている顧
客情報を店舗内に適宜配置された端末機で検出し、その
情報をコンピュータで集計、分析することのできる顧客
の購買行動分析システムを提供することにある。
【００１２】
【課題を解決するための手段】本発明の顧客の購買行動
分析システムは、店舗内での顧客の移動状況から購買行
動を把握する顧客の購買行動分析システムにおいて、顧
客情報が書き込まれている非接触型ＩＣ媒体が設けられ
た店舗側で顧客に発行したＩＣカードと、店舗内の売場
の複数の場所と精算機と入場口と退場口とに設置され非
接触型ＩＣ媒体の顧客情報を検出する端末機と、端末機
と精算機とに接続され端末機と精算機からの情報を受信
処理するコンピュータとを有し、コンピュータは、ＩＣ
カードを所持した顧客が店舗内に入場し店舗内を移動し
て商品を購入して精算後店舗を退場したとき、端末機と
精算機からの受信情報を集計、分析する手段を有するこ
とを特徴とする。
分析システムは、店舗内での顧客の移動状況から購買行
動を把握する顧客の購買行動分析システムにおいて、顧
客情報が書き込まれている非接触型ＩＣ媒体が設けられ
た店舗側で顧客に発行したＩＣカードと、店舗内の売場
の複数の場所と精算機と入場口と退場口とに設置され非
接触型ＩＣ媒体の顧客情報を検出する端末機と、端末機
と精算機とに接続され端末機と精算機からの情報を受信
処理するコンピュータとを有し、コンピュータは、ＩＣ
カードを所持した顧客が店舗内に入場し店舗内を移動し
て商品を購入して精算後店舗を退場したとき、端末機と
精算機からの受信情報を集計、分析する手段を有するこ
とを特徴とする。
【００１３】コンピュータは、顧客の店舗内での移動経
路と滞留時間と購入商品とを集計、分析する手段を有す
ることを特徴とする。
路と滞留時間と購入商品とを集計、分析する手段を有す
ることを特徴とする。
【００１４】端末機は、設置される場所を示す位置情報
と、ＩＣカードに記録された顧客情報を検出する顧客情
報検出部と、顧客情報を検出したときの時刻を検出する
時刻検出手段と、コンピュータへ情報を送信する送信部
とを有することを特徴とする。
と、ＩＣカードに記録された顧客情報を検出する顧客情
報検出部と、顧客情報を検出したときの時刻を検出する
時刻検出手段と、コンピュータへ情報を送信する送信部
とを有することを特徴とする。
【００１５】顧客情報検出部は、ＩＣカードを所持する
顧客が端末機の近傍に存在した場合、ＩＣカードの顧客
情報を非接触で自動的に検出する手段を有することを特
徴とする。
顧客が端末機の近傍に存在した場合、ＩＣカードの顧客
情報を非接触で自動的に検出する手段を有することを特
徴とする。
【００１６】コンピュータは、位置情報と顧客情報と精
算機の精算情報と時刻情報とを記録する記録部を有する
ことを特徴とする。
算機の精算情報と時刻情報とを記録する記録部を有する
ことを特徴とする。
【００１７】コンピュータは、顧客が購入した商品を精
算機で精算したとき、精算情報とＩＣカードを所持して
いる顧客の顧客情報と端末機の位置情報とを関連付けて
購買商品を集計、分析する購入商品分析部を有すること
を特徴とする。
算機で精算したとき、精算情報とＩＣカードを所持して
いる顧客の顧客情報と端末機の位置情報とを関連付けて
購買商品を集計、分析する購入商品分析部を有すること
を特徴とする。
【００１８】コンピュータは、端末機の位置情報と顧客
情報と時刻情報とを関連付けて顧客の店舗内での移動経
路を集計、分析する移動経路分析部を有することを特徴
とする。
情報と時刻情報とを関連付けて顧客の店舗内での移動経
路を集計、分析する移動経路分析部を有することを特徴
とする。
【００１９】コンピュータは、入場口と退場口とに設置
された端末機の位置情報と顧客情報と時刻情報とを関連
付けて顧客の店舗内の滞留時間を集計、分析する滞留時
間分析部を有することを特徴とする。
された端末機の位置情報と顧客情報と時刻情報とを関連
