JP2004217291A - 熱封緘性蓋材 - Google Patents

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Yutaka Uematsu
裕 植松
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克巳 亀田
Norikazu Shinoki
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Abstract

【課題】飲料等を密封するカップ型容器に用いる熱封緘性蓋材であって、販売時にホットウォーマー等で加熱しても剥がれることがなく、飲用時には、容器に添付された飲み口用部材を容易に且つタイトに蓋材に突き刺して装着でき、暖められた内容物を安全に飲用することのできる熱封緘性蓋材を提供する。
【解決手段】熱封緘性蓋材を、少なくとも伸縮性、弾性及び耐引き裂き性に優れた無延伸ナイロンフィルム層1を基体とし、これに容器に強固に熱接着できる熱接着性樹脂層2を積層した積層フィルムで構成する。また、必要に応じて、最外層には印刷適性に優れ且つ飲み口用部材の突き刺しを阻害しない二軸延伸ポリプロピレンフィルム層を積層し、中間層などにガスバリヤー層を積層することができる。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、熱封緘性蓋材に関し、特に、飲料などを密封包装するカップ型容器に用いる熱封緘性蓋材であって、内容物を飲用する際、飲み口用部材を容易に且つタイトに蓋材に突き刺して装着することができ、飲用中、飲み口用部材の周囲から内容物が漏れだすこともなく、安全に使用することができる熱封緘性蓋材に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、コーヒー、ココア、お茶、紅茶、乳飲料、酒類、スープ、果汁入り飲料、スポーツ飲料などの各種飲料を密封包装するカップ型容器には、主に、アルミニウム箔やプラスチックフィルムを基材とし、これにシーラント層を積層したような可撓性の熱封緘性蓋材が用いられ、充填された内容物を飲用する際の開封方法には、内容物に応じて、蓋材にイージーピール性のシーラントを用いて易開封性を付与する方法、或いは、ストローの突き刺し性を付与してストローを使用する方法などが採られていた。
【0003】
前記イージーピール性のシーラントを用いて易開封性を付与したシール用積層体、即ち、蓋材として、例えば、被シール面がポリプロピレン系樹脂の場合、シーラント層をシール層とその上に積層された補強層とで形成し、シール層にポリプロピレンとエチレン−αオレフィン共重合体との混合樹脂を用い、補強層にポリエチレン系樹脂を用いたもの、或いは、前記シール層にポリプロピレンとエチレン−プロピレン共重合体との混合樹脂を用いたもの、また、前記補強層に高密度ポリエチレンを用いたものがある(例えば、特許文献1参照)。
また、蓋材にストローの突き刺し性を付与してストローを使用して内部の液体を飲用するようにした容器として、例えば、容器の蓋材にアルミシール等のシール材を用いて、容器に添付されたストローをシール材に突き刺して内部の液体を飲用するようにしたストロー付き容器がある(例えば、特許文献2参照)。
【0004】
【特許文献1】
特開2001−301831号公報(第2〜3頁、第1図)
【特許文献2】
特開平7−285579号公報(第2〜3頁、第1図、第3図)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、前記のような開封機能を付与したカップ型容器は、内容物を、例えばチルド流通し、冷やして飲用する場合には適するが、例えば、ホットウォーマーなどで暖めて飲用する場合には適さない問題があった。
具体的には、イージーピール性の熱封緘性蓋材では、ホットウォーマーなどで暖めた時、ヘッドスペースの空気などが膨張するため、容器の内圧が上昇しイージーピールの蓋材が剥がれてしまう問題があった。また、ストローの突き刺し性を付与した熱封緘性蓋材では、加熱された内容物をストローで飲用した時、空気が介在することなく、直接内容物が口内に吸い込まれるため、舌などをやけどしてしまう問題があった。
