JP2015027880A - 深絞り包装体 - Google Patents

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和志 富岡
Kazushi Tomioka
和志 富岡
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Abstract

【課題】 高温殺菌処理後のフランジ部のカール性が良好であり、かつ白化および剥離が発生しない深絞り包装体の提供。【解決手段】 3層以上の積層構造を有する底材と3層以上の積層構造を有する蓋材とからなる深絞り包装体であって、底材の最外層が少なくとも1層のホモポリプロピレンポリマーからなる無延伸ポリプロピレン樹脂層であり、中間の層が少なくとも1層のポリアミド樹脂からなる層と、少なくとも1層のMXD6−ナイロン樹脂からなる層とを含み、最内層が少なくとも1層の無延伸ポリプロピレン樹脂とからなるヒートシール層、または凝集破壊性を有するイージーピール層であり、前記蓋材の最外層が二軸延伸ポリプロピレン樹脂層であり、中間の層が二軸延伸ポリアミド樹脂層、最内層が無延伸ポリプロピレン樹脂からなるヒートシール層層からなることを特徴とする深絞り包装体。【選択図】 図1

Description

本発明は、主に包装後に高温で殺菌処理される、油揚げや総菜等の加工食品等の包装に好適に使用できる深絞り包装体に関するものである。
従来、高温で殺菌処理される深絞り包装体の底材用ハイバリアフィルムとしては、外層が無延伸ホモポリプロピレン、中間層がポリアミドおよびエチレン―酢酸ビニル共重合体けん化物樹脂(EVOH)、内層がポリプロピレンまたはイージーピールからなる底材と、外層が無延伸ポリプロピレン、中間層が二軸延伸ポリアミド、内層が無延伸ポリプロピレンからなるものが使用されている。
しかしながら、底材の中間層のポリアミドは高温殺菌処理中に収縮してしまうため、深絞り包装体のフランジ部(ヒートシール部)が底材側に大きくカールし、見栄えが悪くなるという問題がある。また、底材中間層のEVOHが高温殺菌時に膨潤し、白化および剥離が発生することで、見栄えが悪化する、酸素バリアが低下する等の問題もある。
特開2006−111304号公報 特開2006−111305号公報
本発明は、上記実情に鑑みなされたものであり、その解決課題は、高温殺菌処理後のフランジ部のカール性が良好であり、かつ白化および剥離が発生しない深絞り包装体を提供することにある。
本発明者は、上記問題を解決すべく、フィルムの層構成および各層の組成につき鋭意検討した結果、特定の構成を採用することによれば、上記課題を容易に解決できることを見いだし、本発明を完成するに至った。
すなわち、本発明の要旨は、3層以上の積層構造を有する底材と3層以上の積層構造を有する蓋材とからなる深絞り包装体であって、底材の最外層が少なくとも1層のホモポリプロピレンポリマーからなる無延伸ポリプロピレン樹脂層であり、少なくとも1層のポリアミド樹脂からなる層と、少なくとも1層のMXD6−ナイロン樹脂とをからなる層と中間の層に含み、最内層が少なくとも1層の無延伸ポリプロピレン樹脂からなるヒートシール層、または凝集破壊性を有するイージーピール層であり、蓋材の最外層が二軸延伸ポリプロピレン樹脂層であり、中間の層が二軸延伸ポリアミド樹脂層、最内層が無延伸ポリプロピレン樹脂からなるヒートシール層層からなることを特徴とする深絞り包装体に存する。
本発明の深絞り包装体は、上記層構成を有するため、高温殺菌処理後のフランジ部のカール性が良好であり、かつ白化および剥離が発生しない深絞り包装体を提供することができる。
接合前の包装体を示す説明図 接合後の包装体を示す説明図
以下、本発明の深絞り包装体について詳細に説明するが、本発明は以下に説明する実施形態に限定されるものではない。