付けて顧客の店舗内の滞留時間を集計、分析する滞留時
間分析部を有することを特徴とする。
【００２０】顧客情報は、顧客のＩＤ番号を有すること
を特徴とする。
を特徴とする。
【００２１】
【発明の実施の形態】次に、本発明の顧客の購買行動分
析システムの一実施の形態について、図面を参照して説
明する。
析システムの一実施の形態について、図面を参照して説
明する。
【００２２】図１は、本発明の顧客の購買行動分析シス
テムの一実施の形態を示す概略構成ブロック図、図２
は、本発明の顧客の購買行動分析システムが導入された
店舗を示す概略構成ブロック図、図３は、ＩＣカードの
概略構成ブロック図である。
テムの一実施の形態を示す概略構成ブロック図、図２
は、本発明の顧客の購買行動分析システムが導入された
店舗を示す概略構成ブロック図、図３は、ＩＣカードの
概略構成ブロック図である。
【００２３】図１〜図３を参照すると、顧客の購買行動
分析システム１は、顧客情報１２０が書き込まれている
非接触型ＩＣ媒体１１０を有する店舗側で顧客７０に発
行したポイントカードなどのＩＣカード１０と、店舗内
の売場６０の複数の商品陳列棚５０ー１、５０ー２、５
０ーｎと精算機４０と入場口７０と退場口８０とに設置
され非接触型ＩＣ媒体１１０の顧客情報１２０を検出す
る端末機１１〜２５と、端末機１１〜２５と精算機４０
とに接続され端末機１１〜２５と精算機４０からの情報
を受信処理するコンピュータ３０とから構成される。
分析システム１は、顧客情報１２０が書き込まれている
非接触型ＩＣ媒体１１０を有する店舗側で顧客７０に発
行したポイントカードなどのＩＣカード１０と、店舗内
の売場６０の複数の商品陳列棚５０ー１、５０ー２、５
０ーｎと精算機４０と入場口７０と退場口８０とに設置
され非接触型ＩＣ媒体１１０の顧客情報１２０を検出す
る端末機１１〜２５と、端末機１１〜２５と精算機４０
とに接続され端末機１１〜２５と精算機４０からの情報
を受信処理するコンピュータ３０とから構成される。
【００２４】また、端末機１１〜２５は、設置される場
所を示す位置情報１１３と、ＩＣカード１０に記録され
た顧客情報１２０を非接触で検出する顧客情報検出部１
１１と、顧客情報１２０を検出したときの時刻を検出す
る時刻検出手段１１２と、コンピュータ３０へ情報を送
信する送信部１１４とで構成され、コンピュータ３０
は、精算機４０からの精算情報４１と端末機１１〜２５
から送信された情報とを受信する受信部３１と、受信情
報の分析処理を行う分析処理部３３と記録処理を行う記
録処理部３４とを制御する制御部３２と、記録処理部３
４の制御により位置情報１１３と顧客情報１２０と精算
情報４１と時刻情報とが記録される記録部３５と、分析
処理部３３の制御により顧客７０の売場６０内での移動
経路を集計、分析する移動経路分析部３６と、購買商品
を集計、分析する購入商品分析部３７と、顧客７０の売
場６０内の滞留時間を集計、分析する滞留時間分析部３
８とから構成される。
所を示す位置情報１１３と、ＩＣカード１０に記録され
た顧客情報１２０を非接触で検出する顧客情報検出部１
１１と、顧客情報１２０を検出したときの時刻を検出す
る時刻検出手段１１２と、コンピュータ３０へ情報を送
信する送信部１１４とで構成され、コンピュータ３０
は、精算機４０からの精算情報４１と端末機１１〜２５
から送信された情報とを受信する受信部３１と、受信情
報の分析処理を行う分析処理部３３と記録処理を行う記
録処理部３４とを制御する制御部３２と、記録処理部３
４の制御により位置情報１１３と顧客情報１２０と精算
情報４１と時刻情報とが記録される記録部３５と、分析
処理部３３の制御により顧客７０の売場６０内での移動
経路を集計、分析する移動経路分析部３６と、購買商品
を集計、分析する購入商品分析部３７と、顧客７０の売
場６０内の滞留時間を集計、分析する滞留時間分析部３