【0006】
一方、前記のような各種飲料に関しても、冷やして飲むだけでなく、むしろ暖めて飲んだ方が美味しい飲料も多く、特に冬季など寒い時期には、販売時にホットウォーマーで暖めて販売したい要望があり、これに適応できるカップ型容器が求められるようになっている。
【0007】
本発明は、前記のような問題点を解決するためになされたものであり、その目的とするところは、カップ型容器に用いる熱封緘性蓋材であって、各種飲料などの内容物を充填シールした容器を販売時にホットウォーマーで加熱しても、蓋材が剥がれることがなく、且つ、内容物を飲用する際には、別に用意された飲み口用部材を蓋材に容易に且つタイトに突き刺して容器に装着でき、その飲み口用部材に口を付けて容器を傾けるだけで、暖められた内容物を空気を介在させながら、徐々に且つ安全に飲用できるようにした熱封緘性蓋材を生産性よく提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記の課題は、以下の本発明により解決することができる。
即ち、請求項1に記載した発明は、カップ型容器に用いる熱封緘性蓋材であって、該蓋材が、少なくとも無延伸ナイロンフィルム層と熱接着性樹脂層とを含む積層フィルムで形成され、飲み口用部材がタイトに突き刺し装着可能とされていることを特徴とする熱封緘性蓋材からなる。
【0009】
本発明の熱封緘性蓋材を熱接着するカップ型容器は、容器上部の開口部外周に蓋材を熱接着するフランジ部を有し、ホットウォーマーの加熱に耐える耐熱性、および耐水性などを有するものであれば特に限定はされず、例えば、プラスチックの成形容器のほか、インモールドラベル容器、或いは、厚紙などを基材とし、その両面にプラスチックフィルムなどを積層した積層体で周囲の壁面および底面を形成するブランク板を作製し、それを成形金型内に挿入して、射出成形により上部の口縁部およびフランジ部、胴部の接合部、底部の周囲および脚部などの骨組み部分をプラスチックで一体化成形して形成される複合容器など何れも使用することができる。
【0010】
前記飲み口用部材は、カップ型容器に密封包装され、ホットウォーマーなどで加熱された飲料等の内容物を飲用する際に、容器上部のフランジ部に熱接着された本発明の熱封緘性蓋材に突き刺して容器に装着し、飲み口用部材に口を付け、容器を傾けて内容物を飲用するものであり、そのためには、特に限定するものではないが、少なくとも中間部に円筒などの筒状部を有し、下部には蓋材に突き刺し可能な先端の尖った突き刺し部を有し、上部には口を付けるための樋状などの飲み口部を有する形状であることが好ましい。
このような飲み口用部材は、プラスチックの射出成形などにより容易に製造することができる。
【0011】
本発明の熱封緘性蓋材の熱接着性樹脂層は、被接着体の材質、即ち、カップ型容器のフランジ部の材質に応じて、適宜選択して使用することができる。例えば、カップ型容器のフランジ部がポリプロピレンで形成されている場合は、無延伸ポリプロピレン、またはポリプロピレン系共重合体、ポリプロピレン系ブレンド樹脂などを使用することができ、カップ型容器のフランジ部が高密度ポリエチレンなどポリエチレンで形成されている場合は、同様な無延伸のポリエチレンなどを使用することができる。また、カップ型容器のフランジ部がポリエステルで形成されている場合は、共重合ポリエステルなどのポリエステル系樹脂を使用することができる。
このような熱接着性樹脂層は、その厚みを、例えば100μmのように厚く形成する場合、多層共押し出しなどで形成してもよく、その場合には、直接カップ型容器に接して熱接着される層以外には、つなぎとしての機能があればよく、容器のフランジ部に対してそれほど熱接着性のよくない樹脂でも使用することができる。
【0012】
前記のような構成を採ることにより、本発明の熱封緘性蓋材は、少なくとも無延伸ナイロンフィルム層と熱接着性樹脂層とを含む積層フィルムで形成されているので、その熱接着性樹脂層により、カップ型容器のフランジ部に強固に熱接着できると共に、特にその基体となる無延伸ナイロンフィルム層が適度の伸びと弾性を有し、且つ耐引き裂き性に優れているので、カップ型容器のフランジ部に熱接着された熱封緘性蓋材に飲み口用部材を突き刺して、カップ型容器に装着した時、突き破られた蓋材の穴は、それ以上引き裂きなどにより広がることがなく、むしろ無延伸ナイロンフィルムの弾性により元の状態に戻る力が働き、飲み口用部材の外周にピッタリと密着するようになる。