本発明において、底材は、ホモポリプロピレンポリマーからなる最外層と、少なくとも1層のポリアミド樹脂(以下、PAと略記することがある)層と、および少なくとも1層のMXD6−ナイロン樹脂からなる層とを中間の層に含み、少なくとも1層の無延伸ポリプロピレン樹脂からなるヒートシール層、または凝集破壊性を有するイージーピール層を最内層として構成される積層フィルムで形成される。
底材の最外層は、100モル%のプロピレン単位成分を有する結晶性混合物を配向させることなく無延伸状態で均一な厚みを有する層(以下、h−CPPと略記することがある)である。このようなh−CPP層は、例えば、10〜80μm程度の厚みであっても、低温(−30℃)から高温(+150℃)の広範囲において耐衝撃性や物理特性に優れ、寸法形状の変化が少なく、かつ包装体が保存される環境(−20℃〜+80℃)に適応するのに十分な適性を有している。そのため、底材の外層にh−CPP層を配することにより、高温殺菌処理によるカールや、波打ち現象を防止できる。
h−CPP層の厚みは、最外層の中間層側の面に印刷を施さない場合は30μm以上、印刷を施す場合は50μm以上とすることが好ましい。最外層の厚みを30μm以上とすれば、高温処理後の包装体のフランジ部が大きくカールすることもなく、また外層の中間層側の面に印刷を施す場合には、厚みが50μm以上であれば、良好な印刷ピッチを維持できる。またh−CPP層の厚みの上限は特に限定されないが、深絞り成型性を考慮すれば、通常150μm以下、好ましくは120μm以下、さらに好ましくは100μm以下である。
底材の中間の層は、耐ピンホール性と深絞り成形性を付与する目的で少なくとも1層のポリアミド樹脂(以下、PAと略記することがある)層を含む。中間層で用いられるPAは特に限定されないが、3員環以上のラクタム、重合可能なω−アミノ酸、ジアミンとジカルボン酸を主成分(50モル%以上)とするものを用いることが好ましい。PAが共重合体である場合、PA成分は80モル%以上、さらには85モル%以上、特に90モル%以上含まれていることが望ましい。またPAがポリマーブレンドである場合には、PA成分はポリマーブレンド質量全体の70質量%以上、さらには75質量%以上、特に80質量%以上含まれていることが望ましい。
3員環以上のラクタムとしては、例えば、ε−カプロラクタム、ω−エナントラクタム、ω−ラウロラクタム、α−ピロリドンなどを挙げることができる。重合可能なω−アミノ酸としては、例えば、ω−アミノカプロン酸、ω−アミノヘプタン酸、ω−アミノノナン酸、ω−アミノウンドデカン酸、ω−アミノドデカン酸などが挙げられる。ジアミンとしては、例えば、テトラメチレンジアミン、ヘキサメチレンジアミン、ヘプタメチレンジアミン、オクタメチレンジアミン、ノナメチレンジアミン、デカメチレンジアミン、ウンデカメチレンジアミン、ドデカメチレンジアミン、2,2,4−トチメチルヘキサメチレンジアミン、2,4,4−トチメチルヘキサメチレンジアミンなどの脂肪族アミン、1,3/1,4−ビス(アミノメチル)シクロヘキサン、イソホロンジアミン、ピペラジン、ビス(4−アミノシクロヘキシル)メタン、2,2−ビス−(4’−アミノシクロヘキシル)プロパンなどの脂環族ジアミン、およびメタキシリレンジアミン、パラキシリレンジアミン等の芳香族ジアミンが挙げられる。ジカルボン酸としては、例えば、グルタル酸、アジピン酸、ピメリン酸、スベリン酸、アゼライン酸、セバチン酸、ノナンジオン酸、デカンジオン酸、ウンデカンジオン酸、ドデカンジオン酸などの脂肪族ジカルボン酸、ヘキサヒドロテレフタル酸、ヘキサヒドロイソフタル酸などの脂環族カルボン酸、テレフタル酸、イソフタル酸、ナフタレンジカルボン酸(1,2−体、1,3−体、1,4−体、1,5−体、1,6−体、1,7−体、1,8−体、2,3−体、2,6−体、2,7−体)、金属−イソフタルスルホン酸などの芳香族ジカルボン酸が挙げられる。