８とから構成される。
【００２５】更に、ＩＣカード１０は、非接触型ＩＣ媒
体１１０が設けられ、そこに顧客情報１２０として、顧
客７０のＩＤ番号１２１、氏名１２２、年齢１２３、性
別１２４、住所１２５などの情報が記録された構成とな
っている。
体１１０が設けられ、そこに顧客情報１２０として、顧
客７０のＩＤ番号１２１、氏名１２２、年齢１２３、性
別１２４、住所１２５などの情報が記録された構成とな
っている。
【００２６】次に、上述のように構成された顧客の購買
行動分析システム１の動作について、図面を参照して説
明する。
行動分析システム１の動作について、図面を参照して説
明する。
【００２７】一例として、顧客７０が図２中の破線で示
す移動経路９０を辿って購買行動を行った場合に関して
説明する。
す移動経路９０を辿って購買行動を行った場合に関して
説明する。
【００２８】図２を参照すると、まず、顧客７０が入場
口８０から売場６０内に入るとき、入場口８０に設置さ
れた端末機１１により、顧客が所持しているＩＣカード
１０に設けられた非接触型ＩＣ媒体１１０に記録されて
いる顧客情報１２０が読み出され、読み出された顧客情
報１２０と時刻検出手段１１２により検出される顧客情
報１２０が読み出されたときの時刻情報と入場口に設置
された端末機１１の設置位置情報１１３とが送信部１１
４を介してコンピュータ３０に送信される。
口８０から売場６０内に入るとき、入場口８０に設置さ
れた端末機１１により、顧客が所持しているＩＣカード
１０に設けられた非接触型ＩＣ媒体１１０に記録されて
いる顧客情報１２０が読み出され、読み出された顧客情
報１２０と時刻検出手段１１２により検出される顧客情
報１２０が読み出されたときの時刻情報と入場口に設置
された端末機１１の設置位置情報１１３とが送信部１１
４を介してコンピュータ３０に送信される。
【００２９】なお、端末機１１〜２５は、ＩＣカード１
０に設けられた非接触型ＩＣ媒体１１０の記録情報を非
接触で検出する装置であり、その詳細な説明については
省略する。
０に設けられた非接触型ＩＣ媒体１１０の記録情報を非
接触で検出する装置であり、その詳細な説明については
省略する。
【００３０】コンピュータ３０は、顧客情報１２０と時
刻情報と位置情報１１３とを受信部３１で受信し、制御
部３２の記録処理部３４の制御により受信情報を記録部
３５に記録する。なお、記録部３５は、図示しない磁気
ディスク装置、光ディスク装置などの記憶装置が設けら
れている。
刻情報と位置情報１１３とを受信部３１で受信し、制御
部３２の記録処理部３４の制御により受信情報を記録部
３５に記録する。なお、記録部３５は、図示しない磁気
ディスク装置、光ディスク装置などの記憶装置が設けら
れている。
【００３１】顧客７０は、入場後、買い物をするため
に、売場６０内を自由に移動するが、移動経路９０に従
うと、商品陳列棚５０ー１に配置された端末機１３、端
末機１４を通り、商品陳列棚５０ー２に配置された端末
機１８、商品陳列棚５０ーｎに配置された端末機２１の
順に移動し買い物をするが、顧客７０が移動時に通過し
た場所の近傍に存在する端末機１３、１４、１８、２１
により、上述の入場口８０に設置された端末機１１と同
様の動作によって、時刻情報と各々の端末機１３、１
４、１８、２１の設置位置情報１１３とが送信部１１４
を介してコンピュータ３０に送信され、コンピュータ３
０は、受信情報を記録部３５に記録する。
に、売場６０内を自由に移動するが、移動経路９０に従
うと、商品陳列棚５０ー１に配置された端末機１３、端
末機１４を通り、商品陳列棚５０ー２に配置された端末
機１８、商品陳列棚５０ーｎに配置された端末機２１の
順に移動し買い物をするが、顧客７０が移動時に通過し
た場所の近傍に存在する端末機１３、１４、１８、２１
により、上述の入場口８０に設置された端末機１１と同
様の動作によって、時刻情報と各々の端末機１３、１