従って、イージーピール性の蓋材のように、ホットウォーマーの加熱により熱接着部が剥がれることがなく、且つ、内容物を飲用する際に、カップ型容器を傾けても、飲み口用部材の外周と熱封緘性蓋材との間から内容物が漏れだすこともなく、安全に内容物を飲用することができる。
【0013】
請求項2に記載した発明は、前記積層フィルムが、ガスバリヤー層を含むことを特徴とする請求項1記載の熱封緘性蓋材からなる。
【0014】
カップ型容器に充填される内容物によっては、その保存性を高めるため容器のガスバリヤー性を向上させることが必要となる。その場合、容器の本体部と共に熱封緘性蓋材についてもガスバリヤー層を設けてガスバリヤー性を向上させることができる。
ガスバリヤー層としては、特に制約はないが、熱封緘性蓋材の弾性、耐引き裂き性など、前記飲み口用部材への密着性を損なわないものが好ましく、具体例として、エチレン・ビニルアルコール共重合体層(厚み15〜30μm)のほか、ポリ塩化ビニリデンの塗膜層(厚み2〜7μm程度)、この塗膜層は無延伸ナイロンフィルム層の内面などに塗布して設けてもよく、二軸延伸ポリプロピレンフィルムなど別の基材フィルムに塗布して積層してもよい。そして、アルミニウムなどの金属やアルミナ、シリカ、酸化亜鉛、酸化マグネシウムなどの無機酸化物をCVD法や、真空蒸着、イオンプレーティング、スパッタリングなどのPVD法で厚みが200〜1000Å程度になるように、2軸延伸ポリプロピレンフィルムなどの基材フィルムや、前記無延伸ナイロンフィルム上に蒸着して使用することができる。
【0015】
特に、前記無機酸化物の蒸着層は、前記いずれかの単独の層で形成してもよいが、複数の層で形成することにより一層優れたガスバリヤー性を得ることができる。また、このような無機酸化物の蒸着層は、その接着性を向上させ、或いは亀裂などの損傷を防止して優れたガスバリヤー性を有効に発揮させるため、その上下の面に接着性向上層、ガスバリヤー性向上層、保護層などの目的で、反応型アクリル系樹脂、ポリウレタン系樹脂、シランカップリング剤を含有させたアクリル系樹脂、金属アルコキシドを含有させた水溶性高分子、エチレン−ビニルアルコール共重合体などの樹脂層を設けることができる。
更に、アルミニウム箔などの金属箔も、例えば、厚みを12μm程度以下のように薄く設定することにより、熱封緘性蓋材の弾性や耐引き裂き性などの物性をそれほど損なうことがないので、良好に使用することができる。
【0016】
以上のようなガスバリヤー層を熱封緘性蓋材に設ける場合、その積層フィルムの最内層は熱接着性樹脂層に限定されるため、それ以外の層であればどこでもよく、例えば、無延伸ナイロンフィルム層と熱接着性樹脂層との間、または無延伸ナイロンフィルム層の外側に設けることができる。只、ガスバリヤー層が各種の蒸着層や塗膜層のように薄く傷つきやすいもの、或いは、エチレン・ビニルアルコール共重合体のように吸湿しやすいものの場合は、中間層に設けることが好ましい。
【0017】
このような構成を採ることにより、前記請求項1に記載した発明の作用効果に加えて、熱封緘性蓋材に優れたガスバリヤー性を付与することができるので、カップ型容器に充填される内容物の保存性を向上させることができる。
【0018】
請求項3に記載した発明は、前記積層フィルムの最外層に二軸延伸ポリプロピレンフィルムが積層されていることを特徴とする請求項1または2に記載の熱封緘性蓋材からなる。
【0019】
カップ型容器本体と共に、熱封緘性蓋材にも印刷加工が必要とされる場合が多く、前記無延伸ナイロンフィルム層の上に印刷することも可能ではあるが、伸縮性が大きいため、印刷のピッチ精度や見当精度にやや劣る問題がある。この点、二軸延伸ポリプロピレンフィルムは、多色輪転グラビア印刷でも安定して印刷することができ、且つ、熱封緘性蓋材に必要とされる飲み口用部材の突き刺し性や突き刺し部の耐引き裂き性などを低下させることも少ないため、安全に使用することができる。