PA層では、上記3員環以上のラクタム、重合可能なω−アミノ酸、ジアミンとジカルボン酸から誘導されるPAのホモポリマーまたはコポリマーを各々単独で若しくは混合物として用いることができる。具体的に例示すると、例えば、4ナイロン、6ナイロン、7ナイロン、11ナイロン、12ナイロン、46ナイロン、66ナイロン、69ナイロン、610ナイロン、611ナイロン、6Tナイロン、6Iナイロン、MXD6ナイロン、6−66ナイロン、6−610ナイロン、6−611ナイロン、6−12ナイロン、6−612ナイロン、6−6Tナイロン、6−6Iナイロン、6−66−610ナイロン、6−66−12ナイロン、6−66−612ナイロン、66−6Tナイロン、66−6Iナイロン、6T−6Iナイロン、66−6T−6Iナイロン等が挙げられる。これらのPAはホモ樹脂であってもよく、また共重合体やこれらの混合物であってもよい。
PA層は、耐ピンホール性の観点からナイロン系樹脂を用いることが好ましく、中でも6ナイロンや6−66ナイロンを用いることが特に好ましい。また、PA層は2層以上設けることもでき、その場合、各層が異なる種類のナイロン系樹脂で形成されていてもよい。
PA層の厚みは、通常10μm以上、好ましくは20μm以上、さらに好ましくは30μm以上であり、上限は通常150μm以下、好ましくは120μm以下、さらに好ましくは100μm以下である。PA層の厚みの下限を10μm以上とすることにより良好な耐ピンホール性が得られ、また上限を150μm以下とすることによりフィルムのカット性と熱成形性を良好に維持することができる。
底材の中間の層は酸素バリア性を向上する目的で、少なくとも1層のMXD6−ナイロン樹脂(以下、MXD6と略記することがある)層をさらに含む。
MXD6層の厚みは、通常5μm以上、好ましくは7μm以上、さらに好ましくは10μm以上であり、上限は50μm以下、好ましくは40μm以下、さらに好ましくは30μm以下である。MXD6層の厚みの下限を5μm以上とすることにより良好な酸素バリア性を得ることができ、また上限を50μm以下とすることによりフィルムの成形性を良好に維持することができる。
底材の中間の層は、上記PA層とMXD6層をそれぞれ少なくとも1層有すれば、その積層の順序や積層数は特に限定されない。例えば、PA層とMXD6層をそれぞれ1層ずつ有する場合はもちろんのこと、PA層およびMXD6層を連続してまたは交互に2層以上有する場合であってもよい。
底材の最内層は、少なくとも1層の無延伸ポリプロピレン樹脂(以下、CPPと略記することがある)からなるヒートシール層、または凝集破壊性を有するイージーピール層を含む。ここで、凝集破壊性を有するとは、包装体を開封する際に、イージーピール層自身が破壊されて剥離し、破壊後のイージーピール層がイージーピール層の上層側(底材側)および下層側(蓋材側)の双方に残ることをいう。
イージーピール層を構成する樹脂は、120℃程度の高温殺菌処理に耐えることが好ましく、そのイージーピール強度が1.96N/15mm幅(200gf/15mm幅)以上11.8N/15mm幅(1200gf/15mm幅)以下であり、かつ底材の外層、中間層および内層の層間剥離強度より小さい値であるものが好ましい。
上記ヒートシール層の樹脂としては、高温殺菌処理時の耐熱性、透明性および低温シール性を考慮すると、融点が通常120〜145℃、好ましくは125〜140℃、さらに好ましくは125〜135℃のランダムコポリマー、またはメタロセン系の触媒を使用して重合反応を行ったポリプロピレン樹脂を好適に用いることができる。ポリプロピレン樹脂の融点が120℃以上であれば、高温殺菌時の耐熱性が十分であり、融点が145℃以下であれば、シール温度を低く設定できるため、ヒートシール時における底材最外層の、いわゆる熱板取られを防止できる。