４、１８、２１の設置位置情報１１３とが送信部１１４
を介してコンピュータ３０に送信され、コンピュータ３
０は、受信情報を記録部３５に記録する。
【００３２】買い物を終えた顧客７０は、精算機４０で
購入商品の支払い精算をするが、このとき、精算機４０
に配置された端末機２４により検出される顧客情報１２
０と時刻情報と端末機２４の位置情報１１３とが送信部
１１４を介してコンピュータ３０に送信され、その後、
精算機４０からの購入商品情報４２と購入金額情報４３
との精算情報４１がコンピュータ３０に送信され、コン
ピュータ３０は、受信情報を記録部３５に記録する。
購入商品の支払い精算をするが、このとき、精算機４０
に配置された端末機２４により検出される顧客情報１２
０と時刻情報と端末機２４の位置情報１１３とが送信部
１１４を介してコンピュータ３０に送信され、その後、
精算機４０からの購入商品情報４２と購入金額情報４３
との精算情報４１がコンピュータ３０に送信され、コン
ピュータ３０は、受信情報を記録部３５に記録する。
【００３３】精算後、顧客７０は、退場口８１から退場
するが、退場口８１に設置された端末機２５により、顧
客情報１２０と時刻情報と位置情報１１３とが送信部１
１４を介してコンピュータ３０に送信され、コンピュー
タ３０は、受信情報を記録部３５に記録する。
するが、退場口８１に設置された端末機２５により、顧
客情報１２０と時刻情報と位置情報１１３とが送信部１
１４を介してコンピュータ３０に送信され、コンピュー
タ３０は、受信情報を記録部３５に記録する。
【００３４】コンピュータ３０は、記録部３５に記録さ
れた受信情報を制御部３２の分析処理部３３により、集
計、分析することにより、移動経路９０、購入商品、滞
留時間の分析を行う。
れた受信情報を制御部３２の分析処理部３３により、集
計、分析することにより、移動経路９０、購入商品、滞
留時間の分析を行う。
【００３５】顧客７０の売場６０内での移動経路９０を
移動経路分析部３６により分析した結果の一例を図４に
示す。
移動経路分析部３６により分析した結果の一例を図４に
示す。
【００３６】図４を参照すると、移動経路９０の分析
は、顧客情報１２０（本例ではＩＤ番号１２１）と、端
末機の位置情報１１３と時刻情報とを関連付けて行われ
る（ＩＤ番号が１２３４５６の顧客７０の位置情報１１
３と時刻情報とを分析した例を示している）。なお、端
末機１１〜２５の位置情報１１３は、各端末機１１〜２
５に対応した位置情報１１３として０１１〜０２５の固
有の位置情報１１３が設定されている。
は、顧客情報１２０（本例ではＩＤ番号１２１）と、端
末機の位置情報１１３と時刻情報とを関連付けて行われ
る（ＩＤ番号が１２３４５６の顧客７０の位置情報１１
３と時刻情報とを分析した例を示している）。なお、端
末機１１〜２５の位置情報１１３は、各端末機１１〜２
５に対応した位置情報１１３として０１１〜０２５の固
有の位置情報１１３が設定されている。
【００３７】これにより、顧客７０は、売場６０内を如
何なる経路を辿って、どこの商品陳列棚５０ー１〜５０
ーｎに注目したか（長時間滞留したか）などの買い物行
動を把握することができる。なお、図４では、各位置情
報１１３に対する時刻情報から滞留時間を割り出す（算
出する）必要があるが、後述の滞留時間分析部３８と同
様に、滞留時間も分析しておくこともできる。
何なる経路を辿って、どこの商品陳列棚５０ー１〜５０
ーｎに注目したか（長時間滞留したか）などの買い物行
動を把握することができる。なお、図４では、各位置情
報１１３に対する時刻情報から滞留時間を割り出す（算
出する）必要があるが、後述の滞留時間分析部３８と同
様に、滞留時間も分析しておくこともできる。
【００３８】顧客７０が売場６０内で購入した商品を購
入商品分析部３７により分析した結果の一例を図５に示
す。