【0020】
尚、前記ガスバリヤー層として、二軸延伸ポリプロピレンフィルムに無機酸化物の透明蒸着層を設けたフィルムを使用する場合は、これを最外層に用いて、透明蒸着層が内側になるようにして、透明蒸着層の上に裏刷り形式で印刷加工を施して積層することもできる。
因みに前記最外層に二軸延伸ナイロンフィルムや二軸延伸ポリエチレンテレフタレートフィルムを使用した場合は、印刷は何れも良好に行えるが、二軸延伸ナイロンフィルムは突き刺し強度が強いため飲み口用部材の突き刺しが難しくなり、また、二軸延伸ポリエチレンテレフタレートフィルムの場合は耐引き裂き性が低下するため好ましくない。
【0021】
従って、前記のような構成を採ることにより、請求項1または2に記載した発明の作用効果に加えて、最外層の二軸延伸ポリプロピレンフィルムの内面に絵柄や飲み口用部材の突き刺し位置など必要な表示事項を精度よく印刷することができるので、意匠性を向上できると同時に、使用方法の間違いなどをなくすことができる。
【0022】
請求項4に記載した発明は、カップ型インモールドラベル容器の蓋材である請求項1乃至3のいずれかに記載の熱封緘性蓋材である。
【0023】
本発明の熱封緘性蓋材を使用するカップ型容器としては、前述したように、プラスチックの成形容器のほか、インモールドラベル容器、或いは、厚紙などを基材とし、その両面にプラスチックフィルムなどを積層した積層体で周囲の壁面および底面を形成するブランク板を作製し、それを成形金型内に挿入して、射出成形により上部の口縁部およびフランジ部、胴部の接合部、底部の周囲および脚部などの骨組み部分をプラスチックで一体化成形して形成される複合容器など何れも使用可能であるが、特に、カップ型インモールドラベル容器は、機械的強度に優れると共に、印刷などの装飾加工やガスバリヤー性の付与などをラベルに加工できるため生産性がよく、比較的低コストで性能および意匠性に一層優れたカップ型容器を製造することができる。
【0024】
従って、前記のような構成を採ることにより、請求項1乃至3のいずれかに記載した発明の作用効果に加えて、熱封緘性蓋材を含めたカップ型容器全体を、総合的に性能および意匠性に優れたものにすることができる。
【0025】
【発明の実施の形態】
以下に、図面を用いて本発明の熱封緘性蓋材の実施の形態について説明する。但し、本発明は、その要旨を超えない限り、これらの図面に限定されるものではない。
図1〜図5は、それぞれ本発明の熱封緘性蓋材の一実施例の構成を示す模式断面図である。
また、図6は、本発明の熱封緘性蓋材に適用する飲み口用部材の一例の構成を示す図であり、(イ)は上面図、(ロ)は側面図、(ハ)は側面から見た中央部の断面図である。
図7は、図6に示した飲み口用部材を、カップ型容器の口部に熱接着された本発明の熱封緘性蓋材に突き刺して装着した状態を示す側面から見た中央部の断面図である。
【0026】
図1は、本発明の熱封緘性蓋材の第1の実施例の構成を示す模式断面図であり、図1に示した熱封緘性蓋材100は、外側(図において上側)に無延伸ナイロンフィルム層1を用い、その内側に熱接着性樹脂層2を積層して構成したものである。
熱接着性樹脂層2は、被接着体の材質、具体的にはカップ型容器の開口部に設けられたフランジ部の材質に応じて選定されるものであり、その内容は先に説明したので重複を避けるため、ここでは説明を省略する。この点は以下の図2〜図5に示した熱封緘性蓋材200〜500においても同様である。
【0027】
このような構成の熱封緘性蓋材100は、多層インフレーション成形法または多層共押し出し成形法によりフィルム状に製膜できるほか、別々にフィルム状に製膜された無延伸ナイロンフィルム層1と熱接着性樹脂層2のフィルムとをドライラミネーション法で二液硬化型ポリウレタン系などの接着剤を用いて貼り合わせてもよく、また、フィルム状に製膜された無延伸ナイロンフィルム層1の内面に熱接着性樹脂層2を押し出しコートして積層することもできる。
図には示していないが、無延伸ナイロンフィルム層1と熱接着性樹脂層2の間には、必要に応じて、接着剤または熱接着性樹脂などの接着層を設けることができる。また、熱封緘性蓋材100に絵柄などの印刷加工を施す場合は、無延伸ナイロンフィルム層1の外面または内面に印刷することができる。