上記ヒートシール層の厚みは通常10μm以上、好ましくは20μm以上、さらに好ましくは30μm以上であり、上限は150μm以下、好ましくは120μm以下、さらに好ましくは100μm以下である。ヒートシール層の厚みの下限を10μm以上とすることにより良好な耐ピンホール性が得られ、また上限を150μm以下とすることによりフィルムのカット性を良好に維持することができる。
上記イージーピール層は、例えば、種類の異なる次の樹脂Aおよび樹脂Bをブレンドすることで構成することができる。すなわち、樹脂Aとしては、LDPE、HDPE、LLDPE、エチレン−酢酸ビニル共重合体(EVA)、エチレン−アクリル酸共重合体(EAA)、エチレン−アクリル酸エチル共重合体(EEA)エチレン−メタクリル酸共重合体(EMAA)、エチレン−メタクリル酸メチル共重合体(EMMA)、エチレン−アクリル酸メチル共重合体(EMA)およびこれらのアイオノマーからなる群から選ばれる少なくとも1種を用いることができる。一方、樹脂Bとしては、PPまたはポリブチレン(PB)を用いることができる。樹脂BのPPは、ホモポリマー、ランダムコポリマー、ブロックコポリマー等のいずれも用いることができる。製膜性および剥離性の観点から、樹脂AにLDPE、樹脂BにPPを用いることが好ましい。
上記ブレンドの割合は、樹脂Aの場合、下限は通常20%以上、好ましくは25%以上、さらに好ましくは30%以上であり、上限は通常60%以下、好ましくは55%以下、さらに子好ましくは50%以下であり、樹脂Bの場合、下限は通常40%以上、好ましくは45%以上、さらに好ましくは50%以上であり、上限は通常80%以下、好ましくは75%以下、さらに好ましくは70%以下である。ブレンドの割合を前記範囲に調節することにより、良好なヒートシール性を維持し、適度なイージーピール強度を得られる。
上記イージーピール層のイージーピール強度は、上述のように1.96N/15mm幅(200gf/15mm幅)以上11.8N/15mm幅(1200gf/15mm幅)以下の範囲であることが好ましく、最外層、中間の層および最内層の層間剥離強度より小さい数値であることが好ましく、さらに好ましくは下限が2.94N/15mm幅以上、より好ましくは3.92N/15mm幅以上、さらに好ましくは4N/15mm幅以上である。一方、イージーピール強度の上限は、好ましくは9.8N/15mm幅以下、さらに好ましくは7.84N/15mm幅以下である。イージーピール強度が1.96N/15mm幅(200gf/15mm幅)以上あれば、高温殺菌処理時に破袋してしまう危険性もなく、また11.8N/15mm幅(1200gf/15mm幅)以下であれば、包装体の良好な開封性を維持できる。
上記イージーピール層の厚みは、製膜性および剥離時の外観性の点から通常3μm以上、好ましくは4μm以上、さらに好ましくは5μm以上であり、上限は通常15μm以下、好ましくは12μm以下、さらに好ましくは10μm以下とすることが望ましい。イージーピール層の厚みを3μm以上とすることにより、安定した製膜性が得られる。一方、イージーピール層の厚みを15μm以下とすることにより、包装体の開封時に毛羽立ちや膜残りの発生を抑えることができ、かつ良好な剥離外観が得られる。
底材の総厚みは通常300μm以下、好ましくは250μm以下、さらに好ましくは200μm以下とし、下限は通常70μm以上、好ましくは80μm以上、さらに好ましくは90μm以上とすることが望ましい。総厚みが300μm以下であれば、良好な成形性を維持できると共に、成形加熱工程の加熱時間が比較的短くて済み、かつ易開封性を維持できる。