入商品分析部３７により分析した結果の一例を図５に示
す。
【００３９】図５を参照すると、購入商品の分析は、顧
客情報１２０と、精算情報４１と端末機の位置情報１１
３とを関連付けて行われ、各顧客７０にリンクして購入
商品と購入金額、および購入した商品の設置場所を把握
することができる。具体的には、顧客情報１２０として
ＩＤ番号１２３４５６の顧客７０は、１９８０円の帽子
を商品陳列棚５０ー２に設置された端末装置１８近傍で
購入し、３９８０円のジャンパーを商品陳列棚５０ーｎ
に設置された端末装置２１近傍で購入したことを把握で
きる。
客情報１２０と、精算情報４１と端末機の位置情報１１
３とを関連付けて行われ、各顧客７０にリンクして購入
商品と購入金額、および購入した商品の設置場所を把握
することができる。具体的には、顧客情報１２０として
ＩＤ番号１２３４５６の顧客７０は、１９８０円の帽子
を商品陳列棚５０ー２に設置された端末装置１８近傍で
購入し、３９８０円のジャンパーを商品陳列棚５０ーｎ
に設置された端末装置２１近傍で購入したことを把握で
きる。
【００４０】ここで、顧客情報１２０と精算情報４１と
の関連付けは、端末機２４により検出される顧客情報１
２０と時刻情報と端末機２４の位置情報１１３とが送信
部１１４を介してコンピュータ３０に送信された後、精
算機４０からの購入商品情報４２と購入金額情報４３と
の精算情報４１がコンピュータ３０に送信されることを
利用して、制御部３２にて、顧客７０とその顧客７０の
精算情報４１とを対応させることにより行われる。
の関連付けは、端末機２４により検出される顧客情報１
２０と時刻情報と端末機２４の位置情報１１３とが送信
部１１４を介してコンピュータ３０に送信された後、精
算機４０からの購入商品情報４２と購入金額情報４３と
の精算情報４１がコンピュータ３０に送信されることを
利用して、制御部３２にて、顧客７０とその顧客７０の
精算情報４１とを対応させることにより行われる。
【００４１】顧客７０の店舗内の滞留時間を滞留時間分
析部３８により分析した結果の一例を図６に示す。
析部３８により分析した結果の一例を図６に示す。
【００４２】図６を参照すると、滞留時間の分析は、顧
客情報１２０と、入場口８０と退場口８１とに設置され
た端末機１１、２５の位置情報１１３（０１１、０２
５）と時刻情報とを関連付けて行われ、顧客７０毎の店
舗内の滞留時間を把握することができる。
客情報１２０と、入場口８０と退場口８１とに設置され
た端末機１１、２５の位置情報１１３（０１１、０２
５）と時刻情報とを関連付けて行われ、顧客７０毎の店
舗内の滞留時間を把握することができる。
【００４３】上述のように、顧客の購買行動分析システ
ム１は、顧客７０が店舗内に入場してから退場するまで
の間の一連の行動を、顧客７０が保持している非接触型
ＩＣカード１０に記録されている顧客情報１２０を店舗
内に適宜配置された端末機１１〜２５で検出し、その情
報をコンピュータ３０で集計、分析することにより、人
手を介さず、自動的に多くの顧客の購買行動のデータ収
集ができ、顧客にリンクした正確な分析結果が得られる
という効果がある。
ム１は、顧客７０が店舗内に入場してから退場するまで
の間の一連の行動を、顧客７０が保持している非接触型
ＩＣカード１０に記録されている顧客情報１２０を店舗
内に適宜配置された端末機１１〜２５で検出し、その情
報をコンピュータ３０で集計、分析することにより、人
手を介さず、自動的に多くの顧客の購買行動のデータ収
集ができ、顧客にリンクした正確な分析結果が得られる
という効果がある。
【００４４】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の顧客の購
買行動分析システムは、顧客の非接触型ＩＣカードに記
録されている顧客情報を店舗内に適宜配置された端末機
で検出し、その情報をコンピュータで集計、分析するこ