【0028】
このような構成を採ることにより、熱封緘性蓋材100は、内側の熱接着性樹脂層2によりカップ型容器開口部のフランジ部に強固に熱接着できるので、密封性がよく、各種飲料などの内容物を充填シールしたカップ型容器をホットウォーマーなどで加熱しても剥がれることがなくなる。
また、充填された内容物を飲用する際には、熱封緘性蓋材100に飲み口用部材を突き刺してカップ型容器に装着することにより、熱封緘性蓋材100の基体の無延伸ナイロンフィルム層1が適度の伸びと弾性を有し、且つ耐引き裂き性に優れているので、突き破られた熱封緘性蓋材100は、その穴が広がることがなく、飲み口用部材の外周にピッタリと密着する。従って、飲み口用部材に口を付けてカップ型容器を傾けることにより、内容物が飲み口用部材の外周から漏れだすこともなく、飲み口用部材を介して内容物を安全に飲用することができる。
【0029】
図2は、本発明の熱封緘性蓋材の第2の実施例の構成を示す模式断面図であり、図2に示した熱封緘性蓋材200は、外側(図において上側)から、無延伸ナイロンフィルム層1、ガスバリヤー層3、熱接着性樹脂層2を順に積層して構成したものである。
【0030】
上記の構成において、ガスバリヤー層3の内容に関しては、先に説明したので重複を避けるため、ここでは説明を省略する。
このような構成を採ることにより、熱封緘性蓋材200は、前記図1に示した熱封緘性蓋材100の構成に対して、中間層にガスバリヤー層3が追加積層されているので、図1に示した熱封緘性蓋材100で説明した作用効果に加えて、ガスバリヤー性が付与され、カップ型容器に充填される内容物の保存性を向上させることができる。
【0031】
図3は、本発明の熱封緘性蓋材の第3の実施例の構成を示す模式断面図であり、図3に示した熱封緘性蓋材300は、外側(図において上側)から、二軸延伸ポリプロピレンフィルム層4、無延伸ナイロンフィルム層1、熱接着性樹脂層2を順に積層して構成したものである。
【0032】
このような構成を採ることにより、熱封緘性蓋材300は、前記図1に示した熱封緘性蓋材100の構成に対して、無延伸ナイロンフィルム層1の外側に最外層として、二軸延伸ポリプロピレンフィルム層4が追加積層されているので、図1に示した熱封緘性蓋材100で説明した作用効果に加えて、熱封緘性蓋材300に絵柄や飲み口用部材の突き刺し位置などの表示事項を印刷する場合でも、例えば、二軸延伸ポリプロピレンフィルム層4の内面に裏刷り形式で印刷しておいて、無延伸ナイロンフィルム層1に貼り合わせることができ、印刷のピッチや見当精度を向上させることができる。また、二軸延伸ポリプロピレンフィルムは水蒸気のバリヤー性にも優れているので内容物の外部への蒸散も防止することができ、内容物の保存性を向上させることができる。
【0033】
図4は、本発明の熱封緘性蓋材の第4の実施例の構成を示す模式断面図であり、図4に示した熱封緘性蓋材400は、外側(図において上側)から、二軸延伸ポリプロピレンフィルム層4、無延伸ナイロンフィルム層1、ガスバリヤー層3、熱接着性樹脂層2を順に積層して構成したものである。
【0034】
上記の構成は、前記図3に示した熱封緘性蓋材300の構成に対して、中間層の無延伸ナイロンフィルム層1と最内層の熱接着性樹脂層2の間にガスバリヤー層3を追加積層して構成したものである。
従って、このような構成を採ることにより、前記図3に示した熱封緘性蓋材300で説明した作用効果に加えて、ガスバリヤー性が高められるので、内容物の保存性を一層向上させることができる。
【0035】
図5は、本発明の熱封緘性蓋材の第5の実施例の構成を示す模式断面図であり、図5に示した熱封緘性蓋材500は、外側(図において上側)から、二軸延伸ポリプロピレンフィルム層4、ガスバリヤー層3、無延伸ナイロンフィルム層1、熱接着性樹脂層2を順に積層して構成したものである。
【0036】
上記の構成は、前記図4に示した熱封緘性蓋材400の構成において、ガスバリヤー層3の積層位置を、無延伸ナイロンフィルム層1と最内層の熱接着性樹脂層2の間から、最外層の二軸延伸ポリプロピレンフィルム層4と無延伸ナイロンフィルム層1の間に変更して積層して構成したものである。