底材を構成する積層フィルムの最外層、中間の層および最内層の厚み比は、深絞り包装体を形成した場合にフランジ部のカールを抑える観点から、最外層:中間の層:最内層=20〜70:20〜70:10〜60であることが好ましく、25〜65:25〜65:15〜55であることがより好ましく、30〜60:30〜60:20〜50であることがさらに好ましい。
本発明において、蓋材は、二軸延伸ポリプロピレン樹脂(以下、OPPと略記することがある)層からなる最外層と、二軸延伸ポリアミド樹脂(以下、OPAと略記することがある)層からなる中間の層と、ヒートシール樹脂層からなる最内層とにより構成される積層フィルムで形成される。
蓋材の最外層は、OPP層で構成される。OPP層とは、ポリプロピレン樹脂(PP)を二軸延伸したフィルムを用いてなる層をいう。OPP層で用いられるPPとしては、ヒートシール時に蓋材の外層より接触加熱されるため、蓋材外層が熱板に取られないようにするためには、融点が通常155℃以上、好ましくは158〜170℃、さらに好ましくは160〜165℃のPPホモポリマーを用いる。PPの延伸倍率は、基本的に延伸効果が現れる倍率であれば特に限定されないが、通常、流れ方向を横方向とした場合、延伸温度50〜150℃で縦方向3.0倍以上、横方向5.0倍以上、好ましくは縦方向4.0〜8.0倍、横方向6.0〜10.0倍である。OPPの120℃、5分間における加熱収縮率は縦方向2.0%以上、横方向0.2%以上、好ましくは縦方向3.0〜4.0%、横方向0.5%〜1.5%である。
OPP層の厚みは20μm以上とすることが好ましい。OPP層の厚みを20μm以上とすれば高温処理後の包装体のフランジ部が大きくカールすることもなく、また外層の中間層側の面に印刷を施す場合には良好な印刷ピッチを維持できる。またOPP層の厚みの上限は特に限定されないが、フィルム総厚が厚くなりすぎてヒートシール性が悪くならないようにすることを考慮すれば、80μm以下、好ましくは60μm以下、さらに好ましくは40μm以下である。
蓋材の中間の層は、OPA層で構成される。OPA層とは、ポリアミド樹脂(PA)を二軸延伸したフィルムを用いてなる層をいう。二軸延伸ポリアミド樹脂層で用いられるPAは、上述の底材で用いたPAを用いることができる。PAの延伸倍率は、基本的に延伸効果があらわれる倍率であれば特に限定されないが、通常、流れ方向を横方向とした場合、延伸温度50〜150℃で縦方向2.5倍以上、横方向3.0倍以上、好ましくは縦方向2.7〜3.2倍、横方向3.3〜4.0倍である。OPAの95℃、5分間における熱水収縮率は縦方向1.0〜3.0%、横方向1.5〜3.5%、好ましくは縦方向1.5〜2.5%、横方向1.8〜2.8%である。
また、蓋材の中間の層では、市販の6ナイロン/MXD6ナイロン/6ナイロンの構成、または6ナイロン/EVOH/6ナイロンの構成を有するバリアナイロンも好適に用いることができる。
OPA層の厚みは、通常10〜40μmであり、好ましくは12〜30μmであり、さらに好ましくは15〜25μmである。中間層の厚みの下限値を10μmとすることにより良好な耐ピンホール性が得られ、また上限値を40μmとすることによりフィルムのカット性と熱成形性を良好に維持することができる。
蓋材の最内層は、前述の底材の最内層と同様に、ヒートシール層で構成することができる。蓋材の最内層で使用可能なヒートシール樹脂は、上述の底材のヒートシール樹脂と同様のものを用いることができる。
ヒートシール層の厚みは、ヒートシール強度とヒートシール性の観点から、通常30〜150μm、好ましくは35〜120μm、さらに好ましくは40〜100μmである。
蓋材の総厚みは、ヒートシール性を考慮して通常150μm以下、好ましくは50〜130μm、さらに好ましくは70〜110μmとする。総厚みが150μmを超えると、ヒートシール性が悪くなり、シール時間を長くする必要があるため、包装能力が低下する場合がある。