とにより、人手を介さず、自動的に多くの顧客の購買行
動のデータ収集ができ、正確な分析結果が得られるとい
う効果がある。
買行動分析システムは、顧客の非接触型ＩＣカードに記
録されている顧客情報を店舗内に適宜配置された端末機
で検出し、その情報をコンピュータで集計、分析するこ
とにより、人手を介さず、自動的に多くの顧客の購買行
動のデータ収集ができ、正確な分析結果が得られるとい
う効果がある。
【００４５】また、顧客情報と、端末機の位置情報と時
刻情報とを関連付けて移動経路の分析を行うことによ
り、売場内を如何なる経路を辿って、どこの商品陳列棚
に注目したかなどの情報を、顧客にリンクして、買い物
行動を把握することができるという効果がある。
刻情報とを関連付けて移動経路の分析を行うことによ
り、売場内を如何なる経路を辿って、どこの商品陳列棚
に注目したかなどの情報を、顧客にリンクして、買い物
行動を把握することができるという効果がある。
【００４６】顧客情報と、精算情報と端末機の位置情報
とを関連付けて購入商品の分析を行うことにより、顧客
にリンクして、購入商品と購入金額、および購入した商
品の設置場所を把握することができるという効果があ
る。
とを関連付けて購入商品の分析を行うことにより、顧客
にリンクして、購入商品と購入金額、および購入した商
品の設置場所を把握することができるという効果があ
る。
【００４７】更に、顧客情報と、入場口と退場口とに設
置された端末機の位置情報と時刻情報とを関連付けて滞
留時間の分析を行うことにより、顧客毎の店舗内の滞留
時間を把握することができるという効果がある。
置された端末機の位置情報と時刻情報とを関連付けて滞
留時間の分析を行うことにより、顧客毎の店舗内の滞留
時間を把握することができるという効果がある。
【図１】本発明の顧客の購買行動分析システムの一実施
の形態を示す概略構成ブロック図である。
の形態を示す概略構成ブロック図である。
【図２】本発明の顧客の購買行動分析システムが導入さ
れた店舗を示す概略構成ブロック図である。
れた店舗を示す概略構成ブロック図である。
【図３】ＩＣカードの概略構成ブロック図である。
【図４】顧客の移動経路を分析した結果を示す図であ
る。
る。
【図５】顧客が購入した商品を分析した結果を示す図で
ある。
ある。
【図６】顧客の店舗内の滞留時間を分析した結果を示す
図である。
図である。
１ 顧客の購買行動分析システム
１０ ＩＣカード
１１〜２５ 端末機
３０ コンピュータ
３１ 受信部
３２ 制御部
３３ 分析処理部
３４ 記録処理部
３５ 記録部
３６ 移動経路分析部
３７ 購入商品分析部
３８ 滞留時間分析部
４０ 精算機
４１ 精算情報
４２ 購入商品情報
４３ 購入金額情報
５０ー１ 商品陳列棚
５０ー２ 商品陳列棚
５０ーｎ 商品陳列棚
６０ 売場
７０ 顧客
８０ 入場口
８１ 退場口
１１０ 非接触型ＩＣ媒体
１１１ 顧客情報検出部
１１２ 時刻検出手段
１１３ 位置情報
１１４ 送信部
１２０ 顧客情報
１２１ ＩＤ番号
１２２ 氏名
１２３ 年齢
１２４ 性別
１２５ 住所
Claims (9)
- 【請求項１】 店舗内での顧客の移動状況から購買行動
を把握する顧客の購買行動分析システムにおいて、顧客
情報が書き込まれている非接触型ＩＣ媒体が設けられた
店舗側で顧客に発行したＩＣカードと、店舗内の売場の
複数の場所と精算機と入場口と退場口とに設置され前記
非接触型ＩＣ媒体の顧客情報を検出する端末機と、前記
端末機と前記精算機とに接続され前記端末機と前記精算
機からの情報を受信処理するコンピュータとを有し、前
記コンピュータは、前記ＩＣカードを所持した顧客が店
舗内に入場し店舗内を移動して商品を購入して精算後店
舗を退場したとき、前記端末機と前記精算機からの受信
情報を集計、分析する手段を有することを特徴とする顧
客の購買行動分析システム。 - 【請求項２】 前記コンピュータは、顧客の店舗内での