このような構成を採った場合も、基本的には前記図4に示した構成の熱封緘性蓋材400と同様な作用効果を得ることができる。
只、ガスバリヤー層3として、エチレン・ビニルアルコール共重合体のように吸湿によりそのガスバリヤー性能が低下するものを用いた場合は、特に、内容物が各種飲料のように水分の多いものの場合、ガスバリヤー層3は、図4に示した熱封緘性蓋材400のように最内層の熱接着性樹脂層2のすぐ外側の位置よりも、図5に示した熱封緘性蓋材500のように、最外層の二軸延伸ポリプロピレンフィルム層4と無延伸ナイロンフィルム層1との間の位置、即ち、内容物から離れた位置に積層することが、吸湿の危険性を少なくできる点でより好ましい。
【0037】
以上のような熱封緘性蓋材の厚みは、カップ型容器の容量によっても異なるため一律ではないが、総厚で60〜160μmの範囲が好ましく、80〜140μmの範囲が更に好ましい。
総厚みが60μm未満の場合は、蓋材としての強度が不足し、総厚みが160μmを超える場合は、強度が強すぎて飲み口用部材の突き刺し性が低下するため好ましくない。
熱封緘性蓋材の各層の厚みについては、無延伸ナイロンフィルム層は15〜35μmの範囲が好ましく、熱接着性樹脂層は40〜120μmの範囲が好ましい。また、ガスバリヤー層は、その材質にもよるが各種蒸着層や塗膜層で二軸延伸ポリプロピレンフィルムなど別の基材フィルムに設けて積層する場合は、基材フィルムを含めて30μm以下であることが好ましい。
最外層に印刷などの目的で積層する二軸延伸ポリプロピレンフィルムは、印刷可能な範囲で薄いことが好ましく、20〜30μm程度の厚みが適当である。
【0038】
次に、図6は、本発明の熱封緘性蓋材に突き刺して使用する飲み口用部材の一例の構成を示す図であり、(イ)は、その上面図、(ロ)は側面図、(ハ)は側面から見た中央部の断面図である。
図6に示した飲み口用部材50は、上部の開口部にフランジ部が設けられたテーパー付きカップ型容器に内容物を充填し、そのフランジ部に本発明の熱封緘性蓋材を熱接着して密封した後、ホットウォーマーなどで加熱された内容物を飲用する際に、カップ型容器の上側部に接するように蓋材に突き刺してカップ型容器に装着して使用するものであり、図6の(ロ)、(ハ)に示すように中間部にカップ型容器と同様なテーパーの付いた円筒形の筒状部10を有し、その下側に先端の尖った横断面が十字形〔(イ)の上面図参照〕の突き刺し部11が設けられると共に、その上部には突き破られた蓋材がピッタリと密着するように滑らかな密着周壁部13を有し、その上に飲み口用部材50の沈み込みを防止するフランジ状のストッパー14が設けられ、また、フランジ状のストッパー14の外周の一部には、カップ型容器のフランジ部に嵌め込んで飲み口用部材50を係止する係止部15が、ストッパー14の一部を延長し、且つ下方に折れ曲がる形状に設けられ、更に、筒状部10の上側のストッパー14の上の係止部15を設けた側には、上方に伸びる樋状の飲み口部16が設けられ、また、筒状部10の周壁のうち、前記係止部15および飲み口部16が設けられた側の密着周壁部13の下側には、内容物を筒状部10に流入させ飲み口部16に導くための流入口12が設けられて構成されている。
【0039】
前記突き刺し部11の形状は、先端部が尖った形状を有し、熱封緘性蓋材に突き刺して飲み口用部材50を装着できればよく、前記の形状のほか、例えば、筒状部10の下側を斜めにカットした形状、或いは、その先端を更に削って鋭くした形状など、熱封緘性蓋材の積層構成と厚みに応じて適宜に設計することができる。
また、このような飲み口用部材50は、プラスチックの射出成形により容易に製造することができ、その材質に関しても、適度の固さがあり、且つ衛生上問題のないものであれば何でもよく、例えば、ポリプロピレン、高密度ポリエチレン、ポリエステルのほか、ポリスチレン系樹脂など適宜に選定して使用することができる。
【0040】