蓋材を構成する積層フィルムの最外層、中間の層、および最内層の厚み比は、深絞り包装体を形成した場合にフランジ部のカールを抑える観点から、外層:中間層:内層=10〜50:10〜50:30〜100であることが好ましく、12〜40:12〜40:35〜80であることがより好ましく、15〜30:15〜30:40〜70であることがさらに好ましい。
本発明において、底材および蓋材を構成する積層フィルムは、必要に応じて最外層と中間の層の間に印刷層を設けることができる。印刷層は、絵柄、文字等を表す層には限定されず、メジウムまたは樹脂のみ(ビヒクル)よりなる無色透明の層であってもよい。また、メジウムまたは樹脂のみ(ビヒクル)よりなる無色透明の層と、絵柄、文字等を表す層の二層よりなる層とすることもでき、必要に応じて帯電防止や紫外線吸収、紫外線遮蔽などの機能を有する層を有していてもよい。
印刷層の形成は、グラビア印刷、オフセット印刷、スクリーン印刷等、公知の方法で行うことができるが、速乾性のある揮発乾燥型のインキを使用でき、巻取式輪転印刷機で高速印刷ができるなどの観点から、グラビア印刷により形成するのが好ましい。底材および蓋材の内層および中間層を形成した後に、印刷し、次いでフィルムをドライラミネート法でラミネートすることにより印刷層を設けることができ、外観に優れた底材が得られる。
本発明において、底材および蓋材の各層には、必要に応じて、防曇剤、帯電防止剤、熱安定剤、造核剤、酸化防止剤、滑剤、アンチブロッキング剤、離型剤、紫外線吸収剤等を、本発明の目的を損なわない範囲で添加することができる。
本発明の包装体を形成する底材および蓋材の積層フィルムは、公知の方法を用いて作製することができる。例えば、押出ラミネーション法、共押出インフレーション法および共押出Tダイ法等を用いることができ、特に底材の作製では押出ラミネーション法と共押出Tダイ法を組み合わせた方法を用い、蓋材の作製では押出ラミネーション法を用いることが好ましい。
本発明の深絞り包装体は、深絞り包装機を用いて所望の大きさおよび形状に成形することができる。例えば、深絞り成形型で所望の形状および大きさに成形した後(フィルム供給工程およびフィルム成形工程)、その中にスライスハム等の内容物を充填し(内容物充填工程)、さらにその上から蓋材フィルムでシールして(蓋材フィルム供給工程およびシール工程)、真空包装し(真空包装工程)、冷却し(冷却工程)、カットすることにより(切断工程)、深絞り包装体を作製することができる。
以下、本発明の深絞り包装体の実施例を示すが、本発明はこれに限定されるものではない。本発明における評価方法は以下に示すとおりである。
(1)フランジ部カールの評価
高温殺菌処理後、図2に示すように包装体10の底材20を上向きにして置いた場合における包装体10のヒートシールされた部分(フランジ部50)におけるカール60の有無を評価した。カールが3mm未満であるものを○、カールが3mm以上であるものを×として評価した。結果を表1に示す。
(2)高温殺菌処理後の白化・剥離
深絞り包装機(大森機械工業製FV6300)を用いて油揚げを包装し、小型高温高圧調理殺菌装置(日本バイオコン製40−II型)を用いて120℃、30分間の高温殺菌処理後、白化および剥離の有無を評価した。白化および剥離が発生しなかったものを○、白化および剥離が発生したものを×として評価した。結果を表1に示す。
実施例1:
共押出法およびドライラミネーション法により下記層構成を有する積層フィルムからなる底材および蓋材の積層フィルムを作製した。
なお、実施例および比較例中の「/」は共押出法、「//」はドライラミネート法でそれぞれ作製したことを示す。
(底材)
CPP(50μm)//PA(40μm)/MXD6(15μm)/PP(45μm)
使用原料および基材を外層側から順に示す。
CPP:東レ製 トレファン
PA:DSMエンジニアリングプラスチック製 ノバミッド