移動経路と滞留時間と購入商品とを集計、分析する手段
を有することを特徴とする請求項１記載の顧客の購買行
動分析システム。 - 【請求項３】 前記端末機は、設置される場所を示す位
置情報と、前記ＩＣカードに記録された前記顧客情報を
検出する顧客情報検出部と、前記顧客情報を検出したと
きの時刻を検出する時刻検出手段と、前記コンピュータ
へ情報を送信する送信部とを有することを特徴とする請
求項１記載の顧客の購買行動分析システム。 - 【請求項４】 前記顧客情報検出部は、前記ＩＣカード
を所持する顧客が前記端末機の近傍に存在した場合、前
記ＩＣカードの前記顧客情報を非接触で自動的に検出す
る手段を有することを特徴とする請求項３記載の顧客の
購買行動分析システム。 - 【請求項５】 前記コンピュータは、前記位置情報と前
記顧客情報と前記精算機の精算情報と前記時刻情報とを
記録する記録部を有することを特徴とする請求項１また
は２記載の顧客の購買行動分析システム。 - 【請求項６】 前記コンピュータは、顧客が購入した商
品を前記精算機で精算したとき、前記精算情報と前記Ｉ
Ｃカードを所持している顧客の前記顧客情報と前記端末
機の前記位置情報とを関連付けて購買商品を集計、分析
する購入商品分析部を有することを特徴とする請求項
１、２、５の何れか１項記載の顧客の購買行動分析シス
テム。 - 【請求項７】 前記コンピュータは、前記端末機の前記
位置情報と前記顧客情報と前記時刻情報とを関連付けて
顧客の店舗内での移動経路を集計、分析する移動経路分
析部を有することを特徴とする請求項１、２、５の何れ
か１項記載の顧客の購買行動分析システム。 - 【請求項８】 前記コンピュータは、入場口と退場口と
に設置された前記端末機の前記位置情報と前記顧客情報
と前記時刻情報とを関連付けて顧客の店舗内の滞留時間
を集計、分析する滞留時間分析部を有することを特徴と
する請求項１、２、５の何れか１項記載の顧客の購買行
動分析システム。 - 【請求項９】 前記顧客情報は、顧客のＩＤ番号を有す
ることを特徴とする請求項１、３、４、５、６、７、８
の何れか１項記載の顧客の購買行動分析システム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001202689A JP2003016243A (ja) | 2001-07-03 | 2001-07-03 | 顧客の購買行動分析システム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001202689A JP2003016243A (ja) | 2001-07-03 | 2001-07-03 | 顧客の購買行動分析システム |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003016243A true JP2003016243A (ja) | 2003-01-17 |
Family
ID=19039457
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001202689A Pending JP2003016243A (ja) | 2001-07-03 | 2001-07-03 | 顧客の購買行動分析システム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2003016243A (ja) |
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- 2001-07-03 JP JP2001202689A patent/JP2003016243A/ja active Pending
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