図7は、前記図6に示した飲み口用部材を、カップ型容器の口部に熱接着された本発明の熱封緘性蓋材に突き刺して装着した状態を示す側面から見た中央部の断面図であり、カップ型容器60に各種飲料などの内容物(図示せず)を充填した後、その上部の開口部外周に設けられたフランジ部17に、本発明の熱封緘性蓋材、即ち、前記図1〜図5に示したような構成の熱封緘性蓋材100〜500を熱接着して密封し、ホットウォーマーなどで加熱された内容物の飲用に際して、容器に添付された前記図6に示した飲み口用部材50を、カップ型容器60の上部側壁に沿うように熱封緘性蓋材100〜500に、そのストッパー14が熱封緘性蓋材100〜500に接する位置まで突き刺して差し込み、カップ型容器60のフランジ部17に飲み口用部材50の係止部15を嵌め込むことにより、飲み口用部材50は、カップ型容器60の上部の端部に飲み口部16が外側になるように係止され、カップ型容器60に装着することができる。
この時、熱封緘性蓋材100〜500は、適度の伸びと弾性を有し、且つ耐引き裂き性にも優れているので、突き破られた熱封緘性蓋材100〜300の穴は、広がることがなく、飲み口用部材50の前記密着周壁部13〔図6の(ロ)に図示〕にピッタリと密着して、カップ型容器60を傾けても、飲み口用部材50の外周から内容物が漏れだすことがなく、飲み口部16を介して内容物を安全に飲用することができる。
【0041】
前記カップ型容器60としては、前述したように、例えば、高密度ポリエチレンやポリプロピレンなどのプラスチックの成形容器のほか、インモールドラベル容器、或いは、厚紙などを基材とし、その両面にプラスチックフィルムなどを積層した積層体で周囲の壁面および底面を形成するブランク板を作製し、それを成形金型内に挿入して、射出成形により上部の口縁部およびフランジ部、胴部の接合部、底部の周囲および脚部などの骨組み部分をプラスチックで一体化成形して形成される複合容器など何れも使用することができる。
【0042】
また、飲み口用部材50をカップ型容器60に添付する方法は、例えば、袋詰めした飲み口用部材50を容器60の側壁などに貼り付けてもよく、また、内容物が充填され、熱封緘性蓋材100〜500が熱接着されたカップ型容器60には、通常、突き刺し面の衛生性の点から、外キャップ(図示せず)が設けられるので、熱封緘性蓋材100〜500と外キャップとの間にスペースを設けて、そこに飲み口用部材50を収納するようにすることもできる。
【0043】
【実施例】
以下に、具体的な実施例と比較例を挙げて本発明を更に詳細に説明する。
(実施例1)
無延伸ナイロンフィルム(厚み25μm)と熱接着性樹脂層の無延伸ポリプロピレンフィルム(厚み65μm)とを二液硬化型ポリウレタン系接着剤を用いてドライラミネーション法で貼り合わせて実施例1の熱封緘性蓋材を作製した。
尚、無延伸ナイロンフィルムおよび無延伸ポリプロピレンフィルムの貼り合わせ面は、いずれもコロナ放電処理を施したものである。
【0044】
(実施例2)
外側から無延伸ナイロンフィルム(厚み25μm)、エチレン・ビニルアルコール共重合体フィルム(厚み25μm)、無延伸ポリプロピレンフィルム(厚み50μm)をこの順にそれぞれ二液硬化型ポリウレタン系接着剤を用いてドライラミネーション法で貼り合わせて実施例2の熱封緘性蓋材を作製した。
この場合も無延伸ナイロンフィルムおよび無延伸ポリプロピレンフィルムの貼り合わせ面には、それぞれコロナ放電処理を施したものである。
【0045】
(実施例3)
外側から内面に多色印刷加工を施した二軸延伸ポリプロピレンフィルム(厚み20μm)、アルミニウム箔(厚み7μm)、無延伸ナイロンフィルム(厚み25μm)、無延伸ポリプロピレンフィルム(厚み60μm)をこの順にそれぞれ二液硬化型ポリウレタン系接着剤を用いてドライラミネーション法で貼り合わせて実施例3の熱封緘性蓋材を作製した。
【0046】
(実施例4)
内面にポリ塩化ビニリデンの塗膜層(厚み3μm)を設け、その上に多色印刷加工を施した無延伸ナイロンフィルム(厚み25μm)と熱接着性樹脂層の無延伸ポリプロピレンフィルム(厚み65μm)とを、その印刷加工面を内側に向けて、二液硬化型ポリウレタン系接着剤を用いてドライラミネーション法で貼り合わせて実施例4の熱封緘性蓋材を作製した。
【0047】
(比較例1)