MXD6:三菱ガス化学製 MXナイロン
PP:プライムポリマー製 プライムポリプロ
(蓋材)
OPP(20μm)//バリアナイロン(25μm)//CPP(40μm)
使用原料および基材を外層側から順に示す。
OPP:フタムラ化学製 太閤FO
バリアナイロン:三菱樹脂製 スーパーニール
CPP:東レ製 トレファン
実施例2:
底材の内層をイージーピール層に変更した以外は、実施例1と同様の方法により下記層構成を有する積層フィルムからなる底材および蓋材の積層フィルムを作製した。
(底材)
CPP(50μm)//PA(40μm)/MXD6(15μm)/PP(40μm)/PP+LDPE(5μm)
使用原料および基材を外層側から順に示す。
CPP:東レ製 トレファン
PA:DSMエンジニアリングプラスチック製 ノバミッド
MXD6:三菱ガス化学製 MXナイロン
PP:プライムポリマー製 プライムポリプロ
PP:日本ポリプロ製 ウィンテック
LDPE:日本ポリエチレン製 ノバテックLD
(蓋材)
OPP(20μm)//バリアナイロン(25μm)//CPP(40μm)
使用原料および基材を外層側から順に示す。
OPP:フタムラ化学製 太閤FO
バリアナイロン:三菱樹脂製 スーパーニール
CPP:東レ製 トレファン
実施例3:
底材を共押出法により作製し、構成を変更した以外は、実施例1と同様の方法により下記層構成を有する積層フィルムからなる底材および蓋材の積層フィルムを作製した。
(底材)
PP(50μm)/MXD6(15μm)/PA(40μm)/PP(40μm)/PP+LDPE(5μm)
使用原料および基材を外層側から順に示す。
PP:日本ポリプロ製 ノバテックPP
MXD6:三菱ガス化学製 MXナイロン
PA:東レ製 アミラン
PP:プライムポリマー製 プライムポリプロ
PP:日本ポリプロ製 ウィンテック
LDPE:日本ポリエチレン製 ノバテックLD
(蓋材)
OPP(20μm)//バリアナイロン(25μm)//CPP(40μm)
使用原料および基材を外層側から順に示す。
OPP:フタムラ化学製 太閤FO
バリアナイロン:三菱樹脂製 スーパーニール
CPP:東レ製 トレファン
比較例1:
蓋材の外層をOPPからCPPに変更した以外は、実施例1と同様の方法により下記層構成を有する積層フィルムからなる底材および蓋材の積層フィルムを作製した。
(底材)
CPP(50μm)//PA(40μm)/MXD6(15μm)/PP(45μm)
使用原料および基材を外層側から順に示す。
CPP:東レ製 トレファン
PA:DSMエンジニアリングプラスチック製 ノバミッド
MXD6:三菱ガス化学製 MXナイロン
PP:プライムポリマー製 プライムポリプロ
(蓋材)
CPP(20μm)//バリアナイロン(25μm)//CPP(40μm)
使用原料および基材を外層側から順に示す。
CPP:東レ製 トレファン
バリアナイロン:三菱樹脂製 スーパーニール
CPP:東レ製 トレファン
比較例2:
底材の中間層をMXD6からEVOHに変更した以外は、実施例1と同様の方法により下記層構成を有する積層フィルムからなる底材および蓋材の積層フィルムを作製した。
(底材)
CPP(50μm)//PA(40μm)/EVOH(15μm)/PP(45μm)
使用原料および基材を外層側から順に示す。
CPP:東レ製 トレファン
PA:DSMエンジニアリングプラスチック製 ノバミッド
EVOH:クラレ製 エバール
PP:プライムポリマー製 プライムポリプロ
(蓋材)
OPP(20μm)//バリアナイロン(25μm)//CPP(40μm)
使用原料および基材を外層側から順に示す。
OPP:フタムラ化学製 太閤FO
バリアナイロン:三菱樹脂製 スーパーニール
CPP:東レ製 トレファン
比較例3:
蓋材の外層をOPPからCPPに変更した以外は、実施例3と同様の方法により下記層構成を有する積層フィルムからなる底材および蓋材の積層フィルムを作製した。