前記実施例3の熱封緘性蓋材の構成において、中間層の無延伸ナイロンフィルム(厚み25μm)のみを二軸延伸ナイロンフィルム(厚み25μm)に変更して貼り合わせた他は全て実施例3と同様に加工して比較例1の熱封緘性蓋材を作製した。
【0048】
(試験および結果)
以上のように作製した実施例1〜4および比較例1の熱封緘性蓋材を試料として、ポリプロピレンを射出成形して作製した容量200mlのカップ型インモールドラベル容器に、内容物としてコーヒー飲料を充填し、そのフランジ部に各試料の熱封緘性蓋材を熱接着して密封した後、ホットウォーマーで加熱し、次いで、それぞれの熱封緘性蓋材に前記図6に示した形状のポリプロピレン製の飲み口用部材を突き刺して容器に装着したところ、実施例1〜4の熱封緘性蓋材は、いずれも容易に突き刺して装着することができ、且つ熱封緘性蓋材が飲み口用部材の外周にピッタリと密着し、容器を傾けても飲み口用部材の外周から内容物が漏れだすことがなく、その飲み口部から内容物を安全に飲用することができた。
これに対して、比較例1の熱封緘性蓋材は、中間層に無延伸ナイロンフィルム(厚み25μm)に代えて、二軸延伸ナイロンフィルム(厚み25μm)を用いているので、突き刺し強度が非常に強く、飲み口用部材の突き刺し自体が難しい上、無理に突き刺すと熱封緘性蓋材が引き裂かれて穴が広がり、飲み口用部材に対する密着性も悪く、容器を傾けると飲み口用部材の外周から内容物が漏れだして、飲み口部から安全に飲用することができなかった。
【0049】
【発明の効果】
以上、詳しく説明したように、本発明によれば、カップ型容器に用いる熱封緘性蓋材であって、各種飲料などの内容物を充填シールしたカップ型容器を販売時にホットウォーマーなどで加熱しても、蓋材が剥がれることがなく、且つ、内容物を飲用する際には、容器に添付された飲み口用部材を蓋材に容易に且つタイトに突き刺してカップ型容器に装着でき、その飲み口用部材に口を付けてカップ型容器を傾けることにより、暖められた内容物を空気を介在させながら、徐々に且つ安全に飲用できるようにした熱封緘性蓋材を生産性よく提供できる効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の熱封緘性蓋材の第1の実施例の構成を示す模式断面図である。
【図2】本発明の熱封緘性蓋材の第2の実施例の構成を示す模式断面図である。
【図3】本発明の熱封緘性蓋材の第3の実施例の構成を示す模式断面図である。
【図4】本発明の熱封緘性蓋材の第4の実施例の構成を示す模式断面図である。
【図5】本発明の熱封緘性蓋材の第5の実施例の構成を示す模式断面図である。
【図6】飲み口用部材の一例の構成を示す図であり、(イ)は上面図、(ロ)は側面図、(ハ)は側面から見た中央部の断面図である。
【図7】図6に示した飲み口用部材を、カップ型容器の口部に熱接着された本発明の熱封緘性蓋材に突き刺して装着した状態を示す側面から見た中央部の断面図である。
【符号の説明】
1 無延伸ナイロンフィルム層
2 熱接着性樹脂層
3 ガスバリヤー層
4 二軸延伸ポリプロピレンフィルム層
10 筒状部
11 突き刺し部
12 流入口
13 密着周壁部
14 ストッパー
15 係止部
16 飲み口部
17 フランジ部
50 飲み口用部材
60 カップ型容器
100、200、300、400、500 熱封緘性蓋材

Claims (4)

  1. カップ型容器に用いる熱封緘性蓋材であって、該蓋材が、少なくとも無延伸ナイロンフィルム層と熱接着性樹脂層とを含む積層フィルムで形成され、飲み口用部材がタイトに突き刺し装着可能とされていることを特徴とする熱封緘性蓋材。
  2. 前記積層フィルムが、ガスバリヤー層を含むことを特徴とする請求項1記載の熱封緘性蓋材。
  3. 前記積層フィルムの最外層に二軸延伸ポリプロピレンフィルムが積層されていることを特徴とする請求項1または2に記載の熱封緘性蓋材。
  4. カップ型インモールドラベル容器の蓋材である請求項1乃至3のいずれかに記載の熱封緘性蓋材。
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Cited By (5)

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