(底材)
PP(50μm)/MXD6(15μm)/PA(40μm)/PP(40μm)/PP+LDPE(5μm)
使用原料および基材を外層側から順に示す。
PP:日本ポリプロ製 ノバテックPP
MXD6:三菱ガス化学製 MXナイロン
PA:東レ製 アミラン
PP:プライムポリマー製 プライムポリプロ
PP:日本ポリプロ製 ウィンテック
LDPE:日本ポリエチレン製 ノバテックLD
(蓋材)
CPP(20μm)//バリアナイロン(25μm)//CPP(40μm)
使用原料および基材を外層側から順に示す。
CPP:東レ製 トレファン
バリアナイロン:三菱樹脂製 スーパーニール
CPP:東レ製 トレファン
比較例4:
底材の中間層をMXD6からEVOHに変更した以外は、実施例3と同様の方法により下記層構成を有する積層フィルムからなる底材および蓋材の積層フィルムを作製した。
(底材)
PP(50μm)/EVOH(15μm)/PA(40μm)/PP(40μm)/PP+LDPE(5μm)
使用原料および基材を外層側から順に示す。
PP:日本ポリプロ製 ノバテックPP
EVOH:クラレ製 エバール
PA:東レ製 アミラン
PP:プライムポリマー製 プライムポリプロ
PP:日本ポリプロ製 ウィンテック
LDPE:日本ポリエチレン製 ノバテックLD
(蓋材)
OPP(20μm)//バリアナイロン(25μm)//CPP(40μm)
使用原料および基材を外層側から順に示す。
OPP:フタムラ化学製 太閤FO
バリアナイロン:三菱樹脂製 スーパーニール
CPP:東レ製 トレファン
Figure 2015027880
表1より、実施例1〜3は高温殺菌処理後のフランジ部のカール性は良好であった。また、高温殺菌処理後の白化および剥離は発生しなかった。これに対し、比較例2および4は蓋材の外層にCPPを用いているため、高温殺菌処理中に底材が収縮するのに対し、蓋材は殆ど収縮しないため、フランジ部が底材側に大きくカールした。また、比較例1および3は底材の中間層にEVOHを用いているため、高温殺菌中の水分により膨潤し、白化および剥離が発生した。これより本発明の包装体であれば、高温殺菌処理後のフランジ部のカール性が良好であり、かつ白化および剥離が発生しないことが分かる。
本発明の深絞り包装体は、高温殺菌処理後のフランジ部のカール性が良好であり、かつ白化および剥離が発生しない包装体として利用することができる。
10 包装体本体
20 底材
30 蓋材
40 内容物
50 フランジ部
60 カール

Claims (3)

  1. 3層以上の積層構造を有する底材と3層以上の積層構造を有する蓋材とからなる深絞り包装体であって、底材の最外層が少なくとも1層のホモポリプロピレンポリマーからなる無延伸ポリプロピレン樹脂層であり、中間の層が少なくとも1層のポリアミド樹脂からなる層と、少なくとも1層のMXD6−ナイロン樹脂からなる層とを含み、最内層が少なくとも1層の無延伸ポリプロピレン樹脂からなるヒートシール層、または凝集破壊性を有するイージーピール層であり、前記蓋材の最外層が二軸延伸ポリプロピレン樹脂層であり、中間の層が二軸延伸ポリアミド樹脂層、最内層が無延伸ポリプロピレン樹脂からなるヒートシール層層からなることを特徴とする深絞り包装体。
  2. 底材および蓋材の最内層のポリプロピレン樹脂層の融点が120〜145℃である請求項1に記載の深絞り包装体。
  3. 底材の最内層のイージーピール層のイージーピール強度が25℃で1.96〜11.8N/15mm幅の範囲であり、かつ底材の最外層、中間の層、および最内層の層間剥離強度より小さい請求項1または2に記載の深絞り包装体。
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